JPH0346498B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0346498B2 JPH0346498B2 JP57075685A JP7568582A JPH0346498B2 JP H0346498 B2 JPH0346498 B2 JP H0346498B2 JP 57075685 A JP57075685 A JP 57075685A JP 7568582 A JP7568582 A JP 7568582A JP H0346498 B2 JPH0346498 B2 JP H0346498B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicone rubber
- water
- weight
- parts
- block copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、シリコーンゴム配合物に関する。更
に詳しくは、耐水性(耐水蒸気性)にすぐれたシ
リコーンゴム配合物に関する。 シリコーンゴムは、(1)ジオルガノポリシロキサ
ンに充填剤および可塑剤を配合したゴムコンパウ
ンドを基本材料として、これにベンゾイルパーオ
キサイド、ジ第3ブチルパーオキサイドのような
有機過酸化物を架橋剤として配合し、これらから
なる配合物を通常120〜180℃で加熱硬化させるタ
イプのもの、(2)Si−CH−CH2結合含有オルガノ
ポリシロキサン、Si−H結合含有オルガノポリシ
ロキサンまたはシラン、充填剤および塩化白金
酸、塩化白金酸ナトリウムのような白金化合物の
如き硬化用触媒からなる配合物を50〜200℃で付
加硬化させるタイプのものなどがあり、これらの
異なつたタイプのシリコーンゴムは、既に周知の
ものであり、広い用途分野に応用されている。 このようなシリコーンゴムは、耐水性(耐水蒸
気性)の点で劣る欠点を有しており、かかる欠点
を改善するために、従来からシリコーンゴム自体
の架橋密度を向上させる方法、シリコーンゴム用
充填剤を疎水性化したものあるいは親水性基を有
しない充填剤を配合する方法などが、単独である
いはそれらの方法を組合せて対応してきた。 しかしながら、このような対応の仕方にも問題
があり、即ち充填剤の種類に限度があり、廉価な
充填剤を使用することができず、また工程がより
煩雑となるためシリコーンゴムが高価になるのを
避けることができず、また長期的な耐水性に欠
け、次第に軟化劣化などを生じ、ゴム状弾性を失
なうようになるなどの問題点を有している。 本発明者らは、かかる問題点を提起することな
く、シリコーンゴムの耐水性(耐水蒸気性)を改
善せしめる方法について種々検討の結果、シリコ
ーンゴムに吸水性のビニルアルコール−アクリル
酸(塩)ブロツク共重合体を配合することによ
り、この課題が有効に解決し得ることを見出し
た。従つて、本発明は、シリコーンゴムに熱的に
安定な吸水性樹脂を配合してなるシリコーンゴム
配合物を提供する。 かかる吸水性のブロツク共重合体は、構造的に
強固で、熱的には150〜180℃程度迄安定で、かつ
一旦吸水したものは持続的に離水しない吸水耐久
性を有している。吸水性のブロツク共重合体は、
一般に粉末の状態でシリコーンゴムにブレンドさ
れ、その割合はシリコーンゴム100重量部当り約
0.1〜20重量部、好ましくは約1〜10重量部の範
囲で用いられる。これ以下の配合割合では、所期
の配合目的が達せられず、一方これ以上用いる
と、ゴムの物性(引張強さ、伸びなど)が極端に
低下するようになり、いずれも好ましくない。 このように、本発明においては、シリコーンゴ
ムに熱的に安定な吸水性樹脂を配合するという非
常に簡単な操作で、耐水性(耐水蒸気性)にすぐ
れたシリコーンゴム配合物を廉価に調製すること
ができる。そして、かかるシリコーンゴム配合物
は、従来は使用範囲が限られていたシリンダーラ
イナー用パツキンなど耐水性を必要とする用途に
も有効に使用することができる。 次に、実施例について本発明の効果を説明す
る。 実施例 1 加熱硬化型シリコーンゴム(東芝シリコーン製
品TSE220−7U)100重量部に、ビニルアルコー
ル−アクリル酸(塩)ブロツク共重合体(住友化
学製品スミカゲル5S)5重量部および加硫剤と
しての有機過酸化物(日本油脂製品パーヘキサ
25B)1重量部を配合し、この配合物を165℃で
10分間加熱加硫し、シリコーンゴム試験片(テス
トピース ブロツク)を作成した。 このシリコーンゴム試験片について、硬さ、引
張り強さおよび伸びを測定すると共に、JIS K−
6301の方法に準じて、150℃の空気中、100℃およ
び150℃の水蒸気中での圧縮永久歪(100時間)を
測定した。 比較例 1 実施例1において、吸水性のブロツク共重合体
を用いずに、シリコーンゴム試験片を作成した。 比較例 2 実施例1において、耐水性(耐水蒸気性)にす
ぐれているといわれている別の加熱硬化型シリコ
ーンゴム(信越化学製品KE772U)が用いられ、
吸水性のブロツク共重合体は用いられなかつた。 実施例 2 実施例1において、加熱硬化型シリコーンゴム
100重量部の代りに、付加硬化型シリコーンゴム
(信越化学製品KE1937A)50重量部および同(信
越化学製品KE1937B)50重量部が用いられ、ま
た有機過酸化物は用いられなかつた。 比較例 3 実施例2において、吸水性のブロツク共重合体
が用いられなかつた。 以上の各実施例および比較例で測定された諸物
性値は、次の表に示される。 【表】
に詳しくは、耐水性(耐水蒸気性)にすぐれたシ
リコーンゴム配合物に関する。 シリコーンゴムは、(1)ジオルガノポリシロキサ
ンに充填剤および可塑剤を配合したゴムコンパウ
ンドを基本材料として、これにベンゾイルパーオ
キサイド、ジ第3ブチルパーオキサイドのような
有機過酸化物を架橋剤として配合し、これらから
なる配合物を通常120〜180℃で加熱硬化させるタ
イプのもの、(2)Si−CH−CH2結合含有オルガノ
ポリシロキサン、Si−H結合含有オルガノポリシ
ロキサンまたはシラン、充填剤および塩化白金
酸、塩化白金酸ナトリウムのような白金化合物の
如き硬化用触媒からなる配合物を50〜200℃で付
加硬化させるタイプのものなどがあり、これらの
異なつたタイプのシリコーンゴムは、既に周知の
ものであり、広い用途分野に応用されている。 このようなシリコーンゴムは、耐水性(耐水蒸
気性)の点で劣る欠点を有しており、かかる欠点
を改善するために、従来からシリコーンゴム自体
の架橋密度を向上させる方法、シリコーンゴム用
充填剤を疎水性化したものあるいは親水性基を有
しない充填剤を配合する方法などが、単独である
いはそれらの方法を組合せて対応してきた。 しかしながら、このような対応の仕方にも問題
があり、即ち充填剤の種類に限度があり、廉価な
充填剤を使用することができず、また工程がより
煩雑となるためシリコーンゴムが高価になるのを
避けることができず、また長期的な耐水性に欠
け、次第に軟化劣化などを生じ、ゴム状弾性を失
なうようになるなどの問題点を有している。 本発明者らは、かかる問題点を提起することな
く、シリコーンゴムの耐水性(耐水蒸気性)を改
善せしめる方法について種々検討の結果、シリコ
ーンゴムに吸水性のビニルアルコール−アクリル
酸(塩)ブロツク共重合体を配合することによ
り、この課題が有効に解決し得ることを見出し
た。従つて、本発明は、シリコーンゴムに熱的に
安定な吸水性樹脂を配合してなるシリコーンゴム
配合物を提供する。 かかる吸水性のブロツク共重合体は、構造的に
強固で、熱的には150〜180℃程度迄安定で、かつ
一旦吸水したものは持続的に離水しない吸水耐久
性を有している。吸水性のブロツク共重合体は、
一般に粉末の状態でシリコーンゴムにブレンドさ
れ、その割合はシリコーンゴム100重量部当り約
0.1〜20重量部、好ましくは約1〜10重量部の範
囲で用いられる。これ以下の配合割合では、所期
の配合目的が達せられず、一方これ以上用いる
と、ゴムの物性(引張強さ、伸びなど)が極端に
低下するようになり、いずれも好ましくない。 このように、本発明においては、シリコーンゴ
ムに熱的に安定な吸水性樹脂を配合するという非
常に簡単な操作で、耐水性(耐水蒸気性)にすぐ
れたシリコーンゴム配合物を廉価に調製すること
ができる。そして、かかるシリコーンゴム配合物
は、従来は使用範囲が限られていたシリンダーラ
イナー用パツキンなど耐水性を必要とする用途に
も有効に使用することができる。 次に、実施例について本発明の効果を説明す
る。 実施例 1 加熱硬化型シリコーンゴム(東芝シリコーン製
品TSE220−7U)100重量部に、ビニルアルコー
ル−アクリル酸(塩)ブロツク共重合体(住友化
学製品スミカゲル5S)5重量部および加硫剤と
しての有機過酸化物(日本油脂製品パーヘキサ
25B)1重量部を配合し、この配合物を165℃で
10分間加熱加硫し、シリコーンゴム試験片(テス
トピース ブロツク)を作成した。 このシリコーンゴム試験片について、硬さ、引
張り強さおよび伸びを測定すると共に、JIS K−
6301の方法に準じて、150℃の空気中、100℃およ
び150℃の水蒸気中での圧縮永久歪(100時間)を
測定した。 比較例 1 実施例1において、吸水性のブロツク共重合体
を用いずに、シリコーンゴム試験片を作成した。 比較例 2 実施例1において、耐水性(耐水蒸気性)にす
ぐれているといわれている別の加熱硬化型シリコ
ーンゴム(信越化学製品KE772U)が用いられ、
吸水性のブロツク共重合体は用いられなかつた。 実施例 2 実施例1において、加熱硬化型シリコーンゴム
100重量部の代りに、付加硬化型シリコーンゴム
(信越化学製品KE1937A)50重量部および同(信
越化学製品KE1937B)50重量部が用いられ、ま
た有機過酸化物は用いられなかつた。 比較例 3 実施例2において、吸水性のブロツク共重合体
が用いられなかつた。 以上の各実施例および比較例で測定された諸物
性値は、次の表に示される。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリコーンゴム100重量部に対し吸水性のビ
ニルアルコール−アクリル酸(塩)ブロツク共重
合体を0.1〜20重量部配合してなるシリコーンゴ
ム配合物。 2 耐水性(耐水蒸気性)パツキンの成形に用い
られる特許請求の範囲第1項記載のシリコーンゴ
ム配合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7568582A JPS5978258A (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | シリコ−ンゴム配合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7568582A JPS5978258A (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | シリコ−ンゴム配合物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5978258A JPS5978258A (ja) | 1984-05-07 |
| JPH0346498B2 true JPH0346498B2 (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=13583289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7568582A Granted JPS5978258A (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | シリコ−ンゴム配合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5978258A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62174259A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-07-31 | Toshiba Silicone Co Ltd | ポリオルガノシロキサン組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5637265B2 (ja) * | 1973-11-22 | 1981-08-29 | ||
| GB1480880A (en) * | 1974-05-06 | 1977-07-27 | Bausch & Lomb | Shaped body of a simultaneously interpenetrating network polymer and method of preparing same |
-
1982
- 1982-05-06 JP JP7568582A patent/JPS5978258A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5978258A (ja) | 1984-05-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3734858B2 (ja) | フルオロカーボンゴム基剤組成物およびそれを含む硬化フルオロカーボンゴム組成物 | |
| JPS6054991B2 (ja) | オルガノポリシロキサン組成物 | |
| JP2897098B2 (ja) | シリコーンゴム組成物 | |
| EP0238873B1 (en) | Heat-vulcanizing organopolysiloxane composition | |
| JPH08239577A (ja) | 抗菌性シリコーンゴム組成物 | |
| EP0636663A2 (en) | Blends of fluoroorganic and organosiloxane rubbers | |
| JPH06128487A (ja) | 高強度弾性乾燥剤 | |
| JPH07149987A (ja) | ゴム組成物 | |
| JPH0346498B2 (ja) | ||
| JPH0572933B2 (ja) | ||
| JP2700256B2 (ja) | 硬化性樹脂組成物 | |
| JPH0873742A (ja) | 抗菌性シリコーンゴム組成物 | |
| JPS6157868B2 (ja) | ||
| JP6864651B2 (ja) | シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム部品 | |
| JPH04154855A (ja) | オレフィン系ゴムの製造方法 | |
| JPH07292255A (ja) | シリコーンゴム組成物 | |
| JPH0473462B2 (ja) | ||
| JP3105917B2 (ja) | 加熱硬化性オルガノポリシロキサン組成物 | |
| JPH01203467A (ja) | フルオロシリコーンゴム組成物 | |
| JPH05271550A (ja) | 含フッ素シリコーンゴム組成物 | |
| JPH0873682A (ja) | 架橋ブチルゴム組成物 | |
| JP2965818B2 (ja) | 建築ガスケット用シリコーンゴム組成物 | |
| JPH0491166A (ja) | シリコーンゴム組成物 | |
| JP2738798B2 (ja) | シリコーンゴム組成物 | |
| JPH04353563A (ja) | シリコーンゴム組成物 |