JPH0346720Y2 - - Google Patents

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JPH0346720Y2
JPH0346720Y2 JP19338186U JP19338186U JPH0346720Y2 JP H0346720 Y2 JPH0346720 Y2 JP H0346720Y2 JP 19338186 U JP19338186 U JP 19338186U JP 19338186 U JP19338186 U JP 19338186U JP H0346720 Y2 JPH0346720 Y2 JP H0346720Y2
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base
nozzle
cam
temperature
opening
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、ベースの温度によつてタンク本体の
ノズルより滴下する水を制御するスチームアイロ
ンに関する。
(ロ) 従来の技術 従来、滴下式のスチームアイロンに於いては、
ベースの温度が低く気化能力が小さい、若くは皆
無の時、または不使用時にタンク内に水を残した
まま水平に放置すると、スチーム孔から水が漏洩
して布や衣類または敷物を濡らしたり、ベースを
発錆させたりする虞れがあつた。この対策とし
て、種々の発明、考案がなされているが、その中
で例えば実公昭60−79号公報に示されているもの
は、タンク内の水を滴下ノズルを介して気化室へ
供給する水通路にこの通路を開閉する開閉装置を
設け、この開閉装置をベースの熱によつて反転動
作する熱応動部材により操作する様にしている。
しかし、この開閉装置は、水漏れ防止のために水
密性を要し、又ベースからの熱を直接受けるため
耐熱性を要することになり、その構成が複雑にな
ると共に高価な部品を必要とするものであつた。
又、前記開閉装置とノズルとの間に水が残りやす
く、水による腐食、劣化又は水アカによる目づま
り等の故障が生じる虞れがあつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記の欠点を考慮して、簡単な構成で
タンク本体のノズルより滴下する水を制御できる
と共に故障のないスチームアイロンを提供するも
のである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案のスチームアイロンは、ベースの熱によ
つて反転動作する熱応動部材に連係され該熱応動
部材の動作に基づいて、ノズルを開閉する開閉杆
を操作する操作ボタンの動作状態を保持するか否
かを選択する保持装置を有したものである。
(ホ) 作 用 本考案は、上記の如く構成したものであるか
ら、ベースの温度が気化可能温度に達した時、熱
応動部材が反転するよう設定すると、気化可能温
度までは、操作ボタンを操作してノズルを開いて
も操作ボタンの操作を停止すればこの操作ボタン
は基の状態に復帰する。そして、気化可能温度に
達した後は、操作ボタンを操作してノズルを開け
ば操作を停止しても操作ボタンの状態は変わらず
保持されるものである。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。1
は、ヒーター2を埋設したベースで、複数の凹所
を形成し、そしてこの夫々の凹所をベース蓋3に
より覆うことでスチーム孔4に連通する気化室5
と後述するバイメタル板11を収納する収納室6
を形成している。7は前記ベース蓋3に設けられ
前記気化室5に連通する可撓性のパツキング、8
は該パツキングを上面に臨ませる如く前記ベース
1の上方に設けた断熱板、9は、該断熱板の上面
に設けた基台で、握り部10を有している。11
は、前記ベース1の収納室6内に収納したバイメ
タル板、(熱応動部材)で、ベース1の温度が気
化可能温度に達した時、)状態から(状態に反転
するように設定されている。12は、下端を前記
バイメタル板11に連係し、上端を基台9の前面
上部に設けた凹部13内に突出せしめた作動杆、
14は前記断熱板8の上面と基台9の前面間に着
脱自在に配置したタンクで、以下に詳述する。
15は、底部に前記パツキング7に密着して水
を前記気化室5内に滴下するノズル16を設けた
タンク本体で、前面に注水口17を有し、そして
この注水口を上下スライド動作の蓋18により閉
塞自在にされている。19は、一端で前記ノズル
16を開閉し、他端を前記タンク本体15の上面
より突出せしめた開閉杆で、第1スプリング20
により常時上方に付勢されている。21は、前記
タンク本体15の上面に空間を存して設けたタン
クカバーで、後部に下面を開口とした角筒状の案
内部22を設けている。この案内部22は、タン
ク14の装着時、前記基台9の凹部13内に入
り、前記作動扞12の上端を開口を介して内部に
案内するものであると共にその上面を握り部10
の前部に設けた着脱ボタン23に係合せしめるも
のである。24は、前記タンクカバー21の上面
より突出して設けた操作ボタンで、中空の押体2
5と該押体内に挿入した回転体26とより構成さ
れている。前記押体25は、下端外周に逆三角形
状の8個の押圧片27,27…を設けている。前
記回転体26は、下端外周に上面カバー方向に傾
斜したテーパー部28,28…を有する4個の係
合部29,29…を突出形成し、又下面より押圧
棒30を突出形成している。31は、前記タンク
カバー21に設けられ前記操作ボタン24を案内
する案内筒で、上部に開口部32を設け、且つ内
壁に下端が傾斜した8個のガイド部33,33…
を設けることで夫々のガイド部33,33…の間
に溝部34,34…を形成している。尚、ガイド
部33,33…の間は全て溝部34になつておら
ず、一対のガイド部33,33の間は開口35と
なつている。36は、その略中央を軸支した連絡
板で、一端を前記開閉杆19の上端に当接せし
め、他端を前記回転体26の押圧棒30の下端に
当接せしめている。前記連絡板36の一端上面と
タンクカバー21の上側内面との間には、前記第
1スプリング20より付勢力の強い第2スプリン
グ37が介装せられており、常に連絡板36の一
端は下方に押圧される。従つて開閉杆19はノズ
ル16を閉じる方向に、そして操作ボタン24は
突出する方向に付勢されることになる。38は前
記操作ボタン24の動作状態を保持するか否かを
選択する保持装置で、弾性を有する略L字状の連
接板39と、該連接板の一端に固着された保持部
材40とから構成されており、前記連接板39は
角部を軸支し、他端を前記案内部22内に位置せ
しめて前記作動扞12と当接可能とし、そしてこ
の他端上面と案内部22の上部内面との間に第3
スプリング41を介装している。尚、この保持装
置38は、バイメタル板11が反転して作動扞1
2を持ち上げた時、連接板39が回動して保持部
材40が案内筒31の開口35内に没入すること
になるが、第3スプリング41の付勢力により、
押体25の押圧片27より外方で回転体26の係
合部29の先端より内方に位置する様にされてい
る。
次に以上の構成における動作を説明する。ま
ず、タンク14内に水を入れて装着する。この
時、ベース1の温度が低く、気化可能温度に達し
ていない場合、バイメタル板11は、)状態にあ
り、保持部材40は、回転体26の係合部29の
先端より外方に位置している。従つて、押体25
を押下げた時、第4図のイ,ロの如く回転体26
は係合部29,29…が案内筒31の溝部34,
34…を順次移動することで回転するが、係合部
29と保持部材40は係合せず、押体25の押下
げ操作を行なわないと、第2スプリング37の付
勢力により常にノズル16は閉じられ、押体25
はもつとも突出することになる。
而して、ベース1の温度が上昇し、気化可能温
度に達すると、バイメタル板11は(状態に反転
するので、作動扞12は連接板39の他端を持ち
上げる。この時、第1図の状態であれば保持部材
40は回転体26の係合部29の先端に当接する
ので、保持部材40はそれ以上動きようがない
が、連接板39自体に弾性があるので、この連接
板39がたわんで作動扞12の動きを吸収する。
これ以後、押体25を押下げると、保持部材40
は前述した位置まで移動するので押体25の押下
げ動作を繰り返すと保持部材40と係合部29,
29…の係合が交互に繰り返えされる。この保持
部材40と係合部29,29…が係合していない
状態の時は、前述と同様、押体25の押下げ操作
を行なわないと第2スプリング37の付勢力によ
り常にノズル16は閉じられることになる。又、
保持部材40と係合部29,29…が係合してい
る状態(第4図ハ)のときは、押体25の押し下
げ状態を保持することになり、ノズル16は開い
た状態を保持し、気化室5内に水を滴下してスチ
ーム孔4よりスチームを発生させることになる。
第5図から第8図は本考案の他の実施例を示す
もので第1図及び第2図に示した部材と同じ部材
(名称)のものは同一番号で示す。
尚、本実施例においては、保持装置38は基台
9の前部の内底部と握り部カバー10′との間に
挟持固定され、タンク14に収納した連絡板36
とこの保持装置38との連絡は、タンクカバー2
1に設けられたプツシング68により行うように
している。又、作動扞12は支点12′を中心に
回動自在に設けられており、バイメタル板11の
反転動作により回動することになる。
而して保持装置38について詳述すると、42
は蓋板43と箱44とからなるケース、45はこ
のケース42内に収納した摺動体で、上下部に前
記ケース42を貫通する挿通軸46,47を設け
ると共に収納空所48を設けている。該収納空所
はその内壁上部の左側には傾斜突起49及び該突
起に連設した係止突起50を設け、内壁右側には
奥部に係止段部51及び該段部に連設しており前
側に向つて段落ち形成した逃げ段部52を設けて
おり内壁奥部には縦長の案内孔53を形成してい
る。54は前記ケース42内に収納され前記摺動
体45の案内孔53に対向する弾性片55を設け
た押圧バネ、56はピン57と作動子58とを連
結固定した回転体で、作動子はピン57と反対側
に突出ピン59を設けると共に第6図に示す様に
奥側の両側に引掛段部60a,60bを設け両側
に先端が尖端形状となる爪61a,62a,61
b,62bを対称的に設けている。63は挿通軸
46の外側に挿通したスプリング、64は挿通軸
46の上部に嵌合したEリングである。
尚、この保持装置38は、挿通軸46の上端に
操作ボタン24を装着している。又、挿通軸47
の下端は基体9を貫通してプツシング68の上面
に位置されている。
次に動作について述べると、先ずベース1の温
度が低く、気化可能温度に達していない場合、バ
イメタル板11は)状態にあり、作動扞12の上
端は、押圧バネ54の弾性片55の押圧力により
回転体56を介して突出ピン59により第5図の
右側に押圧されている。この状態では、回転子5
6が収納空所48の右側に移動しており、引掛段
部60a,60bは係止段部51より外れて逃げ
段部52に位置する。
ここで、操作ボタン67を押し下げると、押し
下げ中は挿通軸47がプツシング68を押し下げ
連結板36の一端を押し上げて開閉杆19を引き
上げノズル16を開くが、回転子56は係止段部
51に係止されないため操作ボタン67の押し下
げを解くと第2スプリング37の復元力によつて
開閉杆19が押し下げられノズル16を閉じる。
而してベース1の温度が上昇し、気化可能温度
に達すると、バイメタル板11は急激に反転して
(状態になるので、作動扞12の上端は、押圧バ
ネ54の弾性片55の押圧力に抗して突出ピン5
9を押圧し回転体56を収納空所48の奥壁まで
押しつける。(第7図のイ,ロ及び第8図のイ参
照)この状態で操作ボタン67を押し下げると、
爪62aが傾斜突起49の傾斜に沿つて係止突起
50に当たり回転体56が若干左方向に回転す
る。(第8図のロ参照)そして、操作ボタン67
の押し下げを解除すると、スプリング63によつ
て摺動体45が上昇するが、この上昇に伴ない係
止段部51の上端部が爪62bに引つ掛かり回転
体56が僅かに回転して爪61bが係止段部51
の側端部に当たり回転体56の回転が阻止され
る。(第8図のハ参照)この結果、摺動体45の
上昇が停止され挿通軸47の下端はプツシング6
8を押し下げ連結板36を作動せしめて開閉杆1
9を引き上げノズル16を開いた状態で保持す
る。
そして、ノズル16から落下した水はパツキン
グ7を介して気化室5内に流入し気化されてスチ
ーム孔4から流出する。
斯して、ドライ状態にするには、第8図のハの
状態から再度操作ボタン67を押し下げる。する
と、係止段部51が爪61b,62bから外れる
と共に係止突起50が爪62aを押し下げ回転体
56を僅かに左方向に回転させる。この後操作ボ
タン67の押し下げを解除すると、スプリング6
3の復元力によつて摺動体45が上昇して爪61
bが係止段部51に当たり、回転体56は更に左
方向に回転し、第8図のイの状態に戻る。
この様な第5図から第8図に示す構造は、第1
図から第4図に示した構造のものに較べ構造が簡
単になると共に保持装置をアイロン本体とは別に
ユニツト化して組み立てて凹部内に収納すること
ができ精度が向上する。
第9図から第14図は、本考案の他の実施例を
示すもので第5図に示した部材と同じ部材(名
称)のものは同一番号で示す。尚、本実施例にお
いては、作動扞12はバイメタル板11により上
下動自在に設けられている。
まず、保持装置38について詳述すると、69
は縦長状の鉄板に防錆のためのメツキを施され、
その上端に操作ボタン24を装着すると共にその
下端は基体9を貫通してプツシング68の上面に
位置せしめたボタン軸で、略中央部に小突起70
と、後述するアクチユエータ89が貫通可能な縦
長状の切欠き孔71を形成している。ボタン軸6
9は手動による操作を開閉杆19に伝導するため
に堅固な構造にする必要があり、鉄板厚さは1mm
としている。ステンレス材を用いると防錆メツキ
が不要であるが、1mmの厚さのために金型寿命が
短くなるため、本実施例では上記構成としてい
る。しかし、必ずこれに限られるものではなく、
負荷荷重に耐えうる堅固なものであれば良い。7
2は0.5mmの鉄板にメツキを施したフレームで、
丸孔73,74、先部に切欠き溝75を設けた切
り起し部76、角長孔77、爪部78,78,7
8,78及び突起79,79を形成している。8
0は0.5mmのステンレス板により形成したカムで、
上部に形成した丸孔81と前記フレーム72の丸
孔73とを合わせ、そしてこれらの孔73,81
にスプリング82を介して鋲83を挿通係止する
ことにより固定される。鋲83は大径部83A、
中径部83B、小径部83Cを有し、この中径部
83Bの外径はカム80の丸孔81とスプリング
82の内径よりもやや小としているので、カム8
0は中径部83Bに沿つて回転摺動が可能であ
る。尚、小径部83Cはフレーム80の丸孔81
に圧入された後、端面をカシメられ、この鋲83
をフレーム80に固着する。そして、この後、ス
プリング82の一端82Aはフレーム72の切欠
き75内に装着し、他端82Bは前記カム80に
設けた切欠き溝84に装着することになる。従つ
て、カム80はスプリング82により、鋲83を
中心として第10図から見れば右回りの方で付勢
されるが、カム80の一端面85が切り起し部7
6に当接するように形成するので、所定位置まで
しか回転しない。又、それと同時に、カム80は
スプリング82によりふフレーム72側に付勢さ
れる。86は略中央部に貫通孔87、上下部に案
内溝88A,88Bを形成した前面を開口とする
樹脂ケースで、ボタン軸69を案内溝88A,8
8B内に配置した後、前記フレーム72により開
口部を覆われる。尚、このフレーム72は、爪部
78,78,78,78を折り曲げてこの爪部を
ケース86の壁部に係止することによりこのケー
ス86に固定される。そして、このフレーム72
の突起79,79はケース86の案内溝88A,
88B内に位置し角孔を形成する。又、ボタン軸
69は、このフレーム72の突起79,79とケ
ース86の案内溝88A,88Bで形成される角
孔をガイドにして、上下方向にのみ摺動可能とな
る。このとき、ボタン軸69の小突起70はフレ
ーム72の角長孔77内に位置し、この孔77よ
りわずかに(約1mm)とび出している。89は、
樹脂で成形したアクチユエータで、前記ケース8
6の貫通孔87の内径より小さい外径にて形成さ
れた小径部89Aと、この小径部89Aの先端に
設けた鍔部89Bとからなり、この小径部89A
はスプリング90を介して前記ケース86の貫通
孔87に挿通される。91はステンレス板をL字
形に成形してなるレバーで、基部91Aに前記ケ
ース86を挿入する開口91Bを形成し、そして
立上部91Cに前記アクチユエータ89の鍔部8
9Bを挿入する角孔91Dを形成している。前記
レバー91の基部91Aとケース86の下部は鋲
92により回動自在に結合されている。又、レバ
ー91の基部91Aの下面とケース86の下部に
形成した舌部93の上面との間にはスプリング9
4が装着され、このレバー91はアクチユエータ
89をケース86側に押し込む方向に附勢され
る。このとき、押し込められたアクチユエータ8
9の小形部89Aの端部は、フレーム72の丸孔
74を貫通してカム80をフレーム72から引き
離す方向に押し上げ可能としている。
次に動作について説明する。第11図は、ベー
ス1の温度が低く、気化可能温度に達していない
場合を示し、バイメタル板11は)状態にある。
従つて、作動扞12は下つており、レバー91は
スプリング94に付勢され、スプリング82とス
プリング90に抗してアクチユエータ89をケー
ス86側に押し込み、そしてこのアクチユエータ
89は小径部端面にてカム80を押し上げてい
る。尚、この押し込み量は、小突起70とカム8
0が係止不可能な位置をなす量である。従つて、
ドライ状態(第12図イ)から操作ボタン24を
介してボタン軸69を押し込むと、小突起70は
カム80の下方に潜り込み(第12図ロ)、下死
点(フレーム72の角長孔77の最低位置)まで
達する(第12図ハ)。この時、ボタン軸69の
下端はプツシング68を押し込むことになるの
で、開閉杆19は上昇し、ノズル16は開くこと
になるが、操作ボタン24の押し下げ動作を中止
すると、第2スプリング37によりプツシング6
8は持ち上げられ、再び元のドライ状態に戻る
(第12図イ)。従つて、ベース温度が低いとスチ
ーム位置で保持することができない。
次に第13図はベース1の温度が上昇し、気化
可能温度に達した状態を示し、バイメタル板11
は(状態にある。従つて、作動扞12はスプリン
グ94に抗してレバー91を押し上げることにな
り、アクチユエータ89はスプリング90により
ケース86と反対側に移動する。これにより、カ
ム80はスプリング82の押圧にてフレーム72
に密着している。従つて、ドライ状態(第14図
イ)から操作ボタン24にてボタン軸69を押し
込んでいくと、ボタン軸69の小突起70がカム
80の斜面95を滑りながら下つていき、カムを
右回りに付勢しているスプリング82に抗してカ
ム80を左回りに回転させる。小突起70は下死
点到達前にカム80の斜面95の端部96から外
れ、カム80はスプリング82によつて右回りに
元の位置へ戻ろうとするが、わずかに戻つた際に
カムの他斜面97が小突起70に当接してカム8
0の回転を抑止したまま、ボタン軸69は下死点
に達する(第14図ロ)。この状態で、操作ボタ
ン24の押圧動作を解除すると、ボタン軸69は
第2スプリング37に押し上げられ、ボタン軸6
9の小突起70がカム80の他斜面97よりも上
方までくると、カム80はスプリング82によつ
て右回転し、カム80の係止部98に小突起70
が当接する。従つて、カム80の回転は止るとと
もに、ボタン軸69も上方向へ上ることができ
ず、第14図ハの状態で保持される。この状態で
は、ボタン軸69の下端はプツシング68を押し
込むことになるので、開閉杆19は上昇し、ノズ
ル16は開くことになる(スチーム発生状態)。
本実施例では、ボタン軸69の全ストロークを6
mm、保持状態を4mmで設定しているので、スチー
ムとドライでは、ドライ時に操作ボタン24が4
mm分だけスチーム時よりもアイロン外方にとび出
し、使用者にドライ・スチームどちら側に設定し
ているのか報知できる。
この状態よりさらに手動操作にて、ボタン軸6
9を押し下げると、小突起70がカム80の切起
し部99から外れてカム80はスプリング82に
より右回りに回転し、小突起70は切起し部99
の下方に位置する(第14図ニ)。この状態で操
作ボタン24の押圧動作を解除すると、ボタン軸
69はスプリング37に押し上げられ、小突起7
0がカム80の切起し部99に案内されてカム8
0の裏側に入り込むので、カム80はフレーム7
2から離れる方向に持ち上げられ、ボタン軸69
は上死点(フレーム72の角長孔77の最高位
置)まで上る。尚、上死点に達する直面に小突起
70はカム80の下面から外れるので、カム80
はスプリング82に附勢されて再びフレームと密
着し、第14図イの状態(ドライ)に戻る。この
様に一回の押し込み操作により、ドライ−スチー
ムが交互に切り替る。
而して、スチーム位置に設定した状態で、使用
者が例えばベース1の設定温度を下げる或いは電
源を切る等を行ない、ベース温度が気化不能温度
に達すると、バイメタル板11が)状態に反転
し、作動扞12が下がる。従つて、レバー91は
アクチユエータ89を押し込み、小突起70とカ
ム80の係合部98の係合を解除し、手動操作を
しなくとも自動的にドライに切替る。
尚、スプリング94の付勢力はスプリング90
の付勢力と、スプリング82の付勢力と、カム8
0と小突起70の係合を解除するときの摩擦力に
優るように設定している。
この様な第9図から第14図に示す構造は、第
5図から第8図に示した構造の実施例と同様に、
第1図から第4図に示した構造のものに較べ構造
が簡単になると共に保持装置をアイロン本体とは
別にユニツト化して組み立てて基台内に収容する
ことができ、精度が向上し、そして収納スペース
が小さくてよい。又、ボタン軸とカム板を金属材
料で構成するようにしたため、長期間の使用に耐
え得る堅固なものを提供できる。
(ト) 考案の効果 本考案は上記の如く、ベースの熱によつて反転
動作する熱応動部材に連係され該熱応動部材の動
作に基づいて、ノズルを開閉する開閉杆を操作す
る操作ボタンの動作状態を保持するか否かを選択
する保持装置を有したものであるから、ノズルと
別に弁装置をタンク本体に設ける必要がなく、簡
単な構成でタンク本体のノズルより滴下する水を
制御できると共に故障のないスチームアイロンを
提供することができる。
又、保持装置はユニツト化して組み立てるため
に保持装置を単独で寸法管理をすることができる
ためアイロン本体の凹部内への組み込み時におけ
るアイロン本体内の各部材との寸法のバラツキが
なくなると共にサービス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はベースの温度が気化可能な温度に達し
ていない時の本考案のスチームアイロンの要部断
面図、第2図は、同じく要部分解斜視図、第3図
は、ベースの温度が気化可能な温度に達した時の
同じく要部断面図、第4図のイ,ロ,ハは、押
体、回転体、案内筒の同じく動作説明図、第5図
は他の実施例を示しベースの温度が気化可能な温
度に達していない時のスチームアイロンの要部断
面図、第6図は要部分解斜視図、第7図イ,ロは
要部断面図及び蓋板を取り外した正面図、第8図
イ〜ニは要部の動作説明図、第9図は、他の実施
例を示しベースの温度が気化可能な温度に達した
時のスチームアイロンの要部断面図、第10図は
要部分解斜視図、第11図はベースの温度が気化
可能な温度に達しない時の保持装置の側面図、第
12図のイ,ロ,ハは第11図における動作説明
図、第13図はベースの温度が気化可能な温度に
達した時の保持装置の側面図、第14図のイ,
ロ,ハ,ニは第12図における動作説明図であ
る。 1……ベース、2……ヒーター、5……気化
室、9……基台、11……バイメタル板(熱応動
部材)、13……凹部、15……タンク本体、1
6……ノズル、19……開閉杆、24,67……
操作ボタン、38……保持装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヒーターを有すると共に気化室を形成したベ
    ースと、該ベース上方に設置され底部に前記気
    化室に連通するノズルを有したタンク本体と、
    前記ノズルを開閉する開閉杆と、該開閉杆を外
    部より操作する操作ボタンと、前記ベースに設
    けられ該ベースの熱によつて反転動作する熱応
    動部材とを具備するものに於いて、前記熱応動
    部材に連係され該熱応動部材の動作に基づい
    て、前記操作ボタンの操作による前記ノズルの
    開状態を保持するか否かを選択する保持装置を
    有したことを特徴とするスチームアイロン。 (2) 前記保持装置は、ユニツト化して組み立てベ
    ースの上面に設けた基台の凹部内に収納した実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載のスチーム
    アイロン。
JP19338186U 1985-12-20 1986-12-16 Expired JPH0346720Y2 (ja)

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JP19338186U JPH0346720Y2 (ja) 1985-12-20 1986-12-16

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JP13703586 1986-09-05
JP19338186U JPH0346720Y2 (ja) 1985-12-20 1986-12-16

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