JPH0346780B2 - - Google Patents

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JPH0346780B2
JPH0346780B2 JP63171037A JP17103788A JPH0346780B2 JP H0346780 B2 JPH0346780 B2 JP H0346780B2 JP 63171037 A JP63171037 A JP 63171037A JP 17103788 A JP17103788 A JP 17103788A JP H0346780 B2 JPH0346780 B2 JP H0346780B2
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JP
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shoe
loading
arm
support shaft
movable floor
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JP63171037A
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Hisao Nagata
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RODOSHO SANGYO ANZEN KENKYUSHO
Original Assignee
RODOSHO SANGYO ANZEN KENKYUSHO
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Publication date
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Publication of JPH0346780B2 publication Critical patent/JPH0346780B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、靴底材ないしは床材の滑り抵抗を測
定する靴底・床材滑り試験機に関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕
床材上の靴の滑り事故を防止するために靴底材
および床材の滑りやすさを評価するには、靴底材
および床材の静摩擦および動摩擦による滑り抵抗
を知ることが重要となる。
ところが、このような滑り抵抗は、靴底および
床材の材質および形状により大きく変わつてくる
だけでなく、測定条件(引張り速度、移動速度、
荷重の大きさ、接地圧、初期接地時間等)によつ
ても測定値が変動する(例えば、初期接地時間の
問題について言うと、床材の表面が水等の液体膜
に覆われている場合、床材と靴底との接触した瞬
間は、前記液体膜の作用により滑り抵抗が小さく
なるが、靴底と床材との接触時間が長くなるにつ
れ、前記液体膜が切れるため、滑り抵抗は増大す
る)ため、従来は靴底材および床材に対し汎用で
きる滑り試験機は存在しなかつた。
また、これまで、静摩擦と動摩擦との相違と、
その利用方法が曖昧にされたまま、滑りが論じら
れて来たが、滑りを考える場合には、事故防止の
観点からの「滑り」と、床材の選定等に利用する
場合の「滑りやすさ、滑りにくさ」とに分けて考
える必要がある。すなわち、安全の観点からの滑
り事故防止には、「バナナの皮効果」と言われる
ように、ゆつくり滑るより、速く滑る場合のほう
がより危険であることから、動摩擦による滑り抵
抗を計測することが重要となる一方、スポーツ用
の床面では、適度な滑りにくさを要求されるため
に、靴が最初に引つかかる点、つまり、最大静摩
擦係数に相当する滑り抵抗を計測することが重要
となる。
次に、従来の種々の滑りの計測についてさらに
具体的に説明する。
まず、靴の滑りを測定する方法としては、靴を
水平に引張るといつた簡便な方法が従来からあつ
たが、測定値が安定せず、正確な測定法は確立さ
れていなかつた。
他方、床材用、路面用の滑り試験機としては、
次のようなものが使用されてきた。
最も広く使用されているのが、第8図に示され
る振子型の床滑り試験機(JIS A1407)である。
この試験機は、鉄片を床材にこすりつけて、その
時の傷の長さから動摩擦抵抗を算定するものであ
る。次に、これをさらに詳しく説明する。1はハ
ンマであり、水平方向に延びる軸2を中心として
揺動可能とされている。このハンマ1の下端部に
は鉄片3が、水平方向に延びる軸4を中心とし
て、一定範囲内において矢印Aに示されるように
回動可能に取り付けられており、この鉄片3とハ
ンマ1の下端部との間には、圧縮コイルバネ5が
介装されている。
そして、まず、ハンマ1を所定の高さBとなる
持ち上げ位置(実線位置で示される)に持ち上
げ、次にハンマ1を離し、該ハンマ1を矢印Cの
ように揺動させ、該ハンマ1が1点鎖線位置のよ
うに鉛直方向付近になつたときに、鉄片3が、固
定された床材6の表面に摺接されるようにする。
ここにおいて、床材6と鉄片3との間の滑り抵抗
係数は、二点鎖線位置で示されるハンマ1の振上
り位置の高さDにより求めることができる。
しかしこのような試験方法では、床材6と鉄片
3が摺接したときに、バネ5が振動し、このバネ
5の振動により床材6と鉄片3との間の接触角が
変動するので、正確な測定値を得ることができな
いという欠点があつた。その上、この試験機で
は、歩行面の滑り抵抗特性を評価できても、鉄片
を使用しているために、靴底材の評価をすること
はできなかつた。また、たとえ鉄片の代わりに靴
底材を使用したとしても、靴底材の一部分のみし
か使用できず、靴裏全体の特性を知ることはでき
ない。
その他の滑り試験機としては、主として、建築
材料の滑りの評価のための試験機がある。これ
は、第9図に示すように、靴底の前部を矩形に切
り取り、その切片7に錘8を載せ、バネ9および
ロードセル10を介して斜め上方向に引張り、そ
のとき、ロードセル10から得られる最大引張り
荷重Hを錘の荷重Wとの比から、見掛け上の最大
静摩擦係数H/Wを求めるものである。ここで、
水平に引張らずに斜め上方向に錘を引張るのは、
水平方向の引張り力と摩擦力とによる回転力(偶
力)の発生を防ぐためである。この場合、厳密な
意味での物理学的な摩擦係数は、引張り角をθと
すると、 H・COSθ/(W−H・SINθ) となる。つまり、分母式(W−H・SINθ)から、
引張り力が増大すると、靴にかかる垂直力は減少
して行く構造となつている。
しかし、靴底の爪先部を切り取るため、前述の
試験機の場合と同様に、踵付きの靴と踵のないフ
ラツト底の靴との差と言つた靴裏全体の滑り特性
を知ることができないという欠点があつた。ま
た、バネを介して錘を牽引するため、滑り始めた
後、錘の引張り移動速度が、摩擦力の大小に伴う
バネの伸縮によつて変化するので、動摩擦抵抗値
が安定せず、その特性をとらえにくいという欠点
もあつた。また、H/Wは見掛け上の最大静摩擦
係数であり、真の摩擦係数を測定していないとい
つた欠点もあつた。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされた
もので、靴底および床材の静摩擦および動摩擦に
よる滑り抵抗を広範囲の条件下において正確に安
定に計測することができ、しかも靴裏全体の滑り
特性を知ることができる靴底・床材滑り試験機を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による靴底・床材滑り試験機は、アーム
支持体と、このアーム支持体に、水平方向に延び
る軸回りに回動可能に支持された載荷アームと、
この載荷アームに吊り下げられる載荷用錘と、載
荷制御モータと、この載荷制御モータによつて駆
動されるドラムと、このドラムに巻かれるととも
に一端側を前記載荷アームに連結されており、前
記ドラムが正転されたとき、前記載荷アームを吊
り上げるワイヤと、前記アーム支持体に対して昇
降可能であつて、前記載荷アームのうちの該載荷
アームの回動軸と前記載荷用錘の荷重点との間の
部分から垂直荷重を作用される靴支持軸と、この
靴支持軸に取り付けられるとともに、靴を履かさ
れる足型と、前記載荷アームのうちの該載荷アー
ムの回動軸より前記載荷用錘側部分が一定以上持
ち上げられたとき、該部分とともに前記靴支持軸
が持ち上げられるようにするワイヤ等の靴支持軸
持ち上げ手段と、前記アーム支持体に対して水平
方向に移動可能な可動床と、この可動床を可変速
度で水平方向に移動させる可動床駆動装置と、前
記靴に作用する垂直荷重を検出する垂直荷重検出
手段と、前記靴に作用する水平荷重を検出する水
平荷重検出手段とを有してなるものである。
〔作用〕
本発明においては、次のようにして靴底と床材
との間における滑り抵抗を測定することができ
る。
まず、載荷制御モータによりドラムを正転させ
てワイヤを巻き上げることにより、載荷用錘に抗
して載荷アームを持ち上げ、この載荷アームとと
もに靴支持軸および靴を上昇させ、靴を可動床の
上面から僅かに離間させておく。
次に、載荷制御モータによりドラムを逆転して
載荷アームを下降させる。すると、靴が可動床の
上面に接地するとともに、載荷用錘による垂直荷
重が載荷アームから靴に作用するようになる。
このような状態で、可動床駆動装置によつて可
動床を水平方向に移動させることにより、靴と可
動床との間に滑りを与え、そのときに靴にかかる
水平荷重と垂直荷重とを水平荷重検出手段および
垂直荷重検出手段によりそれぞれ検出すれば、そ
の比から動摩擦による滑り抵抗を計測できる。
また、同様にして、可動床に靴を接地させた状
態で、バネを介して可動床駆動装置により可動床
を水平方向に移動させ、そのときの最大水平荷重
を計測すれば、その値と垂直荷重との比から静摩
擦による滑り抵抗を計測できる。
そして、上述のように動摩擦および静摩擦によ
る滑り抵抗を測定する際、垂直荷重および可動床
の移動速度の値を適宜選択して広範囲な計測条件
下で計測を行うことができる。
特に、本発明においては、前述のように載荷制
御モータでドラムを逆転し、ワイヤによる載荷ア
ームの吊り上げを解除することにより、載荷用錘
により載荷アームを介して靴に垂直荷重を作用さ
せることができるので、瞬間的に所望の大きさ垂
直荷重を靴に正確に作用させることができる。し
たがつて、靴底・床材間の滑り抵抗の過渡的変化
を正確に測定することができ、また垂直荷重を作
用させてから可動床を水平方向に移動するまでの
時間を変えることにより、初期接地時間(靴底・
床材間の初期接触時間)を種々に変えて測定を行
うこともできる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図から7図までは、本発明による靴底・床
材滑り試験機の一実施例を示す。この実施例にお
いて、第1図および2図に示されるように、水平
方向に延びる基枠11の内部にはスライドレール
12が設けられており、このレール12上には可
動床13が該レール12に沿つて移動可能に設け
られている。この可動床13の後端部にはワイヤ
14の一端部が結合されている。このワイヤ14
は基枠11の後端部に回転可能に支持されたプー
リー90に巻き掛けられており、さらに該ワイヤ
14の他端側は、可動床駆動モータ15によつて
駆動されるドラム16に巻かれている。前記ワイ
ヤ14の途中にはコイルバネからなる調整バネ1
7が介在されている。前記可動床13の前端部に
はワイヤ18を介して可動床駆動錘19が結合さ
れている。なお、前記ワイヤ18は基枠11に立
設された駆動部枠19に回転可能に支持されたプ
ーリー20,21および22に巻き掛けられてい
る。
前記基枠11にはアーム支持枠23が立設され
ており、このアーム支持枠23には水平方向に延
びる固定アーム24の後端部が固定されている。
この固定アーム24の先端部24aは第4図に示
されるように二股状とされており、該二股部内に
は筒体25が侵入している。そして、この筒体2
5の下端部に水平方向に突出して取り付けられた
回動軸26は軸受27を介して固定アーム24の
二股状の先端部24aに回動可能に支持されてい
る。これにより、筒体25は固定アーム24に、
第1図において紙面と平行な面内において回動可
能に支持されている。
前記アーム支持枠23には水平荷重検出アーム
28の後端部が、固定アーム24の上方におい
て、回動軸26と平行な回動軸29を介して回動
可能に支持されている。この水平荷重検出アーム
28の先端部は、筒体25の上端部に、回動軸2
6および29と平行な回動軸30を介して回動可
能に結合されており、これにより筒体25はほぼ
鉛直方向に維持されている。そして、この水平荷
重検出アーム28の中間部にはロードセルからな
る水平荷重検出装置31が介在されている。
前記筒体25には靴支持軸32が、該筒体25
に対して軸線方向に移動可能に挿通されている。
ここで、第3図および4図に示されるように、こ
の靴支持軸32に嵌合されたキー33が筒体25
に設けられたキー溝34に嵌合されていることに
より、靴支持軸32は筒体25に対して回転は不
可能とされている。前記靴支持軸32の上端部付
近には第3図に示されるようにロードセルからな
る垂直荷重検出装置35が内蔵されており、この
垂直荷重検出装置35は該靴支持軸32に作用す
る圧縮荷重を、後述する試験靴36に作用する垂
直荷重として検出するようになつている。
前記靴支持軸32の下端部には、第3図によく
示されるように、足型取付具37の上端側に設け
られた雄ネジ部37aが螺合されており、さらに
該雄ネジ部37aには支持軸32の下方において
固定ナツト99も螺合されている。このため、固
定ナツト99を緩めて、足型取付具37を靴支持
軸32に対し軸線回りに回転することにより、後
述する靴36の靴支持軸32回りの角度を調整で
き、かつ固定ナツト99を締め付けることにより
足型取付具37を靴支持軸32に対し任意の回転
角度に固定できるようになつている。
前記足型取付具37には、次に説明するよう
な、サイズ調整可能な足型38,39が着脱可能
に取り付けられる。本実施例では、試験靴36の
可動床13に対する接地圧を均一に保つために、
靴36が踵付きの場合には第5図に示すような足
型38が取り付けられる一方、靴36が踵のない
フラツト底の場合には第6図に示すような足型3
9が取り付けられる。
次に、まず第5図の踵付き靴用の足型38の構
造を説明する。前後方向に延びる前後方向軸40
の両端部には雄ネジ部41,42が設けられてい
る。前端側の雄ネジ部41には図示しないユニバ
ーサルジヨイントの一端側が取り付けられてお
り、このユニバーサルジヨイントの他端側には実
際の人間の足の爪先部に比較的近い形状の爪先部
43が取り付けられている。後端側の雄ネジ部4
2には図示しないユニバーサルジヨイントの一端
側が取り付けられており、このユニバーサルジヨ
イントの他端側には実際の人間の足の踵部に比較
的近い形状の踵部44が取り付けられている。爪
先部43と踵部44との間隔は、雄ネジ部41,
42に対し前記2つのユニバーサルジヨイントを
回転してこれらのジヨイントを雄ネジ部41,4
2上を移動させることにより調整できる。前記前
後方向軸40の中間部には、該軸40に対して垂
直よりやや傾いて上下方向に延びる上下方向軸4
5が一体的に接続されており、この上下方向軸4
5の上端部にはリング状部46が一体的に設けら
れている。
次に、第6図のフラツト底の靴用足型39の構
造を説明する。前後方向に延びる前後方向軸47
の両端部には雄ネジ部48,49が設けられてい
る。前端側の雄ネジ部48にはユニバーサルジヨ
イント50の一端側が取り付けられており、この
ユニバーサルジヨイント50の他端側には前側円
板支持軸51の中間部が取り付けられている。そ
して、この前側円板支持軸51の前端部および後
端部にはユニバーサルジヨイント52,53を介
してそれぞれ円板54,55が支持されている。
同様にして、後端側の雄ネジ部49にはユニバー
サルジヨイント56の一端側が取り付けられてお
り、このユニバーサルジヨイント56の他端側に
は後側円板支持軸57の中間部が取り付けられて
いる。そして、前記後側円板支持軸57の前端部
および後端部にはユニバーサルジヨイント58,
59を介してそれぞれ円板60,61が支持され
ている。円板54,55と円板60,61との間
隔は、雄ネジ部48,49に対してユニバーサル
ジヨイント50,56を回転してこれらのジヨイ
ント50,56を雄ネジ部48,49上を移動さ
せることにより調整できる。前記前後方向軸47
の中間部には、該軸47に対して垂直よりやや傾
いて上下方向に延びる上下方向軸62が一体的に
接続されており、この上下方向軸62の上端部に
はリング状部63が一体的に設けられている。こ
のフラツト底の靴用足型39は、第10図のよう
にして靴36を履かせる。
以上のような第5図および第6図の足型38,
39は、第3図に示されるようにそれぞれリング
状部46,63を、足型取付具37に設けられた
ネジ64,65に挟持されることにより、足型取
付具37に取り付けられる。これらの足型38,
39には靴36を着脱可能に履かせることができ
る。
前記アーム支持体23の上端部には、載荷アー
ム66の後端部付近が、回動軸26,29および
30と平行な回動軸67を介して回動可能に支持
されている。この載荷アーム66の先端部には載
荷用錘68が、後端部には調整用錘69がそれぞ
れ吊り下げられるようになつている。前記靴支持
軸32の上端面32aには、載荷アーム66に回
転可能に支持されたローラ70が接触されるよう
になつている。ここで、靴支持軸32の上端面3
2aは、筒体25の回動軸26を中心とする円弧
面、または回動軸26と靴支持軸32の軸線との
交点を中心とする球面とされている。また、前記
靴支持軸32と載荷アーム66とは連結ワイヤ7
1で連結されているが、この連結ワイヤ71の長
さは、靴支持軸32の上端面32aにローラ70
が接触した状態では、該ワイヤ71が弛緩するこ
ととなるような長さとされている。この連結ワイ
ヤは、本実施例において、本発明における靴支持
軸持ち上げ手段を構成するものである。
前記駆動部枠19上には載荷制御モータ72が
取り付けられており、このモータ72はドラム7
3を駆動するようになつている。このドラム73
にはワイヤ74が巻かれており、該ワイヤ74の
先端部は載荷アーム66の先端部に結合されてい
る。
前記基枠11の前端部および後端部には近接ス
イツチ75,76が設けられており、これらの近
接スイツチ75,76はそれぞれ可動床13が一
定以上基枠11の前端側または後端側に移動した
ことを検出するようになつている。また、靴取付
軸32の上部には、近接スイツチ77が取り付け
られており、この近接スイツチ77は載荷アーム
66が一定以上近接したことを検出することによ
り、靴支持軸32の上端面32aに対するローラ
70の接触を検出するようになつている。前記可
動床駆動モータ15および載荷制御モータ72は
図示しない制御装置により制御されるようになつ
ており、近接スイツチ75,76,77の出力は
この制御装置に入力されるようになつている。
次に、本実施例の作動を説明する。
まず、動摩擦による滑り抵抗を計測する場合に
は、バネ17の両端間に図示しないワイヤを結合
する等により、バネ17が機能しない状態として
計測を行う。そして、足型38または39に靴を
履かせるとともに、適当な重量の載荷用錘68を
載荷アーム66の先端部に吊り下げる。すると、
載荷用錘68に作用する重力が載荷アーム66、
ローラ70、靴支持軸32、足型取付具37およ
び足型38または39を介して靴36に垂直荷重
として作用し、靴36を上方から可動床13の上
面に押し付ける。なお、この垂直荷重は調整用錘
69の重量を変化することにより、微調整するこ
とができる。
次に、まず、載荷制御モータ72を駆動してワ
イヤ74を巻き上げる方向(正転方向)にドラム
73を回転することにより、載荷用錘68に抗し
て載荷アーム66を持ち上げ、連結ワイヤ71を
緊張させ、靴支持軸32等とともに靴36を上昇
させ、可動床13の上面から僅かに離間させてお
く。
次に、載荷制御モータ72を逆転して載荷アー
ム66を下降させる。すると、まず靴36が可動
床13の上面に接地し、続いてローラ70が靴支
持軸32の上端面32aに接触するとともに連結
ワイヤ71が弛緩し、載荷用錘68の荷重が靴3
6に作用するようになる。また、ローラ70が靴
支持軸32の上端面32aに接触したことを近接
スイツチ77が検出すると、制御装置が可動床駆
動モータ15を駆動し、ドラム16にワイヤ14
を巻き取らせ、可動床13を定速度で基枠11の
後端側に移動させる(このとき、可動床駆動錘1
9は持ち上げられる)。これにより、靴36が定
速度で可動床13上を前方に滑ることになる。
このようにして靴36が可動床13上を滑つて
いるとき、動摩擦により靴底に作用する水平荷重
によつて靴支持軸32および筒体25は回動軸2
6を中心として回動されようとし、これにより水
平荷重は水平荷重検出アーム28に伝達されるの
で、この水平荷重は水平荷重検出装置31により
検出できる。したがつて、この水平荷重と、前述
のように垂直荷重検出装置35により検出される
垂直荷重との比から、靴36と可動床13との間
の動摩擦による滑り抵抗を計測することができ
る。
可動床13の後端が基枠11の後端側の一定位
置まで来たことを近接スイツチ76が検出する
と、前記制御装置は可動床駆動モータ15を停止
させて可動床13を停止させるとともに、載荷制
御モータ72を駆動して載荷アーム66を持ち上
げ、靴36を再び可動床13の上面から僅かに離
間させる。
次に、制御装置は載荷制御モータ72を逆転さ
せて再び載荷アーム66を下降させ、靴36を可
動床13の上面に接地させるとともに、可動床駆
動モータ15を逆転させ、可動床駆動錘19に作
用する重力より、可動床13を定速度で基枠11
の前端側に移動させる(なお、このとき、可動床
駆動錘19は下降する)。これにより、靴36が
可動床13上を前記とは逆方向に滑ることにな
る。そして、この場合も、水平荷重検出装置31
により検出される水平荷重と垂直荷重検出装置3
5により検出される垂直荷重との比から、動摩擦
による滑り抵抗を計測することができる。
可動床13の前端が基枠11の前端側の一定位
置まで来たことを近接スイツチ75が検出する
と、制御装置は可動床駆動モータ15を停止させ
て可動床13を停止させるとともに、載荷制御モ
ータ72を駆動して載荷アーム66を持ち上げ、
靴36を可動床13の上面から僅かに離間させ
る。
以下、このような動作を必要回数繰り返すこと
により、前後両方向の動摩擦による滑り抵抗を時
系列的に計測することができる。
なお、このようにして計測を行う際、可動床駆
動モータ15の回転速度を選択することにより、
可動床13の移動速度ひいては靴36と可動床1
3との間の相対速度を種々選択し、各速度毎の動
摩擦抵抗を計測することができる。
本発明においては、前述のように載荷制御モー
タ72でドラム73を逆転し、ワイヤ74による
載荷アーム66の吊り上げを解除することによ
り、載荷用錘68により載荷アーム66を介して
靴36に垂直荷重を作用させることができるの
で、瞬間的に所望の大きさ垂直荷重を靴36に正
確に作用させることができる。したがつて、靴
底・床材間の滑り抵抗の過渡的変化を正確に測定
することができ、また垂直荷重を作用させてから
可動床13を水平方向に移動するまでの時間を変
えることにより、初期接地時間(靴底・床材間の
初期接触時間)を種々に変えて測定を行うことも
できる。
また、本実施例では、載荷アーム66と靴支持
軸32とがローラ70を介して接触するようにな
つており、しかも靴支持軸32の上端面32a
が、筒体25の回動軸26を中心とする円弧面、
または回動軸26と靴支持軸32の軸線との交点
を中心とする球面とされているので、回動軸26
を中心とする靴支持軸32および筒体25の回動
運動が滑らかに行われ、水平荷重の検出を正確に
行うことができる。
この滑り試験機では、静摩擦による滑り抵抗も
ほぼ同様にして計測することができる。ただし、
この場合、バネ17が機能する状態で可動床13
を移動させ、そのときの最大水平荷重を計測し
て、その値と垂直荷重との比から滑り抵抗を求め
る。そして、この場合、靴36にかかる力の引張
り速さ(靴36にかかる力を縦軸、時間を横軸に
とつた場合の傾き)は、バネ17のバネ定数また
はワイヤ14の巻き取り速度を変えることにより
変化させることができる。このように、この滑り
試験機では、計測条件を広くとるようにして、あ
らゆる動作時の滑り特性に対応が取れる。
また、本実施例では、次のようにして、靴底全
体を接地させずに、爪先部のみを可動床13に接
地させて滑り抵抗を計測することができる。すな
わち、第7図のように基枠11上にロードセル7
8を介して靴底支持板79を置き、この靴底支持
板79の上に靴36の踵部を載置し、爪先部のみ
を可動床13に接地させて、ロードセル78によ
り踵部に作用する分担荷重を検出し、この分担荷
重を垂直荷重検出装置35で検出される全体の垂
直荷重から差し引くことにより、爪先部に作用す
る垂直荷重を算出して爪先部の滑り抵抗値を計測
することができる。したがつて、従来、床材の滑
りの評価に使用されていた試験機のように爪先部
を切断することなく計測できる。このため、この
試験機は、靴36の滑りの評価試験機としてのみ
ならず、床材の滑りの評価試験機としても利用す
ることができる。
なお、本発明において、水平荷重および垂直荷
重を検出する構成は、前記実施例の構成に限定さ
れず、例えば、ワイヤ14にロードセルを介在さ
せて該ロードセルに水平荷重を検出させてもよい
し、床面の下にフオースプレート(床反力計)を
設置して、該フオースプレートにより垂直荷重を
検出させてもよい。但し、前述のようにワイヤ1
4にロードセルを介在させて該ロードセルに水平
荷重を検出させる場合、始動時に、可動床駆動錘
19の揺れと、可動床13の急加速度により力が
発生し、この力が水平荷重に干渉し、水平荷重の
検出がやや不正確になる虞がある。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、 (イ) 靴底および床材の静摩擦および動摩擦による
滑り抵抗を広範囲の条件下において正確に安定
に計測することができ、初期接地時間を種々に
変えて測定を行うこともできる。
(ロ) 靴裏全体の滑り特性を知ることができる。
等の優れた効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による靴底・床材滑り試験機の
一実施例を基枠の一部を破断して示す正面図、第
2図は前記実施例を示す平面図、第3図は前記実
施例における靴支持軸および足型取付具を一部断
面して示す側面図、第4図は第1図の−線に
おける断面図、第5図は前記実施例における踵付
き靴用の足型を示す斜視図、第6図は前記実施例
におけるフラツト底靴用の足型を示す斜視図、第
7図は前記実施例において靴の爪先部の滑り抵抗
を計測する場合の状態を示す説明図、第8図は従
来の振子型の床滑り試験機の原理を示す側面図、
第9図は従来の建築材料の滑り評価のための試験
機の原理を示す側面図、第10図は第6図のフラ
ツト底靴用の足型にフラツト底の靴を履かした状
態を示す説明図である。 13……可動床、14……ワイヤ、15……可
動床駆動モータ、16……ドラム、17……調整
バネ、18……レール、19……可動床駆動錘、
23……アーム支持枠、24……固定アーム、2
6……回動軸、28……水平荷重検出アーム、3
1……水平荷重検出装置、32……靴支持軸、3
5……垂直荷重検出装置、36……靴、37……
足型取付具、38,39……足型、66……載荷
アーム、68……載荷用錘、70……ローラ、7
1……ワイヤ(靴支持軸持ち上げ手段)、72…
…載荷制御モータ、73……ドラム、74……ワ
イヤ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アーム支持体と、このアーム支持体に、水平
    方向に延びる軸回りに回動可能に支持された載荷
    アームと、この載荷アームに吊り下げられる載荷
    用錘と、載荷制御モータと、この載荷制御モータ
    によつて駆動されるドラムと、このドラムに巻か
    れるとともに一端側を前記載荷アームに連結され
    ており、前記ドラムが正転されたとき、前記載荷
    アームを吊り上げるワイヤと、前記アーム支持体
    に対して昇降可能であつて、前記載荷アームのう
    ちの該載荷アームの回動軸と前記載荷用錘の荷重
    点との間の部分から垂直荷重を作用される靴支持
    軸と、この靴支持軸に取り付けられるとともに、
    靴を履かされる足型と、前記載荷アームのうちの
    該載荷アームの回動軸より前記載荷用錘側部分が
    一定以上持ち上げられたとき、該部分とともに前
    記靴支持軸が持ち上げられるようにする靴支持軸
    持ち上げ手段と、前記アーム支持体に対し水平方
    向に移動可能な可動床と、この可動床を可変速度
    で水平方向に移動させる可動床駆動装置と、前記
    靴に作用する垂直荷重を検出する垂直荷重検出手
    段と、前記靴に作用する水平荷重を検出する水平
    荷重検出手段とを有してなる靴底・床材滑り試験
    機。 2 靴支持軸持ち上げ手段は一端側を載荷アーム
    に取り付けられ、他端側を靴支持軸に取り付けら
    れたワイヤである請求項1記載の靴底・床材滑り
    試験機。 3 可動床駆動装置は、バネを介して可動床を駆
    動できるようになつている請求項1記載の靴底・
    床材滑り試験機。
JP17103788A 1988-07-11 1988-07-11 靴底・床材滑り試験機 Granted JPH0221240A (ja)

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