JPH0347332B2 - - Google Patents
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- JPH0347332B2 JPH0347332B2 JP57043621A JP4362182A JPH0347332B2 JP H0347332 B2 JPH0347332 B2 JP H0347332B2 JP 57043621 A JP57043621 A JP 57043621A JP 4362182 A JP4362182 A JP 4362182A JP H0347332 B2 JPH0347332 B2 JP H0347332B2
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- JP
- Japan
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- yarn
- spinning
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- rate
- producing
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- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
本発明は、均質性の優れたポリエステル系捲縮
糸の製造方法に関するものであり、より詳しくは
実質的にポリブチレンテレフタレートからなる均
質性に優れた捲縮糸の製造方法に関するものであ
る。 従来、ポリブチレンテレフタレートからなるポ
リマーを紡糸し得られた未延伸糸を延伸同時仮撚
する方法については特開昭49−55919号公報に提
案されている。しかし、この方法では染斑が多発
しかつ毛羽、未解撚点が多く、安定な操業生産は
不可能であり、工業的生産が行なわれていないの
が現状である。 本発明者らは、かかる問題点に鑑みポリブチレ
ンテレフタレートの優れた捲縮性能を活かしなが
ら操業生産的に均質性の良好な捲縮糸を得ること
を目指して検討した結果、本発明に到達したもの
である。 本発明は、実質的に85モル%以上がブチレンテ
レフタレート単位で構成された〔η〕(固有粘度)
0.70〜0.95の重合体を下記〔〕〜〔〕を満足
する条件下で紡糸し、続いて巻取り、該未延伸糸
を延伸同時仮撚することを特徴とする均質性の優
れたポリエステル系捲縮糸の製造方法であり、 〔〕 紡糸温度 255〜280℃ 〔〕 紡糸速度(VKm/min) 1.5≦V≦2.5 〔〕 紡糸時の収縮(S%)
0.5V−0.25≦S≦1.5V−1.25 (ただし、Sは2組のゴデツトローラー間、ある
いはゴテツトローラーと巻取りローラー間の収縮
率である。) さらに、上記において未延伸糸を 仮撚温度 150〜210℃ 伸長率ε(%) −30V+90≦ε≦−45V+150 で延伸同時仮撚を行なうことによつて捲縮糸を得
る発明であり、さらに延伸同時仮撚に引続き150
〜200℃で15〜30%の弛緩熱処理することを特徴
とする均質性の優れたポリエステル系捲縮糸の製
造方法に関するもう一つの発明である。ここで、
本発明に言う〔η〕(固有粘度)とはテトラクロ
ロエタン:フエノール=1:1の混合溶媒を用い
て30℃で測定した固有粘度(dl/g)の値であ
る。第1図は本発明において説明する〔η〕と△
nの関係を示す。さらに第2図には紡糸速度V
(Km/min)と紡糸時の収縮率S(%)の関係を示
す。、図中の斜線部は上記〔〕および〔〕式
の本発明適正範囲を示すものである。 本発明者らの検討結果によれば、ポリブチレン
テレフタレートはポリエチレンテレフタレートを
代表とするポリエステルからは予知できない特異
な挙動を示すことがわかつた。第1図は、ポリマ
ーの〔η〕(紡糸前)を種々変更し、紡糸温度260
℃吐出量18g/分、紡糸速度2Km/minで紡糸孔
径0.25mm、24ホールの口金から紡出して得られた
未延伸糸の△nを示したものである。驚くべきこ
とに特定〔η〕の領域で最大値を示した。さら
に、このものを延伸同時仮撚すると、△nの小さ
い〔η〕領域では毛羽と未解撚点のない安定な仮
撚条件が存在しないことがわかつた。そして、延
伸同時仮撚に好都合な〔η〕は、0.70以上、0.95
以下であり、それ以上小さくても大きくても分子
配向が減少し、好ましい条件を見いだすことはで
きなかつた。 それ故、本発明の第1の知見(目的)とすると
ころは、このような〔η〕と仮撚性との間の不適
性な現象を回避するために、使用すべき重合体の
〔η〕範囲を限定した固有粘度0.70〜0.95、好ま
しくは0.75〜0.90を有するポリブチレンテレフタ
レートの重合体を使用することにある。 本発明の第2の目的とするところは、染斑のな
い均質性の良い捲縮糸を得ることである。この目
的を達成すべく染め斑の発生原因について種々検
討した結果、驚くべきことに次のようなことが明
らかになつた。すなわち、第2図は〔η〕=0.85
のポリブチレンテレフタレート(PBT)重合体
を紡糸温度260℃で紡糸孔径0.25mm、24ホールの
口金から紡糸原糸(未延伸糸)デニールが150dr
(図中○印)、200dr(図中●印)になるように吐出
量と紡糸速度を変更して紡糸したときの紡糸原糸
の収縮率である。収縮率は、直径15cmのゴデツト
ローラーに未延伸糸を直接巻付け、5分間放置し
て切断したときのローラー周長に対する収縮率で
ある。比較のために通常のポリエチレンテレフタ
レート(PET)の結果も示すが、非常に異なつ
た挙動を示している。ポリブチレンテレフタレー
トにあつては紡糸速度が1.5Km/min以上では大
きな収縮力が発生し、ボビンに巻取られた後、こ
の収縮力のためにボビンの内層部、中層部および
外層部で糸の収縮状態が異なつてくる。すなわ
ち、中層部では糸自体に巻き締まりが起こり糸が
緩和された状態となる。また内層部では巻き締ま
りがボビンで抑制され、さらに外層部では外層糸
により糸圧力が小さく内層部と同じく巻き締まり
が生じにくくなる。そのために巻取糸の内、中、
外層間で糸の物性差が生じ延伸同時仮撚した場合
に染斑の発生原因となることが判明したのであ
る。 本発明者らは、このような物性差を除去するこ
とが染斑発生の防止策として有用であると考え、
鋭意検討した結果、予め第2図の斜線部分に相当
する範囲内で紡糸時に収縮を付与することによつ
て前記の層別物性差が解消し、延伸同時仮撚した
場合に染斑をなくすことができたものである。 さらに本発明を説明すると、適正な紡糸速度範
囲および紡糸時の収縮率範囲とは紡糸速度の下限
は1.5Km/minであり、それに満たない場合は、
〔η〕条件を満足しても複屈折率が小さく、前記
述べたと同様の理由によつて安定な延伸同時仮撚
条件は見い出されなかつた。また上限の紡糸速度
は2.5Km/minであり、それを越えると収縮率が
著しく増大し、本発明の目的を満たすためには紡
糸時に非常に大きな収縮を与える必要があり、そ
のような大きな収縮を高速紡糸時に与えること
は、操業運転上不可能であり、適正条件を見いだ
せなかつた。好ましい紡糸速度は1.7≦V≦2.1で
ある。そして、かかる紡糸速度に対応する適正な
収縮率の範囲は第2図に示す斜線部分であり、収
縮率の上限が斜線部分より越えると紡糸の巻取り
張力が小さくなりすぎて紡糸の巻取りが不可能と
なる。また第2図に示す斜線部分の下限より収縮
率が小さくなると、先に述べたような紡糸原糸に
層別物性差を解消することは不可能となり、本発
明の目的とする均質性の優れた捲縮糸を得ること
ができなくなる。また、紡糸温度は255〜280℃に
設定することが紡糸安定性の確保の点で好まし
い。255℃未満ではメルトフラクチヤーに似た現
象が生じ、断面均斉度が不良となり、280℃を越
えると、分解が大きく斑の原因となり好ましくな
い。 さらに、本発明のかかる均質性の優れたポリエ
ステル系捲縮糸を得るのにもつとも好ましい製造
条件は、前記の〔〕〜〔〕を満足する条件下
で紡糸して得られた未延伸糸を仮撚温度150〜210
℃により下記の式 伸長率ε(%):−30V+90≦ε≦−45V+150 を満足する伸長率ε(%)で延伸同時仮撚するこ
とであり、この仮撚加工時の仮撚温度は170〜190
℃に設定することが好ましい。ここで、上述の範
囲よりはずれると、優れた捲縮糸が得られないが
捲縮糸に毛羽、融着、解撚不良部が発生し好まし
くない。上記の仮撚加工時の伸長率εの上限は上
式で決められるが、この上限を越えると仮撚張力
が高くなりすぎて毛羽、糸切れ等が多発し、また
逆に下限より下部の条件では仮撚張力が低くなり
すぎて、解撚不良部の多発および糸掛け性が困難
となり不都合である。 本発明者の見出した第1の発明は上述のとおり
であるが、第2の発明はこのようにして得られた
捲縮糸をより一層の均質な加工糸にするために、
引き続きこの捲縮糸をいつたん巻取ることなく連
続的に150〜200℃でオーバーフイード率(OF)
15〜30%でさらに弛緩熱処理することにより得ら
れる。このオーバーフイード率はきわめて大きな
値であり、通常のポリエチレンテレフタレートを
主成分とするポリエステル仮撚糸の場合はむしろ
染斑が発生しやすい条件であり、均質な捲縮糸を
得る方法としては好ましくないと考えられてい
た。しかし、本発明のポリブチレンテレフタレー
ト系のフイラメントにおいては、驚くべきことに
もつとも均質性の良好な捲縮糸が得られるのであ
る。 以上が本発明の骨子について説明したものであ
り、以上に本発明の実施に際して必要な事項につ
いて説明する。 本発明において用いられる延伸同時仮撚方式と
しては、いわゆるスピンドル仮撚方式または摩擦
仮撚方式のいずれでもよい。 本発明で用いるポリエステルとは、ブチレンテ
レフタレート単位が実質的に85モル%以上を構成
し第3成分を15モル%未満含んでもよい。そし
て、この第3成分としては例えばテレフタール
酸、5スルホイソフタル酸ナトリウム塩、アジピ
ン酸、セバシン酸、ジフエニルジカルボン酸、ナ
フタリンジカルボン酸等の二塩基酸およびジエチ
ルグリコール、プロピレングリコール、エチレン
グリコール、ネオペンチルグリコール、ポリエチ
レングリコール等のグリコール類が挙げられる。
さらに、該ポリエステル繊維には酸化チタン等の
光沢改良剤、耐光、耐熱性向上剤、リン含有等の
着色防止剤、帯電防止剤、螢光増白剤等の公知の
添加物、安定剤が含まれていてもよい。 以下実施例について説明するが、本発明は実施
例の範囲に限定されるものではない。なお、実施
例中の染斑の判定および捲縮率の測定はつぎの方
法による。 〔染斑の判定〕 Γ筒編地の染斑区分の測定 仮撚糸チーズ間の染色濃度差をつぎの3ラン
クに区分して視感判定を行ない同一判定区分の
割合を求め、M率の大小で染め斑の評価の指標
とした(実施例中での編検判定)。 区分のクラス 略称 Deep(濃色判定)→ D Middle(中色判定)→ M Light(淡色判定)→ L M率(%)=Mと判定された個数/測定の個数×100 Γ△L*の測定 仮撚糸チーズ間の染色濃度幅を求めるために
その筒編地染色物についてL*の測定を行ない、
L*の最大と最小の差を△L*とし、その値の大
小で染斑の幅の指標とした。L*a*b*の測定は
日立製307型分光光度計およびその測色システ
ムを用いて行なつた。L*はCIE表色系の三色刺
激値Yから次の式(1)によつて変換される。 L*=116(Y/100)1/3−16 ……(1) △L*=L*最高−L*最小 〔捲縮率〕 捲縮糸を綛機を用いて0.1g/drの張力で
5000drになるまで捲き小綛をつくる。ついで
0.001g/drの初荷重をかけて90℃、30分、水処
理した後、除重し風乾後ふたたび0.001g/drの
初荷重をかけた時の長さl1を測定する。次いで0.1
g/dの荷重をかけた時の長さl2を測定し次式よ
り捲縮率K1を測定した。 K1%(捲縮率)=l2−l1/l2×100 実施例1および2と比較例1および2 実質的にブチレンテレフタレート単位で構成さ
れた固有粘度〔η〕0.85のポリブチレンテレフタ
レートを紡糸温度260℃、吐出量18g/分、紡糸
速度(V)1.8Km/分で孔径0.25mm、24ホールの
口金から紡糸し、ゴデツトローラーと巻取ローラ
ー間で表1に示す収縮(S%)を与え約5.0Kg巻
きの未延伸糸をそれぞれ巻取つた。この未延伸糸
をスピンドル仮撚方式にて1段加工温度178℃、
加工速度85m/分、設定仮撚数Z−Sの4150T/
M、伸長率53.6%の条件にて加工し捲縮糸を得
た。この捲縮糸をいつたん巻取ることなくオーバ
ーフイード率(OF)20%、セツト温度160℃にて
連続的に加工して紡糸原糸パーン内の内中外層と
対応できるように約200g巻きの仮撚チーズを20
ケずつ得た。ついで、このチーズを使つて長さ約
5cmごとにコーンの区別ができるように筒編地を
作り、アクチノールR100、1g/の組成で浴
比50:1、100℃、20分間、脱油およびリラツク
ス処理してつぎの条件にて染色を行なつた。 染色条件 Eastman Polyester Navy Blue 3R−LSW
(C.I.No. Disperse Blue79) 1%owf ニツカサンソルト#7000(分散剤) 0.5g/ 硫酸アンモニウム 1g/ 酢酸(48%) 1c.c./ 浴比 50:1 90℃ 60分 つぎに、この染色後の筒編地についての約5cm
ごとに区分された各仮撚糸チーズ間の編検判定お
よび△L*を表1に示す。
糸の製造方法に関するものであり、より詳しくは
実質的にポリブチレンテレフタレートからなる均
質性に優れた捲縮糸の製造方法に関するものであ
る。 従来、ポリブチレンテレフタレートからなるポ
リマーを紡糸し得られた未延伸糸を延伸同時仮撚
する方法については特開昭49−55919号公報に提
案されている。しかし、この方法では染斑が多発
しかつ毛羽、未解撚点が多く、安定な操業生産は
不可能であり、工業的生産が行なわれていないの
が現状である。 本発明者らは、かかる問題点に鑑みポリブチレ
ンテレフタレートの優れた捲縮性能を活かしなが
ら操業生産的に均質性の良好な捲縮糸を得ること
を目指して検討した結果、本発明に到達したもの
である。 本発明は、実質的に85モル%以上がブチレンテ
レフタレート単位で構成された〔η〕(固有粘度)
0.70〜0.95の重合体を下記〔〕〜〔〕を満足
する条件下で紡糸し、続いて巻取り、該未延伸糸
を延伸同時仮撚することを特徴とする均質性の優
れたポリエステル系捲縮糸の製造方法であり、 〔〕 紡糸温度 255〜280℃ 〔〕 紡糸速度(VKm/min) 1.5≦V≦2.5 〔〕 紡糸時の収縮(S%)
0.5V−0.25≦S≦1.5V−1.25 (ただし、Sは2組のゴデツトローラー間、ある
いはゴテツトローラーと巻取りローラー間の収縮
率である。) さらに、上記において未延伸糸を 仮撚温度 150〜210℃ 伸長率ε(%) −30V+90≦ε≦−45V+150 で延伸同時仮撚を行なうことによつて捲縮糸を得
る発明であり、さらに延伸同時仮撚に引続き150
〜200℃で15〜30%の弛緩熱処理することを特徴
とする均質性の優れたポリエステル系捲縮糸の製
造方法に関するもう一つの発明である。ここで、
本発明に言う〔η〕(固有粘度)とはテトラクロ
ロエタン:フエノール=1:1の混合溶媒を用い
て30℃で測定した固有粘度(dl/g)の値であ
る。第1図は本発明において説明する〔η〕と△
nの関係を示す。さらに第2図には紡糸速度V
(Km/min)と紡糸時の収縮率S(%)の関係を示
す。、図中の斜線部は上記〔〕および〔〕式
の本発明適正範囲を示すものである。 本発明者らの検討結果によれば、ポリブチレン
テレフタレートはポリエチレンテレフタレートを
代表とするポリエステルからは予知できない特異
な挙動を示すことがわかつた。第1図は、ポリマ
ーの〔η〕(紡糸前)を種々変更し、紡糸温度260
℃吐出量18g/分、紡糸速度2Km/minで紡糸孔
径0.25mm、24ホールの口金から紡出して得られた
未延伸糸の△nを示したものである。驚くべきこ
とに特定〔η〕の領域で最大値を示した。さら
に、このものを延伸同時仮撚すると、△nの小さ
い〔η〕領域では毛羽と未解撚点のない安定な仮
撚条件が存在しないことがわかつた。そして、延
伸同時仮撚に好都合な〔η〕は、0.70以上、0.95
以下であり、それ以上小さくても大きくても分子
配向が減少し、好ましい条件を見いだすことはで
きなかつた。 それ故、本発明の第1の知見(目的)とすると
ころは、このような〔η〕と仮撚性との間の不適
性な現象を回避するために、使用すべき重合体の
〔η〕範囲を限定した固有粘度0.70〜0.95、好ま
しくは0.75〜0.90を有するポリブチレンテレフタ
レートの重合体を使用することにある。 本発明の第2の目的とするところは、染斑のな
い均質性の良い捲縮糸を得ることである。この目
的を達成すべく染め斑の発生原因について種々検
討した結果、驚くべきことに次のようなことが明
らかになつた。すなわち、第2図は〔η〕=0.85
のポリブチレンテレフタレート(PBT)重合体
を紡糸温度260℃で紡糸孔径0.25mm、24ホールの
口金から紡糸原糸(未延伸糸)デニールが150dr
(図中○印)、200dr(図中●印)になるように吐出
量と紡糸速度を変更して紡糸したときの紡糸原糸
の収縮率である。収縮率は、直径15cmのゴデツト
ローラーに未延伸糸を直接巻付け、5分間放置し
て切断したときのローラー周長に対する収縮率で
ある。比較のために通常のポリエチレンテレフタ
レート(PET)の結果も示すが、非常に異なつ
た挙動を示している。ポリブチレンテレフタレー
トにあつては紡糸速度が1.5Km/min以上では大
きな収縮力が発生し、ボビンに巻取られた後、こ
の収縮力のためにボビンの内層部、中層部および
外層部で糸の収縮状態が異なつてくる。すなわ
ち、中層部では糸自体に巻き締まりが起こり糸が
緩和された状態となる。また内層部では巻き締ま
りがボビンで抑制され、さらに外層部では外層糸
により糸圧力が小さく内層部と同じく巻き締まり
が生じにくくなる。そのために巻取糸の内、中、
外層間で糸の物性差が生じ延伸同時仮撚した場合
に染斑の発生原因となることが判明したのであ
る。 本発明者らは、このような物性差を除去するこ
とが染斑発生の防止策として有用であると考え、
鋭意検討した結果、予め第2図の斜線部分に相当
する範囲内で紡糸時に収縮を付与することによつ
て前記の層別物性差が解消し、延伸同時仮撚した
場合に染斑をなくすことができたものである。 さらに本発明を説明すると、適正な紡糸速度範
囲および紡糸時の収縮率範囲とは紡糸速度の下限
は1.5Km/minであり、それに満たない場合は、
〔η〕条件を満足しても複屈折率が小さく、前記
述べたと同様の理由によつて安定な延伸同時仮撚
条件は見い出されなかつた。また上限の紡糸速度
は2.5Km/minであり、それを越えると収縮率が
著しく増大し、本発明の目的を満たすためには紡
糸時に非常に大きな収縮を与える必要があり、そ
のような大きな収縮を高速紡糸時に与えること
は、操業運転上不可能であり、適正条件を見いだ
せなかつた。好ましい紡糸速度は1.7≦V≦2.1で
ある。そして、かかる紡糸速度に対応する適正な
収縮率の範囲は第2図に示す斜線部分であり、収
縮率の上限が斜線部分より越えると紡糸の巻取り
張力が小さくなりすぎて紡糸の巻取りが不可能と
なる。また第2図に示す斜線部分の下限より収縮
率が小さくなると、先に述べたような紡糸原糸に
層別物性差を解消することは不可能となり、本発
明の目的とする均質性の優れた捲縮糸を得ること
ができなくなる。また、紡糸温度は255〜280℃に
設定することが紡糸安定性の確保の点で好まし
い。255℃未満ではメルトフラクチヤーに似た現
象が生じ、断面均斉度が不良となり、280℃を越
えると、分解が大きく斑の原因となり好ましくな
い。 さらに、本発明のかかる均質性の優れたポリエ
ステル系捲縮糸を得るのにもつとも好ましい製造
条件は、前記の〔〕〜〔〕を満足する条件下
で紡糸して得られた未延伸糸を仮撚温度150〜210
℃により下記の式 伸長率ε(%):−30V+90≦ε≦−45V+150 を満足する伸長率ε(%)で延伸同時仮撚するこ
とであり、この仮撚加工時の仮撚温度は170〜190
℃に設定することが好ましい。ここで、上述の範
囲よりはずれると、優れた捲縮糸が得られないが
捲縮糸に毛羽、融着、解撚不良部が発生し好まし
くない。上記の仮撚加工時の伸長率εの上限は上
式で決められるが、この上限を越えると仮撚張力
が高くなりすぎて毛羽、糸切れ等が多発し、また
逆に下限より下部の条件では仮撚張力が低くなり
すぎて、解撚不良部の多発および糸掛け性が困難
となり不都合である。 本発明者の見出した第1の発明は上述のとおり
であるが、第2の発明はこのようにして得られた
捲縮糸をより一層の均質な加工糸にするために、
引き続きこの捲縮糸をいつたん巻取ることなく連
続的に150〜200℃でオーバーフイード率(OF)
15〜30%でさらに弛緩熱処理することにより得ら
れる。このオーバーフイード率はきわめて大きな
値であり、通常のポリエチレンテレフタレートを
主成分とするポリエステル仮撚糸の場合はむしろ
染斑が発生しやすい条件であり、均質な捲縮糸を
得る方法としては好ましくないと考えられてい
た。しかし、本発明のポリブチレンテレフタレー
ト系のフイラメントにおいては、驚くべきことに
もつとも均質性の良好な捲縮糸が得られるのであ
る。 以上が本発明の骨子について説明したものであ
り、以上に本発明の実施に際して必要な事項につ
いて説明する。 本発明において用いられる延伸同時仮撚方式と
しては、いわゆるスピンドル仮撚方式または摩擦
仮撚方式のいずれでもよい。 本発明で用いるポリエステルとは、ブチレンテ
レフタレート単位が実質的に85モル%以上を構成
し第3成分を15モル%未満含んでもよい。そし
て、この第3成分としては例えばテレフタール
酸、5スルホイソフタル酸ナトリウム塩、アジピ
ン酸、セバシン酸、ジフエニルジカルボン酸、ナ
フタリンジカルボン酸等の二塩基酸およびジエチ
ルグリコール、プロピレングリコール、エチレン
グリコール、ネオペンチルグリコール、ポリエチ
レングリコール等のグリコール類が挙げられる。
さらに、該ポリエステル繊維には酸化チタン等の
光沢改良剤、耐光、耐熱性向上剤、リン含有等の
着色防止剤、帯電防止剤、螢光増白剤等の公知の
添加物、安定剤が含まれていてもよい。 以下実施例について説明するが、本発明は実施
例の範囲に限定されるものではない。なお、実施
例中の染斑の判定および捲縮率の測定はつぎの方
法による。 〔染斑の判定〕 Γ筒編地の染斑区分の測定 仮撚糸チーズ間の染色濃度差をつぎの3ラン
クに区分して視感判定を行ない同一判定区分の
割合を求め、M率の大小で染め斑の評価の指標
とした(実施例中での編検判定)。 区分のクラス 略称 Deep(濃色判定)→ D Middle(中色判定)→ M Light(淡色判定)→ L M率(%)=Mと判定された個数/測定の個数×100 Γ△L*の測定 仮撚糸チーズ間の染色濃度幅を求めるために
その筒編地染色物についてL*の測定を行ない、
L*の最大と最小の差を△L*とし、その値の大
小で染斑の幅の指標とした。L*a*b*の測定は
日立製307型分光光度計およびその測色システ
ムを用いて行なつた。L*はCIE表色系の三色刺
激値Yから次の式(1)によつて変換される。 L*=116(Y/100)1/3−16 ……(1) △L*=L*最高−L*最小 〔捲縮率〕 捲縮糸を綛機を用いて0.1g/drの張力で
5000drになるまで捲き小綛をつくる。ついで
0.001g/drの初荷重をかけて90℃、30分、水処
理した後、除重し風乾後ふたたび0.001g/drの
初荷重をかけた時の長さl1を測定する。次いで0.1
g/dの荷重をかけた時の長さl2を測定し次式よ
り捲縮率K1を測定した。 K1%(捲縮率)=l2−l1/l2×100 実施例1および2と比較例1および2 実質的にブチレンテレフタレート単位で構成さ
れた固有粘度〔η〕0.85のポリブチレンテレフタ
レートを紡糸温度260℃、吐出量18g/分、紡糸
速度(V)1.8Km/分で孔径0.25mm、24ホールの
口金から紡糸し、ゴデツトローラーと巻取ローラ
ー間で表1に示す収縮(S%)を与え約5.0Kg巻
きの未延伸糸をそれぞれ巻取つた。この未延伸糸
をスピンドル仮撚方式にて1段加工温度178℃、
加工速度85m/分、設定仮撚数Z−Sの4150T/
M、伸長率53.6%の条件にて加工し捲縮糸を得
た。この捲縮糸をいつたん巻取ることなくオーバ
ーフイード率(OF)20%、セツト温度160℃にて
連続的に加工して紡糸原糸パーン内の内中外層と
対応できるように約200g巻きの仮撚チーズを20
ケずつ得た。ついで、このチーズを使つて長さ約
5cmごとにコーンの区別ができるように筒編地を
作り、アクチノールR100、1g/の組成で浴
比50:1、100℃、20分間、脱油およびリラツク
ス処理してつぎの条件にて染色を行なつた。 染色条件 Eastman Polyester Navy Blue 3R−LSW
(C.I.No. Disperse Blue79) 1%owf ニツカサンソルト#7000(分散剤) 0.5g/ 硫酸アンモニウム 1g/ 酢酸(48%) 1c.c./ 浴比 50:1 90℃ 60分 つぎに、この染色後の筒編地についての約5cm
ごとに区分された各仮撚糸チーズ間の編検判定お
よび△L*を表1に示す。
【表】
表1に示されるように、本実施例では染斑の少
ない均質性の優れた捲縮糸が得られた。 実施例3〜5および比較例3〜6 実質的にポリブチレンテレフタレートからなる
固有粘度〔η〕のそれぞれ異なるポリマーを用い
て紡糸温度260℃で表2に示すような紡糸速度V
および収縮率Sを表2のごとく変更して紡糸し80
デニール/24フイラメントの7.5Kg巻きの未延伸
糸をそれぞれ得た。この未延伸糸をスピンドル仮
撚方式にて1段加工温度180℃、加工速度85m/
分、設定仮撚数Z−Sの4150T/M、伸長率ε
(%)を表2に示すような加工条件にて仮撚し、
ついでこの仮撚糸をいつたん巻取ることなくオー
バーフイード率(OF)20%、セツト温度160℃に
て実施例1の場合と同様にして仮撚チーズ20ケず
つ採取して、実施例1と同じように筒編地、リラ
ツクス処理、染色を行なつて、それぞれの各仮撚
糸チーズ間の編検判定を表2に示す。
ない均質性の優れた捲縮糸が得られた。 実施例3〜5および比較例3〜6 実質的にポリブチレンテレフタレートからなる
固有粘度〔η〕のそれぞれ異なるポリマーを用い
て紡糸温度260℃で表2に示すような紡糸速度V
および収縮率Sを表2のごとく変更して紡糸し80
デニール/24フイラメントの7.5Kg巻きの未延伸
糸をそれぞれ得た。この未延伸糸をスピンドル仮
撚方式にて1段加工温度180℃、加工速度85m/
分、設定仮撚数Z−Sの4150T/M、伸長率ε
(%)を表2に示すような加工条件にて仮撚し、
ついでこの仮撚糸をいつたん巻取ることなくオー
バーフイード率(OF)20%、セツト温度160℃に
て実施例1の場合と同様にして仮撚チーズ20ケず
つ採取して、実施例1と同じように筒編地、リラ
ツクス処理、染色を行なつて、それぞれの各仮撚
糸チーズ間の編検判定を表2に示す。
【表】
表2からわかるように、〔η〕の大きい比較例
3はM率が低いことと仮撚糸の毛羽が3〜4ケ/
Kgと大きかつた。比較例4はSが小さく層別物性
差が解消されず、とくに内層部に多くLが発生し
た。Sを3.5%にした比較例5では糸がゴデツト
に取られて巻取り不可能であつた。〔η〕の小さ
い比較例6では仮撚糸の毛羽が多発した。仮撚条
件を変更して検討したが適正条件を見出すことが
できなかつた。これに対して、実施例では運転面
でも品質面でも満足できるものであつた。 実施例6〜7および比較例7〜8 エチレンテレフタレートが10モル%共重合され
た固有粘度〔η〕0.85のポリブチレンテレフタレ
ートを紡糸温度260℃でデゴツトローラーと巻取
りローラー間の収縮率多S1.3%に設定して紡糸速
度V2.0Km/分にて紡糸し75デニール/24フイラ
メントの10Kg巻きの未延伸糸を得た。この未延伸
糸をスピンドル仮撚方式にて1段加工温度178℃、
加工速度85m/分、設定仮撚数Z−Sの4150T/
M、伸長率ε(%)を表3に示すような条件にて
加工し捲縮糸を得た。この捲縮糸をいつたん巻取
ることなく表3に示すような条件のオーバーフイ
ード率(OF)にてセツト温度160℃で連続的に加
工して実施例1、2の場合と同じようにして染斑
判定を行ない捲縮性(K1)を表3に示す。
3はM率が低いことと仮撚糸の毛羽が3〜4ケ/
Kgと大きかつた。比較例4はSが小さく層別物性
差が解消されず、とくに内層部に多くLが発生し
た。Sを3.5%にした比較例5では糸がゴデツト
に取られて巻取り不可能であつた。〔η〕の小さ
い比較例6では仮撚糸の毛羽が多発した。仮撚条
件を変更して検討したが適正条件を見出すことが
できなかつた。これに対して、実施例では運転面
でも品質面でも満足できるものであつた。 実施例6〜7および比較例7〜8 エチレンテレフタレートが10モル%共重合され
た固有粘度〔η〕0.85のポリブチレンテレフタレ
ートを紡糸温度260℃でデゴツトローラーと巻取
りローラー間の収縮率多S1.3%に設定して紡糸速
度V2.0Km/分にて紡糸し75デニール/24フイラ
メントの10Kg巻きの未延伸糸を得た。この未延伸
糸をスピンドル仮撚方式にて1段加工温度178℃、
加工速度85m/分、設定仮撚数Z−Sの4150T/
M、伸長率ε(%)を表3に示すような条件にて
加工し捲縮糸を得た。この捲縮糸をいつたん巻取
ることなく表3に示すような条件のオーバーフイ
ード率(OF)にてセツト温度160℃で連続的に加
工して実施例1、2の場合と同じようにして染斑
判定を行ない捲縮性(K1)を表3に示す。
【表】
* バラツキ大
本発明の実施例中、OFの小さい場合M率が減
少してくる。実施例6、7のOFはより好ましい
条件であることがわかる。伸長率の大きい比較例
8は、K1値のバラツキが大きく捲縮斑が大きく、
それが原因でM率が小さくなつている。また仮撚
糸の毛羽も20ケ/Kgと非常に多かつた。 実施例8および比較例9 実質的にブチレンテレフタレート単位で構成さ
れた固有粘度〔η〕0.85のポリブチレンテレフタ
レートを紡糸温度265℃、吐出量18g/分、紡糸
速度1.8Km/分で孔径0.25mm、24ホールの口金か
ら紡糸し、ゴデツトローラーと巻取りローラー間
で表4に示す収縮(S%)を与え、約5.0Kg巻き
の未延伸糸をそれぞれ巻取つた。この未延伸糸を
スピンドル仮撚方式にて1段加工温度180℃、加
工速度85m/分、設定仮撚数Z−Sの4150T/
M、伸長率54.0%の条件にて加工し捲縮糸を得
た。この捲縮糸について紡糸原糸パーン内の内中
外層と対応できるように約200g巻きの仮撚チー
ズを20ケずつ得た。ついで、このチーズを使つて
長さ約5cmごとにコーンの区別ができるように簡
編地を作り、実施例1の場合と同じ条件にて染斑
の判定を行つた。
本発明の実施例中、OFの小さい場合M率が減
少してくる。実施例6、7のOFはより好ましい
条件であることがわかる。伸長率の大きい比較例
8は、K1値のバラツキが大きく捲縮斑が大きく、
それが原因でM率が小さくなつている。また仮撚
糸の毛羽も20ケ/Kgと非常に多かつた。 実施例8および比較例9 実質的にブチレンテレフタレート単位で構成さ
れた固有粘度〔η〕0.85のポリブチレンテレフタ
レートを紡糸温度265℃、吐出量18g/分、紡糸
速度1.8Km/分で孔径0.25mm、24ホールの口金か
ら紡糸し、ゴデツトローラーと巻取りローラー間
で表4に示す収縮(S%)を与え、約5.0Kg巻き
の未延伸糸をそれぞれ巻取つた。この未延伸糸を
スピンドル仮撚方式にて1段加工温度180℃、加
工速度85m/分、設定仮撚数Z−Sの4150T/
M、伸長率54.0%の条件にて加工し捲縮糸を得
た。この捲縮糸について紡糸原糸パーン内の内中
外層と対応できるように約200g巻きの仮撚チー
ズを20ケずつ得た。ついで、このチーズを使つて
長さ約5cmごとにコーンの区別ができるように簡
編地を作り、実施例1の場合と同じ条件にて染斑
の判定を行つた。
【表】
表4に示されるように本実施例では染斑の少な
い均質性の優れた仮撚1段加工の捲縮糸が得られ
た。 参考例 1 固有粘度〔η〕0.65ポリエチレンテレフタレー
トを紡糸温度290℃、吐出量31g/分、紡糸速度
1.8Km/分で孔径0.25mm、24ホールの口金から紡
糸し、ゴデツトローラーと巻取りローラー間の無
収縮状態(S=0%)を与え約5.0Kg巻きの未延
伸糸を巻取つた。この未延伸糸をスピンドル仮撚
方式にて1段加工温度205℃、加工速度85m/分、
設定仮撚数Z−Sの4150T/M、伸長率170%の
条件にて加工し捲縮糸を得た。この捲縮糸につい
て紡糸原糸パーン内の内中外層と対応できるよう
に約200g巻きの仮撚チーズを20ケずつ得た。つ
いで、このチーズを使つて長さ約5cmごとにコー
ンの区別ができるように簡編地を作り、実施例1
の場合と同じ条件にて染斑の判定を行つた。
い均質性の優れた仮撚1段加工の捲縮糸が得られ
た。 参考例 1 固有粘度〔η〕0.65ポリエチレンテレフタレー
トを紡糸温度290℃、吐出量31g/分、紡糸速度
1.8Km/分で孔径0.25mm、24ホールの口金から紡
糸し、ゴデツトローラーと巻取りローラー間の無
収縮状態(S=0%)を与え約5.0Kg巻きの未延
伸糸を巻取つた。この未延伸糸をスピンドル仮撚
方式にて1段加工温度205℃、加工速度85m/分、
設定仮撚数Z−Sの4150T/M、伸長率170%の
条件にて加工し捲縮糸を得た。この捲縮糸につい
て紡糸原糸パーン内の内中外層と対応できるよう
に約200g巻きの仮撚チーズを20ケずつ得た。つ
いで、このチーズを使つて長さ約5cmごとにコー
ンの区別ができるように簡編地を作り、実施例1
の場合と同じ条件にて染斑の判定を行つた。
【表】
表5に示されるようにポリエチレンテレフタレ
ートの場合には紡糸時の該収縮Sが0%であつて
も均質性の優れた仮撚1段加工の捲縮糸が得られ
た。
ートの場合には紡糸時の該収縮Sが0%であつて
も均質性の優れた仮撚1段加工の捲縮糸が得られ
た。
第1図は、本発明者らによる実験結果の一例
で、ポリマーの〔η〕と紡糸原糸(未延伸糸)の
複屈折率(△n)の関係を示すものであり、第2
図も実験結果の一例で、紡糸速度Vと収縮率Sの
関係を示すものであり、図中の斜線部は、本発明
の構成要件である〔〕、〔〕式の範囲を示した
ものである。
で、ポリマーの〔η〕と紡糸原糸(未延伸糸)の
複屈折率(△n)の関係を示すものであり、第2
図も実験結果の一例で、紡糸速度Vと収縮率Sの
関係を示すものであり、図中の斜線部は、本発明
の構成要件である〔〕、〔〕式の範囲を示した
ものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 85モル%以上がブチレンテレフタレート単位
で構成された固有粘度[η]0.70〜0.95の重合体
を下記[]〜[]を満足する条件で紡糸し、
続いて巻取り、該未延伸糸を延伸同時仮撚するこ
とを特徴とする均質性の優れたポリエステル系捲
縮糸の製造方法。 [] 紡糸温度 255〜280℃ [] 紡糸速度(VKm/min) 1.5≦V≦2.5 [] 紡糸時の収縮(S%)
0.5V−0.25≦S≦1.5V−1.25 ただし、Sは2組のゴデツトローラー間、また
はゴデツトローラーと巻取りローラー間の収縮率
である。 2 重合体の固有粘度[η]が0.75〜0.90、紡糸
速度Vが1.7〜2.1である特許請求の範囲第1項記
載のポリエステル系捲縮糸の製造方法。 3 延伸同時仮撚が150〜210℃で、伸長率(ε
%)が−30V+90≦ε≦−45V+150で行なわれ
る特許請求の範囲第1項または第2項記載のポリ
エステル系捲縮糸の製造方法。 4 仮撚温度が170〜190℃である特許請求の範囲
第3項記載のポリエステル系捲縮糸の製造方法。 5 85モル%以上がブチレンテレフタレート単位
で構成された固有粘度[η]0.70〜0.95の重合体
を下記[]〜[]を満足する条件で紡糸し、
続いて巻取り、該未延伸糸を延伸同時仮撚したの
ち150〜200℃でオーバーフイード率(OF)15〜
30%で弛緩熱処理することを特徴とする均質性の
優れたポリエステル系捲縮糸の製造方法。 [] 紡糸温度 255〜280℃ [] 紡糸速度(VKm/min) 1.5≦V≦2.5 [] 糸時の収縮(S%)
0.5V−0.25≦S≦1.5V−1.25 ただし、Sは2組のゴデツトローラー間、また
はゴデツトローラーと巻取りローラー間の収縮率
である。 6 重合体の固有粘度[η]が0.75〜0.90、紡糸
速度Vが1.7〜2.1である特許請求の範囲第5項記
載のポリエステル系捲縮糸の製造方法。 7 延伸同時仮撚が150〜210℃で、伸長率(ε
%)が−30V+90≦ε≦−45V+150で行なわれ
る特許請求の範囲第5項または第6項記載のポリ
エステル系捲縮糸の製造方法。 8 仮撚温度が170〜190℃である特許請求の範囲
第7項記載のポリエステル系捲縮糸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4362182A JPS58163736A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 均質性の優れたポリエステル系捲縮糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4362182A JPS58163736A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 均質性の優れたポリエステル系捲縮糸の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58163736A JPS58163736A (ja) | 1983-09-28 |
| JPH0347332B2 true JPH0347332B2 (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=12668912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4362182A Granted JPS58163736A (ja) | 1982-03-17 | 1982-03-17 | 均質性の優れたポリエステル系捲縮糸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58163736A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56148912A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-18 | Toray Ind Inc | Production of polybutylene terephthalate fiber |
-
1982
- 1982-03-17 JP JP4362182A patent/JPS58163736A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58163736A (ja) | 1983-09-28 |
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