JPH0347832Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0347832Y2 JPH0347832Y2 JP1985128263U JP12826385U JPH0347832Y2 JP H0347832 Y2 JPH0347832 Y2 JP H0347832Y2 JP 1985128263 U JP1985128263 U JP 1985128263U JP 12826385 U JP12826385 U JP 12826385U JP H0347832 Y2 JPH0347832 Y2 JP H0347832Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- head
- hammer
- handle
- wire
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Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は、ヘツド部と柄部とが所定の樹脂材料
にて一体成形され、且つそれらの内部に所定の芯
材が埋設されて成る、略T字状の外形を有する一
体成形ハンマに係り、特にヘツド部に埋設される
ヘツド部芯材と柄部に埋設される柄部芯材とが分
離されることによつて、ハンマ打撃時における柄
部の衝撃が緩和されるようにした一体成形ハンマ
において、その耐久性を向上せしめる技術に関す
るものである。
にて一体成形され、且つそれらの内部に所定の芯
材が埋設されて成る、略T字状の外形を有する一
体成形ハンマに係り、特にヘツド部に埋設される
ヘツド部芯材と柄部に埋設される柄部芯材とが分
離されることによつて、ハンマ打撃時における柄
部の衝撃が緩和されるようにした一体成形ハンマ
において、その耐久性を向上せしめる技術に関す
るものである。
(背景技術)
従来より、各種工事現場、作業現場等において
用いられるハンマとして、ヘツド部と柄部とが所
定の樹脂材料にて一体成形されて成る、略T字状
の外形を有する一体成形ハンマが知られている
が、このような一体成形ハンマでは、従来、ハン
マ打撃時における衝撃に耐え得るだけの強度を得
るために、ヘツド部および柄部の内部に略T字状
を成す芯材が埋設されているのが一般的であつ
た。そのため、従来の一体成形ハンマでは、ハン
マ打撃時における衝撃が、かかる芯材を介して柄
部から作業者の手に直接伝わり、作業者に過酷な
労力負担を課すという不具合があつた。
用いられるハンマとして、ヘツド部と柄部とが所
定の樹脂材料にて一体成形されて成る、略T字状
の外形を有する一体成形ハンマが知られている
が、このような一体成形ハンマでは、従来、ハン
マ打撃時における衝撃に耐え得るだけの強度を得
るために、ヘツド部および柄部の内部に略T字状
を成す芯材が埋設されているのが一般的であつ
た。そのため、従来の一体成形ハンマでは、ハン
マ打撃時における衝撃が、かかる芯材を介して柄
部から作業者の手に直接伝わり、作業者に過酷な
労力負担を課すという不具合があつた。
これに対し、上述のような一体成形ハンマにお
いて、ヘツド部に埋設される芯材内部に空所を形
成し、その空所内に鉛粒を収容して、その鉛粒の
摩擦によつてハンマ打撃時の衝撃を吸収するよう
にした、所謂シヨツクレスハンマが提案されてい
る(特公昭51−9198号公報参照)。しかし、かか
るシヨツクレスハンマでは、鉛粒の摩擦によつて
ハンマの打撃力自体も低下してしまうために、作
業に要する打撃回数が多くなつて作業能率が低下
するという問題があつた。また、鉛粒がハンマ打
撃時の衝撃によつて粉末化された後、摩擦熱等に
より再び凝集されて団塊状と成り易く、衝撃緩和
機能が発揮され得なくなる恐れもあつた。
いて、ヘツド部に埋設される芯材内部に空所を形
成し、その空所内に鉛粒を収容して、その鉛粒の
摩擦によつてハンマ打撃時の衝撃を吸収するよう
にした、所謂シヨツクレスハンマが提案されてい
る(特公昭51−9198号公報参照)。しかし、かか
るシヨツクレスハンマでは、鉛粒の摩擦によつて
ハンマの打撃力自体も低下してしまうために、作
業に要する打撃回数が多くなつて作業能率が低下
するという問題があつた。また、鉛粒がハンマ打
撃時の衝撃によつて粉末化された後、摩擦熱等に
より再び凝集されて団塊状と成り易く、衝撃緩和
機能が発揮され得なくなる恐れもあつた。
そこで、本願出願人は、先に、特願昭60−
33417号特開昭61−192485号公報参照において、
ヘツド部と柄部とが略T字状を成す状態で所定の
樹脂材料にて一体成形されると共に、該ヘツド部
の長手方向に、長手状のヘツド部芯材が、少なく
ともその一部が埋設された状態で配設せしめら
れ、且つかかるヘツド部芯材に対して、所定の柄
部芯材が切り離され、前記樹脂材料によつて分離
せしめられた状態において前記柄部内に埋設され
て成る一体成形ハンマを提案した。
33417号特開昭61−192485号公報参照において、
ヘツド部と柄部とが略T字状を成す状態で所定の
樹脂材料にて一体成形されると共に、該ヘツド部
の長手方向に、長手状のヘツド部芯材が、少なく
ともその一部が埋設された状態で配設せしめら
れ、且つかかるヘツド部芯材に対して、所定の柄
部芯材が切り離され、前記樹脂材料によつて分離
せしめられた状態において前記柄部内に埋設され
て成る一体成形ハンマを提案した。
このような一体成形ハンマによれば、ヘツド部
芯材と柄部芯材との間に介在する樹脂材料によつ
てハンマ打撃時の衝撃が吸収され、ヘツド部と柄
部との間における衝撃の伝達が大幅に緩和される
ために、作業者の手に伝わる衝撃が軽減され、作
業者の労力負担が有利に低減されるのである。ま
た、前記従来のシヨツクレスハンマのように、鉛
粒の摩擦によつて衝撃の緩和を図るものではない
ので、シヨツク防止機能を長期間にわたつて良好
に発揮することが可能となるのであり、打撃力が
低減して、作業能力が低下するようなこともない
のである。
芯材と柄部芯材との間に介在する樹脂材料によつ
てハンマ打撃時の衝撃が吸収され、ヘツド部と柄
部との間における衝撃の伝達が大幅に緩和される
ために、作業者の手に伝わる衝撃が軽減され、作
業者の労力負担が有利に低減されるのである。ま
た、前記従来のシヨツクレスハンマのように、鉛
粒の摩擦によつて衝撃の緩和を図るものではない
ので、シヨツク防止機能を長期間にわたつて良好
に発揮することが可能となるのであり、打撃力が
低減して、作業能力が低下するようなこともない
のである。
(問題点)
ところで、このような一体成形ハンマ、特に前
記ヘツド部芯材が該ヘツド部の端部において露出
せしめられて打撃部を構成する構造とされた一体
成形ハンマにおける打撃時の衝撃力は、前述の如
く金属製のヘツド部打撃面からヘツド部芯材と柄
部芯材との間に介在せしめられた樹脂材料から成
る連結部分を介して柄部芯材に伝達されるため
に、かかる衝撃力は、該ヘツド部においては何等
吸収されることなく、樹脂材料からなる連結部分
において収斂されることとなる。ところが、該連
結部分はヘツド部や柄部の芯材とは異なり、硬質
ウレタン樹脂材料等によつて形成されたものであ
るために、特にかかるハンマのヘツド部重量が2
ポンド以上とされて、その使用に際して大きな衝
撃力を発生するものにあつては、該連結部分にク
ラツクが発生する恐れがあり、従つて、その耐久
性の面において今一つ改良の余地があつた。
記ヘツド部芯材が該ヘツド部の端部において露出
せしめられて打撃部を構成する構造とされた一体
成形ハンマにおける打撃時の衝撃力は、前述の如
く金属製のヘツド部打撃面からヘツド部芯材と柄
部芯材との間に介在せしめられた樹脂材料から成
る連結部分を介して柄部芯材に伝達されるため
に、かかる衝撃力は、該ヘツド部においては何等
吸収されることなく、樹脂材料からなる連結部分
において収斂されることとなる。ところが、該連
結部分はヘツド部や柄部の芯材とは異なり、硬質
ウレタン樹脂材料等によつて形成されたものであ
るために、特にかかるハンマのヘツド部重量が2
ポンド以上とされて、その使用に際して大きな衝
撃力を発生するものにあつては、該連結部分にク
ラツクが発生する恐れがあり、従つて、その耐久
性の面において今一つ改良の余地があつた。
さらに、ハンマを使用する環境が万全でない場
合、例えば鉄道の線路工事のように、作業時間が
夜間であつたり、且つ作業者が狭い場所に集中し
て作業が行われるような場合には、上述したよう
なハンマ使用時におけるクラツクの発生はその作
業を著しく危険なものとするのであり、かかるク
ラツクが助長せしめられて、該連結部が破壊され
る恐れがあつた。
合、例えば鉄道の線路工事のように、作業時間が
夜間であつたり、且つ作業者が狭い場所に集中し
て作業が行われるような場合には、上述したよう
なハンマ使用時におけるクラツクの発生はその作
業を著しく危険なものとするのであり、かかるク
ラツクが助長せしめられて、該連結部が破壊され
る恐れがあつた。
(解決手段)
本考案は、上述の如き事情を背景として為され
たものであつて、その要旨とするところは、ヘツ
ド部と柄部とが略T字状を為す状態で所定の樹脂
材料にて一体成形されると共に、該ヘツド部の長
手方向にヘツド部芯材が埋設せしめられ、且つ該
ヘツド部芯材の少なくとも一方の端部が該ヘツド
部の端部において露出せしめられて打撃部を構成
している一方、前記柄部の長手方向に、ヘツド部
芯材と切り離された柄部芯材が埋設せしめられ、
該柄部芯材のヘツド部側端部と前記ヘツド部芯材
との間に前記樹脂材料が介在してなる樹脂連結部
分を有するハンマにして、前記樹脂連結部分の間
隔が3〜50mmとされると共に、前記柄部芯材がヘ
ツド部側端部において、前記ヘツド部芯材に対し
て複数の素線からなる所定太さのワイヤを介して
弾性的に接続された構造を採用するようにしたこ
とにある。
たものであつて、その要旨とするところは、ヘツ
ド部と柄部とが略T字状を為す状態で所定の樹脂
材料にて一体成形されると共に、該ヘツド部の長
手方向にヘツド部芯材が埋設せしめられ、且つ該
ヘツド部芯材の少なくとも一方の端部が該ヘツド
部の端部において露出せしめられて打撃部を構成
している一方、前記柄部の長手方向に、ヘツド部
芯材と切り離された柄部芯材が埋設せしめられ、
該柄部芯材のヘツド部側端部と前記ヘツド部芯材
との間に前記樹脂材料が介在してなる樹脂連結部
分を有するハンマにして、前記樹脂連結部分の間
隔が3〜50mmとされると共に、前記柄部芯材がヘ
ツド部側端部において、前記ヘツド部芯材に対し
て複数の素線からなる所定太さのワイヤを介して
弾性的に接続された構造を採用するようにしたこ
とにある。
(作用・効果)
従つて、本考案に従う構造を採用する一体成形
ハンマにあつては、打撃時の衝撃力はヘツド部芯
材から樹脂連結部分を介して柄部芯材に伝達せし
められることとなるが、該樹脂連結部分は所定太
さのワイヤが樹脂材料中に埋設せしめられて、ヘ
ツド部芯材と柄部芯材とをそれら樹脂材料及びワ
イヤにて弾性的に接続する構造とされているとこ
ろから、かかる衝撃力の吸収が効果的に為され得
ると共に、大きな破壊強度を有しているために、
クラツクの発生が効果的に防止され、以てかかる
ハンマの耐久性が極めて向上せしめられ得るので
ある。
ハンマにあつては、打撃時の衝撃力はヘツド部芯
材から樹脂連結部分を介して柄部芯材に伝達せし
められることとなるが、該樹脂連結部分は所定太
さのワイヤが樹脂材料中に埋設せしめられて、ヘ
ツド部芯材と柄部芯材とをそれら樹脂材料及びワ
イヤにて弾性的に接続する構造とされているとこ
ろから、かかる衝撃力の吸収が効果的に為され得
ると共に、大きな破壊強度を有しているために、
クラツクの発生が効果的に防止され、以てかかる
ハンマの耐久性が極めて向上せしめられ得るので
ある。
加えて、該樹脂連結部分の強度が向上されるた
めに、ヘツド部芯材と柄部芯材との間隔を実質上
大きく設定することが可能であり、それによつて
かかるハンマの衝撃吸収率が一層向上せしめられ
ることとなる。
めに、ヘツド部芯材と柄部芯材との間隔を実質上
大きく設定することが可能であり、それによつて
かかるハンマの衝撃吸収率が一層向上せしめられ
ることとなる。
更に、万一樹脂連結部分が破壊した時において
も、ヘツド部と柄部とは該ワイヤにて強固に接続
されているところから、その安全性が充分に確保
されることとなる。
も、ヘツド部と柄部とは該ワイヤにて強固に接続
されているところから、その安全性が充分に確保
されることとなる。
要するに、本考案に従えば、ハンマ打撃時の衝
撃を緩和する衝撃緩和機能が長時間にわたつて良
好に発揮されることや、作業能率が向上せしめら
れることなど、ヘツド部芯材と柄部芯材とを実質
的に分離したことに起因する種々の特徴的効果を
何等損なうことなく、更にそれら耐久性、衝撃吸
収率、使用感等といつた性能が一層向上せしめら
れると共に、その使用時の安全性が充分に確保さ
れた一体成形ハンマが、容易に且つ経済的に製造
され得るのである。
撃を緩和する衝撃緩和機能が長時間にわたつて良
好に発揮されることや、作業能率が向上せしめら
れることなど、ヘツド部芯材と柄部芯材とを実質
的に分離したことに起因する種々の特徴的効果を
何等損なうことなく、更にそれら耐久性、衝撃吸
収率、使用感等といつた性能が一層向上せしめら
れると共に、その使用時の安全性が充分に確保さ
れた一体成形ハンマが、容易に且つ経済的に製造
され得るのである。
(実施例)
以下、本考案をより一層具体的に明らかにする
ために、その一実施例を図面に基づいて詳細に説
明することとする。
ために、その一実施例を図面に基づいて詳細に説
明することとする。
先ず、第1図および第2図には、それぞれ本考
案に従う一実施例であるハンマ10の正面図およ
び側面図が示されている。このハンマ10は、ヘ
ツド部12と柄部14とが、略T字状を成す状態
で、硬度(シヨアー硬さHs−Dスケール)が60
程度の硬質ウレタン樹脂材料16にて一体成形され
ることによつて構成されている。そして、かかる
ハンマ10のヘツド部12内に、その長手方向に
沿つて、機械構造用炭素鋼:S55Cからなる円形
断面を有する略円柱形状のヘツド部芯材18が埋
設されている一方、柄部14内には、その長手方
向に沿つて、機械構造用炭素鋼:S40Cからなる
円柱形状を有する柄部芯材20が埋設されてい
る。
案に従う一実施例であるハンマ10の正面図およ
び側面図が示されている。このハンマ10は、ヘ
ツド部12と柄部14とが、略T字状を成す状態
で、硬度(シヨアー硬さHs−Dスケール)が60
程度の硬質ウレタン樹脂材料16にて一体成形され
ることによつて構成されている。そして、かかる
ハンマ10のヘツド部12内に、その長手方向に
沿つて、機械構造用炭素鋼:S55Cからなる円形
断面を有する略円柱形状のヘツド部芯材18が埋
設されている一方、柄部14内には、その長手方
向に沿つて、機械構造用炭素鋼:S40Cからなる
円柱形状を有する柄部芯材20が埋設されてい
る。
ヘツド部芯材18は、第3図からも明らかなよ
うに、その一端側がヘツド部12の外径に略等し
い太径部22とされると共に、他端部がそれより
も一まわり細い細径部24とされており、該太径
部22がヘツド部12の一端側に露出する状態
で、細径部24がヘツド部12内に埋設されてい
る。すなわち、ヘツド部芯材18の太径部22に
よつて、ハンマ10の一方の打撃部が構成されて
いるのであり、またヘツド部芯材18の細径部2
4側の端部が所定厚さの樹脂材料16によつて覆
われることにより、ハンマ10の他方の打撃部が
構成されているのである。なお、太径部22に対
する細径部24の連結部には、周方向に溝部26
が形成されて、かかる溝部26に樹脂材料16が
侵入せしめられており、これによつてヘツド部芯
材18が樹脂材料16にて強固に保持されてい
る。また、該ヘツド部芯材18には、その長手方
向略中央部において、後述するワイヤ28が内挿
されたスリーブ34が嵌入せしめられる取付孔3
0が径方向に貫設されている。
うに、その一端側がヘツド部12の外径に略等し
い太径部22とされると共に、他端部がそれより
も一まわり細い細径部24とされており、該太径
部22がヘツド部12の一端側に露出する状態
で、細径部24がヘツド部12内に埋設されてい
る。すなわち、ヘツド部芯材18の太径部22に
よつて、ハンマ10の一方の打撃部が構成されて
いるのであり、またヘツド部芯材18の細径部2
4側の端部が所定厚さの樹脂材料16によつて覆
われることにより、ハンマ10の他方の打撃部が
構成されているのである。なお、太径部22に対
する細径部24の連結部には、周方向に溝部26
が形成されて、かかる溝部26に樹脂材料16が
侵入せしめられており、これによつてヘツド部芯
材18が樹脂材料16にて強固に保持されてい
る。また、該ヘツド部芯材18には、その長手方
向略中央部において、後述するワイヤ28が内挿
されたスリーブ34が嵌入せしめられる取付孔3
0が径方向に貫設されている。
一方、柄部芯材20のヘツド部側端部には、第
3図から明らかなように、柄部芯材20と略同径
のワイヤ28が、外形が円筒形状をなす金属製の
カラー32によつて連結、固定されている。そし
て、該ワイヤ28のヘツド部12側端部には、前
記取付孔30の直径よりもやや大径の外径を有す
る金属製のスリーブ34が外挿せしめられてお
り、該スリーブ34を介して、ワイヤ28がヘツ
ド部12の取付孔30内に嵌入(圧入)、固定さ
れることによつて、柄部芯材20がヘツド部芯材
18に対して所定の間隔を隔てた状態で、ワイヤ
22を介して接続せしめられている。そのヘツド
部芯材18と柄部芯材20のヘツド部側端部との
間隔(樹脂連結部分の間隔)は、樹脂材料やハン
マの大きさ等に応じて、3〜50mmの範囲内で適宜
に設定され得る。そして、かかるハンマ10にあ
つては、該ワイヤ28によつて樹脂連結部分の破
壊強度が極めて向上され得るものであるために、
この間隔を比較的大きく設定することが可能であ
り、それによつてかかるハンマ10の衝撃緩和作
用が一層向上せしめられ得ることとなるのであ
る。
3図から明らかなように、柄部芯材20と略同径
のワイヤ28が、外形が円筒形状をなす金属製の
カラー32によつて連結、固定されている。そし
て、該ワイヤ28のヘツド部12側端部には、前
記取付孔30の直径よりもやや大径の外径を有す
る金属製のスリーブ34が外挿せしめられてお
り、該スリーブ34を介して、ワイヤ28がヘツ
ド部12の取付孔30内に嵌入(圧入)、固定さ
れることによつて、柄部芯材20がヘツド部芯材
18に対して所定の間隔を隔てた状態で、ワイヤ
22を介して接続せしめられている。そのヘツド
部芯材18と柄部芯材20のヘツド部側端部との
間隔(樹脂連結部分の間隔)は、樹脂材料やハン
マの大きさ等に応じて、3〜50mmの範囲内で適宜
に設定され得る。そして、かかるハンマ10にあ
つては、該ワイヤ28によつて樹脂連結部分の破
壊強度が極めて向上され得るものであるために、
この間隔を比較的大きく設定することが可能であ
り、それによつてかかるハンマ10の衝撃緩和作
用が一層向上せしめられ得ることとなるのであ
る。
このように、金属製のスリーブ34およびカラ
ー32を介して、ヘツド部芯材18と柄部芯材2
0とを接続せしめるワイヤ28は、所定長さの細
径の金属線、例えば鋼線を撚り合わせて、所定太
さ(柄部芯材20と略同径)とされたり、或いは
細径の金属線(鋼線)からなる所定太さのワイヤ
ロープを所定の長さに切断する等して形成される
ものである。なお、このようなワイヤ若しくはワ
イヤロープに用いられる金属線の太さおよび長さ
は適宜に選定されるものであるが、その太さとし
ては、一般に0.3〜2.0mm程度の直径を有するもの
が望ましく、通常0.5〜1.0mm程度のものが好適に
利用されることとなる。
ー32を介して、ヘツド部芯材18と柄部芯材2
0とを接続せしめるワイヤ28は、所定長さの細
径の金属線、例えば鋼線を撚り合わせて、所定太
さ(柄部芯材20と略同径)とされたり、或いは
細径の金属線(鋼線)からなる所定太さのワイヤ
ロープを所定の長さに切断する等して形成される
ものである。なお、このようなワイヤ若しくはワ
イヤロープに用いられる金属線の太さおよび長さ
は適宜に選定されるものであるが、その太さとし
ては、一般に0.3〜2.0mm程度の直径を有するもの
が望ましく、通常0.5〜1.0mm程度のものが好適に
利用されることとなる。
なお、かかるハンマ10を形成するにあたつて
は、先ず、カラー32の一方の開口部に対して、
柄部芯材20の端部が挿入される一方、該カラー
32の他方の開口部に対して、ワイヤ28の端部
が挿入せしめられて、カラー32の長手方向の略
中央部において、それぞれの開口部から挿入され
た柄部芯材20とワイヤ28の端部が当接するよ
うに、それぞれ位置せしめられた後、カラー32
の外周側に対してカシメ操作が施されることによ
り、ワイヤ28と柄部芯材20とが接続、固定せ
しめられる。次に、該ワイヤ28の他方の端部
に、スリーブ34が、両者の端面が同一面となる
ように装着せしめられ、カシメ操作等が施される
ことによつて固定される。そして、該スリーブ3
4が、ヘツド部12の取付孔30内に圧ばめ等の
方法により挿入、固定せしめられることによつ
て、柄部芯材20がヘツド部芯材18に対してワ
イヤ28を介して接続されることとなる。その
後、かかるハンマ10の外形と同一形状の製品キ
ヤビテイを有する金型内に前記芯材が配置せしめ
られ、前記ウレタン樹脂材料16を用いて、射出
成形或いはキヤステイング等によつて一体成形を
行なうことにより、目的とするハンマ10が形成
される。
は、先ず、カラー32の一方の開口部に対して、
柄部芯材20の端部が挿入される一方、該カラー
32の他方の開口部に対して、ワイヤ28の端部
が挿入せしめられて、カラー32の長手方向の略
中央部において、それぞれの開口部から挿入され
た柄部芯材20とワイヤ28の端部が当接するよ
うに、それぞれ位置せしめられた後、カラー32
の外周側に対してカシメ操作が施されることによ
り、ワイヤ28と柄部芯材20とが接続、固定せ
しめられる。次に、該ワイヤ28の他方の端部
に、スリーブ34が、両者の端面が同一面となる
ように装着せしめられ、カシメ操作等が施される
ことによつて固定される。そして、該スリーブ3
4が、ヘツド部12の取付孔30内に圧ばめ等の
方法により挿入、固定せしめられることによつ
て、柄部芯材20がヘツド部芯材18に対してワ
イヤ28を介して接続されることとなる。その
後、かかるハンマ10の外形と同一形状の製品キ
ヤビテイを有する金型内に前記芯材が配置せしめ
られ、前記ウレタン樹脂材料16を用いて、射出
成形或いはキヤステイング等によつて一体成形を
行なうことにより、目的とするハンマ10が形成
される。
以上の如く構成されたハンマ10にあつては、
その打撃時においてヘツド部12に発生する衝撃
力が吸収される樹脂連結部分が、所定太さのワイ
ヤ28がウレタン樹脂材料16内に埋設せしめら
れた構造として構成されていることから、該ワイ
ヤ28およびウレタン樹脂材料16の弾性変形に
よつて、かかる衝撃力が良好に緩和され得ること
となり、柄部14へ伝達される衝撃力が大幅に減
少される。また、鉛粒の摩擦によつて衝撃を吸収
する形式のハンマのように、使用中に衝撃緩和機
能が低下する恐れがないため、長期間にわたつて
優れた衝撃緩和機能が得られるのであり、鉛粒の
摩擦によつて打撃力が低減されることもないの
で、作業効率が低下するようなこともなく、労力
負担も軽減され得るのである。
その打撃時においてヘツド部12に発生する衝撃
力が吸収される樹脂連結部分が、所定太さのワイ
ヤ28がウレタン樹脂材料16内に埋設せしめら
れた構造として構成されていることから、該ワイ
ヤ28およびウレタン樹脂材料16の弾性変形に
よつて、かかる衝撃力が良好に緩和され得ること
となり、柄部14へ伝達される衝撃力が大幅に減
少される。また、鉛粒の摩擦によつて衝撃を吸収
する形式のハンマのように、使用中に衝撃緩和機
能が低下する恐れがないため、長期間にわたつて
優れた衝撃緩和機能が得られるのであり、鉛粒の
摩擦によつて打撃力が低減されることもないの
で、作業効率が低下するようなこともなく、労力
負担も軽減され得るのである。
また、かかる樹脂連結部分の破壊強度が、該ワ
イヤ28によつて充分に大きく設定されているた
めに、大きな衝撃力が作用しても、ウレタン樹脂
材料16におけるクラツクの発生が効果的に防止
され得て、以てかかるハンマの耐久性が極めて向
上せしめられることとなる。
イヤ28によつて充分に大きく設定されているた
めに、大きな衝撃力が作用しても、ウレタン樹脂
材料16におけるクラツクの発生が効果的に防止
され得て、以てかかるハンマの耐久性が極めて向
上せしめられることとなる。
さらに、万一該樹脂連結部分が破壊されて
も、ヘツド部芯材18と柄部芯材20とは、ワイ
ヤ28にて強固に接続されているために、その安
全性は充分に確保され得るのである。
も、ヘツド部芯材18と柄部芯材20とは、ワイ
ヤ28にて強固に接続されているために、その安
全性は充分に確保され得るのである。
以上、本考案に従う一実施例について詳述して
きたが、これは文字通りの例示であり、本考案
は、かかる具体例に限定して解釈されるべきもの
ではない。
きたが、これは文字通りの例示であり、本考案
は、かかる具体例に限定して解釈されるべきもの
ではない。
例えば、前記実施例において、ワイヤ28をヘ
ツド部芯材18に嵌入、固定せしめるためのスリ
ーブ34は必ずしも必要なものではなく、第4図
に示されているように、ワイヤ28の端部をヘツ
ド部芯材18の取付孔30に対して直接打込み、
嵌入せしめることによつて接続せしめたり、また
接着剤等を用いることによつて一層強固に固定す
ることも可能である。更には、芯材18,20に
対するワイヤ28の接続方法としても、本実施例
に限定されるものではなく、例えば、ヘツド部芯
材18の柄部芯材20に対向する位置に、柄部1
4側に突き出す短い突起部を立設し、該突起部と
柄部芯材20とを所定のカラーを介してワイヤ2
8にて接続することも可能である。
ツド部芯材18に嵌入、固定せしめるためのスリ
ーブ34は必ずしも必要なものではなく、第4図
に示されているように、ワイヤ28の端部をヘツ
ド部芯材18の取付孔30に対して直接打込み、
嵌入せしめることによつて接続せしめたり、また
接着剤等を用いることによつて一層強固に固定す
ることも可能である。更には、芯材18,20に
対するワイヤ28の接続方法としても、本実施例
に限定されるものではなく、例えば、ヘツド部芯
材18の柄部芯材20に対向する位置に、柄部1
4側に突き出す短い突起部を立設し、該突起部と
柄部芯材20とを所定のカラーを介してワイヤ2
8にて接続することも可能である。
また、前記実施例では、ヘツド部芯材18およ
び柄部芯材20が、それぞれ機械構造用炭素鋼:
S55CおよびS40Cにて形成されると共に、それら
芯材18,20が硬質ウレタン樹脂材料16にて
一体成形されることにより、ハンマ10が構成さ
れていたが、芯材や樹脂材料としてはそれら以外
の材料を採用することも可能である。
び柄部芯材20が、それぞれ機械構造用炭素鋼:
S55CおよびS40Cにて形成されると共に、それら
芯材18,20が硬質ウレタン樹脂材料16にて
一体成形されることにより、ハンマ10が構成さ
れていたが、芯材や樹脂材料としてはそれら以外
の材料を採用することも可能である。
更にまた、前記実施例におけるハンマ10は、
ヘツド部芯材18の一端がウレタン樹脂材料16
から露出せしめられることによつて一方の打撃部
を構成しているが、該ヘツド部芯材18がその両
端部においてウレタン樹脂材料16から露出せし
められて、かかるハンマ10のヘツド部12の長
手方向の両端において、それぞれ金属製の打撃部
が形成されるようにすることも可能であり、また
該打撃部の打撃面は、例示の如き比較的平坦な面
ばかりでなく、目的に応じて球面状となすことも
可能である。
ヘツド部芯材18の一端がウレタン樹脂材料16
から露出せしめられることによつて一方の打撃部
を構成しているが、該ヘツド部芯材18がその両
端部においてウレタン樹脂材料16から露出せし
められて、かかるハンマ10のヘツド部12の長
手方向の両端において、それぞれ金属製の打撃部
が形成されるようにすることも可能であり、また
該打撃部の打撃面は、例示の如き比較的平坦な面
ばかりでなく、目的に応じて球面状となすことも
可能である。
その他、一々列挙はしないが、本考案がその趣
旨を逸脱しない範囲内において、種々なる変形、
改良等を施した態様で実施し得ることは、言うま
でもないところである。
旨を逸脱しない範囲内において、種々なる変形、
改良等を施した態様で実施し得ることは、言うま
でもないところである。
なお、本考案に従う構造は、特に、ヘツド部が
重くその使用に際して比較的強い衝撃力を受ける
ハンマに採用されることによつて、その効果が最
も顕著に発現されるものであるが、所定の樹脂材
料にて一体成形されると共に、その内部に所定の
ヘツド部芯材と柄部芯材とが配設せしめられてな
る構造とされたハンマであれば、如何なるものに
も採用可能であり、上述の如き安全性、耐久性お
よび使用感の向上等といつた効果を有効に発揮し
得るものである。
重くその使用に際して比較的強い衝撃力を受ける
ハンマに採用されることによつて、その効果が最
も顕著に発現されるものであるが、所定の樹脂材
料にて一体成形されると共に、その内部に所定の
ヘツド部芯材と柄部芯材とが配設せしめられてな
る構造とされたハンマであれば、如何なるものに
も採用可能であり、上述の如き安全性、耐久性お
よび使用感の向上等といつた効果を有効に発揮し
得るものである。
第1図は本考案に係るハンマの一実施例を示す
正面図であり、第2図はその側面図である。第3
図は第1図のハンマの要部を示す正面一部切欠図
であり、第4図は本考案の他の実施例の要部を示
す一部切欠図である。 10……ハンマ、12……ヘツド部、14……
柄部、16……ウレタン樹脂材料、18……ヘツ
ド部芯材、20……柄部芯材、22……太径部、
24……細径部、28……ワイヤ。
正面図であり、第2図はその側面図である。第3
図は第1図のハンマの要部を示す正面一部切欠図
であり、第4図は本考案の他の実施例の要部を示
す一部切欠図である。 10……ハンマ、12……ヘツド部、14……
柄部、16……ウレタン樹脂材料、18……ヘツ
ド部芯材、20……柄部芯材、22……太径部、
24……細径部、28……ワイヤ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ヘツド部と柄部とが略T字状を為す状態で所定
の樹脂材料にて一体成形されると共に、該ヘツド
部の長手方向にヘツド部芯材が埋設せしめられ、
且つ該ヘツド部芯材の少なくとも一方の端部が該
ヘツド部の端部において露出せしめられて打撃部
を構成している一方、前記柄部の長手方向に、ヘ
ツド部芯材と切り離された柄部芯材が埋設せしめ
られ、該柄部芯材のヘツド部側端部と前記ヘツド
部芯材との間に前記樹脂材料が介在してなる樹脂
連結部分を有するハンマにして、 前記樹脂連結部分の間隔が3〜50mmとされると
共に、前記柄部芯材がヘツド部側端部において、
前記ヘツド部芯材に対して複数の素線からなる所
定太さのワイヤを介して弾性的に接続されている
ことを特徴とする一体成形ハンマ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985128263U JPH0347832Y2 (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985128263U JPH0347832Y2 (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6235783U JPS6235783U (ja) | 1987-03-03 |
| JPH0347832Y2 true JPH0347832Y2 (ja) | 1991-10-11 |
Family
ID=31023775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985128263U Expired JPH0347832Y2 (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0347832Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102023420B1 (ko) * | 2019-06-12 | 2019-09-20 | 김양민 | 헤드 이탈방지 구조를 가지는 수공구 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6047076B2 (ja) * | 1982-02-25 | 1985-10-19 | 株式会社今枝製作所 | プラスチツクの柄部を設けたハンマ−の成形方法 |
| JPS6071574U (ja) * | 1983-10-23 | 1985-05-20 | 楊 泰和 | 屈曲性取つ手付ハンマ− |
-
1985
- 1985-08-22 JP JP1985128263U patent/JPH0347832Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6235783U (ja) | 1987-03-03 |
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