JPH0348425Y2 - - Google Patents

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JPH0348425Y2
JPH0348425Y2 JP14877487U JP14877487U JPH0348425Y2 JP H0348425 Y2 JPH0348425 Y2 JP H0348425Y2 JP 14877487 U JP14877487 U JP 14877487U JP 14877487 U JP14877487 U JP 14877487U JP H0348425 Y2 JPH0348425 Y2 JP H0348425Y2
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piston
movable plate
rear wall
cylinder
orifice
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、開閉対象物を開時にはゆつくりと、
閉時には力を調整して開閉ができるように構成さ
れた緩衝装置に関するものである。
[従来の技術] 従来技術として知られているものは、その一例
として特開昭61−136029号がある。
即ち、第7図に示される様に、円筒形シリンダ
ー20に、その一端側に作動ピストン22を、又
通気孔28,28を設けた他端側に第一の調整空
間23を介して対向し、かつ他端側を復帰用スプ
リング25により連結された調整ピストン21を
夫々進退自在になる様に密接内嵌し、前記シリン
ダー20の周壁には、作動ピストン22を夫々急
速に伸長したり、急速に縮小することによる第二
の調整空間24を拡大負圧化し、又は縮小昇圧す
ることにより、調整ピストン21が復帰用スプリ
ング25を夫々伸長変移し、圧縮変移することで
開口度合が削減して、又は増大される位置に、複
数の調整通孔26,27を貫設した緩衝装置が提
案されている。
[考案が解決しようとする問題点] 然し、係る従来の緩衝装置にあつては、図示さ
れる様にシリンダー20内に調整ピストン21と
作動ピストン22との2個の各ピストンが必要で
あり、また前記ピストン21,22間には精密な
寸法を必要とするオリフイス、即ち調整通孔26
或は27の穿設を必要とした。
かかるオリフイス26,27の存在は、精密加
工を必要とするため多くの工数を必要とし、また
ピストン20の形状間係において穿設位置に特に
注意が必要であつた。
即ち、円筒形のシリンダー20にあつては長さ
方向の軸に対して直角方向にオリフイスを穿設し
なければならず、そのためピストン位置との関係
でピストン位置とオリフイス穿設位置とを寸法的
に一致させるのが困難であつた。
[問題点を解決するための手段] しかして、本考案は係る従来の緩衝装置の問題
点を有効に解決するために開発されたもので、一
方端にはピストン棒が自由に摺動できる摺動口を
有する前壁を形成し、他方端には中央部に透孔を
有する後壁を形成したシリンダーであつて、該シ
リンダーの内径部には長尺のピストン棒が摺動口
より一部を突出した状態で後壁側にピストンを連
結し、前記後壁のもつ外側部を傾斜体となし、当
該傾斜体に自由状態でオリフイスを有する可動プ
レートを配設し、前記後壁と相対する自由開口部
をリテーナによつて閉塞した構成をとる緩衝装置
を提供するものである。
[作用] 本考案は、後壁の傾斜部に可動プレートを配設
し、かつ加圧力の作用によつて離着を繰り返す様
に構成されているため、オリフイスだけに頼れな
い空圧のある場合には可動プレートが立設し、こ
れによつて空気流通が容易となるために、ピスト
ンをすみやかに移動することが出来る。
また、ピストンの作動によつて空気圧が吸収方
向、即ちピストン方向になつた場合には、直ちに
可動プレートが傾斜面に倒れるので、オリフイス
だけから空気を吸入する状態となり、ピストンの
移動を適当に調節でき、ピストンの摺動をゆつく
りと、かつ一定に調節することができる。
[実施例] 以下、本考案になる緩衝装置の一実施例につき
図面に基いて詳細に説明する。
本実施例にかかる緩衝装置1は、第1図乃至第
6図において図示される様に、一方端にはピスト
ン棒4が自由に摺動できる摺動口7を有する前壁
5を形成し、他方端には中央部に透孔8を有する
後壁6を形成したシリンダー2であつて、該シリ
ンダー2の内径部には長尺のピストン棒4が摺動
口7より一部を突出した状態で後壁6側にピスト
ン3を連結し、前記後壁6のもつ外側部を傾斜体
15となし、当該傾斜体15に自由状態でオリフ
イス10を有する可動プレート9を配設して、前
記後壁6と相対する自由開口部11をリテーナ1
2によつて閉塞した構成をとることを特徴とした
ものである。
即ち、本緩衝装置1におけるシリンダー2は円
筒体の樹脂材料でなり、一方の開口部には、前壁
5が当該シリンダー2内で摺動自在に作動するピ
ストン3と前記シリンダー2方向と同一軸方向に
連設したピストン棒4が摺動出来るだけの摺動口
7が穿設され、他の端末部の中心には適宜の径を
有する空気の流通孔、即ち透孔8が穿設されて形
成されており、更にその外部には後壁6のもつ傾
斜体15と、自由開口部11とが連続して形成さ
れ、前記自由開口部11には金属リテーナ12が
シリンダー2の内面に固定されている。
又、上記した様にシリンダー2内にはOリング
16を介して、ピストン3が嵌合されてなり、常
にシリンダー2の内径と密着した状態で摺接作動
するように構成されている。
そして、前記透孔8を構成する後壁6と当該ピ
ストン3との間には第1空間部17が、また前記
ピストン3と前壁5との間には第2空間部18が
それぞれ形成されている。そして、前記空間部1
7,18の中は前記ピストン3の軸方向の摺動作
用により、その空気圧が圧縮、膨張する様になつ
ている。
また、前記透孔8を構成する後壁6の外側は傾
斜体15が構成されており、この面には常時金属
薄板よりなる可動プレート9が自由状態で当接し
ている。この可動プレート9の中心にはオリフイ
ス10が穿設されており、当該オリフイス10は
前記透孔8の中心部と丁度合致する様に構成され
ている。
更に、上記した様にシリンダー2の端末部は自
由開口部11となつており、可動プレート9と間
隔を置いて、リテーナ12が固定されている。
前記リテーナ12は、金属弾性材により成型さ
れ中心に抜孔14が穿設されており、当該抜孔1
4の近辺には爪13が立設されている。
以上、緩衝装置1は、収納箱の横壁面にピスト
ン棒4の端末を直接固定し、また一方のシリンダ
ー2の端は他の部材に固定される。
前記収納箱は開閉時に、この中に挿入物がある
と、当然に収納箱の開閉速度は変化し、開時には
自己の重さで早くなり、閉時には大きい押し上げ
力を必要とする。
かかる開閉作動は、本緩衝装置1を使用するこ
とにより速度を一定に調整できる様になり、しか
も挿入物を有効に保護することが出来る。
即ち、第1図のピストン3の位置は、取付状態
において収納箱が閉時にあることを示すもので、
ピストン3はシリンダー2の中にあつて、透孔8
に近い位置に配設されており、狭い空間となつた
第1空間部17を形成している。
次に、第2図によれば、収納箱がゆつくりと開
放されるときには、前記ピストン棒4も一緒にゆ
つくりと引つ張られるために、空気の流通はオリ
フイス10の存在で十分であるが、急激にピスト
ン棒4が引つ張られる時には、オリフイス10だ
けの空気流通では不十分となるので、第1空間部
17の空気は直ちに膨張出来ず、ピストン棒4の
摺動はゆつくりとなる。
そして、この場合ピストン棒4をゆつくり作動
させる抵抗力を与えるのは、前記オリフイス10
の孔径である。
従つて、可動プレート9は傾斜体15の面にそ
のままの状態で圧接されている。
第3図は、収納箱をゆつくりと閉塞する場合の
図であり、前記収納箱がピストン棒4と一緒に内
側にゆつくりと押圧されると、この作動によりピ
ストン3は第1空間部17内の空気をゆつくりと
圧縮しながら移動する。
そして、前記第1空間部17の空気は、透孔8
を経由してオリフイス10から放出しようとする
が、前記オリフイス10だけの孔径による放出量
で間にあわない時には、その空気を可動プレート
9を押圧することにより、当該可動プレート9を
立設し、後壁6との間隙から空気を放出すること
になる。これによつて、ピストン3は軽い力で移
動することができる。
第4図は収納箱を急激に閉塞した場合の説明図
であり、この場合にはピストン3が第1空間部1
7の空気を急激に強制した状態で押圧するので、
空気は可動プレート9のもつオリフイス10から
は全量放出しきれず、そのため空気が前記可動プ
レート9を立設し、リテーナ12に押圧当接する
ことになる。しかし、リテーナ12には爪13が
形成されているので、前記爪13と可動プレート
9との間隙から空気を早急に放出し、ピストン3
を潤滑に摺動させる。
かくて閉塞時には、ピストン3は大きな力を必
要とすることなく移動でき収納箱を閉塞すること
ができる。
第5図は、上記したように空気が移動したとき
の可動プレート9の作動状態を示すために拡大し
た説明図である。
即ち、可動プレート9は透孔8より流出してき
た空気を受けるが、オリフイス10があまりにも
小径なので十分な状態で空気を通過させることが
できず、従つて、その圧力で可動プレート9を押
圧し、立設させるのである。
立設した前記可動プレート9は、当然にリテー
ナ12に当接するが、この時前記リテーナ12の
抜穴14の近辺に形成された爪13によつて間隙
ができ、完全な密封状態からまぬかれる。
なお、リテーナ12の中心部には、第6図のよ
うに抜穴が形成されており、爪13から抜穴14
を通過して空気が外部に放出される。
かかる構成によつて緩衝装置1は、オリフイス
10の存在によりピストン3がゆつくりと或は急
激に作動した場合でも、それに応じた速度で収納
箱を開閉させることができる。
また本緩衝装置1は、可動プレート9の存在に
その特徴をもつものであるから、前記可動プレー
ト9の取付け位置をシリンダー2の端面ではなく
側面に相当する上面に形成して空気の流通を上面
から行うようにすることもできる。
[考案の効果] 以上の如く、本考案に係る緩衝装置によれば、
樹脂円筒体の簡単な形状を利用し、一端の空気調
整部分には金属薄板によりなり、かつ中心部にオ
リフイスを形成した可動プレートを構成したもの
であるから、空気の流通が、たとえゆつくりとし
た場合であつても又急激な場合であつても、いず
れにしてもピストンがそれに応じて作動し、その
ために収納箱の開閉が自己の重さに応じた早さで
開閉することになる。
このことは、収納箱の中の収納品に損傷を与え
ず、しかも収納箱の大小に関係なく開閉時での収
納品の保護を行うことができる。
また、シリンダーの外形加工もオリフイスのよ
うな精密な加工を必要としないため、コスト低減
にもつながる有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例になる緩
衝装置の作動を説明する図であり、第1図は収納
箱が閉塞状態にある場合のピストンの停止位置
と、空気圧を調節する可動プレートの作動位置を
示す説明図、第2図は収納箱がゆつくりと開き、
それに従つてピストンも同時に引かれて行く状態
の説明図、第3図は収納箱がゆつくりと閉塞し、
ピストンも同時にゆつくりと中へ押圧され、可動
プレートが幾分持ち上つた状態の説明図、第4図
は、ピストンが急激に内側に押圧され、それによ
つて可動プレートが立設して空気調整をする説明
図、第5図は可動プレートが作動する部分の拡大
図、第6図はリテーナを示す説明図、第7図は従
来技術の説明図である。 1……緩衝装置、2……シリンダー、3……ピ
ストン、6……後壁、8……透穴、9……可動プ
レート、10……オリフイス、12……リテー
ナ、13……爪、15……傾斜体、17……第1
空間部、18……第2空間部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方端にはピストン棒が自由に摺動できる摺
    動口を有する前壁を形成し、他方端には中央部
    に透孔を有する後壁を形成したシリンダーであ
    つて、該シリンダーの内径部には長尺のピスト
    ン棒が摺動口より一部を突出した状態で後壁側
    にピストンを連結し、前記後壁のもつ外側部を
    傾斜体となし、当該傾斜体に自由状態でオリフ
    イスを有する可動プレートを配設し、前記後壁
    と相対する自由開口部をリテーナによつて閉塞
    した構成をとることを特徴とした緩衝装置。 (2) 前記可動プレートは、後壁のもつ傾斜体とリ
    テーナ間の空間を空気圧によつて移動し、かつ
    前記リテーナの具備する爪によつて常に空気流
    動ができる様に構成されている実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の緩衝装置。
JP14877487U 1987-09-28 1987-09-28 Expired JPH0348425Y2 (ja)

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