JPH0349314B2 - - Google Patents

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JPH0349314B2
JPH0349314B2 JP61072220A JP7222086A JPH0349314B2 JP H0349314 B2 JPH0349314 B2 JP H0349314B2 JP 61072220 A JP61072220 A JP 61072220A JP 7222086 A JP7222086 A JP 7222086A JP H0349314 B2 JPH0349314 B2 JP H0349314B2
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JP
Japan
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structural unit
formula
polyol
molecular weight
polyester
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JP61072220A
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JPS62181376A (ja
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Yukiatsu Furumya
Koji Hirai
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP86114140A priority patent/EP0219086B1/en
Priority to DE8686114140T priority patent/DE3680446D1/de
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Publication of JPH0349314B2 publication Critical patent/JPH0349314B2/ja
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は接着力、耐熱性、耐熱水性に極めて優
れた新規なポリウレタン接着剤組成物、特にプラ
スチツク、金属、ゴム、繊維等の接着剤として有
用なポリウレタン接着剤組成物に関する。 従来の技術 近年たとえば食品等の包装材としてポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリアミド(ナイロン)、
ポリエスエル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ま
たはそのケン化物、塩ビ、セロハン等のプラスチ
ツクフイルム、アルミ箔などの金属箔を2層ある
いは3層以上に積層化したものが開発され各種目
的に用途開発されている。 積層化の方法としてはドライラミネーシヨン、
ウエツトラミネーシヨン、ホツトメルトラミネー
シヨン、エクストルージヨンラミネーシヨン等の
方法が知られている。 特に最近の食生活の向上とともに積層化したフ
イルム、いわゆるラミネートフイルムを使用して
パツクされる食品も多品種となり、このため各種
フイルムの積層加工が重要となつてきている。こ
れに伴ないラミナート製品の製造の際に使用され
る接着剤の種類も非常に多くなり、かつ高性能化
が要求されている。例えば種々の被着体に対して
良く接着し適用性が広く、接着強度、耐熱水性、
柔軟性、耐熱性、乾燥性、その他の加工適正等の
向上が切望されている。 とりわけ、近年、この分野で著しい伸びを示し
ているレトルト食品やボイル殺菌以上を必要とす
る食品分野に使用される包装材料ラミネートフイ
ルムの接着剤にはきわめて優れた常態接着力、初
期接着力、耐熱水性、耐内容物性、柔軟性が要求
される。さらにこれらの要求を満たすとともにス
ナツク食品等の一般的ラミネートフイルム分野に
も接着剤として使用されるためにはそこで使用さ
れているすべての被着体に対してその濡れ特性が
良好で、耐加水分解性、耐光性、透明性、高速ラ
ミネート特性を有することが重要である。これら
の要求による程度対応しうる接着剤としてポリウ
レタン接着剤が汎用されている。 本発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のポリウレタン接着剤では
このうちの濡れ特性、柔軟性を満足さようとする
と上記その他の性能が低下する現象がおこる。例
えば、濡れ特性がわるいと、接着剤をフイルムに
塗布後、はじくとか部分接着不良を引き起こす。
また、柔軟性が充分でないと接着されたフイルム
を剥離する際に、ある種の被着体の場合に、突如
「パリツ」とはがれる感じの剥離を起こす。さら
に定温柔軟性、つまり低温での上記の様な特性も
同様である。このように、上記の要求性能をすべ
て満足するものでなかつた。このため、ラミネー
ト製品に使用されているポリウレタン接着剤の数
は非常に多く、多品種ラミネート製品を製造する
際はきわめて非能率的、かつ不経済的である。こ
のことはとりもなおさず適用性の広い高性能のポ
リウレタン接着剤がいまだにないことを示してい
るものである。 本発明者らは以上の事実に鑑み、すべての被着
体に対して良好な濡れ特性を有するとともに常態
接着強力、初期接着力、耐熱水性、透明性、耐加
水分解性、柔軟性のすべてにきわめて良好な性能
を有する適用性の広い万能型の高性能ポリウレタ
ン接着剤組成物を提供する目的で鋭意検討を重ね
た。なお、柔軟性に優れるとは、接着されたフイ
ルムを剥離する際に、「パリツ」とはがれる感じ
の剥離をおこすのではなく、いかなる被着体の場
合でも柔軟なポリウレタン接着剤が「ジワジワ」
と剥離していく感じのあるものを意味している。 問題点を解決するための手段 本発明によれば、上記目的は、高分子ポリオー
ル(A)と有機ポリイソシアナート(B)とを水酸基に対
するイソシアナート基の当量比(NCO/OH)1
〜10の割合で含有してなる接着剤組成物におい
て、前記高分子ポリオールが数平均分子量3000〜
50000のポリエステルポリオールA1または数平均
分子量600〜8000のポリエステルポリオールと有
機ジイソシアナートからの数平均分子量3000〜
50000のポリエステルポリウレタンポリオールA2
であり、前記数平均分子量3000〜50000のポリエ
ステルポリオールおよび数平均分子量600〜8000
のポリエステルポリオールが分子内にジオールに
基づく単位として式 で表わされる構造単位〔〕を含有し、かつジカ
ルボン酸に基づく単位として式 (式中、nは1〜12の整数を示す)で表わされる
構造単位〔〕および式 (式中、Arは炭素数6〜10の2価の芳香族炭化
水素残基を示す)で表される構造単位〔〕を構
造単位〔〕/構造単位〔〕のモル比で1/5
〜4/1の割合で含有することを特徴とするポリ
ウレタン接着剤組成物を提供することによつて達
成される。 本発明は、高分子ポリオール(A)を主剤とし、有
機ポリイソシアネート(B)を硬化剤とする接着剤組
成物であり、該接着剤組成物は有機溶液タイプの
2液硬化型接着剤として有用である。 本発明において主剤として使用される高分子ポ
リオール(A)は、分子内にジオールに基づく単位と
して式()で表わされる構造単位〔〕を含有
し、かつジカルボン酸に基づく単位として式
()で表わされる構造単位〔〕および式〔〕
で表わされる構造単位〔〕を構造単位〔〕/
行動単位〔〕のモル比で1/5〜4/1の割合
で含有するポリエステルポリオール、該ポリオー
ルをグリコール成分とするポリエステルポリウレ
タンポリオールである。 上記高分子ポリオール(A)にかかるポリエステル
ポリオールA1およびポリエステルポリウレタン
ポリオールA2を製造するためのポリエステルポ
リオールA0において、その分子内に式 で表わされる構造単位〔〕を構成しうるジオー
ルは3−メチル−1,5−ペンタンジオールであ
り、 式
【式】で示される。 なお、本発明の初期の目的を損わない範囲で上記
式()で表わされるジオール残基の一部を他の
ジオール残基で置換えても良い。接着剤の構造あ
るいは被着体の種類によつては、他のジオールを
併用する場合が良好な結果を与えることがある。 置換可能なジオールとしてはエチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、1,9−ノナンジオール、ジエチレン
グリコール、ネオペンチルグリコール等の炭素数
2〜12までのジオールが挙げられる。また上記ジ
オールにさらにトリメチロールプロパン、グリセ
リン、ペンタエリスリトール等の多価アルコール
を少量併用することもなんらさしつかえない。い
ずれにしても構造単位〔〕はジオール成分の20
モル%以上、好ましくは30モル%以上さらに好ま
しくは50モル%以上、さらに最適には80%以上と
なる範囲にあるのが望ましい。 一方、ジカルボン酸に基づく構造単位は、式 で表わされる構造単位〔〕および式 で表わされる構造単位〔〕である。前記式
()において、nは1〜12の整数を示し、前記
式()で表わされる構造単位〔〕を構成しう
る脂肪族ジカルボン酸の例としては、コハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチ
ン酸、ドデカンニ酸等が挙げられる。より好まし
くは、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸で
ある。これらのジカルボン酸はそれぞれ単独での
みならず2種以上組合わせても用いられる。ま
た、前記式()において、Arは炭素数6〜10
の2価の芳香族炭化水素残基であり、該残基はフ
エニレン基またはナフチレン基であり、前記式
()で表わされる構造単位〔〕を構成しうる
芳香族ジカルボン酸の具体例としてはテレフタル
酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、1,5−ナ
フタレンジカルボン酸、2,5−ナフタレンジカ
ルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等お
よびこれらの任意の割合の混合物が挙げられる。
より好ましくはテレフタル酸およびイソフタル酸
である。また上記芳香族ジカルボン酸としてその
アルキルエステル化物も使用できる。 前記ポリエステルポリオールにおいて、構造単
位〔〕/(構造単位〔〕および構造単位
〔〕の合計)のモル比は、生成ポリエステルポ
リオールの分子末端が水酸基となるような割合で
あれば、よい。一方、構造単位〔〕および
〔〕にあつては、構造単位〔〕/構造単位
〔〕のモル比は接着剤の用途によつてかわるが、
一般に1/5〜4/1の範囲内にあることが重要
であり、より好ましくは1/4〜4/1である
が、レトルト食品包装材のラミネートのための接
着剤として使用する場合には1/3〜3/1、最
適には1/2〜2/1にあるのが望ましい。構造
単位〔〕/構造単位〔〕のモル比が4/1以
上であると、初期接着力、耐熱性、耐熱水性、常
態接着強度に劣る。1/5以下の場合は各種被着
体への濡れ特性、柔軟性、低温柔軟性が不足し好
ましくない。 上記ポリエステルポリオ―ルの製造方法にはと
くに制限がなく、公知のポリエステル縮重合手段
が適用可能である。たとえば、構造単位〔〕、
〔〕および〔〕を構成しうる前記化合物を所
望割合で仕込み、エステル化および/またはエス
テル交換触媒の存在下に150〜250℃でエステル化
またはエステル交換し、かつこのようにして得ら
れた反応生成物をさらに高真空下200〜300℃で縮
重合せしめることにより製造できる。 なお、この場合上記のごとく同時に三成分を仕
込み共重合ポリエステルポリオールを得る方法も
可能であるが次の方法も採用しうる。 すなわち、構造単位〔〕および〔〕を含有
するポリエステルポリオールと構造単位〔〕お
よび〔〕を含有するポリエステルポリオールを
別々に合成しポリウレタンを製造する際に構造単
位〔〕/構造単位〔〕のモル比が1/5〜
4/1を満足するように前記両者を混合して使用
することも可能である。 また、本発明において、高分子ポリオール(A)と
してポリエステルポリオール(A0)と有機ジイ
ソシアナートとからのポリエステルポリウレタン
ポリオール(A2)が使用される。 上記ポリエステルポリオール(A0)は、600〜
5000、好ましくは、1000〜2500、さらに好ましく
は1500〜2200の数平均分子量を有するのが望まし
い。数平均分子量が小さ過ぎると、得られるポリ
エステルポリウレタンポリオールを接着剤とした
場合、濡れ特性の点で問題である。一方、大き過
ぎると、常態接着力、特にアルミニウム箔に対す
る接着力が劣る。 また、ここで使用される有機ジイソシアナート
としては、イソシアネート基を分子中に2個含有
する公知の脂肪族、脂環族または芳香族の有機ポ
リイソシアナートが包含されるが、特に4,4′−
ジフエニルメタンジイソシアナート、p−フエニ
レンジイソシアナート、トルイレンジイソシアナ
ート、1,5−ナフチレンジイソシアナート、キ
シリレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイ
ソシアナート、イソホロンジイソシアナート、
4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアナー
ト等が挙げられる。なかでも反応活性の異なるイ
ソシアナート基を有するジイソシアナートが好ま
しい。とりわけ、イソホロンジイソシアナートも
しくは2,4−トリレンジイソシアナートまたは
それらを主成分とする混合物が好ましい。なお、
前述した有機ジイソシアナートの外に、トリメチ
ロールプロパンまたはグリセリンの1モルに3モ
ルのトリレンジイソシアナートが付加した形のト
リイソシアナート等の多官能ポリイソシアナート
を少量併用することができる。 またこの時に、所望により適当な鎖伸長剤を使
用してもよく、該鎖伸長剤としては、ポリウレタ
ン業界における常用の連鎖成長剤、すなわちイソ
シアネートと反応し得る水素原子を少なくとも2
個含有する化合物が包含される。その例としては
エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、キシリレングリコー
ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ビ
スヒドロキシエトキシベンゼン、ネオペンチルグ
リコール、1,9−ノナンジオール、イソホロン
ジアミン、ヒドラジン、ジヒドラジド、トリメチ
ロールプロパン、グリセリン等が挙げられる。 ポリエステルポリウレタンポリオール(A2
を得るための具体的な操作方法に関しては、公知
のウレタン化反応の技術が用いられる。たとえ
ば、数平均分子量600〜8000のポリエステルポリ
オールと所望により活性水素を有する低分子化合
物とを混合し、約40〜100℃に余熱したのち、こ
れらの化合物の活性水素原子数に対するイソシア
ナート基数の比(NCO/OH)が1以下となる割
合の量の有機ジイソシアナートを加え、50〜120
℃で数時間反応することにより得られる。 また上記反応はイソシアナート基に不活性な有
機溶媒の存在下でおこなつてもよい。所望により
通常のウレタン化触媒、例えば有機錫化合物、第
3級アミン類などを使用してもよい。製造工程に
おいて有機溶媒の存在下にウレタン化反応を行う
場合には、最終混合物の固形分含量が約10〜90重
量%好ましくは20〜80重量%になるように有機溶
媒の使用量を決定すると好都合である。 本発明にポリオール(A)として使用されるポリエ
ステルポリオール(A1)またはポリエステルポ
リウレタンポリオール(A2)は3000〜50000好ま
しくは5000〜30000の数平均分子量を有する。こ
の分子量が小さ過ぎると、接着剤にしたときに初
期接着力、常態接着強度、耐熱水性、耐薬品性が
劣り、一方大き過ぎると、粘土が高くなり濡れ特
性が乏しくなる。 本発明において、高分子ポリオール(A)としては
常態接着力、初期接着力、耐熱性、耐熱水性の点
からポリエステルポリウレタンポリオール(A2
が好ましい。そのなかでも、例えば、レトルト食
品用の包装材のラミネートのための接着剤として
は、数平均分子量1500〜2200ポリエステルポリオ
ール(A0)と反応活性の異なる2つのイソシア
ナート基を有する有機ジイソシアナートとからの
ポリエステルポリウレタンポリオールが好まし
い。ポリエステルポリウレタンポリオール(A2
を用いて接着剤とした場合、その接着性能はポリ
エステルポリオール(A0)中の構造単位〔〕
に大きく依存する。好ましい構造単位〔〕は第
一にセバチン酸残基であり、次いでアジピン酸で
ある。 前記ポリエステルポリオール(A1)とポリエ
ステルポリウレタンポリオール(A2)とは任意
の割合で混合して使用することもできる。 本発明において硬化剤として用いる有機ポリイ
ソシアナート(B)としては、分子中にイソシアナー
ト基を3個以上有する化合物、例えばトリメチロ
ールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトー
ル等の水酸基のすべてをトリレンジイソシアナー
ト、キシリレンジイソシアナート、ヘキサメチレ
ジイソシアナート等でウレタン化させた化合物が
挙げられる。 本発明において主剤と硬化剤の配合割合は、主
剤の全水酸基に対する硬化剤の全イソシアナート
基の当量比(NCO/OH)で1〜10の範囲であ
り、とりわけ1〜7の範囲が好ましい。前記当量
比が1以下であると耐熱性に乏しくレトルト処理
中のデラミネーシヨン、レトルト処理後の接着力
の低下をきたし、10を越えると接着力が低下し柔
軟性も失なわれるが、これはイソシアナートの増
大に伴う接着剤の硬度の上昇のために接着界面で
の応力集中を引き越こすこと等に由来する。 本発明のポリウレタン接着剤組成物の最大の特
長はすべての被着体によく濡れ、加工特性が良好
でかつ初期接着力、常態接着力、柔軟性、耐熱水
性のすべてを満足させることが出来る点である。 本発明のポリウレタン接着剤組成物は、例えば
ポリオレフイン(ポリエチレン、ポリプロピレ
ン)、ポリスチレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体またはそのケン化物、塩化ビニル樹脂、ポリ
エステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート)、ポリアミド(ナイロ
ン)、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、フエノー
ル樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂等の合成樹脂、
天然ゴムまたは合成ゴム、アルミニウム、銅、鉄
等の金属、編織布、不織布等の繊維等をはじめ
に、木材、ガラス、セラミツク等の接着に適して
いる。特に上述した特長を有するため食品や医薬
品等の包装材料の接着、建築資材、電気部品、自
動車部品、繊維またはプラスチツクフイルムのラ
ミネーシヨン等の広範な用途への適用が可能であ
る。とりわけ、100〜140℃の熱水による高温殺菌
処理が必要で、かつ酢、塩、サラダ油等の食品が
長期間入つた状態で保存することが必要で、その
ためポリエステルまたはポリアミド等のフイルム
−アルミニウム等の金属箔−ポリオレフインフイ
ルムあるいはポリオレフインフイルム−ポリアミ
ドフイルム等の密着性の乏しいもの同志のラミネ
ートが必要なレトルト食品の包装材料の接着剤と
して最適である。 本発明のポリウレタン接着剤組成物は、2液硬
化型接着剤における使用方法で用いられる。該組
成物を用いて接着加工する代表的な方法として
は、たとえばドライラミネーターによつて接着剤
組成物をフイルムもしくは金属箔表面に付着さ
せ、溶剤を揮散させたのち、接着面を合わせ常温
または加温下に組成物を硬化させる方法などが採
用される。フイルムもしくは金属箔表面に施され
る接着剤組成物の塗布量(固形分)は1〜10g/
m3程度である。 実施例 次に参考例、実施例および比較例により本発明
を更に具体的に説明する。 参考例 1 (ポリエステルジオールの製造) 3−メチル−1.5−ペンタンジオール(105g)、
ジメチルイソフタレート(116g)、アジピン酸
(29g)およびテトライソプロポキシチタネート
(0.01g)の混合物を窒素気流下160〜220℃に加
熱することによりエステル化をおこなつた。所定
量の水、メタノールを留出後真空ポンプにより
徐々に真空度を上げ反応を完了させた。こうして
分子量約10000のポリエステルジオール(以下、
主剤Aと記すこともある)を得た。得られたポリ
エステルジオール100gを酢酸エチル100gに溶解
し固形分50重量%の溶液を得た。 参考例 2〜5 表1に示したジオールおよびジカルボン酸の組
成および組成比で参考例1と同様にしてポリエス
テルジオール(主剤B〜E)を得た。得られたポ
リエステルジオール100gを酢酸エチル100gに溶
解して固形分50%の溶液を得た。得られたポリエ
ステルジオールの分子量を表1に示す。 参考例 6 (ポリエステルポリウレタンジオールの製造) ジメチルイソフタレート、アジピン酸、3−メ
チル−1.5−ペンタンジオールからなるポリエス
テルジオール〔分子量2000、ジメチルイソフタレ
ート/アジピン酸=1/1(モル比)〕200g、イ
ソホロンジイソシアナート18gおよびジブチルチ
ンジラウレート(触媒)0.05gの混合液を80℃で
10時間反応させたのち、冷却し、酢酸エチル218
gに溶解してポリエステルポルウレタンジオール
(主剤F)50重量%の溶液を得た。 参考例 7〜10 表1に示したジオールおよびジカルボン酸組成
および組成比で参考例6と同様にしてポリエステ
ルポリウレタンジオール(主剤G〜J)の酢酸エ
チル溶液を得た。 比較参考例 1〜2 表1に示した組成および組成比で、参考例1お
よび6と同様にしてポリエステルジオール(主剤
K)およびポリエステルポリウレタンジオール
(主剤L)をそれぞれ得た。
【表】 実施例1〜11および比較例1〜2 上記参考例および比較参考例で調製した各主剤
100重量部に対してトリメチロールプロパンに3
当量のトリレンジイソシアナートを付加させたも
の(日本ポリウレタン社製、コロネートL、表2
中のコロネートLと略記す)またはトリメチロー
ルプロパンに3当量のヘキサメチレンジイソシア
ナートを付加させたもの(日本ポリウレタン社
製、コロネートHL、表2中コロネートHLと略
記す)を5重量部配合し酢酸エチルで20%溶液に
希釈し、接着剤溶液とした。被着体として厚さ
12μのポリエチレンテレフタレートフイルム(表
2中、PETと略記す)およびコロナ処理した厚
さ50μの未延伸ポリプロピレンフイルム(表2
中、CPPと略記す)を用い、それらをラミネー
トするためにそれらに上記接着剤溶液をドライラ
ミネーターにより固形分で約3.0g/m2となるよ
うに塗布し、溶剤を揮散させたのち、貼り合わせ
た。その際、接着剤溶液の濡れ特性を調べた。得
られたラミネートフイルムを幅15mmの試験片に切
り取り、引張試験機によつて引張速度300mm/分
でT型剥離試験をおこない、初期接着力を測定し
た。また、貼り合せた後50℃で3日間硬化させて
得られたラミネートフイルムより試験片を作成
し、次のような方法で常態接着力、耐熱水性、耐
薬品性および柔軟性を評価した。それらの結果を
表2に示す。 Γ常態接着力 初期接着力と同様のT型剥離試験を行なつた。 Γ耐熱水性、耐薬品性試験 耐熱水性試験では試験片を水と共に50c.c.のオ
ートクレープに入れ、120℃で5時間処理した
のちT型剥離試験を行ない、剥離の状態と強度
を調べた。耐薬品性試験は、試験片を4時間25
℃の4%酢酸水溶液に浸漬したものについて、
剥離試験をおこなつた。 Γ柔軟性 柔軟性は上記各剥離試験における剥離の際の
様子によつて判定した。表中の印の意味は次の
とおりである。 ○:剥離強度大きくジワジワはがれるため均一
強度を示す。 △:部分的に強度大であるが簡単にはがれると
ころもある。 ×:簡単にバリツとはがれ強度小さい。 Γ濡れ特性(観察結果) ○:均一に塗布できる。 △:部分的にはじく。 ×:はじく。 実施例12〜22および比較例3〜4 未延伸ポリプロピレンフイルムの代りに厚さ
15μのアルミニウム箔(表2中、Alと略記す)を
用いること以外は上記実施例1〜11および比較例
1〜2と同様の方法によりラミネートフイルムを
作製し、各種性能について評価した。それらの結
果を表2に示す。
【表】 参考例 11〜21 表3に示したジオールおよびジカルボン酸組成
および組成比で参考例1と同様にして種々の分子
量を有するポリエステルジオールを合成した。得
られたポリエステルジオール100gを酢酸エチル
100gに溶解して固型分50%の溶液を調製した。
得られたポリエステルジオールの分子量を表3に
示す。このポリエステルジオールを用いてさらに
表3に示す組成にして参考例6と同様にしてポリ
エステルポリウレタンジオール(主剤N〜X)の
酢酸エチル溶液を得た。 実施例 23〜33 上記参考例で調製した各主剤100重量部に対し
てトリチロールプロパンに3当量のメタキシリレ
ンジイソシアナートを付加させたもの(武田薬品
工業社製タケネートD110N、表4中にタケネー
トD110Nと略記する)、トリメチロールプロパン
に3当量のイソホロンジイソシアナートを付加さ
せたもの(武田薬品工業社製タケネートD140N、
表4中にタケネートD140Nと略記する)または
タケネートD110NとタケネートD140Nの1:1
の混合物(表4中にタケネートD110N、タケネ
ートD140Nと略記する)を4〜6重量部配合し、
酢酸エチルで20%溶液に希釈し、接着剤溶液とし
た。被着体として厚さ12μのポリエチレンテレフ
タレートフイルム(表4中、PETと略す)、厚さ
9μのアルミニウム箔(表4中、Alと略記す)お
よびコロナ処理した厚さ50μの未延伸ポリプロピ
レンフイルム(表4中、CPPと略記す)を用い
それらをラミネートするために、上記接着剤組成
物をまずポリエチレンテレフタレートフイルムに
ドライラミネーターによつて固形分で約3.0g/
m2となるよう塗布し、溶剤を揮散させた後接着面
をアルミニウム箔の表面に合わせた。アルミニウ
ム箔の他の面にドライラミネーターにより同じ接
着剤溶液を固形分で約3.0g/m2となるよう塗布
し、溶剤を揮散させたのち接着面を未延伸ポリプ
ロピレンフイルムに合わせた。その際接着剤溶液
の濡れ特性を調べた。得られたラミネートフイル
ムを用い、実施例1と同様にして接着性能等を調
べた。その結果を表4に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】 発明の効果 本発明の接着剤組成物は実施例から明らかな如
く極めてすぐれた接着性(初期接着性および常態
接着性)、耐熱水性、耐薬品性を有し、かつ種々
の被着体に対しても良好な濡れ特性、柔軟性を有
する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高分子ポリオール(A)と有機ポリイソシアナー
    ト(B)とを水酸基に対するイソシアナート基の当量
    比(NCO/OH)1〜10の割合で含有してなる接
    着剤組成物において、前記高分子ポリオールが数
    平均分子量3000〜50000のポリエステルポリオー
    ル(A1)または数平均分子量600〜8000のポリエ
    ステルポリオールと有機ジイソシアナートからの
    数平均分子量3000〜50000のポリエステルポリウ
    レタンポリオール(A2)であり、前記数平均分
    子量3000〜50000のポリエステルポリオールおよ
    び数平均分子量600〜8000のポリエステルポリオ
    ールが分子内にジオールに基づく単位として式 で表わされる構造単位〔〕を含有し、かつジカ
    ルボン酸に基づく単位として式 (式中、nは1〜12の整数を示す)で表わされる
    構造単位〔〕および式 (式中、Arは炭素数6〜10の2価の芳香族炭化
    水素残基を示す)で表わされる構造単位〔〕を
    構造単位〔〕/構造単位〔〕のモル比で1/
    5〜4/1の割合で含有することを特徴とするポ
    リウレタン接着剤組成物。 2 高分子ポリオール(A)が、分子内にジオールに
    基づく単位として式 で表わされる構造単位〔〕を含有し、かつジカ
    ルボン酸に基づく単位として式 (式中、nは1〜12の整数を示す)で表わされる
    構造単位〔〕および式 (式中、Arは炭素数6〜10の2価の芳香族炭化
    水素残基を示す)で表わされる構造単位〔〕を
    構造単位〔〕/構造単位〔〕のモル比で1/
    5〜4/1の割合で含有する数平均分子量1500〜
    2200のポリエステルポリオールと有機ジイソシア
    ナートからの数平均分子量6000〜40000のポリエ
    ステルポリウレタンポリオールである特許請求の
    範囲第1項記載の接着剤組成物。 3 有機ジイソシアナートがイソホロンジイソシ
    アナートまたは2,4−トリレンジイソシアナー
    トを主成分とするジイソシアナートである特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の接着剤組成
    物。 4 構造単位〔〕がセバチン酸残基またはアジ
    ピン酸残基である特許請求の範囲第1〜3項のい
    ずれか一つの項に記載の接着剤組成物。 5 構造単位〔〕がテレフタル酸残基またはイ
    ソフタル酸残基である特許請求の範囲第1〜4項
    のいずれか一つの項に記載の接着剤組成物。 6 構造単位〔〕/構造単位〔〕のモル比が
    1/2〜2/1である特許請求の範囲第1〜5項
    のいずれか一つの項に記載の接着剤組成物。
JP61072220A 1985-10-14 1986-03-28 ポリウレタン接着剤組成物 Granted JPS62181376A (ja)

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