JPH0349653Y2 - - Google Patents

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JPH0349653Y2
JPH0349653Y2 JP12832085U JP12832085U JPH0349653Y2 JP H0349653 Y2 JPH0349653 Y2 JP H0349653Y2 JP 12832085 U JP12832085 U JP 12832085U JP 12832085 U JP12832085 U JP 12832085U JP H0349653 Y2 JPH0349653 Y2 JP H0349653Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はミシンにおける針送り機構の案内調
節装置に関するものである。。
〔従来の技術〕
従来例によるこの種の針送り機構の案内調節装
置の概要構成を第6図ないち第9図に示す。
すなわち、これらの第6図ないし第9図におい
て、ミシンアームは、一側部を開口させた中空頭
部2を有し、同開口部を面板3により覆うように
しており、このミシンアーム1内には、主軸4を
回転自在に枢支させる共に、軸端のクランク5、
クランクピン6および針棒クランクロツド7を介
して、同主軸4を針棒8に固着させた針棒抱き9
の軸部10に連繋させてあり、この主軸4に与え
られる回転運動をクランク作動に換えて、針棒8
を上下運動させ得るようにしてある。
また前記ミシンアーム1内に針送り軸11を揺
動自在に枢支させて、針送り軸11の軸端部に針
送り腕12を固定させ、この針送り腕12の下端
部に固定したピン13を、針送りリンク14の一
端部に枢支させると共に、同針送りリンク14の
他端部に枢支したピン15を針棒支枠16の上部
に固定させてあり、針棒支枠16の上部および下
部の支持突出部19,20間には、前記針棒8を
上下摺動自在に支持させ、かつ上部支持突出部1
9の側部からは案内突出部21を張出してある。
さらに一方の軸端側にボス状の枢支部18を有
する揺動軸17は、前記中空頭部2の底部軸受2
2に対し、主軸4に平行して揺動自在に枢支さ
れ、かつ他方の軸端側に固定した針棒案内腕23
により軸方向位置決めがなされていて、枢支部1
8には前記針棒支枠16の下部支持突出部20を
受入れると共に、この針棒支枠16の下端部に図
示しない公知の油洩れ防止手段を講じてあり、か
つまた針棒案内腕23に形成した上下方向案内溝
24には、前記針棒抱き9の軸部10の軸端部に
枢支させた角駒25を遊嵌させてある。
そしてまた先端部に二又にされた案内部27,
27を形成した案内部材26は、前記中空頭部2
の側部取付け孔29,29に取付けネジ28,2
8で取付け固定されており、各案内部27,27
間に前記針棒支枠16から張出した案内突出部2
1を受入れて、この針棒支枠16の布送り方向へ
の作動を案内規制し得るようにしたものである。
しかしてこの従来例での装置構成は、次のよう
に動作する。
まず主軸4の回転作動によつて、針棒8は、ク
ランク5、クランクピン6および針棒クランクロ
ツド7を介し、針棒支枠16の上部、下部の支持
突出部19,20間に支持されて、しかも針棒抱
き9の軸端部角駒25による針棒案内腕23での
案内溝24に沿わせた上下方向案案内のもとに上
下作動されると共に、一方、前記主軸4の回転作
動を揺動作動に変換するところの、図示しない送
り量調節機構を介した針送り軸11の揺動作動に
伴ない、針送りリンク14を経て、前記針棒支枠
16自体も、その下部支持突出部20を枢支部1
8に受入れている揺動軸17を中心にして、前記
針棒案内腕23と一緒に揺動し、これらの一連の
作動によつて、結果的に前記針棒8は、上下方向
への往復運動による縫製作動に併せて、主軸4の
軸方向に直交する方向への布送り作動がなされる
ことになり、こゝにいわゆる、針送り揺動機構を
構成するのである。
しかして前記針棒8に与えられるところの、揺
動軸17を揺動支点とする布送り方向への針送り
揺動を、主軸4の軸方向に平行する方向への移動
を拘束した状態で、しかもいわゆる、ガタ付きと
かコジレなしに行なわせるために、こゝでは前記
針棒支枠16の側部、つまり布送り方向に張出し
た案内突出部21を、案内部材26の二又にされ
た案内部27,27間で案内規制させるようにし
ているのである。
こゝで前記針送り揺動機構を、無漏油でしかも
耐久性に富み、併せて高速作動性に優れた構成に
するためには、前記針棒8を上下方向に案内し、
かつ揺動作動させるところの、前記針棒支枠16
の揺動支点、すなわち揺動軸17を、前記中空頭
部2の可及的に底部付近で枢支させる必要がある
が、一方、この底部付近は、縫製作業者の被縫製
布操作に支障を及ぼさないように、その占有空間
を可能な限り少なくすることが望ましく、従つて
この揺動軸17ならびに底部軸受22を可及的に
小型化させて、しかも比較的長大な針棒8の上下
往復作動ストロークを受容する大きな針棒支枠1
6の円滑な針送り揺動を確保するためには、この
針棒支枠18の案内突出部21を案内規制すると
ころの、前記案内部材26を欠くことができない
ものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら前記構成による従来例装置では、
針棒支枠16の側部から張出した案内突出部21
を案内規制する案内部材26に関して、これを中
空頭部2内に取付けネジ28,28で取付け固定
して組付ける際に、針棒支枠16の案内突出部2
1に対する案内部材26の二又にされた案内部2
7,27の調心組付け調整が極めて困難なもので
あつた。
すなわち、前記案内部材26を中空頭部2内に
取付けるための側部取付け孔29,29は、一般
に取付けネジ28,28の外径よりも僅かに大き
い内径にされた、いわゆるバカ孔に穿孔されてい
て、これらの取付けネジ28,28と取付け孔2
9,29との間にガタツキのあるのが普通であ
り、案内部材26の二又にされた案内部27,2
7が、案内突出部21を良好に案内規制し得るよ
うに調心して取付けようとしても、取付けネジ2
8,28を強力に締着するときの反動で、第3図
にA−Aで示す正規の方向での取付けができず、
前記ガタツキ分相当に傾斜し、もしくは移動ズレ
などを完全には避けることができず、従つて案内
部27,27間での案内突出部21の案内規制に
ヨジレを生じて円滑な針送り揺動が得られないと
いう不都合があつた。
また一方では、中空頭部2内でのこの案内部材
26の取付け部分が、揺動軸17から離れた上方
にあればある程、案内突出部21の案内規制が効
果的になされることは自明であるが、同中空頭部
2内の上方部では、クランク5、針棒クランクロ
ツド7の相互を容易に組立て可能にするため、な
らびに外部側では、丁度ミシン糸の通過経路に当
つているために、針棒クランクロツドの作動軌跡
内に含まれないこと、およびこの部分では中空頭
部2の肉厚が薄いことなどの条件が存在して、一
層、前記不都合が助長されるものであつた。
この考案は従来のこのような問題点を解決する
ためになされたものであつて、この目的とすると
ころは、針棒支枠を案内規制する案内部材の役割
を十分に発揮し得るようにさせた針送り機構の案
内調節装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するためにこの考案に係る針送
り機構の案内調節装置は、針棒支枠から揺動方向
に沿う案内溝部を突出形成させ、また中空頭部に
回動調整自在に緩挿保持される大径部と、大径部
に対し偏心させた小径部を有して、小径部に案内
駒を回動可能に枢支させた案内部材を設け、この
案内部材の案内駒を針棒支枠の案内溝部に嵌装係
合させると共に、この嵌装状態で大径部を調整位
置に止着させるようにしたものである。
〔作 用〕
従つてこの考案においては、案内部材の大径部
を回動操作させることにより、大径部軸芯と小径
部軸芯との偏心差に基ずいて、針棒支枠の案内溝
部に対する案内駒の位置を微細に調整でき、これ
によつて同案内溝部内への案内駒の嵌装係合を正
確になし得るのであり、かつ調整位置に大径部を
止着させることで、この案内駒による案内溝部の
案内、ひいては針棒支枠の針送り揺動を円滑に行
ない得るのである。
〔実施例〕
以下、この考案に係る針送り機構の案内調節装
置の実施例につき、第1図ないし第5図を参照し
て詳細に説明する。
第1図はこの考案装置の第1実施例による概要
構成を示す縦断面図、第2図は同上面板を取除い
た状態での端面図、第3図および第4図は第2図
−線部および−線部のそれぞれ断面図、
第5図は同上第2実施例による概要構成を示す要
部の斜視図であり、これらの実施例各図中、前記
従来例各図と同一符号は同一または相当部分を示
している。
まず第1図ないし第4図に示す第1実施例装置
においては、前記針棒支枠16の上部支持突出部
31の側部から、同針棒支枠16の揺動方向に沿
う二又にされた案内溝部32を突出形成させると
共に、前記中空頭部2には座繰り部34を経て取
付け孔33を穿孔させておき、また基端側大径部
36と、大径部36に対して距離aだけ偏心させ
た先端側小径部37と、ドライバ調節溝39付き
の基端頭部38と、小径部37に回動自在に遊嵌
してカシメ付けされた案内駒40とからなる案内
部材35を設ける。
そして前記案内部材35の基端側大径部36を
前記取付け孔33に緩挿させた状態で、座繰り部
34内でのドライバによる基端頭部38の任意微
細な回動調整により、先端側小径部37の案内駒
40を、これらの大径部軸芯と小径部軸芯との偏
心距離a、ひいては偏心差の利用によつて、前記
針棒支枠16の案内溝部32内に位置決めして嵌
装係合させ、さらにこの位置決め回動調整後、同
大径部36を止めネジ41により、同調整位置に
止着させて組付けるのである。
すなわち、このようにして、第1実施例構成の
場合には、針棒支枠16の揺動方向に突出形成さ
れた案内溝部32に、案内部材35の案内駒40
を嵌装係合させることによつて、同針棒支枠16
の揺動方向を案内規制できるのであり、案内部材
35に対する案内駒40の嵌装位置は、大径部3
6と小径部37との軸方向偏心距離aの利用によ
り、完全一致するように調整でき、従つて針棒支
枠16、ひいてはこの針棒支枠16に上下動自在
に支持される針棒8自体の円滑な針送り揺動をな
し得るのである。 また前記第1実施例構成で
は、前記針棒支枠16の揺動支点、つまり揺動軸
17が中空頭部2の底部側に枢支されている場合
について述べたが、同揺動支点が中空頭部2の頂
部側にある場合についても、第5図に示す第2実
施例構成のように適用できる。
すなわち、この第2実施例構成においては、前
記針棒支枠16の上部を、前記主軸4に平行する
揺動軸42によつて揺動自在に枢支させ、かつ同
針棒支枠16の下部支持突出部43の下部から、
同針棒支枠16の揺動方向に沿う二又にされた案
内溝部44を突出形成させると共に、前記中空頭
部2には同一軸線上でそれぞれに内径の異なる大
径側、小径側の各取付け孔45,46を貫通形成
穿孔させておき、また同一軸線の基端側大径部4
8および先端側支持部49と、大径部48に対し
て偏心させた中間小径部50と、中間小径部50
に回動自在に遊嵌された案内駒51とからなつて
いて、かつ大径部48の端面にドライバ調節溝5
2をスリ割りした案内部材47を設ける。
そして前記案内部材47の基端側大径部48を
大径側取付け孔45に、先端側支持部49を小径
側取付け孔46にそれぞれ緩挿させた状態で、ド
ライバによる大径部48の回動調整により、中間
小径部50の案内駒51を、前例と同様にその偏
心距離の利用で、前記針棒支枠16の案内溝部4
4内に位置決めして嵌装係合させ、さらにこの位
置決め回動調整後、同大径部48を止めネジ53
により、同調整位置に止着させて組付けるのであ
つて、前例と全く同様の作用効果が得られるので
ある。
なお、前記各実施例においては、それぞれに針
送り機構に適用させているが、別に上部送り機構
を備える装置構成に実施させても同様の作用効果
が得られる。
〔考案の効果〕
以上詳述したようにこの考案によれば、ミシン
アームの中空頭部内で、針棒を上下作動自在に支
持する針棒支枠を設け、この針棒支枠を主軸と平
行に配設した揺動軸を支点にして揺動作動させる
ようにした針送り機構において、針棒支枠からは
揺動方向に沿う案内溝部を突出形成させ、また中
空頭部に回動調整自在に緩挿保持される大径部
と、この大径部に対して偏心させた小径部を有す
ると共に、小径部に案内駒を回動可能に枢支させ
た案内部材を設け、この案内部材の案内駒を針棒
支枠の案内溝部に嵌装係合させるようにし、かつ
この嵌装状態で大径部を蝶整位置に止着させるよ
うにしたから、案内部材を形成している大径部の
回動操作により、大径部軸芯と小径部軸芯との偏
心差に基づいて、針棒支枠の案内溝部に対する案
内駒の位置を微細に調整でき、この操作によつて
同案内溝部内への案内駒の嵌装係合、つまり調心
組付け調整を極めて容易かつ正確になし得ると共
に、大径部を調整位置に止着させて、こゝでの回
動自在な案内駒により案内溝部の案内規制が効果
的になされ、ひいては針棒支枠の針送り揺動を円
滑に行なうことができ、結果的には組付け調整の
容易な高精度の装置構成を得られるのであり、し
かも構造的にも頗る簡単で、容易かつ安価に提供
できるなどの特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る針送り機構の案内調節
装置の第1実施例を適用したミシン頭部の概要構
成を示す縦断面図、第2図は同上面板を取除いた
状態での端面図、第3図および第4図は第2図
−線部および−線部のそれぞれ断面図、第
5図は同上第2実施例を適用したミシン頭部の概
要構成を示す要部の斜視図であり、また第6図は
同上従来例装置によりミシン頭部の概要構成を示
す縦断面図、第7図は同上面板を取除いた状態で
の端面図、第8図および第9図は第7図−線
部および−線部のそれぞれ断面図である。 1……ミシンアーム、2……中空頭部、4……
主軸、8……針棒、9……針棒抱き、10……針
棒抱きの軸部、11……針送り軸、16……針棒
支枠、17,42……揺動軸、19,31……上
部支持突出部、20,43……下部支持突出部、
23……針棒案内腕、24……上下方向案内溝、
25……角駒、32,44……案内溝部、33,
45,46……取付け孔、35,47……案内部
材、36,48……基端側大径部、37,50…
…先端側小径部、中間小径部、39,52……ド
ライバ調節溝、40,51……案内駒、41,5
3……止めネジ、49……先端側支持部、a……
偏心距離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミシンアームの中空頭部内で、針棒を上下作動
    自在に支持する針棒支枠を設け、この針棒支枠を
    主軸と平行に配設された揺動軸を支点にして揺動
    作動させるようにした針送り機構において、前記
    針棒支枠には、揺動方向に沿う案内溝部を突出形
    成させ、また前記中空頭部に回動調整自在に緩挿
    保持される大径部、およびこの大径部に対して偏
    心させた小径部を有し、かつ小径部に案内駒を回
    動可能に枢支させた案内部材を設け、この案内部
    材の案内駒を、大径部の回動調整により、前記針
    棒支枠の案内溝部に嵌装させると共に、大径部を
    調整位置に止着し得るようにしたことを特徴とす
    るミシンにおける針送り機構の案内調節装置。
JP12832085U 1985-08-22 1985-08-22 Expired JPH0349653Y2 (ja)

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JP12832085U JPH0349653Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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JP12832085U JPH0349653Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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JPS6237283U JPS6237283U (ja) 1987-03-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100417760C (zh) * 2001-10-30 2008-09-10 重机公司 针送布缝纫机

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333342Y2 (ja) * 1985-12-27 1991-07-15
JP5444726B2 (ja) * 2009-01-23 2014-03-19 アイシン精機株式会社 ミシン針棒ユニット構造

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CN100417760C (zh) * 2001-10-30 2008-09-10 重机公司 针送布缝纫机

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