JPH03502437A - トラクタの操縦可能な車輪軸の懸架装置 - Google Patents

トラクタの操縦可能な車輪軸の懸架装置

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JPH03502437A JP1501886A JP50188689A JPH03502437A JP H03502437 A JPH03502437 A JP H03502437A JP 1501886 A JP1501886 A JP 1501886A JP 50188689 A JP50188689 A JP 50188689A JP H03502437 A JPH03502437 A JP H03502437A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トラクタの操縦可能な車輪軸の縣加装置本発明は、中間軸体に車輪を収納する車 輪ヘッドが軸アームを介して旋回可能に案内されると共に、軸体はその後側が、 軸体の横断中心面の中心で、はぼ水平に、トラクタの車台に球ジヨイントを介し て案内されるシャフト状のスラスト操縦ロンドに固く結合され、さらに車輪軸と 車台との間にサイド案内サポートが設けられている、トラクタの操縦可能な車輪 軸、特に前輪軸の懸架装置に関するものである。
上述のような車輪軸の懸架装置はDE−O31580327から公知である。こ れによれば、剛体として形成され、車台に弾性的に取付けられた軸体に、三角形 のスラスト操縦ロンドが固定され、これがその一端で、車台上のスラスト球ジツ イントを介して案内されるようになっている。さらに軸体にはバランス用ロンカ アームを介して2つのサイド案内サポートがかかっており、これが車台を軸体の 横断中心面に垂直に案内している。この場合、車輪ヘッドに結合された車輪の最 大の操縦旋回角は、フレーム縦桁または車台のボディによって制限される。車台 フレームおよびボディの寸法が同一のときの最大操縦旋回角は、車輪の直径が大 きくなる程、または幅が広くなる程、あるいは車輪軸の紙幅が小さくなる程減少 する。
本発明の課題は、トラクタの操縦可能な車輪軸の旋回半径を小さくすることであ り、これによって車台もしくはボディによって制限される最大旋回角が増大され 、あるいは車輪寸法が変ったり、紙幅が小さくなっても同一に保持できるように することである。
この課題は、前記のようなトラクタの操縦可能な車輪軸の懸架装置について、請 求の範囲lの特徴部に示すように、サイド案内サポートに調整機構が結合され、 これによって操縦工程中、車台は車輪軸に対して、回転点としての球ジヨイント の周りに水平に変位され、カーブ内側の車輪の軸アームと車台との間の距離が増 大されることによって解決される。
この、シャフト状に懸架された車輪軸に対する車台の旋回によって、カーブ内側 の車輪の操縦旋回角に対する自由空間の増大が得られる。カーブ外側の車輪の操 縦角は、車輪の種々の軌道条件に制約されるが、カーブ内側の車輪の操縦角より も小さいので、全体としては提案した方法で行われる車台の変位によって操縦旋 回角の増大が実現する。また、車台を車輪軸に対して球ジヨイントの周りに旋回 させることによって、さらに息角操縦効果が現われ、すなわち、トラクタの両つ の車輪軸は旋回操縦時に互に所定の角度関係になり、これによって旋回半径がさ らに著しく低減される。従って本発明による操縦可能な車輪軸の懸架装置は、操 縦旋回角の増大のほかに、従来は車台を複数の車輪軸間に分離し、コストのかか る息角ジ5インド機構を用いることによってのみ実現可能であった息角操縦性が 得られるという利点がある。息角作用は、操縦可能な車輪軸の車輪の繰り出し運 動をもたらし、停止時の操縦における操縦力を低減させるという利点がある。
またDE−PS  29 28 577からは、農業用トラクタの前輪軸の操縦 旋回角を、最大の操縦旋回角時に車台の下のカーブ内側の車輪の先端にヱる追尾 角の増大によって向上させることが公知になっている。しかしながら、この提案 に従って追尾角を10°以上に増大させることは多くの不利点を伴っている0例 えば、直線走行時に地面に凹凸があると強い操縦ぶれを生ずる。また曲線走行時 は、操縦旋回による極端な突進変化によって望ましくない地面の変形、走行軌道 保持の悪化、および車輪軸受に対する過大な荷重などを招(。
またDE−O31913618からは、モータグレーダの操縦可能な車輪軸が公 知であり、この場合は、操縦可能な車輪軸に車輪ヘッドが油圧シリンダを介して 旋回可能に取り付けられ、これによって車輪突進が変化できるようになっている 。この突進変化はまたモータグレーダの旋回半径の低減に役立っている。すでに DE−PS29 28 577について詳述したように5.掻端な突進変化は車 輪軸の走行特性に対し7てマイナスに作用し、特に駆動車輪の場合1.走行地面 に対し7て過大な荷重を与える。
本発明のさらに他の有利の構成は従属請求の範囲2〜15に記載されている。す なわち請求の範囲2によれば、車輪軸は、最大の操縦旋回角においてカーブ外側 の車輪が断片的に車台の先端の前方に旋回するように車台に配置されている。ま た、l・ラクタの車軸間隔の小さいことにより、車台の前側の自由空間をカーブ 外側の車輪の旋回用空間として利用できる可能性がないので、請求の範囲3では 、ブロックまたはフレームとして形成された車台の、カーブ外側の車輪が操縦旋 回角や車台の変位によって侵入する領域に切欠きが設けられている。このような 切欠きは直接に、前側軸受台およびトラクタの隣接したボンネット内に設けられ る。
さらに請求の範囲4によれば、車輪軸は秤ビー・ム状に揺動する剛性軸として車 台に非弾性的に懸架されると共に、スラスト操縦ロッドの長手中心軸上で軸体に 、車台および軸体にリンク状に結合された垂直操縦ロッドが作用している。この 垂直操縦ロッドは車輪軸の揺動サポートとして作動し、同時に調整装置の動作に 際し゛ζ車台を車輪軸に対して変位させる。
さらに請求の範囲5によれば、車台は車輪軸に対して弾性ダンパエレメントを用 いて弾性支持されると共に、この弾性エレメントはそれぞれ軸体および車台にリ ンク状に結合されている。この場合、例えば、車輪軸の横断中心面の両側で車輪 軸に直接に作用する弾性エレメントはそれぞれリンク結合を有し、或いは1つま たは複数の弾性ダンパエレメントが、車輪軸を搬持する横断操縦ロッドに作用す るときは、弾性ダンパエレメントのリンク結合を車台と横断操縦ロッドとに設け る必要がある。
請求の範囲6による有利な実施態様では、車輪ヘッドに回転固定に結合された案 内または操縦レバーが調整機構として作動し、これにサイド案内サポートが、好 ましくは軸体にほぼ平行に、かつ軸アームから一定の半径をもってリンク結合さ れている。操縦工程でそれぞれの軸アームの周りに旋回する案内または操縦レバ ーは、サイド案内サポートを介して車台をそれぞれカーブ外側の車輪の方向に動 かず。案内または操縦レバーに結合されたサイド案内サポートの操縦半径、従っ て側方変位置は可変である。
車輪軸が分割された案内ロッドを有し、その各案内ロッドセクションはそれぞれ 、軸体またはスラスト操縦ロッドに固定された回転駆動部の回転レバーにリンク 結合されていると、請求の範囲7による有利な実施B様に示すように、回転駆動 部の回転レバーが調整機構として作用し、この回転レバーにはサイド案内サポー トが回転軸に対して半径方向の距離をもってリンク結合されている。この場合に も車台の車輪軸に対する側方変位量を変化させる可能性が生ずる。
車輪軸が、流体静力学的な操縦機構の二重作動操縦シリンダを有する場合は、請 求の範囲8に示すように、この操縦シリンダのピストンロッドを調整機構として サイド案内サポートに結合することができる。この場合はさらに、請求の範囲9 による本発明のさらに他の構成として提案されているように、サイド案内サポー トを、そのアームが車輪軸の前にあるジヨイントに通されると共?こ、その先端 が、操縦シリンダから突き出された両方のピストンロッドにまたがるヨークにリ ンク結合された三角形の操縦ロッドとして形成する可能性が生ずる。このように し、て、弾性力が内側および外側方向に作用するときの台車の水平変化を完全に 防止することができる。
本発明で提案された1つの操縦作動エレメントを調整l!横として利用する可能 性のほかに、請求の範囲10に示すように、サイド案内サポートに結合されるか 、あるいけそのピストンロッドがサイド案内サポートを構成する、二重作動の別 置された油圧シリンダを設けることも可能である。この油圧シリンダは、請求の 範囲11に示すように、二重作動の操縦シリンダと共通に圧力媒体の供給を受け 、さらにピストンロッドの種々のストロークが場合によって流量調整弁または種 々のピストン断面によって調整できるようになっている。二重作動油圧シリンダ の圧力媒体源には、請求の範囲12に提案したように473路切換弁を設けるこ とが可能であり、この弁は操縦部の制御スライダまたは操縦シリンダのピストン ロフトの位置に応じて、電磁式、油圧式、または機械式に作動および復帰ができ るものとする。
請求の範囲13によれば、操縦シリンダと二重作動の油圧シリンダとは油圧式に 結合され、かつ操縦シリンダの少くとも1つの作動室が結合管を介して二重作動 油圧シリンダに接続され、操縦工程中、操縦シリンダの作動室から押し出された 圧力媒体が油圧シリンダの作動室に送られるようになっている。このため操縦シ リンダおよび車台変位用の油圧シリンダは直列に接続され、操縦工程中、操縦シ リンダの作動室から、そのピストンによって押し出される圧力媒体が結合配管を 介して油圧シリンダの対応する作動室に送られ、そのピストンを動かす。
また請求の範囲14によれば、反対の操縦方向に対しても同様に油圧式の直列回 路が可能であり、この場合は当然、操縦シリンダは油圧シリンダの後に接続され る。この場合、油圧シリンダのもう1つの作動室は操縦弁から直接に圧力の供給 を受け、また対向する作動室から押し出された圧力媒体は操縦シリンダに送られ る。請求の範囲13および14による操縦シリンダおよび油圧シリンダの対応す る直列回路によって、本発明の極めて合理的な構成が得られ、かつその製作コス トも極めて小さくなる。
さらに請求の範囲15によれば、操縦作動部と調整機構との油圧カンプリングに 切換弁を設ける可能性が生じ、この切換弁によって調整機構が純粋なアーム操縦 と、車輪軸に対する車台の変位を伴ったアーム操縦とに、選択的に切換えられる 。従って、二重作動油圧シリンダの両つの作動室、操縦弁の圧力配管、および操 縦シリンダの作動室の片方は、4/2B弁として形成された切換弁に接続されて いるatN整機構が純粋なアーム操縦によって駆動される第1の位置では、切換 弁は操縦弁の圧力配管を操縦シリンダの作動室に接続し、その間、油圧シリンダ の作動室につながる両つの結合配管は遮断される。また、その第2の位置では、 切換弁は一方では圧力配管と油圧シリンダの第1の作動室との間の結合を形成す ると共に、他方では操縦シリンダの第2の作動室と油圧シリンダの第2の作動室 との間の結合を形成する。この第2の位置では、両方のシリンダの直列接続が、 請求の範囲13および14に示すように実施される。この切換弁を用いることに より、漏洩に起因する操縦と車台変位との間の位相ずれが補償できる。
この、いわゆるゼロ調整は、先ず切換弁の第2の位置で車台を中心位置に動かし 、次に切換弁の第1の位置で操縦角を同時にゼロ位置に戻すことによって行うこ とができる。
最後に、各結合配管に、油圧シリンダの対応する作動室からの流出を遮断する逆 止弁が設けられ、これがそれぞれ他方の結合配管の圧力によってその開放位置に 制御されるようになっている。
この両つの逆止弁は、油圧シリンダをそれぞれの位置でブロックすると共に、操 縦弁の位置に基づいて両つの結合配管の一方に圧力形成が行われた時にはじめて 開放する0両つの制御つきの逆止弁の対応する制御配管は当然ながら、両つの結 合配管の油圧でブロックされる配管セクションの外部に接続されている。
本発明は、各請求の範囲の特徴の結合のみに限定されるものではない、当業者に とっては、課題設定に応じて、各請求の範囲および各個請求特徴の種々の有意な 組合せを行うことは容易なことである。
第1図は、回転駆動部にリンク結合された車輪軸の懸架装置の領域の断面を含む トラクタの正面図、第2図は、操縦軸がその最大旋回角を有する場合を示す、第 1図に対応するトラクタの上面図、第3図は、操縦シリンダを調整機構として用 いた非弾性の車輪軸の懸架装置の機能構成図、第4図は、三角形のサイド案内サ ポートがヨークを介して操縦シリンダのピストンロフトで案内され、トラクタの 車台にリンク結合されている、車輪軸の懸架装置の機能構成図、第5図は、サイ ド案内サポートが二重作動の油圧シリンダとして形成されており、これが操縦シ リンダの位置に応じて圧力媒体の供給が制御されるようにしたトラクタを示す図 、第6図は、第5図とほぼ同じ構成で、但し操縦シリンダと油圧シリンダとが油 圧結合されているトラクタの一実施例を示す図である。
以下、本発明を、5つの実施例を簡単に図解した図面を参照して詳細に説明する 。
第1図および第2図において、1はトラクタであり、その台車2に、前輪として 作用する操縦可能な車輪軸3が懸架されている。
この場合、車輪軸3は、その後側に、これと剛性結合された管状のスラスト操縦 ロッド4を有し、その車輪軸と反対側の一端が球ジヨイント5を介して全方向で 回転可能に車台2につながっている。第1図および第2図に示す車輪軸3はさら に、弾性ダンパエレメント6を介して車台2に弾性結合されており、かつ弾性ダ ンパエレメントは中間の剛性軸体7および車台2にリンク状に結合されている。
この軸体7は、その軸アーム8に旋回可能な車輪ヘッド9を収納しており、これ に車軸10が結合されている。各車輪ヘッド9には案内レバー1工が作用し、か つ各案内レバー11は分割された案内ロッド12を介して、操縦機構の回転駆動 部140回転レバー13に結合されている。車台2と車輪軸3はさらに、車台2 と回転レバー13にリンク結合されたサイド案内サポート15を介して互に案内 されている。
第1図および第2図に示す構成の作用は下記に述べる通りである。
すなわち、スラスト操縦ロッド4に剛性結合された車輪軸3は、スラスト操縦ロ ッド4と一緒に球ジツイント5の周りに旋回して両側方向に弾力を与え、弾性バ ッファエレメント6で車台2に支持されている。スラスト操縦ロッド4は車輪軸 3の長手方向の力の支持体として作用し、車輪から車輪軸3に伝達される駆動お よび制動モーメントを引受ける。車輪軸3の横方向の力の支持体としてはサイド 案内サポート15が作用する。第2図に示すように、回転レバー13は詳細に図 示していない操縦作動機構によって、トラクタが右カーブで通過する位置に動か され、これによって回転レバー13から車輪ヘッド9が、案内ロフト半体12お よび案内レバー11を介して、その最大操縦旋回角の方向へ旋回される。
同時に、調整機構として作用する回転レバー13が、サイド案内サポート15を 介して車台2を水平方向に変位させる。このとき車台2は、前側が、回転点とし て作用する球ジツイント5の周りに、カーブ外側の車輪10Aの方向に変位され る。これによって、カーブ内側の車輪10Bの操縦旋回角のための自由空間が大 きくなる。操縦の幾何学的関係により、もともと小さい操縦角をもった、カーブ 外側車軸10Aの操縦旋回角は、車台2の変位にかかわらず、車台2の車軸10 Aの姿勢にはつながらず、これは車軸10Aの対応するセフシランが車台2の前 端に旋回するからである。車軸距離を小さくするために、車輪軸3を車台の前端 から遠い距離に配置したいときは、トラクタlの前輪軸台に切欠きを設け、これ が各カーブ外側車軸10の操縦旋回角用の自由空間になるようにすればよい。
図から分るように、車台2の、車輪軸3およびスラスト操縦ロッド4から成る集 合体に対する変位に基づいて操縦旋回角はいちじるしく増大する。さらに、車輪 軸3およびシャフト状のスラスト操縦ロッド4から成るユニットの車台2へのリ ンク結合に基づいて、息角操縦される自動車の操縦特性と一致する操縦特性が得 られる。トラクタの後輪軸は前輪軸に対して所定の角度位置に達し、これによっ て旋回の回転半径は著しく低減できる。
第3図および第4図には、それぞれ車輪軸3の異る懸架装置が概略的に図示され ており、この場合も、車輪軸3の操縦機構の構成エレメントは車台2を変位させ る調整装置として作用する。第3図によれば、車輪軸3は弾性無しに車台2に懸 架されている。
この場合も軸体7は同様に、車台2に球ジヨイント5を介して案内されるスラス ト操縦ロッド4に剛性結合されている。スラスト操縦ロッド4の延長上の軸体7 の前側には垂直操縦ロッド16が作用し、これは車台2および軸体7にリンク結 合されている。車輪軸3はさらに一体構成の案内ロフト12を有し、これが両方 の車輪へラド9の案内レバー11にリンク結合されている。案内レバー11の一 方は二重作動の操縦シリンダ17に結合されており、さらに他方の案内レバー1 1と車台2との間に、サイド案内サポート15が設けられている。
サイド案内サポート15に結合された案内レバー11は、この場合、調整機構と しての作用を行い、案内レバー11にあるサイド案内サポート15の操縦に応じ て、車台2は種々のストロークで変位される。
第4図に示す構成例では、車輪軸3は第1図および第2図の場合と同じ構成にな っており、但し台車2に対しては2つの弾性ダンパエレメント6を介して弾性結 合されている。また車輪軸3は回転駆動の代りに、中心に配置した二重作動の操 縦シリンダ17を用いて操縦できるようになっており、その両側に引き出された ピストンロフト1Bが案内ロッド12の各半休に作用するようになっている。操 縦シリンダ17から引き出されているピストンロフト18の両端は、それぞれヨ ーク19に固定されており、さらにこのヨークに三角形に形成されたサイド案内 サポート15が突片を介してリンク結合されている。この三角形のサイド案内サ ポート15は水平方向に延びたジヨイント21のアーム20で案内される。この 場合、ヨーク19は、二重作動操縦シリンダ17のピストンロフト18の操縦運 動を、三角形のサイド案内サポート15に伝達し、これに応じてサイド案内サポ ートが車台2を、それぞれカーブ外側の車軸10の方向に変位させる。上述の構 成は基本的に、車台2の車輪軸3に対する両方向弾性運動は車台2の横方向運動 を招かないとい・う利点をもっている。
第5図に示す構成例では、車輪軸3の操縦は、二重作動の操縦シリンダj7を用 いて行われており1、この点、第4図の構成例と同L T′ある。但し、サイド 案内14ボー 15、およびこれと共同動作する調整機構について差異がある。
すなわち、これらの構成”Lレノントは一二重作動の油圧シllンダ22と1ノ で構成されており、その片側は車輪軸3に、その反対側は車台2にリンク結合さ れている。この−重作動操縦シリンダ17および二重作動油圧シリンダ22の共 通の圧力媒体供給源としては、油圧ポンプ23が用い(’)れる。油圧ポンプ2 3からの供給流は分流器24で量的に53配され9、操縦弁25を合して操縦シ リンダ17−送られると共に1、蓼7・′3路ll、l]換弁21:iを介しこ 二重作動油圧・/リンダ22に送られる。ニニ亀作動操縦シリ:/ダのピノ、[ ンローノト18には引上ケーブル27が取イ(jけられており、ケーブルの反対 側の末端が、4、・・′3路切換弁26のピストン滑り片26Aを機械的に作動 さゼるようにな−、こいろ。4/3B切換弁のケース26Bは二重作動油圧シリ ”、′ダのピストンロアF22Aに固定されており、これによって切換ブ↑26 の自動復帰が行われる。
47′3路切換弁26は機械的な作動のほかに、を硼弐または油j七式の操作も I′IJ能である。
第6図に示す構成は、二重作動油圧シリンダ22としで形成された調整機構、操 縦シリンダ17および操縦弁25に関しては7、第5図の実施例と同じである。
但しこの場合は、操縦弁25から第1の圧力配管28が操縦シリンダ17の第1 の作動室29に通Cると共に、第2の圧力配管30が操縦弁25から、4/2路 弁として形成されでいる切換弁31に通じている。この切換弁の4つの制御端子 には、二重作動油圧シリンダ22の第1の作動室33に通ずる第1の結合配管3 2、および同し油圧シリンダ22の第2の作動室35に通ずる第2の結合配管3 4が接続されている。切換弁31の残りの両つの端子は、第2の圧力配管30と 、操縦シリンダの第2の作動室36に接続された配管37に連結されている。第 1の結合配管32内には逆止弁3日が設けられており、これば制御配管39を介 して、第2の結合配管34内の圧力に応して、その開放位置に動かされる。同様 に、第2の結合配管34内にも逆止弁40が設けられており、これは制御配管4 1を介して、第1の結合配管32内の圧力に応じて制御される。
この装置の動作は下記の通りである。すなわち、操縦弁25を介1−5て圧力媒 体が油圧ポンプ23から第1の圧力配管28に、従って操縦シリンダ17の第1 の作動室29に送られ、これによってそのピストンロアド18が走行方向に見て 左側にバッフlされ、また操縦シリンダ17の第2の作動室36から油圧オイル が切換弁31、圧力配管30、および操縦弁25を介して油溜に戻される。車輪 10の他の走行方向−・の操縦は、走行方向に見て左側への場合と同じように、 操縦弁25、第2の圧力配管30、切換弁31、および配管37を介して第2の 作動室36に圧力媒体を送り、同時に第1の作動室29から第1の圧力配管28 を介し7て油圧オイルを油溜に押し込むことによって行われる。第6図に示した 切換弁31の位置では、圧力媒体はすべて操縦シリンダ17に送られ、従って操 縦工程中には、軸体7に対する車台2の変位は生じない。
切換弁31が第2の位置をとると、一方では第2の圧力配管30および第2の結 合配管34が、他方では配管37と第2の結合配管32とが互に結合される。こ こでさらに、操縦弁25により右カーブの走行を行うために第1の圧力配管28 を介して、操縦シリ:/ダ17の作動室29に圧力媒体を供給すると、第2の作 動室36から押し出された圧力媒体は、配管37および第1の結合配W−32を 通って油圧シリンダ22の第1の作動室33に到達する。ごれによって車台2は 、車輪軸7に対して左方に変位され、右側のカーブ内側車輪10に大きな自由空 間が与えられ、開示していないトラクタの後輪軸は、前輪軸7に対し2て旋回半 径を小さくするような角度位置をとる。左カーブの走行を行うときは第2の圧力 配管30に操縦弁25から圧力媒体が供給され、この圧力媒体はさらに第2の結 合配管34を通って油圧シリンダの第2の作動室35に達する。このとき、第1 の作動室33から、第1の結合配管32および配管37を通って圧力媒体が、操 縦シリンダの第2の作動室36に押し込まれる。その結果として同時に、車台2 が車輪軸7に対して右方向に変位されると共に、案内ロッド12が車輪10を案 内レバー11を介して、左カーブ走行の位置に変位させ、これによって同様に、 カーブ内側の車輪に幻する自由空間に関する利点、およびトラクタ1の旋回半径 の低減が得られる。
切換弁31によって装置は、軸アーム操縦のみによる運転と、軸アーム操縦と車 台変位とによる運転とに、選択的に切り換えられるので、システム内に漏洩が発 生したとき、両方のシリンダ17および22を互に整合させることが可能となる 。結合配管32および34内に設けられた両・つの逆止弁は、油圧シリンダ22 をそれぞれの設定位置にブロックする役目を行う、これによって、車台2に作用 する横方向の力が、車輪軸7に対する車台の意図しない変位を招くのが防止でき る。操縦工程中に、両つの作動室33または35のぞれイ′れ一方から圧力媒体 を引き出す結合配管32または34内にある弁止弁38または40は、この場合 、対応する制御配管39または41を介して、その開放位置に動かされる。これ は、それぞれ他方の結合配管内の対応する圧力の形成によって発生する。
特許庁長官 植 松   敏 殿 1.特許出願の表示  PCT/EP 8910 O1162、発明の名称     トラクタの操縦可能な車輪軸の懸架装置3、特許出願人 tラクタの  II+″″′な   の懸架″本発明は、その軸体に、車輪を有 する車輪ヘッドが、案内レバーと、分割された、あるいは分解されない案内ロッ ドとを介して操縦シリンダによって旋回可能に案内される、トラクタの操縦可能 な車輪軸の懸架装置に関するものである。
この場合、軸体はその後側でシャフト状のスラスト操縦ロッドに固定結合されて おり、またこの操縦ロッドは、軸体の横断中心面を中心に、かつほぼ水平に、車 輪軸と反対側の一端で、トラクタの車台に、球ジツイントを介して案内されてい る。また操縦シリンダの作動によって、操縦工程中、車台は球ジヨイントを回転 中心として水平に変位され、これによってカーブ内側車輪の軸アームと車台との 距離が増大されるようになっている。
上述のような構成の車輪軸の懸架装置は、DH−O31630721から公知に なっている。すなわち、ある操縦旋回角で、車輪軸を車両本体に対して強制的に 変位させるため、案内ロッドが車両本体に、走行方向と直角になるように結合さ れている。この場合、案内ロッドは、分割されてもよく、或いは分割されないも のでもよい。
しかしながら、この公知の車輪軸の懸架装置は多くの欠点をもっている。その1 つは、案内ロッドは二重作用を行わなければならないということである。すなわ ち、案内ロフトとしての固有の作用のほかに、車輪軸に加わる側面力を支えなけ ればならない。
この二重作用を満足できるには、案内ロッドはそれに対応する寸法にする必要が ある。さらに、車両本体上の案内ロッドの操縦では、分割された案内ロッドを用 いる場合、分割された案内ロッドセクションは単に相対的に短かくなるような条 件にしている。このため、不都合な力関係が発生する。車両本体上の案内ロッド の操縦から、車輪軸の揺動時に、案内角の変動が生ずる。このことは、実際の適 用において、草地表土の望ましくない傷害を招く。
本発明の課題は、上述した形態の操縦可能な車輪軸の懸架装置を、旋回の回転半 径が小さいという利点を保持しつつ、上述した欠点を確実に回避できるように改 良することである。
トラクタの操縦可能な車輪軸の懸架装置に関する課題は、操縦工程中に車台を水 平方間に変位させるための、特殊なサイド案内サポートを利用することによって 解決される。このサイド案内サポートは、車輪軸と車台との間に、案内ロッドか ら分離されて配設されている。これはまた、軸体にほぼ平行に延びている。小さ な旋回回転半径を維持するために本発明の構成では、車両本体および車輪軸の操 縦部の横方向の変位のための構成部品、あるいは機能間を分離させている。また 本発明による構成では、分割された、あるいは分割されない案内ロッドが専ら、 案内ロッドの機能を果している。このことは、サイド案内サポートが横方向の力 の支えを引き受けていることを意味している。またこの構成では、車輪軸が揺動 しても案内角変動は発生せず、このため地面を傷めることが少なくなり、車輪軸 の操縦性が(走行速度が高いときにも)常に保証される0本発明による解決手段 の、さらに重要な利点は、種々の車輪軸の適用が可能であることである。同じト ラクタ基本モデルを異なった車輪軸で支持することが可能であり、これは、操縦 部の特殊な改造を行うことなく標準軸の適用が可能であるからである。逆に、標 準の車輪軸を異ったトラクタ基本モデルに適用することも可能である。これらの 場合、制約されるのはサイド案内サポートへの構造的なずれだけであり、これは 異る寸法に形成することができる。
本発明による操縦可能な車輪軸の懸架装置の好ましい構成例では、分割された案 内ロッドの各案内ロッドセクションは、それぞれ回転駆動部の回転レバーにリン ク結合されている0回転駆動部は軸体またはスラスト操縦ロッドに固定されてい る。サイド案内サポートは、回転駆動部の回転転から半径距離をもってリンク結 合されている。この場合、車台の車輪軸に対する横方向の変位量が、サイド案内 サポートの回転軸からの半径距離を変えることによって、変化するという可能性 が生ずる。横方向変位の量の変化は、サイド案内サポートを軸アームに対して所 定の半径をもって案内することによっても可能である。
本発明のもう1つの実施Li様によれば、サイド案内サポートは、二重作動油圧 シリンダ構成部材となっている。この油圧シリンダは共通の圧力媒体供給によっ て、操縦シリンダと同期して作動される。
二重作動油圧シリンダの圧力媒体源には、有利な方法で4/3路切換弁が設けら れており、この弁が、操縦部の操縦弁または操縦シリンダのピストンロッドの位 置に応じて、電磁式、油圧式、または機械式で作動できるようになっている。
本発明のさらに他の有利な特徴によれば、操縦シリンダと二重作動油圧シリンダ とは油圧式に結合できるようになっている。この場合、操縦シリンダの少くとも 1つの作動室が結合配管を介して二重作動油圧シリンダの作動室に接続され、操 縦工程中に操縦シリンダの作動室から押し出された圧力媒体が油圧シリンダの作 動室に送られるようにしている。従って、操縦シリンダと、車台を変位させるた めの油圧シリンダは直列に接続され、操縦工程中、操縦シリンダの作動室から、 そのピストンによって押し出された圧力媒体は、結合配管を介して、油圧シリン ダの対応する作動室に送られ、そのピストンをスライドさせる0反対の操縦方向 についても同様に、油圧の直列回路が実現できる。この場合は、操縦シリンダは 油圧シリンダの後に接続される。さらに当然ながら、油圧シリンダの他方の作動 室は操縦弁から直接に圧力媒体が供給され、反対側の作動室から押し出された圧 力媒体は操縦シリンダに送られる。操縦シリンダと油圧シリンダとの適当な直列 回路によって、本発明の極めて合理的な構成が得られ、その製作コストも低くな る。
さらにまた有利な可能性として、操縦作動と調整装置との油圧結合に切換弁を用 いる方法があり、この切換弁を用いると、純粋な軸アーム操縦と、車輪軸に対す る車台の変位を含む軸アーム操縦とに、選択的に切換えることが可能である。
本発明による操縦可能な車輪軸の懸架装置は基本的に、弾性なしの車輪軸と弾性 つきの車輪軸との何れでも実施できる。特に、走行速度が高いときは、車輪軸に 弾性を設けることが合理的であり、もしくは必要である。車台に対して弾性ダン パエレメントを用いて弾性支持されている操縦可能な車輪軸については、この弾 性ダンパエレメントを、軸体および車台とリンク状に結合することが有利である 。
本発明は、各請求の範囲の特徴の結合のみに限定されるものではない、当業者に とっては、1題設定に応じて、各請求の範囲および各個請求特徴の種々の有意な 組合せを行うことは容易なことである。
第1図は、回転駆動部にリンク結合された車輪軸の懸架装置の領域の断面を含む トラクタの正面図、第2図は、操縦軸がその最大旋回角を有する場合を示す、第 1図に対応するトラクタの上面図、第3図は、操縦シリンダを調整機構として用 いた非弾性の車輪軸の懸架装置の機能構成図、第4図は、サイド案内サポートが 二重作動の油圧シリンダとして形成されており、これが操縦シリンダの位置に応 じて圧力媒体の供給が制御8Iされるようにしたトラクタを示す図、第5図は、 第4図とほぼ同じ構成で、但し操縦シリンダと油圧シリンダとが油圧結合されて いるl・ラクタの一実施例を示す図である。
以下、本発明を、図面に示した実施例について詳細に説明する。
第1図および第2図において、1はトラクタであり、その台車2に、前輪として 作用する操縦可能な車輪軸3が懸架されている。
この場合、車輪軸3は、その後側に1.これと剛性結合された管状のスラスト操 縦ロフト4を有し、その車輪軸と反対側の一端が球ジヨイント5を介して全方向 で回転可能に車台2につながっている。第1図および第2図に示す車輪軸3はさ らに、弾性ダンパエレメント6を介して車台2に弾性結合されており、かつ弾性 ダンパエレメントは中間の剛性軸体7および車台2にリンク状に結合されている 。この軸体7は、その軸アーム8に旋回可能な車輪へラド9を収納しており、こ れに車輪10が結合されている。各車輪ヘッド9には案内レバー11が作用し、 かつ各案内レバー11は分割された案内ロッド12を介して、操縦機構の回転駆 動部14の回転レバー13に結合されている。車台2と車輪軸3はさらに、車台 2と回転レバー13にリンク結合されたサイド案内サポート15を介して互に案 内されている。
第1図および第2図に示す構成の作用は下記に述べる通りである。
すなわち、スラスト操縦ロフト4に剛性結合された車輪軸3は、スラスト操縦ロ フト4と一緒に球ジヨイント5の周りに旋回して両側方向に弾力を与え、弾性バ ッファエレメント6で車台2に支持されている。スラスト操縦ロッド4は車輪軸 3の長手方向の力の支持体として作用し、車輪から車輪軸3に伝達される駆動お よび制動モーメントを引受ける。車輪軸3の横方向の力の支持体としてはサイド 案内サポート15が作用する。第2図に示すように、回転レバー13は詳細に図 示していない操縦作動機能によって、トラクタが右カーブで通過する位置に動か され、これによって回転レバー13から車輪ヘッド9が、案内ロッド半体12お よび案内レバー11を介して、その最大操縦旋回角の方向へ旋回される。
同時に、調整機構として作用する回転レバー13が、サイド案内サポート15を 介して車台2を水平方向に変位させる。このとき車台2は、前側が、回転点とし て作用する球ジヨイント5の周りに、カーブ外側の車輪+OAの方向に変位され る。これによって、カーブ内側の車輪10Bの操縦旋回角のための自由空間が大 きくなる。操縦の幾何学的関係により、もともと小さい操縦角をもった、カーブ 外側車軸10Aの操縦旋回角は、車台2の変位にかかわらず、車台2の車軸10 Aの姿勢にはつながらず、これは車輪10Aの対応するセクションが車台2の前 端に旋回するからである。車軸距離を小さくするために、車輪軸3を車台の前端 から遠い距離に配置したいときは、トラクタ1の前輪軸台に切欠きを設け、これ が各カーブ外側車軸10の操縦旋回角用の自由空間になるようにすればよい。
図から分るように、車台2の、車輪軸3およびスラスト操縦ロッド4から成る集 合体に対する変位に基づいて操縦旋回角はいちじるしく増大する。さらに、車輪 軸3およびシャフト状のスラスト操縦ロッド4から成るユニットの車台2へのリ ンク結合に基づいて、息角操縦される自動車の操縦特性と一致する操縦特性が得 られる。トラクタの後輪軸は前輪軸に対して所定の角度位置に達し、これによっ て旋回の回転半径は著しく低減できる。
第3図によれば、車輪軸3は弾性なしに車台2に懸架されている。この場合、軸 体7は球ジヨイント5を介して案内されるスラスト操縦ロッド4を介して車台2 に同様に剛性結合されている。
スラスト操縦ロッドが変位すると、軸体7の前側に、車台2および軸体7のそれ ぞれにリンク結合されている垂直操縦ロッド1Gが作用する。車輪軸3はさらに 一体に形成された案内ロッド12を有し、これが両つの車輪へラド9の各案内レ バー11にリンク結合されている。一方の案内レバー11は二重作動操縦シリン ダ17に結合されており、さらに他方の案内レバー11と車台2との間には、サ イド案内サポート15が設けられている。
サイド案内サボー)15に結合された案内レバー11は、この場合、調整機構と しての作用を行い、案内レバー11にあるサイド案内サポート15の操縦に応じ て、車台2は種々のストロークで変位される。
第4図に示す構成例では、車輪軸3の操縦は、二重作動の操縦シリンダ17を用 いて行われる。サイド案内サポート15、およびこれと共動動作する調整機構は 、二重作動の油圧シリンダ22として構成され、その片側は車輪軸3に、反対側 は車台2にそれぞれリンク結合されている。
二重作動の操縦シリンダ17および二重作動油圧シリンダ22の共通の圧力媒体 供給源としては、油圧ポンプ23が用いられる。
油圧ポンプ23からの供給流は分流器24で量的に分配され、操縦弁25を介し て操縦シリンダ17に送られると共に、4/3路切換弁26を介して二重作動作 動油圧シリンダ22に送られる。
二重作動操縦シリンダのピストンロッド18には引上ケーブル27が取付けられ ており、ケーブルの反対側の末端が、4/3路切換弁26のピストン滑り片26 Aを機械的に作動させるようになっている、4/3路切換弁のケース26Bは二 重作動油圧シリンダのピストンロッド22Aに固定されており、これによって切 換弁26の自動復帰が行われる。
4/3路切換弁26は機械的な作動のほかに、1m式または油圧式の作動も可能 である。
第5図に示す構成は、二重作動油圧シリンダ22として形成された調整機構、操 縦シリンダ17および操縦弁25に関しては、第4図の実施例と同じである。但 しこの場合は、操縦弁25から第1の圧力配管28が操縦シリンダ17の第1の 作動室29に通ずると共に、第2の圧力配管30が操縦弁25から、4/2路弁 として形成されている切換弁31に通じている。この切換弁の4つの制御端子に は、二重作動油圧シリンダ22の第1の作動室33に通ずる第1の結合配管32 、および同じ油圧シリンダ22の第2の作動室35に通ずる第2の結合配管34 が接続されている。切換弁31の残りの両つの端子は、第2の圧力配管30と、 操縦シリンダの第2の作動室36に接続された配管37に連結されている。第1 の結合配管32内には逆止弁38が設けられており、これは制御配管39を介し て、第2の結合配管34内の圧力に応じて、その開放位置に動かされる。同様に 、第2の結合配管34内にも逆止弁40が設けられており、これは制御配管41 を介して、第1の結合配管32内の圧力に応じて制御される。
この装置の動作は下記の通りである。すなわち、操縦弁25を介して圧力媒体が 油圧ポンプ23から第1の圧力配管28に、従って操縦シリンダ17の第1の作 動室29に送られ、これによってそのピストンロッド18が走行方向に見て左側 にシフトされ、また操縦シリンダ17の第2の作動室36から油圧オイルが切換 弁31、圧力配管30、および操縦弁25を介して油溜に戻される。車輪lOの 他の走行方向への操縦は、走行方向に見て左側への場合と同じように、操縦弁2 5、第2の圧力配管30、切換弁31、および配管37を介して第2の作動室3 6に圧力媒体を送り、同時に第1の作動室29から第1の圧力配管28を介して 油圧オイルを油溜に押し込むことによって行われる。第5図に示した切換弁31 0位置では、圧力媒体はすべて操縦シリンダ17に送られ、従って操縦工程中に は、軸体7に対する車台2の変位は生じない。
切換弁31が第2の位置をとると、一方では第2の圧力配管30および第2の結 合配管34が、他方では配管37と第2の結合配管32とが互に結合される。こ こでさらに、操縦弁25により右カーブの走行を行うために第1の圧力配管28 を介して、操縦シリンダ17の作動室29に圧力媒体を供給すると、第2の作動 室36から押し出された圧力媒体は、配管37および第1の結合配管32を通っ て油圧シリンダ22の第1の作動室33に到達する。これによって車台2は、車 輪軸7に対して左方に変位され、右側のカーブ内側車輪10に大きな自由空間が 与えられ、図示していないトラクタの後輪軸は、前輪軸7に対して旋回半径を小 さくするような角度位置をとる。左カーブの走行を行うときは第2の圧力配管3 0に操縦弁25から圧力媒体が供給され、この圧力媒体はさらに第2の結合配管 34を通って油圧シリンダの第2の作動室35に達する。このとき、第1の作動 室33から、第1の結合配管32および配管37を通って圧力媒体が、操縦シリ ンダの第2の作動室36に押し込まれる。その結果として同時に、車台2が車輪 軸7に対して右方向に変位されると共に、案内ロッド12が車輪10を案内レバ ー11を介して、左カーブ走行の位置に変位させ、これによって同様に、カーブ 内側の車輪に対する自由空間に関する利点、およびトラクタ1の旋回半径の低減 が得られる。
切換弁31によって装置は、軸アーム操縦のみによる運転と、軸アーム操縦と車 台変位とによる運転とに、選択的に切り換えられるので、システム内に漏洩が発 生したとき、両方のシリンダ17および22を互に整合させることが可能となる 。結合配管32、および34内に設けられた両つの逆止弁は、油圧シリンダ22 をそれぞれの設定位置社ブロックする役目を行う、これによって、車台2に作用 する横方向の力が、車輪軸7に対する車台の意図しない変位を招くのが防止でき る。操縦工程中に、両つの作動室33または35のそれぞれ一方から圧力媒体を 引き出す結合配管32または34内にある逆止弁38または40は、この場合、 対応する制御配管39または41を介して、その開放位置に動かされる。これは 、それぞれ他方の結合配管内の対応する圧力の形成によって発生する。
請  求  の  範  囲 1、 その軸体(7)に車輪(10)を存する車輪へ、ド(9)が案内レバー( 11)および分割された、あるいは分割されない案内ロッド(12)を介して、 操縦シリンダ(17)によって旋回可能に案内され、軸体(7)はその後側でシ ャフト状のスラスト操縦ロッド(4)に固定結合されており、またこの操縦ロッ ドは、軸体(7)の横断中心面を中心に、かつほぼ水平に車輪軸(3)と反対側 の一端で、トラクタ(1)の車台(2)に球ジツィント(5)を介して案内され 、車台(2)が操縦シリンダ(17)の作動によって操縦工程中、球ジツィント (5)を回転中心点として車輪軸(3)に対して水平に変位されるようにし、こ れによってカーブ内側車輪Cl0B)の軸アーム(8)と車台(2)との間の距 離が増大されるようにした、トラクタ(1)の操縦可能な車輪軸(3)の懸架装 置において、操縦工程中に車台(2)を水平変位させるために、車輪軸(3)と 車台(2)との間にサイド案内サポート(15)が、案内ロッド(12)から分 離され、かつ軸体(7)にほぼ平行に設けられていること、を特徴とする操縦可 能な車輪軸の懸架装置。
2、分割された案内ロッド(12)の両案内ロンドセクシッンは軸体(7)また はスラスト操縦ロッド(4)に固定された回転駆動部(14)の回転レバー(1 3)にリンク結合され、この回転レバーに回転軸から半径距離をおいてサイド案 内サポート(15)がリンク結合されていること、を特徴とする請求の範囲1記 載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
3、 サイド案内サポート(15)は、軸アーム(8)から一定半径をもって、 リンク結合されていること、を特徴とする請求の範囲1記載の操縦可能な車輪軸 の懸架装置。
4、 サイド案内サボー)(15)は、二重作動油圧シリンダ(22)の構成部 材であり、また油圧シリンダ(22)は共通の圧力媒体供給によって操縦シリン ダ(17)と同期して作動されること、を特徴とする請求の範囲1記載の操縦可 能な車輪軸の懸架装置。
5、油圧シリンダ(22)の前に4/3路切換弁(26)が接続され、これが操 縦部の操縦弁、または操縦シリンダ(17)のピストンロッドの位置に応じて、 電磁式、油圧式、または機械式に作動されること、を特徴とする請求の範囲4記 載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
6、操縦シリンダ(17)の少くとも1つの作動室(36)が結合配管(32) を介して、二重作動の油圧シリンダ(22)の作動室(33)に接続され、操縦 工程中、操縦シリンダ(17)の作動室(36)から押し出された圧力媒体が、 油圧シリンダ(22)の作動室(33)に送られるようになっていること、を特 徴とする請求の範囲4記載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
7、油圧シリンダ(22)の他方の作動室(35)が、操縦工程中、操縦弁(2 5)から直接に圧力を供給され、かつ反対側の作動室(33)から押し出される 圧力媒体が操縦シリンダ(17)の作動室(36)送られること、を特徴とする 請求の範囲6記載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
8、二重作動の油圧シリンダ(22)の両つの作動室(33および35)、操縦 弁(25)の圧力配管(30)、および操縦シリンダ(17)の作動弁(36) は、4/2路弁として構成された切換弁(31)に接続されており、この切換弁 は、その第1の位置で圧力配管(30)を操縦シリンダ(17)の作動室(36 )に結合すると共に接続配管(32および34)を遮断し、またその第2の位置 で圧力配管(30)を油圧シリンダ(22)の第2の作動室(35)に結合する と共に操縦シリンダ(17)の第2の作動室(36)を油圧シリンダ(22)の 第1の作動室(33)に結合するようになっていること、を特徴とする請求の範 囲7記載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
9、車台(2)に対して弾性ダンパエレメント(6)を介して弾性支持されると 共に、この弾性ダンパエレメント(6)は軸体(7)および車台(2)にリンク 結合されていること、を特徴とする請求の範囲1記載の操縦可能び車輪軸の懸架 装置。
国際調査報告 国際調査報告   EP 89001161      “

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.トラクタ(1)の操縦可能な車輪軸(3)、特に前輪軸の懸架装置であり、 その中間軸体(7)に車輪(10)を収容する車輪ヘッド(9)が軸アーム(8 )を介して旋回可能に案内されており、軸体(7)はその後側が、軸体(7)の 横断中心面を中心に、かつほぼ水平に、車輪軸(3)と反対側の一端で、トラク タ(1)の車台(2)に球ジョイント(5)を介して案内されるシャフト状のス ラスト操縦ロッド(4)に固く結合されており、さらに車輪軸(3)と車台(2 )との間にサイド案内サポート(15)が設けられている。操縦可能な車輪軸の 懸架装置において、サイド案内サポート(15)に調整機構(11、13、17 、18、19、22)が結合され、これによって操縦工程中、車台(2)は車輪 軸(3)に対して、回転中心となる球ジョイント(5)の周りに水平に変位され 、カーブ内側の車輪(10B)の軸アーム(8)と車台(2)との間の距離が増 大できるようになっていること、を特徴とする操縦可能な車輪軸の懸架装置。
  2. 2.車台(2)はトラクタ(1)の走行方向に車輪軸(3)から必要なだけ前に 出ており、これによって最大旋回角で操縦したときにも、カーブ外側の車輪(1 0B)の一部が車台(2)の前端の手前で旋回できること、を特徴とする請求の 範囲1記載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
  3. 3.車輪軸(3)の各カーブ外側の車輪(10)が動ける範囲の車台(2)の領 域には切欠きが設けられていること、を特徴とする請求の範囲1記載の操縦可能 な車輪軸の懸架装置。
  4. 4.車輪軸(3)は秤ビーム状に揺動する剛性軸として車台(2)に非弾性的に 懸架されると共に、スラスト操縦ロッド(4)の長手中心軸の延長線上で軸体( 7)に、車台(2)および軸体(7)にリンク状に結合された垂直操縦ロッド( 16)が作用していること、を特徴とする請求の範囲2または3記載の操縦可能 な車輪軸の懸架装置。
  5. 5.車台(2)に対して弾性ダンパエレメント(6)を介して弾性支持されると 共に、この弾性ダンパエレメント(6)は軸体(7)および車台(2)にリンク 状に結合されていること、を特徴とする請求の範囲2または3記載の操縦可能な 車輪軸の懸架装置。
  6. 6.車輪ヘッド(9)に回転固定に結合された案内または操縦レバー(11)が 調整機構として作用すると共に、このレバーにサイド案内サポート(15)が、 好ましくは軸体(7)にほぼ平行に、軸アーム(8)から一定の半径をもってリ ンク結合されていること、を特徴とする請求の範囲4または5記載の操縦可能な 車輪軸の懸架装置。
  7. 7.車輪軸(3)は分割された案内ロッド(12)を有し、その各案内ロッドセ クションはそれぞれ、軸体(7)またはスラスト操縦ロッド(4)に固定された 回動駆動部(14)の回転レバー(13)にリンク結合されており、さらに回転 レバー(13)は調整機構として作用し、かつこの回転レバーにはサイド案内サ ポート(15)が回転軸に対して半径方向の距離をもってリンク結合されている こと、を特徴とする請求の範囲4または5記載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
  8. 8.車輪軸(3)は二重作動の操縦シリンダ(17)を有し、さらに少くとも1 つのサイド案内サポート(15)が、調整機構として作用するピストンロッド( 18)と車台(2)の間に設けられていること、を特徴とする請求の範囲4また は5記載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
  9. 9.サイド案内サポート(15)は、そのアーム(20)が車輪軸(3)の前に ある車台(2)上の水平ジョイント(21)に通されると共に、その先端が、操 縦シリンダ(17)から突き出されたピストンロッド(18)の両端にまたがる ヨーク(19)にリンク結合された三角形の操縦ロッドとして形成されているこ と、を特徴とする請求の範囲8記載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
  10. 10.調整機構は別置された二重作動の油圧シリンダ(22)として構成されて いること、を特徴とする請求の範囲4または5記載の操縦可能な車輪軸の懸架装 置。
  11. 11.車輪軸は二重作動の操縦シリンダ(17)を有し、共通の圧力媒体供給に よつて、油圧シリンダ(22)と同期して作動されるようになっていること、を 特徴とする請求の範囲10記載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
  12. 12.油圧シリンダ(22)の前に4/3路切換弁(26)が接続され、これが 操縦部の操縦弁(25)または操縦シリンダ(17)のピストンロッドの位置に 応じて、電磁式、油圧式、または機械式に作動されること、を特徴とする請求の 範囲10記載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
  13. 13.操縦シリンダ(17)の少くとも1つの作動室(36)が結合配管(32 )を介して、二重作動の油圧シリンダ(22)の作動室(33)に接続され、操 縦工程中、操縦シリンダ(17)の作動室(36)から押し出された圧力媒体が 、油圧シリンダ(22)の作動室(33)に送られるようになっていること、を 特徴とする請求の範囲10記載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
  14. 14.油圧シリンダ(22)の他方の作動室(35)が、操縦工程中、直接に操 縦弁(25)から圧力を供給され、かつ反対側の作動室(33)から押し出され る圧力媒体が操縦シリンダ(17)の作動室(36)に送られること、を特徴と する請求の範囲13記載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
  15. 15.二量作動の油圧シリンダ(22)の両つの作動室(33および35)、操 縦弁(25)の圧力配管(30)、および操縦シリンダ(17)の作動弁(36 )は、4/2路弁として構成された切換弁(31)に接続されており、この切換 弁は、その第1の位置で圧力配管(30)を操縦シリンダ(17)の作動室(3 6)に結合すると共に接続配管(32および34)を遮断し、またその第2の位 置で圧力配管(30)を油圧シリンダ(22)の第2の作動室(35)に結合す ると共に操縦シリンダ(17)の第2の作動室(36)を油圧シリンダ(22) の第1の作動室(33)に結合するようになっていること、を特徴とする請求の 範囲14記載の操縦可能な車輪軸の懸架装置。
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