JPH0350751B2 - - Google Patents
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- JPH0350751B2 JPH0350751B2 JP4367283A JP4367283A JPH0350751B2 JP H0350751 B2 JPH0350751 B2 JP H0350751B2 JP 4367283 A JP4367283 A JP 4367283A JP 4367283 A JP4367283 A JP 4367283A JP H0350751 B2 JPH0350751 B2 JP H0350751B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は特殊な有機過酸化物の製造方法に関す
る。さらに詳しくは触媒の存在下、オキシラン化
合物と過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオキシ
ドとを反応させ、工業的に非常に有用な中間原料
であるβ−ヒドロキシペルオキシド化合物を選択
的に製造する方法に関する。 β−ヒドロキシペルオキシド化合物については
これまであまり知られておらず、数報の文献にこ
れらの化合物についての記載が認められるのみで
ある。例えば硫酸を触媒としたイソブチレンオキ
サイドとt−ブチルヒドロペルオキシドとの反応
(W.H.Richardson and R.S.Smith,J.Org.
CHEM.,10,3882(1968))、あるいは無触媒でエ
ーテル中で98%濃度の過酸化水素とイソブチレン
オキサイド、α−メチルスチレンオキサイド、
1,1−ジフエニルエチレンオキサイドなどのオ
キシラン化合物との反応による、それぞれに対応
するβ−ヒドロキシヒドロペルオキシド化合物の
合成(W.Adam and A.Rios,Chem.Comm.,
1971 822)などが報告されている。さらにこの
他にトリフルオロ酢酸あるいは水酸化カリウムの
ような強酸や強塩基を触媒とした例も知られてい
る(Y.Ogata,Y.Sawaki and H.Shimizu,J.
Org.Chem.,43,1760(1978))。しかしながらこ
れらの例では強酸や強塩基を触媒としているため
オキシラン化合物が副反応によつて消費された
り、生成したβ−ヒドロキシペルオキシド化合物
が分解してしまつており目的の有機過酸化物の収
率が低かつたり、無触媒のため反応時間が非常に
長く2週間も要したりしている。以上の事実より
これらのβ−ヒドロキシペルオキシド化合物を工
業的に利用することが全く考えられまかつたこと
は当然であつたといえる。 本発明者らはβ−ヒドロキシペルオキシド化合
物の反応について詳細な検討を行つてきた結果、
これらを熱分解あるいは接触的に分解させること
によりアルデヒド化合物あるいはケトン化合物へ
変換することができることを見い出した。例え
ば、β−ヒドロキシシクロペンチルペルオキシド
化合物および2,3,5−トリオキサビシクロ
[4,3,0]ノナン骨核を有する化合物よりグ
ルタルアルデヒドを製造する方法についての提案
が例としてあげられる(特公平1−38773号公報
および特公平2−7299号公報)。 本発明者らはこのようなβ−ヒドロキシペルオ
キシド化合物の工業的な重要性について認識した
うえで、これらの安価で効率的な製造方法につい
て鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至
つた。 すなわち本発明はホウ素、チタン、ジルコニウ
ム、バナジウム、クロム、モリブデンおよびタン
グステンからなる群より選ばれた元素および/ま
たはその化合物の少なくとも1種を含む触媒の存
在下、一般式 (R1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素あるいは
炭素数1〜30の直鎖または分枝の脂肪族、脂環式
もしくは芳香族有機基である。ただし、R1、R2、
R3およびR4の炭素数の和は3以上である。R1と
R2、R3とR4、R1とR3、およびR2とR4とは連結し
環を形成していてもよい。)で示されるオキシラ
ン化合物と過酸化水素あるいは一般式 R5OOH (R5は炭素数1〜16の直鎖または分枝の脂肪族、
脂環式もしくは芳香族有機基である。)で示され
る有機ヒドロペルオキシドとを反応させることを
特徴とする一般式 (R8は水素もしくはR5である。)で示される有機
過酸化物の製造方法に関する。 本発明の方法によればオキシラン化合物と過酸
化水素あるいは有機ヒドロペルオキシドからβ−
ヒドロキシペルオキシド化合物を収率よく選択的
に製造できるという特徴がある。すなわち本発明
の方法によれば1,2−グリコール、重合物およ
びその他の副生物がほとんどなく、生成したβ−
ヒドロキシペルオキシド化合物が安定であるため
に分解したりあるいはさらに反応して消費されて
しまうことがない。したがつて生成した有機過酸
化物の精製が容易であるという特徴を有する。 本発明の方法によつて製造される有機過酸化物
は一般式 (R8は水素もしくはR5である。)で示されるβ−
ヒドロキシペルオキシド化合物である。 これらの化合物の具体的な例を挙げると 【式】【式】 【式】 【式】 【式】 【式】 【式】【式】 【式】【式】 【式】 【式】 【式】【式】 などがあげられる。 本発明の方法において使用される触媒はホウ
素、チタン、ジルコニウム、バナジウム、クロ
ム、モリブデンおよびタングステンからなる群よ
り選ばれた元素および化合物の少なくとも1種ま
たはそれ以上の混合物である。これらの化合物と
しては原子価が零価の状態にある元素の錯体、あ
るいは種々の元子価を有する無機あるいは有機化
合物の形で使用される。 これらの元素の化合物としては酸化物、混合酸
化物、水酸化物、オキシ酸、ヘテロポリ酸、これ
らの塩およびエステルがあげられる。これらは無
機ヒドロ酸、オキシ酸および炭素数40以下の有機
カルボン酸またはスルホン酸から誘導されるもの
があげられる。 これらの元素の錯体としては主に有機金属錯体
と呼ばれる錯体であり、有機基および/または無
機基によつて配位されているものがあげられる。 本発明で使用しうる触媒の例を示せば次の通り
である。すなわちチタン、ジルコニウム、バナジ
ウム、クロム、モリブデン、およびタングステン
の金属単体;ホウ素、チタン、ジルコニウム、バ
ナジウム、クロム、モリブデンおよびタングステ
ンの酸化物(H3BO3、HBO2、B2O3、TiO2、
ZrO2、VO2、V2O5、CrO2、Cr2O3、CrO3、
MoO2、Mo2O5、MoO3、WO2、W2O5、WO6な
ど);これら元素のオキシ塩化物、フツ化物、塩
化物、臭化物、沃化物;これら元素の硝酸塩、ピ
ロリン酸塩、ポリリン酸塩、ホウ酸塩、炭酸塩、
ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、イソ
酪酸塩、カプロン酸塩、ラウリル酸塩、ステアリ
ン酸塩、シユウ酸塩、コハク酸塩、アジピン酸
塩、安息香酸塩、フタル酸塩などの有機酸塩、ベ
ンゼンスルホン酸塩;これら元素のアセチルアセ
トネート、フタロシアニン錯体;これら元素の金
属カルボニル[V(CO)6、Cr(CO)6、Mo(CO)6、
W(CO)6など];モリブデン酸、クロム酸、タン
グステン酸などのオキシ酸および対応するヘテロ
ポリ酸および上記酸のアルカリ金属塩またはアル
カリ土類金属塩などがあげられる。 上記単体および化合物の1種以上を混合して使
用することは何等支障はない。さらに上記単体お
よび化合物の1種以上を既知の方法に従つてアル
ミナ、シリカ、シリカアルミナ、ゼオライトな
ど、また場合によつては有機重合体のごとき担体
に担持させて使用することも可能である。 本発明では下記一般式で示されるオキシラン化
合物を使用する。 ここでR1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素あ
るいは炭素数1〜30の直鎖または分枝の脂肪族、
脂環式もしくは芳香族有機基である。ただし、
R1、R2、R3およびR4の炭素数の和は3以上であ
る。R1とR2、R3とR4、R1とR3およびR2とR4と
は連結し環を形成していてもよい。これらのオキ
シラン化合物はいずれもオレフイン性炭素・炭素
二重結合を有する化合物を既知の方法に従つてエ
ポキシ化することにより合成することができる。 これらのオキシラン化合物の具体的な例をあげ
ると次の通りである。1,2−エポキシペンタ
ン、2,3−エポキシペンタン、3,4−エポキ
シヘキサン、1,2−エポキシヘプタン、2,3
−エポキシヘプタン、3,4−エポキシオクタ
ン、1,2−エポキシノナン、4,5−エポキシ
ノナン、2,3−エポキシデカン、5,6−エポ
キシデカン、1,2−エポキシウンデカン、3,
4−エポキシテトラデカン、1,2−エポキシオ
クタデカン、3,4−エポキシ−2,5−ジメチ
ルヘキサン、3,4−エポキシ−1,6−ジクロ
ルヘキサン、3,4−エポキシ−1,6−ジヒド
ロキシヘキサン、3,4−エポキシ−1,7−ジ
メトキシヘプタン、4,5−エポキシ−1,8−
ジシアノオクタン、スチレンオキシド、シクロペ
ンテンオキシド−(1,2)、3−クロルシクロペ
ンテンオキシド−(1,2)、4−フエニルシクロ
ペンテンオキシド−(1,2)、シアノシクロペン
テンオキシド−(1,2)、シクロヘキセンオキシ
ド−(1,2)−4−エトキシ−シクロヘキセンオ
キシド−(1,2)、シクロヘキセンオキシド−
(1,2)、シクロドデセンオキシド−(1,2)、
3−オキサトリシクロ[3,21,02,4]オクタン、
5−オキサテトラシクロ[6,2,1,02,7,
04,6]ウンデカン。 本発明の方法において用いられる過酸化物は過
酸化水素あるいは一般式 R5OOH (R5は炭素数1〜16の直鎖または分枝の脂肪族、
脂環式もそくは芳香族有機基である。)で表され
る有機ヒドロペルオキシドである。このような有
機ヒドロペルオキシドの具体的な例を挙げると 【式】【式】 【式】 【式】 【式】【式】 【式】【式】【式】 などがある。 次に本発明の方法を実施するにあたつて用いら
れる溶媒は炭素数3〜16の炭化水素、炭素数1〜
12の有機基を含むカルボン酸エステル、リン酸エ
ステル、スルホン酸エステル、カルボン酸アミ
ド、第3級アルコールおよびエーテル類などがあ
る。 これらの溶媒の具体的な例をあげるとn−ペン
タン、イソペンタン、シクロペンタン、シクロペ
ンテン、n−ヘキサン、イソヘキサン、シクロヘ
キサン、オクタン、ドデカン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、エチルベンゼン、酢酸エチル、酢
酸ブチル、酢酸イソアミル、酢酸シクロヘキシ
ル、プロピオン酸ブチル、安息香酸エチル、フタ
ル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、燐酸トリエチ
ル、燐酸トリヘキシル、燐酸トリオクチル、メタ
ンホスホン酸ジエチルエステル、t−ブチルアル
コール、ジエチルエーテル、アニソールなどがあ
る。 本方法は非水系で実施することが好ましい。し
たがつて用いる過酸化水素あるいは有機ヒドロペ
ルオキシドは反応前に脱水しておくことが好まし
い。特に過酸化水素を用いる場合は通常過酸化水
素は水溶液として入手されるので上述の有機溶媒
で抽出して用いるか、あるいは水溶液に上述の有
機溶媒を添加してから共沸蒸留することによつて
もしくは減圧蒸留することによつて水を留去し非
水溶液として用いることが望ましい。本発明にお
いて用いる過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオ
キシドの反応液中の濃度は急激な反応による発
熱、暴走を防ぐため1〜50wt%好ましくは3〜
40wt%であることが望ましい。 本発明を実施するに際してオキシラン化合物と
過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオキシドの使
用割合は広範囲にわたつて変化できる。しかし過
剰の過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオキシド
を用いることは経済的でないだけでなく、未反応
の過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオキシドの
回収または後処理に多大のエネルギーを必要とす
る。したがつて過酸化水素あるいは有機ヒドロペ
ルオキシドはオキシラン化合物1モルに対して
0.05モルから3.0モル、好ましくは0.1モルから1.5
モル用いることがよい。 本発明の方法にしたがつてオキシラン化合物と
過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオキシドとを
反応させるに際しては触媒量はその活性に応じて
広範囲にわたつて変化させることができるが、オ
キシラン化合物1モルに対して10-7モルから0.05
モル、特に10-5モルから0.01モルの量を用いるこ
とが好ましい。 本発明の方法を実施する温度は、原料の過酸化
水素あるいは有機ヒドロペルオキシドおよび生成
物のβ−ヒドロキシペルオキシド化合物が自己分
解するような高温は好ましくなく、またあまり低
温でも工業的に実施するうえで経済的に好ましく
ない。したがつて本方法は−20℃から150℃まで
の温度範囲が好ましく、特に0℃から100℃の温
度範囲で実施することが望ましい。 本反応の実施は回分法でも連続法でも実施する
ことができ、その反応時間は反応温度および反応
系の組成によつて変化するが、通常10時間も反応
させれば十分である。 実施例 1 撹拌機、還流冷却管および滴下ロートを取り付
けた300c.c.容量の三ツ口フラスコに酸化チタン−
シリカ(酸化チタン担持量5wt%)5gとt−ブ
タノール120gを入れたのちフラスコを30℃に保
ちながら撹拌下に滴下ロートよりシクロペンテン
オキシド42gおよび無水の過酸化水素20wt%を
含むt−ブタノール溶液88gの混合物を1時間か
けて滴下した。 滴下終了後30℃でさらに7時間反応を行つたの
ち触媒を濾別した。瀘液よりt−ブタノールを減
圧蒸留によつて除去したのち濃縮液をシリカゲル
を固定相としベンゼン:エタノール=20:1の液
を移動相とする液体クロマトグラフイーにかけた
ところ、無色の粘稠な液体であるβ−ヒドロキシ
シクロペンチルヒドロペルオキシドが53g得ら
れた。ヒドロペルオキシドの収率は90%であつ
た。 実施例 2 実施例1と同様の反応容器にH3BO31.9g、ア
ニソール130gおよび1,2−エポキシヘキサン
49gを入れたのち40℃において無水の過酸化水素
18wt%を含むt−ブタノール溶液92gを0.5時間
かけて滴下した。 滴下終了後40℃において9時間反応を行つた。
反応終了後、未反応の過酸化水素をカタラーゼで
分解したのち生成したヒドロペルオキシド量をヨ
ードメトリーにより分析したところ反応液中には
ヒドロペルオキシドが375ミリモル含まれていた。
また生成したヒドロペルオキシドを分取用液体ク
ロマトグラフイーにより精製したのち 1H−
NHR、 13C−NMRおよび元素分析を行つたと
ころ、このヒドロペルオキシドは1−ヒドロキシ
−2−ヒドロペルオキシヘキサンであることが
わかつた。ヒドロペルオキシドの収率は77%で
あつた。 実施例 3 実施例1と同様の反応容器にWO32.0g、t−
ブタノール80gおよびt−ブチルヒドロペルオキ
シド47gを入れたのち60℃においてシクロヘキセ
ンオキシド49gを0.5時間かけて滴下した。 滴下終了後60℃でさらに7時間反応を行つたの
ちシリカゲルを充填剤とする高速液体クロマトグ
ラフイーを用いて分析したところ、t−ブチル−
(β−ヒドロキシシクロヘキシル)ペルオキシド
が70g生成していることがわかつた。ペルオキ
シドの収率は74%であつた。 実施例 4〜10 実施例1〜3と同様な方法で各種触媒の存在
下、オキシラン化合物と過酸化水素あるいは有機
ヒドロペルオキシドとの反応を行つた。その結果
を表1に示す。 【表】 【表】 1)過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオキシドを
示す。過酸化水素は脱水したものを使用した。
2)実施例5および9は2種類の生成物の収量をあ
わせた値を示す。
3)オキシラン化合物に対する収率を示す。生成物
が2個ある場合はあわせた収率を示す。
る。さらに詳しくは触媒の存在下、オキシラン化
合物と過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオキシ
ドとを反応させ、工業的に非常に有用な中間原料
であるβ−ヒドロキシペルオキシド化合物を選択
的に製造する方法に関する。 β−ヒドロキシペルオキシド化合物については
これまであまり知られておらず、数報の文献にこ
れらの化合物についての記載が認められるのみで
ある。例えば硫酸を触媒としたイソブチレンオキ
サイドとt−ブチルヒドロペルオキシドとの反応
(W.H.Richardson and R.S.Smith,J.Org.
CHEM.,10,3882(1968))、あるいは無触媒でエ
ーテル中で98%濃度の過酸化水素とイソブチレン
オキサイド、α−メチルスチレンオキサイド、
1,1−ジフエニルエチレンオキサイドなどのオ
キシラン化合物との反応による、それぞれに対応
するβ−ヒドロキシヒドロペルオキシド化合物の
合成(W.Adam and A.Rios,Chem.Comm.,
1971 822)などが報告されている。さらにこの
他にトリフルオロ酢酸あるいは水酸化カリウムの
ような強酸や強塩基を触媒とした例も知られてい
る(Y.Ogata,Y.Sawaki and H.Shimizu,J.
Org.Chem.,43,1760(1978))。しかしながらこ
れらの例では強酸や強塩基を触媒としているため
オキシラン化合物が副反応によつて消費された
り、生成したβ−ヒドロキシペルオキシド化合物
が分解してしまつており目的の有機過酸化物の収
率が低かつたり、無触媒のため反応時間が非常に
長く2週間も要したりしている。以上の事実より
これらのβ−ヒドロキシペルオキシド化合物を工
業的に利用することが全く考えられまかつたこと
は当然であつたといえる。 本発明者らはβ−ヒドロキシペルオキシド化合
物の反応について詳細な検討を行つてきた結果、
これらを熱分解あるいは接触的に分解させること
によりアルデヒド化合物あるいはケトン化合物へ
変換することができることを見い出した。例え
ば、β−ヒドロキシシクロペンチルペルオキシド
化合物および2,3,5−トリオキサビシクロ
[4,3,0]ノナン骨核を有する化合物よりグ
ルタルアルデヒドを製造する方法についての提案
が例としてあげられる(特公平1−38773号公報
および特公平2−7299号公報)。 本発明者らはこのようなβ−ヒドロキシペルオ
キシド化合物の工業的な重要性について認識した
うえで、これらの安価で効率的な製造方法につい
て鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至
つた。 すなわち本発明はホウ素、チタン、ジルコニウ
ム、バナジウム、クロム、モリブデンおよびタン
グステンからなる群より選ばれた元素および/ま
たはその化合物の少なくとも1種を含む触媒の存
在下、一般式 (R1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素あるいは
炭素数1〜30の直鎖または分枝の脂肪族、脂環式
もしくは芳香族有機基である。ただし、R1、R2、
R3およびR4の炭素数の和は3以上である。R1と
R2、R3とR4、R1とR3、およびR2とR4とは連結し
環を形成していてもよい。)で示されるオキシラ
ン化合物と過酸化水素あるいは一般式 R5OOH (R5は炭素数1〜16の直鎖または分枝の脂肪族、
脂環式もしくは芳香族有機基である。)で示され
る有機ヒドロペルオキシドとを反応させることを
特徴とする一般式 (R8は水素もしくはR5である。)で示される有機
過酸化物の製造方法に関する。 本発明の方法によればオキシラン化合物と過酸
化水素あるいは有機ヒドロペルオキシドからβ−
ヒドロキシペルオキシド化合物を収率よく選択的
に製造できるという特徴がある。すなわち本発明
の方法によれば1,2−グリコール、重合物およ
びその他の副生物がほとんどなく、生成したβ−
ヒドロキシペルオキシド化合物が安定であるため
に分解したりあるいはさらに反応して消費されて
しまうことがない。したがつて生成した有機過酸
化物の精製が容易であるという特徴を有する。 本発明の方法によつて製造される有機過酸化物
は一般式 (R8は水素もしくはR5である。)で示されるβ−
ヒドロキシペルオキシド化合物である。 これらの化合物の具体的な例を挙げると 【式】【式】 【式】 【式】 【式】 【式】 【式】【式】 【式】【式】 【式】 【式】 【式】【式】 などがあげられる。 本発明の方法において使用される触媒はホウ
素、チタン、ジルコニウム、バナジウム、クロ
ム、モリブデンおよびタングステンからなる群よ
り選ばれた元素および化合物の少なくとも1種ま
たはそれ以上の混合物である。これらの化合物と
しては原子価が零価の状態にある元素の錯体、あ
るいは種々の元子価を有する無機あるいは有機化
合物の形で使用される。 これらの元素の化合物としては酸化物、混合酸
化物、水酸化物、オキシ酸、ヘテロポリ酸、これ
らの塩およびエステルがあげられる。これらは無
機ヒドロ酸、オキシ酸および炭素数40以下の有機
カルボン酸またはスルホン酸から誘導されるもの
があげられる。 これらの元素の錯体としては主に有機金属錯体
と呼ばれる錯体であり、有機基および/または無
機基によつて配位されているものがあげられる。 本発明で使用しうる触媒の例を示せば次の通り
である。すなわちチタン、ジルコニウム、バナジ
ウム、クロム、モリブデン、およびタングステン
の金属単体;ホウ素、チタン、ジルコニウム、バ
ナジウム、クロム、モリブデンおよびタングステ
ンの酸化物(H3BO3、HBO2、B2O3、TiO2、
ZrO2、VO2、V2O5、CrO2、Cr2O3、CrO3、
MoO2、Mo2O5、MoO3、WO2、W2O5、WO6な
ど);これら元素のオキシ塩化物、フツ化物、塩
化物、臭化物、沃化物;これら元素の硝酸塩、ピ
ロリン酸塩、ポリリン酸塩、ホウ酸塩、炭酸塩、
ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、イソ
酪酸塩、カプロン酸塩、ラウリル酸塩、ステアリ
ン酸塩、シユウ酸塩、コハク酸塩、アジピン酸
塩、安息香酸塩、フタル酸塩などの有機酸塩、ベ
ンゼンスルホン酸塩;これら元素のアセチルアセ
トネート、フタロシアニン錯体;これら元素の金
属カルボニル[V(CO)6、Cr(CO)6、Mo(CO)6、
W(CO)6など];モリブデン酸、クロム酸、タン
グステン酸などのオキシ酸および対応するヘテロ
ポリ酸および上記酸のアルカリ金属塩またはアル
カリ土類金属塩などがあげられる。 上記単体および化合物の1種以上を混合して使
用することは何等支障はない。さらに上記単体お
よび化合物の1種以上を既知の方法に従つてアル
ミナ、シリカ、シリカアルミナ、ゼオライトな
ど、また場合によつては有機重合体のごとき担体
に担持させて使用することも可能である。 本発明では下記一般式で示されるオキシラン化
合物を使用する。 ここでR1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素あ
るいは炭素数1〜30の直鎖または分枝の脂肪族、
脂環式もしくは芳香族有機基である。ただし、
R1、R2、R3およびR4の炭素数の和は3以上であ
る。R1とR2、R3とR4、R1とR3およびR2とR4と
は連結し環を形成していてもよい。これらのオキ
シラン化合物はいずれもオレフイン性炭素・炭素
二重結合を有する化合物を既知の方法に従つてエ
ポキシ化することにより合成することができる。 これらのオキシラン化合物の具体的な例をあげ
ると次の通りである。1,2−エポキシペンタ
ン、2,3−エポキシペンタン、3,4−エポキ
シヘキサン、1,2−エポキシヘプタン、2,3
−エポキシヘプタン、3,4−エポキシオクタ
ン、1,2−エポキシノナン、4,5−エポキシ
ノナン、2,3−エポキシデカン、5,6−エポ
キシデカン、1,2−エポキシウンデカン、3,
4−エポキシテトラデカン、1,2−エポキシオ
クタデカン、3,4−エポキシ−2,5−ジメチ
ルヘキサン、3,4−エポキシ−1,6−ジクロ
ルヘキサン、3,4−エポキシ−1,6−ジヒド
ロキシヘキサン、3,4−エポキシ−1,7−ジ
メトキシヘプタン、4,5−エポキシ−1,8−
ジシアノオクタン、スチレンオキシド、シクロペ
ンテンオキシド−(1,2)、3−クロルシクロペ
ンテンオキシド−(1,2)、4−フエニルシクロ
ペンテンオキシド−(1,2)、シアノシクロペン
テンオキシド−(1,2)、シクロヘキセンオキシ
ド−(1,2)−4−エトキシ−シクロヘキセンオ
キシド−(1,2)、シクロヘキセンオキシド−
(1,2)、シクロドデセンオキシド−(1,2)、
3−オキサトリシクロ[3,21,02,4]オクタン、
5−オキサテトラシクロ[6,2,1,02,7,
04,6]ウンデカン。 本発明の方法において用いられる過酸化物は過
酸化水素あるいは一般式 R5OOH (R5は炭素数1〜16の直鎖または分枝の脂肪族、
脂環式もそくは芳香族有機基である。)で表され
る有機ヒドロペルオキシドである。このような有
機ヒドロペルオキシドの具体的な例を挙げると 【式】【式】 【式】 【式】 【式】【式】 【式】【式】【式】 などがある。 次に本発明の方法を実施するにあたつて用いら
れる溶媒は炭素数3〜16の炭化水素、炭素数1〜
12の有機基を含むカルボン酸エステル、リン酸エ
ステル、スルホン酸エステル、カルボン酸アミ
ド、第3級アルコールおよびエーテル類などがあ
る。 これらの溶媒の具体的な例をあげるとn−ペン
タン、イソペンタン、シクロペンタン、シクロペ
ンテン、n−ヘキサン、イソヘキサン、シクロヘ
キサン、オクタン、ドデカン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、エチルベンゼン、酢酸エチル、酢
酸ブチル、酢酸イソアミル、酢酸シクロヘキシ
ル、プロピオン酸ブチル、安息香酸エチル、フタ
ル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、燐酸トリエチ
ル、燐酸トリヘキシル、燐酸トリオクチル、メタ
ンホスホン酸ジエチルエステル、t−ブチルアル
コール、ジエチルエーテル、アニソールなどがあ
る。 本方法は非水系で実施することが好ましい。し
たがつて用いる過酸化水素あるいは有機ヒドロペ
ルオキシドは反応前に脱水しておくことが好まし
い。特に過酸化水素を用いる場合は通常過酸化水
素は水溶液として入手されるので上述の有機溶媒
で抽出して用いるか、あるいは水溶液に上述の有
機溶媒を添加してから共沸蒸留することによつて
もしくは減圧蒸留することによつて水を留去し非
水溶液として用いることが望ましい。本発明にお
いて用いる過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオ
キシドの反応液中の濃度は急激な反応による発
熱、暴走を防ぐため1〜50wt%好ましくは3〜
40wt%であることが望ましい。 本発明を実施するに際してオキシラン化合物と
過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオキシドの使
用割合は広範囲にわたつて変化できる。しかし過
剰の過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオキシド
を用いることは経済的でないだけでなく、未反応
の過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオキシドの
回収または後処理に多大のエネルギーを必要とす
る。したがつて過酸化水素あるいは有機ヒドロペ
ルオキシドはオキシラン化合物1モルに対して
0.05モルから3.0モル、好ましくは0.1モルから1.5
モル用いることがよい。 本発明の方法にしたがつてオキシラン化合物と
過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオキシドとを
反応させるに際しては触媒量はその活性に応じて
広範囲にわたつて変化させることができるが、オ
キシラン化合物1モルに対して10-7モルから0.05
モル、特に10-5モルから0.01モルの量を用いるこ
とが好ましい。 本発明の方法を実施する温度は、原料の過酸化
水素あるいは有機ヒドロペルオキシドおよび生成
物のβ−ヒドロキシペルオキシド化合物が自己分
解するような高温は好ましくなく、またあまり低
温でも工業的に実施するうえで経済的に好ましく
ない。したがつて本方法は−20℃から150℃まで
の温度範囲が好ましく、特に0℃から100℃の温
度範囲で実施することが望ましい。 本反応の実施は回分法でも連続法でも実施する
ことができ、その反応時間は反応温度および反応
系の組成によつて変化するが、通常10時間も反応
させれば十分である。 実施例 1 撹拌機、還流冷却管および滴下ロートを取り付
けた300c.c.容量の三ツ口フラスコに酸化チタン−
シリカ(酸化チタン担持量5wt%)5gとt−ブ
タノール120gを入れたのちフラスコを30℃に保
ちながら撹拌下に滴下ロートよりシクロペンテン
オキシド42gおよび無水の過酸化水素20wt%を
含むt−ブタノール溶液88gの混合物を1時間か
けて滴下した。 滴下終了後30℃でさらに7時間反応を行つたの
ち触媒を濾別した。瀘液よりt−ブタノールを減
圧蒸留によつて除去したのち濃縮液をシリカゲル
を固定相としベンゼン:エタノール=20:1の液
を移動相とする液体クロマトグラフイーにかけた
ところ、無色の粘稠な液体であるβ−ヒドロキシ
シクロペンチルヒドロペルオキシドが53g得ら
れた。ヒドロペルオキシドの収率は90%であつ
た。 実施例 2 実施例1と同様の反応容器にH3BO31.9g、ア
ニソール130gおよび1,2−エポキシヘキサン
49gを入れたのち40℃において無水の過酸化水素
18wt%を含むt−ブタノール溶液92gを0.5時間
かけて滴下した。 滴下終了後40℃において9時間反応を行つた。
反応終了後、未反応の過酸化水素をカタラーゼで
分解したのち生成したヒドロペルオキシド量をヨ
ードメトリーにより分析したところ反応液中には
ヒドロペルオキシドが375ミリモル含まれていた。
また生成したヒドロペルオキシドを分取用液体ク
ロマトグラフイーにより精製したのち 1H−
NHR、 13C−NMRおよび元素分析を行つたと
ころ、このヒドロペルオキシドは1−ヒドロキシ
−2−ヒドロペルオキシヘキサンであることが
わかつた。ヒドロペルオキシドの収率は77%で
あつた。 実施例 3 実施例1と同様の反応容器にWO32.0g、t−
ブタノール80gおよびt−ブチルヒドロペルオキ
シド47gを入れたのち60℃においてシクロヘキセ
ンオキシド49gを0.5時間かけて滴下した。 滴下終了後60℃でさらに7時間反応を行つたの
ちシリカゲルを充填剤とする高速液体クロマトグ
ラフイーを用いて分析したところ、t−ブチル−
(β−ヒドロキシシクロヘキシル)ペルオキシド
が70g生成していることがわかつた。ペルオキ
シドの収率は74%であつた。 実施例 4〜10 実施例1〜3と同様な方法で各種触媒の存在
下、オキシラン化合物と過酸化水素あるいは有機
ヒドロペルオキシドとの反応を行つた。その結果
を表1に示す。 【表】 【表】 1)過酸化水素あるいは有機ヒドロペルオキシドを
示す。過酸化水素は脱水したものを使用した。
2)実施例5および9は2種類の生成物の収量をあ
わせた値を示す。
3)オキシラン化合物に対する収率を示す。生成物
が2個ある場合はあわせた収率を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ホウ素、チタン、ジルコニウム、バナジウ
ム、クロム、モリブデンおよびタングステンから
なる群より選ばれた元素および/またはその化合
物の少なくとも1種を含む触媒の存在下、一般式 (R1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素あるいは
炭素数1〜30の直鎖または分枝の脂肪族、脂環式
もしくは芳香族有機基である。ただし、R1、R2、
R3およびR4の炭素数の和は3以上である。R1と
R2、R3とR4、R1とR3およびR2とR4とは連結し環
を形成していてもよい。)で示されるオキシラン
化合物と過酸化水素あるいは一般式 R5OOH (R5は炭素数1〜16の直鎖または分枝の脂肪族、
脂環式もそくは芳香族有機基である。)で示され
る有機ヒドロペルオキシドとを反応させることを
特徴とする一般式 (R8は水素もしくはR5である。)で示される有機
過酸化物の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4367283A JPS59170065A (ja) | 1983-03-16 | 1983-03-16 | 有機過酸化物の製造方法 |
| JP2317016A JPH03169852A (ja) | 1983-03-16 | 1990-11-21 | 有機過酸化物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4367283A JPS59170065A (ja) | 1983-03-16 | 1983-03-16 | 有機過酸化物の製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2317016A Division JPH03169852A (ja) | 1983-03-16 | 1990-11-21 | 有機過酸化物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59170065A JPS59170065A (ja) | 1984-09-26 |
| JPH0350751B2 true JPH0350751B2 (ja) | 1991-08-02 |
Family
ID=12670327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4367283A Granted JPS59170065A (ja) | 1983-03-16 | 1983-03-16 | 有機過酸化物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59170065A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4997671B2 (ja) * | 2000-08-11 | 2012-08-08 | 住友化学株式会社 | β−ヒドロキシヒドロペルオキシド類、ケトン類およびカルボン酸類の製造方法とその触媒 |
| JP4045774B2 (ja) * | 2000-10-27 | 2008-02-13 | 住友化学株式会社 | カルボン酸類の製造法とその触媒 |
-
1983
- 1983-03-16 JP JP4367283A patent/JPS59170065A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59170065A (ja) | 1984-09-26 |
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