JPH0369900B2 - - Google Patents
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- JPH0369900B2 JPH0369900B2 JP2317016A JP31701690A JPH0369900B2 JP H0369900 B2 JPH0369900 B2 JP H0369900B2 JP 2317016 A JP2317016 A JP 2317016A JP 31701690 A JP31701690 A JP 31701690A JP H0369900 B2 JPH0369900 B2 JP H0369900B2
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- Japan
- Prior art keywords
- compounds
- organic
- general formula
- compound
- formula
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
本発明は特殊な有機過酸化物の製造方法に関す
る。さらに詳しくは触媒の存在下、オキシラン化
合物と有機ヒドロペルオキシドとを反応させ、工
業的に非常に有用な中間原料であるβ−ヒドロキ
シペルオキシド化合物および/または環状ペルオ
キシケタール化合物を選択的に製造する方法に関
する。 β−ヒドロキシペルオキシド化合物および環状
ペルオキシケタール化合物についてはこれまであ
まり知られておらず、数報の文献にこれらの化合
物についての記載が認めれるのみである。例えば
硫酸を触媒としたイソブチレンオキサイドとt−
ブチルヒドロペルオキシドとの反応(W.H.
Richardson and R.S.Smith.J.Org.CHEW.,10,
3882(1968))、あるいは無触媒でエーテル中で98
%濃度の過酸化水素とイソブチレンオキサイド、
α−メチルスチレンオキサイド、1,1−ジフエ
ニルエチレンオキサイドなどのオキシラン化合物
との反応による、それぞれに対応するβ−ヒドロ
キシヒドロペルオキシド化合物の合成(W.
Adam and A.Rios,Chem.Comm.,1971822)
などが報告されている。なお、後者の文献には本
発明の方法とは異なる方法によつて環状ペルオキ
シケタール化合物の合成例も示されている。さら
にこの他にトルフルオロ酢酸あるいは水酸化カリ
ウムのような強酸や強塩基を触媒とした例も知ら
れている(Y.Ogata,Y.Sawaki and H.
Shimizu,J.Org.Chem.,43,1760(1978))。しか
しながらこれらの例では強酸や強塩基を触媒とし
ているためオキシラン化合物が副反応によつて消
費されたり、生成したβ−ヒドロキシペルオキシ
ド化合物が分解してしまつており目的の有機過酸
化物の収率が低かつたり、無触媒のため反応時間
が非常に長く2週間も要したりしている。以上の
事実よりこれらのβ−ヒドロキシペルオキシド化
合物および/または環状ペルオキシケタール化合
物を工業的に利用することが全く考えられなかつ
たことは当然であつたといえる。 本発明者らはβ−ヒドロキシペルオキシド化合
物および環状ペルオキシケタール化合物の反応に
ついて詳細な検討を行つてきた結果、これらを熱
分解あるいは接触的に分解させることによりアル
デヒド化合物あるいはケトン化合物へ変換するこ
とができることを見い出した。例えば、β−ヒド
ロキシシクロペンチルペルオキシド化合物および
2,3,5−トリオキサビシクロ[4,3,0]
ノナン骨核を有する化合物よりグルタルアルデヒ
ドを製造する方法についての提案が例としてあげ
られる(特公平1−38773号公報および特公平2
−7299号公報)。 本発明者らはこのようなβ−ヒドロキシペルオ
キシド化合物および環状ペルオキシケタール化合
物の工業的な重要性について認識したうえで、こ
れらの安価で効率的な製造方法について鋭意研究
を重ねた結果、本発明を完成するに至つた。 すねわち本発明はホウ素、チタン、ジルコニウ
ム、バナジウム、クロム、モリブデンおよびタン
グステンからなる群より選ばれた元素および/ま
たはその化合物の少なくとも1種を含む触媒の存
在下、一般式 (R1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素あるい
は炭素数1〜30の直鎖または分枝の脂肪族、脂環
式もしくは芳香族有機基である。ただし、R1、
R2、R3およびR4の炭素数の和は3以上である。
R1とR2、R3とR4、R1とR3およびR2とR4とは連
結し環を形成していてもよい。)で示されるオキ
シラン化合物と、 一般式 (R6およびR7はそれぞれ炭素数1〜10の有機
基である。R6とR7とは連結し環を形成していて
もよい。)で示される有機ヒドロペルオキシドと
を反応させることを特徴とする一般式 (R8は水素もしくは
る。さらに詳しくは触媒の存在下、オキシラン化
合物と有機ヒドロペルオキシドとを反応させ、工
業的に非常に有用な中間原料であるβ−ヒドロキ
シペルオキシド化合物および/または環状ペルオ
キシケタール化合物を選択的に製造する方法に関
する。 β−ヒドロキシペルオキシド化合物および環状
ペルオキシケタール化合物についてはこれまであ
まり知られておらず、数報の文献にこれらの化合
物についての記載が認めれるのみである。例えば
硫酸を触媒としたイソブチレンオキサイドとt−
ブチルヒドロペルオキシドとの反応(W.H.
Richardson and R.S.Smith.J.Org.CHEW.,10,
3882(1968))、あるいは無触媒でエーテル中で98
%濃度の過酸化水素とイソブチレンオキサイド、
α−メチルスチレンオキサイド、1,1−ジフエ
ニルエチレンオキサイドなどのオキシラン化合物
との反応による、それぞれに対応するβ−ヒドロ
キシヒドロペルオキシド化合物の合成(W.
Adam and A.Rios,Chem.Comm.,1971822)
などが報告されている。なお、後者の文献には本
発明の方法とは異なる方法によつて環状ペルオキ
シケタール化合物の合成例も示されている。さら
にこの他にトルフルオロ酢酸あるいは水酸化カリ
ウムのような強酸や強塩基を触媒とした例も知ら
れている(Y.Ogata,Y.Sawaki and H.
Shimizu,J.Org.Chem.,43,1760(1978))。しか
しながらこれらの例では強酸や強塩基を触媒とし
ているためオキシラン化合物が副反応によつて消
費されたり、生成したβ−ヒドロキシペルオキシ
ド化合物が分解してしまつており目的の有機過酸
化物の収率が低かつたり、無触媒のため反応時間
が非常に長く2週間も要したりしている。以上の
事実よりこれらのβ−ヒドロキシペルオキシド化
合物および/または環状ペルオキシケタール化合
物を工業的に利用することが全く考えられなかつ
たことは当然であつたといえる。 本発明者らはβ−ヒドロキシペルオキシド化合
物および環状ペルオキシケタール化合物の反応に
ついて詳細な検討を行つてきた結果、これらを熱
分解あるいは接触的に分解させることによりアル
デヒド化合物あるいはケトン化合物へ変換するこ
とができることを見い出した。例えば、β−ヒド
ロキシシクロペンチルペルオキシド化合物および
2,3,5−トリオキサビシクロ[4,3,0]
ノナン骨核を有する化合物よりグルタルアルデヒ
ドを製造する方法についての提案が例としてあげ
られる(特公平1−38773号公報および特公平2
−7299号公報)。 本発明者らはこのようなβ−ヒドロキシペルオ
キシド化合物および環状ペルオキシケタール化合
物の工業的な重要性について認識したうえで、こ
れらの安価で効率的な製造方法について鋭意研究
を重ねた結果、本発明を完成するに至つた。 すねわち本発明はホウ素、チタン、ジルコニウ
ム、バナジウム、クロム、モリブデンおよびタン
グステンからなる群より選ばれた元素および/ま
たはその化合物の少なくとも1種を含む触媒の存
在下、一般式 (R1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素あるい
は炭素数1〜30の直鎖または分枝の脂肪族、脂環
式もしくは芳香族有機基である。ただし、R1、
R2、R3およびR4の炭素数の和は3以上である。
R1とR2、R3とR4、R1とR3およびR2とR4とは連
結し環を形成していてもよい。)で示されるオキ
シラン化合物と、 一般式 (R6およびR7はそれぞれ炭素数1〜10の有機
基である。R6とR7とは連結し環を形成していて
もよい。)で示される有機ヒドロペルオキシドと
を反応させることを特徴とする一般式 (R8は水素もしくは
【式】である。)
および/または一般式
で示される有機過酸化物の製造方法に関する。
本発明の方法によればオキシラン化合物と有機
ヒドロペルオキシドからβ−ヒドロキシペルオキ
シド化合物および/または環状ペルオキシケター
ル化合物を収率よく選択的に製造できるという特
徴がある。すなわち本発明の方法によれば1,2
−グリコール、重合物およびその他の副生物がほ
とんどなく、生成したβ−ヒドロキシペルオキシ
ド化合物および/または環状ペルオキシケタール
化合物が安定であるために分解したりあるいはさ
らに反応して消費されてしまうことがない。した
がつて生成した有機過酸化物の精製が容易である
という特徴を有する。 本発明の方法によつて製造される有機過酸化物
は一般式 (R6は水素もしくは
ヒドロペルオキシドからβ−ヒドロキシペルオキ
シド化合物および/または環状ペルオキシケター
ル化合物を収率よく選択的に製造できるという特
徴がある。すなわち本発明の方法によれば1,2
−グリコール、重合物およびその他の副生物がほ
とんどなく、生成したβ−ヒドロキシペルオキシ
ド化合物および/または環状ペルオキシケタール
化合物が安定であるために分解したりあるいはさ
らに反応して消費されてしまうことがない。した
がつて生成した有機過酸化物の精製が容易である
という特徴を有する。 本発明の方法によつて製造される有機過酸化物
は一般式 (R6は水素もしくは
【式】である。)
で示されるβ−ヒドロキシペルオキシド化合物お
よび/または一般式 で示される環状ペルオキシケタール化合物であ
る。これらの化合物の具体的な例を挙げると
よび/または一般式 で示される環状ペルオキシケタール化合物であ
る。これらの化合物の具体的な例を挙げると
【式】
【式】
【式】
などがあげられる。
本発明の方法において使用される触媒はホウ
素、チタン、ジルコニウム、バナジウム、クロ
ム、モリブデンおよびタングステンからなる群よ
り選ばれた元素および化合物の少なくとも一種ま
たはそれ以上の混合物である。これの化合物とし
ては原子価が零価の状態にある元素の錯体、ある
いは種々の原子価を有する無機あるいは有機化合
物の形で使用される。 これらの元素の化合物としては酸化物、混合酸
化物、水酸化物、オキシ酸、ヘテロポリ酸、これ
らの塩およびエステルがあげられる。これらは無
機ヒドロ酸、オキシ酸および炭素数40以下の有機
カルボン酸またはスルホン酸から誘導されるもの
があげられる。 これらの元素の錯体としては主に有機金属錯体
と呼ばれる錯体であり、有機基および/または無
機基によつて配位されているものがあげられる。 本発明で使用しうる触媒の例を示せば次の通り
である。すなわちチタン、ジルコニウム、バナジ
ウム、クロム、モリブデン、およびタングステン
の金属単体;ホウ素、チタン、ジルコニウム、バ
ナジウム、クロム、モリブデンおよびタングステ
ンの酸化物(H3BO3、HBO2、B2O3、TiO2、
ZrO2、VO2、V2O5、CrO2、Cr2O3、CrO3、
MoO2、Mo2O5、MoO3、WO2、W2O5、WO6な
ど);これら元素のオキシ塩化物、フツ化物、塩
化物、臭化物、沃化物;これら元素の硝酸塩、ピ
ロリン酸塩、ポリリン酸塩、ホウ酸塩、炭酸塩、
ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、イソ
酪酸塩、カプロン酸塩、ラウリル酸塩、ステアリ
ン酸塩、シユウ酸塩、コハク酸塩、アジピン酸
塩、安息香酸塩、フタル酸塩などの有機酸塩、ベ
ンゼンスルホン酸塩;これら元素のアセチルアセ
トネート、フタロシアニン錯体;これら元素の金
属カルボニル[V(CO)6、Cr(CO)6、Mo(CO)6、
W(CO)6など];モリブデン酸、クロム酸、タン
グステン酸などのオキシ酸および対応するヘテロ
ポリ酸および上記酸のアルカリ金属塩またはアル
カリ土類金属塩などがあげられる。 上記単体および化合物の1種以上を混合して使
用することは何等支障はない。さらに上記単体お
よび化合物の1種以上を既知の方法に従つてアル
ミナ、シリカ、シリカアルミナ、ゼオライトな
ど、また場合によつては有機重合体のごとき担体
に担持させて使用することも可能である。 本発明では下記一般式で示されるオキシラン化
合物を使用する。 ここでR1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素あ
るいは炭素数1〜30の直鎖または分枝の脂肪族、
脂環式もしくは芳香族有機基である。ただし、
R1、R2、R3およびR4の炭素数の和は3以上であ
る。R1とR2、R3とR4、R1とR3およびR2とR4と
は連結し環を形成していてもよい。これらのオキ
シラン化合物はいずれもオレフイン性炭素・炭素
二重結合を有する化合物を既知の方法に従つてエ
ポキシ化することにより合成することができる。 これらのオキシラン化合物の具体的な例をあげ
ると次の通りである。1,2−エポキシペンタ
ン、2,3−エポキシペンタン、3,4−エポキ
シヘキサン、1,2−エポキシヘプタン、2,3
−エポキシヘプタン、3,4−エポキシオクタ
ン、1,2−エポキシノナン、4,5−エポキシ
ノナン、2,3−エポキシデカン、5,6−エポ
キシデカン、1,2−エポキシウンデカン、3,
4−エポキシテトラデカン、1,2−エポキシオ
クタデカン、3,4−エポキシ−2,5−ジメチ
ルヘキサン、3,4−エポキシ−1,6−ジクロ
ルヘキサン、3,4−エポキシ−1,6−ジヒド
ロキシヘキサン、3,4−エポキシ−1,7−ジ
メトキシヘプタン、4,5−エポキシ−1,8−
ジシアノオクタン、スチレンオキシド、シクロペ
ンテンオキシド−(1,2)、3−クロルシクロペ
ンテンオキシド−(1,2)、4−フエニルシクロ
ペンテンオキシド−(1,2)、4−シアノシクロ
ペンテンオキシド−(1,2)、シクロヘキセンオ
キシド−(1,2)、4−エトキシ−シクロヘキセ
ンオキシド−(1,2)、シクロヘプテンオキシド
−(1,2)、シクロドデセンオキシド−(1,
2)、3−オキサトリシクロ[3,2,1,02,4]
オクタン、5−オキサテトラシクロ[6,2,
1,02,7,04,6]ウンデカン。 本発明の方法において用いられる過酸化物は一
般式 (R6およびR7はそれぞれ炭素数1〜10の有機
基である。R6とR7とは連結し環を形成していて
もよい。) で表される有機ヒドロペルオキシドである。この
ような有機ヒドロペルオキシドの具体的な例を挙
げると
素、チタン、ジルコニウム、バナジウム、クロ
ム、モリブデンおよびタングステンからなる群よ
り選ばれた元素および化合物の少なくとも一種ま
たはそれ以上の混合物である。これの化合物とし
ては原子価が零価の状態にある元素の錯体、ある
いは種々の原子価を有する無機あるいは有機化合
物の形で使用される。 これらの元素の化合物としては酸化物、混合酸
化物、水酸化物、オキシ酸、ヘテロポリ酸、これ
らの塩およびエステルがあげられる。これらは無
機ヒドロ酸、オキシ酸および炭素数40以下の有機
カルボン酸またはスルホン酸から誘導されるもの
があげられる。 これらの元素の錯体としては主に有機金属錯体
と呼ばれる錯体であり、有機基および/または無
機基によつて配位されているものがあげられる。 本発明で使用しうる触媒の例を示せば次の通り
である。すなわちチタン、ジルコニウム、バナジ
ウム、クロム、モリブデン、およびタングステン
の金属単体;ホウ素、チタン、ジルコニウム、バ
ナジウム、クロム、モリブデンおよびタングステ
ンの酸化物(H3BO3、HBO2、B2O3、TiO2、
ZrO2、VO2、V2O5、CrO2、Cr2O3、CrO3、
MoO2、Mo2O5、MoO3、WO2、W2O5、WO6な
ど);これら元素のオキシ塩化物、フツ化物、塩
化物、臭化物、沃化物;これら元素の硝酸塩、ピ
ロリン酸塩、ポリリン酸塩、ホウ酸塩、炭酸塩、
ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、イソ
酪酸塩、カプロン酸塩、ラウリル酸塩、ステアリ
ン酸塩、シユウ酸塩、コハク酸塩、アジピン酸
塩、安息香酸塩、フタル酸塩などの有機酸塩、ベ
ンゼンスルホン酸塩;これら元素のアセチルアセ
トネート、フタロシアニン錯体;これら元素の金
属カルボニル[V(CO)6、Cr(CO)6、Mo(CO)6、
W(CO)6など];モリブデン酸、クロム酸、タン
グステン酸などのオキシ酸および対応するヘテロ
ポリ酸および上記酸のアルカリ金属塩またはアル
カリ土類金属塩などがあげられる。 上記単体および化合物の1種以上を混合して使
用することは何等支障はない。さらに上記単体お
よび化合物の1種以上を既知の方法に従つてアル
ミナ、シリカ、シリカアルミナ、ゼオライトな
ど、また場合によつては有機重合体のごとき担体
に担持させて使用することも可能である。 本発明では下記一般式で示されるオキシラン化
合物を使用する。 ここでR1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素あ
るいは炭素数1〜30の直鎖または分枝の脂肪族、
脂環式もしくは芳香族有機基である。ただし、
R1、R2、R3およびR4の炭素数の和は3以上であ
る。R1とR2、R3とR4、R1とR3およびR2とR4と
は連結し環を形成していてもよい。これらのオキ
シラン化合物はいずれもオレフイン性炭素・炭素
二重結合を有する化合物を既知の方法に従つてエ
ポキシ化することにより合成することができる。 これらのオキシラン化合物の具体的な例をあげ
ると次の通りである。1,2−エポキシペンタ
ン、2,3−エポキシペンタン、3,4−エポキ
シヘキサン、1,2−エポキシヘプタン、2,3
−エポキシヘプタン、3,4−エポキシオクタ
ン、1,2−エポキシノナン、4,5−エポキシ
ノナン、2,3−エポキシデカン、5,6−エポ
キシデカン、1,2−エポキシウンデカン、3,
4−エポキシテトラデカン、1,2−エポキシオ
クタデカン、3,4−エポキシ−2,5−ジメチ
ルヘキサン、3,4−エポキシ−1,6−ジクロ
ルヘキサン、3,4−エポキシ−1,6−ジヒド
ロキシヘキサン、3,4−エポキシ−1,7−ジ
メトキシヘプタン、4,5−エポキシ−1,8−
ジシアノオクタン、スチレンオキシド、シクロペ
ンテンオキシド−(1,2)、3−クロルシクロペ
ンテンオキシド−(1,2)、4−フエニルシクロ
ペンテンオキシド−(1,2)、4−シアノシクロ
ペンテンオキシド−(1,2)、シクロヘキセンオ
キシド−(1,2)、4−エトキシ−シクロヘキセ
ンオキシド−(1,2)、シクロヘプテンオキシド
−(1,2)、シクロドデセンオキシド−(1,
2)、3−オキサトリシクロ[3,2,1,02,4]
オクタン、5−オキサテトラシクロ[6,2,
1,02,7,04,6]ウンデカン。 本発明の方法において用いられる過酸化物は一
般式 (R6およびR7はそれぞれ炭素数1〜10の有機
基である。R6とR7とは連結し環を形成していて
もよい。) で表される有機ヒドロペルオキシドである。この
ような有機ヒドロペルオキシドの具体的な例を挙
げると
などがある。
次に本発明の方法を実施するにあたつて用いら
れる溶媒はは炭素数3〜16の炭化水素、炭素数1
〜12の有機基を含むカルボン酸エステル、リン酸
エステル、スルホン酸エステル、カルボン酸アミ
ド、第3級アルコールおよびエーテル類などがあ
る。これらの溶媒の具体的を例をあげるとn−ペ
ンタン、イソペンタン、シクロペンタン、シクロ
ペンテン、n−ヘキサン、イソヘキサン、シクロ
ヘキサン、オクタン、ドデカン、ベンゼン、トル
エン、キシレン、エチルベンゼン、酢酸エチル、
酢酸ブチル、酢酸イソアミル、酢酸シクロヘキシ
ル、プロピオン酸ブチル、安息香酸エチル、フタ
ル酸ジメチルル、フタル酸ジエチル、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、燐酸トリエ
チル、燐酸トリヘキシル、燐酸トリオクチル、メ
タンホスホン酸ジメチルエステル、t−ブチルア
ルコール、ジエチルエーテル、アニソールなどが
ある。 本方法は非水系で実施することが好ましい。し
たがつて用いる有機ヒドロペルオキシドは反応前
に脱水しておくことが好ましい。本発明において
用いる有機ヒドロペルオキシドの反応液中の濃度
は急激な反応による発熱、暴走を防ぐため1〜
50wt%好ましくは3〜40wt%であることが望ま
しい。 本発明を実施するに際してオキシラン化合物と
有機ヒドロペルオキシドの使用割合は広範囲にわ
たつて変化できる。しかし渦剰の有機ヒドロペル
オキシドを用いることは経済的でないだけでな
く、未反応の有機ヒドロペルオキシドの回収また
は後処理に多大のエネルギーを必要とする。した
がつて有機ヒドロペルオキシドはオキシラン化合
物1モルに対して0.05モルから3.0モル、好まし
くは0.1モルから1.5モル用いることがよい。 本発明の方法にしたがつてオキシラン化合物と
有機ヒドロペルオキシドとを反応させるに際して
は触媒量はその活性に応じて広範囲にわたつて変
化させることができるが、オキシラン化合物1モ
ルに対して10-7モルから0.05モル、特に10-5モル
から0.01モルの量を用いることが好ましい。 本発明の方法を実施する温度は、原料の有機ヒ
ドロペルオキシドおよび生成物のβ−ヒドロキシ
ペルオキシド化合物あるいは環状ペルオキシケタ
ール化合物が自己分解するような高温は好ましく
なく、またあまり低温でも工業的に実施するうえ
で経済的に好ましくない。したがつて本方法は−
20℃から150℃までの温度範囲が好ましく、特に
0℃から100℃の温度範囲で実施することが望ま
しい。 本反応の実施は回分法でも連続法でも実施する
ことができ、その反応時間は反応温度および反応
系の組成によつて変化するが、通常10時間も反応
させれば十分である。 実施例 1 撹拌機、還流冷却管および滴下ロートを取り付
けた300c.c.容量の三つ口フラスコにMoO2
(C5H7O2)20.5gおよびジメチルフタレート150g
を入れた後フラスコを35℃に保ちながら撹拌下に
滴下ロートによりシクロペンテンオキシド41gお
よびメチルエチルケトンペルオキシド20wt%を
含むジメチルフタレート溶液140gからなる混合
物を1.5時間かけて滴下した。 滴下終了後35℃でさらに5時間反応を行つたの
ち触媒を濾別した。濾液よりジメチルフタレート
を減圧蒸留によつて除去した後濃縮液をシリカゲ
ルを固定相としベンゼン:エタノール=20:1の
液を移動相とする液体クロマトグラフイーにかけ
たところ3−エチル−3−メチル−2,4,5−
トリオキサビシクロ[4,3,0]ノナン35g
およびβ−ヒドロキシシクロペンチルヒドロペル
オキシド18gが得られた。ペルオキシドおよ
びの収率はそれぞれ41%、31%であつた。 実施例 2 実施例1と同様にしてMoO30.4gおよびジメチ
ルフタレート80gの溶液に44℃においてノルボル
ナンオキシド55gおよびメチルイソブチルケトン
ペルオキシド40gを含むジメチルフタレート溶液
150gからなる混合物を1.5時間かけて滴下した。 滴下終了後44℃でさらに6時間反応を行つたの
ち実施例1と同様に液体クロマトグラフイーにか
けたところ上記が45g、が23.5g得られた。
れる溶媒はは炭素数3〜16の炭化水素、炭素数1
〜12の有機基を含むカルボン酸エステル、リン酸
エステル、スルホン酸エステル、カルボン酸アミ
ド、第3級アルコールおよびエーテル類などがあ
る。これらの溶媒の具体的を例をあげるとn−ペ
ンタン、イソペンタン、シクロペンタン、シクロ
ペンテン、n−ヘキサン、イソヘキサン、シクロ
ヘキサン、オクタン、ドデカン、ベンゼン、トル
エン、キシレン、エチルベンゼン、酢酸エチル、
酢酸ブチル、酢酸イソアミル、酢酸シクロヘキシ
ル、プロピオン酸ブチル、安息香酸エチル、フタ
ル酸ジメチルル、フタル酸ジエチル、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、燐酸トリエ
チル、燐酸トリヘキシル、燐酸トリオクチル、メ
タンホスホン酸ジメチルエステル、t−ブチルア
ルコール、ジエチルエーテル、アニソールなどが
ある。 本方法は非水系で実施することが好ましい。し
たがつて用いる有機ヒドロペルオキシドは反応前
に脱水しておくことが好ましい。本発明において
用いる有機ヒドロペルオキシドの反応液中の濃度
は急激な反応による発熱、暴走を防ぐため1〜
50wt%好ましくは3〜40wt%であることが望ま
しい。 本発明を実施するに際してオキシラン化合物と
有機ヒドロペルオキシドの使用割合は広範囲にわ
たつて変化できる。しかし渦剰の有機ヒドロペル
オキシドを用いることは経済的でないだけでな
く、未反応の有機ヒドロペルオキシドの回収また
は後処理に多大のエネルギーを必要とする。した
がつて有機ヒドロペルオキシドはオキシラン化合
物1モルに対して0.05モルから3.0モル、好まし
くは0.1モルから1.5モル用いることがよい。 本発明の方法にしたがつてオキシラン化合物と
有機ヒドロペルオキシドとを反応させるに際して
は触媒量はその活性に応じて広範囲にわたつて変
化させることができるが、オキシラン化合物1モ
ルに対して10-7モルから0.05モル、特に10-5モル
から0.01モルの量を用いることが好ましい。 本発明の方法を実施する温度は、原料の有機ヒ
ドロペルオキシドおよび生成物のβ−ヒドロキシ
ペルオキシド化合物あるいは環状ペルオキシケタ
ール化合物が自己分解するような高温は好ましく
なく、またあまり低温でも工業的に実施するうえ
で経済的に好ましくない。したがつて本方法は−
20℃から150℃までの温度範囲が好ましく、特に
0℃から100℃の温度範囲で実施することが望ま
しい。 本反応の実施は回分法でも連続法でも実施する
ことができ、その反応時間は反応温度および反応
系の組成によつて変化するが、通常10時間も反応
させれば十分である。 実施例 1 撹拌機、還流冷却管および滴下ロートを取り付
けた300c.c.容量の三つ口フラスコにMoO2
(C5H7O2)20.5gおよびジメチルフタレート150g
を入れた後フラスコを35℃に保ちながら撹拌下に
滴下ロートによりシクロペンテンオキシド41gお
よびメチルエチルケトンペルオキシド20wt%を
含むジメチルフタレート溶液140gからなる混合
物を1.5時間かけて滴下した。 滴下終了後35℃でさらに5時間反応を行つたの
ち触媒を濾別した。濾液よりジメチルフタレート
を減圧蒸留によつて除去した後濃縮液をシリカゲ
ルを固定相としベンゼン:エタノール=20:1の
液を移動相とする液体クロマトグラフイーにかけ
たところ3−エチル−3−メチル−2,4,5−
トリオキサビシクロ[4,3,0]ノナン35g
およびβ−ヒドロキシシクロペンチルヒドロペル
オキシド18gが得られた。ペルオキシドおよ
びの収率はそれぞれ41%、31%であつた。 実施例 2 実施例1と同様にしてMoO30.4gおよびジメチ
ルフタレート80gの溶液に44℃においてノルボル
ナンオキシド55gおよびメチルイソブチルケトン
ペルオキシド40gを含むジメチルフタレート溶液
150gからなる混合物を1.5時間かけて滴下した。 滴下終了後44℃でさらに6時間反応を行つたの
ち実施例1と同様に液体クロマトグラフイーにか
けたところ上記が45g、が23.5g得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ホウ素、チタン、ジルコニウム、バナジウ
ム、クロム、モリブデンおよびタングステンから
なる群より選ばれた元素および/またはその化合
物の少なくとも1種を含む触媒の存在下、一般式 (R1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素あるい
は炭素数1〜30の直鎖または分枝の脂肪族、脂環
式もしくは芳香族有機基である。ただし、R1、
R2、R3およびR4の炭素数の和は3以上である。
R1とR2、R3とR4、R1とR3およびR2とR4とは連
結し環を形成していてもよい。)で示されるオキ
シラン化合物と 一般式 (R6およびR7はそれぞれ炭素数1〜10の有機
基である。R6とR7とは連結し環を形成していて
もよい。)で示される有機ヒドロペルオキシドと
を反応させることを特徴とする一般式 (R8は水素もしくは【式】である。) および/または一般式 で示される有機過酸化物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2317016A JPH03169852A (ja) | 1983-03-16 | 1990-11-21 | 有機過酸化物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4367283A JPS59170065A (ja) | 1983-03-16 | 1983-03-16 | 有機過酸化物の製造方法 |
| JP2317016A JPH03169852A (ja) | 1983-03-16 | 1990-11-21 | 有機過酸化物の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4367283A Division JPS59170065A (ja) | 1983-03-16 | 1983-03-16 | 有機過酸化物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03169852A JPH03169852A (ja) | 1991-07-23 |
| JPH0369900B2 true JPH0369900B2 (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=26383473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2317016A Granted JPH03169852A (ja) | 1983-03-16 | 1990-11-21 | 有機過酸化物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03169852A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4045774B2 (ja) * | 2000-10-27 | 2008-02-13 | 住友化学株式会社 | カルボン酸類の製造法とその触媒 |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP2317016A patent/JPH03169852A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03169852A (ja) | 1991-07-23 |
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