JPH0350772B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0350772B2 JPH0350772B2 JP57201564A JP20156482A JPH0350772B2 JP H0350772 B2 JPH0350772 B2 JP H0350772B2 JP 57201564 A JP57201564 A JP 57201564A JP 20156482 A JP20156482 A JP 20156482A JP H0350772 B2 JPH0350772 B2 JP H0350772B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emulsion
- pva
- vinyl acetate
- polymerization
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Description
本発明はアセトアセチル化ポリビニルアルコー
ル(以下AA化PVAと略記する)を保護コロイド
とするエマルジヨンに特定の薬剤を添加すること
によつて、長期保存安定性が著しく改善されたエ
マルジヨン組成物を提供するものである。 AA化PVAを保護コロイドとする酢酸ビニル系
樹脂エマルジヨンは低温安定性、凍結融解安定性
に優れ、また皮膜の耐水性も良好な特色を有し接
着剤、塗料等に広く使用されている。 しかしながら、該エマルジヨンは長期間にわた
つて放置、貯蔵すると増粘する傾向があり、その
放置安定性の改善が必要である。 しかるに本発明者等はAA化PVAを保護コロイ
ドとする酢酸ビニル系エマルジヨンにβ−ジケト
ン類、β−ケト酸エステル類、マロン酸類の少な
くとも一種を配合することによつて、長期保存安
定性の極めてすぐれた酢酸ビニル系樹脂エマルジ
ヨン組成物が得られることを見出し本発明を完成
するに到つた。 本発明におけるAA化PVAの製造方法は特に限
定されるものではなく、任意の方法で製造される
が好ましくはPVAとジケテンとを反応して得ら
れる。例えばPVAを酢酸溶媒中に分散させてお
き、これにジケテンを添加する方法、PVAをジ
メチルホルムアミド、またはジオキサンなどの溶
媒にあらかじめ溶解しておき、これにジケテンを
添加する方法である。またPVAにジケテンガス
または液状ジケテンを直接々触させてAA化PVA
を得る方法を採り得る。AA化PVAを得る際に用
いられるPVAは特に限定されないが、保護コロ
イド性の点から、残存酢酸基0.1〜15モル%、平
均重合度500〜2600、平均ケン化度85〜99モル%
の範囲が好ましい。AA化PVAのAA化度は0.05
〜20モル%より好ましくは0.05〜15モル%の範囲
が適当である。AA化度が0.05モル%未満のAA
化PVAではエマルジヨンの耐水性への寄与が少
なく好ましくないし、一方AA化度が20モル%を
越えたAA化PVAでは、分散系が破壊されて均質
な乳濁状態が得られないか、又は得られたエマル
ジヨンは種々の安定性が劣り、実用上の製品とし
て好ましくない。 本発明にいうAA化PVAを保護コロイドとする
酢酸ビニル系樹脂エマルジヨンとはポリ酢酸ビニ
ルエマルジヨン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
エマルジヨン、酢酸ビニル−アクリル酸エステル
共重合体エマルジヨン、酢酸ビニル−メタクリル
酸エステル共重合体エマルジヨン等、樹脂中に酢
酸ビニル成分を含有するものを言う。 該エマルジヨンを得るには、AA化PVAを保護
コロイドとして、酢酸ビニル単量体を単独で、又
は他の重合可能な単量体を共存させて乳化重合す
る方法、PVA、セルロース類、界面活性剤等の
存在下で乳化重合した酢酸ビニル系樹脂エマルジ
ヨンにAA化PVAを後添加する方法等、任意の方
法が実施される。実用的にはAA化PVAを保護コ
ロイドとして前記単量体を乳化重合する方法が好
ましい。重合に際しては通常の乳化重合に用いら
れる乳化重合触媒を使用する。特にレドツクス触
媒が好ましい。 またノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤
もAA化PVAと併用しうる。さらに他の保護コロ
イドや乳化剤、例えばセルロース誘導体(カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、メチルセルロースなど)、ポリアクリル酸
誘導体、(無水)マレイン酸−ビニルエーテル共
重合体、(無水)マレイン酸−酢酸ビニル共重合
体、酢酸ビニル−(メタ)アリルスルホン酸(塩)
共重合体ケン化物なども適宜併用できる。その他
通常の乳化重合で用いられる種々の添加物、調整
剤なども適宜使用される。重合は水媒体中に上記
AA化PVA、触媒を溶解し、不飽和モノマーを一
括仕込み、あるいは連続仕込みしながら温度30〜
90℃まで行われる。得られるエマルジヨンはその
ままあるいは適宜濃度調整を行う。本発明で使用
するエマルジヨンの固形分含量はその用途によつ
て変動するので一概には規定できないが通常30〜
60重量%の範囲が適当である。 該エマルジヨンにβ−ジケトン類、β−ケト酸
エステル類、マロン酸類の少なくとも一種を配合
する。かかる配合により放置安定性が著しく向上
することは前に述べた通りであるが、一方、かか
る薬剤の存在により本来酢酸ビニル系樹脂エマル
ジヨンが有しているすぐれた性能、例えば凍結融
解安定性や耐水性等の性能が損われることはな
い。 β−ジケトン類としてはアセチルアセトン、ベ
ンゾイルアセトン、ジベンゾイルメタン等が挙げ
られ、これらは多価金属とのキレーとを形成して
いても良い。 β−ケト酸エステル類としてはアセト酢酸アル
キルエステル、プロピオニル酢酸アルキルエステ
ル、ベンゾイル酢酸アルキルエステル及びこれら
の金属キレート等が例示される。 マロン酸類としてはマロン酸、マロン酸アルカ
リ塩、マロン酸アルカリ土類塩、マロン酸アルキ
ルエステル等がそれぞれ挙げられる。 かかる薬剤の配合量は酢酸ビニル系樹脂に対し
て0.001〜50重量%が実用的である。あまりに多
量の薬剤の添加はエマルジヨンの耐水性を低下さ
せる。かかる薬剤の添加時期は特に制限はなく任
意の時点で可能であり、エマルジヨンの調製中例
えば乳化重合時、あるいはエマルジヨン製造後の
いずれでも良いが、通常は後者が実施される。 かくして得られるエマルジヨン組成物は長期に
わたつて放置しても増粘、ゲル化等の恐れは全く
なく極めて放置安定性にすぐれており、そのまま
あるいは必要に応じて更に可塑剤、高沸点溶剤等
の造膜助剤、クレー、炭酸カルシウム、カオリ
ン、珪藻土等の体質顔料、酸化チタン等の有色顔
料、防腐剤、防虫剤、防錆剤、消泡剤、小麦粉、
木粉等の増量剤等を適宜配合して使用され得る。 特に高度の耐水性が要求される場合には架橋剤
が併用される。架橋剤はエマルジヨン中に添加す
る一液型あるいは使用時に架橋剤を添加したり後
処理に用いたりする二液型のいずれでも使用出来
るが、エマルジヨンの安定性の面からは二液型が
実用的である。一液型の場合、ポツトライフを長
くするために架橋剤の官能基即ちAA化PVAのア
セトアセチル基と反応して耐水性を付与する官能
基を一時的にブロツクしておくと有利である。例
えばアルデヒド類を架橋剤として一液型に用いる
時はアルデヒド基をβ−ジケトン、β−ケト酸エ
ステル、マロン酸類等の本発明で使用する薬剤と
同一の化合物でブロツク化しておくとポツトライ
フは長い上、使用時の乾燥あるいは熱処理によつ
て該ブロツク化剤が容易に離脱しアルデヒド基と
アセトアセチル基の反応により耐水強度が発揮さ
れる。架橋剤としては、ホルムアルデヒド、アセ
トアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルア
ルデヒド、などのモノアルデヒド類、グリオキザ
ール、マロンジアルデヒド、スクシンジアルデヒ
ド、グルタルジアルデヒド、マレインジアルデヒ
ド、フタルアルデヒド、などのジアルデヒド類、
アルキル化メチロール尿素、アルキル化メチロー
ルメラミン、アセトグアナミン、ベンゾグアナミ
ンとホルムアルデヒドとの縮合物、などのアミノ
ーホルムアルデヒド樹脂、さらにナトリウム、カ
リウム、マグネシウム、カルシウム、アルミニウ
ム、などのアルカリ金属又はアルカリ土類金属の
塩及びその酸化物があげられる。又増粘等を目的
として水溶性高分子物質を添加することも可能で
ある。その添加量は通常エマルジヨンに対して固
形分換算で5〜500%の範囲が適当である。かか
る水溶性高分子物質としてはPVA、PVA誘導
体、AA化PVA、デン粉、CMC、ヒドロキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
メチルセルロース、カゼイン等が挙げられ、これ
らは水溶液状あるいは粉末状のまま等任意の形態
で混合し得る。 本発明において得られるエマルジヨン組成物は
耐水段ボール、合板などはもとより、紙、木材、
プラスチツクス、繊維などの接着剤、バインダ
ー、コーテイング剤、あるいは繊維加工剤、塗
料、セメント混和剤、成型用素材として最適であ
る。 次に実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。尚例中「部」とあるのは「重量部」を表わ
す。 実例 1 平均重合度1400、平均ケン化度99モル%の
PVAをアセトアセチル化して得られたAA化度8
モル%のAA化PVAを用いて以下の如くしてエマ
ルジヨンを得た。 撹拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計を備
えたセパラブルフラスコに水165部、上記AA化
PVA12部及び酢酸ビニルモノマー12部を仕込み、
撹拌しながらフラスコ内の温度を60℃に上げた。
その間窒素ガスでフラスコ内を置換しながら過硫
酸カリウム0.24部、酢酸ナトリウム0.06部を添加
して重合を開始した。初期重合を30分間行ない、
残りの酢酸ビニルモノマー108部を3時間かけて
滴下し全モノマーを仕込み70℃で1時間熟成した
後、冷却してポリ酢酸ビニルエマルジヨンを得
た。該エマルジヨンに酢酸ビニル樹脂に対し0.01
重量%のアセチルアセトンを添加して組成物を調
製した。この組成物の放置安定性を測定した。そ
の結果を表に示す。尚、対照例としてアセチルア
セトンの使用を省略した場合についても安定性を
測定した。 実例 2〜4 実例1の、アセチルアセトンに代えて、アセト
酢酸メチル(実例2)、マロン酸(実例3)、マロ
ン酸メチル(実例4)をそれぞれ添加した以外は
実例1に準じて実験を行つた。その結果を表に示
す。
ル(以下AA化PVAと略記する)を保護コロイド
とするエマルジヨンに特定の薬剤を添加すること
によつて、長期保存安定性が著しく改善されたエ
マルジヨン組成物を提供するものである。 AA化PVAを保護コロイドとする酢酸ビニル系
樹脂エマルジヨンは低温安定性、凍結融解安定性
に優れ、また皮膜の耐水性も良好な特色を有し接
着剤、塗料等に広く使用されている。 しかしながら、該エマルジヨンは長期間にわた
つて放置、貯蔵すると増粘する傾向があり、その
放置安定性の改善が必要である。 しかるに本発明者等はAA化PVAを保護コロイ
ドとする酢酸ビニル系エマルジヨンにβ−ジケト
ン類、β−ケト酸エステル類、マロン酸類の少な
くとも一種を配合することによつて、長期保存安
定性の極めてすぐれた酢酸ビニル系樹脂エマルジ
ヨン組成物が得られることを見出し本発明を完成
するに到つた。 本発明におけるAA化PVAの製造方法は特に限
定されるものではなく、任意の方法で製造される
が好ましくはPVAとジケテンとを反応して得ら
れる。例えばPVAを酢酸溶媒中に分散させてお
き、これにジケテンを添加する方法、PVAをジ
メチルホルムアミド、またはジオキサンなどの溶
媒にあらかじめ溶解しておき、これにジケテンを
添加する方法である。またPVAにジケテンガス
または液状ジケテンを直接々触させてAA化PVA
を得る方法を採り得る。AA化PVAを得る際に用
いられるPVAは特に限定されないが、保護コロ
イド性の点から、残存酢酸基0.1〜15モル%、平
均重合度500〜2600、平均ケン化度85〜99モル%
の範囲が好ましい。AA化PVAのAA化度は0.05
〜20モル%より好ましくは0.05〜15モル%の範囲
が適当である。AA化度が0.05モル%未満のAA
化PVAではエマルジヨンの耐水性への寄与が少
なく好ましくないし、一方AA化度が20モル%を
越えたAA化PVAでは、分散系が破壊されて均質
な乳濁状態が得られないか、又は得られたエマル
ジヨンは種々の安定性が劣り、実用上の製品とし
て好ましくない。 本発明にいうAA化PVAを保護コロイドとする
酢酸ビニル系樹脂エマルジヨンとはポリ酢酸ビニ
ルエマルジヨン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
エマルジヨン、酢酸ビニル−アクリル酸エステル
共重合体エマルジヨン、酢酸ビニル−メタクリル
酸エステル共重合体エマルジヨン等、樹脂中に酢
酸ビニル成分を含有するものを言う。 該エマルジヨンを得るには、AA化PVAを保護
コロイドとして、酢酸ビニル単量体を単独で、又
は他の重合可能な単量体を共存させて乳化重合す
る方法、PVA、セルロース類、界面活性剤等の
存在下で乳化重合した酢酸ビニル系樹脂エマルジ
ヨンにAA化PVAを後添加する方法等、任意の方
法が実施される。実用的にはAA化PVAを保護コ
ロイドとして前記単量体を乳化重合する方法が好
ましい。重合に際しては通常の乳化重合に用いら
れる乳化重合触媒を使用する。特にレドツクス触
媒が好ましい。 またノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤
もAA化PVAと併用しうる。さらに他の保護コロ
イドや乳化剤、例えばセルロース誘導体(カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、メチルセルロースなど)、ポリアクリル酸
誘導体、(無水)マレイン酸−ビニルエーテル共
重合体、(無水)マレイン酸−酢酸ビニル共重合
体、酢酸ビニル−(メタ)アリルスルホン酸(塩)
共重合体ケン化物なども適宜併用できる。その他
通常の乳化重合で用いられる種々の添加物、調整
剤なども適宜使用される。重合は水媒体中に上記
AA化PVA、触媒を溶解し、不飽和モノマーを一
括仕込み、あるいは連続仕込みしながら温度30〜
90℃まで行われる。得られるエマルジヨンはその
ままあるいは適宜濃度調整を行う。本発明で使用
するエマルジヨンの固形分含量はその用途によつ
て変動するので一概には規定できないが通常30〜
60重量%の範囲が適当である。 該エマルジヨンにβ−ジケトン類、β−ケト酸
エステル類、マロン酸類の少なくとも一種を配合
する。かかる配合により放置安定性が著しく向上
することは前に述べた通りであるが、一方、かか
る薬剤の存在により本来酢酸ビニル系樹脂エマル
ジヨンが有しているすぐれた性能、例えば凍結融
解安定性や耐水性等の性能が損われることはな
い。 β−ジケトン類としてはアセチルアセトン、ベ
ンゾイルアセトン、ジベンゾイルメタン等が挙げ
られ、これらは多価金属とのキレーとを形成して
いても良い。 β−ケト酸エステル類としてはアセト酢酸アル
キルエステル、プロピオニル酢酸アルキルエステ
ル、ベンゾイル酢酸アルキルエステル及びこれら
の金属キレート等が例示される。 マロン酸類としてはマロン酸、マロン酸アルカ
リ塩、マロン酸アルカリ土類塩、マロン酸アルキ
ルエステル等がそれぞれ挙げられる。 かかる薬剤の配合量は酢酸ビニル系樹脂に対し
て0.001〜50重量%が実用的である。あまりに多
量の薬剤の添加はエマルジヨンの耐水性を低下さ
せる。かかる薬剤の添加時期は特に制限はなく任
意の時点で可能であり、エマルジヨンの調製中例
えば乳化重合時、あるいはエマルジヨン製造後の
いずれでも良いが、通常は後者が実施される。 かくして得られるエマルジヨン組成物は長期に
わたつて放置しても増粘、ゲル化等の恐れは全く
なく極めて放置安定性にすぐれており、そのまま
あるいは必要に応じて更に可塑剤、高沸点溶剤等
の造膜助剤、クレー、炭酸カルシウム、カオリ
ン、珪藻土等の体質顔料、酸化チタン等の有色顔
料、防腐剤、防虫剤、防錆剤、消泡剤、小麦粉、
木粉等の増量剤等を適宜配合して使用され得る。 特に高度の耐水性が要求される場合には架橋剤
が併用される。架橋剤はエマルジヨン中に添加す
る一液型あるいは使用時に架橋剤を添加したり後
処理に用いたりする二液型のいずれでも使用出来
るが、エマルジヨンの安定性の面からは二液型が
実用的である。一液型の場合、ポツトライフを長
くするために架橋剤の官能基即ちAA化PVAのア
セトアセチル基と反応して耐水性を付与する官能
基を一時的にブロツクしておくと有利である。例
えばアルデヒド類を架橋剤として一液型に用いる
時はアルデヒド基をβ−ジケトン、β−ケト酸エ
ステル、マロン酸類等の本発明で使用する薬剤と
同一の化合物でブロツク化しておくとポツトライ
フは長い上、使用時の乾燥あるいは熱処理によつ
て該ブロツク化剤が容易に離脱しアルデヒド基と
アセトアセチル基の反応により耐水強度が発揮さ
れる。架橋剤としては、ホルムアルデヒド、アセ
トアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルア
ルデヒド、などのモノアルデヒド類、グリオキザ
ール、マロンジアルデヒド、スクシンジアルデヒ
ド、グルタルジアルデヒド、マレインジアルデヒ
ド、フタルアルデヒド、などのジアルデヒド類、
アルキル化メチロール尿素、アルキル化メチロー
ルメラミン、アセトグアナミン、ベンゾグアナミ
ンとホルムアルデヒドとの縮合物、などのアミノ
ーホルムアルデヒド樹脂、さらにナトリウム、カ
リウム、マグネシウム、カルシウム、アルミニウ
ム、などのアルカリ金属又はアルカリ土類金属の
塩及びその酸化物があげられる。又増粘等を目的
として水溶性高分子物質を添加することも可能で
ある。その添加量は通常エマルジヨンに対して固
形分換算で5〜500%の範囲が適当である。かか
る水溶性高分子物質としてはPVA、PVA誘導
体、AA化PVA、デン粉、CMC、ヒドロキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
メチルセルロース、カゼイン等が挙げられ、これ
らは水溶液状あるいは粉末状のまま等任意の形態
で混合し得る。 本発明において得られるエマルジヨン組成物は
耐水段ボール、合板などはもとより、紙、木材、
プラスチツクス、繊維などの接着剤、バインダ
ー、コーテイング剤、あるいは繊維加工剤、塗
料、セメント混和剤、成型用素材として最適であ
る。 次に実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。尚例中「部」とあるのは「重量部」を表わ
す。 実例 1 平均重合度1400、平均ケン化度99モル%の
PVAをアセトアセチル化して得られたAA化度8
モル%のAA化PVAを用いて以下の如くしてエマ
ルジヨンを得た。 撹拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計を備
えたセパラブルフラスコに水165部、上記AA化
PVA12部及び酢酸ビニルモノマー12部を仕込み、
撹拌しながらフラスコ内の温度を60℃に上げた。
その間窒素ガスでフラスコ内を置換しながら過硫
酸カリウム0.24部、酢酸ナトリウム0.06部を添加
して重合を開始した。初期重合を30分間行ない、
残りの酢酸ビニルモノマー108部を3時間かけて
滴下し全モノマーを仕込み70℃で1時間熟成した
後、冷却してポリ酢酸ビニルエマルジヨンを得
た。該エマルジヨンに酢酸ビニル樹脂に対し0.01
重量%のアセチルアセトンを添加して組成物を調
製した。この組成物の放置安定性を測定した。そ
の結果を表に示す。尚、対照例としてアセチルア
セトンの使用を省略した場合についても安定性を
測定した。 実例 2〜4 実例1の、アセチルアセトンに代えて、アセト
酢酸メチル(実例2)、マロン酸(実例3)、マロ
ン酸メチル(実例4)をそれぞれ添加した以外は
実例1に準じて実験を行つた。その結果を表に示
す。
【表】
※ エマルジヨン中の酢酸ビニル系樹脂に対
する重量%
※※ 室温で放置し、B型粘度計(30℃、10rpm)
で粘度(ポイズ)を測定。
する重量%
※※ 室温で放置し、B型粘度計(30℃、10rpm)
で粘度(ポイズ)を測定。
Claims (1)
- 1 アセトアセチル化ポリビニルアルコールを保
護コロイドとする酢酸ビニル系樹脂エマルジヨン
にβ−ジケトン類、β−ケト酸エステル類、マロ
ン酸類の少なくとも一種を配合してなるエマルジ
ヨン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20156482A JPS5991124A (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | エマルジヨン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20156482A JPS5991124A (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | エマルジヨン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5991124A JPS5991124A (ja) | 1984-05-25 |
| JPH0350772B2 true JPH0350772B2 (ja) | 1991-08-02 |
Family
ID=16443140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20156482A Granted JPS5991124A (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | エマルジヨン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5991124A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01229085A (ja) * | 1988-03-09 | 1989-09-12 | Sekisui Chem Co Ltd | 木質板用接着剤 |
| JP4301558B2 (ja) | 2003-12-26 | 2009-07-22 | 日東電工株式会社 | 偏光板用接着剤、偏光板、その製造方法、光学フィルムおよび画像表示装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6036218B2 (ja) * | 1982-05-19 | 1985-08-19 | ヘキスト合成株式会社 | ポリ酢酸ビニル系エマルジヨンの安定化方法 |
-
1982
- 1982-11-16 JP JP20156482A patent/JPS5991124A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5991124A (ja) | 1984-05-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3294058B2 (ja) | エマルジョン接着剤 | |
| US4397968A (en) | Process for the manufacture of copolymers having increased resistance against hydrolysis, the copolymers and their use | |
| TWI435883B (zh) | A dispersion stabilizer for suspension polymerization of ethylene compounds and a method for producing an ethylene compound polymer | |
| JP3084506B2 (ja) | ポリビニルアルコール系樹脂の耐水化方法 | |
| JPS6320264B2 (ja) | ||
| JPS6150498B2 (ja) | ||
| JP2003511542A (ja) | 長められた可使時間を有する変色の少ない分散液系接着剤 | |
| JPH0350772B2 (ja) | ||
| JP3615910B2 (ja) | ポリビニルアルコール系樹脂組成物、それを主成分とする紙コート剤および水性エマルジョン組成物 | |
| JPH06157860A (ja) | 耐水性組成物 | |
| JP3161613B2 (ja) | 水性エマルジョンの安定化方法 | |
| JPH09324094A (ja) | ポリビニルアルコール系耐水性組成物 | |
| JP3640507B2 (ja) | ポリビニルアルコール系樹脂組成物、それを用いた紙用コート剤および水性エマルジョン組成物 | |
| JP3357710B2 (ja) | エマルジョン組成物 | |
| JPWO2010113565A1 (ja) | 水性接着剤 | |
| JP3579137B2 (ja) | 乳化分散安定剤 | |
| JP3164296B2 (ja) | 酢酸ビニル樹脂系エマルジョン | |
| JP3465918B2 (ja) | 水性分散液 | |
| JP2001139612A (ja) | 乳化重合用分散剤およびその用途 | |
| JP3164297B2 (ja) | 酢酸ビニル樹脂系エマルジョン | |
| JP2015034263A (ja) | 水性エマルジョン組成物及び乳化重合用安定剤 | |
| JPS6054961B2 (ja) | ビニル化合物の乳化重合方法 | |
| JPH08319395A (ja) | エマルジョンの増粘方法 | |
| JP3884543B2 (ja) | ビニル樹脂系エマルジョン | |
| JPS61211368A (ja) | 耐水性の組成物 |