JPH0351358Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0351358Y2 JPH0351358Y2 JP1985153398U JP15339885U JPH0351358Y2 JP H0351358 Y2 JPH0351358 Y2 JP H0351358Y2 JP 1985153398 U JP1985153398 U JP 1985153398U JP 15339885 U JP15339885 U JP 15339885U JP H0351358 Y2 JPH0351358 Y2 JP H0351358Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strands
- strand
- wire rope
- diameter
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Wire Processing (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はウインドレギユレータ用ワイヤロー
プ、詳しくは、自動車などのウインドガラスを昇
降させるウインドレギユレータ用ワイヤロープに
関する。
プ、詳しくは、自動車などのウインドガラスを昇
降させるウインドレギユレータ用ワイヤロープに
関する。
(従来の技術)
一般に、ウインドレギユレータには、巻取体を
もつたハンドルの前記巻取体に巻回するワイヤロ
ープと、このワイヤロープの中間部を掛設するガ
イドローラとが使用されており、前記ハンドルの
回転により前記ワイヤロープの前記巻取体への巻
取量を変えてウインドガラスを昇降させるように
構成されている。
もつたハンドルの前記巻取体に巻回するワイヤロ
ープと、このワイヤロープの中間部を掛設するガ
イドローラとが使用されており、前記ハンドルの
回転により前記ワイヤロープの前記巻取体への巻
取量を変えてウインドガラスを昇降させるように
構成されている。
所で、前記ワイヤロープは、第4図に示す如く
1本の芯ストランド10と6本の側ストランド2
0とから成り、前記芯ストランド10の周りに前
記各側ストランド20をより合わせて1〜2.5mm
の外径に形成している。又、前記芯ストランド1
0及び各側ストランド20は、同じ線径の極細素
線を同数本より合わせてそれぞれ同じ外径に形成
されている。
1本の芯ストランド10と6本の側ストランド2
0とから成り、前記芯ストランド10の周りに前
記各側ストランド20をより合わせて1〜2.5mm
の外径に形成している。又、前記芯ストランド1
0及び各側ストランド20は、同じ線径の極細素
線を同数本より合わせてそれぞれ同じ外径に形成
されている。
(考案が解決しようとする問題点)
所が、第4図に示した従来の構造のワイヤロー
プをウインドレギユレータとして用いる場合、該
ウインドレギユレータ用ワイヤロープは、小径の
ガイドローラに案内され小さな曲げ半径で曲げら
れると共に、この曲げが繰返し行なわれるため、
曲げ疲労が早期に生じ、断線する問題があり、ま
た、前記ワイヤーロープと前記ガイドローラなど
との接触によつて摩耗が生じ、断線する問題もあ
つた。
プをウインドレギユレータとして用いる場合、該
ウインドレギユレータ用ワイヤロープは、小径の
ガイドローラに案内され小さな曲げ半径で曲げら
れると共に、この曲げが繰返し行なわれるため、
曲げ疲労が早期に生じ、断線する問題があり、ま
た、前記ワイヤーロープと前記ガイドローラなど
との接触によつて摩耗が生じ、断線する問題もあ
つた。
本考案の目的は、ワイヤロープをウインドレギ
ユレータとして用いる場合に、該ワイヤロープの
外径を変えることなく、ウインドレギユレータ用
ワイヤロープに必要な可撓性が得られながら、曲
げが繰返されることにより生じるワイヤロープの
曲げ疲労に対する向上をはかつて曲げ荷重に対す
る耐強度を高めて断線するのを防止でき、しか
も、芯ストランドの素線と側ストランドの素線と
の接触によるワイヤーロープの摩耗を最少にしな
がら、ガイドローラなどとの接触による前記ワイ
ヤロープの摩耗をも最少にできて、これら摩耗に
よる断線を極力防止でき、ウインドレギユレータ
用ワイヤロープを長期間に亘つて使用できるよう
にするものである。
ユレータとして用いる場合に、該ワイヤロープの
外径を変えることなく、ウインドレギユレータ用
ワイヤロープに必要な可撓性が得られながら、曲
げが繰返されることにより生じるワイヤロープの
曲げ疲労に対する向上をはかつて曲げ荷重に対す
る耐強度を高めて断線するのを防止でき、しか
も、芯ストランドの素線と側ストランドの素線と
の接触によるワイヤーロープの摩耗を最少にしな
がら、ガイドローラなどとの接触による前記ワイ
ヤロープの摩耗をも最少にできて、これら摩耗に
よる断線を極力防止でき、ウインドレギユレータ
用ワイヤロープを長期間に亘つて使用できるよう
にするものである。
(問題点を解決するための手段)
しかして、本考案は、素線3を多数本撚り合わ
せて形成した芯ストランド1及び側ストランド2
とから成り、前記芯ストランド1の周りに前記側
ストランド2を撚り合わせ、外径を1.0〜2.5mmと
したウインドレギユレータ用ワイヤロープであつ
て、前記側ストランド2を7本乃至9本形成する
一方、前記芯ストランド1の素線3の直径を0.13
〜0.2mmとし、前記側ストランド2の素線3の直
径を0.13〜0.15mmとして、これら各素線3の直径
をほゞ同径とし、かつ前記芯ストランド1の素線
3の本数を前記各側ストランド2の素線3の本数
より多くして、前記芯ストランド1の外径を前記
各側ストランド2の外径より大径に形成したもの
である。
せて形成した芯ストランド1及び側ストランド2
とから成り、前記芯ストランド1の周りに前記側
ストランド2を撚り合わせ、外径を1.0〜2.5mmと
したウインドレギユレータ用ワイヤロープであつ
て、前記側ストランド2を7本乃至9本形成する
一方、前記芯ストランド1の素線3の直径を0.13
〜0.2mmとし、前記側ストランド2の素線3の直
径を0.13〜0.15mmとして、これら各素線3の直径
をほゞ同径とし、かつ前記芯ストランド1の素線
3の本数を前記各側ストランド2の素線3の本数
より多くして、前記芯ストランド1の外径を前記
各側ストランド2の外径より大径に形成したもの
である。
(作用)
1本の芯ストランドと6本の側ストランドとか
ら成る従来構成のワイヤロープにおける側ストラ
ンドと同数本の素線を撚り合わせて7本乃至9本
の側ストランド2を形成すると共に、これら各側
ストランド2における素線3の線径を、前記従来
構成のワイヤロープBにおける素線の線径よりも
小さく形成して、前記各側ストランド2の外径を
小さくし、各側ストランド2をリング状に対接さ
せた場合の外径が、前記従来構成のワイヤロープ
Bの外径と同じ大きさになるようにし、各側スト
ランド2の各素線3に作用する最大曲げ応力を小
さくすると共に、曲げ荷重を7本乃至9本の側ス
トランド2に分散させて、1本当たりの側ストラ
ンド2に作用する曲げ荷重を小さくする一方、前
記各側ストランド2をリング状に対接させた場合
の内径が、前記従来構成のワイヤロープBの内径
より大きくなるようにして、芯ストランド1にお
ける素線の本数を、前記各側ストランド2の素線
の本数より多くして、前記芯ストランド1の外径
を前記各側ストランド2の外径より大径に形成し
て、芯ストランド1の1本当たりの素線に作用す
る曲げ荷重を小さくし、全体として曲げ荷重に対
する耐強度を高めることができるのであり、又、
曲げ荷重を7本乃至9本の側ストランド2に分散
させることによつて、1本当たりの側ストランド
に作用するガイドローラなどとの接触圧力を小さ
くし、各側ストランド2のガイドローラなどとの
接触による摩耗を少なくすることができるのであ
る。
ら成る従来構成のワイヤロープにおける側ストラ
ンドと同数本の素線を撚り合わせて7本乃至9本
の側ストランド2を形成すると共に、これら各側
ストランド2における素線3の線径を、前記従来
構成のワイヤロープBにおける素線の線径よりも
小さく形成して、前記各側ストランド2の外径を
小さくし、各側ストランド2をリング状に対接さ
せた場合の外径が、前記従来構成のワイヤロープ
Bの外径と同じ大きさになるようにし、各側スト
ランド2の各素線3に作用する最大曲げ応力を小
さくすると共に、曲げ荷重を7本乃至9本の側ス
トランド2に分散させて、1本当たりの側ストラ
ンド2に作用する曲げ荷重を小さくする一方、前
記各側ストランド2をリング状に対接させた場合
の内径が、前記従来構成のワイヤロープBの内径
より大きくなるようにして、芯ストランド1にお
ける素線の本数を、前記各側ストランド2の素線
の本数より多くして、前記芯ストランド1の外径
を前記各側ストランド2の外径より大径に形成し
て、芯ストランド1の1本当たりの素線に作用す
る曲げ荷重を小さくし、全体として曲げ荷重に対
する耐強度を高めることができるのであり、又、
曲げ荷重を7本乃至9本の側ストランド2に分散
させることによつて、1本当たりの側ストランド
に作用するガイドローラなどとの接触圧力を小さ
くし、各側ストランド2のガイドローラなどとの
接触による摩耗を少なくすることができるのであ
る。
しかも、芯ストランド1の素線3の直径と側ス
トランド2の素線3の直径を略同一径と成すこと
によつて、芯ストランド1の素線3と側ストラン
ド2の素線3の強度を同等にして、充分な可撓性
が得られながらこれら素線3,3間の接触による
摩耗やガイドローラとの接触による摩耗を少なく
し、その断線を少なくできると共に、曲げ疲労に
よる断線も少なくできるのである。
トランド2の素線3の直径を略同一径と成すこと
によつて、芯ストランド1の素線3と側ストラン
ド2の素線3の強度を同等にして、充分な可撓性
が得られながらこれら素線3,3間の接触による
摩耗やガイドローラとの接触による摩耗を少なく
し、その断線を少なくできると共に、曲げ疲労に
よる断線も少なくできるのである。
(実施例)
図において、1は極細の鋼線から成る素線3を
多数本より合わせて形成した芯ストランドであ
り、2は前記素線3を多数本より合わせて形成し
た側ストランドであつて、前記芯ストランド1の
周りに前記側ストランド2をより合わせてワイヤ
ロープAを形成している。
多数本より合わせて形成した芯ストランドであ
り、2は前記素線3を多数本より合わせて形成し
た側ストランドであつて、前記芯ストランド1の
周りに前記側ストランド2をより合わせてワイヤ
ロープAを形成している。
しかして、第1図に示した実施例では、7本の
素線3から成る側ストランド2を8本形成すると
共に、これら各側ストランド2における素線3の
線径を、前記従来構成のワイヤロープBにおける
素線の線径(外径が1.5mmのワイヤロープの場合
0.17mm)よりも小さい0.14mmに形成して、前記各
側ストランド2の外径を小さくし、各側ストラン
ド2をリング状に対接させた場合の外径D1を、
前記従来構成のワイヤロープBの外径D3と同じ
1.5mmに形成すると共に、内径D2を、前記従来構
成のワイヤロープBの内径D4より大きく形成す
る一方、前記芯ストランド1における素線3の本
数を、前記各側ストランド2の素線3の本数より
も多くして、前記芯ストランド1の外径を、前記
各側ストランド8の外径より大径に形成したので
ある。
素線3から成る側ストランド2を8本形成すると
共に、これら各側ストランド2における素線3の
線径を、前記従来構成のワイヤロープBにおける
素線の線径(外径が1.5mmのワイヤロープの場合
0.17mm)よりも小さい0.14mmに形成して、前記各
側ストランド2の外径を小さくし、各側ストラン
ド2をリング状に対接させた場合の外径D1を、
前記従来構成のワイヤロープBの外径D3と同じ
1.5mmに形成すると共に、内径D2を、前記従来構
成のワイヤロープBの内径D4より大きく形成す
る一方、前記芯ストランド1における素線3の本
数を、前記各側ストランド2の素線3の本数より
も多くして、前記芯ストランド1の外径を、前記
各側ストランド8の外径より大径に形成したので
ある。
又、前記芯ストランド1の周りに側ストランド
2をより合わせてワイヤロープAを形成すると
き、芯ストランド1と各側ストランド2との間に
粘着性の良好な潤滑油を充填し、この潤滑油を、
芯ストランド1における素線間及び各側ストラン
ド2における素線間に含浸させるのである。
2をより合わせてワイヤロープAを形成すると
き、芯ストランド1と各側ストランド2との間に
粘着性の良好な潤滑油を充填し、この潤滑油を、
芯ストランド1における素線間及び各側ストラン
ド2における素線間に含浸させるのである。
又、前記芯ストランド1の周りに各側ストラン
ド2をより合わせるとき、各側ストランド2は、
芯ストランド1に対し線接触又は、点接触させて
より合わせるのである。
ド2をより合わせるとき、各側ストランド2は、
芯ストランド1に対し線接触又は、点接触させて
より合わせるのである。
以上の如く構成したワイヤロープAは、例えば
第3図に示す如くウインドレギユレータにおける
ハンドルHの巻取体Mに一端を係止して複数回巻
回すると共に、中間部をガイドレールLの両端間
に枢支する一対のガイドローラR,Rに掛設し、
更にこれらガイドローラR,R間の中間部を、前
記ガイドレールLに沿つて摺動可能なガラス受具
Gに固定すると共に、遊端を前記巻取体Mに係止
し、前記ハンドルHの回転により前記ワイヤロー
プAを牽引し、該ワイヤロープAの前記巻取体M
への巻取量を変えて、前記ガラス受具Gに支持し
たウインドガラスを昇降させるのであつて、この
ウインドガラスの昇降時、前記ワイヤロープAの
前記巻取体Mへの巻回部分と、前記ガイドローラ
R,Rとの係合部分とに方向の異なる曲げ荷重が
作用するのである。尚、第3図中、Oは前記ワイ
ヤロープAに套嵌して、該ワイヤロープAを案内
するアウター筒である。
第3図に示す如くウインドレギユレータにおける
ハンドルHの巻取体Mに一端を係止して複数回巻
回すると共に、中間部をガイドレールLの両端間
に枢支する一対のガイドローラR,Rに掛設し、
更にこれらガイドローラR,R間の中間部を、前
記ガイドレールLに沿つて摺動可能なガラス受具
Gに固定すると共に、遊端を前記巻取体Mに係止
し、前記ハンドルHの回転により前記ワイヤロー
プAを牽引し、該ワイヤロープAの前記巻取体M
への巻取量を変えて、前記ガラス受具Gに支持し
たウインドガラスを昇降させるのであつて、この
ウインドガラスの昇降時、前記ワイヤロープAの
前記巻取体Mへの巻回部分と、前記ガイドローラ
R,Rとの係合部分とに方向の異なる曲げ荷重が
作用するのである。尚、第3図中、Oは前記ワイ
ヤロープAに套嵌して、該ワイヤロープAを案内
するアウター筒である。
しかして、本考案の場合、7本の素線から成る
側ストランド2を8本形成すると共に、これら各
側ストランド2における素線の線径を、前記従来
構成のワイヤロープBにおける素線の線径よりも
小さく形成して、前記各側ストランド2の外径を
小さくし、各側ストランド2をリング状に対接さ
せた場合の外径D1を、前記従来構成のワイヤロ
ープBの外径D3と同じ大きさにしたので、前記
各側ストランド2の各素線3に作用する最大曲げ
応力を小さくすることができ、それだけ各素線
3、ひいては各側ストランド2の曲げ荷重に対す
る耐久性を向上できるのであり、又、曲げ荷重を
8本の側ストランド2に分散させることができる
ので、1本当たりの側ストランド2に作用する曲
げ荷重を小さくすることができるのであり、又、
前記各側ストランド2をリング状に対接させた場
合の内径D2を、前記従来構成のワイヤロープB
の内径D4より大きくして、芯ストランド1にお
ける素線3の本数を、前記各側ストランド2の素
線3の本数よりも多くし、前記芯ストランド1の
外径を、前記各側ストランド2の外径より大径に
形成したので、芯ストランド1の1本当たりの素
線3に作用する曲げ荷重を小さくできるのであ
る。従つて、全体として曲げ荷重に対する耐強度
を高めることができるのである。
側ストランド2を8本形成すると共に、これら各
側ストランド2における素線の線径を、前記従来
構成のワイヤロープBにおける素線の線径よりも
小さく形成して、前記各側ストランド2の外径を
小さくし、各側ストランド2をリング状に対接さ
せた場合の外径D1を、前記従来構成のワイヤロ
ープBの外径D3と同じ大きさにしたので、前記
各側ストランド2の各素線3に作用する最大曲げ
応力を小さくすることができ、それだけ各素線
3、ひいては各側ストランド2の曲げ荷重に対す
る耐久性を向上できるのであり、又、曲げ荷重を
8本の側ストランド2に分散させることができる
ので、1本当たりの側ストランド2に作用する曲
げ荷重を小さくすることができるのであり、又、
前記各側ストランド2をリング状に対接させた場
合の内径D2を、前記従来構成のワイヤロープB
の内径D4より大きくして、芯ストランド1にお
ける素線3の本数を、前記各側ストランド2の素
線3の本数よりも多くし、前記芯ストランド1の
外径を、前記各側ストランド2の外径より大径に
形成したので、芯ストランド1の1本当たりの素
線3に作用する曲げ荷重を小さくできるのであ
る。従つて、全体として曲げ荷重に対する耐強度
を高めることができるのである。
因みに、第2図に示す実験装置を用いて本考案
のワイヤロープAと、前記従来構成のワイヤロー
プBとの曲げに対する耐久性を実験した結果、従
来構成のワイヤロープBの場合、6000〜7000回の
曲げで切断したのに対し、本考案のワイヤロープ
Aによると、39000〜44000回の曲げで切断したの
である。但し、各ワイヤロープA,Bの外径は
1.5mmである。又、前記実験装置は、ワイヤロー
プの一端を固定し、他端に負荷20Kgを作用させる
と共に、ワイヤロープの中間部を、1対の固定ロ
ーラC,Cと、これら固定ローラ間にスライド自
由に設ける移動ローラEと、1つのガイドローラ
Fとに掛設し、前記移動ローラEを矢印方向に往
復移動させ、前記ワイヤロープを繰返し屈曲させ
るようにしたものである。
のワイヤロープAと、前記従来構成のワイヤロー
プBとの曲げに対する耐久性を実験した結果、従
来構成のワイヤロープBの場合、6000〜7000回の
曲げで切断したのに対し、本考案のワイヤロープ
Aによると、39000〜44000回の曲げで切断したの
である。但し、各ワイヤロープA,Bの外径は
1.5mmである。又、前記実験装置は、ワイヤロー
プの一端を固定し、他端に負荷20Kgを作用させる
と共に、ワイヤロープの中間部を、1対の固定ロ
ーラC,Cと、これら固定ローラ間にスライド自
由に設ける移動ローラEと、1つのガイドローラ
Fとに掛設し、前記移動ローラEを矢印方向に往
復移動させ、前記ワイヤロープを繰返し屈曲させ
るようにしたものである。
以上の実験結果で明らかな通り、本考案による
と、曲げ荷重に対する耐強度を、前記従来構成の
ワイヤロープBに対し約6倍に高めることができ
るのである。
と、曲げ荷重に対する耐強度を、前記従来構成の
ワイヤロープBに対し約6倍に高めることができ
るのである。
又、前記した曲げ荷重を8本の側ストランド2
に分散させることにより、1本当たりの側ストラ
ンド2に作用する前記巻取体M及びガイドローラ
Rとの接触圧力を小さくできるので、各側ストラ
ンド2の前記巻取体M及びガイドローラRとの接
触による摩耗を少なくすることができ、それだけ
耐久性を向上できるのである。
に分散させることにより、1本当たりの側ストラ
ンド2に作用する前記巻取体M及びガイドローラ
Rとの接触圧力を小さくできるので、各側ストラ
ンド2の前記巻取体M及びガイドローラRとの接
触による摩耗を少なくすることができ、それだけ
耐久性を向上できるのである。
尚、以上説明した実施例では、側ストランド2
を8本形成したが、その他、この側ストランド2
は7本或いは9本であつてもよい。
を8本形成したが、その他、この側ストランド2
は7本或いは9本であつてもよい。
又、7本の素線をより合わせて側ストランド2
を形成し、又、19本の素線をより合わせて芯スト
ランド1を形成したが、これら側ストランド2及
び芯ストランド1の素線の本数は特に限定される
ものでない。
を形成し、又、19本の素線をより合わせて芯スト
ランド1を形成したが、これら側ストランド2及
び芯ストランド1の素線の本数は特に限定される
ものでない。
又、側ストランド2の素線は、外径が1.5mmの
ワイヤロープの場合、0.13〜0.15mmの鋼線、好ま
しくは0.14mmの鋼線を用いるのであり、又、芯ス
トランド1の素線は、外径が1.5mmのワイヤロー
プの場合、0.13〜0.2mmの鋼線、好ましくは0.16mm
の鋼線を用いるのである。
ワイヤロープの場合、0.13〜0.15mmの鋼線、好ま
しくは0.14mmの鋼線を用いるのであり、又、芯ス
トランド1の素線は、外径が1.5mmのワイヤロー
プの場合、0.13〜0.2mmの鋼線、好ましくは0.16mm
の鋼線を用いるのである。
(考案の効果)
以上の如く本考案によれば、側ストランド2を
7本乃至9本形成する一方、前記芯ストランド1
の素線3の直径を0.13〜0.2mmとし、前記側スト
ランド2の素線3の直径を0.13〜0.15mmとして、
これら各素線3の直径をほゞ同径とし、かつ前記
芯ストランド1の素線3の本数を前記各側ストラ
ンド2の素線3の本数より多くして、前記芯スト
ランド1の外径を前記各側ストランド2の外径よ
り大径に形成したので、ワイヤロープをウインド
レギユレータとして用いる場合、該ワイヤロープ
の外径を変えることなく、前記各側ストランド2
の各素線3に作用する最大曲げ応力を小さくする
と共に、曲げ荷重を7本乃至9本の側ストランド
2に分散させて、1本当たりの側ストランド2に
作用する曲げ荷重を小さくする一方、前記芯スト
ランド1の1本当たりの素線3に作用する曲げ荷
重を小さくして、全体として曲げ荷重に対する耐
強度を増大できるため、曲げ疲労が生じにくいの
であり、曲げ疲労による断線を防止して、耐久性
を向上できるのである。
7本乃至9本形成する一方、前記芯ストランド1
の素線3の直径を0.13〜0.2mmとし、前記側スト
ランド2の素線3の直径を0.13〜0.15mmとして、
これら各素線3の直径をほゞ同径とし、かつ前記
芯ストランド1の素線3の本数を前記各側ストラ
ンド2の素線3の本数より多くして、前記芯スト
ランド1の外径を前記各側ストランド2の外径よ
り大径に形成したので、ワイヤロープをウインド
レギユレータとして用いる場合、該ワイヤロープ
の外径を変えることなく、前記各側ストランド2
の各素線3に作用する最大曲げ応力を小さくする
と共に、曲げ荷重を7本乃至9本の側ストランド
2に分散させて、1本当たりの側ストランド2に
作用する曲げ荷重を小さくする一方、前記芯スト
ランド1の1本当たりの素線3に作用する曲げ荷
重を小さくして、全体として曲げ荷重に対する耐
強度を増大できるため、曲げ疲労が生じにくいの
であり、曲げ疲労による断線を防止して、耐久性
を向上できるのである。
しかも、芯ストランド1の素線3の直径と側ス
トランド2の素線3の直径を略同一径と成すこと
によつて、芯ストランド1の素線3と側ストラン
ド2の素線3の強度を同等にした上で、前記側ス
トランド2を7本乃至9本の側ストランド2に分
散できるので、1本当たりの側ストランド2に作
用する接触圧力を小さくでき、各側ストランド2
のガイドローラなどとの接触による摩耗をも少な
くでき、これら摩耗による断線を極力防止して耐
久性をより一層向上できるのである。
トランド2の素線3の直径を略同一径と成すこと
によつて、芯ストランド1の素線3と側ストラン
ド2の素線3の強度を同等にした上で、前記側ス
トランド2を7本乃至9本の側ストランド2に分
散できるので、1本当たりの側ストランド2に作
用する接触圧力を小さくでき、各側ストランド2
のガイドローラなどとの接触による摩耗をも少な
くでき、これら摩耗による断線を極力防止して耐
久性をより一層向上できるのである。
さらに、前記芯ストランド1の素線径を0.13〜
0.2mmとし、側ストランド2の素線径を0.13〜0.15
mmとしたから、ウインドレギユレータ用ワイヤロ
ープとして必要な可撓性が得られながら、摩耗に
よる断線及び曲げ疲労による断線もなくし得るの
である。
0.2mmとし、側ストランド2の素線径を0.13〜0.15
mmとしたから、ウインドレギユレータ用ワイヤロ
ープとして必要な可撓性が得られながら、摩耗に
よる断線及び曲げ疲労による断線もなくし得るの
である。
従つて、本考案によれば、前記した各構成の組
合わせにより、ワイヤロープの全体構造に亘つ
て、耐久性の向上をはかることができ、長期間使
用することができるウインドレギユレータ用ワイ
ヤロープを提供できるのである。
合わせにより、ワイヤロープの全体構造に亘つ
て、耐久性の向上をはかることができ、長期間使
用することができるウインドレギユレータ用ワイ
ヤロープを提供できるのである。
第1図は本考案ワイヤロープの拡大断面図、第
2図はワイヤロープの曲げ荷重に対する耐強度を
実験する実験装置の概略図、第3図は使用状態を
示す説明図、第4図は従来例の拡大断面図であ
る。 1……芯ストランド、2……側ストランド、3
……素線。
2図はワイヤロープの曲げ荷重に対する耐強度を
実験する実験装置の概略図、第3図は使用状態を
示す説明図、第4図は従来例の拡大断面図であ
る。 1……芯ストランド、2……側ストランド、3
……素線。
Claims (1)
- 素線3を多数本撚り合わせて形成した芯ストラ
ンド1及び側ストランド2とから成り、前記芯ス
トランド1の周りに前記側ストランド2を撚り合
わせ、外径を1.0〜2.5mmとしたウインドレギユレ
ータ用ワイヤロープであつて、前記側ストランド
2を7本乃至9本形成する一方、前記芯ストラン
ド1の素線3の直径を0.13〜0.2mmとし、前記側
ストランド2の素線3の直径を0.13〜0.15mmとし
て、これら各素線3の直径をほゞ同径とし、かつ
前記芯ストランド1の素線3の本数を前記各側ス
トランド2の素線3の本数より多くして、前記芯
ストランド1の外径を前記各側ストランド2の外
径より大径に形成したことを特徴とするウインド
レギユレータ用ワイヤロープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985153398U JPH0351358Y2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985153398U JPH0351358Y2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6264796U JPS6264796U (ja) | 1987-04-22 |
| JPH0351358Y2 true JPH0351358Y2 (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=31429200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985153398U Expired JPH0351358Y2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0351358Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR100356311B1 (ko) * | 2000-05-30 | 2002-10-12 | 고려제강 주식회사 | 자동차 윈도우 레귤레이터용 와이어 케이블 |
| JP2002327380A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-15 | Kurisansemamu Kk | 排煙・換気窓開閉操作用ワイヤロープ |
| KR20030054727A (ko) * | 2001-12-26 | 2003-07-02 | 고려제강 주식회사 | 기기 작동 케이블 |
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Family Cites Families (2)
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|---|---|---|---|---|
| JPS5127386B2 (ja) * | 1971-08-26 | 1976-08-12 | ||
| JPS551317A (en) * | 1978-06-12 | 1980-01-08 | Asahi Miniroopu Kk | Wire rope |
-
1985
- 1985-10-07 JP JP1985153398U patent/JPH0351358Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6264796U (ja) | 1987-04-22 |
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