JPH0351576Y2 - - Google Patents

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JPH0351576Y2
JPH0351576Y2 JP11433082U JP11433082U JPH0351576Y2 JP H0351576 Y2 JPH0351576 Y2 JP H0351576Y2 JP 11433082 U JP11433082 U JP 11433082U JP 11433082 U JP11433082 U JP 11433082U JP H0351576 Y2 JPH0351576 Y2 JP H0351576Y2
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valve
pressure
piston
supply
chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、流体圧の給排系と該流体圧による動
作系との間に介在させて流体圧回路を様々に変換
する流体圧回路変換素子に関する。
流体圧制御における動作系がシリンダに内蔵さ
れた単純なピストンである場合、該シリンダの両
側圧力室と給排系とを接続する2本の圧流体流路
に介装した切換弁の切換操作のみで該ピストンの
往復作動ストローク端での停止を行える。しかる
に、例えば後述する三位置切換弁の弁体を作動さ
せるピストンのように複雑な動作制御を要する
種々の動作系においては、該動作制御を行うため
に動作系より導出した第3の圧流体流路を前記の
2本の圧流体流路とそれぞれ切換弁を介して接続
したり、前記の給排系と共に別系統の給排系を更
に切換弁を介して動作系に接続して、これら複数
の切換弁をそれぞれ相互のタイミングを調整しつ
つ切換操作することになり、このタイミング調整
及び切換操作のための非常に複雑な駆動制御機構
を必要としていた。
本考案は、上述の事情に鑑み、給排系と動作系
を接続する第1および第2の2本の圧流体流路間
に介装して、この介装状態において動作系との間
に第3の圧流体流路を接続して内部でこれら3本
の流路を結ぶ回路を構成できると共に、それ独自
の駆動手段を要さず、上記第1および第2の圧流
体流路の圧力状態に応じて自動的に上記3つの流
路間の回路を様々に変換し得る流体圧回路変換素
子を提供し、もつて流体圧制御における装置構成
及び駆動制御機構の簡略化ならびにこの素子の利
用による新たな流体圧制御方式の実現を図ること
を目的としている。
すなわち、本考案の流体圧回路変換素子は、上
記目的達成するために、筒形ケース内が第1ピス
トンを内装する第1室と第2ピストンを内装する
第2室とに区画され、上記両ピストンの各受圧面
に対向する上記ケース端壁にそれぞれ一対の第1
給排圧ポートと第2給排圧ポートが形成され、且
つ上記両ピストンが相反方向に常時付勢され、上
記第1ピストンは第2室内へ突入して先端が第1
弁体を構成する軸部を備えると共に、その受圧面
より軸部を通して第2室内に常時連通する通孔が
形成される一方、上記第2ピストンには、背面側
開口部に上記第1弁体に対応する第1弁座部を有
して受圧面側開口部に第2弁座部を有する弁孔が
貫説されると共に、その外周面と上記弁孔とを連
通する連通孔が穿設され、上記ケースの第2室側
周壁に上記連通孔に臨む第3給排圧ポートが形成
され、また上記弁孔内に第2弁座部に対応する第
2弁体が常時閉動方向に付勢されて装填され、こ
の第2弁体は第2ピストンがケース端壁に接する
位置において先端を該端壁に当接することにより
開弁状態に保持されるように構成されてなるもの
である。
上記構成の流体圧回路変換素子は、給排系と動
作系との間を結ぶ第1と第2の2本の圧流体流路
に対して第1及び第2給排ポートをそれぞれ直列
に接続し、かつ第3給排ポートを利用して動作系
と第3の圧流体流路で接続する。ここで、第1及
び第2の圧流体流路は共にその圧力状態とは無関
係にケース端壁内面と両ピストンの受圧面との間
を通して流通状態を保持し、また第1の圧流体流
路は第1ピストンの通孔を介して第2室の第2ピ
ストン背方側空間に常時連通し、更に第3の圧流
体流路は連通孔を介して第1ピストンの弁孔内に
常時連通している。
しかして、第1及び第2の圧流体流路が共に給
圧されていない場合は、両ピストンは共にケース
端壁側に位置して第1弁体及び第2弁体が開放状
態にあるため、第1〜3の三つの圧流体流路が素
子内部で連通した回路形態をとる。次に第1の圧
流体流路のみが給圧されている場合は、第1ピス
トンが付勢に抗して往動し、これに伴つて第1弁
体が第1ピストンの第1弁座に圧接して閉弁する
ために第1の圧流体流路は他の流路に対して遮断
され、第2と第3の圧流体流路が連通した回路形
態となる。逆に第2の圧流体流路のみが給圧され
ている場合は、第2ピストンが付勢に抗して往動
し、やはり第1弁座が第1弁体に圧接して第1の
圧流体流路は他の流路に抗して遮断されるが、第
2弁体もケース端壁内面から離れて閉弁可能状態
となつて付勢力により第2弁座に圧接し、第2と
第3の圧流体流路間も遮断されるから、三つの圧
流体流路が素子内部で互いに非連通の回路形態と
なる。更に、第1及び第2の圧流体流路に共に給
圧されている場合は、両ピストンが往動して第1
弁体及び第2弁体が閉止し、やはり三つの圧流体
流路が素子内部で互いに非連通の回路形態とな
る。
従つて、この流体圧回路変換素子によれば、第
1及び第2の圧流体流路の圧力状態の変化により
素子内部で第1〜3の圧流体流路を、全流路連
通、全流路非連通、第2,3の圧流体流路連通−
第1の圧流体流路非連通、の3つの回路形態に自
動的に変換することができ、この変換は給排形に
おける第1及び第2の圧流体流路の給排圧・停止
の切換えのみで行える。
以下、本考案の流体圧回路変換素子を三位置切
換弁における制御装置の回路変換に利用する実施
例につき、図面を参照しつつ説明する。なお、こ
の説明の前段では、該回路変換に本考案の素子を
利用しない場合を述べる。
第1図において、制御装置1は三位置切換弁2
の上部に同軸上で付設される。三位置切換弁2は
略F形に構成された三つの流路3a,3b,3c
と二つの弁機構4,5を備え、その弁機構4,5
のうちいずれか一方が閉じられ、かつ、他方が開
放されるノーマル状態と、双方がある開度で開放
される状態とに択一的に設定される。なお、4
a,5aは弁体、4b,5bは弁座を示す。
つぎに、制御装置1は、そのピストン6が三位
置切換弁2の上部に連結されたシリンダ7に内蔵
されるとともに、このシリンダ7の上部に制御部
8を有する。
第2図において、上記ピストン6は、その上面
および下面にそれぞれ凹入部8a,9bを有し、
かつその中心部に、このピストン6と上記弁体4
a,5aとを連結する連結ロツド10が固着され
る。また、このピストン6によつて区画形成され
るシリンダ7内の第1圧力室11a及び第2圧力
室11bの各外壁にそれぞれ給排圧ポートA,B
が設けられる(第1図参照)。ピストン6を往動
方向(上方)または復動方向(下方)へ付勢する
ためのスプリングなどの弾性部材12は上記第1
圧力室11aおよび第2圧力室11bへ択一的に
介装されるが、その場合、図示例のように、弾性
部材12として圧縮コイルスプリングを用い、こ
れを第2圧力室11bへ介装した場合には、ピス
トン6ないし弁体4a,5aが常時往動方向へ付
勢されるため、第1図に実線で示すように、上部
弁機構4が閉、下部弁機構5が開となつて第1流
路3aと第3流路3cとが連通され、いわゆるノ
ーマルオープン状態となる。これに対し、上記弾
性部材12を第1圧力室11aに介装した場合に
は、第1図に仮想線で示すようにその付勢によつ
て、下部弁機構5が閉、上部弁機構4が開となつ
て第2流路3bと第3流路3cとが連通され、い
わゆるノーマルクローズ状態となる。上記した二
つの状態のうち、いずれに設定するかは、安全サ
イドがいずれにあるかによつて決定される。な
お、弾性部材12を設置する場合には、上記ピス
トン6の凹入部9a,9bが、コイルスプリング
の端部を位置決めするのに役立つ。
つぎに制御部8は、制御用弁箱13の内部に所
定の機構を内蔵してなる。すなわち、弁箱13は
筒状壁13aの中間部に仕切壁14を備え、この
仕切壁14によつて第1室15と第2室16とが
区画形成される。そして、第1室15の内壁面の
一部にねじ部17が設けられ、このねじ部17に
螺入出自在に螺合された筒状の位置決め部材18
の下端中央部に弁座19が形成される。また、筒
状壁13aの上端部に蓋体を兼用する回動部材2
0が回動自在に設けられ、この回動部材20の内
面に下向きに突設された複数本のピン21が、上
記位置決め部材18の複数箇所に形成された縦孔
22に摺動自在に嵌入される。したがつて、回動
部材20の外周に設けられたハンドル23を手で
持つて、この回動部材20を正または逆方向に所
定角度回動させることにより、上記位置決め部材
18が正または逆方向に回動されつつ、上下に変
位される。なお、回動部材20の近傍の筒状壁1
3aにはブラケツト24が突設され、このブラケ
ツト24にストツパビス25が設けられる。
また、上記第1室15および第2室16を挿通
して設けられた制御用ロツド26は、上記ピスト
ン6に連結された下部ロツド26aおよび上記回
動部材20を貫通する上部ロツド26bを弁箱内
部で連結してなり、この連結部において、弁箱1
3の第1室15と第2室16とを相互に連通する
通孔27が形成される。そして上記第1室15に
おいては、上部ロツド26bに筒状の可動弁部材
28が密閉摺動自在に外嵌されており、この可動
弁部材28に、上記通孔27の第1室側ポート2
7aを開閉するための第1弁部28aと、上記位
置決め部材18の弁座19に対応する第2弁部2
8bとが設けられる一方、上部ロツド26bにお
ける上記第1室側ポート27aの直下位に段付部
29aが形成されるとともに、この段付部29a
に対して常時可動弁部材28を押付けるスプリン
グ29bが、この可動弁部材28と上記回動部材
20との間に介装される。これら段付部29aお
よびスプリング29bは可動弁部材28の位置決
め機構29を構成し、可動弁部材28の第2弁部
28bが位置決め部材18の弁座19に当接して
いないときには、この位置決め機構29の作用に
より、上記第1室側ポート27aが可動弁部材2
8の第1弁部28aによつて閉じられるように設
定される。
ここにおいて、上記第1室15は位置決め部材
18の弁座19によつて上部区画室15aと下部
区画室15bに二分され、各区画室15a,15
bに対応する筒状壁13aの所定部位にそれぞれ
給排圧ポートC,Dが設けられ、また、上記第2
室16に対応する筒状壁13aの所定部位にも給
排圧ポートEが設けられる。
弁体4a,4bを中間位置に設定して三つの流
路3a,3b,3cを相互に連通させるときは、
次の手順による。
第7図に示すように、ノーマルオープンに設定
されているときには、給排圧ポートDとAを配管
31によつて接続し、この状態で、弁体4a,4
bの位置つまり、上部弁機構4および下部弁機構
5の弁開度を所望のものとするために、ハンドル
23を操作して回動部材20を一定角度だけ正ま
たは逆方向に回動させ、これによつて位置決め部
材18を、たとえば、第2図中矢印Pで示すよう
に、上記開度に応じた位置まで変位させる。これ
によつて、可動弁部材28の第2弁部28bと位
置決め部材18の弁座19との間に通路イが形成
される。
この状態から給排圧ポートCに給圧すると、そ
の流体圧が上部区画室15a、通路イ、下部区画
室15b、給排圧ポートD、配管31および給排
圧ポートAをこの順に通つて第1圧力室11aに
入るので、ピストン6および弁体4a,5aが弾
性部材12の付勢に抗して押下げられ、これによ
つて上部弁機構4が開放される。このようなピス
トン6および弁体4a,5aの下降に伴い、制御
用ロツド26が下降し、これに追従して可動弁部
材28が第5図中矢印Qのように下降するが、可
動弁部材28の第2弁部28bが位置決め部材1
8の弁座19に当接した時点では、同図のよう
に、上部区画室15aと下部区画室15bとが遮
断され、第1圧力室11aへの給圧が停止され
る。そのため、ピストン6および弁体4a,5a
の下降が停止し、これらはその中間位置に保持さ
れて、三つの流路3a,3b,3cが相互に連通
される。なお、上記第2弁部28bと弁座19と
が当接した時点において、第1圧力室11aに過
剰圧が作用した場合には、第6図中矢印Rのよう
に、制御用ロツド26が弾性部材12の付勢に抗
して下降するが、このとき可動弁部材28が位置
決め部材18によつて位置決めされている関係
上、通孔27の第1室側ポート27aが下部区画
室15bに開放され、これによつて、上記第1圧
力室11aの余剰圧が給排圧ポートA、配管3
1、給排圧ポートDおよび下部区画室15bを逆
流し、さらに、第1室側ポート27a、通孔2
7、第2室側ポート27b、第2室16および給
排圧ポートEをこの順に通つて大気中へ放出され
る。こうして余剰圧が放出されると、弾性部材1
2の付勢によつて、弁体4a,5aが適正位置に
設定される(第5図参照)。
一方、第8図に示されるように、ノーマルクロ
ーズに設定されているときには、給排圧ポートD
と給排圧ポートBとを配管32によつて接続し、
給排圧ポートEに給圧するのである。この場合に
は当初、通孔27の第1室側ポート27aが、た
とえば第6図のように、下部区画室15bに開放
されているため、シリンダ7の第2圧力室11b
へは配管32を通して第1室15から送圧され、
この送圧によつてピストン6および弁体4a,5
aが上昇されると、第5図のように、可動弁部材
28の第1弁部28aによつて通孔27の第1室
側ポート27aが閉じられるので、これによつて
第2圧力室11bへの送圧が停止され、弁体4
a,5aが所定位置に設定されて、各流路3a,
3b,3cが相互に連通される。また、第2圧力
室11bに対して過剰圧が供給されたときには、
その過剰分に見合う量だけ余分に制御用ロツド2
6が押上げられるので、それに伴つて、たとえば
第2図に示されるような通路イが形成され、この
通路イを通して余剰圧が給排圧ポートCより大気
中へ放出される。したがつて、弁体4a,5aが
適正な位置に設定されることになる。
以上説明したような制御方法を採つた場合、弁
体4a,5aはその上下限および中間の各位置を
とり得るだけであり、ハンドル23を操作する場
合以外においては、弁体4a,5aを中間位置か
ら上限または下限に設定することはできない。つ
まり、各流路3a,3b,3cが相互に連通して
いる状態から、瞬時に第2流路3bおよび第3流
路3cの相互間のみが連通する状態に切換えた
り、第1流路3aおよび第3流路3cの相互間の
みが連通する状態に切換えることは不可能であ
る。
しかるに、上記の制御装置1の流路変換に本考
案の流体圧回路変換素子を利用すれば、上述の瞬
時の切換が可能となる。以下、その実施例を図面
にしたがつて説明する。
第2図において、流体圧回路変換素子40は、
その筒形ケース41の内部が仕切板42によつて
第1室43と第2室44とに二分され、これら第
1室43および第2室44にそれぞれ第1ピスト
ン45および第2ピストン46が各別に内装され
るとともに、これら各ピストン45,46の受圧
面45a,46aにそれぞれ対向する上記ケース
41の両端壁に、それぞれ一対ずつの第1給排圧
ポートF,Gと第2給排圧ポートH,Iが設けら
れる。また、第2ピストン46はその軸心位置に
貫通状の弁孔49が形成され、この弁孔49にお
ける背面側の開口部および上記受圧面46a側の
開口部にそれぞれ第1弁座部50aおよび第2弁
座部50bが設けられる一方、上記第1ピストン
45に一体形成された軸部45bが第2室44内
に突出されて、その先端に、上記第1弁座部50
aに対応する第1弁体51aが設けられ、また、
上記弁孔49内に、第2弁座部50bに対応する
第2弁体51bが設けられる。
ここにおいて、第1ピストン45および第2ピ
ストン46と仕切板42の各相互間にスプリング
52,53が介装されて、両ピストン45,46
が相反する方向に付勢され、これにより、自然状
態では第1弁座部50aと第1弁体51aとが開
放されている。また、第1ピストン46および第
2弁体51bの相互間にスプリング54が介装さ
れて、この第2弁体51bが閉動方向に付勢され
る。その場合自然状態では、第2弁体51bの先
端面がケース41の端壁内面に当たつて、上記付
勢にもかかわらず、第2弁座50bと第2弁体5
1bとの相互間は開放さている。さらに、第1ピ
ストン45の軸部45bには、この第1ピストン
45の受圧面45a部と第2室44とを連通する
通孔55が形成され、第2ピストン46には、そ
の外周面部と第1弁座部50aとの間にわたる連
通孔56が形成され、また、第2弁体51bに
も、この第2弁体51bによつて区画される上記
弁孔49内の二つの区画室を連通する連通孔57
が形成される。そして、上記連通孔56に対応す
る第3給排圧ポートJがケース41の周壁に設け
られる。
なお、第2図において、58は切換弁、59は
送圧用コンプレツサ、60は盲蓋を示す。
以上において、この流体圧回路変換素子40に
上述の作用を行わせるには、第2図のように、制
御装置1がノーマルオープンに設定されている場
合、配管61,62,63により給排圧ポートC
とG,DとJ,AとIがそれぞれ接続される一
方、配管64,65によつて給排圧ポートFとH
が切換弁58に接続される。
この状態において、切換弁58が中立位置に設
定されているとき、第2図から明らかなように、
流体圧回路変換素子40における給排圧ポートF
とIが通孔55、弁孔49、連通孔57によつて
連通される関係上、シリンダ7の第1圧力室11
aが大気に開放され、弁体4a,5aが弾性部材
12の付勢によつてその上限に設定されて、上部
弁機構4が閉塞される。したがつて、第1流路3
aおよび第3流路3cの相互間のみが連通され
る。
つぎに、弁体4a,5aを所望の中間位置に設
定するときは、上述のように位置決め部材18を
所定のレベルに変位させた後、切換弁58を第1
位置P1に設定する。これにより、給排圧ポート
Fから送圧された流体圧が第1ピストン45の受
圧面45aに作用し、この第1ピストン45を第
3図中矢印Sのように下動させる。このため、そ
の第1弁体51aが第1弁座部50aを閉じ、上
記流体圧は給排圧ポートCおよび配管61を通し
て給排圧ポートCに入る。一方、給排圧ポートJ
とIは、連通孔56、弁孔49および連通孔57
によつて連通されているため、給排圧ポートDと
Aは連通されている。したがつて、上述したとこ
ろと同様にして弁体4a,5aが所定の中間位置
に設定され、各流路3a,3b,3cが相互に連
通される。
この状態から、下部弁機構5を閉じる必要が生
じた場合には、切換弁58を第2位置P2に設定
し給排圧ポートHに送圧する。これにより、第4
図のように、給排圧ポートFから送圧された流体
圧が第2ピストン46の受圧面46aに作用し、
この第2ピストン46を第4図中矢印Tのように
上動させる。このため、第2弁座部50bと第2
弁体51bとの押合いによつてこれが閉じられ、
シリンダ7の第1圧力室11aへは、給排圧ポー
トIおよび配管63を通して直接流体圧が送給さ
れることになり、弁体4a,5aが弾性部材12
の塑性に抗してその下限まで移動され、下部弁機
構5が閉じられる。
これに対し、制御装置1がノーマルクローズに
設定されている場合は、第9図のように、配管6
6,67,68によつて給排圧ポートEとG,D
とJ,BとIをそれぞれ接続する。この場合の作
用は上述したところから明らかであるのでその詳
細は省略する。
以上のように、本考案の流体圧回路変換素子
は、流体圧の給排系と該流体圧による動作系とを
結ぶ第1と第2の2本の圧流体流路間に介装し
て、かつこの介装状態において動作系との間に第
3の圧流体流路を接続して内部にこれら3本の流
路を結ぶ圧流体回路を構成できると共に、これら
3本の流路のの接続状態が異なる3種の回路形態
に変換することができ、しかもこの変換がそれ自
体の駆動手段を要さずに給排系における上記第1
と第2の圧流体流路の給排圧・停止の切換えに応
じて自動的になされるものであり、加えて上記の
回路変換機構が筒形ケース内にコンパクトに組み
込まれて独立した一つの素子として取扱うことが
でき、この変換回路形態を適用し得る種々の流体
圧制御機構に簡単に組み付けることが可能であ
る。従つて、この素子によれば、即存の流体圧制
御方式における装置構成の簡素化ならびに切換弁
等の駆動制御機構の簡略化を図り得ると共に、こ
の回路変換機能を利用して独得な動作あるいは複
雑な動作を行わせる新たな流体圧制御方式を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は三位置切換弁5及び制御装置を示す一
部切欠側面図、第2図は本考案の流体圧回路変換
素子を上記制御装置に付設した状態を示す縦断側
面図、第3図及び第4図は流体圧回路変換素子の
作動を説明するための縦断側面図、第5図および
第6図は制御装置の作動を説明するための要部縦
断側面図、第7図はノーマルオープン時の配管系
統図、第8図および第9図はノーマルクローズ時
の配管系統図である。 40……流体圧回路変換素子、41……筒形ケ
ース、43……第1室、44……第2室、45…
…第1ピストン、45a……第1ピストンの受圧
面、45b……軸部、46……第2ピストン、4
6a……第2ピストンの受圧面、49……弁孔、
50a……第1弁座部、50b……第2弁座部、
51a……第1弁体、51b……第2弁体、5
2,53,54……スプリング、55……通孔、
56……連通孔、F,G……第1給排圧ポート、
H,I……第2給排圧ポート、J……第3給排圧
ポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒形ケース内が第1ピストンを内装する第1室
    と第2ピストンを内装する第2室とに区画され、
    上記両ピストンの各受圧面に対向する上記ケース
    端壁にそれぞれ一対の第1給排圧ポートと第2給
    排圧ポートが形成され、且つ上記両ピストンが相
    反方向に常時付勢され、上記第1ピストンは第2
    室内へ突入して先端が第1弁体を構成する軸部を
    備えると共に、その受圧面より軸部を通して第2
    室内に常時連通する通孔が形成される一方、上記
    第2ピストンには、背面側開口部に上記第1弁体
    に対応する第1弁座部を有して受圧面側開口部に
    第2弁座部を有する弁孔が貫設されると共に、そ
    の外周面と上記弁孔とを連通する連通孔が穿設さ
    れ、上記ケースの第2室側周壁に上記連通孔に臨
    む第3給排圧ポートが形成され、また上記弁孔内
    に第2弁座部に対応する第2弁体が常時閉動方向
    に付勢されて装填され、この第2弁体は第2ピス
    トンがケース端壁に接する位置において先端を該
    端壁に当接することにより開弁状態に保持される
    ように構成されてなる流体圧回路変換素子。
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