JPH0351828Y2 - - Google Patents

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JPH0351828Y2
JPH0351828Y2 JP1984039451U JP3945184U JPH0351828Y2 JP H0351828 Y2 JPH0351828 Y2 JP H0351828Y2 JP 1984039451 U JP1984039451 U JP 1984039451U JP 3945184 U JP3945184 U JP 3945184U JP H0351828 Y2 JPH0351828 Y2 JP H0351828Y2
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boss
case
tape
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boss base
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JP1984039451U
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案はテープカートリツジにおいて、これ
の本体ケースを構成するプラスチツク製の上下ケ
ースのねじ締結箇所、とくに前方左右隅部におけ
るねじ締結箇所に特徴を有するものである。
〔背景技術〕
第6図および第7図は代表的な従来例であつ
て、本体ケース1を構成する上下ケース1a,1
bの前方左右隅部におけるねじ締結箇所を示して
おり、これでは下ケース1bの前方両隅部に角形
のねじ下穴13を有するボス14aが突設されて
いるとともに、ボス外径より大径の基部16がケ
ース内側にほぼ半周にわたつて膨出形成されてい
る。問題はこの大径のボス基部16である。
つまり、ケース内隅部の内側方にはテープ3を
ケース前面に案内するためのガイドローラ6が配
備されるが、このガイドローラ6がちようど大径
のボス基部16に対向することになつて両者の間
隔C1が極めて小さいものになつている。現実に
はこの間隔C1が約0.8mm程度である。そのため、
テープ組込み時において第7図に示すごとくテー
プ3をボス基部16の上端16aに引つ掛けてし
まい、上ケース1aを蓋合わせ連結するときに下
ケース1bとの間でテープ3を挟み込むトラブル
を招いている。かかる不具合は自動機によるテー
プ組込みの場合、ガイドピン5やガイドローラ6
の外周にスリーブを入れて行なうのが常なので更
に助長される。下ケース1bに対して上ケース1
aが位置ずれ状態で案内されてきたときはなお更
である。
また、ボス基部16が大径で厚肉となつている
と、下ケース成形時の不均一な熱収縮変形、いわ
ゆるヒケが図中符号Aで示すごとくケース下面に
生じ、これがケースの平行平面度を低下させてテ
ープ走行性に悪い影響を与えるばかりでなく、外
観を損なつて商品価値を低減しかねない。更に、
厚肉部の存在は金型の冷却時間を多く要し、生産
性の低下をも招いている。
そこで、かかる不具合を解消するために提案さ
れたのが第8図および第9図に示す形態である。
これは前記ボス基部16をボス14aと同径にす
ることで、従来例にみられたボス基部16上への
テープ乗り上がりを回避してボス基部16とガイ
ドローラ6との間隔C2を大きく採つてテープ3
を楽に組込めるとともに、ボス基部16の部分的
な肉厚化を減少させることで前述のヒケも効果的
に防止できるようにしたものである。しかし、こ
れも第9図に示すごとく大きい間隔C2において
テープ3がボス基部16側に片寄りがちなので、
上ケース1aの蓋合わせ時になおテープ3を挟み
込んでしまうトラブルが生じている。
更にボス基部16の内周側面を下拡がりの傾斜
面に形成することが実公昭57−44544号公報に公
知である。これによれば、テープ3はボス基部1
6の上面に突つ掛かることなく前記傾斜面に沿つ
て落とし込み装着できる。しかし、この場合でも
装着後のテープ3はボス基部16側に片寄りがち
なので、前記傾斜面に沿つてテープ3の上端がボ
ス14a側に傾斜し、下ケース1bに上ケース1
aを被せ付ける際に上下ケース1a,1b間でテ
ープ3を挟み込むトラブルを避けられない。
〔考案の目的〕
そこで本考案の目的は、下ケース1bにテープ
3を上方から案内して装着する際に、テープ3の
下端エツジがボス基部16の上端に引つ掛かるこ
となく容易に組み付けられるようにしたテープカ
ートリツジを得るにある。
本考案の他の目的は、下ケース1bに上ケース
1aを被せ付ける際にも上下ケース1a,1b間
にテープ3を挟み込むことのないテープカートリ
ツジを得るにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案では前述
の基本構成からなるテープカートリツジにおい
て、図示するごとく前記ボス基部16の内周側面
16bを垂直面に形成したこと、ボス基部16を
前記ボス14aの外径よりも僅かに大径に形成し
て、ボス基部16とこれに対向するよう本体ケー
ス1内に装備されるガイドローラ6との間隔Cを
大に設定してあること、上ケース1aにおける前
記係合穴17のケース内方側の周壁部18は、そ
の内周側面18bを穴縁側に向かつて先細りとな
るテーパー面に形成してあること、この周壁部1
8の先細り端18aが前記ボス基部16の上端1
6aに突き合わせ状に対向するようにしたことを
要件とする。
〔実施例〕
第1図は標準仕様のフイリツプス型テープカー
トリツジを例示している。これの本体ケース1は
プラスチツク製の上下ケース1a,1bを蓋合わ
せ状にねじ結合してなり、その中央部の左右に上
下貫通状の駆動軸挿入孔2,2を有し、本体ケー
ス1内にテープ3が巻かれる一対のハブ4,4を
各駆動軸挿入孔2,2上に位置せしめて可回転に
装置してあり、本体ケース1の前方左右にはテー
プガイドピン5,5を下ケース1bから一体に突
設するとともに、テープガイドローラ6,6を別
体の金属ピンからなる支軸7,7を介してそれぞ
れ可回転に装置してある。なお、この支軸7,7
は下ケース1bから一体に立設される場合ある。
かくして、テープ3がガイドピン5およびガイド
ローラ6に案内されて一方の供給側ハブ4から繰
り出され、ケース前面の消去ヘツド挿入口8、録
音再生用磁気ヘツド挿入口9、ピンチローラ挿入
口10を順に通つて他方の巻取側ハブ4に巻き取
られるようにしたものである。
かかる構造のテープカートリツジの組付けに際
しては、下ケース1bにガイドローラ6を上方か
ら挿嵌し、テープ3が巻かれたハブ4,4を装着
し、テープ3を所定のテープパスに沿つて通し、
その他の所要部品も装着したのち、上ケース1a
を被せ付け、上下ケース1a,1bを四隅部およ
び前方中央部の合計5箇所でタツピングねじ11
によりねじ結合することになる。
このねじ結合のために、上ケース1aの各ねじ
締結箇所にはねじ挿通孔12を透設してあり、ま
た下ケース1bには該ねじ挿通孔12に対向させ
てねじ下穴13を有するボス14a,14a,1
4b,14b,14cが立設されている。
これらボスのうち、本考案は下ケース1bの前
方左右隅部にあつて、前記ガイドローラ6,6に
近接対向するボス14a,14aを問題にする。
第2図ないし第5図において、問題のボス14
a,14aは下ケース1bの周壁15の隅部から
ケース内方に向けて張り出し連設された基部16
の上面に円筒状に突出形成されており、この基部
上面は周壁15の上面、つまりケース分割面fと
面一であつて、下ケース1bに上ケース1aを蓋
合わせしたとき前記ボス14aが前記ねじ挿通孔
12に連設された上ケース1a側の位置決め用係
合穴17に嵌入する。
かかる基本形態のテープカートリツジにおい
て、本考案では前記ボス基部16の内周側面16
bを垂直面に形成し、ボス基部16を前記ボス1
4aの外径よりも僅かに大径に形成して、ボス基
部16とこれに対向するよう本体ケース1内に装
備されるガイドローラ6との間隔Cを最狭部で
1.2〜1.8mmとなるよう大きく設定する。そして、
上ケース1aにおける前記係合穴17のケース内
方側の周壁部18は、その内周側面18bを穴縁
側に向かつて先細りとする弯曲状のテーパー面に
形成し、この周壁部18の先細り端18aが、下
ケース1bに上ケース1aを被せ付けた状態にお
いて前記ボス基部16の上端16aに突き合わせ
状に対向するようにしたものである。
なお、ボス基部16の上端16aへのテープ引
つ掛かりをなくすためには上端16aを極力小さ
くすることが望ましいが、皆無にするとこれに対
向する周壁部18の先細り端18aが尖鋭エツジ
になつてしまい、上下ケース蓋合わせ時の受け面
としての機能が無くなつてしまうので、実用上支
障のない程度に上端16aを僅かに残して形成し
たものである。
図示例の全容は以上のようになつているが、本
考案が超小型のテープカートリツジ、いわゆるマ
イクロカセツトやビデオ用テープカートリツジな
ども広く含むことは云うまでもない。
〔考案の効果〕 以上のようにした本考案によれば、ボス基部1
6とこれに対向するガイドローラ6との間隔Cを
大に設定してあるので、組付けに際してこの両者
16,6間にテープ3を上方から挿入したとき、
テープ3の下側エツジがボス基部16の上端16
aに引つ掛かつたままになることはまずなく、一
時的に引つ掛かつたとしてもテープ3が僅かに動
くだけで確実にボス基部上端16aから内方側に
外れ落ちる。しかも、ボス基部16とガイドロー
ラ6との間に挿入されたテープ3がボス基部16
の内周側面16bに接触する状態になつても、該
内周側面16bは垂直面に形成されているので、
テープ3は垂直状に起立しており、この状態下で
下ケース1bに上ケース1aを被せ付けて行く
と、上ケース1の係合穴17の周壁部18はその
テーパー状内周側面18bの先細り端18aがテ
ープ3よりも外側に位置した状態でボス14aが
係合穴17に導入されることになるから、該内周
側面18bが常にテープ3の上端エツジに接当し
てテープ3を無理なくケース内方側(ガイドロー
ラ6側)に押しやることになる。したがつて、手
作業によるときは言うまでもなく、ガイドローラ
6にスリーブを嵌装して自動機でテープ組込みを
行なうときでも、上下ケース1a,1b間でテー
プ3を挟み込むことを皆無にできる。
また、ボス基部16の肉厚が小さいために、こ
こでのヒケの発生もよく防止でき、精度の高いケ
ース成形も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案に係るテープカー
トリツジを例示しており、第1図は一部切欠き平
面図、第2図は下ケースの要部平面図、第3図は
上ケースの要部平面図、第4図は要部の縦断面
図、第5図は要部の分解斜視図である。第6図お
よび第7図は従来例を示しており、第6図は要部
の平面図、第7図はその縦断面図である。第8図
および第9図は改良された更に異なる従来例を示
しており、第8図は要部の平面図、第9図はその
縦断面図である。 1……本体ケース、1a……上ケース、1b…
…下ケース、3……テープ、4……ハブ、6……
ガイドローラ、11……タツピングねじ、12…
…ねじ挿通孔、13……ねじ下穴、14a……ボ
ス、15……周壁、16……ボス基部、16a…
…ボス基部の上端、17……係合穴、18……係
合穴の周壁部、18a……周壁部の先細り端、C
……ボス基部とガイドローラとの間隔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体ケース1がプラスチツク製の上下ケース1
    a,1bを蓋合わせ状にタツピングねじで結合し
    てなり、 本体ケース1の前方左右隅部のねじ締結箇所に
    おいて、下ケース1bの周壁15の前方両隅部
    に、該周壁15の隅部からケース内方に向けてボ
    ス基部16を張り出し連設するとともに、該基部
    16の上面に該周壁15の上面より突出するねじ
    下穴13付きのボス14aを立設してあり、 上ケース1aの前方両隅部に前記ボス14aが
    嵌入する位置決め用の嵌合穴17およびこれに連
    なるねじ挿通孔12を形成してなるテープカート
    リツジにおいて、 前記ボス基部16の内周側面16bを垂直面に
    形成し、 ボス基部16を前記ボス14aの外径よりも僅
    かに大径に形成して、ボス基部16と、これに対
    向するよう本体ケース1内に装備されるガイドロ
    ーラ6との間隔Cを大に設定してあり、 上ケース1aにおける前記係合穴17のケース
    内方側の周壁部18は、その内周側面18bを穴
    縁側に向かつて先細りとなるテーパー面に形成し
    てあり、 この周壁部18の先細り端18aが前記ボス基
    部16の上端16aに突き合わせ状に対向するよ
    うにしたことを特徴とするテープカートリツジ。
JP3945184U 1984-03-19 1984-03-19 テ−プカ−トリツジ Granted JPS60155059U (ja)

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JPS60155059U JPS60155059U (ja) 1985-10-16
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