JPH035205A - 車両のトレッド制御装置 - Google Patents

車両のトレッド制御装置

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JPH035205A
JPH035205A JP13825289A JP13825289A JPH035205A JP H035205 A JPH035205 A JP H035205A JP 13825289 A JP13825289 A JP 13825289A JP 13825289 A JP13825289 A JP 13825289A JP H035205 A JPH035205 A JP H035205A
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JP
Japan
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tread
control valve
steering
hydraulic
vehicle
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Application number
JP13825289A
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English (en)
Inventor
Hajime Kozuka
元 小塚
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両のトレッド、すなわち左右の車輪間の距
離を可変ならしめる車両のトレッド制御装置に関する。
(従来の技術) 車両のトレッドは、広く設定した方が車両の操縦安定性
をより向上できることが従来知られている。
また、トレッドを広げると車輪の内側に位置するシャシ
フレームと車輪との距離を大きく設定できるため、シャ
シフレームに干渉しない範囲で得られる車輪の最大舵角
を大きく設定することができ、車両の旋回半径を減少さ
せることができることも知られている。
しかしながら、車両の直進時には車輪をホイールハウス
内に位置させなければならない関係上、むやみにトレッ
ドを広げると車幅も大きくしなければならないため、従
来は車両に設定される車幅に合わせてトレッドを固定的
に設定することが一般に行われている。このため、従来
は固定的に設定されるトレッドにより最大舵角が決定さ
れ、この最大舵角により車両の最小旋回半径が決定され
てしまうものとなっていた。
さらに、このような状況を打開できる装置として、特開
昭61−22611号公報に開示された装置が知られて
いる。この従来例は、車速及び舵角に応じてサスペンシ
ョンアームの車体側取付位置を車幅方向に変位させるも
のであり、大舵角時等に旋回内輪側のサスペンションア
ームを車幅方向外方に変位させることにより、車輪の最
大舵角を増大させて最小旋回半径を縮小させようとする
ものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来例のものは、装置を作動させる
だめの油圧源として、専用のオイルポンプを使用するも
のとなっているため、特にパワーステアリング装置等の
油圧装置と併設する場合には、オイルポンプの取付スペ
ースを確保することが困難になったり、車両の動力損失
が大きくなったりする問題があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の点に鑑みて創案されたもので、車輪の車
体に対する車幅方向位置を調整可能に構成されたトレッ
ド可変ja横と、油圧式のパワーステアリング装置と、
同パワーステアリング装置のパワーシリンダの低圧側油
圧室から排出されオイルが供給されて作動しその作動時
に上記車輪を車幅方向外方に変位させる方向に上記トレ
ッド可変機構を作動させるよう設けられた油圧アクチュ
エータと、上記パワーステアリング装置の方向制御バル
ブと上記パワーシリンダの左右の圧力室とを接続する油
路に介装されるとともにステアリングホイールの操舵量
に応じて変位して上記パワーシリンダの低圧側圧力室と
上記油圧アクチュエータとの連通を制御するトレッド制
御バルブとを有し、同トレッド制御バルブは、上記操舵
量が所定値に達するまでは上記方向制御バルブの左右の
出力ポートと上記パワーシリンダの左右の圧力室とを連
通ずると共に上記パワーシリンダの圧力室と−F記油圧
アクチュエータとの連通を遮断し、上記操舵量が上記所
定値を越えると上記方向制御バルブの高圧側出力ポート
と上記上記パワーシリンダの高圧側圧力室との連通は維
持する一方、上記方向制御バルブの低圧側出力ポートと
上記低圧側圧力室との連通は遮断し、同低圧側圧力室を
上記油圧アクチュエータに連通ずるよう構成されている
ことを特徴とする車両のトレッド制御装置である。
(作用) 本発明によれば、ステアリングホイールの操舵量が所定
値を越えると、トレッド制御バルブがパワーステアリン
グ装置の低圧側圧力室から排出されるオイルを油圧アク
チュエータに供給することにより油圧アクチュエータが
作動し、これにより油圧アクチュエータがトレッド可変
機構を作動させて車輪を車幅方向外方に変位させるもの
である。
このため、大舵角時には車輪と車体との車幅方向の隙間
が増大し車輪の操舵可能な最大舵角が増大(7て車両の
最小旋回半径が縮小されるものである。
そして、油圧アクチュエータを作動させるための油圧源
としてパワーステアリング装置を使用するものであるた
め、専用の油圧源を必要とすることがないものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づき詳細に説明
する。
第1図に示すように、ナックル1は下部アーム部1aを
ボールジヨイント2を介してロワアーム3の外端に支持
されると共に1邪アーム部1bをボルト4,4によりス
トラットアセンブリ5の下端に固定されている。ボール
ジヨイントの中心は符号Cにより図示されており、ロワ
アーム3のllfの車体取付部の中心が符号Bにより図
示されている。また、ストラットアセンブリ5の上端は
車体6に支持されており、このためナックル1はロワア
ーム3およびストラットアセンブリ5により車体6に対
して上下揺動自在に支持されると共に図中ACaにより
形成されるキングピン軸回りに旋回可能に支持されるも
のとなっている。
ナックル1の央部には略円筒状に形成されたセンタボス
部ICが設けられている。このセンタボス部1cの内周
側には、略円筒状に形成されたスライダ7が装着されて
おり、このスライダ7の外周とセンタボスfaB1cの
内周にはそれぞれ相互に螺合する螺旋状の突状が形成さ
れて送りねじ機構8が構成されている。このため、スラ
イダ7がナックル1に対して相対回転を生じると、この
相対回転変位は送りねじ機構8の作用によりナックル1
に対するスライダ7の軸線方向変位に変換され、スライ
ダ7は車幅方向に変位するものとなっている。そして、
この送りねじ機構8は後述の油圧アクチュエータ9が図
示の状態から伸長するとスライダ7が車幅方向外方に変
位する向きに形成されている。なお、ナックル1のセン
タボス部1c。
スライダ7、送りねじ機構8はトレッド可変機構を成す
ものであり、この送りねじ機構8はカムリード機構に変
更しても差支えない。
また、スライダ7の外周両端部には外径方向に突出した
円環フランジ状のストッパ?a、7bが形成され、ナッ
クルlのセンタボス部1c両端との干渉によりスライダ
7の過大変位が防止されるものとなっている。さらに、
ナックル1のセンタボス部1cの内周両端部にはそれぞ
れ円環状のスライドブツシュ10a、10bが装着され
ており、ナックル1に対するスライダlの相対変位を円
滑化するものとなっている。そしてこれらのスライドプ
ツシ5lOa、10bは相互に比較的広いスパンを有し
て配置されているため、後述の車輪に作用する横力や上
下刃がモーメント力としてスライダ7に加わる場合も、
これらの力を効率よくナックルlにより受けることがで
きるものとなっている。加えて、ナックルlのセンタボ
スRICの両端外周部とストッパ7a、7b外周との間
には、それぞれ蛇腹状に形成されたゴム製のベローズ1
1a、、llbが装着されてふり、スライダ7外周とナ
ックル1のセンタボス部1c内周との間への塵埃、泥水
等の侵入が防止されるものとなっている。
また、上記のストッパ?a、7bの当たり面側には第4
図に示すように凹溝40が形成され、この凹溝40にゴ
ムあるいは樹脂等の弾性リング41が装着されている。
このため、ストッパ7a、7b作動時の打音及び衝撃が
緩挿1されるものとなっている。この場合の構造は、第
4図に示した凹溝40、弾性リング41に換えて第5図
に示した如く弾性リング42と金環43を使用するもの
としてもよく、また第6図に示した如く皿ばね44を使
用するものとしてもよい。
スライダ7の内周には、ベアリング12のアウタハウジ
ングが嵌着されており、ベアリング12のインナハウジ
ングはホイールハブ13の外周に嵌着されている。この
ため、スライダ7はベアリング12を介してホイールハ
ブ13を回転自在に支持するものとなっている。そして
、ホイールハブI3の中心部にはドライブシャフト14
の出力端が嵌着されており、ホイールハブ13はこのド
ライブシャツ)14から駆動力を受けて回転するものと
なっている。ホイールハブ13に形成される円環フラン
ジglB13aにはディスクブレーキ装置のブレーキデ
ィスクI5が図示しないボルトにより固定されており、
またこの円環フランジ部13aに植設されたハブボルト
16とホイールナツト17とにより車輪のホイール17
がホイールハブ13に固定されている。
前述した油圧アクチュエータ9は、ナックル1の上部ア
ーム部1bの上端とスライダ7の内端外周の一部に膨出
形成された入力部7cとの間に設けられ、その伸縮動作
によりナックル1とスライダ7との間に相対的な回転変
位を発生させるものとなっている。第2図に示すように
この油圧アクチュエータ9は、上端をボールジヨイント
20を介してナックルlの上部アーム部ibに連結され
下方に開口した円筒状のケーシング9aを有しており、
このケーシング9a内にピストン9bがスライド自在に
配設されている。そしてピストン9bに固定されたピス
トンロッド9cの下端部はケーシング9aの下端から突
出するものとなっており、このピストンロッド9Cの下
端部はボールジヨイント21を介してスライダ7の人力
部7cに連結されている。また、ケーシング9a内には
ケーシング9a下部とピストン9 b ”78面との間
にスプリング9dが配設され、ピストン9bはこのスプ
リング9dによりケーシング9aの上部方向にイ」勢さ
れている。このため油圧アクチュエータ9はスプリング
9dにより全長を短縮される方向に付勢されたものとな
っている。ケーシング9a内のピストン9bにより仕切
られた上方の室は油圧室9eと(2て構成されている。
このため、後述する油圧制御装置から第1図に示す配管
9「を介してこの油圧室9eへ油圧が導入されると、油
圧アクチュエータ9はスプリング9dの付勢力に抗して
伸長し、逆に油圧室9eへ油圧が導入されない時には前
述のスプリング9dにより油圧アクチ5i−夕9は最短
状態に保持されるものとなっている。
さらに、ケーシング9a外周とピストンロッド9Cの下
端部との間には蛇腹状のベローズ9gが設けられ、ケー
シング9a内への塵埃、泥水等の侵入が防止されるもの
となっている。また、ベローズ9gの内室とケーシング
9a内の下方室とは通路9hを介して連通されており、
油圧アクチュエータ9の伸縮に伴うケーシング9a内の
下方室の容積変化をベローズ9gの内室により吸収する
ものとなっている。なお、第2図に示す91はピストン
9bに設けられたピストンシールである。
ナックル1は、第2.3図に示すように車体後方に延設
されたナックルアームldを有している。
ナックルアーム1dの先端には第3図に示すように水平
面内において車幅方向に対して角度θだけ前傾して配置
されたピボット軸22を介して補助リンク24の上端が
枢支されている。そして、図示しないステアリング装置
に応動して車幅方向に変位するタイロッド23の外端が
、補助リンク24の下端にボールジヨイント25を介し
て連結されている。さらに、スライダ7の内端外周の人
力部7c下方には保持部7dが膨出形成されており、こ
のスライダ7の保持部7dとボールジヨイント25のケ
ースとにコントロールアーム26の両端が枢着されてい
る。このコントロールアーム26は、スライダ7のナッ
クルに対する相対回転変位に応じて補助リンク24の前
後方向への振れ角を制御することにより、ボールジヨイ
ント25の前後位置を制御12て実質的なナックルアー
ム長Rを可変制御するものである。なお、第2,3図中
に示した符号りはボールジヨイント25の中心位置を示
すものである。また、ナックルアームld。
支軸22.補助リンク24.ボールジヨイント25及び
コントロールアーム26はナックルアーム長可変機構を
成すものである。
ディスクブレーキ装置のキャリパ30は、車軸中心に対
して前述した油圧アクチュエータ9及びナックルアーム
ldとは反対側(車体前方側)に位置してナックル1に
取り付けられている。このキャリパ30は、ナックル1
に固定されてブレーキディスク15の内側に位置するサ
ポートブラケット31と、サポートブラケット31の外
周縁部に形成された突起状ボス部31aに螺着されて車
幅方向外方に突出する2つの固定ビン32.32と、こ
れら2つの固定ビン32.32にスライド自在に装着さ
れたキャリパボテ−33と、キャリパボデー33とブレ
ーキディスク15との間に装着されたブレーキパッド3
4.34とを有している。
このため、スライダ7のナックル1に対する相対変位に
より発生するブレーキディスク15の車幅方向変位に対
して、キャリパボテ−33は固定ビン32.32に対し
てスライド変位することにより追従するものとなってい
る。さらに、固定ビン32.32の周囲にはキャリパボ
テ−33とサポートブラケット31とに連結される蛇腹
状のベローズ35が設けられ、キャリパボテ−33と固
定ビン32.32との摺動部分に塵埃、泥水等の侵入が
防止されるものとなっている。
第7図は、油圧アクチュエータ9の作動を制御する前述
した油圧制御装置を示す油圧回路図である。
この油圧制御装置は自体公知のパワーステアリング装置
の油圧を使用して油圧アクチュエータ9への油圧の供給
を制御するものである。すなわち、第7図において、5
0はオイルを貯溜するリザーバタンク、51はリザーバ
タンク内のオイルを吸入して吐出するオイルポンプ、5
3はオイルポンプ側から供給される油圧を受けて作動し
操舵補助力を発生するパワーステアリング用油圧シリン
ダ、54は油圧シリンダ53へ作用する油圧をステアリ
ングホイール55の操作状態に応じて制御する方向制御
バルブ、56はラックアンドピニオン式のステアリング
ギヤボックスであり、これらの部材50〜56は全て公
知のものである。そして、油圧アクチュエータ9への油
圧の供給を制御するためのトレッド制御バルブ57がパ
ワーステアリング用の方向制御バルブ54の左右の出力
ポートと油圧シリンダ53の左右の油圧室とを接続する
油路58.59に介装されている。このトレッド制御バ
ルブ57は6ポートバルブにより構成され、中立状態に
おいて方向制御バルブ54の左右の出力ポートと油圧シ
リンダ53の左右の油圧室とをそれぞれ連通すると共に
油圧アクチュエータ9の油圧室9eをリザーバタンク5
0に接続するよう構成されている。また、このトレッド
制御バルブ57は、ステアリングロッド60に連結され
て操舵作動に追従して変位するものとなっており、ステ
アリングロッド60に追従した変位を発生しても方向制
御バルブ54の高油圧が出力されるポートと油圧シリン
ダ53の高油圧が供給される油圧室との連通を常に維持
するが、ステアリングホイールの舵角が所定量に達する
と方向制御バルブ54の低圧状態になるポートと油圧シ
リンダ53の低圧状態となる油圧室との連通を遮断し、
その後は舵角変位に伴い油圧シリンダ53の油圧室から
排出されるオイルを油圧アクチュエータ9へ供給するよ
・う構成されている。なお、トレッド制御バルブ57と
油圧アクチュエータ9とを接続する油路はリリーフ弁6
1を介してリザーバタンク50に接続されており、この
リリーフ弁61により油圧アクチュエータ9の油圧室9
eに作用する油圧が高くなり過ぎることが防止されるも
のとなっている。加えて、油圧アクチュエータ9の油圧
室9eは逆止弁62を介してリザーバタンク50にも接
続されている。この逆止弁62は、リザーバタンク50
側から油圧アクチュエータ9側へのオイルの流通のみを
許容するもので、油圧アクチュエータ9の油圧室9e内
の圧力が負圧になることを防止するものである。
上記実施例の作用を以下に説明する。
まず、第7図に示した油圧制御装置に゛おいてステアリ
ングホイール55を左方向に操舵した場合を考えると、
方向制御バルブ54の左出カポ−)Lから高油圧が出力
されこの油圧が油路59を介して油圧シリンダ53の右
圧力室53bに導入されるのでステアリングロッド60
は第7図中左方向に変位し左右の車輪が左方向に操舵さ
れる。モして舵角が所定量より小さい状態ではトレッド
制御バルブ57の変位は小さいので、油圧シリンダ53
の左圧力室53aから排出されるオイルは油路58及び
制御バルブ54を介してリザーバタンク50に戻される
。この状態では油圧アクチュエータ9はりず一バタンク
50に接続されているので、油圧アクチュエータ9は最
短状態にありトレッドは変化しない。また、舵角が所定
量より大きくなるとステアリングロッド60の変位に追
従するトレッド制御バルブ57の第7図中左方への大き
な変位により方向制御バルブ54の右ボー)Rと油圧シ
リンダ53の左圧力室53aとの連通は遮断されるが、
左出力ポートLと右圧力室53bとの間の連通は維持さ
れるのでパワーステアリング装置の作動は確保される。
そして、この状態では油圧シリンダ53の左圧力室53
aが油圧アクチュエータ9の油圧室9eに連通ずるので
、操舵作動に伴い油圧シリンダ53から排出されるオイ
ルが油圧アクチュエータ9に導入され、油圧アクチュエ
ータ9が伸長する。なお、この状態からステアリングホ
イール55を中立方向に切り戻すと舵角が所定量より小
さくなった時点で油圧アクチュエータ9はリザーバタン
ク50に接続されるので、油圧アクチュエータ9はスブ
ング9dの付勢力により短縮される。
また、上記とは逆にステアリングホイール55を右方向
に操舵1.た場合にも、油圧アクチュエータ9は上記の
場合と同様に作動する。
次に、第1〜3図に示した装置の作動を詳細に説明する
。上記の油圧制御装置から出力される油圧が第1図に示
す配管9fから油圧アクチュエータ9の油圧室9cに導
入されると、油圧アクチュエータ9のピストン9 bが
スブング9dの付勢力に抗して第2図中下方に変位し、
アクチュエータ9が伸長する。これにより、スライダ7
はナックルlに対j7て第2図中時計回り方向に回転変
位するが、同時にスライダ7とナックルlとの間に設け
られた送りねじ機構8の作用により、スライダ7はナッ
クル1に対して第1図中左方(車幅方向外方)に変位す
る。このとき、スライダ7とナックル1との間には、ス
ライドブツシュ10a、10bが設けられているため、
ナックル1に対するスライダ7の変位は円滑に行われる
。そして、スライダ7にベアリング12を介して支持さ
れたホイールハブ13及びホイールハブ13に固定され
たブ1ノー十ロータ15.ホイール18もスライダ7に
追従して車幅方向外方へ変位する。このため、ホイール
18に装着されたタイヤ19も車幅方向外方へ変位し、
車両のトレッドが広がることになる。なお、ホイールハ
ブ13はスライダ7にベアリング12を介して回転自在
に支持されているので、スライダ7の回転変位に伴いホ
イールハブ13、ブレーキディスク15.ホイール18
.  タイヤ19が回東云すること(まない。また、ブ
レーキディスクの車幅方向変位に追従してキャリパボテ
−33もスライド変位するので、ブレーキの作動が妨げ
られることはない。
ところで、上記したスライダ7の変位は、コントロール
アーム26を介してボールジヨイント25にも伝達され
るので、タイロッド23の外端に装着されたボールジヨ
イント25は、ピボット軸22を中心に第2.3図中左
方に揺動変位する。このため、ボールジヨイント25の
中心点りの位置により変化する実質的なナックルアーム
長さRが短くなる。そして、油圧アクチュエタ−9が伸
長作動するのは前述のように操舵時であるので、このナ
ックルアーム長さRが短くなることにより、車輪に発生
する舵角が増大する。
この作動について、第8図に基づいてより詳細に説明す
る。第8図において、破線は一般的な従来装置による操
舵状態を、−点鎖線はトレッドの増大だけを行った場合
の(呈舵状態を、実線は本実施例による操舵状態をそれ
ぞれ示すものである。破線で示した従来装置においては
、車体6との隙間SOにより車輪の最大舵角が決定され
ることになり、この場合のタイロッドとナックルアーム
との接続点をDOlまた実質的なナックルアーム長さを
ROにてそれぞれ図示している。また、−点鎖線で示し
たトレッド制御のみを行う場合は、DOROは変化しな
いが、破線で示した従来例に比べて片側でΔTのトレッ
ドの増大しすることになる。このため、車体6との隙間
がSlより大きいS2に増大するし、車体6との隙間が
増大した分だ(」車輪の舵角を増大することができるこ
とになる。そして、実線で示した本実施例においては、
前述したようにトレッドの増加に伴いコントロールアー
ム26によりボールジヨイント25がナックルの中央寄
りに変位するので、実質的なナックルアーム長さが図中
R2で示すようにROに比べて短くなる。この時、クイ
ロッド23の左右方向位置はステアリングホイールの操
舵量により決定されているため、ナックルアーム長さが
短くなる分車軸の舵角が増大することになる。そして、
車輪と車体6との隙間は破線で示した従来例と同程度に
なり舵角を増大させることにより車輪が車体と干渉する
等の不都合は発生しない。なお、この場合のボールジヨ
イント25の中心位置はD2にて図示している。また、
第3図にて図示したピボット軸22の設定角度θは、コ
ントロールアーム26によるボールジヨイント25の変
位をタイロッドの変位に干渉させることなく円滑且つ効
率良く行うために設定したものである。加えて、第8図
中の符号にはナックル1の回動中心を示すものである。
また、上記第8図においては旋回内輪側の車輪の作動に
ついて説明したが、図示しない旋回外輪側の車輪におい
ても、トレッドの増大に応じて実質的なナックルアーム
長さが減少することにより車輪の舵角が増大し、舵角が
増大してもトレッドの増大により車体との隙間が確保さ
れることは容易に理解される筈である。
上記実施例によれば、大舵角時にトレッドが広がり車輪
の最大舵角が増大するので、車幅を広げることなく車両
の最小旋回半径を減少させることができるとともに、直
進時にタイヤがフェンダからはみ出すこともない利点を
有する。また、特に旋回内輪側および旋回外輪側におい
て車体に干渉することなく車輪の舵角を増大できるので
極めて効率良く車体の最小旋回半径が減少される効果を
奏する。
なお、旋回半径を減少させる必要がない場合は最大舵角
の増大分ホイールベースを延長して車両の乗心地を向上
させることもできる。
以下に上記実施例の詳細構造に関する効果を列記する。
まず、ナックルlとスライダ7との間に送りねじ機構を
設けることにより車輪を車幅方向に変位させてトレッド
を制御するものであるため、車両旋回時に車輪に横力が
作用しても調整されたトレッドが確実に保持されると共
に、この横力が直接アクチュエータに加わることがなく
、信頼性及び耐久性に優れる効果を奏する。
また、トレッドを可変にするための構成をナックル1に
設けるものとしたため、トレッドを変化させた場合にキ
ャンバ、キャスタ等のサスペンションアライメントが変
化することがなく、安定した操縦安定性を確保できると
共に、サスペンションアーム等は従来のものをそのまま
使用できるの利点がある。
さらに、ナックル1とスライダ7との間に間隔を置いて
スライドブツシュ10a、lObを設けたので、省スペ
ースでスライダ7の変位を円滑化させることができると
同時にタイヤに加わる横力や上下刃により発生するモー
メントを効率良く受けることができる効果を奏する。
また、ナックル1とスライダ7とのスライド変位を規制
するストッパ7a、7bを設けたので安全性に優れ、ま
たこのストッパに緩衝部材を配置したので、衝撃音が発
生する等の不都合がなく実用性に優れる利点がある。
加えて、キャリパボデー33はサポートブラケットから
車幅方向外方へ突出する固定ピン32にスライド可能に
支持され、この固定ピン32のキャリパボデー33への
挿入深さを十分確保することができるので、トレッド小
時(直進時あるいは小舵角時)に固定ピン32に過大な
曲げモーメントが作用することがなく、効率良くトレッ
ド変化にキャリパボデー33を追従させることができる
利点がある。
また、油圧アクチュエータ9はブレーキキャリノく−と
は車軸を挟んで反対側に配置されるので、デッドスペー
スが有効に利用されスペース効率に優れるとともに、油
圧アクチュエータ9内にスプリング9dを配置したので
、油圧を供給する装置が故障してもトレッドが小さい状
態に保持することができ、安全性に優れる。
さらに、補助リンク24及びコントロールアーム26を
設けることにより、トレッド増大時にタイロッド外端の
ボールジヨイントを変位させてナックルアーム長を短く
するようにしたので、簡単な構成でトレッドの増大に連
動して効率良く車輪の舵角が増大し旋回半径が低減され
て車両取り回し性が向上する効果を奏する。
また、操舵操作に連動するトレッド制御バルブ57によ
りパワーステアリング装置の油圧シリンダから排出され
るオイルを使用して油圧アクチュエータ9を作動させる
ようにしたので、特別の圧力源を必要とすることがなく
、エネルギー効率及びスペースユーティリティに優れる
と同時に簡単な構造で且つ確実に大舵角時にトレッドを
増大させることができる効果を奏する。
なお、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、トレッド可変機構として従来例の特開64−226
11号公報に示されるものと同様のものを使用してもよ
い。
また、このほか本発明の要旨を変えない範囲内で種々の
変形実施が可能であることは言うまでもない。
(発明の効果) 以」―、実施例と共に具体的に説明(7たように、本発
明によれば、操舵h3作に連動するトレッド制御バルブ
によりパワーステアリング装置の油圧シリンダから排出
されるオイルを使用j−で油圧アクチュエータを作動さ
せてトレッドを増大させるようにしたので、特別の圧力
源を必要とすることがなく、簡単な構造で且つ確実に大
舵角時にト1ノットを増大させて車両の最小旋回を径を
縮小することができ、エネルギー効率及びスペースユー
ティリティに優れる車両のトレッド制御装置を簡単な構
造で安価に提供する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す後面図、第2図は第1
図の■矢視側面図、第3図は第1図の■矢視側面図、第
4図は第1図の要部拡大図、第5゜6図は第4図の構成
の変形例を示す第4図対応図、第7図は油圧制御装置の
概略構成図、第8図は作動説明図である。 1・・・ナックル、ld・・・ナックルアーム。 7・・・スライダ、8・・・送りねじ機構。 9・・・油圧アクチュエータ、23・・・タイロッド。 24・・・補助リンク、25・・・ボールジヨイント2
6・・・コントロールアーム。 30・・・ブレーキキャリパ、53・・・パワーシリン
ダ。 54・・・方向制御バルブ。 57・・・トレッド制御バルブ。 60・・・ステアリングロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車輪の車体に対する車幅方向位置を調整可能に構成され
    たトレッド可変機構と、油圧式のパワーステアリング装
    置と、同パワーステアリング装置のパワーシリンダの低
    圧側油圧室から排出されオイルが供給されて作動しその
    作動時に上記車輪を車幅方向外方に変位させる方向に上
    記トレッド可変機構を作動させるよう設けられた油圧ア
    クチュエータと、上記パワーステアリング装置の方向制
    御バルブと上記パワーシリンダの左右の圧力室とを接続
    する油路に介装されるとともにステアリングホィールの
    操舵量に応じて変位して上記パワーシリンダの低圧側圧
    力室と上記油圧アクチュエータとの連通を制御するトレ
    ッド制御バルブとを有し、同トレッド制御バルブは、上
    記操舵量が所定値に達するまでは上記方向制御バルブの
    左右の出力ポートと上記パワーシリンダの左右の圧力室
    とを連通すると共に上記パワーシリンダの圧力室と上記
    油圧アクチュエータとの連通を遮断し、上記操舵量が上
    記所定値を越えると上記方向制御バルブの高圧側出力ポ
    ートと上記上記パワーシリンダの高圧側圧力室との連通
    は維持する一方、上記方向制御バルブの低圧側出力ポー
    トと上記低圧側圧力室との連通は遮断し、同低圧側圧力
    室を上記油圧アクチュエータに連通するよう構成されて
    いることを特徴とする車両のトレッド制御装置
JP13825289A 1989-05-31 1989-05-31 車両のトレッド制御装置 Pending JPH035205A (ja)

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