JPH0352142A - 光情報記録方法及び情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録方法及び情報記録媒体

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JPH0352142A
JPH0352142A JP1187055A JP18705589A JPH0352142A JP H0352142 A JPH0352142 A JP H0352142A JP 1187055 A JP1187055 A JP 1187055A JP 18705589 A JP18705589 A JP 18705589A JP H0352142 A JPH0352142 A JP H0352142A
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Yoshihisa Usami
由久 宇佐美
Shinichiro Obara
小原 信一郎
Mitsuru Sawano
充 沢野
Masao Yabe
矢部 雅夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、高エネルギー密度のレーザビームを用いて色
素を含む色素含有層及び反射層を有する情報記録媒体に
高い変調度の記録情報が得られるように光情報を記録す
る方法、及び上記のようにして光情報を記録した情報記
録媒体に関する。
[発明の技術的背景1 近年において、レーザ光等の高エネルギー密度のビーム
を用いる情報記録媒体が開発され、実川化されている。
この情報記録媒体は光ディスクと称され、ビデオ・ディ
スク、オーディオ・ディスク、さらには大容量静止画像
ファイルおよび大容量コンピュータ用ディスク・メモリ
などとして使用されている。
光ディスクは韮本構造として、ガラス、合成樹脂などか
らなる円盤状の基板と、この上C設けられたBi.Sn
,In,Te等の金属または半金属二またはシアニン系
、金属錯体系、キノン系等の色素からなる記録層とを有
ずる。なお、記録層が設けられる側の基板表面には通常
、基板の平面性の改善、記録層との接着力の向上あるい
は光ディスクの感度の向上などの点から、高分子物質か
らなる中間層が設けられることが多い.また、情報記録
媒体の耐久性を向上させる目的で、記録層上に保護層を
設けたり、あるいはディスク構造として、二枚の円盤状
基板のうちの少なくとも一枚の韮板−Lに記録層を設け
、この二枚の基板を、記録層が内側に位置し、かつ空間
を形成するようにリング状内側スベーサとリング状外側
スベーサとを介して接合してなるエアーサンドイッチ構
造が提案されている。このような保護層が設けられた光
ディスクやエアーサンドインチ構造を有する光ディスク
では、記録層は直接外気に接することがなく、情報の記
録、再生は基板を透過するレーザ光で行なわれるために
、記録層が物理的または化学的な損傷を受けたり、ある
いはその表面に塵埃が付着して情報の記録、再生の障害
となることがないとの利点がある。
そして、光ディスクへの情報の記録および光ディスクか
らの情報の再生は通常下記の方法により行なわれる。
情報の記録はレーザビームをこの光ディスクに照射する
ことにより行なわれ、記録層の照射部分がその光を吸収
して局所的に温度上昇し、物理的あるいは化学的な変化
(たとえば、ビットの生成)が生じてその光学的特性を
変えることにより情報が記録される。情報の再生もまた
、レーザビームを光ディスクに照射することにより行な
われ、記録層の光学的特性の変化に応じた反射光または
透過光を検出することにより情報が再生される。
このような情報記録媒体の記録層を形成する記録材料と
して上記のように金属類や色素等が知られている。色素
を用いた情報記録媒体は、金属等の記録材料に比べて高
感度であるなど記録媒体自体の特性において長所を有す
る他に、記録層を塗布法により簡単に形成することがで
きるという製造上の大きな利点を有している。しかしな
がら、色素からなる記録層は、一般に反射率が低い,あ
るいは高いC/Nが得られ難いとの欠点がある。
色素を含む記録層(以下、色素記録層と言うこともある
)への情報の記録は、レーザ光を照射することにより色
素記録層にビットを形成することにより行なわれる。色
素記録層がレーザ光を吸収し、それにより色素が融解す
るのに伴なってプラスチック製の基板が加熱され、該基
板は色素記録層側に肉盛り変形,しビットが形成される
ことが知られている。
しかしながら、このような状態で記録された情報のf調
度は未だ不充分であり、情報再生信号をコントラストが
高く読み誤りが低減された状態で読み取るために、上記
変調度を更に増大させることが望まれている. [発明の目的] 本発明は、基板上に色素を含む色素含有層及び反射層が
設けられた情報記録媒体に、高い変調度で情報再生信号
を得ることができるように光情報を記録する方法、及び
L記のようにして光情報が記録された情報再生信号の変
調度が高い情報記録媒体を提供することを目的とする。
[発明の要旨] 本発明は、円盤状基板上にレーザ光により情報の記録又
は再生が可能な色素を含む色素含有層が設けられ、該色
素含有層の上に反射層が設けられた情報記録媒体に光情
報を記録する方法において、該光情報の記録を、レーザ
光が照射された部位の該色素含有層の該反射層との境界
側部に空洞部が形成されるように?Iなうことを特徴と
する光[1記録方法にある。
本発明はまた、円盤状基板上にレーザ光により情報の記
録又は再生が可能な色素を含む色素含有層が設けられ、
該色素含有層の上に反射層が設けられた情報記録媒体に
光情報が記録された情報記録媒体であって、該光+Ig
報を記録するためのレーザ光が照射された部位の該色素
含有層の該反射層との境界側部に空洞部が形成されてい
ることを特徴とする情報記録媒体にある。
上記本発明の光情報記録方法及び光情報が記録された情
報記録媒体の好ましい態様は以下のとおりである。
l)上記情報記録媒体の色素が、シアニン系色素、フタ
ロシアニン系色素、メロシアニン系色素、ビリリウム系
色素、チオビリリウム系色素、アズレニウム系色素、ス
クワリリウム系色素、インドフェノール系色素、インド
アニリン系色素、トリフェニルメタン系色素、トリアリ
ルメタン系色素、キノン系色素、アミニウム系色素、ジ
インモニウム系色素、金属錯塩系色素、などから選ばれ
る色素の一種又は二種以上からなることを特徴とする上
記光情報記録方法及び光情報が記録された+n報記録媒
体。
2)上記情報記録媒体の色素含有層が、更に金属錯体系
色素を上記色素又は色素混合物1モル部に対してo.o
ot〜0.3モル部含むことを特徴とする上記光情報記
録方法及び光情報が記録された情報記録媒体。
3)上記色素含有層の層厚が、500〜2000大の範
囲にあることを特徴とする上記光情報記録方法及び光情
報が記録された情報記録媒体。
4)上記情報記録媒体の反射層が、Au、Ag,Cu,
Pt%Cr%Ti%Aj!およびステンレスからなる群
より選ばれる少なくとも一種の金属または合金からなる
ことを特徴とする上記光情報記録方法及び光情報が記録
された情報記録媒体。
5)上記反射層の層厚が、500〜2000工の範囲に
あることを特徴とする上記光情報記録方法及び光情報が
記録ざれた情報記録媒体。
6)上記反射層の上に保護層が設けられていることを特
徴とする上記光情報記録方法及び光情報が記録された情
報記録媒体。
7)上記情報記録媒体の基板の材料が、ポリカーボネー
ト、ポリオレフィンまたはセルキャストボリメチルメタ
クリレートであることを特徴とする上記光情報記録方法
及び光情報が記録された情報記録媒体。
8)上記空洞部の上記情報記録媒体の厚さ方向の最大大
きさが、上記色素含有層の層厚の2〜80%であること
を特徴とする上記光情報記録方法及び光情報が記録され
た情報記録媒体。
9〉上記光情報記録方法において、上記共板がプラスチ
ック製である情報記録媒体を使用し、上記光情報の記録
を、レーザ光が照射された部位の上記色素含有層の上記
反射層との境界側部に空洞部が形成されると共に、上記
円盤状基板の上記部位が上記色素含有層側に肉盛り変形
するように行なうことを特徴とする上記光情報記録方法
及び光情報が記録された情報記録媒体. 〔発明の詳細な記述] 本発明の方法で使用される情報記録媒体は5プラスチッ
ク製の円盤状基板上に、レーザ光により情報の記録又は
再生が可能な色素を含む色素含有層が設けられ、この色
素含有層の上に反射層が設けられた藁本構成を有する. −L記基板としては、透明体であればガラス、合成樹脂
等それ自体公知のものを任意に使用できるが、特に透明
プラスチックが好ましい。
上記基板を製造するためのプラスチックとしては従来の
情報記録媒体の基板として用いられている各種の材料か
ら任意に選択することができる。
基板の光学的特性、平面性,加工性、取扱い性、経時安
定性および製造コストなどの点から,基板材料の例とし
ては、セルキャストボリメチルメタクリレート、射出成
形ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂:ポリ塩
化ビニル、塩化ビニル共爪合体等の塩化ビニル系樹脂:
ボリカーボネート樹脂、アモルファスポリオレフィンお
よびポリエステルを挙げることができる。好ましくは、
ポリカーボネート、ポリオレフィンおよびセルキャスト
ボリメチルメタクリレートな挙げることができる。
色素含有層が設けられる側の基板表面には、平面性の改
善、接着力の向上、基板の耐溶剤性の改善および色素含
有層の変質の防止の目的で、下塗層が設けられてもよい
。下塗層の材料としてはたとえば、ポリメチルメタクリ
レート、アクリル酸・メタクリル酸共重合体、スチレン
・無水マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、N
−メチロールアクリルアミド、スチレン・スルホン酸共
瓜合体、スチレン・ビニル」・ルエン共重合体、クロル
スルホン化ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ塩化
ビニル、塩素化ポリオレフィン、ポリエステル,ポリイ
ミド、酢酸ビニル・塩化ビニル共重合体、エチレン・酢
酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ボリプロビレン、ポ
リカーボネート等の高分子物′R:シランカップリング
剤などの有機物質:および無機酸化物(Si02 ,A
.9203等)、無機フッ化物(MgFz)などの奥機
物質を挙げることができる。
下塗層は、たとえば上記物質を適当な溶剤に溶解または
分散して塗毎液を調製したのち、この塗布液をスビンコ
ート、ディップコート、エクストルージョンコートなど
の塗布法により基板表面に塗布することにより形成する
ことができる。下塗層の層厚は一般に0.005〜20
μmの範囲にあり、好ましくは0.01〜10μmの範
囲である。
また、基板(または下塗層)上には,トラッキング用溝
またはアドレス信号等の情報を表わす凹凸の形成の目的
で,プレグループ層および/またはプレビット層が設け
られてもよい。プレグループ層等の材料としては、アク
リル酸のモノエステル、ジエステル、トリエスデルおよ
びテトラエステルのうちの少なくとも一種の千ノマー(
またはオリゴマー)と光重合開始剤との混合物を用いる
ことができる。
プレグループ層の形成は、まず精密に作られた母型(ス
タンバー)上に上記のアクリル酸エステルおよび重合開
始剤からなる混合液を塗布し、さらにこの塗布液層上に
基板を載せたのち、基板または母型を介して紫外線の照
射により液層を硬化させて基板と液相とを固着させる。
次いで、基板を母型から剥離することによりプレグルー
プ層の設けられた基板が得られる。プレグループ層の層
厚は一般に0.05〜100μmの範囲にあり、好まし
くは0.1〜50μmの範囲である.また射出成形ある
いは押出成形などにより直接基板にプレグループおよび
/またはプレピットが設けられてもよい。
基板(またはプレグループ層等〉上には、レーザ光によ
り情報の記!!(書き込み)または再生(読み取り)が
可能な色素を含む色素含有層が設けられる。
上記色素は特に限定されるものではなく、どのようなも
のでも良い。例えば、シアニン系色素,フタロシアニン
系色素、メロシアニン系色素、ビリリウム系色素、チオ
ビリリウム系色素,アズレニウム系色素、スクワリリウ
ム系色素、インドフェノール系色素,インドアニリン系
色素、トリフェニルメタン系色素、トリアリルメタン系
色素、キノン系色素、アミニウム系色素、ジインモニウ
ム系色素、金属錯塩系色素などを挙げることができる。
色素は単一の色素であってもよく、また二種以上の色素
の混合物であってもよい。特に好ましい色素は、シアニ
ン系色素、メロシアニン系色素、アズレニウム系色素、
及びスクワリリウム系色素である。
また、シアニン系色素を用いる場合に、上記金属錯塩系
色素またはアミニウム系・ジインモニウム系色素をクエ
ンチャーとして一賭に用いることが好ましい。その場合
、クエンチャーとして金属錯曳系色素などを全色素1モ
ル部に対して0.001〜0.3モル部含むことが好ま
しい。
色素含有層の形成は、上記色素、さらに所望により結合
剤を溶剤に溶解して塗布液を調製し、次いでこの塗布液
を基板表面に塗布して塗膜を形成したのち乾燥すること
により行なうことができる。
−E記色素塗布液調製用の溶剤としては、酢酸エチル、
酢酸ブチル、セロソルブアセテートなどのエステル、メ
チルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソブチ
ルケトンなどのケトン、ジクロルメタン、1,2−ジク
ロルエタン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素、
テトラヒドロフラン、エチルエーテル、ジオキサンなど
のエーテル、エタノール、n−プロパノール、イソプロ
バノール、n−ブタノールなどのアルコール、ジメチル
ホルムアミドなどのアミド,2,2,3.3−テトラフ
ロロ−1−プロバノール等フッソ系溶剤などを挙げるこ
とができる。なお、これらの非炭化水素系有機溶剤は、
50容量%以内である限り、脂肪族炭化水素溶剤、脂環
族炭化水素溶剤、芳香族炭化水素溶剤などの炭化水素系
溶媒を含んでいてもよい. 塗ノ6液中にはさらに酸化防止剤、υV吸収剤,可塑剤
、滑刑なと各種の添加剤を目的に応じて添加してもよい
結合剤を使用する場合に結合剤としては、例えばゼラチ
ン、ニトロセルロース,酢酸セルロース等のセルロース
誘導体,デキストラン、ロジン,ゴムなどの天然有機高
分子物質;およびポリエチレン、ポリプロピレン、ボリ
スチレン、ポリイソブチレン等の炭化水素系樹脂、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル・ポ
リ酢酸ビニル共償合体等のビニル系樹脂、ポリアクリル
酸メチル、ポリメタクリル酸メチル等のアクリル別脂、
ポリビニルアルコール、塩素化ポリオレフィン、エボキ
シ樹脂、ブチラール樹脂、ゴム誘導体、フェノール・ホ
ルムアルデヒド樹脂等の熱硬化性樹脂の初期縮合物など
の合成有機高分子物質を挙げることができる。
塗布方法としては、スプレー法、スビンコート法、ディ
ップ法、ロールコート法、ブレードコート法、ドクター
ロール法,スクリーン印刷法などを挙げることができる
。色素の良好な配向状態を形成するためには,スビンコ
ート法を用いることが好ましい。
色素含有屠の材料として結合剤を併用する場合に、結合
剤に対する色素の比率は一般に0.01〜99%(瓜量
比)の範囲にあり、好ましくは1.0〜95%(重量比
)の範囲にある。
色素含有層の層厚は一般には100〜3000大、好ま
しくは、500〜2ooozの範囲である。
本発明で使用される情報記録媒体において上記色素含有
層の上に反射層、特に金属からなる反射層が設けられて
いる。反射層を設けることにより、反射率の向上の効果
、情報の再生時におけるS/Nの向上および記録時にお
ける感度の向上の効果も得ることができる。
反射層の材料としては、Mg,Se,Y、Ti.Zr、
Hf,V,Nb,Ta,Cr,MoW,Mn,Re,F
e,Co、Ni,Ru,Rh,Pd,Ir,Pt,Cu
,Ag,Au.Zn.Cd,All、Ga,In..S
i,Ge,Te.Pb,Po,Sn,Biなどの金属お
よび半金属を挙げることができる。さらにステンレス鋼
などの合金であってもよい.本発明では、温度400K
における熱伝導率が高い、少なくとも10w/m−k以
上の金属からなる反射層が設けられることが好ましい.
これにより、色素含有層にレーザ光を照射した際の熱を
反射層に急速に伝導することができる.これらの中でも
Au,AgCu,Pt%An、Cr%Niおよびステン
レス鋼が特に好ましい。これらの物質は単独で用いても
よいし、あるいは二種以上の組合せでまたは合金として
用いてもよい。
反射層は、たとえば上記光反射性物質を蒸着、スパッタ
リングまたはイオンプレーティングすることにより色素
含有層の上に形成することができる。反射層の層厚は一
般にはlOO〜30007,の範囲、好ましくは、50
0〜2000Xの範囲である。
そして該反射層の上には、色素含仔層および情報記録媒
体全体を物理的および化学的に保護する目的で保護層を
設けてもよい。また、この保護層?、耐傷性、耐湿質性
を高めるために基板の色素含有層が設けられていない側
にも設けられていてもよい。
保護層に用いられる材料の例としては、無機物質として
は、SiO,SiO■,Si,N4、MgF,,SnO
,等を挙げることができる。また、有機物質としては5
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、UV硬化性樹脂等を挙げ
ることができ、好ましくはUV硬化性樹脂である。本発
明においては、上記物質を塗布により設けた場合に顕著
な効果を得ることができる。特に上記有機物質を塗布に
より設けた場合に有効である。
すなわち、熱可塑性樹脂、熱硬化・性樹脂などを適当な
溶剤に溶解して塗布液を調製したのち、この塗布液を塗
布し、乾燥することによっても形成することができる。
Uv硬化性樹脂の場合には、そのままもしくは適当な溶
剤に溶解して塗布液を調製したのちこの塗布液を塗布し
,Uv光を照射して硬化させることによっても形成する
ことができる。Uv硬化性樹脂としては、ウレタン(メ
タ)アクリレート5エボキシ(メタ)アクリレート、ポ
リエステル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレ
ートのオリゴマー類、(メタ)アクリル酸エステル等の
千ノマー類等さらに光重台開始剤等の通常のUv硬化性
樹脂を使用することができる。これらの塗布液中には、
更に帯電防止剤、酸化防止剤,UV吸収剤等の各種添加
剤を目的に応じて添加してもよい。本発明では、UV硬
化性樹脂を用いることが好ましい。
保護層の層厚は一般には0.1〜100μmの範囲にあ
る。
上記以外にも、保護層は,たとえばプラスチックの押出
加工で得られたフィルムを接着層を介して反射層の上に
ラミネートすることにより形成することができる。ある
いは真空蒸着、スパッタリング、塗布等の方法により設
けられてもよい。
本発明は、上記のような情報記録媒体にレーザ光を使用
して特定の条件下に光情報を記録する方法である。
本発明において使用されるレーザ光としては、従来情報
記録媒体の情報記録に使用されている公知のレーザ光の
いずれであってもよい.本発明における上記光情報記録
の条件は、レーザ光が照射された部位の色素含有層の反
射層との境界側部に空洞部が形成されるようにレーザ光
の照射を行なうことである。
本発明において使用される前記のような#I#iの情報
記録媒体にレーザ光を照射して情報を記録する際に、レ
ーザ光の照射条件を変えることによりレーザ光が照射さ
れた部位の色素含有層の,反射層との境界側の部分に空
洞部が形成されることは、従来知られておらず本発明者
らにより初めて見出された現象である。レーザ光を受け
た部位の色素含有層の色素がレーザ光を吸収することに
より化学的及び/又は物理的に変化して該部位の色素含
有層の温度が上昇し、色素の上記のような変化によりガ
スが発生し、このガスが色素含有層と反射層との間にた
まり、上記温度上昇に伴なって色素含有層は軟化してい
るので、このガスが色素含有層を変形させ、その結果色
素含有層が変形することにより色素含有層と反射層との
境界に空洞部が形成され、ガスの発生量の増加につれて
次第に成長するものと考えられる。この時、反射層は前
記のように金属等からなっているので色素含有層よりも
変形し難く、上記空洞部の形成及び成長の間に変形する
ことなく通常は元の平面状態を維持している。従って、
この空洞部は、反射層側が平面で色素含有層側が球面又
は楕円体面状の平凸レンズ形状になっている。
本発明においては、上記空洞部の情報記録媒体の厚さ方
向の最大大きさが,上記色素含有層の層厚の2〜80%
、特に、10〜60%になるように空洞部が形成される
ように光情報の記録を行なうことが好ましい。
上記空洞部の情報記録媒体の厚さ方向の大きさが、上記
範囲の下限よりも小さ過ぎると空洞部の作用が十分発現
されず,また,上記範囲の上限よりも大き過ぎると相対
的に空洞部の情報記録媒体の平面方向の大きさも大きく
なりビット部の歪等が大きくなり、信号品位の低下を示
す傾向にある。
上記空洞部の太き空は,情報記録媒体の色素含有層に含
まれる色素の種類及び量、色素含有層の厚さ、使用する
レーザ光の強度及び照射時間、基板の種類などの諸条件
により変化するので、所望の大きさの空洞部を形成する
ための情報記録の条件を一義的に定めることはできない
。しかしながら、所望の空洞部を形成するために最通な
これらの諸条件は当業者が実験的に容易に決定すること
ができ、光情報の記録の際の諸条件を調節して任意の所
望の空洞部が形成できるように光情報記録を行なうこと
ができる。
情報の記録時に上記空洞部を形成させることにより記録
情報の変調度が増大する詳細な機作については必ずしも
明確ではないが、情報記録媒体の基板側から情報再生用
のレーザ光を照射し反射層での反射光のうち色素含有層
及び基板を通過した透過光をディテクタにより測定する
ことによって情報再生を行なう際に、上記空洞部と色素
含有層との界面での反射光の方向が上記透過光方向とは
大きくずれる〈空洞部は気相であり色素含有層とは密度
か犬きく異なるのでこのずれは大きい)ため、ビット内
での多重干渉が起こり難くなりビットを認識し易くなる
ためであると考えられる。
本発明の光情報記録方法において、韮板がプラスチック
製である情報記録媒体を使用する場合、情報記録のため
のレーザ光が照射された韮板の部位(上記空洞部に対面
する部位)が、色素含有層の色素の温度上昇、化学変化
等により、また該色素との混和等により、色素含有層側
に膨れ肉盛り変形するように光情報の記録を行なっても
よい。
色素含有層と基板とは密度及び透過係数が異なっている
ので、上記の肉盛り変形部が形成されることにより、こ
の変形部が上記空洞部と同様の機能を果たし記録情報の
変調度を増大させることができる。
以下に、本発明の実施例および比較例を記載する。ただ
し、これらの各例は本発明を制限するものではない。
以下余白 【実施例l] を有する色素を2.2,3.3−テトラフロロ−1−プ
ロパノールに溶解して色素含有層塗布液(色素濃度=2
.0重量%)を調製した。
トラッキングガイドが設けられた円盤状のポリカーボネ
ート基板(外径:120mrn、内径:15mm,厚さ
:1.2mm、トラックピッチ:1.6μm、グループ
の深さ=800又)上に、上記塗布液をスビンコート法
により回転数500r.p.l.の速度で塗イ6し、3
0秒間乾燥して膜厚が1300又の色素含有層を形成し
た。
色素からなる色素含有層七に、AuをDCマグネトロン
スパッタリングしてgriがt 300Xの反射層を形
成した。
上記反射層上に、保護層としてUV硬化性樹脂(スリー
ボンド社製、商品名:3070)をスビンコート法によ
り回転数1 5 0 O r.p.m.の速度で塗布し
た後、高圧水銀灯Cて紫外線を照射して硬化させ、層厚
2μmの保護層を形成した。
このようにして、基板、色素含有層、反射層及び保護層
からなる情報記録媒体を製造した。
得られた情報記録媒体を使用して、ディスク評価装](
NA:0.5、レーザ光波長:780nm)及びEFM
.r−ンコーダ(κEN−11000)を用いて、記録
バワー7rnW、定線速度1.3m/秒で、変調周波数
720kHz (デューティ:33%)の単一信号を記
録した. 上記条件で情報を記録した情報記録媒体の変調度を、記
録された情報を再生したときの、直流再生波形の反射光
レベルの極大値をA、極小値をBとし、プレグループの
ないfI域での反射光レベルをRとして、 変調度= (A−B)/RXIOO% で求めたところ、変調度は39%であった。
また、上記条件で情報を記録した情報記録媒体の反射層
を剥離してSTM観察(走査トンネル顕微鏡観察)した
ところ、反射層は変形しておらず、色素含有層に膜厚方
向の最大深さ約200Xの凹みが形成されていることが
確認された。また、この凹みに対面する基板面に、色素
含有層側への肉盛り変形が観察された. [比較例1] 実施例1におけると同様にして製造した情報記録媒体を
使用して、記録パワーを5mWに変えた他は実施例lに
おけると同様の条件で単一信号を記録した。
上記条件で情報を記録した情報記録媒体の、実施例1に
おけると同様にして求めた変調度は、23%であった. また、上記条件で情報を記録した情報記録媒体の反射層
を剥離してSTM観察したところ、反射層も色素含有層
も共に変形していなかった.しかし、基板面には実施例
1での情報を記録した情報記録媒体と同様に、色素含有
層側への肉盛り変形が観察された。
実施例lの結果と比較例1の結果との比較から明らかな
ように、本発明による実施例1で情報記録したものは高
い変調度の再生信号を与える。
[発明の効果] 本発明の光情報記録方法は、記録再生信号の変調度を高
くするという顕著に優れた効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1。円盤状基板上にレーザ光により情報の記録又は再生
    が可能な色素を含む色素含有層が設けられ、該色素含有
    層の上に反射層が設けられた情報記録媒体に光情報を記
    録する方法において、該光情報の記録を、レーザ光が照
    射された部位の該色素含有層の該反射層との境界側部に
    空洞部が形成されるように行なうことを特徴とする光情
    報記録方法。 2。該円盤状基板がプラスチック製である情報記録媒体
    を使用し、該光情報の記録を、レーザ光が照射された部
    位の該色素含有層の該反射層との境界側部に空洞部が形
    成されると共に、該円盤状基板の該部位が該色素含有層
    側に肉盛り変形するように行なうことを特徴とする請求
    項1記載の光情報記録方法。 3。円盤状基板上にレーザ光により情報の記録又は再生
    が可能な色素を含む色素含有層が設けられ、該色素含有
    層の上に反射層が設けられた情報記録媒体に光情報が記
    録された情報記録媒体であって、該光情報を記録するた
    めのレーザ光が照射された部位の該色素含有層の該反射
    層との境界側部に空洞部が形成されていることを特徴と
    する情報記録媒体。 4。該円盤状基板がプラスチック製であり、該光情報を
    記録するためのレーザ光が照射された部位の該色素含有
    層の該反射層との境界側部に空洞部が形成され、且つ、
    該円盤状基板の該部位が該色素含有層側に肉盛り変形し
    ていることを特徴とする請求項3記載の情報記録媒体。
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