JPH0353251B2 - - Google Patents

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JPH0353251B2
JPH0353251B2 JP27159885A JP27159885A JPH0353251B2 JP H0353251 B2 JPH0353251 B2 JP H0353251B2 JP 27159885 A JP27159885 A JP 27159885A JP 27159885 A JP27159885 A JP 27159885A JP H0353251 B2 JPH0353251 B2 JP H0353251B2
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JP
Japan
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type zeolite
reactant mixture
sio
type
crystallization
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Hiroshi Myazaki
Michuki Aimoto
Keiji Itabashi
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Tosoh Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、L型ゼオライトの製造法に関する。
[従来の技術] L型ゼオライトの製造法として、たとえば、特
公昭36−3675号公報には、シリカ源としてコロイ
ダルシリカゾルを用いて得たカリウム含有混合物
を100〜200℃で約64〜169時間静置下で結晶化す
る方法が提案されている。この方法は、結晶化に
長時間を要し、しかもシリカ収率がきわめて低
い。また、これの改良法として特公昭46−35604
号公報には、シリカ源として反応性非晶質固体シ
リカを用いる方法が提案されている。この方法
は、シリカ収率の点で改善されているものの、シ
リカ源が高価であるうえに、原料混合物の水の量
によつては結晶化に長時間を要する。さらに、特
開昭59−73421号公報には、珪酸ナトリウム水溶
液と硫酸アルミニウム水溶液とを反応させて得ら
れる無定形化合物を水酸化カリウム水溶液中で結
晶化する方法が提案されている。この方法によれ
ば、安価なシリカ源を用い、短時間に再現性よく
高純度のL型ゼオライトが得られる。
しかしながら、これらいずれの方法も、結晶化
を攪拌下に行なうことが不可能であつて、工業的
規模で再現性よくL型ゼオライトを製造するのは
困難である。すなわち、原料を混合して形成され
る水性ゲルの無定形化合物を攪拌混合すると、L
型ゼオライトへの結晶化が阻害されて、生成物の
大部分は天然に産するフイリプサイト鉱物類似物
(以下、「フイリプサイト」という)や氷長石類似
物(以下、「氷長石」という)等利用価値のない
アルミノ珪酸塩に移行してしまう。このため、高
純度のL型ゼオライトへの結晶化は、静置下で行
なうことが必須であつた。しかし、この静置下で
の結晶化を工業的規模で行なつた場合、系内を均
一な温度に加熱することが困難であり、そのた
め、攪拌した場合と同様に、フイリプサイトや氷
長石がしばしば共生する。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、工業的規模で攪拌下に反応体
混合物を結晶化させて高純度のL型ゼオライトを
再現性よく製造することができる方法を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、シリカ源、アルミナ源およびア
ルカリ源からなる反応体混合物を加熱し結晶化さ
せてL型ゼオライトを製造するに際し、該反応体
混合物のシリカ源兼アルミナ源として珪酸アルカ
リ水溶液および含アルミニウム水溶液から得た均
一化合物を使用し、さらに該均一化合物の一部を
あらかじめ水酸化アルカリ金属水溶液中で、特定
組成比でかつ特定の温度・時間で溶解処理する
と、これまで不可能であつた攪拌下での合成を容
易に行なうことができることを見出した。本発明
は、このような知見にもとづいてなされたもので
ある。
以下、その詳細について説明する。
(定義) 本明細書において、「均一化合物」とは、珪酸
アルカリ水溶液および含アルミニウム水溶液を攪
拌下に同時にかつ実質上一定比率で連続的に反応
させて得られたスラリーから分離した無定形アル
ミノ珪酸塩均一相化合物をいい、本発明で使用す
るものは、 SiO2/Al2O3 10〜20 (K2O+Na2O)/SiO2 0.8〜1.2 の酸化物モル組成のものである。
また、「L型先駆体」とは、均一化合物を水酸
化アルカリ金属水溶液中で溶解処理して得られた
ものをいい、本発明で使用するものは、 SiO2/Al2O3 10〜20 (K2O+Na2O)/SiO2 0.4〜1.0 K2O/(K2O+Na2O) 0.5〜0.9 H2O/(K2O+Na2O) 11〜30 の酸化物モル比で40〜100℃の温度環境下で攪拌
下で溶解処理して得られたものである。
(発明の要旨) 本発明は、この条件でえられたL型先駆体と均
一化合物とをAl2O3基準で10/90〜30/70の重量
比で混合して反応体混合物を得(すなわち、反応
体混合物中のL型先駆体の割合をAl2O3基準で10
〜30wt%にし)、これを攪拌下に110〜200℃で結
晶化させることによるL型ゼオライトの製造法を
要旨とする。
(均一化合物の作用および製造) 均一化合物製造用の珪酸アルカリ水溶液として
は、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム等の水溶液
が、また含アルミニウム水溶液としては、硫酸ア
ルミニウム、塩化アルミニウム、アルミン酸ナト
リウム等の水溶液が好適に使用される。
上記反応の方式としては、オーバーフロー型の
反応槽に両水溶液を供給して反応させ、オーバー
フローさせて均一化合物を含むスラリーを得ても
よく、また反応スラリーを排出させない回分連続
方式を採ることもできる。前者の方法では、該ス
ラリーが反応槽内に滞在する時間は好ましくは3
分以上である。それが3分より短いと、えられる
均一化合物は1μ以下の微粒子の生成割合が増加
し、結晶化の工程で不純物共生の原因となる等好
ましくない傾向がある。いつぽう、3分以上にな
ると生成物の大部分が1〜500μであり、1μに満
たないものはごく少ない。後者の場合は、両水溶
液を急速に供給すると生成する無定形アルミノ珪
酸塩の組成が不均一となるのでので、少なくとも
10分間を費やして供給するのがよい。
この反応における温度は、とくに制限はなく、
低温・高温いずれによつて得られたものも本発明
に使用することができるが、後述する微細結晶が
凝集した粗大粒子のL型ゼオライトを得るには、
40〜80℃が好ましい。
両水溶液の供給割合は、所望の均一化合物の組
成によつて設定される。生成した均一化合物を含
んだスラリーのPHは、両水溶液に加える酸あるい
はアルカリの量によつて調節され、通常5〜9、
好ましくは6〜8に調節する。PH5〜9で均一化
合物を製造すると、生成する均一化合物の
SiO2/Al2O3の酸化物モル比にかかわらず、
(K2O+Na2O)/Al2O3酸化物モル比で表わして
0.8〜1.2のアルカリ金属を含有するものが得られ
る。
こうして得られたスラリーは、濾過・洗浄した
のち、湿ケーキの状態でまたは任意の濃度のスラ
リーに戻して使用する。
本発明において特徴的なことは、濃度調整され
た両水溶液を一定比率で同時かつ連続的に反応さ
せることにより、生成する粒状の均一化合物の組
成がつねに一定となり、不均一部分がない点であ
る。これを水酸化アルカリで処理して得られたL
型先駆体を含む反応体混合物を加熱すると、結晶
生成が一挙に始まり、不純物の共生が容易に防止
される。
均一化合物のSiO2/Al2O3酸化物モル比は、10
〜20でなければならない。この範囲外では、L型
先駆体の生成が不完全となり、結晶化の工程にお
ける攪拌下で不純物が共生してくる。
(L型先駆体の作用およびその調製条件) L型先駆体の調製に使用する水酸化アルカリ金
属水溶液は、水酸化カリウムと水酸化ナトリウム
との混合水溶液であり、均一化合物がもちこむア
ルカリ成分の種類によつてその混合比率を調整す
る。
均一化合物と水酸化アルカリ金属水溶液とによ
つてえられたL型先駆体中には、無定形のアルミ
ノ珪酸塩が生成しており、これが反応体混合物を
結晶化させる際に結晶核誘発剤として作用し、L
型ゼオライトの結晶生成を一挙に促進させ、同時
に不純物の共生を防止して、短時間に高純度のL
型ゼオライトを生成させるものと認められる。ま
た、これによつて、これまで不可能であつた結晶
化時の攪拌が可能になり、しかも攪拌しながら高
純度のL型ゼオライトが再現性よく得られるので
ある。
L型先駆体の調製における酸化物モル比は、先
に定義の欄に示したとおりである。そこに示した
範囲からはずれると、攪拌下に高純度のL型ゼオ
ライトを生成させることができない。L型先駆体
の調製におけるより好ましい酸化物モル比は、 SiO2/Al2O3 10〜14.5 (K2O+Na2O)/SiO2 0.4〜0.8 K2O/(K2O+Na2O) 0.6〜0.8 H2O/(K2O+Na2O) 20〜30 である。
L型先駆体調製における処理温度は、40〜100
℃でなければならない。この温度が低すぎると、
結晶化の際の攪拌を可能にする無定形のアルミノ
珪酸塩の形成が不完全となり、製品L型ゼオライ
ト中にフイリプサイト等の不純物が共生し、いつ
ぽう、高すぎても結晶化の際に不純物が共生しや
すくなるからである。
L型先駆体調製における処理時間は、1〜6時
間好ましくは1〜4時間である。処理時間がこの
範囲から外れると、上記したと同様に不純物が共
生しやすくなる。
(結晶化) こうして得られたL型先駆体と残りの均一化合
物とをAl2O3基準で10/90〜30/70の重量比で混
合して、所望の組成の反応体混合物を得、攪拌下
に110〜200℃に加熱して結晶化させてL型ゼオラ
イトを形成させる。反応体混合物の組成は、 SiO2/Al2O3 10〜20 (K2O+Na2O)/SiO2 0.28〜0.5 K2O/(K2O+Na2O) 0.26〜1.0 H2O/(K2O+Na2O) 10.5〜50 の酸化物モル組成で表わされる。
上記結晶化温度で結晶化時間は15〜40時間であ
る。結晶化完了後、結晶を分離し、洗浄し、乾燥
することによつて、高純度のL型ゼオライトがえ
られる。
反応体混合物中のL型先駆体の割合を10〜
30wt%とするのは、この範囲からはずれると、
いずれの場合も攪拌下に結晶化させると不純物が
共生しやすくなるからである。
本発明によれば、攪拌下にL型ゼオライトを容
易に生成させるだけでなく、反応体混合物中のL
型先駆体の混合割合を変えることによつてL型ゼ
オライトの見掛けの粒子径を制御することができ
る。すなわち、この割合を小さくするほど、L型
ゼオライトは微細結晶が凝集した粗大粒子の状態
で得られる。従来法で得られるL型ゼオライト
は、一般に、0.1〜1.0μの微細結晶が個々に分散
した状態のものであつて、結晶化後の濾過・洗浄
が困難であるのに対し、本発明の場合、たとえば
上記L型先駆体の割合をAl2O3基準で10〜20wt%
にすれば、10〜50μのL型ゼオライトが生成し、
従来法における濾過・洗浄の問題が解消される。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明は、従
来法では不可能であつた、攪拌下のL型ゼオライ
トの生成を可能ならしめたものであり、その結
果、装置の大型化が可能となるので、工業的規模
で経済的に高純度のL型ゼオライトを容易に製造
することができる。
[実施例] 実施例 1 パドル型攪拌機を備えた外熱式反応槽に純水2
を張りこみ、60℃に保つた。
つぎに、あらかじめ60℃に保持した硫酸アルミ
ニウム水溶液(Al2O369.9g/、H2SO4242.0
g/)1.4と珪酸ナトリウム水溶液
(SiO2150.0g/、Na2O49.3g/、Al2O30.7
g/)5.6とを一定比率の供給速度で同時に
かつ連続的に30分間で供給し、攪拌下に反応させ
た。当該反応液(スラリー)のPHは7.0、反応温
度は60℃であつた。
得られたスラリーは遠心分離機で固液分離を行
ない、洗浄液中にSO2- 4イオンが検出されなくな
るまで水洗してウエツトベースでNa2O2.47wt
%、Al2O34.06wt%、SiO233.47wt%の組成の均
一化合物を得た。
つぎに、パドル型攪拌機および頂部に還流凝縮
器を備えた外熱式反応器に純水216gを張りこみ、
ついで水酸化カリウム(純度85.5wt%、以下、同
じ)96.3gおよび水酸化ナトリウム(純度98wt
%、以下、同じ)13.5gを加えて90℃に保つた。
これに上記の均一化合物376.5g(下記反応体
混合物の調製に使用するものとの合計に対し15
%)を加えて90℃で2時間攪拌下に処理してL型
先駆体を得た。加えた均一化合物は水酸化カリウ
ムと水酸化ナトリウムとの混合水溶液にいつたん
溶解し、つぎにふたたび懸濁し、処理完了時には
スラリー状を呈していた。そのモル組成は、 SiO2/Al2O3 14 (K2O+Na2O)/SiO2 0.5 K2O/(K2O+Na2O) 0.7 H2O/(K2O+Na2O) 25 である。
これに純水927g、水酸化カリウム314.5g、水
酸化ナトリウム14.6gおよび上記の均一化合物
2133.5gを加えて攪拌し、反応体混合物を調製し
た。
該反応体混合物をオートクレーブに仕込んで
170℃、自生圧力下で攪拌下で20時間かけて結晶
化を行なつた。
その生成物を濾過により母液と分離し、水洗
後、110℃で乾燥させた。
化学分析の結果、該生成物の組成は、無水ベー
スで 0.99K2O・0.01Na2O・Al2O3・6.2SiO2のL型
ゼオライトであつた。その大部分は、粒子径10〜
50μの凝集体であつた。
その粉末X線回折図を図−1に示す。
また、生成物の一部をマツクベーカー型吸着装
置において真空下で350℃で2時間活性化した後、
測定したシクロヘキサンの吸着量は、25℃、46mm
Hgにおいて9.2wt%であつた。
実施例 2 実施例1で用いた還流凝縮器付き外熱式反応器
に純水432.3gを張りこみ、ついで水酸化カリウ
ム192.6gおよび水酸化ナトリウム26.9gを加え
て90℃に保つた。
つぎに、実施例1でえた均一化合物753.0g
(下記反応体混合物の調製に使用するものとの合
計に対し30%)を加えて90℃で2時間攪拌下に処
理してL型先駆体を得た。加えた均一化合物は水
酸化カリウムと水酸化ナトリウムとの混合水溶液
にいつたん溶解し、つぎにふたたび懸濁し、処理
完了時にはスラリー状を呈していた。そのモル組
成は、 SiO2/Al2O3 14 (K2O+Na2O)/SiO2 0.5 K2O/(K2O+Na2O) 0.7 H2O/(K2O+Na2O) 25 である。
これに純水711g、水酸化カリウム218.2g、水
酸化ナトリウム1.1gおよび上記の均一化合物
1757gを加えて攪拌し、反応体混合物を調製し
た。
以下、実施例1と同じ条件で結晶化および濾
過・洗浄・乾燥を行なつて乾燥生成物を得た。
該生成物は、粉末X線回折図が実質的に図−1
と同じであつて、不純物をまつたく含まない高純
度のL型ゼオライトであつた。
また、実施例1と同じ方法で測定したシクロヘ
キサンの吸着量は、9.3wt%であり、大部分が粒
子径10〜20μの凝集体であつた。
実施例 3 硫酸アルミニウム水溶液としてAl2O353.7g/
、H2SO4257.6g/の組成のものを使用し、
それ以外の条件は実施例1と同じにして、ウエツ
トベースでNa2O1.99wt%、Al2O33.28wt%、
SiO234.73wt%の組成の均一化合物をえた。
つぎに、実施例1で用いた還流凝縮器付き外熱
式反応器に純水457.4gを張りこみ、ついで水酸
化カリウム137.9gおよび水酸化ナトリウム36.5
gを加えて90℃に保つた。
つぎに、上記の均一化合物2736.8g(下記反応
体混合物の調製に使用するものとの合計に対し12
%)を加えて90℃で2時間攪拌下に処理してL型
先駆体を得た。加えた均一化合物は水酸化カリウ
ムと水酸化ナトリウムとの混合水溶液にいつたん
溶解し、つぎにふたたび懸濁し、処理完了時には
スラリー状を呈していた。そのモル組成は、 SiO2/Al2O3 18 (K2O+Na2O)/SiO2 0.75 K2O/(K2O+Na2O) 0.65 H2O/(K2O+Na2O) 25 である。
これに純水1071g、水酸化カリウム383.2g、
水酸化ナトリウム56.7gおよび上記の均一化合物
2736.8gを加えて攪拌し、反応体混合物を調製し
た。
以下、実施例1と同じ条件で結晶化および濾
過・洗浄・乾燥を行なつて乾燥生成物を得た。
該生成物は、粉末X線回折図が実質的に図−1
と同じであつて、不純物をまつたく含まない高純
度のL型ゼオライトであつた。
また、実施例1と同じ方法で測定したシクロヘ
キサンの吸着量は、9.3wt%であり、大部分が粒
子径10〜50μの凝集体であつた。
実施例 4 L型先駆体製造の温度を60℃、その時間を4時
間とした以外は、実施例1と同じ条件にして実施
した。
得られた生成物は、粉末X線回折図が実質的に
図−1と同じであつて、不純物をまつたく含まな
い高純度のL型ゼオライトであつた。
また、実施例1と同じ方法で測定したシクロヘ
キサンの吸着量は、9.0wt%であり、大部分が粒
子径10〜50μの微細な凝集体であつた。
比較例 1 L型先駆体を経ずに、実施例1で得た均一化合
物、アルカリ源および純水を混合して実施例1と
同じ組成の反応体混合物を調製した。
ついで、実施例1と同じ条件で結晶化および濾
過・洗浄・乾燥を行なつて乾燥生成物を得た。
該生成物の粉末X線回折図では、大部分がフイ
リプサイトであり、L型ゼオライトは認められな
かつた。
比較例 2 L型先駆体を経ずに、実施例あで得た均一化合
物、アルカリ源および純水を混合して実施例3と
同じ組成の反応体混合物を調製した。
ついで、実施例3と同じ条件で結晶化および濾
過・洗浄・乾燥を行なつて乾燥生成物を得た。
該生成物の粉末X線回折図では、大部分がフイ
リプサイトであり、L型ゼオライトは認められな
かつた。
比較例 3 実施例1で用いた還流凝縮器付き外熱式反応器
に純水115.3gを張りこみ、ついで水酸化カリウ
ム51.3gおよび水酸化ナトリウム7.2gを加えて
90℃に保つた。
つぎに、実施例1で得た均一化合物200.8g
(下記反応体混合物の調製に使用するものとの合
計に対し8%)を加えて90℃で2時間攪拌下に処
理してL型先駆体を得た。加えた均一化合物は水
酸化カリウムと水酸化ナトリウムとの混合水溶液
にいつたん溶解し、つぎにふたたび懸濁し、処理
完了時にはスラリー状を呈していた。そのモル組
成は、 SiO2/Al2O3 14 (K2O+Na2O)/SiO2 0.5 K2O/(K2O+Na2O) 0.7 H2O/(K2O+Na2O) 25 である。
これに純水1028g、水酸化カリウム359.4g、
水酸化ナトリウム20.9gおよび上記の均一化合物
2309.2gを加えて攪拌し、反応体混合物を調製し
た。
以下、実施例1と同じ条件で結晶化および濾
過・洗浄・乾燥を行なつて乾燥生成物をえた。
該生成物の粉末X線回折図では、L型ゼオライ
トに多量のフイリプサイトおよび氷長石が混つた
ものであつた。
比較例 4 実施例1で用いた還流凝縮器付き外熱式反応器
に純水723.6gを張りこみ、ついで水酸化カリウ
ム320.9gおよび水酸化ナトリウム44.9gを加え
て90℃に保つた。
つぎに、実施例1で得た均一化合物1255g(下
記反応体混合物の調製に使用するものとの合計に
対し50%)を加えて90℃で2時間攪拌下に処理し
てL型先駆体を得た。加えた均一化合物は水酸化
カリウムと水酸化ナトリウムとの混合水溶液にい
つたん溶解し、つぎにふたたび懸濁し、処理完了
時にはスラリー状を呈していた。そのモル組成
は、 SiO2/Al2O3 14 (K2O+Na2O)/SiO2 0.5 K2O/(K2O+Na2O) 0.7 H2O/(K2O+Na2O) 25 である。
これに水酸化カリウム60.5g、水酸化ナトリウ
ム1.47gおよび上記の均一化合物1255gを加えて
攪拌し、反応体混合物を調製した。
以下、実施例1と同じ条件で結晶化および濾
過・洗浄・乾燥を行なつて乾燥生成物を得た。
該生成物の粉末X線回折図では、L型ゼオライ
トに多量のフイリプサイトおよび氷長石が混つた
ものであつた。
比較例 5 L型先駆体の処理温度を30℃とした以外は、実
施例1と同じ条件で実施した。
生成物は、L型ゼオライトに多量のフイリプサ
イトが共生したものであつた。
比較例 6 L型先駆体の処理温度を120℃とした以外は、
実施例1と同じ条件で実施した。
生成物は、L型ゼオライトに多量の氷長石が共
生したものであつた。
比較例 7 L型先駆体の処理時間を20分とした以外は、実
施例1と同じ条件で実施した。
生成物は、L型ゼオライトに多量のフイリプサ
イトが共生したものであつた。
比較例 8 L型先駆体の処理時間を10時間とした以外は、
実施例1と同じ条件で実施した。
生成物は、L型ゼオライトに多量のフイリプサ
イトおよび氷長石が共生したものであつた。
【図面の簡単な説明】
図−1は、実施例1で得られたL型ゼオライト
の粉末X線回折図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリカ源、アルミナ源およびアルカリ源から
    なる反応体混合物を加熱下に結晶化させてL型ゼ
    オライトを製造する方法において、 (a) 珪酸アルカリ水溶液と含アルミニウム水溶液
    とを攪拌下に同時にかつ実質上一定比率で連続
    的に反応させて得られたスラリーから分離した SiO2/Al2O3 10〜20 (K2O+Na2O)/Al2O3 0.8〜1.2 の酸化物モル組成で表わされる均一化合物と、 (b) 均一化合物を水酸化アルカリ金属水溶液中で
    40〜100℃の温度環境下で1〜6時間溶解処理
    して得られた SiO2/Al2O3 10〜20 (K2O+Na2O)/SiO2 0.4〜1.0 K2O/(K2O+Na2O) 0.5〜0.9 H2O/(K2O+Na2O) 11〜30 の酸化物モル組成で表わされるL型先駆体とを (c) Al2O3基準でL型先駆体/均一化合物比10/
    90〜30/70の割合で混合して反応体混合物を調
    製し、 (d) 該反応体混合物を、110〜200℃で攪拌下に結
    晶化させる ことを特徴とするL型ゼオライトの製造法。
JP27159885A 1985-12-04 1985-12-04 L型ゼオライトの製造法 Granted JPS62132726A (ja)

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Cited By (1)

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