JPH035336B2 - - Google Patents
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- JPH035336B2 JPH035336B2 JP7864082A JP7864082A JPH035336B2 JP H035336 B2 JPH035336 B2 JP H035336B2 JP 7864082 A JP7864082 A JP 7864082A JP 7864082 A JP7864082 A JP 7864082A JP H035336 B2 JPH035336 B2 JP H035336B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear wheel
- valve
- front wheel
- valve piston
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/26—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、マスタシリンダの出力ポートと前、
後輪ブレーキとの各間を結ぶ油路に制御弁装置を
それぞれ介装し、制動時、前輪または後輪がロツ
クしそうになると、対応する制御弁を閉弁状態に
すると共に該制御弁装置の出力側を減圧してロツ
ク状態を回避するようにした、車両用ブレーキ油
圧制御装置に関する。
後輪ブレーキとの各間を結ぶ油路に制御弁装置を
それぞれ介装し、制動時、前輪または後輪がロツ
クしそうになると、対応する制御弁を閉弁状態に
すると共に該制御弁装置の出力側を減圧してロツ
ク状態を回避するようにした、車両用ブレーキ油
圧制御装置に関する。
(2) 従来の技術
従来、斯かる形式のブレーキ油圧制御装置にお
いては、各車輪ブレーキのアンチロツク制御時
に、その制御に伴う反動力をマスタシリンダ側に
伝達させて所謂キツクバツク現象を生起させる式
のものと、キツクバツク現象を生起させない式の
ものとがある。
いては、各車輪ブレーキのアンチロツク制御時
に、その制御に伴う反動力をマスタシリンダ側に
伝達させて所謂キツクバツク現象を生起させる式
のものと、キツクバツク現象を生起させない式の
ものとがある。
(3) 発明が解決しようとする課題
前者のものでは、キツクバツク現象によりアン
チロツク制御が行われていることをブレーキペダ
ルを通して操縦者に感知させることができる利点
を有する反面、特に前、後輪ブレーキが同時にア
ンチロツク制御されるときにはキツクバツクされ
る反動力が大きくなつて操縦者の制動感覚を損な
う欠点があり、また後者のものでは、アンチロツ
ク制御が行われていることを操縦者に直接的には
感知させることができない欠点がある。
チロツク制御が行われていることをブレーキペダ
ルを通して操縦者に感知させることができる利点
を有する反面、特に前、後輪ブレーキが同時にア
ンチロツク制御されるときにはキツクバツクされ
る反動力が大きくなつて操縦者の制動感覚を損な
う欠点があり、また後者のものでは、アンチロツ
ク制御が行われていることを操縦者に直接的には
感知させることができない欠点がある。
そこで本発明は、一般にアンチロツク制御が比
較的多い頻度で行われる後輪ブレーキのアンチロ
ツク制御時にはキツクバツク現象を生起させ、前
輪ブレーキのアンチロツク制御時にはキツクバツ
ク現象を生起させないようにして、制動感覚を損
なうことなく、アンチロツク制御が行われている
ことを操縦者に直接的に感知させることができる
ような前記ブレーキ油圧制御装置を提供すること
を目的とする。
較的多い頻度で行われる後輪ブレーキのアンチロ
ツク制御時にはキツクバツク現象を生起させ、前
輪ブレーキのアンチロツク制御時にはキツクバツ
ク現象を生起させないようにして、制動感覚を損
なうことなく、アンチロツク制御が行われている
ことを操縦者に直接的に感知させることができる
ような前記ブレーキ油圧制御装置を提供すること
を目的とする。
B 発明の構成
(1) 課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本発明は、マスタシ
リンダの出力ポートと前輪ブレーキとの間を結ぶ
油路に前部制御弁装置を、また前記出力ポートと
後輪ブレーキとの間を結ぶ油路に後部制御弁装置
をそれぞれ介装し、前記前部制御弁装置が、前輪
用弁函と、この前輪用弁函のシリンダ孔に摺動自
在に嵌合された前輪用バルブピストンと、この前
輪用バルブピストン及び前輪用弁函のシリンダ孔
間に画成されて出力ポートに連なり且つ該前輪用
バルブピストンの摺動位置に関係なく容積一定の
前輪用入力油圧室と、同じく前輪用バルブピスト
ン及び前輪用弁函のシリンダ孔間に画成されて前
輪ブレーキに連なり且つ該前輪用バルブピストン
の一方への摺動により容積が増大する前輪用出力
油圧室と、前輪用入、出力油圧室間を連通する前
輪用弁孔を前輪用バルブピストンの前記一方への
摺動により閉弁し、他方への摺動により開弁する
前輪用バルブと、前輪用バルブピストンを平時は
前記他方への摺動限に保持し、また前輪がロツク
しそうになると前記一方へ強制摺動させるよう該
前輪用バルブピストンに連結された前輪用作動制
御装置とを備え、前記後部制御弁装置が、後輪用
弁函と、この後輪用弁函のシリンダ孔に摺動自在
に嵌合された後輪用バルブピストンと、この後輪
用バルブピストン及び後輪用弁函のシリンダ孔間
に画成されて出力ポートに連なり且つ該後輪用バ
ルブピストンの一方への摺動により容積が減少す
る後輪用入力油圧室と、同じく後輪用バルブピス
トン及び後輪用弁函のシリンダ孔間に画成されて
後輪ブレーキに連なり且つ該後輪用バルブピスト
ンの前記一方への摺動により容積が増大する後輪
用出力油圧室と、後輪用入、出力油圧室間を連通
する後輪用弁孔を後輪用バルブピストンの前記一
方への摺動により閉弁し、他方への摺動により開
弁する後輪用バルブと、後輪用バルブピストンを
平時は前記他方への摺動限に保持し、また後輪が
ロツクしそうになると前記一方へ強制摺動させる
よう該後輪用バルブピストンに連結された後輪用
作動制御装置とを備えることを特徴とする。
リンダの出力ポートと前輪ブレーキとの間を結ぶ
油路に前部制御弁装置を、また前記出力ポートと
後輪ブレーキとの間を結ぶ油路に後部制御弁装置
をそれぞれ介装し、前記前部制御弁装置が、前輪
用弁函と、この前輪用弁函のシリンダ孔に摺動自
在に嵌合された前輪用バルブピストンと、この前
輪用バルブピストン及び前輪用弁函のシリンダ孔
間に画成されて出力ポートに連なり且つ該前輪用
バルブピストンの摺動位置に関係なく容積一定の
前輪用入力油圧室と、同じく前輪用バルブピスト
ン及び前輪用弁函のシリンダ孔間に画成されて前
輪ブレーキに連なり且つ該前輪用バルブピストン
の一方への摺動により容積が増大する前輪用出力
油圧室と、前輪用入、出力油圧室間を連通する前
輪用弁孔を前輪用バルブピストンの前記一方への
摺動により閉弁し、他方への摺動により開弁する
前輪用バルブと、前輪用バルブピストンを平時は
前記他方への摺動限に保持し、また前輪がロツク
しそうになると前記一方へ強制摺動させるよう該
前輪用バルブピストンに連結された前輪用作動制
御装置とを備え、前記後部制御弁装置が、後輪用
弁函と、この後輪用弁函のシリンダ孔に摺動自在
に嵌合された後輪用バルブピストンと、この後輪
用バルブピストン及び後輪用弁函のシリンダ孔間
に画成されて出力ポートに連なり且つ該後輪用バ
ルブピストンの一方への摺動により容積が減少す
る後輪用入力油圧室と、同じく後輪用バルブピス
トン及び後輪用弁函のシリンダ孔間に画成されて
後輪ブレーキに連なり且つ該後輪用バルブピスト
ンの前記一方への摺動により容積が増大する後輪
用出力油圧室と、後輪用入、出力油圧室間を連通
する後輪用弁孔を後輪用バルブピストンの前記一
方への摺動により閉弁し、他方への摺動により開
弁する後輪用バルブと、後輪用バルブピストンを
平時は前記他方への摺動限に保持し、また後輪が
ロツクしそうになると前記一方へ強制摺動させる
よう該後輪用バルブピストンに連結された後輪用
作動制御装置とを備えることを特徴とする。
(2) 作用
前輪がロツクしそうになると、前輪用作動制御
装置が前輪用バルブピストンを前記一方へ強制摺
動させるから、前輪用バルブが閉弁すると共に前
輪用出力油圧室の容積が増大して、前輪のロツク
を回避することができるが、この際に前輪用入力
油圧室の容積は変化しないから、所謂キツクバツ
ク現象は生起しない。
装置が前輪用バルブピストンを前記一方へ強制摺
動させるから、前輪用バルブが閉弁すると共に前
輪用出力油圧室の容積が増大して、前輪のロツク
を回避することができるが、この際に前輪用入力
油圧室の容積は変化しないから、所謂キツクバツ
ク現象は生起しない。
一方、後輪がロツクしそうになると、後輪用作
動制御装置が後輪用バルブピストンを前記一方へ
強制摺動させるから、後輪用バルブが閉弁すると
共に後輪用出力油圧室の容積が増大して、後輪の
ロツクを回避することができるが、この際に後輪
用入力油圧室の容積が減少するから、所謂キツク
バツク現象が生起し、従つて制動感覚を損なうこ
となく、アンチロツク制御が行われていることを
操縦者に直接的に感知させることができる。
動制御装置が後輪用バルブピストンを前記一方へ
強制摺動させるから、後輪用バルブが閉弁すると
共に後輪用出力油圧室の容積が増大して、後輪の
ロツクを回避することができるが、この際に後輪
用入力油圧室の容積が減少するから、所謂キツク
バツク現象が生起し、従つて制動感覚を損なうこ
となく、アンチロツク制御が行われていることを
操縦者に直接的に感知させることができる。
(3) 実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、MはブレーキペダルBpにより操作さ
れる公知のタンデム型マスタシリンダで各独立し
た第1及び第2出力ポートP1,P2を有する。
Bf1,Bf2は左、右の前輪ブレーキ、Br,Br2は
左、右の後輪ブレーキをそれぞれ示し、第1出力
ポートP1より延出する第1油路L1に左前輪ブレ
ーキBf1および右後輪ブレーキBr2の各油圧作動
部が接続され、第2出力ポートP2より延出する
第2油路L2に右前輪ブレーキBf2及び左後輪ブレ
ーキBr1の各油圧作動部が接続される。したがつ
て、第1及び第2油路L1,L2は所謂X形配管と
なる。
明すると、MはブレーキペダルBpにより操作さ
れる公知のタンデム型マスタシリンダで各独立し
た第1及び第2出力ポートP1,P2を有する。
Bf1,Bf2は左、右の前輪ブレーキ、Br,Br2は
左、右の後輪ブレーキをそれぞれ示し、第1出力
ポートP1より延出する第1油路L1に左前輪ブレ
ーキBf1および右後輪ブレーキBr2の各油圧作動
部が接続され、第2出力ポートP2より延出する
第2油路L2に右前輪ブレーキBf2及び左後輪ブレ
ーキBr1の各油圧作動部が接続される。したがつ
て、第1及び第2油路L1,L2は所謂X形配管と
なる。
左、右の前輪ブレーキBf1,Bf2に至る第1及
び第2油路L1,L2には前部制御弁装置Vfが、ま
た左、右の後輪ブレーキBr1,Br2に至る第1及
び第2油路L1,L2には後部制御弁装置Vrがそれ
ぞれ介装される。
び第2油路L1,L2には前部制御弁装置Vfが、ま
た左、右の後輪ブレーキBr1,Br2に至る第1及
び第2油路L1,L2には後部制御弁装置Vrがそれ
ぞれ介装される。
前部制御弁装置Vfは、車体の適所に固着され
る前輪用弁函1を有する。この弁函1の左側面に
は、第1油路L1の上流側(マスタシリンダ側)
を接続される第1入口21と同下流側(ブレーキ
側)を接続される第1出口31が設けられ、また
右側面には第2油路L2の上流側を接続される第
2入口22と同下流側を接続される第2出口32が
設けられる。これら第1入口21と第1出口31、
第2入口22と第2出口32の各間の連通、遮断を
制御する第1及び第2制御弁41,42が前輪用弁
函1内に並列に配設される。
る前輪用弁函1を有する。この弁函1の左側面に
は、第1油路L1の上流側(マスタシリンダ側)
を接続される第1入口21と同下流側(ブレーキ
側)を接続される第1出口31が設けられ、また
右側面には第2油路L2の上流側を接続される第
2入口22と同下流側を接続される第2出口32が
設けられる。これら第1入口21と第1出口31、
第2入口22と第2出口32の各間の連通、遮断を
制御する第1及び第2制御弁41,42が前輪用弁
函1内に並列に配設される。
両制御弁41,42は同一構成であるので、第1
制御弁41についてのみその構成を説明する。
制御弁41についてのみその構成を説明する。
前輪用弁函1には後端を閉塞したシリンダ孔5
が形成されており、これに前輪用バルブピストン
6が前後一対のシール部材7,7′を介して摺合
される。このバルブピストン6はシール部材7,
7′の中間部に環状の幅広の外周溝8を有し、こ
の溝8によつて、第1入口21と連通する定容積
の前輪用入力油圧室9がシリンダ孔5に画成され
る。また前輪用バルブピストン6の後端とシリン
ダ孔5の閉塞端壁とによつて、第1出口31と連
通する可変容積の前輪用出力油圧室10がシリン
ダ孔5に画成される。前輪用バルブピストン6
は、その後端面より突出してシリンダ孔5の閉塞
端壁に当接する弁座部材6bを有し、またその内
部には弁室11が設けられている。この弁室11
は、通孔12を介して前輪用入力油圧室9と連通
し、また弁座部材6bの弁孔13を介して前輪用
出力油圧室10とも連通する。弁室11には弁座
部材6bに着座して弁孔13を閉じ得る球状前輪
用バルブ14と、これを閉じ側に付勢する閉弁ば
ね15とが収容される。前輪用バルブ14は弁孔
13を緩く貫通する開弁棒16を一体に備え、前
輪用バルブピストン6が弁座部材6bをシリンダ
孔5の閉塞端壁に当接させて後退限に位置すると
き、開弁棒16は上記閉塞端壁より前方へ押され
て前輪用バルブ14を開くようになつている。
が形成されており、これに前輪用バルブピストン
6が前後一対のシール部材7,7′を介して摺合
される。このバルブピストン6はシール部材7,
7′の中間部に環状の幅広の外周溝8を有し、こ
の溝8によつて、第1入口21と連通する定容積
の前輪用入力油圧室9がシリンダ孔5に画成され
る。また前輪用バルブピストン6の後端とシリン
ダ孔5の閉塞端壁とによつて、第1出口31と連
通する可変容積の前輪用出力油圧室10がシリン
ダ孔5に画成される。前輪用バルブピストン6
は、その後端面より突出してシリンダ孔5の閉塞
端壁に当接する弁座部材6bを有し、またその内
部には弁室11が設けられている。この弁室11
は、通孔12を介して前輪用入力油圧室9と連通
し、また弁座部材6bの弁孔13を介して前輪用
出力油圧室10とも連通する。弁室11には弁座
部材6bに着座して弁孔13を閉じ得る球状前輪
用バルブ14と、これを閉じ側に付勢する閉弁ば
ね15とが収容される。前輪用バルブ14は弁孔
13を緩く貫通する開弁棒16を一体に備え、前
輪用バルブピストン6が弁座部材6bをシリンダ
孔5の閉塞端壁に当接させて後退限に位置すると
き、開弁棒16は上記閉塞端壁より前方へ押され
て前輪用バルブ14を開くようになつている。
前輪用弁函1の前部には、両制御弁41,42に
共通なばね室17がカバー1aにより画成され
る。両制御弁41,42の前輪用バルブピストン
6,6はそれぞれのピストンロツド6a,6aを
そのばね室17まで延出させており、これらピス
トンロツド6a,6aの前端に両端を首振り自在
に連結するレバー18と、このレバー18中央部
を押圧して各前輪用バルブピストン6,6を後退
限に保持するばね19とが収容される。このばね
19は、左、右の前輪用出力油圧室10,10が
昇圧しても前輪用バルブピストン6,6を後退限
に留め得るだけのセツト荷重が与えられている。
共通なばね室17がカバー1aにより画成され
る。両制御弁41,42の前輪用バルブピストン
6,6はそれぞれのピストンロツド6a,6aを
そのばね室17まで延出させており、これらピス
トンロツド6a,6aの前端に両端を首振り自在
に連結するレバー18と、このレバー18中央部
を押圧して各前輪用バルブピストン6,6を後退
限に保持するばね19とが収容される。このばね
19は、左、右の前輪用出力油圧室10,10が
昇圧しても前輪用バルブピストン6,6を後退限
に留め得るだけのセツト荷重が与えられている。
また、前輪用弁函1には、左右のシリンダ孔
5,5の中間部にこれらと平行で後端を閉塞した
シリンダ孔20が設けられ、これに前記レバー1
8の中央部に当接する制御ピストン21が摺合さ
れる。この制御ピストン21はシリンダ孔20の
後端壁との間に制御油圧室22を画成する。
5,5の中間部にこれらと平行で後端を閉塞した
シリンダ孔20が設けられ、これに前記レバー1
8の中央部に当接する制御ピストン21が摺合さ
れる。この制御ピストン21はシリンダ孔20の
後端壁との間に制御油圧室22を画成する。
この制御油圧室22は、前部電磁弁23fを介
して油タンク24と蓄圧器25とに接続され、こ
の前部電磁弁23fが消磁していると油タンク2
4と連通し、励磁されると蓄圧器25と連通する
ようになつている。蓄圧器25には、電動モータ
26で駆動される油圧ポンプ27の吐出圧油が蓄
えられる。
して油タンク24と蓄圧器25とに接続され、こ
の前部電磁弁23fが消磁していると油タンク2
4と連通し、励磁されると蓄圧器25と連通する
ようになつている。蓄圧器25には、電動モータ
26で駆動される油圧ポンプ27の吐出圧油が蓄
えられる。
後部制御弁装置Vrは車体の適所に固着される
後輪用弁函31を有する。この弁函31の右側面
には第1油路L1の上流側(マスタシリンダ側)
を接続される第1入口321と同下流側(ブレー
キ側)を接続される第1出口331が設けられ、
また左側面には第2油路L2の上流側を接続され
る第2入口322と同下流側を接続される第2出
口332が設けられる。これら第1入口321と第
1出口331、第2入口322と第2出口332の
各間の連通、遮断を制御する第1及び第2制御弁
341,342が後輪用弁函31内に並列に配設さ
れる。
後輪用弁函31を有する。この弁函31の右側面
には第1油路L1の上流側(マスタシリンダ側)
を接続される第1入口321と同下流側(ブレー
キ側)を接続される第1出口331が設けられ、
また左側面には第2油路L2の上流側を接続され
る第2入口322と同下流側を接続される第2出
口332が設けられる。これら第1入口321と第
1出口331、第2入口322と第2出口332の
各間の連通、遮断を制御する第1及び第2制御弁
341,342が後輪用弁函31内に並列に配設さ
れる。
両制御弁341,342は同一構成であるので、
第1制御弁341についてのみその構成を説明す
る。
第1制御弁341についてのみその構成を説明す
る。
後輪用弁函31には後端を閉塞したシリンダ孔
35が形成されており、これに後輪用バルブピス
トン36がシール部材37を介して摺合される。
このバルブピストン36は、その前端面より突出
するピストンロツド36aと、後端面より突出す
る弁座部材36bとを有し、ピストンロツド36
aの中間部は後輪用弁函31に嵌着した軸受38
にシール部材39を介して摺動自在に支承され
る。而して後輪用バルブピストン36は、軸受3
8との間に前記第1入口321と連通する可変容
積の後輪用入力油圧室40を、またシリンダ孔5
の閉塞端壁との間に前記第1出口331と連通す
る可変容積の後輪用出力油圧室41をそれぞれ画
成する。
35が形成されており、これに後輪用バルブピス
トン36がシール部材37を介して摺合される。
このバルブピストン36は、その前端面より突出
するピストンロツド36aと、後端面より突出す
る弁座部材36bとを有し、ピストンロツド36
aの中間部は後輪用弁函31に嵌着した軸受38
にシール部材39を介して摺動自在に支承され
る。而して後輪用バルブピストン36は、軸受3
8との間に前記第1入口321と連通する可変容
積の後輪用入力油圧室40を、またシリンダ孔5
の閉塞端壁との間に前記第1出口331と連通す
る可変容積の後輪用出力油圧室41をそれぞれ画
成する。
また、後輪用バルブピストン36には弁室42
が形成されており、この弁室42は、ピストンロ
ツド36aの通孔43を介して後輪用入力油圧室
40と連通し、また弁座部材36bの弁孔44を
介して後輪用出力油圧室41とも連通する。弁室
42には弁座部材36bに着座して弁孔44を閉
じ得る球状後輪用バルブ45と、これを閉じ側に
付勢する閉弁ばね46とが収容される。後輪用バ
ルブ45は弁孔44を緩く貫通する開弁棒47を
一体に備えており、後輪用バルブピストン36
が、弁座部材36bをシリンダ孔35の閉塞端壁
に当接させて後退限に位置するとき、開弁棒47
は上記閉塞端壁より前方へ押されて後輪用バルブ
45を開くようになつている。
が形成されており、この弁室42は、ピストンロ
ツド36aの通孔43を介して後輪用入力油圧室
40と連通し、また弁座部材36bの弁孔44を
介して後輪用出力油圧室41とも連通する。弁室
42には弁座部材36bに着座して弁孔44を閉
じ得る球状後輪用バルブ45と、これを閉じ側に
付勢する閉弁ばね46とが収容される。後輪用バ
ルブ45は弁孔44を緩く貫通する開弁棒47を
一体に備えており、後輪用バルブピストン36
が、弁座部材36bをシリンダ孔35の閉塞端壁
に当接させて後退限に位置するとき、開弁棒47
は上記閉塞端壁より前方へ押されて後輪用バルブ
45を開くようになつている。
後輪用弁函31の前部には調圧ばね48を収容
するばね室49がカバー31aにより画成され
る。該室49において、第1及び第2制御弁34
1,342の2本のピストンロツド36a,36a
の前端にレバー50の両端が首振り自在に連結さ
れ、このレバー50の中央部に前記調圧ばね48
の弾発力が各後輪用バルブピストン36,36を
後退限に押圧するように加えられる。
するばね室49がカバー31aにより画成され
る。該室49において、第1及び第2制御弁34
1,342の2本のピストンロツド36a,36a
の前端にレバー50の両端が首振り自在に連結さ
れ、このレバー50の中央部に前記調圧ばね48
の弾発力が各後輪用バルブピストン36,36を
後退限に押圧するように加えられる。
また、後輪用弁函31には、2個のシリンダ孔
35,35の中間部にこれらと平行で後端を閉塞
したシリンダ孔51が設けられ、これに前記レバ
ー50の中央部に当接する制御ピストン52が摺
合される。而して、制御ピストン52はシリンダ
孔51の後端壁との間に制御油圧室53を画成す
る。
35,35の中間部にこれらと平行で後端を閉塞
したシリンダ孔51が設けられ、これに前記レバ
ー50の中央部に当接する制御ピストン52が摺
合される。而して、制御ピストン52はシリンダ
孔51の後端壁との間に制御油圧室53を画成す
る。
この制御油圧室53は、空部電磁弁23rを介
して前記油タンク24と前記蓄圧器25とに接続
され、後部電磁弁23rが消磁していると油タン
ク24と連通し、励磁されると蓄圧器25と連通
するようになつている。
して前記油タンク24と前記蓄圧器25とに接続
され、後部電磁弁23rが消磁していると油タン
ク24と連通し、励磁されると蓄圧器25と連通
するようになつている。
前部及び後部電磁弁23f,23rの制御のた
めに制御回路54が設けられる。この回路54
は、左、右の前輪の回転速度を検出する前部第1
及び第2車輪速度センサ55f1,55f2からの信
号を受けて、前輪にロツク状態が迫つたことを判
断したとき前部電磁弁23fに励磁信号を発し、
また左、右の後輪の回転速度を検出する後部第1
及び第2車輪速度センサ55r1,55r2からの信
号を受けて、後輪にロツク状態が迫つたことを判
断したとき後部電磁弁23rに励磁信号を発す
る。更に、この制御回路54は、蓄圧器25に連
なる油圧回路の油圧を検出する圧力センサ56か
ら信号を受けて、蓄圧器25に所定の油圧が蓄え
られたことを判断したとき電動モータ26に停止
信号を発する。
めに制御回路54が設けられる。この回路54
は、左、右の前輪の回転速度を検出する前部第1
及び第2車輪速度センサ55f1,55f2からの信
号を受けて、前輪にロツク状態が迫つたことを判
断したとき前部電磁弁23fに励磁信号を発し、
また左、右の後輪の回転速度を検出する後部第1
及び第2車輪速度センサ55r1,55r2からの信
号を受けて、後輪にロツク状態が迫つたことを判
断したとき後部電磁弁23rに励磁信号を発す
る。更に、この制御回路54は、蓄圧器25に連
なる油圧回路の油圧を検出する圧力センサ56か
ら信号を受けて、蓄圧器25に所定の油圧が蓄え
られたことを判断したとき電動モータ26に停止
信号を発する。
而して制御回路54、電磁弁23f、制御ピス
トン21及びばね19は、互いに協働して本発明
の前輪用作動制御装置Cfを構成しており、また
制御回路54、電磁弁23r、制御ピストン52
及びばね48は、互いに協働して本発明の後輪用
作動制御装置Crを構成している。
トン21及びばね19は、互いに協働して本発明
の前輪用作動制御装置Cfを構成しており、また
制御回路54、電磁弁23r、制御ピストン52
及びばね48は、互いに協働して本発明の後輪用
作動制御装置Crを構成している。
次に、この実施例の作用を説明すると、車両の
走行中にブレーキペダルBpを踏んでマスタシリ
ンダMを作動し、第1及び第2出力ポートP1,
P2からそれぞれ油圧を出力させれば、第1出力
ポートP1の出力油圧は、第1油路L1の上流部か
ら前部制御弁装置Vfにおける第1制御弁41の前
輪用入力油圧室9、弁室11、弁孔13及び前輪
用出力油圧室10を順次通り、さらに第1油路
L1の下流部を経て左前輪ブレーキBf1に伝達し、
また第1油路L1の上流部から後部制御弁装置Vr
における第1制御弁341の後輪用入力油圧室4
0、弁室42、弁孔44及び後輪用出力油圧室4
1を順次通り、さらに第1油路L1の下流部を経
て右後輪ブレーキBr2にも伝達し、これらブレー
キBf1,Br2を作動する。一方、第2出力ポート
P2の出力油圧は、第2油路L2の上流部から前部
制御弁装置Vfにおける第2制御弁42の前輪用入
力油圧室9、弁室11、弁孔13及び前輪用出力
油圧室10を順次通り、さらに第2油路L2の下
流部を経て右前輪ブレーキBf2に伝達し、また第
2油路L2の上流部から後部制御弁装置Vrにおけ
る第2制御弁342の後輪用入力油圧室40、弁
室42、弁孔44及び後輪用出力油圧室41を順
次通り、さらに第2油路L2の下流部を経て左後
輪ブレーキBr1にも伝達し、これらブレーキBf2,
Br1を作動する。
走行中にブレーキペダルBpを踏んでマスタシリ
ンダMを作動し、第1及び第2出力ポートP1,
P2からそれぞれ油圧を出力させれば、第1出力
ポートP1の出力油圧は、第1油路L1の上流部か
ら前部制御弁装置Vfにおける第1制御弁41の前
輪用入力油圧室9、弁室11、弁孔13及び前輪
用出力油圧室10を順次通り、さらに第1油路
L1の下流部を経て左前輪ブレーキBf1に伝達し、
また第1油路L1の上流部から後部制御弁装置Vr
における第1制御弁341の後輪用入力油圧室4
0、弁室42、弁孔44及び後輪用出力油圧室4
1を順次通り、さらに第1油路L1の下流部を経
て右後輪ブレーキBr2にも伝達し、これらブレー
キBf1,Br2を作動する。一方、第2出力ポート
P2の出力油圧は、第2油路L2の上流部から前部
制御弁装置Vfにおける第2制御弁42の前輪用入
力油圧室9、弁室11、弁孔13及び前輪用出力
油圧室10を順次通り、さらに第2油路L2の下
流部を経て右前輪ブレーキBf2に伝達し、また第
2油路L2の上流部から後部制御弁装置Vrにおけ
る第2制御弁342の後輪用入力油圧室40、弁
室42、弁孔44及び後輪用出力油圧室41を順
次通り、さらに第2油路L2の下流部を経て左後
輪ブレーキBr1にも伝達し、これらブレーキBf2,
Br1を作動する。
そして、前、後輪がロツクしない限り、前部制
御弁装置Vfの第1及び第2制御弁41,42はばね
19により開弁状態に保持されるので、前輪ブレ
ーキBf1,Bf2の作動油圧は常に第1及び第2出
力ポートP1,P2の出力油圧と上昇を共にするが、
後輪ブレーキBr1,Br2の作動油圧は、第1及び
第2出力ポートP1,P2の出力油圧が所定値を超
えてからは後部制御弁装置Vrの第1及び第2制
御弁341,342により次のように制御される。
御弁装置Vfの第1及び第2制御弁41,42はばね
19により開弁状態に保持されるので、前輪ブレ
ーキBf1,Bf2の作動油圧は常に第1及び第2出
力ポートP1,P2の出力油圧と上昇を共にするが、
後輪ブレーキBr1,Br2の作動油圧は、第1及び
第2出力ポートP1,P2の出力油圧が所定値を超
えてからは後部制御弁装置Vrの第1及び第2制
御弁341,342により次のように制御される。
先ず、第1出力ポートP1の出力油圧の上昇に
より第1制御弁341の入、出力油圧室40,4
1の油圧が所定値に達して、その油圧の後輪用バ
ルブピストン36に対する前方への押圧力(ピス
トンロツド36aの断面積に油圧を乗じた力)
が、調圧ばね48の後輪用バルブピストン36に
対する開弁力(調圧ばね48はレバー50を介し
て左右2本の後輪用バルブピストン36,36に
開弁力を与えているので、この調圧ばね48のセ
ツト荷重の2分の1が1本の後輪用バルブピスト
ン36に対する開弁力となる。)に打勝つと、レ
バー50を僅かに傾動させながら後輪用バルブピ
ストン36を前方に動かし、弁座部材36bを後
輪用バルブ45に係合させて弁孔44を閉じ、し
たがつて入、出力油圧室40,41間の連通を遮
断する。その後、さらに第1出力ポートP1の出
力油圧が上昇して、後輪用入力油圧室40の油圧
の後輪用バルブピストン36に対する後方への押
圧力(後輪用バルブピストン36大径部の断面積
とピストンロツド36aの断面積との差に後輪用
入力油圧室40の油圧を乗じた力)が、後輪用出
力油圧室41の油圧の後輪用バルブピストン36
に対する前方への押圧力(後輪用バルブピストン
36大径部の断面積に後輪用出力油圧室41の油
圧を乗じた力)に打勝つて後輪用バルブピストン
36を後方へ押し返して後輪用バルブ45を弁座
部材36bから離間させ、両油圧室40,41間
を再び連通させるので後輪用出力油圧室41を昇
圧させるが、その昇圧に伴い後輪用出力油圧室4
1の油圧の後輪用バルブピストン36に対する前
方への押圧力が直ちに増大して、後輪用バルブピ
ストン36を再び前方へ動かして両油圧室40,
41間の連通を遮断する。以後、第1出力ポート
P1の出力油圧の上昇に伴い同様の作用が繰返さ
れ、その結果、第1出力ポートP1の出力油圧は
右後輪ブレーキBr2に比例的に減圧して伝達され
る。
より第1制御弁341の入、出力油圧室40,4
1の油圧が所定値に達して、その油圧の後輪用バ
ルブピストン36に対する前方への押圧力(ピス
トンロツド36aの断面積に油圧を乗じた力)
が、調圧ばね48の後輪用バルブピストン36に
対する開弁力(調圧ばね48はレバー50を介し
て左右2本の後輪用バルブピストン36,36に
開弁力を与えているので、この調圧ばね48のセ
ツト荷重の2分の1が1本の後輪用バルブピスト
ン36に対する開弁力となる。)に打勝つと、レ
バー50を僅かに傾動させながら後輪用バルブピ
ストン36を前方に動かし、弁座部材36bを後
輪用バルブ45に係合させて弁孔44を閉じ、し
たがつて入、出力油圧室40,41間の連通を遮
断する。その後、さらに第1出力ポートP1の出
力油圧が上昇して、後輪用入力油圧室40の油圧
の後輪用バルブピストン36に対する後方への押
圧力(後輪用バルブピストン36大径部の断面積
とピストンロツド36aの断面積との差に後輪用
入力油圧室40の油圧を乗じた力)が、後輪用出
力油圧室41の油圧の後輪用バルブピストン36
に対する前方への押圧力(後輪用バルブピストン
36大径部の断面積に後輪用出力油圧室41の油
圧を乗じた力)に打勝つて後輪用バルブピストン
36を後方へ押し返して後輪用バルブ45を弁座
部材36bから離間させ、両油圧室40,41間
を再び連通させるので後輪用出力油圧室41を昇
圧させるが、その昇圧に伴い後輪用出力油圧室4
1の油圧の後輪用バルブピストン36に対する前
方への押圧力が直ちに増大して、後輪用バルブピ
ストン36を再び前方へ動かして両油圧室40,
41間の連通を遮断する。以後、第1出力ポート
P1の出力油圧の上昇に伴い同様の作用が繰返さ
れ、その結果、第1出力ポートP1の出力油圧は
右後輪ブレーキBr2に比例的に減圧して伝達され
る。
また、第2出力ポートP2の出力油圧が所定値
以上に上昇すれば、第2制御弁342が第1制御
弁341と同様に作動して、第2出力ポートP2の
出力油圧が左後輪ブレーキBr1に比例的に減圧し
て伝達されることは明らかであろう。
以上に上昇すれば、第2制御弁342が第1制御
弁341と同様に作動して、第2出力ポートP2の
出力油圧が左後輪ブレーキBr1に比例的に減圧し
て伝達されることは明らかであろう。
以上において、各制御弁341,342の減圧開
始圧力は各ピストンロツド36aの断面積及び調
圧ばね48のセツト荷重により決定され、またそ
の減圧比は後輪用バルブピストン36大径部の断
面積とピストンロツド36aの断面積との差と、
ピストンロツド36aの断面積との比により決定
される。
始圧力は各ピストンロツド36aの断面積及び調
圧ばね48のセツト荷重により決定され、またそ
の減圧比は後輪用バルブピストン36大径部の断
面積とピストンロツド36aの断面積との差と、
ピストンロツド36aの断面積との比により決定
される。
この制動中、後輪がロツクしそうになると、制
御回路54から後部電磁弁23rに励磁信号が発
せられるので、電磁弁23rは励磁されて蓄圧器
25と制御油圧室53との連通位置に切換わり、
蓄圧器25の油圧が制御油圧室53に供給され
る。すると、その油圧を受けて制御ピストン52
は前進作動して、レバー50を介して両制御弁3
41,342の後輪用バルブピストン36,36を
調圧ばね48の力に抗して前方へ動かし、各後輪
用バルブ45,45を閉弁状態にすると共に、後
輪用バルブピストン36,36の前進により各後
輪用出力油圧室41,41の容積を増大させてこ
れらの室を減圧するため、後輪ブレーキBr1,
Br2の制動力は弱められ、ロツク状態を回避され
る。一方、各後輪用入力油圧室40,40では後
輪用バルブピストン36,36の前進により容積
が縮小されて昇圧し、その昇圧分が反動力として
マスタシリンダM側へ伝達し、即ちキツクバツク
現象が生じる。したがつて、操縦者はこの反動力
をブレーキペダルBpを通して感知し、アンチロ
ツク制御が行われていることを知覚し得る。
御回路54から後部電磁弁23rに励磁信号が発
せられるので、電磁弁23rは励磁されて蓄圧器
25と制御油圧室53との連通位置に切換わり、
蓄圧器25の油圧が制御油圧室53に供給され
る。すると、その油圧を受けて制御ピストン52
は前進作動して、レバー50を介して両制御弁3
41,342の後輪用バルブピストン36,36を
調圧ばね48の力に抗して前方へ動かし、各後輪
用バルブ45,45を閉弁状態にすると共に、後
輪用バルブピストン36,36の前進により各後
輪用出力油圧室41,41の容積を増大させてこ
れらの室を減圧するため、後輪ブレーキBr1,
Br2の制動力は弱められ、ロツク状態を回避され
る。一方、各後輪用入力油圧室40,40では後
輪用バルブピストン36,36の前進により容積
が縮小されて昇圧し、その昇圧分が反動力として
マスタシリンダM側へ伝達し、即ちキツクバツク
現象が生じる。したがつて、操縦者はこの反動力
をブレーキペダルBpを通して感知し、アンチロ
ツク制御が行われていることを知覚し得る。
後輪のロツク状態を回避されれば、制御回路5
4は励磁信号を停止するので、後部電磁弁23r
は消磁して原位置に復帰し、制御油圧室53の油
圧は油タンク24に解放される。したがつて、制
御ピストン52は作動を停止するので、各制御弁
341,342を通常の作動状態に復帰させ、後輪
ブレーキBr1,Br2の制動力を回復させる。
4は励磁信号を停止するので、後部電磁弁23r
は消磁して原位置に復帰し、制御油圧室53の油
圧は油タンク24に解放される。したがつて、制
御ピストン52は作動を停止するので、各制御弁
341,342を通常の作動状態に復帰させ、後輪
ブレーキBr1,Br2の制動力を回復させる。
また制動中、前輪がロツクしそうになると、制
御回路54から前部電磁弁23fに励磁信号が発
せられるので、前部電磁弁23fは励磁されて蓄
圧器25と制御油圧室22との連通位置に切換わ
り、蓄圧器25の油圧が制御油圧室22に供給さ
れる。すると、その油圧を受けて制御ピストン2
1は前進作動して、レバー18を介して両制御弁
41,41の前輪用バルブピストン6,6をばね1
9の力に抗して前方へ動かし、各前輪用バルブ1
4,14を閉弁状態にすると共に、前輪用バルブ
ピストン6,6の前進により各前輪用出力油圧室
10,10の容積を増大させてこれらの室を減圧
するため、前輪ブレーキBf1,Bf2の制動力は弱
められ、ロツク状態は回避される。上記のような
前輪用バルブピストン6,6の前進作動による
も、前輪用入力油圧室9,9は前述のように定容
積であるから容積の変化がなく、したがつて圧力
上昇もないので、キツクバツク現象は生じない。
御回路54から前部電磁弁23fに励磁信号が発
せられるので、前部電磁弁23fは励磁されて蓄
圧器25と制御油圧室22との連通位置に切換わ
り、蓄圧器25の油圧が制御油圧室22に供給さ
れる。すると、その油圧を受けて制御ピストン2
1は前進作動して、レバー18を介して両制御弁
41,41の前輪用バルブピストン6,6をばね1
9の力に抗して前方へ動かし、各前輪用バルブ1
4,14を閉弁状態にすると共に、前輪用バルブ
ピストン6,6の前進により各前輪用出力油圧室
10,10の容積を増大させてこれらの室を減圧
するため、前輪ブレーキBf1,Bf2の制動力は弱
められ、ロツク状態は回避される。上記のような
前輪用バルブピストン6,6の前進作動による
も、前輪用入力油圧室9,9は前述のように定容
積であるから容積の変化がなく、したがつて圧力
上昇もないので、キツクバツク現象は生じない。
前輪のロツク現象が回避されれば、制御回路5
4は励磁信号を停止するので、前部電磁弁23f
は消磁して原位置に復帰し、制御油圧室22の油
圧は油タンク24に解放される。したがつて、制
御ピストン21は作動を停止するので、各制御弁
41,42を開弁状態に復帰させ、前輪ブレーキ
Bf1,Bf2の制動力を回復させる。
4は励磁信号を停止するので、前部電磁弁23f
は消磁して原位置に復帰し、制御油圧室22の油
圧は油タンク24に解放される。したがつて、制
御ピストン21は作動を停止するので、各制御弁
41,42を開弁状態に復帰させ、前輪ブレーキ
Bf1,Bf2の制動力を回復させる。
C 発明の効果
以上のように本発明によれば、後輪ブレーキの
アンチロツク制御時にはキツクバツク現象を生起
させるが、前輪ブレーキのアンチロツク制御時に
はキツクバツク現象を生起させず、従つて制動感
覚を損なうことなく、アンチロツク制御が行われ
ていることを操縦者に直接的に感知させることが
でき、特に、一般に後輪ブレーキは前輪ブレーキ
に比べ多い頻度でアンチロツク制御が行われるも
のであることから、アンチロツク制御の感知漏れ
は実際上無いに等しい。
アンチロツク制御時にはキツクバツク現象を生起
させるが、前輪ブレーキのアンチロツク制御時に
はキツクバツク現象を生起させず、従つて制動感
覚を損なうことなく、アンチロツク制御が行われ
ていることを操縦者に直接的に感知させることが
でき、特に、一般に後輪ブレーキは前輪ブレーキ
に比べ多い頻度でアンチロツク制御が行われるも
のであることから、アンチロツク制御の感知漏れ
は実際上無いに等しい。
図面は本発明装置の一実施例を適用した自動車
用制動装置の油圧回路図である。 Bf1,Bf2……左、右前輪ブレーキ、Br1,Br2
……左、右後輪ブレーキ、Cf,Cr……前、後輪
用作動制御装置、M……マスタシリンダ、P1,
P2……第1、第2出力ポート、Vf,Vr……前、
後部制御弁装置、1……前輪用弁函、5……シリ
ンダ孔、6……前輪用バルブピストン、9……前
輪用入力油圧室、10……前輪用入力油圧室、1
3……前輪用弁孔、14……前輪用バルブ、31
……後輪用弁函、35……シリンダ孔、36……
後輪用バルブピストン、40……後輪用入力油圧
室、41……後輪用出力油圧室、44……後輪用
弁孔、45……後輪用バルブ。
用制動装置の油圧回路図である。 Bf1,Bf2……左、右前輪ブレーキ、Br1,Br2
……左、右後輪ブレーキ、Cf,Cr……前、後輪
用作動制御装置、M……マスタシリンダ、P1,
P2……第1、第2出力ポート、Vf,Vr……前、
後部制御弁装置、1……前輪用弁函、5……シリ
ンダ孔、6……前輪用バルブピストン、9……前
輪用入力油圧室、10……前輪用入力油圧室、1
3……前輪用弁孔、14……前輪用バルブ、31
……後輪用弁函、35……シリンダ孔、36……
後輪用バルブピストン、40……後輪用入力油圧
室、41……後輪用出力油圧室、44……後輪用
弁孔、45……後輪用バルブ。
Claims (1)
- 1 マスタシリンダMの出力ポートP1,P2と前
輪ブレーキBf1,Bf2との間を結ぶ油路L1,L2に
前部制御弁装置Vfを、また前記出力ポートP1,
P2と後輪ブレーキBr1,Br2との間を結ぶ油路L1,
L2に後部制御弁装置Vrをそれぞれ介装し、前記
前部制御弁装置Vfは、前輪用弁函1と、この前
輪用弁函1のシリンダ孔5に摺動自在に嵌合され
た前輪用バルブピストン6と、この前輪用バルブ
ピストン6及び前輪用弁函1のシリンダ孔5間に
画成されて出力ポートP1,P2に連なり且つ該前
輪用バルブピストン6の摺動位置に関係なく容積
一定の前輪用入力油圧室9と、同じく前輪用バル
ブピストン6及び前輪用弁函1のシリンダ孔5間
に画成されて前輪ブレーキBf1,Bf2に連なり且
つ該前輪用バルブピストン6の一方への摺動によ
り容積が増大する前輪用出力油圧室10と、前輪
用入、出力油圧室9,10間を連通する前輪用弁
孔13を前輪用バルブピストン6の前記一方への
摺動により閉弁し、他方への摺動により開弁する
前輪用バルブ14と、前輪用バルブピストン6を
平時は前記他方への摺動限に保持し、また前輪が
ロツクしそうになると前記一方へ強制摺動させる
よう該前輪用バルブピストン6に連結された前輪
用作動制御装置Cfとを備え、前記後部制御弁装
置Vrは、後輪用弁函31と、この後輪用弁函3
1のシリンダ孔35に摺動自在に嵌合された後輪
用バルブピストン36と、この後輪用バルブピス
トン36及び後輪用弁函31のシリンダ孔35間
に画成されて出力ポートP1,P2に連なり且つ該
後輪用バルブピストン36の一方への摺動により
容積が減少する後輪用入力油圧室40と、同じく
後輪用バルブピストン36及び後輪用弁函31の
シリンダ孔35間に画成されて後輪ブレーキ
Br1,Br2に連なり且つ該後輪用バルブピストン
36の前記一方への摺動により容積が増大する後
輪用出力油圧室41と、後輪用入、出力油圧室4
0,41間を連通する後輪用弁孔44を後輪用バ
ルブピストン36の前記一方への摺動により閉弁
し、他方への摺動により開弁する後輪用バルブ4
5と、後輪用バルブピストン36を平時は前記他
方への摺動限に保持し、また後輪がロツクしそう
になると前記一方へ強制摺動させるよう該後輪用
バルブピストン45に連結された後輪用作動制御
装置Crとを備えたことを特徴とする、車両用ブ
レーキ油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7864082A JPS58194648A (ja) | 1982-05-11 | 1982-05-11 | 車両用ブレ−キ油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7864082A JPS58194648A (ja) | 1982-05-11 | 1982-05-11 | 車両用ブレ−キ油圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58194648A JPS58194648A (ja) | 1983-11-12 |
| JPH035336B2 true JPH035336B2 (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=13667458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7864082A Granted JPS58194648A (ja) | 1982-05-11 | 1982-05-11 | 車両用ブレ−キ油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58194648A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0415567Y2 (ja) * | 1984-11-07 | 1992-04-08 |
-
1982
- 1982-05-11 JP JP7864082A patent/JPS58194648A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58194648A (ja) | 1983-11-12 |
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