JPH03536Y2 - - Google Patents
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- JPH03536Y2 JPH03536Y2 JP1984129172U JP12917284U JPH03536Y2 JP H03536 Y2 JPH03536 Y2 JP H03536Y2 JP 1984129172 U JP1984129172 U JP 1984129172U JP 12917284 U JP12917284 U JP 12917284U JP H03536 Y2 JPH03536 Y2 JP H03536Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- crankshaft
- thrust plate
- annular groove
- annular
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は密閉形圧縮機の給油構造、詳しくは
底部に油溜をもつ密閉ケーシング内に圧縮要素と
該圧縮要素を駆動するクランク軸とを設け、該ク
ランク軸を、前記油溜に突入し、下面をスラスト
プレートを受金とにより閉鎖した下部軸受筒に支
持すると共に、前記クランク軸に、軸方向に延び
前記スラストプレートと前記受金を介して前記油
溜に連通する環状通路と、該環状通路と連通し前
記クランク軸の外周面に開口する第1通路と、軸
方向に延び一端を前記クランク軸の下端に、他端
を摺動部に開口させる第2通路とを形成する一
方、前記軸受の軸受孔内面に前記第1通路に対向
する環状溝を形成すると共に、前記受金に前記ス
ラストプレートを介して前記環状溝と前記第2通
路とを接続する連通溝を形成して成る密閉形圧縮
機の給油構造に関する。
底部に油溜をもつ密閉ケーシング内に圧縮要素と
該圧縮要素を駆動するクランク軸とを設け、該ク
ランク軸を、前記油溜に突入し、下面をスラスト
プレートを受金とにより閉鎖した下部軸受筒に支
持すると共に、前記クランク軸に、軸方向に延び
前記スラストプレートと前記受金を介して前記油
溜に連通する環状通路と、該環状通路と連通し前
記クランク軸の外周面に開口する第1通路と、軸
方向に延び一端を前記クランク軸の下端に、他端
を摺動部に開口させる第2通路とを形成する一
方、前記軸受の軸受孔内面に前記第1通路に対向
する環状溝を形成すると共に、前記受金に前記ス
ラストプレートを介して前記環状溝と前記第2通
路とを接続する連通溝を形成して成る密閉形圧縮
機の給油構造に関する。
(従来の技術)
従来この種圧縮機の給油構造は、例えば実開昭
59−58782号公報に記載され、かつ第6図に示す
ごとく、クランク軸7の下端を、下面をスラスト
プレート10と受金11により閉鎖した下部軸受
筒9を介して支持し、前記クランク軸7の軸方向
に、下端面から圧縮要素の摺動部に至る第2通路
12を形成すると共に、このクランク軸7の下端
で前記第2通路12の外周囲に、前記スラストプ
レート10と受金11を介してケーシング底部の
油溜に連通する環状通路13を形成する一方、前
記クランク軸7の下端に前記環状通路13から半
径方向外方に延びる第1通路14を設け、この第
1通路14と対向する前記下部軸受筒9の軸受孔
内面に環状溝15を形成すると共に、前記受金1
1に前記スラストプレート10を介して前記環状
溝15と前記第2通路12の下端面とを接続する
連通溝16を形成している。
59−58782号公報に記載され、かつ第6図に示す
ごとく、クランク軸7の下端を、下面をスラスト
プレート10と受金11により閉鎖した下部軸受
筒9を介して支持し、前記クランク軸7の軸方向
に、下端面から圧縮要素の摺動部に至る第2通路
12を形成すると共に、このクランク軸7の下端
で前記第2通路12の外周囲に、前記スラストプ
レート10と受金11を介してケーシング底部の
油溜に連通する環状通路13を形成する一方、前
記クランク軸7の下端に前記環状通路13から半
径方向外方に延びる第1通路14を設け、この第
1通路14と対向する前記下部軸受筒9の軸受孔
内面に環状溝15を形成すると共に、前記受金1
1に前記スラストプレート10を介して前記環状
溝15と前記第2通路12の下端面とを接続する
連通溝16を形成している。
斯くして圧縮機の運転時には、前記ケーシング
(図示せず)の油溜1aから前記受金11及びス
ラストプレート10を介し前記環状通路13に至
つた潤滑油を、前記クランク軸7の回転駆動に伴
い前記第1通路14及び前記第2通路12の半径
方向部分(図示せず)に作用する遠心力で前記軸
受筒9の環状溝15に導き、該環状溝15から前
記スラストプレート10を介して前記受金11の
連通溝16へと流通させ、更に、この連通溝16
から前記クランク軸7の第2通路12に流通させ
て、該第2通路12を介し前記圧縮要素各軸受部
分の摺動部へと給油し、斯くのごとき給油経路で
前記摺動部の潤滑を行うごとくしている。
(図示せず)の油溜1aから前記受金11及びス
ラストプレート10を介し前記環状通路13に至
つた潤滑油を、前記クランク軸7の回転駆動に伴
い前記第1通路14及び前記第2通路12の半径
方向部分(図示せず)に作用する遠心力で前記軸
受筒9の環状溝15に導き、該環状溝15から前
記スラストプレート10を介して前記受金11の
連通溝16へと流通させ、更に、この連通溝16
から前記クランク軸7の第2通路12に流通させ
て、該第2通路12を介し前記圧縮要素各軸受部
分の摺動部へと給油し、斯くのごとき給油経路で
前記摺動部の潤滑を行うごとくしている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで前記従来の給油構造では、前記のごと
き給油経路を通る潤滑油中にゴミなどが混入して
いるとき、このゴミなどを除去する手段が採用さ
れておらず、従つて潤滑油と共にゴミなどを前記
圧縮要素の摺動部に供給することがあり、特に前
記給油経路には前記クランク軸7や圧縮要素など
の切削加工時に生じた切削屑などが混入する場合
があり、この切削屑などを前記摺動部に供給した
りして、該摺動部を損傷したりすることがあつた
のである。
き給油経路を通る潤滑油中にゴミなどが混入して
いるとき、このゴミなどを除去する手段が採用さ
れておらず、従つて潤滑油と共にゴミなどを前記
圧縮要素の摺動部に供給することがあり、特に前
記給油経路には前記クランク軸7や圧縮要素など
の切削加工時に生じた切削屑などが混入する場合
があり、この切削屑などを前記摺動部に供給した
りして、該摺動部を損傷したりすることがあつた
のである。
本考案は以上のごとき問題点に鑑みて考案した
もので、前記給油経路にゴミなどの除去手段を設
けることにより、この給油経路に混入するゴミな
どを除去して、前記摺動部をゴミなどから保護
し、該摺動部の潤滑を確実に行うごとくしたもの
である。
もので、前記給油経路にゴミなどの除去手段を設
けることにより、この給油経路に混入するゴミな
どを除去して、前記摺動部をゴミなどから保護
し、該摺動部の潤滑を確実に行うごとくしたもの
である。
(問題点を解決するための手段)
本考案の構成は、第1乃至第5図に示す通りで
あつて、前記下部軸受筒9に形成する前記環状溝
15における前記第1通路14の連通位置と前記
連通溝16の接続位置との間に、半径方向外方に
凹入する複数の凹入部17を形成すると共に、前
記受金11の前記凹入部17との対応部分に前記
スラストプレート10を介して前記凹入部17に
連通する複数のゴミ溜孔18を形成したのであ
る。
あつて、前記下部軸受筒9に形成する前記環状溝
15における前記第1通路14の連通位置と前記
連通溝16の接続位置との間に、半径方向外方に
凹入する複数の凹入部17を形成すると共に、前
記受金11の前記凹入部17との対応部分に前記
スラストプレート10を介して前記凹入部17に
連通する複数のゴミ溜孔18を形成したのであ
る。
(作用)
しかしてケーシング底部の油溜1aから圧縮要
素6の摺動部に潤滑油を給油するとき、この潤滑
油中に混入するゴミなどを前記環状溝15の凹入
部17から前記スラストプレート10を介し前記
受金11のゴミ溜孔18に案内し、該ゴミ溜孔1
8に前記ゴミなどを貯溜除去させるごとくしたの
である。
素6の摺動部に潤滑油を給油するとき、この潤滑
油中に混入するゴミなどを前記環状溝15の凹入
部17から前記スラストプレート10を介し前記
受金11のゴミ溜孔18に案内し、該ゴミ溜孔1
8に前記ゴミなどを貯溜除去させるごとくしたの
である。
(実施例)
第5図は本考案の給油構造を実施した圧縮機を
示し、底部に油溜1aをもつ密閉ケーシング1の
内部で上方位置に、モータ2を配置すると共に、
該モータ2の下方位置に、架構3と該架構3に形
成した複数の気筒4と、該各気筒4に往復動自由
に内装したピストン5とから成る圧縮要素6を配
置する一方、前記架構3に上下方向に延び一端を
前記モータ2に結合したクランク軸7を支持し、
該クランク軸7の偏心軸部7aに連接棒8を介し
て前記ピストン5を連動連結させ、前記モータ2
に伴う前記クランク軸7の回転で前記ピストン5
を往復動させることにより、前記気筒4内に冷媒
を吸入して圧縮するごとくしている。
示し、底部に油溜1aをもつ密閉ケーシング1の
内部で上方位置に、モータ2を配置すると共に、
該モータ2の下方位置に、架構3と該架構3に形
成した複数の気筒4と、該各気筒4に往復動自由
に内装したピストン5とから成る圧縮要素6を配
置する一方、前記架構3に上下方向に延び一端を
前記モータ2に結合したクランク軸7を支持し、
該クランク軸7の偏心軸部7aに連接棒8を介し
て前記ピストン5を連動連結させ、前記モータ2
に伴う前記クランク軸7の回転で前記ピストン5
を往復動させることにより、前記気筒4内に冷媒
を吸入して圧縮するごとくしている。
また前記圧縮機には給油構造を備えており、こ
の給油構造は、第1乃至第4図に示すごとく構成
している。
の給油構造は、第1乃至第4図に示すごとく構成
している。
即ち、前記架構3の下端に下部軸受筒9を取付
け、該軸受筒9に前記クランク軸7の下部を回転
可能に支持すると共に、この軸受筒9の下面にス
ラストプレート10と受金11とを取付け、これ
らスラストプレート10及び受金11により前記
軸受筒9の下面を閉鎖する一方、前記クランク軸
7に下端面から上方に向かつて延び、前記圧縮要
素6の摺動部および前記クランク軸7の偏心軸部
7aと前記連接棒8との連結部分に開口する第2
通路12を形成する。
け、該軸受筒9に前記クランク軸7の下部を回転
可能に支持すると共に、この軸受筒9の下面にス
ラストプレート10と受金11とを取付け、これ
らスラストプレート10及び受金11により前記
軸受筒9の下面を閉鎖する一方、前記クランク軸
7に下端面から上方に向かつて延び、前記圧縮要
素6の摺動部および前記クランク軸7の偏心軸部
7aと前記連接棒8との連結部分に開口する第2
通路12を形成する。
一方前記クランク軸7の下端部で前記第2通路
12の外周囲に、下面が開口する環状通路13を
形成すると共に、前記スラストプレート10と受
金11とにおける前記環状通路13との対向位置
に、それぞれ2つの第1貫通孔10a,11aを
形成し、これらの各貫通孔10a,11aを介し
て前記クランク軸7の環状通路13を前記ケーシ
ング1の油溜1aに開放させる。
12の外周囲に、下面が開口する環状通路13を
形成すると共に、前記スラストプレート10と受
金11とにおける前記環状通路13との対向位置
に、それぞれ2つの第1貫通孔10a,11aを
形成し、これらの各貫通孔10a,11aを介し
て前記クランク軸7の環状通路13を前記ケーシ
ング1の油溜1aに開放させる。
また前記クランク軸7の下部位置に、前記環状
通路13から半径方向外方に延び、前記クランク
軸7の外周面に開口する複数の第1通路14を形
成すると共に、この第1通路14と対向する前記
軸受筒9の軸受孔9a内面に、環状溝15を形成
する一方、前記受金11に横方向に延びる連通溝
16を形成し、この連通溝16を前記スラストプ
レート10に形成した2つの第2貫通孔10bを
介して前記環状溝15に連通させると共に、前記
連通溝16を前記スラストプレート10の中央部
に形成する第3貫通孔10cを介して前記第2通
路12に連通し、この連通溝16を介して前記環
状溝15と前記第2通路12を連通するのであ
る。
通路13から半径方向外方に延び、前記クランク
軸7の外周面に開口する複数の第1通路14を形
成すると共に、この第1通路14と対向する前記
軸受筒9の軸受孔9a内面に、環状溝15を形成
する一方、前記受金11に横方向に延びる連通溝
16を形成し、この連通溝16を前記スラストプ
レート10に形成した2つの第2貫通孔10bを
介して前記環状溝15に連通させると共に、前記
連通溝16を前記スラストプレート10の中央部
に形成する第3貫通孔10cを介して前記第2通
路12に連通し、この連通溝16を介して前記環
状溝15と前記第2通路12を連通するのであ
る。
斯くして前記受金11及びスラストプレート1
0の各第1貫通孔11a,10aから前記クラン
ク軸7の環状通路13に給油された潤滑油を、こ
のクランク軸7の回転に伴い前記第1通路14、
及び前記第2給油通路12の半径方向部分に作用
する遠心力により前記軸受筒9の環状溝15に加
圧して供給し、該環状溝15から前記スラストプ
レート10の第2貫通孔10bを介し前記受金1
1の連通溝16に給油し、該連通溝16から前記
スラストプレート10の第3貫通孔10cを介し
前記クランク軸7の第2通路12へと供給し、こ
の第2通路12を通つて前記圧縮要素6の摺動
部、および前記クランク軸7と前記連接棒8との
連結部分に潤滑油の供給を行うごとくなすのであ
る。
0の各第1貫通孔11a,10aから前記クラン
ク軸7の環状通路13に給油された潤滑油を、こ
のクランク軸7の回転に伴い前記第1通路14、
及び前記第2給油通路12の半径方向部分に作用
する遠心力により前記軸受筒9の環状溝15に加
圧して供給し、該環状溝15から前記スラストプ
レート10の第2貫通孔10bを介し前記受金1
1の連通溝16に給油し、該連通溝16から前記
スラストプレート10の第3貫通孔10cを介し
前記クランク軸7の第2通路12へと供給し、こ
の第2通路12を通つて前記圧縮要素6の摺動
部、および前記クランク軸7と前記連接棒8との
連結部分に潤滑油の供給を行うごとくなすのであ
る。
しかして前記のごとき給油構造において、前記
下部軸受筒9に設ける前記環状溝15における前
記第1通路14の連通位置と前記連通溝16の接
続位置との間に、半径方向外方に凹入する複数の
凹入部17を形成すると共に、前記受金11の前
記凹入部17との対応部分に前記スラストプレー
ト10を介して前記凹入部17に連通する複数の
ゴミ溜孔18を形成したのである。
下部軸受筒9に設ける前記環状溝15における前
記第1通路14の連通位置と前記連通溝16の接
続位置との間に、半径方向外方に凹入する複数の
凹入部17を形成すると共に、前記受金11の前
記凹入部17との対応部分に前記スラストプレー
ト10を介して前記凹入部17に連通する複数の
ゴミ溜孔18を形成したのである。
具体的には、前記下部軸受筒9に設ける環状溝
15における前記第1通路14の連通位置と前記
連通溝16の接続位置との間に、半径方向外方に
凹入する4つの凹入部17を形成すると共に、該
各凹入部17と対向する前記スラストプレート1
0に4つの第4貫通孔10dを形成する一方、前
記受金11の前記第4貫通孔10dと対向する4
箇所に前記ゴミ溜孔18を設け、前記ケーシング
1の油溜1aから前記クランク軸7の環状通路1
3、第1通路14及び前記軸受筒9の環状溝15
を通つて、前記クランク軸7の第2通路12側に
至る潤滑油中に混入するゴミなどを、前記凹入部
17から前記ゴミ溜孔18に案内除去するごとく
したのである。
15における前記第1通路14の連通位置と前記
連通溝16の接続位置との間に、半径方向外方に
凹入する4つの凹入部17を形成すると共に、該
各凹入部17と対向する前記スラストプレート1
0に4つの第4貫通孔10dを形成する一方、前
記受金11の前記第4貫通孔10dと対向する4
箇所に前記ゴミ溜孔18を設け、前記ケーシング
1の油溜1aから前記クランク軸7の環状通路1
3、第1通路14及び前記軸受筒9の環状溝15
を通つて、前記クランク軸7の第2通路12側に
至る潤滑油中に混入するゴミなどを、前記凹入部
17から前記ゴミ溜孔18に案内除去するごとく
したのである。
前記凹入部17及びゴミ溜孔18は、穴開け加
工により形成してもよく、また前記軸受筒9及び
受金11の鋳造成形時に同時に形成するごとくし
てもよい。
工により形成してもよく、また前記軸受筒9及び
受金11の鋳造成形時に同時に形成するごとくし
てもよい。
図の実施例では、前記クランク軸7の環状通路
13から前記第2通路12と平行に延び、前記下
部軸受筒9の上部で開口するガス抜き孔19を形
成している。
13から前記第2通路12と平行に延び、前記下
部軸受筒9の上部で開口するガス抜き孔19を形
成している。
また図の実施例では、前記クランク軸7と前記
下部軸受筒9との間に軸受メタル20を介装させ
ている。
下部軸受筒9との間に軸受メタル20を介装させ
ている。
本考案の給油構造は以上のごとく構成したもの
で、圧縮機の運転時には、前記ケーシング1の油
溜1aから前記受金11とスラストプレート10
を介して前記クランク軸7の環状通路13に導入
された潤滑油が、このクランク軸7の回転に伴う
遠心力により前記環状通路13から前記第1通路
14を介して前記下部軸受筒9の環状溝15に給
油され、このとき前記潤滑油に混入する比重の大
きい金属粉などのゴミが、遠心力により外方にほ
うり出され、前記環状溝15に形成する凹入部1
7に取込まれ、その重力により該凹入部17から
前記スラストプレート10を経て前記受金11に
設けたゴミ溜孔18に案内貯溜されて除去される
のである。
で、圧縮機の運転時には、前記ケーシング1の油
溜1aから前記受金11とスラストプレート10
を介して前記クランク軸7の環状通路13に導入
された潤滑油が、このクランク軸7の回転に伴う
遠心力により前記環状通路13から前記第1通路
14を介して前記下部軸受筒9の環状溝15に給
油され、このとき前記潤滑油に混入する比重の大
きい金属粉などのゴミが、遠心力により外方にほ
うり出され、前記環状溝15に形成する凹入部1
7に取込まれ、その重力により該凹入部17から
前記スラストプレート10を経て前記受金11に
設けたゴミ溜孔18に案内貯溜されて除去される
のである。
しかして前記環状溝15から前記スラストプレ
ート10を経て前記受金11の連通溝16及び前
記クランク軸7の第2通路12へと給油される潤
滑油中のゴミなどが除去され、前記圧縮要素6の
摺動部には、ゴミなどが混入しない潤滑油が給油
されるのである。
ート10を経て前記受金11の連通溝16及び前
記クランク軸7の第2通路12へと給油される潤
滑油中のゴミなどが除去され、前記圧縮要素6の
摺動部には、ゴミなどが混入しない潤滑油が給油
されるのである。
(考案の効果)
以上説明したごとく本考案にかかる密閉形圧縮
機の給油構造では、下部軸受に形成する環状溝に
おける前記第1通路の連通位置と前記連通溝の接
続位置との間に、半径方向外方に凹入する複数の
凹入部を形成すると共に、前記受金の前記凹入部
との対応部分に前記スラストプレートを介して前
記凹入部に連通する複数のゴミ溜孔を形成したか
ら、前記クランク軸の回転に伴う遠心力により、
前記油溜から、環状通路及び第1通路を経て、前
記環状溝に送られ、該環状溝から連通溝及び第2
通路を経て前記圧縮要素の摺動部に給油される油
の給油経路の経路中で、しかも前記クランク軸の
回転により遠心力が大きく作用している環状溝に
おいて、潤滑油中のゴミなどを分離し、かつ、複
数の各凹入部の下方に形成したゴミ溜孔に溜める
ことができるのであり、従つて、潤滑油中のゴミ
などを効率よく確実に除去できるのである。つま
り前記圧縮要素の摺動部にゴミなどの混入しない
潤滑油を給油できて、この摺動部の破損を招いた
りすることなく、該摺動部の確実な潤滑ができる
に至つたのである。
機の給油構造では、下部軸受に形成する環状溝に
おける前記第1通路の連通位置と前記連通溝の接
続位置との間に、半径方向外方に凹入する複数の
凹入部を形成すると共に、前記受金の前記凹入部
との対応部分に前記スラストプレートを介して前
記凹入部に連通する複数のゴミ溜孔を形成したか
ら、前記クランク軸の回転に伴う遠心力により、
前記油溜から、環状通路及び第1通路を経て、前
記環状溝に送られ、該環状溝から連通溝及び第2
通路を経て前記圧縮要素の摺動部に給油される油
の給油経路の経路中で、しかも前記クランク軸の
回転により遠心力が大きく作用している環状溝に
おいて、潤滑油中のゴミなどを分離し、かつ、複
数の各凹入部の下方に形成したゴミ溜孔に溜める
ことができるのであり、従つて、潤滑油中のゴミ
などを効率よく確実に除去できるのである。つま
り前記圧縮要素の摺動部にゴミなどの混入しない
潤滑油を給油できて、この摺動部の破損を招いた
りすることなく、該摺動部の確実な潤滑ができる
に至つたのである。
第1図は本考案にかかる給油構造の要部を示す
底面図、第2図は第1図X−X線方向の縦断面
図、第3図はスラストプレートの底面図、第4図
は受金の底面図、第5図は密閉形圧縮機の縦断面
図、第6図は従来例を示す断面図である。 1……ケーシング、6……圧縮要素、7……ク
ランク軸、9……下部軸受筒、9a……軸受孔、
10……スラストプレート、11……受金、12
……第2通路、13……環状通路、14……第1
通路、15……環状溝、16……連通溝、17…
…凹入部、18……ゴミ溜孔。
底面図、第2図は第1図X−X線方向の縦断面
図、第3図はスラストプレートの底面図、第4図
は受金の底面図、第5図は密閉形圧縮機の縦断面
図、第6図は従来例を示す断面図である。 1……ケーシング、6……圧縮要素、7……ク
ランク軸、9……下部軸受筒、9a……軸受孔、
10……スラストプレート、11……受金、12
……第2通路、13……環状通路、14……第1
通路、15……環状溝、16……連通溝、17…
…凹入部、18……ゴミ溜孔。
Claims (1)
- 底部に油溜1aをもつ密閉ケーシング1内に圧
縮要素6と該圧縮要素6を駆動するクランク軸7
とを設け、該クランク軸7を、前記油溜1aに突
入し、下面をスラストプレート10と受金11と
により閉鎖した下部軸受筒9に支持すると共に、
前記クランク軸7に、軸方向に延び前記スラスト
プレート10と前記受金11を介して前記油溜1
aに連通する環状通路13と、該環状通路13と
連通し前記クランク軸7の外周面に開口する第1
通路14と、軸方向に延び一端を前記クランク軸
7の下端に、他端を摺動部に開口させる第2通路
12とを形成する一方、前記軸受筒9の軸受孔9
a内面に前記第1通路14に連通する環状溝15
を形成すると共に、前記受金11に前記スラスト
プレート10を介して前記環状溝15と前記第2
通路12とを接続する連通溝16を形成して成る
密閉形圧縮機の給油構造において、前記環状溝1
5における前記第1通路14の連通位置と前記連
通溝16の接続位置との間に、半径方向外方に凹
入する複数の凹入部17を形成すると共に、前記
受金11の前記凹入部17との対応部分に前記ス
ラストプレート10を介して前記凹入部17に連
通する複数のゴミ溜孔18を形成したことを特徴
とする密閉形圧縮機の給油構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12917284U JPS6143984U (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 密閉形圧縮機の給油構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12917284U JPS6143984U (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 密閉形圧縮機の給油構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6143984U JPS6143984U (ja) | 1986-03-22 |
| JPH03536Y2 true JPH03536Y2 (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=30687789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12917284U Granted JPS6143984U (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 密閉形圧縮機の給油構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6143984U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS45297Y1 (ja) * | 1965-12-15 | 1970-01-08 |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP12917284U patent/JPS6143984U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6143984U (ja) | 1986-03-22 |
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