JPH035371Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH035371Y2 JPH035371Y2 JP13492586U JP13492586U JPH035371Y2 JP H035371 Y2 JPH035371 Y2 JP H035371Y2 JP 13492586 U JP13492586 U JP 13492586U JP 13492586 U JP13492586 U JP 13492586U JP H035371 Y2 JPH035371 Y2 JP H035371Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- diameter drill
- small
- drill part
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 24
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、被加工物に小径孔と大径孔とよりな
る段付孔を形成するために用いられる段付ドリル
に関する。
る段付孔を形成するために用いられる段付ドリル
に関する。
(2) 従来の技術
従来、この種段付ドリルとして、第4,第5図
に示すように小径ドリル部2′と、それに連設さ
れる大径ドリル部3′と、それら一連に延びる溝
幅の広い2本の大ねじれ溝51と、両大ねじれ溝
51間においてそれらと平行に延びる溝幅の狭い
小ねじれ溝52とを備えたものが知られている。
この場合、大ねじれ溝51は小径ドリル部2′の切
削により生じた切粉を排出するために用いられ、
また小ねじれ溝52は大径ドリル部3′の切削によ
り生じた切粉を排出するために用いられる。
に示すように小径ドリル部2′と、それに連設さ
れる大径ドリル部3′と、それら一連に延びる溝
幅の広い2本の大ねじれ溝51と、両大ねじれ溝
51間においてそれらと平行に延びる溝幅の狭い
小ねじれ溝52とを備えたものが知られている。
この場合、大ねじれ溝51は小径ドリル部2′の切
削により生じた切粉を排出するために用いられ、
また小ねじれ溝52は大径ドリル部3′の切削によ
り生じた切粉を排出するために用いられる。
(3) 考案が解決しようとする問題点
しかしながら、前記のように小ねじれ溝52を
備えると、小ねじれ溝52とその溝52よりもドリ
ル回転方向後側に存する大ねじれ溝51との両底
面間の肉厚t′が薄くなつて剛性が低下し、それに
伴いドリルが切損し易いという問題がある。
備えると、小ねじれ溝52とその溝52よりもドリ
ル回転方向後側に存する大ねじれ溝51との両底
面間の肉厚t′が薄くなつて剛性が低下し、それに
伴いドリルが切損し易いという問題がある。
本考案は前記問題を解決し得る前記段付ドリル
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
B 考案の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本考案は、小径ドリル部と、それに連設される
大径ドリル部とを備え、両ドリル部はそれらの全
長に亘つて一連に延びる溝幅の等しい複数のねじ
れ溝を有し、前記大径ドリル部の各逃げ面は前記
小径ドリル部の各ランド面より立上つており、前
記逃げ面と交わるすくい面を含む側面を前記ねじ
れ溝のリーデイングエツジよりもドリル回転方向
後側に変位させて前記側面基部と前記リーデイン
グエツジとの間を平坦面に形成したことを特徴と
する。
大径ドリル部とを備え、両ドリル部はそれらの全
長に亘つて一連に延びる溝幅の等しい複数のねじ
れ溝を有し、前記大径ドリル部の各逃げ面は前記
小径ドリル部の各ランド面より立上つており、前
記逃げ面と交わるすくい面を含む側面を前記ねじ
れ溝のリーデイングエツジよりもドリル回転方向
後側に変位させて前記側面基部と前記リーデイン
グエツジとの間を平坦面に形成したことを特徴と
する。
(2) 作用
前記のように構成すると、小径ドリル部におい
ては溝幅の等しい複数のねじれ溝が存するだけで
あるから、小径ドリル部は、等径の孔あけに用い
られる通常のドリルと同等の剛性を有する。
ては溝幅の等しい複数のねじれ溝が存するだけで
あるから、小径ドリル部は、等径の孔あけに用い
られる通常のドリルと同等の剛性を有する。
また大径ドリル部においては、前記側面基部と
それよりもドリル回転方向後側に存するねじれ溝
底面との間の肉厚を厚くし得るので、大径ドリル
部は大きな剛性を有する。
それよりもドリル回転方向後側に存するねじれ溝
底面との間の肉厚を厚くし得るので、大径ドリル
部は大きな剛性を有する。
小径ドリル部の切削により生じた切粉はねじれ
溝に沿つて排出され、また大径ドリル部の切削に
より生じた切粉は、当初平坦面と側面とのなす切
欠き状部に沿い、最終的にはねじれ溝に進入して
排出される。このように大径ドリル部による切削
直後の、排出速度の速い切粉が、小径ドリル部の
切削により生じてねじれ溝に沿う切粉に直ちに合
流することがないので、両切粉の絡合いによる詰
まりが防止される。
溝に沿つて排出され、また大径ドリル部の切削に
より生じた切粉は、当初平坦面と側面とのなす切
欠き状部に沿い、最終的にはねじれ溝に進入して
排出される。このように大径ドリル部による切削
直後の、排出速度の速い切粉が、小径ドリル部の
切削により生じてねじれ溝に沿う切粉に直ちに合
流することがないので、両切粉の絡合いによる詰
まりが防止される。
(3) 実施例
第1〜第3図において、段付ドリル1は小径ド
リル部2と、それに連設される大径ドリル部3
と、その大径ドリル部3に連設されるシヤンク4
とを備えている。両ドリル部2,3は、それらの
全長に亘つて一連に延びる溝幅の等しい複数、図
示例は2本のねじれ溝5を有する。
リル部2と、それに連設される大径ドリル部3
と、その大径ドリル部3に連設されるシヤンク4
とを備えている。両ドリル部2,3は、それらの
全長に亘つて一連に延びる溝幅の等しい複数、図
示例は2本のねじれ溝5を有する。
小径ドリル部2において、その先端部には、各
ねじれ溝5に含まれるすくい面6と各ランド面7
に連なる逃げ面8との交線上に切れ刃9が配設さ
れる。ねじれ溝5は、主として小径ドリル部2に
おける切れ刃9の切削により生じた切粉を排出す
るために用いられる。
ねじれ溝5に含まれるすくい面6と各ランド面7
に連なる逃げ面8との交線上に切れ刃9が配設さ
れる。ねじれ溝5は、主として小径ドリル部2に
おける切れ刃9の切削により生じた切粉を排出す
るために用いられる。
大径ドリル部3において、各逃げ面10は小径
ドリル部2の各ランド面7より立上つている。ま
た各逃げ面10と交わるすくい面11を含む各側
面12は、各ねじれ溝5のリーデイングエツジ1
3よりもドリル回転方向a後側に変位しており、
これにより各側面12基部と各リーデイングエツ
ジ13との間は平坦面14に形成される。
ドリル部2の各ランド面7より立上つている。ま
た各逃げ面10と交わるすくい面11を含む各側
面12は、各ねじれ溝5のリーデイングエツジ1
3よりもドリル回転方向a後側に変位しており、
これにより各側面12基部と各リーデイングエツ
ジ13との間は平坦面14に形成される。
各すくい面11と各逃げ面10との交線上に切
れ刃15が配設される。各平坦面14と各側面1
2とにより画成される切欠き状部16は切れ刃1
5の切削により生じた切粉を当初沿わせ、そして
最終的にねじれ溝5に進入させる作用をなす。
れ刃15が配設される。各平坦面14と各側面1
2とにより画成される切欠き状部16は切れ刃1
5の切削により生じた切粉を当初沿わせ、そして
最終的にねじれ溝5に進入させる作用をなす。
各平坦面14におけるドリル回転方向aの幅
は、ドリル回転中心oと、リーデイングエツジ1
3および側面12基部とをそれぞれ結ぶ二直線o
−x、o−yのなす角度θが10〜20゜、好ましく
は約15゜となるように設定される。
は、ドリル回転中心oと、リーデイングエツジ1
3および側面12基部とをそれぞれ結ぶ二直線o
−x、o−yのなす角度θが10〜20゜、好ましく
は約15゜となるように設定される。
このように設定する理由は、角度θが20゜を上
回ると、側面12基部と、それよりもドリル回転
方向a後側に存するねじれ溝5底面との間の肉厚
tが薄くなつて大径ドリル部3の剛性が低下し、
一方、角度θが10゜を下回ると、平坦面14のド
リル回転方向幅が狭くなるので切れ刃15の切削
により生じた切粉が直ちにねじれ溝5内に進入し
て小径ドリル部2の切削により生じた切粉に合流
し、両切粉が絡合つて詰まりを発生するという不
具合を生じるからである。
回ると、側面12基部と、それよりもドリル回転
方向a後側に存するねじれ溝5底面との間の肉厚
tが薄くなつて大径ドリル部3の剛性が低下し、
一方、角度θが10゜を下回ると、平坦面14のド
リル回転方向幅が狭くなるので切れ刃15の切削
により生じた切粉が直ちにねじれ溝5内に進入し
て小径ドリル部2の切削により生じた切粉に合流
し、両切粉が絡合つて詰まりを発生するという不
具合を生じるからである。
小径ドリル部2においては溝幅の等しい2本の
ねじれ溝5が存するだけであるから、小径ドリル
部2は、等径の孔あけに用いられる通常のドリル
と同等の剛性を有する。
ねじれ溝5が存するだけであるから、小径ドリル
部2は、等径の孔あけに用いられる通常のドリル
と同等の剛性を有する。
前記構成の段付ドリル1により被加工物に孔あ
け加工を施すと、まず小径ドリル部2の切れ刃9
により小径孔が形成され、切れ刃9の切削により
生じた切粉はねじれ溝5に沿つて排出される。そ
して小径孔はその開口部側より大径ドリル部3の
切れ刃15により順次拡径され、その切れ刃15
の切削により生じた切粉は当初切欠き状部16に
沿い、最終的にねじれ溝5に進入して排出され
る。このねじれ溝5への切粉の進入により、その
切粉が小径ドリル部2側からの切粉と合流する
が、この合流時においては両切粉の排出速度が遅
くなつているのでそれらが絡合うことはない。
け加工を施すと、まず小径ドリル部2の切れ刃9
により小径孔が形成され、切れ刃9の切削により
生じた切粉はねじれ溝5に沿つて排出される。そ
して小径孔はその開口部側より大径ドリル部3の
切れ刃15により順次拡径され、その切れ刃15
の切削により生じた切粉は当初切欠き状部16に
沿い、最終的にねじれ溝5に進入して排出され
る。このねじれ溝5への切粉の進入により、その
切粉が小径ドリル部2側からの切粉と合流する
が、この合流時においては両切粉の排出速度が遅
くなつているのでそれらが絡合うことはない。
また両ドリル部2,3は前記のように剛性を有
するので、切削作業中に切損するといつた不具合
を生じることがない。
するので、切削作業中に切損するといつた不具合
を生じることがない。
なお、本考案は切れ刃を3枚以上備えた段付ド
リルにも適用可能である。また、特に高速、高送
り切削能力を持つ超硬合金製段付ドリルにおい
て、その靭性の低下を補うべく本考案を適用する
ことは有効である。
リルにも適用可能である。また、特に高速、高送
り切削能力を持つ超硬合金製段付ドリルにおい
て、その靭性の低下を補うべく本考案を適用する
ことは有効である。
C 考案の効果
以上のように本考案によれば、極めて簡単な手
段により剛性が高く、切粉が絡合うことのない段
付ドリルを提供することができる。
段により剛性が高く、切粉が絡合うことのない段
付ドリルを提供することができる。
第1ないし第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図は全体の正面図、第2図は第1図−矢
視図、第3図は第1図−線断面図、第4、第
5図は従来例を示し、第4図は全体の正面図、第
5図は第4図−線断面図である。 a……ドリル回転方向、2……小径ドリル部、
3……大径ドリル部、5……ねじれ溝、7……ラ
ンド面、10……逃げ面、11……すくい面、1
2……側面、13……リーデイングエツジ、14
……平坦面。
第1図は全体の正面図、第2図は第1図−矢
視図、第3図は第1図−線断面図、第4、第
5図は従来例を示し、第4図は全体の正面図、第
5図は第4図−線断面図である。 a……ドリル回転方向、2……小径ドリル部、
3……大径ドリル部、5……ねじれ溝、7……ラ
ンド面、10……逃げ面、11……すくい面、1
2……側面、13……リーデイングエツジ、14
……平坦面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 小径ドリル部と、それに連設される大径ドリ
ル部とを備え、両ドリル部はそれらの全長に亘
つて一連に延びる溝幅の等しい複数のねじれ溝
を有し、前記大径ドリル部の各逃げ面は前記小
径ドリル部の各ランド面より立上つており、前
記逃げ面と交わるすくい面を含む側面を前記ね
じれ溝のリーデイングエツジよりもドリル回転
方向後側に変位させて前記側面基部と前記リー
デイングエツジとの間を平坦面に形成した段付
ドリル。 (2) 前記平坦面におけるドリル回転方向の幅は、
ドリル回転中心と、前記リーデイングエツジお
よび前記側面基部とをそれぞれ結ぶ二直線のな
す角度が10〜20゜となるように設定される、実
用新案登録請求の範囲第(1)項記載の段付ドリ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13492586U JPH035371Y2 (ja) | 1986-09-03 | 1986-09-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13492586U JPH035371Y2 (ja) | 1986-09-03 | 1986-09-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6341408U JPS6341408U (ja) | 1988-03-18 |
| JPH035371Y2 true JPH035371Y2 (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=31036626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13492586U Expired JPH035371Y2 (ja) | 1986-09-03 | 1986-09-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH035371Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007007831A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Osg Corp | 段付ドリル |
| JP6576573B1 (ja) * | 2018-01-22 | 2019-09-18 | オーエスジー株式会社 | 段付きドリル及び段付きドリルの製造方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4565492B2 (ja) * | 2004-05-18 | 2010-10-20 | ダイハツ工業株式会社 | ブッシュレス深穴加工方法 |
| JP5973304B2 (ja) * | 2012-09-27 | 2016-08-23 | 栗田工機株式会社 | ドリル及び穴明け方法 |
| JP6442421B2 (ja) * | 2014-02-10 | 2018-12-19 | 栗田工機株式会社 | ドリル及び穴明け方法 |
-
1986
- 1986-09-03 JP JP13492586U patent/JPH035371Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007007831A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Osg Corp | 段付ドリル |
| JP6576573B1 (ja) * | 2018-01-22 | 2019-09-18 | オーエスジー株式会社 | 段付きドリル及び段付きドリルの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6341408U (ja) | 1988-03-18 |
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