JPH0354010A - 自動車の懸架装置 - Google Patents
自動車の懸架装置Info
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- JPH0354010A JPH0354010A JP18853289A JP18853289A JPH0354010A JP H0354010 A JPH0354010 A JP H0354010A JP 18853289 A JP18853289 A JP 18853289A JP 18853289 A JP18853289 A JP 18853289A JP H0354010 A JPH0354010 A JP H0354010A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A.発明の目的
(】)産業上の利用分野
本発明は、自動車の懸架装置、特に、車輪を支承するナ
ックルに連結した上下一対のア・冫パコントロールアー
ム及びロアコントロールアームの各基端を車体に上下揺
動自在に枢着したものの改良に関する。
ックルに連結した上下一対のア・冫パコントロールアー
ム及びロアコントロールアームの各基端を車体に上下揺
動自在に枢着したものの改良に関する。
(2)従来の技術
かかる懸架装置は、ダブルウイツシュボーン型として広
く知られている(例えば特公昭44−28123号公報
参照). (3)発明が解決しようとする課題 従来のかかる懸架装置では、アツパコントロールアーム
及びロアコントロールアームの各基端を、車体に固設さ
れた水平軸にそれぞれ弾性支持部材を介して枢着″して
いるので、これら弾性部材のばね定数によって前後方向
コンブライアンス及び制動時のキャスタ剛性が左右され
る。
く知られている(例えば特公昭44−28123号公報
参照). (3)発明が解決しようとする課題 従来のかかる懸架装置では、アツパコントロールアーム
及びロアコントロールアームの各基端を、車体に固設さ
れた水平軸にそれぞれ弾性支持部材を介して枢着″して
いるので、これら弾性部材のばね定数によって前後方向
コンブライアンス及び制動時のキャスタ剛性が左右され
る。
一aに、車輪が路面上の突起物を乗越えるときのショッ
クを車体に極力伝達させないためには悲架装置の前後方
向コンブライアンスを大きくする必要があり、また制動
時、車輪の直進性を確保するためには、悲架装置のキャ
スタ剛性を大きくする必要がある。
クを車体に極力伝達させないためには悲架装置の前後方
向コンブライアンスを大きくする必要があり、また制動
時、車輪の直進性を確保するためには、悲架装置のキャ
スタ剛性を大きくする必要がある。
しかしながら、従来の前記懸架装置では、前後方向コン
ブライアンスを大きく得べく前記弾性支持部材のばね定
数を小さく設定すれば、キャスタ剛性が低下して車輪の
直進性が損なわれ、また制動時のキャスタ剛性を大きく
得べく前記弾性支持部材のばね定数を大きく設定すれば
、前後方向コンブライアンスが低下して乗心地を悪くす
る弊害を伴うので、前後方向コンブライアンス及び制動
時のキャスタ剛性を両立させることが困難である.そこ
で、前記弾性支持部材に非線形のばね特性を与えても、
制動時における前後方向コンブライアンスを確保するこ
とはできない。
ブライアンスを大きく得べく前記弾性支持部材のばね定
数を小さく設定すれば、キャスタ剛性が低下して車輪の
直進性が損なわれ、また制動時のキャスタ剛性を大きく
得べく前記弾性支持部材のばね定数を大きく設定すれば
、前後方向コンブライアンスが低下して乗心地を悪くす
る弊害を伴うので、前後方向コンブライアンス及び制動
時のキャスタ剛性を両立させることが困難である.そこ
で、前記弾性支持部材に非線形のばね特性を与えても、
制動時における前後方向コンブライアンスを確保するこ
とはできない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、前後方
向コンブライアンス及び制動時のキャスタ剛性の両方を
満足させることができ、しかも制動中でも乗心地を良好
にし得る簡単有効な前記悲架装置を提供することを目的
とする。
向コンブライアンス及び制動時のキャスタ剛性の両方を
満足させることができ、しかも制動中でも乗心地を良好
にし得る簡単有効な前記悲架装置を提供することを目的
とする。
B.発明の構成
(1)課題を解決するための手段
上記目的を達威するために、本発明は、車輪のリム内で
ナックルにアッパコントロールアーム及びロアコントロ
ールアームの各先端を連結すると共に、該リム外でアッ
パコントロールアーム及びロアコントロールアームの各
中間部に上部ラジアスロツド及び下部ラジアスロッドの
後端を連結し、この両ラジアスロンドの前端部を相互に
連結すると共に、弾性支持部材を介して車体に上下揺動
自在に枢着したことを特徴とする。
ナックルにアッパコントロールアーム及びロアコントロ
ールアームの各先端を連結すると共に、該リム外でアッ
パコントロールアーム及びロアコントロールアームの各
中間部に上部ラジアスロツド及び下部ラジアスロッドの
後端を連結し、この両ラジアスロンドの前端部を相互に
連結すると共に、弾性支持部材を介して車体に上下揺動
自在に枢着したことを特徴とする。
(2)作 用
上記構戒によれば、制動時には、路面から車輪に働くモ
ーメントにより両ラジアスロンドの一方に圧縮力、他方
に引張力が作用するので、これらの合力は上記圧縮力や
引張力よりも小さい。したがって、両ラジアスロツドの
前端部を支持する弾性支持部材の、上記合力による変形
量は比較的小さく、これにより懸架装置のキャスタ剛性
が確保される. また車輪の中心部に前後方向の荷重が加わった場合は、
両ラジアスロッドに引張力のみ又は圧縮力のみが作用す
るので、これらの合力は上記各引張力又は圧縮力よりも
大きい.したがって、前記弾性支持部材の、上記合力に
よる変形量は比較的大きく、これにより懸架装置の前後
方向コンブライアンスを大きく得ることができる。
ーメントにより両ラジアスロンドの一方に圧縮力、他方
に引張力が作用するので、これらの合力は上記圧縮力や
引張力よりも小さい。したがって、両ラジアスロツドの
前端部を支持する弾性支持部材の、上記合力による変形
量は比較的小さく、これにより懸架装置のキャスタ剛性
が確保される. また車輪の中心部に前後方向の荷重が加わった場合は、
両ラジアスロッドに引張力のみ又は圧縮力のみが作用す
るので、これらの合力は上記各引張力又は圧縮力よりも
大きい.したがって、前記弾性支持部材の、上記合力に
よる変形量は比較的大きく、これにより懸架装置の前後
方向コンブライアンスを大きく得ることができる。
しかも、アッパ及びロアコントロールアームの各先端は
車輪のリム内でナックルに連結されるので、それらの連
結点の車輪回転中心面への近接配置が可能となり、その
結果、車輪が路面から荷重を受けた場合の各コントロー
ルアームの荷重負担を極力小さくすることができる. マタ、上部及び下部ラジアスロンドの後端は車輪外でア
ソバ及びロアコントロールアームの各中間部に連結され
るので、各ラジアスロッドを車輪に干渉されることなく
直線状、若しくはそれに近い形状に形威して、それの突
張または踏張り機能を高めることができる。
車輪のリム内でナックルに連結されるので、それらの連
結点の車輪回転中心面への近接配置が可能となり、その
結果、車輪が路面から荷重を受けた場合の各コントロー
ルアームの荷重負担を極力小さくすることができる. マタ、上部及び下部ラジアスロンドの後端は車輪外でア
ソバ及びロアコントロールアームの各中間部に連結され
るので、各ラジアスロッドを車輪に干渉されることなく
直線状、若しくはそれに近い形状に形威して、それの突
張または踏張り機能を高めることができる。
(3)実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説明する.
第1図は本発明を適用した自動車の左側後部懸架装置S
の斜視図、第2図はその平面図、第3図はその側面図で
ある。これらの図において、車輪lを支持するためのナ
ックル2は、車輪lをベアリング23(第2図)を介し
て支承するスピンドル3と、このスピンドル3の基端か
ら上方、前方及び後方の3方向へそれぞれ突出する上部
支腕4、下部支腕5及び後部支腕6とを有し、その上部
及び下部支腕4,5にアッパ及びロアコントロールアー
ム7,8の各先端がそれぞれ車輪lのリムla内でボー
ルジョイント10.11を介して連結され、また後部支
腕6に補助コントロールアーム9の先端が同しくリムl
a内で連結軸l2及びそれらを囲繞する弾性プッシュ1
5を介して連結される。
の斜視図、第2図はその平面図、第3図はその側面図で
ある。これらの図において、車輪lを支持するためのナ
ックル2は、車輪lをベアリング23(第2図)を介し
て支承するスピンドル3と、このスピンドル3の基端か
ら上方、前方及び後方の3方向へそれぞれ突出する上部
支腕4、下部支腕5及び後部支腕6とを有し、その上部
及び下部支腕4,5にアッパ及びロアコントロールアー
ム7,8の各先端がそれぞれ車輪lのリムla内でボー
ルジョイント10.11を介して連結され、また後部支
腕6に補助コントロールアーム9の先端が同しくリムl
a内で連結軸l2及びそれらを囲繞する弾性プッシュ1
5を介して連結される。
上記コントロールアーム7,8.9はそれぞれ!型に形
威されて車幅方向に配置され、それらの基端は車両前後
方向の枢軸16.17.18及びそれらを囲繞する弾性
プッシュ19,20.21を介して車体Bに枢着される
。したがって、これらコントロールアーム7,8.9は
枢軸16.17.18周りに上方揺動自在であり、また
弾性プッシュ19.2’0.21の変形により前後方向
へも僅かに揺動が可能である。
威されて車幅方向に配置され、それらの基端は車両前後
方向の枢軸16.17.18及びそれらを囲繞する弾性
プッシュ19,20.21を介して車体Bに枢着される
。したがって、これらコントロールアーム7,8.9は
枢軸16.17.18周りに上方揺動自在であり、また
弾性プッシュ19.2’0.21の変形により前後方向
へも僅かに揺動が可能である。
ナックル2と車体Bとの間には、懸架ばね付ダンパDが
介装される。
介装される。
アッパ及びロアコントロールアーム7.8には、車It
Iialの内側面に近接した中間部において上部及び下
部ラジアスロッド24.25の各後端が上部及び下部弾
性連結手段26.27をそれぞれ介して首振り可能に連
結される。
Iialの内側面に近接した中間部において上部及び下
部ラジアスロッド24.25の各後端が上部及び下部弾
性連結手段26.27をそれぞれ介して首振り可能に連
結される。
また両ラジアスロッド24.25の前端部は、相互に固
着されるように共通の支持板28にボルト、溶接等によ
り結着される。そして支持板28は、車幅方向の枢軸2
9及びそれを囲繞する弾性支持部材たるゴム製の弾性プ
ッシュ30を介して枢着される。
着されるように共通の支持板28にボルト、溶接等によ
り結着される。そして支持板28は、車幅方向の枢軸2
9及びそれを囲繞する弾性支持部材たるゴム製の弾性プ
ッシュ30を介して枢着される。
上記弾性プッシュ30には、枢軸29を挟んで前後に並
ぶ一対の肉抜き部45.45が設けられる。こうするこ
とにより弾性プッシュ30のばね定数は上下方向で大き
く、前後方向で小さく設定される。さらに、弾性プッシ
ュ30には、枢軸29の前方への一定量以上の変位を緩
衝的に規制する弾性ストッパ46が設けられる. 図示例では両ラジアスロッド24.25に適度な撓み弾
性が付与されるが、撓み弾性を与えるものはラジアスロ
ッド25.25のいずれか一方でもよい. ここで、第3図に示すように、框軸29と上部弾性連結
手段26との中心間を結ぶ直線l1と、枢軸29と下部
弾性連結千段27との中心間を結ぶ直線l2とがなす夾
角θは鋭角に設定される.この場合、下部ラジアスロノ
ド25は直線状に形威されると共に上記直線12上に配
置される。
ぶ一対の肉抜き部45.45が設けられる。こうするこ
とにより弾性プッシュ30のばね定数は上下方向で大き
く、前後方向で小さく設定される。さらに、弾性プッシ
ュ30には、枢軸29の前方への一定量以上の変位を緩
衝的に規制する弾性ストッパ46が設けられる. 図示例では両ラジアスロッド24.25に適度な撓み弾
性が付与されるが、撓み弾性を与えるものはラジアスロ
ッド25.25のいずれか一方でもよい. ここで、第3図に示すように、框軸29と上部弾性連結
手段26との中心間を結ぶ直線l1と、枢軸29と下部
弾性連結千段27との中心間を結ぶ直線l2とがなす夾
角θは鋭角に設定される.この場合、下部ラジアスロノ
ド25は直線状に形威されると共に上記直線12上に配
置される。
他方、上部ラジアスロツド24は、その後半部が前記直
線11上に配置され、その前半部は同直線11の下方に
くるように下方へ屈曲している。そして、この上部ラジ
アスロッド24の前半部上のスペースを車室に有効に利
用すべく車体の床板Baが上部ラジアスロツド24に沿
って配設され、その床板Baにシ一ト31が上部ラジア
スロッド24の前半部に近接して設置される。
線11上に配置され、その前半部は同直線11の下方に
くるように下方へ屈曲している。そして、この上部ラジ
アスロッド24の前半部上のスペースを車室に有効に利
用すべく車体の床板Baが上部ラジアスロツド24に沿
って配設され、その床板Baにシ一ト31が上部ラジア
スロッド24の前半部に近接して設置される。
次に前記上部及び下部弾性連結手段26.27について
第4図及び第5図を参照しながら説明1る。
第4図及び第5図を参照しながら説明1る。
先ず第4図により上部弾性連結手段26について説明す
ると、上部ラジアスロンド24は、アッパコントロール
アーム7の中間部に形威されたポス7aを貫通ずるポル
}24aを後端に一体に備える.このボルト24aには
ディスクンスカラー32と前記ボス7aを挟んで対向す
る一対の外側支持Fi.33.33とがナット34で固
着される。
ると、上部ラジアスロンド24は、アッパコントロール
アーム7の中間部に形威されたポス7aを貫通ずるポル
}24aを後端に一体に備える.このボルト24aには
ディスクンスカラー32と前記ボス7aを挟んで対向す
る一対の外側支持Fi.33.33とがナット34で固
着される。
各外側支持板33は半径方向外方へ行くに従い前記ボス
7aに近づくようなテーバ部33aを備えており、この
テーバ部33aと、それが対向する前記ボス7aの端部
に嵌合する環状の内側支持板35との間に、ゴム製の環
状弾性体36が接合される.この弾性体36の軸方向中
間部には環状の保形板37が埋設され、この保形板37
も外側支持板33と同様なテーパ部37aを備えている
.上記内側支持板35、弾性体36及び保形板37は、
いずれも前記ディスタンスカラー32を間隙を存して囲
繞するように配置される。
7aに近づくようなテーバ部33aを備えており、この
テーバ部33aと、それが対向する前記ボス7aの端部
に嵌合する環状の内側支持板35との間に、ゴム製の環
状弾性体36が接合される.この弾性体36の軸方向中
間部には環状の保形板37が埋設され、この保形板37
も外側支持板33と同様なテーパ部37aを備えている
.上記内側支持板35、弾性体36及び保形板37は、
いずれも前記ディスタンスカラー32を間隙を存して囲
繞するように配置される。
次に第5図により下部弾性連結手段27について説明す
ると、下部ラジアスロッド25は、ロアコントロールア
ーム8の中間部に形成されたボス8aを貫通するボルト
25aを後端に一体に備えている.このボルト25aに
は、ディスタンスカラー39と前記ボス8aを挟んで対
向する一対の外側支持板40.40とがナット41で固
着される。各外側支持板40は半径方向外方へ行くに従
い前記ボス8aに近づくようなテーパ部40aを備えて
おり、このテーバ部40aと、それが対向する前記ボス
8aの端部に嵌合する環状の内側支持仮42との間に、
ゴム製の環状弾性体43が接合される。上記内側支持板
42及び弾性体43は、いずれも前記ディスクンスカラ
−39を間隙を存して囲繞するように配置される。
ると、下部ラジアスロッド25は、ロアコントロールア
ーム8の中間部に形成されたボス8aを貫通するボルト
25aを後端に一体に備えている.このボルト25aに
は、ディスタンスカラー39と前記ボス8aを挟んで対
向する一対の外側支持板40.40とがナット41で固
着される。各外側支持板40は半径方向外方へ行くに従
い前記ボス8aに近づくようなテーパ部40aを備えて
おり、このテーバ部40aと、それが対向する前記ボス
8aの端部に嵌合する環状の内側支持仮42との間に、
ゴム製の環状弾性体43が接合される。上記内側支持板
42及び弾性体43は、いずれも前記ディスクンスカラ
−39を間隙を存して囲繞するように配置される。
前記各外側支持仮33.40のテーバ部33a,40a
は、その内面に対する垂線が各弾性連結手段26.27
の中心部を通るように形威される。
は、その内面に対する垂線が各弾性連結手段26.27
の中心部を通るように形威される。
次にこの実施例の作用を説明する.
先ず第6図において、自動車の走行中、プレー?装置の
作動により車輪1に制動がかけられた場合を想定する。
作動により車輪1に制動がかけられた場合を想定する。
車輪lに制動がかけられると、路面Gから車輪lに働く
摩擦制動力Pによりナックル2に図で反時計方向のモー
メン}mが作用し、これに伴い両ラジアスロッド24.
25には、前記直線f.に沿った圧縮力P1と、前記直
線l2に沿った引張力P.とが作用し、これらの合力P
,は弾性プッシュ30に下向き荷重として加わる。
摩擦制動力Pによりナックル2に図で反時計方向のモー
メン}mが作用し、これに伴い両ラジアスロッド24.
25には、前記直線f.に沿った圧縮力P1と、前記直
線l2に沿った引張力P.とが作用し、これらの合力P
,は弾性プッシュ30に下向き荷重として加わる。
而して、前記2本の直線e.,i■間の夾角θは鋭角に
設定されているから、合力P.は圧縮力P1や引張力P
2よりも小さい。しかも、その合力PAの方向では弾性
プッシュ30のばね定数が大きく裁定されているので、
その合力PAによる弾性ブンシュ30の変形量は少なく
、その結果、車輪lのキャスタ変化は少なく、車輪lの
直進性を確保することができる。
設定されているから、合力P.は圧縮力P1や引張力P
2よりも小さい。しかも、その合力PAの方向では弾性
プッシュ30のばね定数が大きく裁定されているので、
その合力PAによる弾性ブンシュ30の変形量は少なく
、その結果、車輪lのキャスタ変化は少なく、車輪lの
直進性を確保することができる。
またこの場合、前述のように車室を極力大きく形威すべ
く上部ラジアスロッド24の前半部を下方へ屈曲させて
あっても、その後半部が前記直線l1上に配置されてい
るので、ナンクル2から上部ラジアスロッド24に加わ
る圧縮力P,を枢軸29の中心に向かわせることになり
、したがって上記圧縮力P1が下部ラジアスロツド25
に対し曲げ荷重となる成分は極めて小さい。
く上部ラジアスロッド24の前半部を下方へ屈曲させて
あっても、その後半部が前記直線l1上に配置されてい
るので、ナンクル2から上部ラジアスロッド24に加わ
る圧縮力P,を枢軸29の中心に向かわせることになり
、したがって上記圧縮力P1が下部ラジアスロツド25
に対し曲げ荷重となる成分は極めて小さい。
しかも、下部ラジアスロッド25は、前記直線l2上に
配置されているので、ナックル2から下部ラジアスロッ
ド25に加わる引張力P2は単純な引張荷重となる。
配置されているので、ナックル2から下部ラジアスロッ
ド25に加わる引張力P2は単純な引張荷重となる。
以上の結果、下部ラジアスロンド25は曲げ荷重を僅か
に受けるのみであるから、比較的細い九棒をもってこれ
を作ることが可能となり、軽量化に寄与し得る。
に受けるのみであるから、比較的細い九棒をもってこれ
を作ることが可能となり、軽量化に寄与し得る。
また前記圧縮力P,及び引張力l)tは、対応する弾性
連結装置26.27において互いに接近する外側及び内
側支持板33.40:35,42間の弾性体36.43
に単純な圧縮力として作用し、しかも弾性体36.43
は外側支持板33.40のテーバ部33a,40aによ
り半径方向外方への食み出しを阻止されるので、各弾性
体36,43の変形量は少なく、したがってその変形に
よる車輪1のキャスタ変化は極めて少ない。
連結装置26.27において互いに接近する外側及び内
側支持板33.40:35,42間の弾性体36.43
に単純な圧縮力として作用し、しかも弾性体36.43
は外側支持板33.40のテーバ部33a,40aによ
り半径方向外方への食み出しを阻止されるので、各弾性
体36,43の変形量は少なく、したがってその変形に
よる車輪1のキャスタ変化は極めて少ない。
次に第7図において、車両の走行中、車輪lが路面G上
の小石等の突起物44を乗越える場合を想定する. 車輪lが突起物44を登るときには、突起物44から車
輪lの中心部に加わる車両後方への荷重Qは、ナックル
2を介して両ラジアスロッド24.25に、前記2本の
直線1+,lxに沿った引張力Q.,Q.として作用し
、これらの合力Q.は弾性プッシュ30に後向き荷重と
して加わる.而して、前記2本の直線I!.,,ffi
.間の夾角θは鋭角であるから、合力QAは引張力Q,
やQ2よりも大きい。しかも、その合力QAの方向では
弾性プッシュ30のばね定数が小さく設定されているの
で、その合力QAによる弾性プッシュ30の変形量は大
きい。その結果、懸架装置Sには大きな前後方向コンブ
ライアンスが与えられることになり、突起物44からの
衝撃力を効果的に緩和し、車体Bへの伝達を防止するこ
とができる。
の小石等の突起物44を乗越える場合を想定する. 車輪lが突起物44を登るときには、突起物44から車
輪lの中心部に加わる車両後方への荷重Qは、ナックル
2を介して両ラジアスロッド24.25に、前記2本の
直線1+,lxに沿った引張力Q.,Q.として作用し
、これらの合力Q.は弾性プッシュ30に後向き荷重と
して加わる.而して、前記2本の直線I!.,,ffi
.間の夾角θは鋭角であるから、合力QAは引張力Q,
やQ2よりも大きい。しかも、その合力QAの方向では
弾性プッシュ30のばね定数が小さく設定されているの
で、その合力QAによる弾性プッシュ30の変形量は大
きい。その結果、懸架装置Sには大きな前後方向コンブ
ライアンスが与えられることになり、突起物44からの
衝撃力を効果的に緩和し、車体Bへの伝達を防止するこ
とができる。
更に、合力PA.Qaの作用方向が互いに異なることか
ら、制動時でも前後方向コンブライアンスを充分に確保
することができ、制動中の乗心地をも良好にし得る. 車輪lの昇降時や制動時などには、弾性体36,43の
変形に伴いアッパ及びロアコントロールアーム7,8か
ら上部及び下部ラジアスロッド24.25に前記夾角θ
を多少とも増減させる方向の荷重が加わるが、上部ラジ
アスロッド24もしくは下部ラジアスロッド25または
その両者24.25が適当に撓んで弾性体36.43の
変形を許容する。このことから両ラジアスロッド24.
25の前端部相互の固着が可能となり、構造の簡素化が
図られる。
ら、制動時でも前後方向コンブライアンスを充分に確保
することができ、制動中の乗心地をも良好にし得る. 車輪lの昇降時や制動時などには、弾性体36,43の
変形に伴いアッパ及びロアコントロールアーム7,8か
ら上部及び下部ラジアスロッド24.25に前記夾角θ
を多少とも増減させる方向の荷重が加わるが、上部ラジ
アスロッド24もしくは下部ラジアスロッド25または
その両者24.25が適当に撓んで弾性体36.43の
変形を許容する。このことから両ラジアスロッド24.
25の前端部相互の固着が可能となり、構造の簡素化が
図られる。
特に車輪1の昇降時には、アッパ及びロアコントロール
アーム7,8並びに上部及び下部ラジアスロンド24.
25の上下揺動に伴い、各弾性連結装置26.27にお
いて、外側支持板33,40と内側支持板35.42と
の各間で三次元の回転変位が起こるが、支持板33.4
0の弾性体36,43との接合部がテーバ部33a,4
0aになっているので、弾性体36.43はあらゆる回
転変位により剪断力を受けて比較的容易に変形し、車輪
lの昇降をスムーズにさせると共に、各ラジアスロツド
24.25に大なる捩りトルクが作用することを防止す
ることができる。
アーム7,8並びに上部及び下部ラジアスロンド24.
25の上下揺動に伴い、各弾性連結装置26.27にお
いて、外側支持板33,40と内側支持板35.42と
の各間で三次元の回転変位が起こるが、支持板33.4
0の弾性体36,43との接合部がテーバ部33a,4
0aになっているので、弾性体36.43はあらゆる回
転変位により剪断力を受けて比較的容易に変形し、車輪
lの昇降をスムーズにさせると共に、各ラジアスロツド
24.25に大なる捩りトルクが作用することを防止す
ることができる。
このような懸架装置Sにおいて、アッパ及びロアコント
ロールアーム7.8の各先端は車輪lのリムla内でナ
ックル2に連結されるので、それらの連結点の車輪回転
中心面Oへの近接配置が可能となり、その結果、車輪l
が路面から荷重を受けた場合の各コントロールアーム7
,8の荷重負担を極力小さくすることができる。
ロールアーム7.8の各先端は車輪lのリムla内でナ
ックル2に連結されるので、それらの連結点の車輪回転
中心面Oへの近接配置が可能となり、その結果、車輪l
が路面から荷重を受けた場合の各コントロールアーム7
,8の荷重負担を極力小さくすることができる。
また、上部及び下部ラジアスロッド24.25の後端は
車輸1外でアッパ及びロアコントロールアーム7,8の
各中間部に連結されるので、各ラジアスロッド24.2
5を車輪1に干渉されることなく直線状、若しくはそれ
に近い形状に形威して、それの突張りまたは踏張り機能
を高めることができる。
車輸1外でアッパ及びロアコントロールアーム7,8の
各中間部に連結されるので、各ラジアスロッド24.2
5を車輪1に干渉されることなく直線状、若しくはそれ
に近い形状に形威して、それの突張りまたは踏張り機能
を高めることができる。
尚、本発明は、自動車の前部懸架装置にも適用可能であ
る.その場合、補助コントロールアーム9に代えてステ
アリング機構に連なるタイロッドがポールジゴイントを
介してナックル2の後部支腕6に連結されることは勿論
である。
る.その場合、補助コントロールアーム9に代えてステ
アリング機構に連なるタイロッドがポールジゴイントを
介してナックル2の後部支腕6に連結されることは勿論
である。
C.発明の効果
以上のように本発明によれば、走行中、車輪に制動力が
加わった場合と、車輪中心部に前後方向荷重が加わった
場合とで、上.下部両ラジアスロッドの前端部を支持す
る弾性支持部材に対する力の加わり度合を相違させ、懸
架装置のキャスタ剛性を確保しつつ前後方向コンブライ
アンスを大きく得ることができる。したがって制動時の
直進性及び凹凸路面走行時の衝撃吸収性の両方を満足さ
せ、しかもil1動中の乗心地をも良好にすることがで
きる。
加わった場合と、車輪中心部に前後方向荷重が加わった
場合とで、上.下部両ラジアスロッドの前端部を支持す
る弾性支持部材に対する力の加わり度合を相違させ、懸
架装置のキャスタ剛性を確保しつつ前後方向コンブライ
アンスを大きく得ることができる。したがって制動時の
直進性及び凹凸路面走行時の衝撃吸収性の両方を満足さ
せ、しかもil1動中の乗心地をも良好にすることがで
きる。
また、アッパ及びロアコントロールアームの各先端は車
輪のリム内でナックルに連結されるので、それらの連結
点の車輪回転中心面への近接配置が可能となり、その結
果、車輪が路面から荷重を受けた場合の各コントロール
アームの荷重負担を極力小さくすることができ、耐久性
の向上に寄与し得る。
輪のリム内でナックルに連結されるので、それらの連結
点の車輪回転中心面への近接配置が可能となり、その結
果、車輪が路面から荷重を受けた場合の各コントロール
アームの荷重負担を極力小さくすることができ、耐久性
の向上に寄与し得る。
また、上部及び下部ラジアスロンドの後端は車輪外でア
ッパ及びロアコントロールアームの各中間部に連結され
るので、各ラジアスロッドを車輪に干渉されることなく
直線状、若しくはそれに近い形状に形成して、それの突
張または踏張り機能を高め、これにより車輪の姿勢を常
に適正に保持することができる。
ッパ及びロアコントロールアームの各中間部に連結され
るので、各ラジアスロッドを車輪に干渉されることなく
直線状、若しくはそれに近い形状に形成して、それの突
張または踏張り機能を高め、これにより車輪の姿勢を常
に適正に保持することができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は自動車
の左側後部懸架装置の斜視図、第2図は同平面図、第3
図は第2図の■−■線断面図、第4図は第3図における
上部弾性連結手段の拡大縦断面図、第5図は第3図にお
ける下部弾性連結手段の拡大縦断面図、第6図は制動時
の作用を説明する側面図、第7図は車輪が突起物を乗越
えるときの作用を説明する側面図である。 B・・・車体、S・・・懸架装置、 l・・・車輪、la・・・リム、2・・・ナ・ンクル、
3・・・スピンドル、7・・・アッパコントロールアー
ム、8・・・ロアコントロールアーム、24・・・上部
ラジアスロッド、25・・・下部ラジアスロッド、29
・・・枢軸、30・・・弾性支持部材としての弾性プッ
シュ特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社 代 理 人 弁 理 士 落 合 健 同 仁 木 一 明 第4図 第5図
の左側後部懸架装置の斜視図、第2図は同平面図、第3
図は第2図の■−■線断面図、第4図は第3図における
上部弾性連結手段の拡大縦断面図、第5図は第3図にお
ける下部弾性連結手段の拡大縦断面図、第6図は制動時
の作用を説明する側面図、第7図は車輪が突起物を乗越
えるときの作用を説明する側面図である。 B・・・車体、S・・・懸架装置、 l・・・車輪、la・・・リム、2・・・ナ・ンクル、
3・・・スピンドル、7・・・アッパコントロールアー
ム、8・・・ロアコントロールアーム、24・・・上部
ラジアスロッド、25・・・下部ラジアスロッド、29
・・・枢軸、30・・・弾性支持部材としての弾性プッ
シュ特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社 代 理 人 弁 理 士 落 合 健 同 仁 木 一 明 第4図 第5図
Claims (1)
- 車輪を支承するナックルに各先端を連結した上下一対の
アッパコントロールアーム及びロアコントロールアーム
の各基端を車体に上下揺動自在に枢着した、自動車の懸
架装置において、車輪のリム内でナックルにアッパコン
トロールアーム及びロアコントロールアームの各先端を
連結すると共に、該リム外でアッパコントロールアーム
及びロアコントロールアームの各中間部に上部ラジアス
ロッド及び下部ラジアスロッドの後端を連結し、この両
ラジアスロッドの前端部を相互に連結すると共に、弾性
支持部材を介して車体に上下揺動自在に枢着したことを
特徴とする、自動車の懸架装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18853289A JPH0354010A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 自動車の懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18853289A JPH0354010A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 自動車の懸架装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0354010A true JPH0354010A (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=16225355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18853289A Pending JPH0354010A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 自動車の懸架装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0354010A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111319411A (zh) * | 2018-12-13 | 2020-06-23 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆的悬架系统 |
-
1989
- 1989-07-20 JP JP18853289A patent/JPH0354010A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111319411A (zh) * | 2018-12-13 | 2020-06-23 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆的悬架系统 |
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