JPH0354996B2 - - Google Patents

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JPH0354996B2
JPH0354996B2 JP27380085A JP27380085A JPH0354996B2 JP H0354996 B2 JPH0354996 B2 JP H0354996B2 JP 27380085 A JP27380085 A JP 27380085A JP 27380085 A JP27380085 A JP 27380085A JP H0354996 B2 JPH0354996 B2 JP H0354996B2
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acid
tar
tar acid
aromatic amino
distillation
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JP27380085A
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、石炭の乾留ないし石炭ガス化工程か
ら得られるタール酸の精製法に関する。 従来技術 石炭乾留工程で得られるコールタールからター
ル酸を取得するには、通常該コールタールの各種
留分、なかんずくタール軽油、カルボル油、ナフ
タリン油ないし吸収油を、希薄苛性ソーダ水溶液
で洗滌し、これら留分中に含まれているタール酸
をソーダ塩に転化し、ついで該ソーダ塩水溶液に
対し、スチーミング法や軽油洗滌法を適用するこ
とによつて、ナフタレンのような中性油分、ピリ
ジンのような低沸点タール塩基を除去し、しかる
のち、硫酸もしくは炭酸ガスによつて中和し、そ
れによつて遊離酸として分離回収する方法を採つ
ている。 このような回収方法からわかる通り、タール酸
の主成分は、フエノール、クレゾール、キシレノ
ール等であるが、どうしてもアニリン、ピリジ
ン、ピコリン、ルチジン、キノリンなどいわゆる
タール塩基と呼ばれる塩基性窒素化合物を不純物
として含有している。 そのような不純物は、タール酸の用途が木材防
腐剤、殺虫剤、殺菌剤等に向けられている場合に
は、とくに精製除去せられる必要はないが、その
用途が、合成樹脂や可塑剤合成原料に向けられて
いる場合には、可及的に除去される必要がある。 前述したスチーミング法ではアニリンやトルイ
ジンのような高沸点タール塩基の除去は困難であ
るのみならず、多量の熱消費は経済採算上好まし
くない。軽油洗滌も同様である。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、如上観点からアニリンないしトルイ
ジンのような芳香族アミノ化合物を容易に減除す
るタール酸の精製法を提供するものである。 問題を解決するための手段 本発明者らは、被処理タール酸に、分子内脱水
反応によつて酸無水物になりうる脂肪族ポリカル
ボン酸、または該酸の無水物、もしくは該酸の塩
の一種または二種以上を添加して蒸留すれば、上
記問題点が容易に解決できることを見出した。 本発明方法の適用される被処理タール酸とは、
従来技術の項で述べたタール酸ソーダ塩の、酸に
よる中和によつて遊離して来たものである粗ター
ル酸、この粗タール酸を脱水およびまたは脱ピツ
チして得られる低度な精製を受けたタール酸(低
級タール酸と仮称する)この低級タール酸を蒸留
して得られるフエノール、O−クレゾール、m・
p−クレゾール、キシレノール等をいゝ、それら
はいずれも除去せられるべき塩基性窒素化合物、
とくに芳香族アミノ化合物の若干を含有している
タール酸である。 このようなタール酸に添加せられる脂肪族ポリ
カルボン酸()は、分子内脱水反応により酸無
水物となり得るものであることが重要である。そ
のような酸は、遊離の形()で、ないし酸無水
物()形で、ないし塩の形()で均等に使用
される。 それらの典型例を、()の形で挙げれば、コ
ハク酸、シトラコン酸、グルタル酸であり、()
の形で云えば、それら酸のナトリウム塩、カリウ
ム塩、アンモニウム塩等である。 これら添加されるポリカルボン酸は(),
(),()のいずれの形であつても、常温粉粒
状を呈しているので、被処理タール酸に添加後よ
く撹きまぜたのち蒸留に着手する。 蒸留温度において、添加された脂肪族ポリカル
ボン酸()と、被処理タール酸中の芳香族アミ
ノ化合物とは、次記(イ)式によつて反応し、高沸点
のイミド化合物(式中、※)に転化する。 酸無水物()や、塩()も同様の反応によ
り、水またはアルコールを副生し乍らイミド化合
物となる。もつとも塩()の場合には、一旦
()の形に換えてやる方がベターであるから、
添加と同時に硫酸のような強酸を添加してその存
在下に蒸留を行うがよい。 前記反応式(イ)により生成したイミド化合物は、
むろん、タール酸の何れよりも高沸点物質である
から、被処理タール酸の蒸留に際しては、釜残と
して塔底に残留し、留出して来るタール酸は、不
純物たる芳香族アミノ化合物を含まないのであ
る。 本発明方法は、概ね上記の通り説明されるか
ら、被処理タール酸に添加すべき酸()の量
は、被処理タール酸に含まれている芳香族アミノ
化合物の量によつて支配される。換言すれば、(イ)
式の理論当量で足るわけであるが、現実には、反
応率等を考慮し理論量の2〜4倍量添加するがよ
い。 他方、本発明方法における脂肪族ポリカルボン
酸添加に代えて、脂肪族モノカルボン酸を添加使
用した場合には、該モノカルボン酸と不純物たる
芳香族アミノ化合物とが反応して、アミド結合
(−CONH−)を有する化合物が生成する。しか
し(イ)反応に示されるイミド化合物に比し、安定性
が乏しく分解し易い。したがつて芳香族アミノ化
合物の固定能が不充分で実用的でない。これが本
発明において脂肪族モノカルボン酸の使用を排除
する理由である。 実施例1〜3、比較例 第1表所載の組成を有する粗タール酸200gを
200mlのフラスコに装入し、それが含有する芳香
族アミノ化合物の2倍当量のグルタル酸(実施例
1)、無水グルタル酸(実施例2)またはグルタ
ル酸ナトリウム(実施例3)を添加し、または添
加することなく(比較例)、常圧下、ボトム温度
180℃で、理論段数15段の蒸留塔を用いて、まず
脱水を行つた。
【表】 前記脱水とは、塔頂より水と油分の留去であ
る。油分とは水と共沸して留出するフエノールな
どであつて、実施例、比較例共その量は33.5gで
ある。 ついで塔底温度を180℃に維持したまゝ、減圧
蒸留に付し、最終圧力を30mmHgに至らしめた。
フラスコ内には、実施例、比較例とも釜残10gが
残存し、塔頂部より150gの脱水脱ピツチされた
タール酸(実施例の場合、精製タール酸に相当す
る)が留取された。なお蒸留ロスは6.5gであつ
た。 上記留取したタール酸ならびに原料粗タール酸
につき、それらが含有する芳香族アミノ化合物の
種類および含量を分析した結果は、第2表に表示
した通りである。
【表】 発明の効果 第2表からわかるように、本発明方法によれ
ば、芳香族アミノ化合物に代表せられる塩基性窒
素化合物が選択的に除去され、得られるタール酸
の品質は著しく向上したものとなつている。 このような精製は、ごくあり来りな酸()、
酸無水物()、ないし、塩()を添加し、常
法通りの蒸留操作で済むから、従来の他の精製手
段よりも、簡易で効果的であると云いうる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タール酸に分子内脱水反応によつて酸無水物
    となりうる脂肪族ポリカルボン酸、または該酸無
    水物、もしくは前記酸の塩を添加して蒸留するこ
    とを特徴とするタール酸の精製方法。 2 脂肪族ポリカルボン酸はコハク酸、シトラコ
    ン酸、グルタル酸である特許請求の範囲1記載の
    精製方法。 3 添加量は、おゝむね被処理タール酸の中の芳
    香族アミノ化合物の2〜4倍当量である特許請求
    の範囲1記載の精製方法。
JP27380085A 1985-12-04 1985-12-04 タ−ル酸の精製方法 Granted JPS62132992A (ja)

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