JPH0356579B2 - - Google Patents

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JPH0356579B2
JPH0356579B2 JP10137183A JP10137183A JPH0356579B2 JP H0356579 B2 JPH0356579 B2 JP H0356579B2 JP 10137183 A JP10137183 A JP 10137183A JP 10137183 A JP10137183 A JP 10137183A JP H0356579 B2 JPH0356579 B2 JP H0356579B2
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱硬化性樹脂の製造法に関する。
ビス(2−オキサゾリン)化合物とジカルボン
酸とをビス(2−オキサゾリン)化合物1モルに
対しジカルボン酸1モル以下の割合で亜リン酸エ
ステル等の触媒の存在下、加熱するとビス(2−
オキサゾリン)化合物とジカルボン酸との反応に
よつてポリエステルアミドが一旦、生成するが、
このポリエステルアミド中の−NHCO−基の活
性水素とビス(2−オキサゾリン)化合物の2−
オキサゾリン環とが更に反応することにより架橋
化して熱硬化性樹脂が得られる。
この樹脂の具体的な製造方法は、ビス(2−オ
キサゾリン)化合物、ジカルボン酸および触媒を
同時に融解する方法、すなわち一段法で製造され
ているが、この方法では下記のような欠点が認め
られる。
原料のビス(2−オキサゾリン)化合物やジ
カルボン酸は常温ではそのほとんどが固体であ
り、100℃以上の融点を持つものが多い。その
ため、融解は、通常100℃以上でおこなわれる
が、この温度ではジカルボン酸とビス(2−オ
キサゾリン)化合物との反応やその反応で生じ
たアミド基と2−オキサゾリン環との反応が急
速に進行し、均一にとけた時点では反応による
粘度の急激な上昇が起り、ゲル化する。このた
め、泡のない大型の成型物や、充填材を混入し
た成型物を得ることは難しい。
ビス(2−オキサゾリン)化合物とジカルボ
ン酸との反応は発熱反応であるが、ビス(2−
オキサゾリン)化合物とジカルボン酸とを一挙
に混合、融解すると大量の熱が発生する。発生
した熱は成型物中に蓄積され、クラツクや、ス
コーチの原因となる。
本発明者らは上記のような欠点のない製造法に
ついて鋭意検討した結果、ビス(2−オキサゾリ
ン)化合物またはジカルボン酸に少量の他成分を
加えると融点が著しく低下すること、それらの融
解液は全く安定であることおよびそれらの融解液
を混合して熱硬化性樹脂を製造する場合、それぞ
れの成分は予め反応しているのでそれらを混合し
た場合の発熱量は極めて小さいことを知見し、こ
れらの知見にもとづき、本発明を完成するに至つ
た。すなわち、本発明は、ビス(2−オキサゾリ
ン)化合物と該ビス(2−オキサゾリン)化合物
1モルに対して約0.7モル以下のジカルボン酸と
を含有し、加熱することにより液状を呈したA液
とジカルボン酸と該ジカルボン酸1モルに対して
約0.7モル以下のビス(2−オキサゾリン)化合
物とを含有し、加熱することにより液状を呈した
B液とを、ジカルボン酸に対してビス(2−オキ
サゾリン)化合物がモル比で過剰となるように混
合し、必要により加熱することを特徴とする熱硬
化性樹脂の製造法である。
本発明に用いられるビス(2−オキサゾリン)
化合物としては、たとえば1,2−ビス(2−オ
キサゾリニル−2)エタン、1,4−ビス(2−
オキサゾリニル−2)ブタン、1,6−ビス(2
−オキサゾリニル−2)ヘキサン、1,8−ビス
(オキサゾリニル−2)オクタン、1,4−ビス
(2−オキサゾリニル−2)シクロヘキサンなど
のアルキル鎖にオキサゾリン環が結合した化合
物、たとえば1,2−ビス(2−オキサゾリニル
−2)ベンゼン、1,3−ビス(2−オキサゾリ
ニル−2)ベンゼン、1,4−ビス(2−オキサ
ゾリニル−2)ベンゼン、5,5′−ジメチル−
2,2′−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベンゼ
ン、4,4,4′,4′−テトラメチル−2,2′−ビ
ス(2−オキサゾリニル−2)ベンゼン、1,2
−ビス(5−メチル−2−オキサゾリニル−2)
ベンゼン、1,3−ビス(5−メチル−2−オキ
サゾリニル−2)ベンゼン、1,4−ビス(5−
メチル−2−オキサゾリニル−2)ベンゼンなど
の芳香核に2個のオキサゾリン環が結合したもの
で、下記一般式で表わされるものおよび2,2′−
ビス(2−オキサゾリン)、2,2′−ビス(4−
メチル−2−オキサゾリン)、2,2′−ビス(5
−メチル−2−オキサゾリン)などがあげられ
る。
〔式中、Rは2価の炭化水素基を、R1〜R4は水
素または炭化水素基を示す。〕 ジカルボン酸としては、たとえばマロン酸、コ
ハク酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、ダイ
マー酸、エイコサン二酸などの脂肪族ジカルボン
酸、たとえばフタル酸、イソフタル酸、ナフタレ
ンジカルボン酸、ジフエニルスルホンジカルボン
酸、ジフエニルメタンジカルボン酸などの芳香族
ジカルボン酸があげられる。これらは二種以上混
合して用いてもよい。
本発明では、前述のビス(2−オキサゾリン)
化合物とジカルボン酸を用いてビス(2−オキサ
ゾリン)化合物と該ビス(2−オキサゾリン)化
合物1モルに対して約0.7モル以下、好ましくは
約0.15〜0.40モルのジカルボン酸とを含有し、加
熱することにより液状を呈したA液を作成する。
つぎに、ビス(2−オキサゾリン)化合物とジ
カルボン酸を用いてジカルボン酸と該ジカルボン
酸1モルに対して約0.7モル以下、好ましくは約
0.20〜0.55モルのビス(2−オキサゾリン)化合
物とを含有し、加熱することにより液状を呈した
B液を作成する。
A液およびB液の作成に用いられるビス(2−
オキサゾリン)化合物およびジカルボン酸は、そ
れぞれが同一のものでもよく、あるいは異なつて
いてもよい。
高融点で相溶性の悪いジカルボン酸やビス(2
−オキサゾリン)化合物、たとえばイソフタル
酸、フマル酸、1,4−ビス(2−オキサゾリニ
ル−2)ベンゼンなどは、比較的低融点で相溶性
のよいアジピン酸や1,3−ビス(2−オキサゾ
リニル−2)ベンゼンなどと組み合わせることに
よつて低粘度で透明なA液およびB液を与えるこ
とができる。
A液およびB液が液状を呈する温度はジカルボ
ン酸やビス(2−オキサゾリン)化合物の種類や
量などによつて異なるが、通常、50℃以上、好ま
しくは約120〜180℃の範囲である。
A液およびB液は完全に液状のものが好ましい
が、少量が結晶〜半溶融状態のスラリー状のもの
でもよい。
加熱融解に要する時間は、使用する原料や加熱
温度などにより異なるが、一定粘度の透明液を与
える時間であればよく、通常、約0.5〜3時間程
度である。
A、B液の調整の際、酸化により着色すること
があるので、窒素気流下で融解することが好まし
い。更に必要であれば抗酸化剤を加え着色を抑制
することもできる。抗酸化剤としては、たとえば
2,6−ジターシヤリーブチル−p−クレゾー
ル、イルガノツクス1010、イルガノツクス1076な
どのフエノール系の抗酸化剤が好適に用いられ
る。
熱硬化性樹脂を製造するための触媒は、A液と
B液を混合する時に加えてもかまわないし、あら
かじめB液側に加えておいてもよい。
触媒として有効なのは亜リン酸エステル類、有
機ホスホン酸のエステル類、無機塩類などの求電
子試薬である。この3種の中で、触媒能、系に対
する溶解性、副次効果の3点からみて亜リン酸エ
ステル類が最も好都合である。亜リン酸エステル
としては、たとえば亜リン酸トリフエニル、亜リ
ン酸トリス(ノニルフエニル)、亜リン酸トリエ
チル、亜リン酸トリ−n−ブチル、亜リン酸トリ
ス(2−エチルヘキシル)、亜リン酸トリステア
リル、亜リン酸ジフエニルモノデシル、テトラフ
エニルジプロピレングリコールジホスフアイト、
テトラフエニルテトラ(トリデシル)ペンタエリ
スリトールテトラホスフアイト、亜リン酸ジフエ
ニル、亜リン酸4,4′−ブチリデンビス(3−メ
チル−6−t−ブチルフエニル−ジ−トリデシ
ル)、ビスフエノールAペンタエリスリトールホ
スフアイト、亜リン酸水素ジフエニルなどがあげ
られる。これらは二種以上用いてもよい。上記の
なかでフエノレート基あるいは置換フエノレート
基を含む亜リン酸エステルが特に好ましい。
有機ホスホン酸のエステルとしては、たとえば
フエニルホスホン酸ジフエニル、β−クロロエチ
ルホスホン酸ジ(β−クロロエチル)、4,4′−
ビフエニレンジホスホン酸テトラキス(2,4−
ジ−t−ブチルフエニル)などの脂肪族または芳
香族ホスホン酸のエステルがあげられる。
無機塩類としては系に溶解する各種塩類が有効
である。結晶水は持つていない方がよい。たとえ
ば、リチウム、カリウム、ナトリウム、マグネシ
ウム、カルシウム、チタン、ジルコニウム、バナ
ジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニツ
ケル、銅、亜鉛、カドミウム、アルミニウム、ス
ズ、セリウム等の1〜4価の陽イオン(バナジル
やジルコニル等の多原子陽イオンを含む)と、た
とえばハロゲン、硝酸、硫酸、塩素酸等の陰イオ
ンとの組み合せからなる塩類をあげることができ
る。なかでも塩化第二銅、塩化バナジウム、塩化
バナジル、硝酸コバルト、塩化亜鉛、塩化マンガ
ン、塩化ビスマスなどがすぐれた触媒能を示す。
触媒量は、樹脂原料に対して、約0.05重量%以
上、好ましくは0.2重量%以上である。
本発明では、A液とB液を混合し、必要により
加熱することにより熱硬化性樹脂が得られる。
A液とB液の混合割合は、ジカルボン酸に対し
てビス(2−オキサゾリン)化合物がモル比で過
剰となる量、すなわちジカルボン酸対ビス(2−
オキサゾリン)化合物のモル比が約1以下、好ま
しくは約0.2〜1の範囲で任意に選ばれるが、一
般には混合のし易さなどからA液とB液の混合比
は重量比でA液が約9〜7に対してB液は約1〜
3となるようにするのがよい。
A液とB液の調整や混合手段については、どの
ような装置を用いてもよく、特に限定されるもの
ではないが、A液とB液を加熱融解でき、必要に
応じて撹拌装置をもつ容器とこのA液とB液をそ
れぞれ一定量ずつ液送できる計量ポンプとこのA
液とB液および触媒を均一かつ泡をかまないよう
に混合し、吐出するミキシングヘツドを備えた二
液あるいは三液用の注型機が便利に用いられる。
A液とB液を混合したものは、混合時の温度で
約2分〜2時間程度保つことにより熱硬化性樹脂
が得られるが、混合時の温度が低い場合、約150
〜250℃に加熱して硬化を促進してもよい。加熱
時間は約2分〜2時間程度である。
このようにして得られる熱硬化性樹脂は分子内
にエステル基、第2アミド基および第3アミド基
を有し、強靭で、耐摩もう性、耐溶媒性にすぐれ
ている。この熱硬化性樹脂はたとえばロール、歯
車などの機械部品の成型、電気部品のうめ込み成
型、電気絶縁物、歯科材料などに用いることがで
きる。
本発明の方法は次のような利点を有している。
調整されたA液およびB液は低い晶出温度を
もち、かつ硬化時の反応の一部がすでに融解時
に起つているので硬化の際の発熱も少なくな
る。このため (イ) 大型成型物の成型に用いることができる。
(ロ) 充填物の混入やガラス繊維やカーボン繊維
の補強がしやすい。
(ハ) 自然脱泡が可能であり、必要により減圧な
どの脱泡操作も容易におこなえるため、泡の
ない硬化物が作れる。注型機を用いるとより
一層容易に泡のないものが得られる。
A液とB液は混合しなければいつまでも安定
である。
ビス(2−オキサゾリン)化合物、ジカルボ
ン酸および触媒を同時に融解して樹脂を製造す
る一般法に較べて格段の安定性をもつており、
連続生産などに好適に用いられる。
A液、B液はそれぞれ安定であるので高融点
で相溶性の悪い原料も、高い温度で長時間かけ
て融解することができ、樹脂原料として用いう
る。
以下に実施例をあげ、本発明を更に具体的に説
明する。
実施例 1 1,3−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベン
ゼン87.5g(0.40モル)とアジピン酸12.5g
(0.09モル)をビーカーにはかりとり均一に融解
し135℃に保つ(A液)。1,3−ビス(2−オキ
サゾリニル−2)ベンゼン38g(0.18モル)、ア
ジピン酸62g(0.42モル)と亜リン酸トリフエニ
ル1.7gをビーカーにはかりとり均一に融解し、
130℃に保つ(B液)。A液7、B液3の割合(ア
ジピン酸/1,3−ビス(2−オキサゾリニル−
2)ベンゼンのモル比=0.55)ではかりとり、
120℃で油浴中でよくかきまぜた。混合直後は
200cps以下であり、5分後は400cps以下であり、
10分後1000cpsとなり27分後にゲル化し、熱硬化
性樹脂が得られた。A液、B液ともに低粘度で、
極めて長いポツトライフを有していた。
実施例 2 1,3−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベン
ゼン80g(0.37モル)、アジピン酸20g(0.14モ
ル)を均一に融解した後、ミルドフアイバー20g
を加えてよく混合し、130℃に保つ(A液)。1,
3−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベンゼン43
g(0.20モル)、アジピン酸57g(0.39モル)お
よび亜リン酸トリフエニル3.3gを均一に融解し
た後、5gのミルドフアイバーを加えてよく混合
し125℃に保つ(B液)。A液7、B液3の割合
(アジピン酸/1,3−ビス(2−オキサゾリニ
ル−2)ベンゼンのモル比=0.66)ではかりと
り、よく混合し、ついで減圧で脱泡し、3cmのス
ペーサーをはさんだ200℃に保つたアルミニウム
製注型枠に注入し、200℃で30分硬化させた。泡
のない硬化物が得られた。この硬化物の一部をと
り、4N−NaOH中で加温して加水分解した後、
ガスクロマトグラフイーによりモノエタノールア
ミンを定量することにより求めた架橋度は35%で
あつた。
実施例 3 1,3−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベン
ゼン9.19Kg(42.55モル)とアジピン酸1.31Kg
(8.90モル)を加熱装置のついた容器で均一に融
解し、140℃に保つ(A液)。別の容器で1,3−
ビス(2−オキサゾリニル−2)ベンゼン2.28Kg
(10.55モル)、アジピン酸3.72Kg(25.48モル)お
よび亜リン酸トリフエニル0.20Kgを均一にとか
し、135℃に保つ(B液)。A液7、B液3の割合
(アジピン酸/1,3−ビス(2−オキサゾリニ
ル−2)ベンゼンのモル比=0.55)ではかりと
り、混合した。混合液は145℃で500cps以下の粘
度であり、全く泡が認められなかつた。A、B液
の温度を保つて一定時間後(1、3、5、7時
間)のそれぞれの粘度測定したり、混合液を用い
て作成した硬化物(200℃×20分加熱)の熱的性
質(熱歪温度)を調べたが全く変化は認められな
かつた。
硬化物の架橋度は48%であつた。
実施例 4 1,3−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベン
ゼン11.52Kg(53.28モル)、アジピン酸2.88Kg
(19.71モル)および2,6−ジターシヤリーブチ
ルパラクレゾール0.072Kgを窒素雰囲気下で均一
に融解し140℃に保つ(A液)。別の容器で1,3
−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベンゼン
2.175Kg(10.06モル)、アジピン酸2.825Kg(19.33
モル)および亜リン酸トリフエニル0.125Kgを均
一に融解し、135℃に保つ(B液)。計量ポンプを
調整し、毎分A液800g、B液200g(アジピン
酸/1,3−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベ
ンゼンのモル比=0.55)を液送するようにし、混
合する。この混合液を外径220mm、内径110mm、高
さ230mmのブリキ製の円筒に7.5Kg充填し、室温で
放置硬化後、200℃で2hr後硬化させた。全く泡が
なく、硬化欠陥のないロール状の成型物が得られ
た。この成型物の架橋度は52%であつた。
実施例 5 撹拌棒、窒素吹き込み口のついた200ml丸底フ
ラスコに1,3−ビス(2−オキサゾリニル−
2)ベンゼン85g(0.39モル)と2,6−ジター
シヤリーブチルパラクレゾール1gをはかりとり
融解し、180℃に保つ。この温度を保ちながらイ
ソフタル酸15g(0.09モル)を少量ずつ約1時間
にわたり加えて溶解させる。ついで冷却し145℃
に保つ(A液)。一方、1,3−ビス(2−オキ
サゾリニル−2)ベンゼン25g(0.12モル)、ア
ジピン酸75g(0.51モル)および亜リン酸トリフ
エニル3gを均一に溶解し、130℃に保つ(B
液)。A液7、B液3の割合(ジカルボン酸/1,
3−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベンゼンの
モル比=0.63)ではかりとり、よく混合して硬化
物を作つた。硬化物中には一段法の場合と異な
り、全く未溶解のイソフタル酸は認められなかつ
た。
この硬化物の物性は次のようであつた。
曲げ強度 23.6Kg/mm2 曲げ弾性率 470Kg/mm2 衝撃値(DINSTAT) 20Kg・cm/cm2 熱歪温度 133℃ 吸水率(23℃、24hr) 0.50% 硬化物の架橋度は42%であつた。
実施例 6 1,3−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベン
ゼン75g(0.35モル)とセバシン酸25g(0.12モ
ル)を均一に融解し、135℃に保つ(A液)。他
方、1,3−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベ
ンゼン30g(0.14モル)とセバシン酸70g(0.35
モル)と亜リン酸トリフエニル1.7gを均一に溶
解し130℃に保つ(B液)。A液7、B液3の割合
(セバシン酸/1,3−ビス(2−オキサゾリニ
ル−2)ベンゼンのモル比=0.66)ではかりと
り、120℃油浴上でよくかきまぜた。混合直後は
約200cps以下であり、5分後は約400cps、10分後
約900cpsとなり、36分後にゲル化した。ゲル化し
たものを180℃で1時間保ち、硬化物を得た。こ
の硬化物の架橋度は33%であつた。
実施例 7 1,3−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベン
ゼン80g(0.37モル)とアゼライン酸20g(0.11
モル)を均一に融解し135℃に保つ(A液)。一
方、1,3−ビス(2−オキサゾリニル−2)ベ
ンゼン30g(0.14モル)とアゼライン酸70g
(0.37モル)と2gの亜リン酸トリフエニルより
均一なB液を作る。A液3、B液1の割合(アゼ
ライン酸/1,3−ビス(2−オキサゾリニル−
2)ベンゼンのモル比=0.55)ではかりとり、
120℃油浴上でよくかきまぜた。混合直後は約
100cps、5分後は約300cps、10分後は約600cpsと
なり、40分後にゲル化し、硬化物を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ビス(2−オキサゾリン)化合物と該ビス
    (2−オキサゾリン)化合物1モルに対して約0.7
    モル以下のジカルボン酸とを含有し、加熱するこ
    とにより液状を呈したA液とジカルボン酸と該ジ
    カルボン酸1モルに対して約0.7モル以下のビス
    (2−オキサゾリン)化合物とを含有し、加熱す
    ることにより液状を呈したB液とを、ジカルボン
    酸に対してビス(2−オキサゾリン)化合物がモ
    ル比で過剰となるように混合し、必要により加熱
    することを特徴とする熱硬化性樹脂の製造法。
JP10137183A 1983-06-06 1983-06-06 熱硬化性樹脂の製造法 Granted JPS59226021A (ja)

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