JPH0356645Y2 - - Google Patents

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JPH0356645Y2
JPH0356645Y2 JP17230887U JP17230887U JPH0356645Y2 JP H0356645 Y2 JPH0356645 Y2 JP H0356645Y2 JP 17230887 U JP17230887 U JP 17230887U JP 17230887 U JP17230887 U JP 17230887U JP H0356645 Y2 JPH0356645 Y2 JP H0356645Y2
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車等のボデーに溶植したスタツド
に取り付けるクリツプの改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
自動車のボデーに溶植したクリスマスツリー式
スタツドあるいはGスタツドを利用してパイプ、
ハーネス、ロツド、ケーブル等をボデーに取り付
けるのに用いるクリツプは種々の形式のものが知
られている。たとえば、溶植スタツドにワンタツ
チで取り付けることのできるナツトを利用するク
リツプやスタツドに嵌合あるいは螺合させるナツ
トを利用するクリツプが知られている。
これら従来のクリツプではスタツドの溶植部を
水密シールしてはいるものの、スタツド溶植時に
発生する溶接スパツタに起因するボデー腐食を防
止するには不充分である。そこで、従来は、溶接
スパツタを除去する工程が必要であり、この工程
を自動化しようとすると作業過程が複雑となりか
つコスト高を招く。従来技術の別の解決策とし
て、不活性ガス雰囲気内で溶接作業を行なつてい
るが、この場合、溶接座面に広い面積が必要であ
り、自動車ボデーの溶接座面確保が問題となる。
ボデーレイアウト上、溶接座面を確保できない場
合もある。
〔考案の目的〕
本考案の目的は従来技術の上記問題点を一挙に
解決する防食クリツプを提供することにある。
〔考案の構成〕
この目的を達成すべく、本考案は自動車等のボ
デーに溶植したスタツドに取り付けるクリツプで
あつて、スタツドのまわりに設置するようになつ
ており、被支持物品を支持する手段を外面に有す
る中空管状のクランプ部と、スタツドに嵌合ある
いは螺合する内径孔を有し、このスタツドと協働
してクランプ部を固定するようになつているナツ
ト部とを包含するクリツプにおいて、前記クラン
プ部または前記ナツト部あるいはこれら両方の部
分に防食手段を設けたことを特徴とするクリツプ
を提供する。
本考案の或る好ましい実施例においては、防食
クリツプはナツト部が合成樹脂製であつて、その
内径孔内で斜め上方に突出する弾力性係止爪を有
し、前記防食手段がこの係止爪にインサート成形
した防食用素子を包含することを特徴とする。
本考案の別の好ましい実施例においては、防食
クリツプはクランプ部およびナツト部がすべて合
成樹脂で作つてあり、成形時にこの合成樹脂へ粉
末状の防食用材料が混入したことを特徴とする。
本考案のまた別の好ましい実施例においては、
防食クリツプはナツト部の、ボデーと接触する端
面に防食用素子が埋め込んであることを特徴とす
る。
本考案のまたさらに別の好ましい実施例におい
ては、防食クリツプはクランプ部の、ボデーと接
触する端面に防食用素子が埋め込んであることを
特徴とする。
本考案のまたさらに別の好ましい実施例におい
ては、防食クリツプはナツト部のスタツドと協働
する部分が金属で作つてあり、この金属部分を合
成樹脂の外殻で覆い、金属部分と外殻の間に防食
用素子を設置したことを特徴とする。
〔考案の作用および効果〕
以上の構成によれば、防食手段はボデー面に直
接的あるいは間接的に作用して防錆効果を発揮す
る。したがつて、わざわざ溶接スパツタを除去し
たり、あるいは、不活性ガス雰囲気中で溶接を行
なつたりする必要はまつたくなくなる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照しながら本考案のいくつ
かの実施例を説明する。
まず第1図から第3図を参照して、ここには本
考案の第1実施例であるクリツプが示してあり、
このクリツプはボデー10に溶植したスタツド1
2のまわりに設置する中空管状のクランプ部14
と、このクランプ部14の内径孔16内に挿入で
き、スタツド12と協働してクランプ部14をボ
デー10に固定するナツト部18とを包含する。
クランプ部14は、従来構造と同様に、被支持
物品20(図ではパイプ)を支持する支持手段1
4Aを有する。
ここに示すナツト部18はヘツド22とこのヘ
ツドから延びるステム24とからなり、全体が合
成樹脂で作つてある。ナツト部18を軸線方向に
貫いて内径孔26が設けてあり、この内径孔26
のヘツド22から遠い方の端付近からヘツド22
の端面にかけて直径方向に対向した一対のスリツ
ト28が形成してあり、各スリツト28のヘツド
22から遠い方の端からは内径孔26に向つて斜
め上方へ弾力性のある係止爪30が延びている。
これらの係止爪30は、ナツト部18をスタツド
12に装着したときに、スタツド12の外周面に
設けた周方向の溝あるいはねじ山と協働するよう
になつている。ナツト部18が正規の作動位置に
あるとき、そのヘツド22がクランプ部14の端
面と係合し、このクランプ部14をボデー10に
対して固定する。
この実施例では、各係止爪30のスタツド12
に向いた面に防食用素子32がインサート成形し
てあり、この防食用素子32はスタツド12と直
接あるいは近接して防錆効果を発揮する。
次に第4図を参照して、ここには本考案の第2
実施例であるクリツプを示してあり、このクリツ
プの構造は第1図から第3図に示したクリツプと
ほぼ同じであり、同じ部分には同じ参照符号が付
けてある。この第2実施例では、ナツト部18お
よびクリツプ部14がすべて合成樹脂で作つてあ
り、成形時にこの合成樹脂に粉末状の防食材料を
混入する。したがつて、この防食クリツプはスタ
ツドおよびボデー面へ直接あるいは近接して防錆
効果を発揮する。
次いで第5図から第7図を参照して、ここには
本考案の第3実施例が示してあり、この実施例は
ナツト部40のステム41にスタツド12Aと協
働する内径孔42が設けてあるが、この内径孔4
2がヘツド42を貫通していない点を除いて前述
の実施例とほぼ同じ構造であり、同じ部分には同
じ参照符号を付けて説明はしない。この第3実施
例では、ナツト部40の内径孔42にはねじが切
つてあり、このねじはスタツド12Aの外面に同
様に切つたねじ山と協働し、ナツト部40をスタ
ツド12Aに螺合させてクランプ部14をボデー
10に対して固定するようになつている。
ナツト部40のボデー10の表面と接触する端
面には防食用素子46がインサート成形ありは熱
かしめまたは超音波溶着によつて埋め込んであ
り、この防食用素子46はボデー面10へ直接あ
るいは近接して防錆効果を発揮する。
さらに第8図を参照して、ここに示す本考案の
第4実施例は第3実施例とほぼ同じであるが、防
食用素子50がクランプ部14のボデー面10と
接触する端面にインサート成形あるいは熱かしめ
または超音波溶着によつて埋め込んである点で異
なる。しかしながら、この防食用要素50も同様
の効果を発揮する。
最後に第9図を参照して、ここに示す本考案の
第5実施例では、ヘツド52を有する金属製のナ
ツト本体54を包含するナツト部56を用いてい
る。他の点では第3、第4の実施例と違いはな
い。このナツト本体54はヘツド52とこのヘツ
ドから延びるステム58を有し、ヘツド52およ
びステム58を軸線方向に貫いてねじ付きの内径
孔60が形成してある。この内径孔60をねじ付
きのスタツド12Aに螺合させてクランプ部14
をボデー10に対して固定する。金属製のナツト
本体54は、ボデー10と接触する端面を除いて
全体を合成樹脂製の外殻62で覆つてあり、この
外殻62と金属製ナツト本体54のヘツド52の
間に防食用素子64がインサート成形してあり、
この防食用素子64は金属製ナツト本体54を介
してスタツド12Aおよびボデー面10へ間接的
に接触し、防錆効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による防食クリツプの第1実施
例を示す縦断面図である。第2図は第1図に示す
防食クリツプの側面図である。第3図は第1図、
第2図に示す防食クリツプの平面図である。第4
図は本考案による防食クリツプの第2実施例を示
す縦断面図である。第5図は本考案による防食ク
リツプの第3実施例を示す縦断面図である。第6
図は第5図に示す防食クリツプの側面図である。
第7図は第5図、第6図に示す防食クリツプの平
面図である。第8図は本考案による防食クリツプ
の第4実施例を示す縦断面図である。第9図は本
考案による防食クリツプの第5実施例を示す縦断
面図である。 図面において、10……ボデー、12……スタ
ツド、14……クランプ部、16……内径孔、1
8……ナツト部、22……ヘツド、24……ステ
ム、26……内径孔、28……スリツト、30…
…係止爪、32……防食用素子、40……ナツト
部、41……ステム、42……ねじ付き内径孔、
44……ヘツド、46……防食用素子、50……
防食用素子、54……ナツト本体、56……ナツ
ト部、58……ステム、60……内径孔、62…
…外殻、64……防食用素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動車等のボデーに溶植したスタツドに取り
    付けるクリツプであつて、スタツドのまわりに
    設置するようになつており、被支持物品を支持
    する手段を外面に有する中空管状のクランプ部
    と、スタツドに嵌合あるいは螺合する内径孔を
    有し、このスタツドと協働してクランプ部を固
    定するようになつているナツト部とを包含する
    クリツプにおいて、前記クランプ部または前記
    ナツト部あるいはこれら両方の部分に防食手段
    を設けたことを特徴とするクリツプ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリツ
    プにおいて、前記ナツト部が合成樹脂製であつ
    て、その内径孔内で斜め上方に突出する弾力性
    係止爪を有し、前記防食手段がこの係止爪にイ
    ンサート成形した防食用素子を包含することを
    特徴とするクリツプ。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリツ
    プにおいて、前記クランプ部およびナツト部が
    すべて合成樹脂で作つてあり、成形時にこの合
    成樹脂へ粉末状の防食用材料が混入してあるこ
    とを特徴とするクリツプ。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリツ
    プにおいて、前記ナツト部の、前記ボデーと接
    触する端面に防食用素子が埋め込んであること
    を特徴とするクリツプ。 (5) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリツ
    プにおいて、前記クランプ部の、前記ボデーと
    接触する端面に防食用素子が埋め込んであるこ
    とを特徴とするクリツプ。 (6) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のクリツ
    プにおいて、前記ナツト部の前記スタツドと協
    働する部分が金属で作つてあり、この金属部分
    を合成樹脂の外殻で覆い、金属部分と外殻の間
    に防食用素子を設置したことを特徴とするクリ
    ツプ。
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