JPH0356773B2 - - Google Patents
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- JPH0356773B2 JPH0356773B2 JP60092180A JP9218085A JPH0356773B2 JP H0356773 B2 JPH0356773 B2 JP H0356773B2 JP 60092180 A JP60092180 A JP 60092180A JP 9218085 A JP9218085 A JP 9218085A JP H0356773 B2 JPH0356773 B2 JP H0356773B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emulsion
- oil
- waste oil
- concentration
- treatment
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明はエマルジヨン廃油の処理方法に関する
ものである。 (従来の技術) 従来エマルジヨン廃油の処理方法には次のよう
な方法がある。 酸分解+加圧浮上法 エマルジヨン廃油に強酸を添加することによ
りエマルジヨンは破壊し、加圧浮上により油層
と水層に分離し回収油は燃料として再利用、水
については廃水処理を行う。 焼却法 LPG、重油を助燃剤として加え焼却処理を
行う。原理的に簡単で設備を小さく、回収油、
スラツジ等発生がない。 限外ろ過膜濃縮法 限外ろ過膜にて水分子とエマルジヨン粒子を
粒子の大きさの差の利用し、膜にある孔を通る
水分子とエマルジヨン粒子に分離しエマルジヨ
ン廃油はこの膜を何回も通過することにより濃
縮される。濃縮エマルジヨンはLPG、重油を
助燃剤として加え焼却処理を行い、油分を含ま
ない透過水については廃水処理を行う。 (発明が解決しようとする問題点) しかし上記の「酸分解+加圧浮上法」では原
理的には簡単であるが、薬剤の使用によるコスト
増、薬剤管理の煩雑さ設備も大規模、複雑なもの
となりまた強酸を使用することから、PH調整に要
する廃水処理コストも増加する。またの「焼却
法」では水分を蒸発させるのにエネルギーを大量
に使用することから処理コストが非常に高くな
る。またの「限外ろ過膜濃縮法」では、薬剤の
添加なしにエマルジヨン廃油の濃縮が可能であり
設備もコンパクトであるが粒子の大きさの違いで
物質をふるいわけるため膜面目詰まりが発生し易
く目詰まりによる処理量低下という問題がある。
そこで従来、膜面への汚れの付着を防止するため
に膜面に適切な流速でエマルジヨン廃油を供給し
膜面への汚れの付着蓄積を防止しているがエマル
ジヨンの性状によつては効果が得られず、本方式
では目詰まりによる処理量低下、透過水側への油
流出により処理できない場合がある。 圧延用ソルブル廃油よりフリーオイルを完全に
浮上させ、除去を行つた後限外ろ過処理を行つて
も、エマルジヨン性状により濃縮過程中にフリー
オイルが発生し、目詰まりによる処理量が低下す
る。この場合膜面に付着したフリーオイルはフリ
ーオイルとして限外ろ過膜に流入したのではなく
エマルジヨン油中に不安定なエマルジヨン粒子が
存在しこの不安定なエマルジヨンが限外ろ過濃縮
過程中に、ポンプ等の攪拌、温度上昇により破壊
されエマルジヨン状態より完全に遊離し、フリー
オイルとなり膜面に吸着、蓄積されるものと考え
られる。 一般にエマルジヨンは、クリーミング、凝集、
合一の過程を経て破壊され不安定エマルジヨン及
びフリーオイルになるものと考えられている。合
一はエマルジヨン粒子同士が接触したときに粒子
界面の界面活性剤の高分子吸着層が脱離、移動し
て裸の界面が現われ2つの粒子が融着する現象で
ある。 この合一が促進されたエマルジヨンは粒子の融
着により粒子の粗大化が進み、比重は正常なエマ
ルジヨンと比較して軽くなる。しかし合一が促進
された場合でも通常の浮上分離では不安定エマル
ジヨン、フリーオイルの除去は困難であつた。 (問題点を解決するための手段) 本発明者は上記の従来法の欠点を克服するため
種々検討を重ねた結果、限外ろ過処理の前に適当
な遠心分離処理を前処理として行うことにより濃
縮過程中のフリーオイルの発生を防止でき目詰ま
りを効果的に回避しうること、さらには限外ろ過
処理後再遠心分離することにより限外ろ過膜に対
する負担の軽減を図つて高濃度油分を回収できる
ことを見い出した。本発明はこの知見に基づきな
されるに至つたものである。 すなわち本発明はエマルジヨン廃油の処理方法
であつて、 エマルジヨン廃油を遠心分離機で処理してフ
リーオイル及び不安定エマルジヨンを分離、除
去処理する工程、 前記により処理された処理液をさらに前処
理フイルターで処理して液中の微小物質スラツ
ジを吸着、除去処理する工程、 続いて前記により処理された安定エマルジ
ヨン液を限外ろ過装置でろ過処理する工程、 からなることを特徴とするエマルジヨン廃油の処
理方法を提供するものである。 本発明を第1図に示すエマルジヨン廃油処理方
法の1実施態様に従い説明すると、タンク1のエ
マルジヨン廃油2を遠心分離機3にて遠心分離処
理を行うことにより、フリーオイル及び不安定エ
マルジヨンの分離、除去を薬品の添加なしに行
う。エマルジヨン廃油中より遠心分離したフリー
オイル及び不安定エマルジヨン(高濃度エマルジ
ヨン)14は、機械的に分離回収されタンク13
に送られて後述するように処理される。安定エマ
ルジヨンは加圧状態で前処理フイルター4に放出
される。この前処理フイルターでは吸着加圧浮上
効果により浮上した物質の吸着、除去を行うが、
遠心分離によりフリーオイル及び不安定エマルジ
ヨンは除去されていることから、ここでは少量の
スラツジ状、グリース状物質の除去を中心に行
う。本発明ではこのように安定したエマルジヨン
液のみを限外ろ過装置5に供給する。限外ろ過装
置5では安定したエマルジヨン液がタンク6に一
定量供給された後供給は停止される。タンク6に
供給されたエマルジヨン廃油は限外ろ過膜7に供
給され油分を含まない透過水8と水分が一部除去
されたエマルジヨン18とに分離される。このエ
マルジヨン18は吸着フイルター9を経てタンク
6に戻る。この様にタンク6内のエマルジヨン廃
油を循環させる事により、エマルジヨン廃油から
水分が除去され濃縮処理が行なわれる。本発明方
法では、エマルジヨン廃油からフリーオイル及び
不安定エマルジヨンは除去、回収されていること
からこの濃縮過程中でのフリーオイル発生による
限外ろ過膜の目詰りは減少し、通常の洗浄で初期
の性能が維持され膜寿命は飛躍的に向上する。一
方濃縮過程に少量発生するフリーオイルは吸着フ
イルター9にて除去、回収される。 又、一般に限外ろ過膜処理では、処理量はエマ
ルジヨン廃油の油分濃度に大きく左右されこの油
分濃度の上昇により膜への負荷が増大し処理量は
低下する。本発明による処理方法では油分濃度の
高いフリーオイル及び不安定エマルジヨンが、予
めエマルジヨン廃油中より除去、回収されている
ため限外ろ過装置へ供給するエマルジヨン廃油液
の油分濃度は廃油原液より低下し、限外ろ過装置
での処理効率は向上する。 又、濃縮エマルジヨン廃油は、助燃剤を加えて
焼却処理もしくは燃料として使用する為に必要な
油分濃度まで濃縮する必要があるが、エマルジヨ
ン廃油を高濃度まで濃縮した場合限外ろ過膜に対
する負荷が大きくなり、膜の寿命は短く、処理量
も低下する。本発明処理方法では、この必要油分
濃度を確保しつつ限外ろ過装置での膜に対する負
荷を低減する為に、限外ろ過装置5で濃縮したエ
マルジヨン廃油を第1図のごとく遠心分離機10
で再遠心分離を行ない、高濃度のエマルジヨン1
1を得て、これをタンク14に移送する。タンク
14では、この高濃度エマルジヨン11と先の遠
心分離3から分離されたフリーオイル及び不安定
エマルジヨンと混合する。 なお、再遠心分離10で処理された液は、最初
のタンク1に戻される。この再遠心分離10の導
入により、限外ろ過装置での濃縮を必要濃縮率の
2/3〜1/2程度におさえながら所定の高濃度
エマルジヨンを得ることができる。 本発明の処理方法では、こうして回収された高
濃度エマルジヨン14は、ミキシングタンク16
に送られ適量の重油15と混合されて、高濃度エ
マルジヨン燃料17を与える。このように高濃度
エマルジヨンを適量の重油と混合することによ
り、燃料として再利用が可能となる。高濃度エマ
ルジヨンはLPG、重油を助燃剤とすれば焼却処
理が可能となるがこの場合でも助燃剤使用量を従
来方式と比較して低減することが可能となる。 本発明においては、限外ろ過膜にかける前のエ
マルジヨン廃油の濃縮率は特に制限はないが、通
常油分で0.5〜10%の範囲である。また限外ろ過
処理後の濃縮率は、通常油分で20〜30%程度であ
る。 (実施例) 次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明
する。 実施例 第1図のエマルジヨン廃油処理方法のフローに
従つて、処理を行つた。この設備にて圧延用ソル
ブルエマルジヨン廃油(油分濃度4.5%)2を通
液量1350L/hrで遠心分離装置3に供給し、連続
式遠心分離機(7200rpm)で処理して、フリーオ
イル及び不安定エマルジヨン分を分離、除去し
た。この処理液はさらに前処理フイルター4にて
エマルジヨン廃油中の微小物質スラツジの浮上、
吸着除去が行われる。第1表にエマルジヨン廃油
(ソルブル圧延廃油)原液、遠心分離機3で処理
したソルブル圧延廃油処理液、除去した不安定エ
マルジヨン中の油分濃度を示す。
ものである。 (従来の技術) 従来エマルジヨン廃油の処理方法には次のよう
な方法がある。 酸分解+加圧浮上法 エマルジヨン廃油に強酸を添加することによ
りエマルジヨンは破壊し、加圧浮上により油層
と水層に分離し回収油は燃料として再利用、水
については廃水処理を行う。 焼却法 LPG、重油を助燃剤として加え焼却処理を
行う。原理的に簡単で設備を小さく、回収油、
スラツジ等発生がない。 限外ろ過膜濃縮法 限外ろ過膜にて水分子とエマルジヨン粒子を
粒子の大きさの差の利用し、膜にある孔を通る
水分子とエマルジヨン粒子に分離しエマルジヨ
ン廃油はこの膜を何回も通過することにより濃
縮される。濃縮エマルジヨンはLPG、重油を
助燃剤として加え焼却処理を行い、油分を含ま
ない透過水については廃水処理を行う。 (発明が解決しようとする問題点) しかし上記の「酸分解+加圧浮上法」では原
理的には簡単であるが、薬剤の使用によるコスト
増、薬剤管理の煩雑さ設備も大規模、複雑なもの
となりまた強酸を使用することから、PH調整に要
する廃水処理コストも増加する。またの「焼却
法」では水分を蒸発させるのにエネルギーを大量
に使用することから処理コストが非常に高くな
る。またの「限外ろ過膜濃縮法」では、薬剤の
添加なしにエマルジヨン廃油の濃縮が可能であり
設備もコンパクトであるが粒子の大きさの違いで
物質をふるいわけるため膜面目詰まりが発生し易
く目詰まりによる処理量低下という問題がある。
そこで従来、膜面への汚れの付着を防止するため
に膜面に適切な流速でエマルジヨン廃油を供給し
膜面への汚れの付着蓄積を防止しているがエマル
ジヨンの性状によつては効果が得られず、本方式
では目詰まりによる処理量低下、透過水側への油
流出により処理できない場合がある。 圧延用ソルブル廃油よりフリーオイルを完全に
浮上させ、除去を行つた後限外ろ過処理を行つて
も、エマルジヨン性状により濃縮過程中にフリー
オイルが発生し、目詰まりによる処理量が低下す
る。この場合膜面に付着したフリーオイルはフリ
ーオイルとして限外ろ過膜に流入したのではなく
エマルジヨン油中に不安定なエマルジヨン粒子が
存在しこの不安定なエマルジヨンが限外ろ過濃縮
過程中に、ポンプ等の攪拌、温度上昇により破壊
されエマルジヨン状態より完全に遊離し、フリー
オイルとなり膜面に吸着、蓄積されるものと考え
られる。 一般にエマルジヨンは、クリーミング、凝集、
合一の過程を経て破壊され不安定エマルジヨン及
びフリーオイルになるものと考えられている。合
一はエマルジヨン粒子同士が接触したときに粒子
界面の界面活性剤の高分子吸着層が脱離、移動し
て裸の界面が現われ2つの粒子が融着する現象で
ある。 この合一が促進されたエマルジヨンは粒子の融
着により粒子の粗大化が進み、比重は正常なエマ
ルジヨンと比較して軽くなる。しかし合一が促進
された場合でも通常の浮上分離では不安定エマル
ジヨン、フリーオイルの除去は困難であつた。 (問題点を解決するための手段) 本発明者は上記の従来法の欠点を克服するため
種々検討を重ねた結果、限外ろ過処理の前に適当
な遠心分離処理を前処理として行うことにより濃
縮過程中のフリーオイルの発生を防止でき目詰ま
りを効果的に回避しうること、さらには限外ろ過
処理後再遠心分離することにより限外ろ過膜に対
する負担の軽減を図つて高濃度油分を回収できる
ことを見い出した。本発明はこの知見に基づきな
されるに至つたものである。 すなわち本発明はエマルジヨン廃油の処理方法
であつて、 エマルジヨン廃油を遠心分離機で処理してフ
リーオイル及び不安定エマルジヨンを分離、除
去処理する工程、 前記により処理された処理液をさらに前処
理フイルターで処理して液中の微小物質スラツ
ジを吸着、除去処理する工程、 続いて前記により処理された安定エマルジ
ヨン液を限外ろ過装置でろ過処理する工程、 からなることを特徴とするエマルジヨン廃油の処
理方法を提供するものである。 本発明を第1図に示すエマルジヨン廃油処理方
法の1実施態様に従い説明すると、タンク1のエ
マルジヨン廃油2を遠心分離機3にて遠心分離処
理を行うことにより、フリーオイル及び不安定エ
マルジヨンの分離、除去を薬品の添加なしに行
う。エマルジヨン廃油中より遠心分離したフリー
オイル及び不安定エマルジヨン(高濃度エマルジ
ヨン)14は、機械的に分離回収されタンク13
に送られて後述するように処理される。安定エマ
ルジヨンは加圧状態で前処理フイルター4に放出
される。この前処理フイルターでは吸着加圧浮上
効果により浮上した物質の吸着、除去を行うが、
遠心分離によりフリーオイル及び不安定エマルジ
ヨンは除去されていることから、ここでは少量の
スラツジ状、グリース状物質の除去を中心に行
う。本発明ではこのように安定したエマルジヨン
液のみを限外ろ過装置5に供給する。限外ろ過装
置5では安定したエマルジヨン液がタンク6に一
定量供給された後供給は停止される。タンク6に
供給されたエマルジヨン廃油は限外ろ過膜7に供
給され油分を含まない透過水8と水分が一部除去
されたエマルジヨン18とに分離される。このエ
マルジヨン18は吸着フイルター9を経てタンク
6に戻る。この様にタンク6内のエマルジヨン廃
油を循環させる事により、エマルジヨン廃油から
水分が除去され濃縮処理が行なわれる。本発明方
法では、エマルジヨン廃油からフリーオイル及び
不安定エマルジヨンは除去、回収されていること
からこの濃縮過程中でのフリーオイル発生による
限外ろ過膜の目詰りは減少し、通常の洗浄で初期
の性能が維持され膜寿命は飛躍的に向上する。一
方濃縮過程に少量発生するフリーオイルは吸着フ
イルター9にて除去、回収される。 又、一般に限外ろ過膜処理では、処理量はエマ
ルジヨン廃油の油分濃度に大きく左右されこの油
分濃度の上昇により膜への負荷が増大し処理量は
低下する。本発明による処理方法では油分濃度の
高いフリーオイル及び不安定エマルジヨンが、予
めエマルジヨン廃油中より除去、回収されている
ため限外ろ過装置へ供給するエマルジヨン廃油液
の油分濃度は廃油原液より低下し、限外ろ過装置
での処理効率は向上する。 又、濃縮エマルジヨン廃油は、助燃剤を加えて
焼却処理もしくは燃料として使用する為に必要な
油分濃度まで濃縮する必要があるが、エマルジヨ
ン廃油を高濃度まで濃縮した場合限外ろ過膜に対
する負荷が大きくなり、膜の寿命は短く、処理量
も低下する。本発明処理方法では、この必要油分
濃度を確保しつつ限外ろ過装置での膜に対する負
荷を低減する為に、限外ろ過装置5で濃縮したエ
マルジヨン廃油を第1図のごとく遠心分離機10
で再遠心分離を行ない、高濃度のエマルジヨン1
1を得て、これをタンク14に移送する。タンク
14では、この高濃度エマルジヨン11と先の遠
心分離3から分離されたフリーオイル及び不安定
エマルジヨンと混合する。 なお、再遠心分離10で処理された液は、最初
のタンク1に戻される。この再遠心分離10の導
入により、限外ろ過装置での濃縮を必要濃縮率の
2/3〜1/2程度におさえながら所定の高濃度
エマルジヨンを得ることができる。 本発明の処理方法では、こうして回収された高
濃度エマルジヨン14は、ミキシングタンク16
に送られ適量の重油15と混合されて、高濃度エ
マルジヨン燃料17を与える。このように高濃度
エマルジヨンを適量の重油と混合することによ
り、燃料として再利用が可能となる。高濃度エマ
ルジヨンはLPG、重油を助燃剤とすれば焼却処
理が可能となるがこの場合でも助燃剤使用量を従
来方式と比較して低減することが可能となる。 本発明においては、限外ろ過膜にかける前のエ
マルジヨン廃油の濃縮率は特に制限はないが、通
常油分で0.5〜10%の範囲である。また限外ろ過
処理後の濃縮率は、通常油分で20〜30%程度であ
る。 (実施例) 次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明
する。 実施例 第1図のエマルジヨン廃油処理方法のフローに
従つて、処理を行つた。この設備にて圧延用ソル
ブルエマルジヨン廃油(油分濃度4.5%)2を通
液量1350L/hrで遠心分離装置3に供給し、連続
式遠心分離機(7200rpm)で処理して、フリーオ
イル及び不安定エマルジヨン分を分離、除去し
た。この処理液はさらに前処理フイルター4にて
エマルジヨン廃油中の微小物質スラツジの浮上、
吸着除去が行われる。第1表にエマルジヨン廃油
(ソルブル圧延廃油)原液、遠心分離機3で処理
したソルブル圧延廃油処理液、除去した不安定エ
マルジヨン中の油分濃度を示す。
【表】
第1表の結果は、ソルブル廃油原液2の遠心分
離処理により、高油分濃度のフリーオイル及び不
安定エマルジヨンが除去された処理液の油分濃度
が低下したことを示している。この油分濃度低下
により限外ろ過膜での処理効率は向上する。第2
図はソルブル廃油原液のエマルジヨン粒子粒径分
布、第3図は遠心分離による処理液のエマルジヨ
ン粒子粒径分布をクウオルターカウンターを用い
て測定した結果であり、この両者を比較すると処
理液中の粗大エマルジヨンの割合が減少してお
り、この遠心分離機による前処理方法の実施によ
り不安定エマルジヨンが除去され、安定したエマ
ルジヨン状態になつていることが確認できる。こ
のように本発明によれば安定したエマルジヨン状
態の廃油のみ限外ろ過膜にて濃縮処理が行われ
る。 この安定したエマルジヨン廃油は限外ろ過装置
5に送られる。限外ろ過装置5での濃縮過程、循
環中に発生する少量のフリーオイルは吸着フイル
ター9にて回収、除去される。 圧延用ソルブル廃油を遠心分離機で処理するこ
となく、限外ろ過装置(半バツチ式、仕様30m3/
日)で処理を行つたところ、4ケ月の仕様で処理
量の低下、透過水側へのフリーオイルの流出が発
生し、11ケ月の使用でこの装置での廃油処理は不
可能となつた。同一の圧延用ソルブル廃油を本発
明のエマルジヨン廃油処理方法で処理を行つたと
ころ、6ケ月の使用実績でも限外ろ過膜は初期の
膜性能とまつたく変化がないという好結果が得ら
れた。また高濃度油分の回収によりエマルジヨン
油中、油分の約90%を燃料として再利用を可能と
した。 本発明処理方法により、従来限外ろ過膜処理と
比較し安定した廃油処理が可能となり処理コスト
で50%の節減、平均処理量は限外ろ過膜同一本数
にて2倍の処理が可能となつた。 (発明の効果) 本発明のエマルジヨン廃油の処理方法によれば
小規模な設備で薬剤の使用なしに、容易に濃縮、
焼却処理が可能となる。さらにエマルジヨン廃油
は高濃度までに濃縮されるために燃焼に要する助
燃剤使用量は少量となり、大部分は熱エネルギー
として回収される。本発明処理方法では、エマル
ジヨン廃油が、助燃剤を加えて、燃料又は焼却処
理に必要な濃度まで濃縮されるが、予め、エマル
ジヨン廃油から遠心分離によりフリーオイル及び
不安定エマルジヨンが除去、回収されていること
から濃縮過程中でのフリーオイルによる限外ろ過
膜の目詰りが減少し、処理効率を向上させるとと
もに限外ろ過膜の寿命を大巾にのばすことができ
る。さらに限外ろ過装置で濃縮後再遠心分離によ
り高濃縮のエマルジヨンを回収する事により、限
外ろ過装置での濃縮を必要濃縮率の2/3〜1/
2程度におさえても所定の油分濃度のエマルジヨ
ンを得ることができ、高油分濃度下の限外ろ過膜
への負荷が軽減できる。この為、エマルジヨン廃
油の性状の影響を受けずに安定した処理が可能と
なり、膜寿命も飛躍的に延長される。この効果に
より、低コストでの処理が本発明方法で可能とな
り、処理コストは従来の焼却方式の1/3以下とな
る。
離処理により、高油分濃度のフリーオイル及び不
安定エマルジヨンが除去された処理液の油分濃度
が低下したことを示している。この油分濃度低下
により限外ろ過膜での処理効率は向上する。第2
図はソルブル廃油原液のエマルジヨン粒子粒径分
布、第3図は遠心分離による処理液のエマルジヨ
ン粒子粒径分布をクウオルターカウンターを用い
て測定した結果であり、この両者を比較すると処
理液中の粗大エマルジヨンの割合が減少してお
り、この遠心分離機による前処理方法の実施によ
り不安定エマルジヨンが除去され、安定したエマ
ルジヨン状態になつていることが確認できる。こ
のように本発明によれば安定したエマルジヨン状
態の廃油のみ限外ろ過膜にて濃縮処理が行われ
る。 この安定したエマルジヨン廃油は限外ろ過装置
5に送られる。限外ろ過装置5での濃縮過程、循
環中に発生する少量のフリーオイルは吸着フイル
ター9にて回収、除去される。 圧延用ソルブル廃油を遠心分離機で処理するこ
となく、限外ろ過装置(半バツチ式、仕様30m3/
日)で処理を行つたところ、4ケ月の仕様で処理
量の低下、透過水側へのフリーオイルの流出が発
生し、11ケ月の使用でこの装置での廃油処理は不
可能となつた。同一の圧延用ソルブル廃油を本発
明のエマルジヨン廃油処理方法で処理を行つたと
ころ、6ケ月の使用実績でも限外ろ過膜は初期の
膜性能とまつたく変化がないという好結果が得ら
れた。また高濃度油分の回収によりエマルジヨン
油中、油分の約90%を燃料として再利用を可能と
した。 本発明処理方法により、従来限外ろ過膜処理と
比較し安定した廃油処理が可能となり処理コスト
で50%の節減、平均処理量は限外ろ過膜同一本数
にて2倍の処理が可能となつた。 (発明の効果) 本発明のエマルジヨン廃油の処理方法によれば
小規模な設備で薬剤の使用なしに、容易に濃縮、
焼却処理が可能となる。さらにエマルジヨン廃油
は高濃度までに濃縮されるために燃焼に要する助
燃剤使用量は少量となり、大部分は熱エネルギー
として回収される。本発明処理方法では、エマル
ジヨン廃油が、助燃剤を加えて、燃料又は焼却処
理に必要な濃度まで濃縮されるが、予め、エマル
ジヨン廃油から遠心分離によりフリーオイル及び
不安定エマルジヨンが除去、回収されていること
から濃縮過程中でのフリーオイルによる限外ろ過
膜の目詰りが減少し、処理効率を向上させるとと
もに限外ろ過膜の寿命を大巾にのばすことができ
る。さらに限外ろ過装置で濃縮後再遠心分離によ
り高濃縮のエマルジヨンを回収する事により、限
外ろ過装置での濃縮を必要濃縮率の2/3〜1/
2程度におさえても所定の油分濃度のエマルジヨ
ンを得ることができ、高油分濃度下の限外ろ過膜
への負荷が軽減できる。この為、エマルジヨン廃
油の性状の影響を受けずに安定した処理が可能と
なり、膜寿命も飛躍的に延長される。この効果に
より、低コストでの処理が本発明方法で可能とな
り、処理コストは従来の焼却方式の1/3以下とな
る。
第1図は、本発明方法の1実施態様としての圧
延用ソルブル廃油処理方法のフリーを示す。第2
図、はソルブル廃油原液のエマルジヨン粒径分布
を示す。第3図は、第2図の廃油原液を遠心分離
機による前処理した後のエマルジヨン粒径分布を
示す。 2……エマルジヨン廃油原液、3……遠心分離
装置、4……前処理フイルター、5……限外ろ過
装置、10……再遠心分離装置、14……高濃度
エマルジヨン、17……高濃度エマルジヨン燃
料。
延用ソルブル廃油処理方法のフリーを示す。第2
図、はソルブル廃油原液のエマルジヨン粒径分布
を示す。第3図は、第2図の廃油原液を遠心分離
機による前処理した後のエマルジヨン粒径分布を
示す。 2……エマルジヨン廃油原液、3……遠心分離
装置、4……前処理フイルター、5……限外ろ過
装置、10……再遠心分離装置、14……高濃度
エマルジヨン、17……高濃度エマルジヨン燃
料。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エマルジヨン廃油の処理方法であつて、 エマルジヨン廃油を遠心分離機で処理してフ
リーオイル及び不安定エマルジヨンを分離、除
去処理する工程、 前記により処理された処理液をさらに前処
理フイルターで処理して液中の微小物質スラツ
ジを吸着、除去処理する工程、 続いて前記により処理された安定エマルジ
ヨン液を限外ろ過装置でろ過処理する工程、 からなることを特徴とするエマルジヨン廃油の処
理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9218085A JPS61254208A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | エマルジヨン廃油の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9218085A JPS61254208A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | エマルジヨン廃油の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61254208A JPS61254208A (ja) | 1986-11-12 |
| JPH0356773B2 true JPH0356773B2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=14047235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9218085A Granted JPS61254208A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | エマルジヨン廃油の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61254208A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1985
- 1985-05-01 JP JP9218085A patent/JPS61254208A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61254208A (ja) | 1986-11-12 |
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| Date | Code | Title | Description |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |