JPH0356866Y2 - - Google Patents

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JPH0356866Y2
JPH0356866Y2 JP10943887U JP10943887U JPH0356866Y2 JP H0356866 Y2 JPH0356866 Y2 JP H0356866Y2 JP 10943887 U JP10943887 U JP 10943887U JP 10943887 U JP10943887 U JP 10943887U JP H0356866 Y2 JPH0356866 Y2 JP H0356866Y2
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diaphragm
case
refrigerant
valve
pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は簡単な構成でダイヤフラムケースの共
鳴を抑制し、その放射音を低減するようにした膨
張弁に関する。
(従来の技術) エアコン等の冷房回路に介挿される膨張弁は、
コンデンサから送り込まれる高圧の液状冷媒を所
定量に調量してエバポレータへ送り込むようにし
ているが、上記冷媒が膨張弁内部を移動する際に
流動音を発生し、これが弁内を伝搬してダイヤフ
ラムケースを共鳴させ、異音を発生するという問
題がある。
このため、従来においても上記問題の解決に
種々の提案がなされている。例えば実開昭60−
82174号公報ではダイヤフラムケースの外側に十
字状のバネ受を装着し、このバネ受とダイヤフラ
ムケースとの間に複数のスプリングを介挿して、
上記ケースの振動を抑制するようにした膨張弁が
示され、また実開昭60−113479号公報にはダイヤ
フラムケースの外側に防振材を装着して、該ケー
スの振動を抑制するようにした膨張弁が示されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような従来装置では何れもダイヤ
フラムケースの外側に他部材の装着を要して部品
点数が増加し、またその分の組付けを要する等し
てコスト高になるという問題があつた。
本考案はこのような従来の問題を解決し、簡単
な構成でダイヤフラムケースの冷媒流動音による
共鳴を抑制し、その放射音を低減するようにした
膨張弁を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) このため本考案の膨張弁は、バルブ本体内の冷
媒通路内に設けた絞り弁の作動をダイヤフラムの
変位に応じて制御するようにした膨張弁におい
て、上記ダイヤフラムを覆うダイヤフラムケース
にリブを突設して剛性を高め、上記ケースの冷媒
流動音による共鳴を抑制して放射音を低減するよ
うにしたことを特徴にしている。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面により説明する
と、第1図および第2図において1は中空筒状の
バルブ本体で、冷媒入口側の内部にはコンデンサ
(図示略)側に連通する流入孔2が設けられ、該
孔2の中間部周面に形成したネジ部3に、管状の
アジヤステイングスクリユ4がねじ込まれてい
る。
上記アジヤステイングスクリユ4には圧力スプ
リング5の一端が着座し、その他端にバネ受6が
載置されていて、このバネ受6上に絞り弁として
のボール弁7が収容されている。前記流入孔2の
上端は仕切壁8で区画され、該壁8の上部にエバ
ポレータ9に連通する冷媒出口側の流出孔10が
設けられている。上記流出孔10の基端部は区画
壁11で仕切られ、これら仕切壁8と区画壁11
には通孔12,13が形成されていて、これらの
孔12,13にボール弁7と一体のプツシユロツ
ド14が遊挿されている。
プツシユロツド14の上端はバルブ本体1の上
端に収容したガイド15を貫通して、該ガイド1
5の直上に位置するプツシユプレート16に係合
しており、またガイド15と区画壁11との間に
はバルブスプリング17が介挿されていて、上記
ガイド15を上方へ付勢しプツシユプレート16
に係合させている。
前記バルブ本体1の上端部周面には略ジヨウゴ
形のケースハウジング18が装着され、該ハウジ
ング18の上縁部周面に略皿形のダイヤフラムケ
ース19がビス止め若しくはカシメ等適宜手段で
取付けられている。ダイヤフラムケース19は第
2図に示すように、その外部周面一帯にリブ20
を格子状に突出成型して構成され、その内側にダ
イヤフラム21を圧力変位可能に配設していて、
このダイヤフラム21の上下にダイヤフラム室2
2と均圧室23を形成させている。
このうち、ダイヤフラム室22内には感熱流体
が封入され、これがダイヤフラムケース19の中
央に突設したキヤピラリチユーブ23を介して感
熱筒24に導かれ、該筒24が設置されたエバポ
レータ9の冷媒出口側の温度を検出可能にしてい
る。また、バルブ本体1の上部には上記均圧室2
3に連通する均圧管26が突設され、その端部が
上記感熱筒24の設置と略同位置の冷媒導管25
に接続されている。
第3図は本考案の他の実施例を示し、前述の実
施例の構成と対応する部分には同一の符号を用い
ている。この実施例ではダイヤフラムケース19
の周面に突設したリブ20を格子状に配設する代
わりに、上記ケース19の上面中央位置から放射
上に配設し、上記リブ20の占有スペースをダイ
ヤフラムケース19の中央に向かつて漸増させ、
該中央部の剛性を周辺に比べて高めることで、共
鳴時の振幅が大きなものとなる上記ケース19の
中央部を中心に、その振動の抑制を効果的に行な
うようにした点を特徴にしている。
なお、前述の実施例では何れもダイヤフラムケ
ース19の周面にリブ20を突設することで所期
の目的を達成しているが、この他に例えば上記ケ
ース19の材質として、音の放射ないしは伝搬を
抑制する鉛を含有したものを採択することで、複
雑な成型加工を要せず所期の効果が得られる。
(作用) このように構成した膨張弁はダイヤフラムケー
ス19の他は既設の部品を使用し得、またダイヤ
フラムケース19にしてもその外周面にリブ20
を一体成型することによつて容易に得られ、他に
一切の部品を要しない。したがつて、このダイヤ
フラムケース19を組付ける場合でも、該ケース
19自体をケースハウジング18の周端部にビス
止め若しくはカシメ等で取付けるだけでよいか
ら、この組付けを簡易かつ迅速に行ない得ること
になる。
このようにして組付けられた膨張弁は、エアコ
ン運転時にはキヤピラリチユーブ23と感熱筒2
4内に封入された感熱流体の圧力がダイヤフラム
21の上面に作用し、一方ダイヤフラム21の下
面には、圧力スプリング5とバルブスプリング1
7の復元力が、プツシユロツド14とガイド15
に係合するプツシユプレート16を介して作用
し、更にはエバポレータ9の冷媒出口側の圧力が
均圧管26を通じてダイヤフラム21の下面に作
用する。したがつて、ダイヤフラム21は上記圧
力作用と復元力等のバランスする位置に圧力変位
し、当該変位をプツシユロツド14に伝えてボー
ル弁7を上下動させ、通孔12に対する冷媒流路
面積を調整することで、エバポレータ9への冷媒
供給量を調量する。
すなわち、エバポレータ9への供給冷媒が多く
なり、その出口側の冷媒温度が低下して感熱筒2
4内の感熱流体が収縮すると、ダイヤフラム21
の上面に作用する圧力が低下し、一方上記冷媒の
圧力上昇が均圧管26を通じてダイヤフラム21
の下面に作用し、ダイヤフラム21の押し上げを
助長する。したがつて、プツシユロツド14と一
緒にボール弁7が上動し、通孔12に対する冷媒
流路面積を減少させることで、エバポレータ9へ
の冷媒供給量を減量する。
一方、エバポレータ9への供給冷媒が少なくな
り、その出口側の冷媒が過熱状態になつて感熱筒
24内の圧力が上昇すると、ダイヤフラム21の
上面に作用する圧力が上昇し、一方上記冷媒圧力
の低下が均圧管26を通じてダイヤフラム21の
下面に作用し、ダイヤフラム21の押し下げを助
長する。したがつて、ボール弁7がプツシユロツ
ド14と一緒に押し下げられ、通孔12に対する
冷媒流路面積を増加させてエバポレータ9への冷
媒供給量を増量する。
一方、このように冷媒が膨張弁の流入孔2から
流出孔10へ移動する際は、その流動音が流入口
2から流出口10の一部を経て均圧室23に伝搬
し、更にダイヤフラム21を介しダイヤフラム室
22に到達して、該室22を閉塞するダイヤフラ
ムケース19を共鳴させる。
しかしながら、上記ダイヤフラムケース19は
その外周面一帯にリブ20を突設して剛性を高め
ているので、上記共鳴による振動を抑制されその
振幅も微小なものとなつて、その放射音も微音程
度に留められる。しかも、上記のように剛性を高
めることで、上記振動に対するダイヤフラムケー
ス19の強度を強化することにもなつて、耐振性
が向上することとなる。
(考案の効果) 本考案の膨張弁は以上のように、バルブ本体内
の冷媒通路に設けた絞り弁の作動をダイヤフラム
の変位に応じて制御するようにした膨張弁におい
て、上記ダイヤフラムを覆うダイヤフラムケース
にリブを突設して上記ケースの剛性を高めたか
ら、該ケースの冷媒流動音による共鳴を抑制し
て、その放射音の低減を図ることができるととも
に、ダイヤフラムケース自体の耐振性を向上でき
る効果がある。
また、本考案はダイヤフラムケースにリブを突
設するだけの簡単な構成で所期の効果が得られ、
このための他部材を一切要しないから、従来のこ
の種のものに比べて部品点数の低減が図れ、また
その分組付けの工数も低減し得て、生産性の向上
を図れる実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は本考案の要部を示す斜視図、第3図は本考案
の他の実施例を示す斜視図である。 1……バルブ本体、7……絞り弁、19……ダ
イヤフラムケース、20……リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブ本体内の冷媒通路に設けた絞り弁の作動
    をダイヤフラムの変位に応じて制御するようにし
    た膨張弁において、上記ダイヤフラムを覆うダイ
    ヤフラムケースにリブを突設したことを特徴とす
    る膨張弁。
JP10943887U 1987-07-16 1987-07-16 Expired JPH0356866Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10943887U JPH0356866Y2 (ja) 1987-07-16 1987-07-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10943887U JPH0356866Y2 (ja) 1987-07-16 1987-07-16

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Publication Number Publication Date
JPS6413472U JPS6413472U (ja) 1989-01-24
JPH0356866Y2 true JPH0356866Y2 (ja) 1991-12-24

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JP10943887U Expired JPH0356866Y2 (ja) 1987-07-16 1987-07-16

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JP2007278563A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Denso Corp 圧力制御弁

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JPS6413472U (ja) 1989-01-24

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