JPH0357348B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0357348B2 JPH0357348B2 JP59136099A JP13609984A JPH0357348B2 JP H0357348 B2 JPH0357348 B2 JP H0357348B2 JP 59136099 A JP59136099 A JP 59136099A JP 13609984 A JP13609984 A JP 13609984A JP H0357348 B2 JPH0357348 B2 JP H0357348B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing material
- sheet
- polyethylene
- foam
- adsorbent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、吸湿性パツキング材に関する。更に
詳しくは、水分吸着性能が付与された容器蓋用パ
ツキング材に関する。 〔従来の技術〕 容器蓋のパツキング材としてポリオレフイン系
樹脂の成形体、特にその発泡成形体が成形性、無
毒性、クツシヨン性、耐久性、強度などパツキン
グ材として要求される諸性質を満足させるため広
く用いられている。 しかしながら、容器に充填される商品が、例え
ばコーヒー、ココア、粉ミルク、医薬品などその
品質が吸湿により経時的に低下する商品の場合に
は、従来のポリオレフイン系樹脂を成形材料とす
るパツキング材では、外部からの水分を遮断する
効果あるいは内容物を保護する効果の点におい
て、必ずしも十分な性能を有するとはいえない。 このような大気中の水分の吸湿による容器内商
品の品質の低下を防止するために、高防湿性能を
有するパツキング材が開発されている。例えば、
特公昭57−30744号公報には、ポリエチレンテレ
フタレート/エチレン−酢酸ビニル共重合体けん
化物/発泡ポリエチレンよりなる3層積層体が示
されている。また、現在広く使用されているイン
ナーシール材の例としては、板紙/ワツクス/ア
ルミニウム箔/グラシン紙/接着剤のような5層
構造を有するシール材が挙げられる。 しかるに、このような多層構造をとり、その結
果高価となるシール材を用いた場合にも、容器を
開封した際に外部から容器内に入つた空気中の水
分による商品の品質低下の問題は解決できない。
このような場合には、乾燥剤などを容器内部へ挿
入する方法も考えられるが、中の商品が粉末状の
食品、医薬品などの場合にはこのような方法をと
ることもできない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明者らは、一旦容器内に空気中の水分が入
つても、それによつて容器内の商品の品質低下を
生ぜしめないような対策を求めて種々検討の結
果、特定粒径の吸着剤をブレンドしたポリオレフ
イン系樹脂製パツキング材が前記課題を有効に解
決せしめるものであることを見出した。 〔問題点を解決するための手段〕および〔作用〕 従つて、本発明はパツキング材に係り、このパ
ツキング材は、ポリエチレン系樹脂および粒径が
60メツシユより細かい吸着剤の均一混合物発泡成
形体よりなる。 パツキング材の成形材料となるポリエチレン系
樹脂としては、例えば高密度ポリエチレン、低密
度ポリエチレン、リニア低密度ポリエチレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体によつて代表される
エチレン−ビニルエステル共重合体、エチレン−
(メタ)アクリル酸エステルによつて代表される
エチレン−α,β−不飽和カルボン酸エステル共
重合体、低結晶性乃至非結晶性エチレン−プロピ
レン共重合体によつて代表されるエチレン−α−
オレフイン共重合体などが挙げられ、これらは単
独あるいは混合物として用いられる。これらのポ
リエチレン系樹脂にはまた、合成ゴム、天然ゴ
ム、軟質塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂など
の他の高分子物質を添加して用いることもでき
る。 これらのポリエチレン系樹脂がパツキング材と
して使用される場合に求められる重要な機能の一
つは、クツシヨン性にある。このクツシヨン性に
すぐれているということは、容器口との密着性に
すぐれていることを意味し、こうした観点からは
ポリエチレン系樹脂は発泡成形体の形で用いられ
る。発泡成形体の製造は、ポリエチレン系樹脂と
吸着剤との均一混合物を、プロパン、フレオン、
アゾジカルボンアミドなどの揮発性または熱分解
性の発泡体の存在下に、約1.2〜25倍程度に発泡
させることによつて行われる。 ポリエチレン系樹脂の発泡成形体は、一般に独
立気泡を有する発泡体であるが、例えばスチレン
−ブタジエン共重合体ゴムなどの合成ゴムを添加
して発泡させると連続気泡の発泡体が得られ、連
続気泡の発泡体は独立気泡の発泡体と比較して水
分吸着速度が大きいのが特徴である。従つて、こ
のような特徴をいかして、ポリエチレン系樹脂と
合成ゴムとの混合割合を調節することによつて、
水分吸着速度を調整することが可能である。ただ
し、パツキング材が連続気泡体の場合には、パツ
キング材にシール性能を付与するために、両面に
フイルム層を貼り合せることが望ましい。このよ
うに、容器内商品の性状に応じて、適当な水分吸
着速度を有するパツキング材を製造することがで
きる点が、本発明の特徴の一つとして挙げられ
る。 かかる水分吸着作用を示す吸着剤としては、例
えばシリカゲル、活性アルミナ、酸性白土、活性
白土、ゼオライトなどの水非膨潤性のものが用い
られ、これらの吸着剤の粒径が大きすぎるとパツ
キング材表面に凹凸を生じ、気密性が失われるよ
うになるので、約60メツシユより細かい粒径を有
するものを使用することが必要である。 ポリエチレン系樹脂と吸着剤とは、前者が85〜
50重量%、後者が15〜50重量%の割合で混合して
用いられる。吸着剤の混合割合がこれ以下では、
吸湿能力に欠け本発明の目的を達成することがで
きず、一方これ以上の割合で吸着剤が用いられる
と、パツキング材の表面平滑性が損われるように
なる。 パツキング材の製造は、ポリエチレン系樹脂と
吸着剤とをドライブレンドあるいはメルトブレン
ドし、これをブローン、キヤスト、シートなどの
押出成形、プレス成形、インシエルモールド成形
などの成形法で成形し、その際発泡剤を添加して
発泡成形させ、成形された押出成形品、プレス成
形品の場合には、所望の型に打抜くことにより行
われる。このようにして成形されたパツキング材
は、一般に約0.5〜5mm、好ましくは約1〜3mm
の厚さを有する。 本発明のパツキング材には、ポリエチレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、延伸ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニリデ
ンクロライド、エチレン−酢酸ビニル共重合体け
ん化物などの少くとも一種を、公知の方法により
積層させることも可能であり、これらの積層面を
容器蓋側に向けて配置すれば、外部からの酸素、
炭酸ガス、水蒸気などの遮断にとつてきわめて有
効である。逆に、パツキング材の充填商品側の面
に、紙、ポリエチレンなどの合成樹脂の薄膜を積
層あるいは被覆して用いると、パツキング材中の
吸着剤が商品中に混入する万一の危険を防止する
ことができる。また、クツシヨン性を更に良好に
するために、低密度ポリエチレン架橋発泡体シー
ト、ポリウレタン発泡体シートなどの発泡体シー
トと積層させて用いることもできる。 〔発明の効果〕 本発明に係る吸着剤を含有するパツキング材
は、空気中に存在する外部からの水分がパツキン
グ材表面で吸着剤に吸着されることは勿論である
が、パツキング材層を通過した空気あるいは容器
の開封時に容器内に入つた空気などに含まれる水
分もまた、パツキング材内部に含有される吸着剤
によつて吸着される。このため、パツキング材内
部に完全に保持されており、散逸するようなこと
が全くない吸着剤の存在は、十分な吸着性能を発
揮するばかりではなく、長期間にわたつてその性
能効果を持続させる。また、合成ゴムを添加した
発泡成形体パツキング材の場合には、水分吸着速
度の調整をも可能とさせる。 従つて、このような効果を奏する本発明のパツ
キング材は、食品、医薬品など、特にそれらの粉
末状の商品を充填した容器の蓋のパツキング材と
して有効に使用することができる。 〔実施例〕 次に、実施例について本発明の効果を説明す
る。 実施例 低密度ポリエチレン(三井ポリケミカル製品ミ
ラソンM−53;密度0.921g/cm3、メルトフロー
レート3.3)またはエチレン−酢酸ビニル共重合
体(同社製品エバフレツクスp−1405;密度0.93
g/cm3、メルトフローレート3.5)70重量部とシ
リカゲル(60メツシユの篩を通過し、その平均粒
径は150μ)30重量部とを、必要に応じて発泡剤
であるアゾジカルボンアミド0.5重量部と共に、
リボンブレンダーでドライブレンドし、これを65
mm径の押出機に供給した。押出機中でこれを溶融
混練した後、Tダイにてシート状に成形し、無発
泡シートまたは発泡シート(厚さ1.50mm、発泡倍
率2.5倍)を製造した。このように成形されたシ
ートは、次のような態様で後記試験に用いられ
た。 発泡シートA:低密度ポリエチレン・シリカゲル
混合物の発泡シート 発泡シートB:エチレン−酢酸ビニル共重合体・
シリカゲル混合物の発泡シート 発泡シートC:発泡シートB/低密度ポリエチレ
ン架橋発泡体シート(厚さ1mm、発泡倍率5)
積層体 発泡シートD:発泡シートB/ポリウレタン発泡
体シート(厚さ2mm、密度30g/cm3)積層体 発泡シートE:低密度ポリエチレン膜(厚さ
30μ)/発泡シートB/低密度ポリエチレン膜
(厚さ30μ)積層体 シートF:低密度ポリエチレン・シリカゲル混合
物のシート 発泡シートG:低密度ポリエチレン70重量部、
1,2−ポリブタジエン50重量部、シリカゲル
30重量部および発泡剤たるアゾジカルボンアミ
ド0.4部のドライブレンド物から製造した発泡
シート(厚さ1.50mm、発泡倍率2.0倍)の両面
に低密度ポリエチレン膜(厚さ70μ)を積層し
た積層体 以上の各シートについて、次の各項目の測定が
行われた。 厚さ:ダイヤル、シクネスゲージ H型 測定子径10mm、測定子圧力180g/cm3 縛度:試験片の重量/試験片の容積 硬度:JIS K−6301 A型、ゴム硬度計 A型 スプリング式 洩れ試験A:ガラス瓶内に染色液を充填後、シー
トをパツキング材に用いた蓋を35Kg−cmの締付
圧で打栓し、約20°の角度で18℃の雰囲気中に
倒置したときの漏洩水の有無を吸取紙で検知す
る。 洩れ試験B:シートをパツキング材に用いた蓋を
35Kg−cmの締付圧で打栓したガラス瓶内に0.5
Kg/cm3の内圧を負荷し、これを横にして水中に
浸漬したときの気泡発生の有無を観察する。 得られた結果は、次の表に示される。なお、発
泡シートCの硬度におけるカツコ内の値は、積層
体のシリカを含まない層での測定値である。
詳しくは、水分吸着性能が付与された容器蓋用パ
ツキング材に関する。 〔従来の技術〕 容器蓋のパツキング材としてポリオレフイン系
樹脂の成形体、特にその発泡成形体が成形性、無
毒性、クツシヨン性、耐久性、強度などパツキン
グ材として要求される諸性質を満足させるため広
く用いられている。 しかしながら、容器に充填される商品が、例え
ばコーヒー、ココア、粉ミルク、医薬品などその
品質が吸湿により経時的に低下する商品の場合に
は、従来のポリオレフイン系樹脂を成形材料とす
るパツキング材では、外部からの水分を遮断する
効果あるいは内容物を保護する効果の点におい
て、必ずしも十分な性能を有するとはいえない。 このような大気中の水分の吸湿による容器内商
品の品質の低下を防止するために、高防湿性能を
有するパツキング材が開発されている。例えば、
特公昭57−30744号公報には、ポリエチレンテレ
フタレート/エチレン−酢酸ビニル共重合体けん
化物/発泡ポリエチレンよりなる3層積層体が示
されている。また、現在広く使用されているイン
ナーシール材の例としては、板紙/ワツクス/ア
ルミニウム箔/グラシン紙/接着剤のような5層
構造を有するシール材が挙げられる。 しかるに、このような多層構造をとり、その結
果高価となるシール材を用いた場合にも、容器を
開封した際に外部から容器内に入つた空気中の水
分による商品の品質低下の問題は解決できない。
このような場合には、乾燥剤などを容器内部へ挿
入する方法も考えられるが、中の商品が粉末状の
食品、医薬品などの場合にはこのような方法をと
ることもできない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明者らは、一旦容器内に空気中の水分が入
つても、それによつて容器内の商品の品質低下を
生ぜしめないような対策を求めて種々検討の結
果、特定粒径の吸着剤をブレンドしたポリオレフ
イン系樹脂製パツキング材が前記課題を有効に解
決せしめるものであることを見出した。 〔問題点を解決するための手段〕および〔作用〕 従つて、本発明はパツキング材に係り、このパ
ツキング材は、ポリエチレン系樹脂および粒径が
60メツシユより細かい吸着剤の均一混合物発泡成
形体よりなる。 パツキング材の成形材料となるポリエチレン系
樹脂としては、例えば高密度ポリエチレン、低密
度ポリエチレン、リニア低密度ポリエチレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体によつて代表される
エチレン−ビニルエステル共重合体、エチレン−
(メタ)アクリル酸エステルによつて代表される
エチレン−α,β−不飽和カルボン酸エステル共
重合体、低結晶性乃至非結晶性エチレン−プロピ
レン共重合体によつて代表されるエチレン−α−
オレフイン共重合体などが挙げられ、これらは単
独あるいは混合物として用いられる。これらのポ
リエチレン系樹脂にはまた、合成ゴム、天然ゴ
ム、軟質塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂など
の他の高分子物質を添加して用いることもでき
る。 これらのポリエチレン系樹脂がパツキング材と
して使用される場合に求められる重要な機能の一
つは、クツシヨン性にある。このクツシヨン性に
すぐれているということは、容器口との密着性に
すぐれていることを意味し、こうした観点からは
ポリエチレン系樹脂は発泡成形体の形で用いられ
る。発泡成形体の製造は、ポリエチレン系樹脂と
吸着剤との均一混合物を、プロパン、フレオン、
アゾジカルボンアミドなどの揮発性または熱分解
性の発泡体の存在下に、約1.2〜25倍程度に発泡
させることによつて行われる。 ポリエチレン系樹脂の発泡成形体は、一般に独
立気泡を有する発泡体であるが、例えばスチレン
−ブタジエン共重合体ゴムなどの合成ゴムを添加
して発泡させると連続気泡の発泡体が得られ、連
続気泡の発泡体は独立気泡の発泡体と比較して水
分吸着速度が大きいのが特徴である。従つて、こ
のような特徴をいかして、ポリエチレン系樹脂と
合成ゴムとの混合割合を調節することによつて、
水分吸着速度を調整することが可能である。ただ
し、パツキング材が連続気泡体の場合には、パツ
キング材にシール性能を付与するために、両面に
フイルム層を貼り合せることが望ましい。このよ
うに、容器内商品の性状に応じて、適当な水分吸
着速度を有するパツキング材を製造することがで
きる点が、本発明の特徴の一つとして挙げられ
る。 かかる水分吸着作用を示す吸着剤としては、例
えばシリカゲル、活性アルミナ、酸性白土、活性
白土、ゼオライトなどの水非膨潤性のものが用い
られ、これらの吸着剤の粒径が大きすぎるとパツ
キング材表面に凹凸を生じ、気密性が失われるよ
うになるので、約60メツシユより細かい粒径を有
するものを使用することが必要である。 ポリエチレン系樹脂と吸着剤とは、前者が85〜
50重量%、後者が15〜50重量%の割合で混合して
用いられる。吸着剤の混合割合がこれ以下では、
吸湿能力に欠け本発明の目的を達成することがで
きず、一方これ以上の割合で吸着剤が用いられる
と、パツキング材の表面平滑性が損われるように
なる。 パツキング材の製造は、ポリエチレン系樹脂と
吸着剤とをドライブレンドあるいはメルトブレン
ドし、これをブローン、キヤスト、シートなどの
押出成形、プレス成形、インシエルモールド成形
などの成形法で成形し、その際発泡剤を添加して
発泡成形させ、成形された押出成形品、プレス成
形品の場合には、所望の型に打抜くことにより行
われる。このようにして成形されたパツキング材
は、一般に約0.5〜5mm、好ましくは約1〜3mm
の厚さを有する。 本発明のパツキング材には、ポリエチレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、延伸ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニリデ
ンクロライド、エチレン−酢酸ビニル共重合体け
ん化物などの少くとも一種を、公知の方法により
積層させることも可能であり、これらの積層面を
容器蓋側に向けて配置すれば、外部からの酸素、
炭酸ガス、水蒸気などの遮断にとつてきわめて有
効である。逆に、パツキング材の充填商品側の面
に、紙、ポリエチレンなどの合成樹脂の薄膜を積
層あるいは被覆して用いると、パツキング材中の
吸着剤が商品中に混入する万一の危険を防止する
ことができる。また、クツシヨン性を更に良好に
するために、低密度ポリエチレン架橋発泡体シー
ト、ポリウレタン発泡体シートなどの発泡体シー
トと積層させて用いることもできる。 〔発明の効果〕 本発明に係る吸着剤を含有するパツキング材
は、空気中に存在する外部からの水分がパツキン
グ材表面で吸着剤に吸着されることは勿論である
が、パツキング材層を通過した空気あるいは容器
の開封時に容器内に入つた空気などに含まれる水
分もまた、パツキング材内部に含有される吸着剤
によつて吸着される。このため、パツキング材内
部に完全に保持されており、散逸するようなこと
が全くない吸着剤の存在は、十分な吸着性能を発
揮するばかりではなく、長期間にわたつてその性
能効果を持続させる。また、合成ゴムを添加した
発泡成形体パツキング材の場合には、水分吸着速
度の調整をも可能とさせる。 従つて、このような効果を奏する本発明のパツ
キング材は、食品、医薬品など、特にそれらの粉
末状の商品を充填した容器の蓋のパツキング材と
して有効に使用することができる。 〔実施例〕 次に、実施例について本発明の効果を説明す
る。 実施例 低密度ポリエチレン(三井ポリケミカル製品ミ
ラソンM−53;密度0.921g/cm3、メルトフロー
レート3.3)またはエチレン−酢酸ビニル共重合
体(同社製品エバフレツクスp−1405;密度0.93
g/cm3、メルトフローレート3.5)70重量部とシ
リカゲル(60メツシユの篩を通過し、その平均粒
径は150μ)30重量部とを、必要に応じて発泡剤
であるアゾジカルボンアミド0.5重量部と共に、
リボンブレンダーでドライブレンドし、これを65
mm径の押出機に供給した。押出機中でこれを溶融
混練した後、Tダイにてシート状に成形し、無発
泡シートまたは発泡シート(厚さ1.50mm、発泡倍
率2.5倍)を製造した。このように成形されたシ
ートは、次のような態様で後記試験に用いられ
た。 発泡シートA:低密度ポリエチレン・シリカゲル
混合物の発泡シート 発泡シートB:エチレン−酢酸ビニル共重合体・
シリカゲル混合物の発泡シート 発泡シートC:発泡シートB/低密度ポリエチレ
ン架橋発泡体シート(厚さ1mm、発泡倍率5)
積層体 発泡シートD:発泡シートB/ポリウレタン発泡
体シート(厚さ2mm、密度30g/cm3)積層体 発泡シートE:低密度ポリエチレン膜(厚さ
30μ)/発泡シートB/低密度ポリエチレン膜
(厚さ30μ)積層体 シートF:低密度ポリエチレン・シリカゲル混合
物のシート 発泡シートG:低密度ポリエチレン70重量部、
1,2−ポリブタジエン50重量部、シリカゲル
30重量部および発泡剤たるアゾジカルボンアミ
ド0.4部のドライブレンド物から製造した発泡
シート(厚さ1.50mm、発泡倍率2.0倍)の両面
に低密度ポリエチレン膜(厚さ70μ)を積層し
た積層体 以上の各シートについて、次の各項目の測定が
行われた。 厚さ:ダイヤル、シクネスゲージ H型 測定子径10mm、測定子圧力180g/cm3 縛度:試験片の重量/試験片の容積 硬度:JIS K−6301 A型、ゴム硬度計 A型 スプリング式 洩れ試験A:ガラス瓶内に染色液を充填後、シー
トをパツキング材に用いた蓋を35Kg−cmの締付
圧で打栓し、約20°の角度で18℃の雰囲気中に
倒置したときの漏洩水の有無を吸取紙で検知す
る。 洩れ試験B:シートをパツキング材に用いた蓋を
35Kg−cmの締付圧で打栓したガラス瓶内に0.5
Kg/cm3の内圧を負荷し、これを横にして水中に
浸漬したときの気泡発生の有無を観察する。 得られた結果は、次の表に示される。なお、発
泡シートCの硬度におけるカツコ内の値は、積層
体のシリカを含まない層での測定値である。
【表】
【表】
また、これらのシートA〜Fについて、吸湿性
能の測定を行なつた。測定は、温度25℃、相対湿
度90%、50%または20%の各雰囲気下に各シート
を30日間以上放置したときの吸水率を測定するこ
とによつて行われ、具体的には各種濃度の硫酸入
りデシケーター中に入れ、重量増加割合を測定し
て、吸水速度特性とした。これらの各相対湿度条
件下で得られた結果は、第1〜3図のグラフに示
される。また、比較例として、粒径60〜80メツシ
ユのシリカゲル粉末を用いた場合の25℃、各相対
湿度雰囲気下での平衡吸着日数に対する吸水率の
測定を行ない、第4図のグラフに示されるような
結果を得た。
能の測定を行なつた。測定は、温度25℃、相対湿
度90%、50%または20%の各雰囲気下に各シート
を30日間以上放置したときの吸水率を測定するこ
とによつて行われ、具体的には各種濃度の硫酸入
りデシケーター中に入れ、重量増加割合を測定し
て、吸水速度特性とした。これらの各相対湿度条
件下で得られた結果は、第1〜3図のグラフに示
される。また、比較例として、粒径60〜80メツシ
ユのシリカゲル粉末を用いた場合の25℃、各相対
湿度雰囲気下での平衡吸着日数に対する吸水率の
測定を行ない、第4図のグラフに示されるような
結果を得た。
第1〜3図は、本発明に係るパツキング材の吸
湿性能の測定結果を示すグラフである。また、第
4図は、比較例となるシリカゲルの吸湿性能の測
定結果を示すグラフである。
湿性能の測定結果を示すグラフである。また、第
4図は、比較例となるシリカゲルの吸湿性能の測
定結果を示すグラフである。
Claims (1)
- 1 エチレン系樹脂85〜50重量%および粒径が60
メツシユより細かい水非膨潤性吸着剤15〜50重量
%との均一混合物発泡成形体よりなる容器蓋用吸
湿性パツキング材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59136099A JPS6114280A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 吸湿性パツキング材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59136099A JPS6114280A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 吸湿性パツキング材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6114280A JPS6114280A (ja) | 1986-01-22 |
| JPH0357348B2 true JPH0357348B2 (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=15167244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59136099A Granted JPS6114280A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 吸湿性パツキング材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6114280A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD573466S1 (en) | 2006-05-12 | 2008-07-22 | Kfc Corporation | Removable absorbent insert for food container |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01137883U (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-20 | ||
| JPH0272066A (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-12 | Haishiito Kogyo Kk | パッキング材 |
| JPH039173A (ja) * | 1989-06-07 | 1991-01-17 | Nitto Denko Corp | 通気性パツキン材 |
| JP5365071B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2013-12-11 | 大日本印刷株式会社 | 蓋付き容器 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5225834A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-26 | Hitachi Cable Ltd | Adhesive |
| JPS6041092B2 (ja) * | 1978-06-21 | 1985-09-13 | シ−アイ化成株式会社 | 止水材用水膨潤性組成物 |
| JPS5643380A (en) * | 1979-09-19 | 1981-04-22 | Bridgestone Corp | Water-swellable waterstop material composition |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP59136099A patent/JPS6114280A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD573466S1 (en) | 2006-05-12 | 2008-07-22 | Kfc Corporation | Removable absorbent insert for food container |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6114280A (ja) | 1986-01-22 |
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