JPH0360218A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH0360218A
JPH0360218A JP1195951A JP19595189A JPH0360218A JP H0360218 A JPH0360218 A JP H0360218A JP 1195951 A JP1195951 A JP 1195951A JP 19595189 A JP19595189 A JP 19595189A JP H0360218 A JPH0360218 A JP H0360218A
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transistor
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岩橋 弘
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弘人 中井
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秀雄 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は半導体集積回路に係り、特にデータ出力時に生
じる電源電位または接地電位の変動に起因して集積回路
内に発生する誤動作を防止し得る入力バッファに関する
(従来の技術) 半導体集積回路、例えば半導体メモリなどでは、その内
部データを外部へ出力する出力バッフ7によって外部に
存在する大きな容量、例えば100pF程度の負荷容量
を駆動する場合がある。このため、このような半導体集
積回路の設計にあたっては、出力バッファ回路における
出力段トランジスタの電流駆動能力は、大きな負荷容量
を十分に駆動できるようにきわめて大きく設定される。
第5図はこのような出力バッファ回路50の一例を示す
回路図である。
集積回路の内部データDiは、出力バッファ回路50の
入力端子51に供給される。この出カバソファ回路を動
作させる期間内においては、出力イネーブル信号OEI
が高レベル“1”に、またその反転信号OEIが低レベ
ル“0″にされる。
これにより、反転信号OEIにより制御されるPチャネ
ルMOSトランジスタ52がオン、NチャネルMOSト
ランジスタ53がオフとなる。これにより、内部データ
D1は、PチャネルMOSトランジスタ54とNチャネ
ルMOSトランジスタ55とからなる実質的なCMOS
インバータ及びPチャネルMOSトランジスタ56とN
チャネルMOSトランジスタ57とからなるCMOSイ
ンバータを順次介して、出力段のPチャネルMOSトラ
ンジスタ58のゲートに供給される。
これに対して、信号OEIにより制御されるNチャネル
MOSトランジスタ59がオン、PチャネルMOSトラ
ンジスタ60がオフになるので、内部データDiは、P
チャネルMOSトランジスタ61とNチャネルMOSト
ランジスタ62とからなる実質的なCMOSインバータ
およびPチャネルMOSトランジスタ63とNチャネル
MOSトランジスタ64とからなるCMOSインバータ
を順次介して出力段のNチャネルMOSトランジスタ6
5のゲートに供給される。出力段のトランジスタ58の
ソースは正極性の電源電圧VCCに、出力段のトランジ
スタ65のソースは接地電位Vssにそれぞれ接続され
、両トランジスタのドレインは出力端子66に共通接続
されている。この出力端子66には負荷容量67が接続
されている。
このような出力バッファ回路では、内部データDiのレ
ベルに応じて出力段のトランジスタ58と65のいずれ
か一方がオンとなる。したがってトランジスタ58がオ
ンとなったときは、このオン状態のトランジスタ58を
介して、負荷容量67をVcc電位に達するまで充電さ
せ、トランジスタ65がオンとなったときは負荷容量6
7をVSS電位まで放電させる。
このような構成において、出力端子66から高速にデー
タを出力するために出力すべきデータDoutの立上り
、立下りを急峻にすべく、負荷容ff167を大きな電
流で充電もしくは放電している。このため、出力段のト
ランジスタ58.65は大きな素子寸法を与えられ、そ
れぞれのコンダクタンスは大きく設定されている。
ところで、二のような出力バッファ回路をHする半導体
集積回路をシステム製品に組み込む場合、電源電位V 
ee、接地電位Vssはそれぞれ電源装置70から配線
を介してこの集積回路に供給される。
このため、Vcc配線およびVSS配線に存在するイン
ダクタンス71.72の影響により、これらの配線に大
きな電流が流れたときには、集積回路内部のVccl!
位またはVss電位に大きな電位変動が発生する。すな
わち、これらの配線に存在するインダクタンス成分をL
1配線に流れる電流の時間的変化の割合をdi/dtで
表わすと、配線には次の式で表わされるような電位変化
ΔVが坐じる。
Δv−L−di/dt  ・・・・・・・・・・・・・
・・(1)第6図は、出力バッファ回路50における各
部分の電圧、電流波形を示すグラフである。ここで、V
aは出力段のPチャネルMO5トランジスタ58のゲー
ト電位、vbは出力段のNチャネルMOSトランジスタ
65のゲート電位、IsはPチャネルMOSトランジス
タ58のドレイン電流(充電電流)、ItはNチャネル
MOSトランジスタ65のドレイン電流(放電電流)を
それぞれ示している。
第6図に示すように、内部データDiの論理レベルが変
化した後に、出力段のPチャネルMOSトランジスタ5
8のゲート電位VaおよびNチャネルMOSトランジス
タロ5のゲート電位vbが変化し、これらトランジスタ
58およびトランジスタ65がそれぞれスイッチング動
作する。この結果、トランジスタ58のドレイン電流1
sもしくはトランジスタ65のドレインItが流れ、こ
れらの大電流によってVcc電位またはVSS電位に電
位変動が生じている。
(発明が解決しようとする課題) このように、出力バッファ回路からデータが出力される
時に出力段に大電流が流れることにより、集積回路内部
、例えば入力バッファ回路で電源電圧vccおよび接地
電位Vssに電位変動(以下、電源ノイズと言う)が生
じる。この電位変動は、集積回路に誤動作を引き起こす
ことがある。このような負荷容量に対する充、放電電流
により引き起こされる誤動作は、高速性を向上させるた
めにより短時間で外部負荷容量の充、放電を行う必要が
ある場合、より大きな電流を流す必要から、ますます起
こり易くなっている。
ここで、このような電源ノイズにより引き起こされる誤
動作について詳述する。ここでは、外部からの入力信号
を受けるための人力バッファ回路において、第5図に示
したような出力バッファ回路からデータが出力されるこ
とによって生ずる誤動作について第7図を参照して述べ
る。
この回路では初段入力ゲートは2人力のCMOSノアゲ
ートNORとなっており、このNORゲートは、この集
積回路の動作状態を制御するための内部チップイネーブ
ル信号CEiがゲートに与えられるPチャネルMOS)
−ランジスタP1と、外部入力がゲートに与えられるP
チャネルMOSトランジスタP2およびNチャネルMO
SトランジスタN2とがVcc電源電位端とVSS接地
電位端との間に直列接続され、内部チップイネーブル信
号CEiがゲートに与えられるNチャネルMOSトラン
ジスタN1がNチャネルMOSトランジスタN2に並列
接続されている。
ここで初段入力ゲートで取り込まれる外部信号Dinは
、他の集積回路から供給されている例えばTTL(トラ
ンジスタ・トランジスタ・ロジック)の出力データであ
る。そして、ノアゲートNORの後段にはCMOSイン
バータINVが接続されており、このCMOSインバー
タINVは、PチャネルMOSトランジスタP3および
NチャネルMOSトランジスタN3がVcc電源電位端
とVSS接地電位端との間に直列接続された構成となっ
ている。さらに、CMOSインバータINVの後段にバ
ッファ回路BUFIが接続されている。このバッファ回
路BUFIもCMOSインバータからなり、Pチャネル
MOSトランジスタP4およびNチャネルMO5hラン
ジスタN4がvce電源電位端とVss接地電位端との
間に直列接続されている。トランジスタP4およびN4
の素子寸法はその出力に存在する大きな負荷容量を十分
駆動できるように設定されている。なお、バッファ回路
41個だけとなっているが、必要に応じて複数個設けら
れてもよい。
前述したような電源ノイズは、集積回路の内部データを
外部に出力する部分で大きな電流が流れることにより発
生する。いま、データを外部に出力中の集積回路の内部
で電源ノイズが発生し、この集積回路のVccあるいは
Vssの電位が変化したとする。しかし、集積回路の入
力回路に供給されるデータ(例えば前述したTTL)に
は電源変動はないため、その入力回路に入力されるデー
タの電位のレベルは変化しない。
一般に、半導体集積回路においては、入力データの0.
8V以下を論理“0″、2.0V以上を論理“1″と規
定している。このため、データを外部に出力するときは
、データ“0”に対しては0.8V以下、データ“1″
に対しては2. 0V以上になるように出力電位を設定
している。このような関係を考慮して、このデータを受
ける回路部分では、例えば1.5v付近に論理“0″と
論理“1′の境界を設けている。これにより1,5■以
下の電位を有する入力データは論理“○″1.5v以上
の電位を有する入力データは論理“0°と判定するよう
に入力回路を設計している。
このような状況において、例えば、論理“0”のデータ
が人力されているとき、集積回路の接地電位VSSが負
方向に変動すると入力データと接地電位VSSとの差が
大きくなるので、この接地電位を基準としている入力バ
ッファ回路は、上記人力データを論理“1”と見做して
誤動作が発生することがある。反対に、論理“1″のデ
ータが入力されている時、集積回路の接地電位Vssが
正方向に変動すると、入力データと接地電位VSSとの
電位差が小さくなるので、この接地電位VSSを基準と
している入力バッフ7回路は、上記入力データを論理“
0“と見做し、誤動作が発生することがある。
このように、従来の集積回路では、高速性の追求に伴っ
て、データ出力時に電源電位又は接地電位が変動し、こ
れにより人力バッファ回路に誤動作が生ずるという問題
がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたもの
で、電源ノイズに対する動作マージンが高く、データ出
力時の電源電位または接地電位の変動に対して従来より
も動作マージンを向上させた入力バッフ7回路を備えた
半導体集積回路を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、外部信号入力端子にゲート電極が接続
されたNチャネル型の第1の駆動用MOSトランジスタ
を入力回路の一部として有する半導体集積回路において
、前記第1の駆動用MOSトランジスタのしきい電圧を
、この集積回路の他の内部回路を構成する第2の駆動用
のNチャネルMOSトランジスタのしきい電圧よりも低
く設定したことを特徴とする。
第1の駆動用MOSトランジスタのしきい電圧をほぼO
v以下に設定するとよい。
入力回路はPチャンネル型の第1のMOSトランジスタ
をさらに備え、第1の駆動用MOSトランジスタのゲー
ト電極がPチャンネル型の第1のMOSトランジスタの
ゲート電極と共通接続された実質的な反転回路を第1の
駆動用MOSトランジスタ及びPチャンネル型の第1の
トランジスタで構成するとよい。
第1の駆動用MOSトランジスタの負荷としてゲートと
ソースが共通接続されたディプリーション型MOSトラ
ンジスタをさらに具備することが好ましい。
第1の駆動用MOSトランジスタおよびPチャンネル型
の第1のMOSトランジスタがノアゲートあるいはアン
ケートの一部をなすことが好ましい。
(作 用) MOSトランジスタのいわゆる5極管動作時においては
、その電流値はゲート電圧としきい電圧の差の2乗に比
例することが知られている。したがって、人力初段の駆
動トランジスタのしきい電圧を低下させることにより、
そのトランジスタによる放電速度を低下させ、電源電位
の変動の影響が出力に生じないようにすることがきる。
これは入力回路としてPチャネルMO8トランジスタと
NチャネルMO3hランジスタが電源と基準電位間に直
列に接続された構成を使用した場合において典型的であ
り、NチャネルMOSトランジスタのしきい電圧をOv
あるいはOv下とすることにより誤動作の低減効果が顕
著である。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例のいくつかを詳細
に説明する。
第1図は本願発明の一実施例にかかる人力バッファ回路
を示す回路図であって、第7図に示した従来のものと同
様の接続関係を有しているため、同一部分には同一符号
を付してその説明を省略する。この人力バッファ回路は
半導体メモリ回路などの半導体集積回路の一部をなして
いる。
この実施例では、第7図の場合と穴なって、外部からの
信号Dinを受ける人力初段ゲートに含まれるNチャネ
ルMOSトランジスタN2’ は他のNチャネルMOS
トランジスタNl、N3などよりもそのしきい電圧が低
い値、例えばほぼOVに設定されている。これは第7図
で示された従来の入力初段のNチャネルMOSトランジ
スタN2は、他のインバータなどを構成するNチャネル
MOSトランジスタNl、N3と同じしきい電圧を持つ
ものが用いられてきたのに対して著しい対照をなす。
次にこの回路の動作を説明する。
この実施例でも従来と同様に論理“O”と論理″1”の
境界を1.5Vに設定しているとし、人力バッファを構
成するPチャネルMOSトランジスタP2は第7図に示
したものと全く同じものを用いるものとする。
このような構成において入力端子に論理“0′と論理“
1#の境界の1.5Vの電位を有するデータが入力され
たとすると、PチャネルMOSトランジスタP2が同じ
ものであるため、第7図におけるトランジスタN2と第
1図におけるl・ランジスタN2’ には同じ電流が流
れる。VCcが5Vである時、トランジスタP2とトラ
ンジスタN2’ とトランジスタN1のドレイン共通接
続点である、入力初段の出力ノードNDIにおける電位
が2.5Vであるとすると、人力初段のトランジスタN
2およびN2’ は第4図に示すいわゆる5極管領域(
飽和領域)Bで動作している。この5極管領域はゲート
電圧V0、しきい電圧VLh、ドレイン電圧VDとして vo−vth<vD           ・ (2)
が成立する領域である。
ここで、MOSトランジスタの5極管動作時の電流値I
dは、次式で与えられることが知られている。
β     2 Io −(Vc −Vth)      −・・・・・
(3)βはトランジスタの4広、移動度等で決まる定数
である。
ここで、トランジスタN2のしきい値電圧を1V1 ト
ランジスタN2’のしきい値電圧をOVに設定した場合
を考える。
入力端子に1.5Vが供給されたときのトランジスタN
2およびN2’ に流れる電流をそれぞれI DE+ 
 I DIとすれば、これらは(3)式に数値を代入す
ることにより次のようになる。
ここで、 IoaとIDIが等しいとすれば となり β、−一βE となる。これはトランジスタN2’ のしきい値をトラ
ンジスタN2よりも低く設定しているため、従来と同様
に論理“O“と論理“1”の境界を1.5vに設計する
ためにはチャネル長の等しいトランジスタN2’ とト
ランジスタN2を用いた場合、トランジスタN2’のチ
ャネル幅はトランジスタN2の幅の1/9で済むことを
表わしている。
次にVSSの変動があったときの動作を検討する。
今、人力が0.8■の論理“0#が入力されている時、
Vssが−2,2vまで変動したとする。
この場合、VSSを基準として考えれば、トランジスタ
N2、N2’のゲート電位が3.OVに上昇したのと等
価であるから、トランジスタN2、N2’ に流れる電
流1゜+!およびIDIは次のように表わすことができ
る。
これらの関係から、 本発明によれば、 Vssが変 動したときには従来に比べ、トランジスタN2’を流れ
る電流は従来の電流IDEの1/4になるため、Vss
が負方向に変化してノードN1か放電される速度はより
遅くなる。このため、データ変化が起こりにくく、誤動
作に対する耐性が向上していることは明らかである。
次に、正規に信号が論理″0”から論理“1″に変化し
た場合について検討する。ここでは最悪の場合として、
入力が論理“1″と認められる最低値である2vの電位
となった時を考えると、このときにトランジスタN2お
よびN2’を流れる電流IDEおよびIO5は次のよう
に表わすことができる。
したがって よって、トランジスタN2’を流れる電流はトランジス
タN2を流れる電流の1/2.25となり、従来と比較
してノードを放電する速度はやはり遅くなる。しかし、
この速度は前述したVSSの変動の1/4と比べれば変
化の程度は小さい。したがって、ノイズに対する効果の
方が大きく、誤動作が生じにくくなる。
なお、従来、Vss変動等のノイズに対しては、例えば
ノードND1に負荷容量を接続することにより、Vss
が変動したときにトランジスタN2によってノードND
Iが放電される速度を遅くして、ノイズに対するマージ
ンを上げるようにすることが提案されている。しかしな
がら、このようなVSS変動に対するマージン増加対策
をとった場合、第7図の従来例では、第1図に示す本発
明の場合と同じマージンを確保するためには、第7図の
ノードNDIに第1図の場合の4倍の負荷容量を持たせ
るようにする必要がある。ところが、正規の動作時には
トランジスタN2に流れる電流はトランジスタN2’ 
に流れる電流の2,25倍であるため、上述した4倍の
負荷容量を接続した従来の場合には正規動作時の応答速
度は、本願発明の場合に比べ遅れることになる。
次に、入力が論理“1“の2Vである時に、Vssが十
方向に変動した場合を考える。この場合、Vssが+2
v以上変動した場合には、トランジスタN2およびN2
’ はともにオフするはずであり、第1図および第7図
におけるトランジスタP2の構成が同一ならば、VSS
変動によって受ける影響はほぼ等しいと考えられる。し
たがって、ここではVSSが+1.5■変動したと仮定
する。
このとき、第7図のトランジスタN2はしきい電圧値が
1vであるので、オフとなる。しかしながら、第1図の
場合はトランジスタN2’のしきい電圧はOVであるの
で、トランジスタN2’ はオンのままである。
よって、Vssが十方向に変動したときは、第1図の本
発明の場合、ノードMDIはトランジスタP2で充電さ
れながらトランジスタN2’で放電されることになって
、トランジスタP2により充電されるだけである従来の
第7図の場合に比べて、ノードNDIの電位の上昇速度
は著しく遅くなる。
このため、従来に比べ、誤動作か生しに(くなる。
以上のように、入力初段のトランジスタのしきい電圧を
低下させることにより、各種の電源変動が生じた場合に
そのノイズにデータ変化か反応しにくくなり、後段への
影響が減少するため誤動作が生じにくくなって、ノイズ
に対するマージンが増加する。
逆にこのマージンを利用して従来と同じ提度の誤動作の
発生率とするならば従来よりも出力端子でのデータ変化
を急峻にさせて高速化を図ることもできる。
このマージンは他の内部回路を構成するNチャネルMO
Sトランジスタのしきい電圧よりもトランジスタN2’
のしきい電圧が低いければよいが、一般に低いほど増加
する。このため、トランジス夕N2’のしきい電圧とし
てはほぼ0■あるいはOV以下がより望ましい。なお、
しきい電圧の最適低下値はトランジスタのサイズや構造
により異なるので、これらを考慮して適宜選択される。
なお、このようにしきい電圧を低下させても人力初段の
駆動用トランジスタとして完全な動作をすることは、ト
ランジスタのゲート酸化膜が微細加工技術の進歩ととも
に最近では200A程度まで薄くなっており、1vのゲ
ート電圧でもゲート酸化膜に対する電界は例えば従来の
1000Aのゲート酸化膜に対してゲートに5Vをかけ
ていたことと等価であることからも分かる。
発明者らの実験によれば、従来第7図の構成で電源ノイ
ズによる誤動作が生じていたのに対し、トランジスタN
2のしきい電圧をほぼO■まて低下させて設定した第1
図の構成による回路を用いた場合、同じ電源ノイズでは
誤動作が発生しないことが確認された。
トランジスタのしきい電圧は、チャネル部分のイオン注
入量で決定されるが、例えば、5〜20Ω/cIT1程
度の半導体基板を使用すれば、チャネル用のイオン注入
を行うことなしにしきい電圧がOV付近のトランジスタ
を実現することができる。
なお、内部回路がCMOS回路の場合は低消費電流が要
求され、特に待機時はほぼ零の消費電流が要求されるた
め、しきい電圧は一般に高いほうが良い。待機時には、
信号CEiを“1“としてトランジスタP1をオフさせ
るよう制御するため、入力初段にしきい値電圧が0■付
近のトランジスタを使用したとしても消費電流を0とす
ることができる。
第2図は本発明の他の実施例を示す回路図であって、こ
の実施例では初段入力ゲートをNAND型としたものを
用いている。この場合の動作は第1図に示したNORゲ
ートの場合と同様である。
第3図は本発明の他の実施例を示す回路図であって、こ
の実施例では第1図におけるPチャネルMOSトランジ
スタP2をゲートとソースが共通接続されたNチャネル
ディプリーション型のものP2’ に変更したものであ
る。このトランジスタP2’ は第1図の場合と同様に
トランジスタN2’の負荷トランジスタとして動作する
ので、全体として第1図の場合と同様のノイズ低減効果
を奏することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、集積回路の入力回路を
なすNチャネルMOSトランジスタのしきい電圧をこの
集積回路の他の内部回路を構成するNチャネルMOSト
ランジスタのしきい電圧よりも低く設定しているので、
データ出力にともなって発生する電源のノイズに対して
反応しにくくなり、誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体集積回路の一実施例を示す回路
図、第2図は本発明の他の実施例を示す回路図、第3図
は本発明のさらに他の実施例を示す回路図、第4図はN
チャネルMOSトランジスタの電圧電流特性を示すグラ
フ、第5図は電源ノイズの発生を説明するための従来の
出力バッファ回路を示す回路図、第6図は第5図にの各
部分における波形を示す波形図、第7図は従来の人力バ
ッファの構成を示す回路図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外部信号入力端子にゲート電極が接続されたNチャ
    ネル型の第1の駆動用MOSトランジスタを入力回路の
    一部として有する半導体集積回路において、 前記第1の駆動用MOSトランジスタのしきい電圧を、
    この集積回路の他の内部回路を構成する第2の駆動用の
    NチャネルMOSトランジスタのしきい電圧よりも低く
    設定したことを特徴とする半導体集積回路。 2、前記第1の駆動用MOSトランジスタのしきい電圧
    をほぼ0V以下に設定したことを特徴とする請求項1記
    載の半導体集積回路。 3、前記入力回路はPチャネル型の第1の MOSトランジスタをさらに備え、前記第1の駆動用M
    OSトランジスタのゲート電極が前記Pチャネル型の第
    1のMOSトランジスタのゲート電極と共通接続された
    実質的な反転回路を前記第1の駆動用MOSトランジス
    タ及び前記Pチャネル型の第1のMOSトランジスタで
    構成することを特徴とする請求項1または2記載の半導
    体集積回路。 4、前記第1の駆動用MOSトランジスタの負荷として
    ゲートとソースが共通接続されたディプリーション型M
    OSトランジスタをさらに具備したことを特徴とする請
    求項1または2記載の半導体集積回路。 5、前記第1の駆動用MOSトランジスタおよび前記P
    チャネル型の第1のMOSトランジスタがノアゲートの
    一部をなすことを特徴とする請求項3記載の半導体集積
    回路。 6、前記第1の駆動用MOSトランジスタおよび前記P
    チャネル型の第1のMOSトランジスタがナンドゲート
    の一部をなすことを特徴とする請求項3記載の半導体集
    積回路。
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