JPH0360701B2 - - Google Patents

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JPH0360701B2
JPH0360701B2 JP56072071A JP7207181A JPH0360701B2 JP H0360701 B2 JPH0360701 B2 JP H0360701B2 JP 56072071 A JP56072071 A JP 56072071A JP 7207181 A JP7207181 A JP 7207181A JP H0360701 B2 JPH0360701 B2 JP H0360701B2
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JP
Japan
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oil
braking force
master cylinder
pressure
rear wheels
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JP56072071A
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JPS57186563A (en
Inventor
Tsutomu Hayashi
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Priority to US06/377,408 priority patent/US4494800A/en
Publication of JPS57186563A publication Critical patent/JPS57186563A/ja
Publication of JPH0360701B2 publication Critical patent/JPH0360701B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/321Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration deceleration
    • B60T8/3225Systems specially adapted for single-track vehicles, e.g. motorcycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62LBRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
    • B62L3/00Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof
    • B62L3/02Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever
    • B62L3/023Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever acting on fluid pressure systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動二輪車用連動ブレーキ装置の改良
に関するものである。
(従来の技術) 自動二輪車において、マスターシリンダに連結
されたブレーキユニツトを前・後輪に夫々備え、
ブレーキペダルへの作用力で前記マスターシリン
ダに圧力を発生せしめ、この圧力を駆動源として
前記各ブレーキユニツトを駆動して前・後輪を同
時に制動せしめるようにした連動ブレーキ装置は
知られており、この装置は運転操作の単純化を促
す。
しかしながら、この種の連動ブレーキ装置は、
単一のマスターシリンダにて発生する圧力が直接
前・後輪のブレーキユニツトに伝えられ、その圧
力に基づいて各ブレーキユニツトが作動して制御
力を発するものであるため、前・後輪に発生する
制動力は、第4図に直線Aで示す通り、略同一と
なる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、自動二輪車は、その構造上の理由に
より、制動時前・後輪の負担荷重が負担する。
直線Aの比率で大きな制動を与えると前輪側に
かかる車重が増大する。この車重の増大は減速度
が大きいほど、つまり制動力が大きいほど著し
い。このことにより、前輪に比して後輪は地面と
の摩擦力が低下し、後輪がロツクしやすい状態と
なる。
詳しくは、理想的な制動力の前・後輪の配分比
率は第4図曲線Dに示す通りになる。
一つの改善策として、前記制動力配分機構は極
めて有用であり、前・後輪の負担荷重の比率が略
一定である場合は問題ない。
しかし、自動二輪車には、リヤシートに、人や
荷物を載せた場合と、載せない場合とで、前・後
輪における負担荷重は大きく変化するという自動
二輪車に顕著な事情がある。このことは、制動力
配分機構を付設した場合でも、前・後輪のロツク
の可能性は残つている事を意味する。
従つて、本発明の目的は自動二輪車において、
制動力の適正配分を図りつつ、車輪のロツク現象
をも回避する技術を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は自動二輪車用連
動ブレーキ装置に、前・後輪の回転速度を各々計
測する回転センサと、前・後輪の制動力を上記回
転速度に応じて変化させるアンチロツク装置と、
前・後輪の制動力を所定比率で変化させる制動力
配分機構とを付設したことを特徴とする。
(作用) 制動力配分機構は前・後輪が同時にロツクする
比率に略一致せしめ、第4図折線Bの如く理想配
分に近づけた設定とする。
同時に、回転センサは前・後輪の回転速度を信
号処理装置に送り、信号処理装置は減速度を演算
し、演算された減速度が設定値以上に達したなら
ば、信号処理装置は制動力を緩和するというアン
チロツク作用を為さしめ、車輪ロツクを回避す
る。
(実施例) 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第1図は本発明に係るブレーキ装置全体の構成
を示したブロツク図、第2図はマスターシリンダ
の拡大断面図、第3図は本ブレーキ装置を自動二
輪車に装備した例を示す要部破断側面図である。
第1図中1は縦型に構成されたマスターシリン
ダで、これの上下に形成されたシリンダ孔2,3
には制御ピストン4、作動ピストン5が夫々摺動
自在に嵌装されている。前記制御ピストン4はシ
リンダ孔2を上部の制御油圧室6と下部の補給油
室7とに区画し、これ4の非作動時は制御油室6
に縮装されたスプリング8にて下方へ弾発されて
いる。一方前記作動ピストン5はシリンダ孔3を
上部の出力油圧室9と下部の補給油室10とに区
画し、これ5の上面から上方へ突設されたピスト
ンロツド11は隔壁12を貫通して制御ピストン
4の下面に係合当接し、該作動ピストン5は出力
油圧室9内に縮装されたスプリング13の弾発力
及びピストンロツド11を介してスプリング8の
弾発力を受け図示の如くその下限に位置してい
る。又作動ピストン5はこれの下面に係合するプ
ツシユロツド14を介して車体フレームに揺動自
在に枢着15されたブレーキペダル16端部にピ
ン結合17されている。
ピストン4,5には第2図に示すごとく夫々の
補給油室7,10に連通する通油孔18,19,
20が形成され、又ピストン4,5の上面には上
記通油孔18,20を開閉する弾性シールカツプ
21,22が備えられている。尚、23,24は
シール部材である。
マスターシリンダ1には油槽25が形成され、
該油槽25はこれの上部に貫通形成された通油孔
26を介して後述のリザーバ27に連通し、これ
25の内部はリザーバ27から油路28を介して
作動油が補給、充填されている。又制御油圧室6
内には同じくリザーバ27から常開弁29、油路
30、通油孔31を経由して作動油が補給、充填
されている。そして補給油室7は油路32を介し
て油槽25と常時連通し、出力油圧室9、補給油
室10は作動ピストン5の非作動時、第2図に示
す如く夫々油路33,34を介して油槽25に連
通している。
斯るマスターシリンダ1の出力油圧室9はこれ
の側方に形成された通油孔35、油路36を介し
て前輪側キヤリパ37に接続されるとともに、油
路36から分岐した油路38を介して後輪側キヤ
リパ39に接続されている。図中40,41は
夫々前輪、後輪であり、これらの車軸40a,4
1aにはブレーキデイスク42,43が固定され
ている。キヤリパ37,39は夫々ブレーキデイ
スク42,43を挟み込む如く設けられており、
これらは既知の如く油圧シリンダ、該油圧シリン
ダ内に嵌装された、ピストン、一対のブレーキパ
ツド等から構成されている。
次にアンチロツク装置の構成について説明する
に、第1図中27はリザーバであり、このリザー
バ27内には作動油が封入されており、この圧力
は大気圧に保持されている。リザーバ27は前述
の如く油路28、通油孔26を介してマスターシ
リンダ1の油槽25に連通して該油槽25内に作
動油を補給、充填せしめるとともに、常開弁(電
磁弁)29、油路30及び通油孔31を介してマ
スターシリンダ1の制御油圧室6に連通してこの
油圧室6内に作動油を補給充填している。又リザ
ーバ27は油圧ポンプ44を介して油路45にて
アキユームレータ46に接続されており、油路4
5の油圧ポンプ44とアキユームレータ46間か
らは油路47が分岐しており、この油路47は常
閉弁(電磁弁)48を介して前記油路30に合流
している。
一方、前・後輪40,41のブレーキデイスク
42,43の近傍には前・後輪40,41の回転
を検出する回転センサ49,50が夫々固定され
ており、これら回転センサ49,50の出力信号
は導線51,52を介して信号処理装置53に入
力されるよう構成されている。又信号処理装置5
3からは制御信号が導線54,55を介して常開
弁29、常閉弁48に入力せしめられ、これらの
弁29,48に設けられたソレノイドを励磁、或
いは消磁せしめてこれら29,48を切換作動せ
しめるよう構成されている。
前記アンチロツク装置は、本実施例では油路に
介設した常開弁29、油圧ポンプ44、アキユー
ムレータ46、常閉弁48及び信号処理装置53
が主たる構成用件である。ただし、本発明のアン
チロツク装置は上記構成に限るものではない。
制動力配分機構は第1図に示すごとくプロポー
シヨニングバルブ100をマスターシリンダ1と
後輪側キヤリパ39を結ぶ油路38の中間に介在
せしめることで構成される。このプロポーシヨニ
ングバルブ100は設定圧力以上で作動し、これ
の下流側圧力を上流側圧力に対して一定比率で減
圧するものである。
以上説明した制動装置の要部を自動二輪車に装
備した例を第3図に示す。マスターシリンダ1は
車体の略中央のフレームにブラケツト56を介し
て図示の如く固定されており、マスターシリンダ
1に嵌装された作動ピストン5の下方にはプツシ
ユロツド14がアーム部材57端部にピン結合1
7され、これ14は車体フレームに揺動自在に枢
着15されたブレーキペダル16の揺動で上下動
し、作動ピストン5を上方へ摺動するよう構成さ
れている。
一方、リザーバ27、常開弁29及び常閉弁4
8を一体化したユニツト58が車体フレームにこ
れと平行に図示の如く固定されている。リザーバ
27は導管28にてマスターシリンダ1の油槽2
5内に常時作動油を補給、充填しており、又これ
の下部に一体的に設けられた常開弁29を経由し
て導管30にてマスターシリンダ1の制御油圧室
6内に作動油を充填せしめている。又リザーバ2
7は導管45にて油圧ポンプ44を介してアキユ
ームレータ46に接続せしめられ、アキユームレ
ータ46は導管47にて常閉弁48に接続され、
更に常閉弁48は前記導管30に合流接続されて
いる。
マスターシリンダ1の出力油圧室9は導管3
6,38にて夫々第1図に示す前輪側キヤリパ3
7、後輪側キヤリパ39に接続されている。尚そ
の他第1図において説明した要素については同図
において付したと同一符号を付し、これらの説明
は省略する。
以下に本装置の作用を第1図及び第2図に基づ
いて説明する。
まずブレーキペダル16を第1図矢印イ方向に
踏んでこれを揺動せしめれば、作動ピストン5は
プツシユロツド14から力を伝達されて上方(図
中矢印ロ方向)へ摺動するとともに、ピストンロ
ツド11を介してスプリング8,13に抗して制
御ピストン4を同方向へ摺動せしめる。この時作
動ピストン5は油路33を閉塞し、出力油圧室9
と油槽25との連通を断つため、出力油圧室9内
の作動油は圧縮されてその圧力が上昇し、この圧
力は油路36,38を介して前・後輪キヤリパ3
7,38に夫々伝播し、キヤリパ37,39を作
動せしめて制動力を発生させる。又この時マスタ
ーシリンダ1の補給油室10はその容積を一定に
保つたまま摺動するため、作動ピストン5の摺動
に対しては何ら抵抗力は作用しない。ただし、ス
プリング8,13の弾発力及び出力油圧室9の油
圧上昇に伴なつて発生する作動ピストン5への反
力は除く。一方、制御ピストン4の摺動に伴ない
補給油室7の容積は増大するが、これ7内には摺
動に伴なつて発生する負圧で以つて油槽25から
油路32を介して容積増加分の作動油が吸収充填
され、制御油圧室6の容積は上記補給室7の容積
増加分だけ減少するが、この容積分の作動油は通
油孔31、油路30、常開弁29を経由してリザ
ーバ室27に戻される。従つて、制御ピストン4
の摺動に対しても何ら抵抗は作用しない。
前・後輪40,41に発生する制動力は夫々の
キヤリパ37,39のシリンダ径が同一であれば
等しく、ブレーキペダル16を踏んで前記同様マ
スターシリンダ1の出力油圧室9内に圧力を発生
せしめるが、この発生圧力がプロポーシヨニング
バルブ100が作動を開始する設定圧力未満の範
囲では、前・後輪側キヤリパ37,39に伝えら
れる圧力は等しく、従つて前・後輪40,41に
作用する制動力も等しく、これらの制動力は第4
図直線B′の関係を維持して変化する。
出力油圧室9での発生圧力がプロポーシヨニン
グバルブ100を作動せしめる設定圧力以上に達
すれば、後輪側キヤリパ39に作用する圧力は出
力油圧室9の発生圧力、即ち前輪側キヤリパ37
に作用する圧力に対して一定比率で減圧せしめら
れ、従つて後輪制動力は前輪制動力に対して同比
率で減少せしめられ、両者は第4図直線B″に沿
つて変化する。
斯くして本装置によれば制動力は第4図折線B
に示す如き比率に配分され、この配分は理想的な
制動力配分比率を示す同図曲線Dに示す配分に近
似してくる。
プロポーシヨニングバルブ100により制動力
の前・後輪40,41への配分比率を車輪ロツク
が起こるなら前・後輪40,41が同時にロツク
する比率に略一致せしめれば、車輪ロツクが起こ
る確立を最小限に抑制する事ができる。
このように、本装置の制動力配分機構の作用で
慨ね良好な制動作用が得られるが、自動二輪車で
は、リヤシートに人や荷物を載せる場合と、載せ
ない場合とがあつて、各車輪の負担荷重が大いに
変化する。
そこで本発明は、制動力が過大で、前・後輪4
0,41の何れか一方、或いは双方の車輪ロツク
の可能性が高まつた場合、即ち回転センサ49,
50で検出され、信号処理装置53で演算される
減速度が設定値以上に達したならば、信号処理装
置53は制御信号を発して常開弁29を閉状態、
常閉弁48を開状態に切換作動せしめる。アキユ
ームレータ46内には油圧ポンプ44にて昇圧さ
れた圧油が常時充填されているため、弁29,4
8の切換操作が成されると、この圧油は弁48、
油路47,30、通油孔31を経由して制御油圧
室6に流入し、制御ピストン4の上面に作用して
これ4に下向きの反力を作用せしめる。この反力
はピストンロツド11を介して作動ピストン5に
下向きの力として作用し、結局出力油圧室9の油
圧を減圧せしめ、前・後輪40,41に作用する
制動力を緩和して車輪ロツクを回避するようにし
たことを特徴とする。
上記の如くして制動力を緩和された前後輪は車
体に作用する慣性力によつて回転速度が増大せし
められる。而して、回転センサ49,50にて検
出された回転速度に基づいて演算される増速度が
設定値以上に達すれば、信号処理装置53は再び
制御信号を発して常開弁29を開状態、常閉弁4
8を閉状態に切換作動せしめる。この時制御油圧
室6の制御油は大気圧に等しくなるため、制御ピ
ストン4に作用していた前記下向きの反力は消去
され、出力油圧室9の油圧は元の圧力に復帰し、
制動力の回復が成される。この場合、車輪減速度
が設定値以上に達すれば、再び上記制動力の緩
和、回復作用が成され、以後車輪減速度が設定値
以上の範囲内ではこの両作用が繰り返される。そ
して車輪減速度が設定値に達しない範囲に達せ
ば、上記制動力の緩和が成されること無く車体が
停止するまで制動力が作用する。
車体が停止し、ブレーキペダル16への踏力を
解除すれば、出力制御室9の油圧は大気圧に復帰
するため、ピストン4,5はスプリング8,13
の弾発力によつて共に下降し、元の作動前の位置
に戻る。
尚、制動力はキヤリパのシリンダ面積に比例す
るため、制動力配分機構は上記プロポーシヨニン
グバルブ100の代わりに、前・後輪側キヤリパ
37,39のシリンダ径比を前・後輪40,41
への制動力配分比率に一致せしめることでも構成
される。この場合の前・後輪制動力は第4図直線
Cに示される関係を維持して変化する。又第4図
直線B″及びCの勾配はプロポーシヨニングバル
ブ100の減圧比、前・後輪側キヤリパ37,3
9のシリンダ径比を変更することで任意に変更し
得る。
以下に本発明の別の態様について説明するに、
これは前記装置に前輪制動装置を別設したもので
ある。
前輪制動装置200は第1図に示すごとく自動
二輪車のハンドル201に固設され、ブレーキレ
バー202の駆動操作で圧力を発生する既知のマ
スターシリンダ203と、該マスターシリンダ2
03に油路204で接続されたキヤリパ205と
から構成される。図中206は前輪40の車軸4
0aに固定されたもう一方のブレーキデイスクで
ある。
ここで第4図に付いて説明するに、同図中曲線
Dは前・後輪の各減速度(0.1G乃至1.0G、ここ
にGは重力加速度)における理想制動力配分曲
線、換言すれば摩擦係数μ=0.1乃至1.0における
前・後輪の理想制動力配分曲線である。又直線A
は前・後輪への制動力配分が等しい場合を示す
が、これであると後輪制動が容易に過大となり、
連動ブレーキ装置のメリツトが生まれない。従つ
て折線B、或いは直線Cに示すごとき配分比率を
維持すれば、連動ブレーキ装置は(a)点に達するま
では制動力の理想配分比率を維持して作用する。
斯くして、(a)点より左側の領域においては前・後
輪制動力は略々過不足なく行われる。又(a)点より
右側の領域でより大きな制動力が必要な場合は、
ドライバーは前記前輪ブレーキ装置200を単独
に作動せしめることができ、従つて運転操作に一
層幅広い自由度と柔軟性が生まれる。
又、上記前輪ブレーキ装置200は自動二輪車
の手押し時、又は上り坂での停止時に活用し得
る。
尚第4図中折線Bは制動力配分機構としてプロ
ポーシヨニングバルブを採用した場合の制動力配
分比率の関係を示し、直線Cは同機構として後輪
側ブレーキユニツトのサイズを前輪側のそれより
小さく設定した場合の制動力配分比率の関係を示
している。
斯くして単独で作動する前輪ブレーキ装置20
0を付加することでドライバーの運転操作上に自
由度、柔軟性を付与せしめることができ、一層安
定、且つ安全な制動を行うことができるととも
に、万一車輪ロツクの可能性が高まれば、アンチ
ロツク装置の前述の如き作動で車輪ロツクを有効
に回避することができる。
アンチロツク装置の変更実施例を第5図乃至第
8図に基づいて説明する。
第5図乃至第7図はアンチロツク装置を構成す
るマスターシリンダとアクチユエータの配置例を
示す図、第8図はアンチロツク装置を装備した実
際の自動二輪車要部の一部破断側面図である。
第5図において316はブレーキペダルであ
り、該ブレーキペダル316を摺動自在に枢支す
るアーム軸315には2枚のアーム357,35
7′が図示の如く互いに位相を略90°ズラして軸3
15と一体に回動する如く固着されており、アー
ム357と軸315にはリターンスプリング36
0が架設されている。そして一方のアーム357
の端部には垂直に起立するマスターシリンダ30
1から下方に延出するプツシユロツド314の下
端から枢着されており、他方のアーム357′の
端部には略水平に設置されたアクチユエータ30
1′から延設されるプツシユロツド314′の端部
が枢着されている。本実施例においては、マスタ
ーシリンダ301はブレーキペダル316への踏
力で以つて圧力を発生する圧力発生機構として機
能し、該マスターシリンダ301での発生圧力を
制御する機構としてマスターシリンダ301と略
同形状のアクチユエータ301′を別設した。
以上第5図に示す如き機構を実際の自動二輪車
に装備した例を第8図において説明する。第8図
においてはマスターシリンダ301、アクチユエ
ータ301′は図示の如く夫々車体フレームに固
定され、マスターシリンダ301内には作動ピス
トン305が摺動自在に嵌装され、該ピストン3
05は出力油圧室309内に装架されたスプリン
グ313の弾発力で常時下方へ弾発付勢されてお
り、これの下面にその上端が当接するプツシユロ
ツド314、アーム357及びアーム軸315を
介してペダル316への踏力で摺動する如く構成
されている。又マスターシリンダ301内の出力
油圧室309及び補給油室310内にはマスター
シリンダ301と別設されたリザーバ327′か
ら導管328、油路333,334を介して常時
作動油が充満している。そして出力油圧室309
は油路336を介して前輪側及び後輪側キヤリパ
337,339に連通している。
一方、アクチユエータ301′内には制御ピス
トン304が摺動自在に嵌装され、該ピストン3
04は制御油圧室306内に装架されたスプリン
グ308の弾発力で図中右限に位置し、これの右
端面にその先端部が係合当接するプツシユロツド
314′、アーム357′及びアーム軸315を介
して前記マスターシリンダ301と同様ブレーキ
ペダル316の踏力で摺動する如く構成されてい
る。
又上記マスターシリンダ301及びアクチユエ
ータ301′の上方にはリザーバ327、常開弁
329及び常閉弁348を一体化したユニツト3
58が別設されており、前記リザーバ327は導
管328′、油路332を介してアクチユエータ
301′内の補給油室306に連通し、該補給油
室306に作動油を補給する。又リザーバ327
は常開弁329、導管330にてアクチユエータ
301′の非作動時はアクチユエータ301′内の
制御油圧室306と相連通している。
更にリザーバ327は導管345、油圧ポンプ
344、導管347、アキユームレータ346、
常閉弁348及び導管330を介してアクチユエ
ータ301′の作動時に、即ち常開弁329が閉
じて常閉弁348が開いた時にアクチユエータ3
01′内の制御油圧室306に連通する。前記油
圧ポンプ344は機関の発生動力の一部で駆動さ
れ、作動油を昇圧するためのもので、該油圧ポン
プ344で昇圧された作動油は常時アキユームレ
ータ346内に蓄えられている。尚上記リザーバ
327は他方のリザーバ327′と共通としても
よい。
次に第5図及び第8図に示す如き油圧発生源と
してのマスターシリンダ301と該マスターシリ
ンダ301での発生圧力を制御するアクチユエー
タ301′とを別設した場合の連動ブレーキ装置
及びアンチロツク装置の作用を説明する。
ブレーキペダル316を踏んでこれと一体に回
動するアーム軸315及びアーム357′を図中
反時計方向に回動せしめれば、マスターシリンダ
301内に嵌装されたピストン305はプツシユ
ロツド314から力を受けてスプリング309に
抗して上動し、出力油圧室309内の圧力を上昇
せしめる。この出力油圧室309で発生した圧力
は前・後輪側キヤリパ337,339に伝播し、
これら両キヤリパ337,339を作動せしめて
所要の制動力を発生せしめる。
一方、アクチユエータ301′内に嵌装された
制御ピストン304もスプリング308に抗して
左動するが、この時制御油圧室306は常開弁3
29の作用で大気圧に等しいリザーバ室327と
連通状態にあるため、制御油圧室306の作動油
は制御ピストン304のポンプ作用でリザーバ3
27に戻される。
而して自動二輪車に過大な制動力が発生し、車
輪ロツクの可能性が高まつた場合は、常開弁32
9が閉じられ、常閉弁348が開けられ、アキユ
ームレータ346内に蓄えられた圧油はアクチユ
エータ301′の制御油圧室306に流入し、制
御ピストン304の端面に作用して該ピストン3
04を右動せしめる。この制御ピストン304の
右動によつてアーム357′はロツド314′を介
して図中時計方向に回動し、アーム軸315を介
してこれと一体に回動するアーム357を時計方
向に回動せしめ、プツシユロツド314に下向き
の反力を発生せしめる。従つて、作動ピストンに
作用する上向きの力はこの反力分だけ減殺され、
出力油圧室309内の圧力もそれに比例して減少
し、前・後輪の制動力の緩和が成され、ここに車
輪ロツクは有効に回避される。
以後車体に作用する慣性力で再び前後輪は加速
され、この速度が設定値以上に達すれば、弁32
9,348が切換作動せしめられ、再び制動がか
けられる。そして、制動時の車輪ロツクの可能性
が完全に解消した時点で、自動二輪車は制動力を
緩和することなく停止するまで連続的に制動がか
けられる。
以上の如き本実施例によれば、連動ブレーキ装
置である制動系とアンチロツク装置である制御系
とを別設したため、従来の連動ブレーキ装置にア
ンチロツク装置を必要に応じて容易に付加するこ
とができ、又制御系に使用する油の種類を制動系
の油とは別の制御系に最適なものを選定でき、メ
インテナンスも容易化する。又第8図に示す如く
機器の装備が非常にコンパクト化し、この種機器
の設置スペースに制約を受ける自動二輪車におい
ては特に有利である。その他アクチユエータをマ
スターシリンダと略同一形状にしたため、アクチ
ユエータの加工方法がマスターシリンダのそれと
同一となり、従つて加工工数が削減し、コストダ
ウンを図ることができる。
第6図及び第7図はマスターシリンダとアクチ
ユエータのアーム軸に対する配列の別実施例を示
すものであり、第6図はアーム軸145に対して
2枚のアーム457,457′を同方向に固着し、
これらアーム457,457′に垂直に起設され
たマスターシリンダ401、アクチユエータ40
1′から下方に延出するロツド414,414′を
枢着した例を、第7図はアーム軸515に固着さ
れた1枚のアーム557に垂直に起設されたマス
ターシリンダ501、アクチユエータ501′か
ら下方に延出するロツド514,514′を軸5
15からの距離を異ならせて枢着した例を夫々示
す。上記第6図及び第7図に示す実施例のものに
ついても前記第5図に示す実施例のものと同一の
効果が得られる。
第9図はこの種アンチロツク装置を含んだ連動
ブレーキ装置を装備した実際の自動二輪車全体の
側面図を、第10図は同平面図を夫々示すもので
あるが、自動二輪車に図示の如くプロポーシヨニ
ングバルブ100、前輪制動装置200を夫々付
設したことを示す。
図において、500は自動二輪車、540は前
輪、541は後輪、542,542′は前輪ブレ
ーキデイスク、543は後輪ブレーキデイスク、
501はハンドル、502は燃料タンク、503
は座席シート、504は機関、505はマフラ
ー、353は信号処理装置である。その他第8図
において説明した機器要素には第8図に付したと
同一の符号を付し、これらに付いての説明は省略
する。
(発明の効果) 以上に述べた通り本発明は、自動二輪車用連動
ブレーキ装置に、前・後輪の制動力を所定の比率
で変化させる制動力配分機構を設け、且つ、前・
後輪の夫々にアンチロツク装置を設けたので、制
動力配分機構にて前・後輪の制動力の配分を予め
好みの望ましい比率に設定することで、概ね良好
な制動作用を為さしめることができ、加えて、ア
ンチロツク装置にて、前後各車輪ごとのスリツプ
状態をモニタし、車輪がスリツプせぬように制動
力を制御することで、前・後輪のスリツプの発生
を防止できる。
特に、自動二輪車のリヤシートに人や荷物を載
のせた場合と、載せない場合で前・後輪への負担
荷重は急変するが、アンチロツク装置が付設され
ているので、車輪のスリツプの発生は防止され
る。
即ち、制動力配分機構は単一のマスターシリン
ダの発生圧力を有効活用を図り、この制動力配分
機構で補えない車輪のスリツプを、アンチロツク
装置が防止するという、制動力配分機構とアンチ
ロツク装置との協動作用によつて、本発明は自動
二輪車に好適な連動ブレーキ装置を提供するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る連動ブレーキ装置全体の
構成を示すブロツク図、第2図はマスターシリン
ダの拡大断面図、第3図は本装置を自動二輪車に
装備した例を示す要部の破断側面図、第4図は前
輪制動力と後輪制動力の比率関係を示すグラフ、
第5図乃至第7図はアンチロツク装置の変更実施
例を示すマスターシリンダとアクチユエータの配
置例を示す図、第8図は第5図に示すアンチロツ
ク装置を装備した自動二輪車要部の一部破断側面
図、第9図は第8図に示した自動二輪車全体の側
面図、第10図は同平面図である。 1……マスターシリンダ、16……ブレーキペ
ダル、29……アンチロツク装置に係る常開弁、
40……前輪、41……後輪、44……アンチロ
ツク装置に係る油圧ポンプ、46……アンチロツ
ク装置に係るアキユームレータ、48……アンチ
ロツク装置に係る常閉弁、49,50……回転セ
ンサ、53……アンチロツク装置に係る信号処理
装置、100……制動力配分機構としてのプロポ
ーシヨニングバルブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブレーキペダルへの作用力により圧力を発生
    する単一のマスターシリンダに連結されたブレー
    キユニツトを前・後輪に備えてなる自動二輪車用
    連動ブレーキ装置において、 前記自動二輪車用連動ブレーキ装置に、前・後
    輪の回転速度を各々計測する回転センサと、前・
    後輪の制動力を上記回転速度に応じて変化させる
    アンチロツク装置と、前・後輪の制動力を所定比
    率で変化させる制動力配分機構とを付設したこと
    を特徴とする自動二輪車用連動ブレーキ装置。
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