JPH0361008B2 - - Google Patents

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JPH0361008B2
JPH0361008B2 JP60282063A JP28206385A JPH0361008B2 JP H0361008 B2 JPH0361008 B2 JP H0361008B2 JP 60282063 A JP60282063 A JP 60282063A JP 28206385 A JP28206385 A JP 28206385A JP H0361008 B2 JPH0361008 B2 JP H0361008B2
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JP
Japan
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valve
engine
torque
intake
engine speed
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JP60282063A
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Chiaki Mitsufuji
Yuzuru Tanaka
Yoshikazu Kanamaru
Shunsuke Fujimura
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS62142821A publication Critical patent/JPS62142821A/ja
Publication of JPH0361008B2 publication Critical patent/JPH0361008B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンの吸気装置に関するものであ
る。
(従来技術) エンジンの吸気装置のなかには、吸気の慣性効
果を利用して体積効率を向上させることにより、
エンジントルクを極力増大させるようにしたもの
がある、すなわち、吸気開始に伴つて生じる負圧
の圧力波は、吸気通路上流側の大気または拡大室
への開口端で反射されて正圧の圧力波となつて吸
気ポート方向へ戻されることになるが、この正圧
の圧力波を閉じる寸前の吸気ポートに到達させる
ことにより、体積効率すなわちトルクが向上され
ることになる。
このような吸気の慣性効果は、エンジン吸気系
の有する固有振動数に影響を受けるものであり、
この点を往復動型4サイクルエンジンを例にして
説明すると、いまエンジン回転数をNrpm、吸気
ポートの開いている間のエンジン出力軸回転角を
α、エンジン吸気系の固有振動数をνとすると、 n=ν・α/6・N −(1) で示される(1)式の「n」が「1」、「2」、「3」…
のような整数値のときに固有振動数νの山、すな
わち吸気圧力波が正の最大値となつて慣性効果を
得るための同調条件が満足される。また、上記(1)
式における「n」が「0.5」、「1.5」、「2.5」…とい
うようなときに、固有振動数νの谷、すなわち吸
気圧力波が負の最大値となつて体積効率が低下す
ることになる。上記(1)式について補足説明する
と、エンジンが1回転するのに要する時間は、
60/N秒であるからして、エンジ出力軸が1deg
回転するのに要する時間は1/6N秒となる。そ
して、(1)式における「α/6N」は、吸気ポート
が開いている吸気行程時間を意味することとな
る。勿論、固有振動数νは、吸気圧力波の周期を
tとすれば、ν=1/tとなる。
一方、エンジン吸気系の固有振動数νそのもの
は、エンジン回転数には殆ど依存せず、基本的に
は吸気管の長さおよび径さらにはエンジンの行程
容積というように、あるエンジン特有のものとし
て一律に定まるものである。したがつて、エンジ
ン吸気系の固有振動数νを、前記(1)式に基づい
て、あるエンジン回転数においてnが「1」、
「2」あるいは「3」というように整数の値とな
るように設定すれば、このときのエンジン回転数
(同調回転数)において体積効率が著しく向上さ
れることになる。
しかしながら、吸気の慣性効果は、前述した説
明から明らかなように、エンジン吸気系の固有振
動数に対応したあるエンジン回転数付近でしか期
待できないことになる。そして、通常は、低速ト
ルク向上のため、この慣性効果を得るべきエンジ
ン回転数を比較的低回転となるように、エンジン
吸気系の固有振動数νを設定している。
このため近時は、エンジン吸気系の固有振動数
をエンジン回転数に応じて変化させることによ
り、低回転域は勿論、高回転域でも吸気の慣性効
果を得られるようにしたものが提案されている。
すなわち、特開昭56−115819号公報に示すよう
に、吸気通路に拡大室を接続すると共に、この吸
気通路と拡大室との間に開閉弁を配設して、エン
ジン回転数が低回転のときは上記開閉弁を閉じて
おくことにより、エンジン吸気系の等価管長を長
く(固有振動数νを小さく)して慣性効果を得る
一方、エンジン高回転域では上記開閉弁を開くこ
とにより等価吸気管長を短く(固有振動数νを大
きく)して、これ又慣性効果を得るようにしてい
る。そして、この従来のものにおいては、エンジ
ン高回転時となる所定の「設定回転数」を境とし
て、エンジン回転数がこの設定回転数以上のとき
は開閉弁を常に全開とし、また設定回転数以下の
とき開閉弁を常に全閉とするようにしていた、す
なわち上記ただ1つ設定された設定回転数を境と
して、開閉弁の切換を行なつていた。なお、この
設定回転数は、開閉弁を全開としたときに得られ
るトルク曲線と該開閉弁を全閉としたときに得ら
れるトルク曲線とが交差するときのエンジン回転
数として選択されて、開閉弁の切換に伴なうトル
ク変動を極力防止するようにされている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記公報記載のものでは、エン
ジンの低回転時および高回転時では共に慣性効果
を利用することができる反面、エンジン中回転域
では慣性効果が期待できず、逆に、この中回転域
でトルクの谷(トルクの大きな落ち込み)が生じ
てしまうことになつていた。すなわち、従来開閉
弁が全閉とされてたエンジン中回転領域におい
て、前記(1)式における「n」の値が「0.5」ある
いは「1.5」というように吸気圧力波が負の最大
値となつてトルクの大きな落ち込みを生じてしま
う回転領域が存在してしますことになつていた。
したがつて、本発明の目的は、等価吸気管長す
なわちエンジン吸気系の固有振動数を、慣性効果
のためエンジン低回転数と高回転域とで切換える
ようにしたものを前提としつつ、エンジン中回転
域でのトルクの大きな落ち込みを極力防止し得る
ようにした、換言すれば極力フラツトなトルク特
性が得られるようにしたエンジンの吸気装置を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用) 前述の目的を達成するため、本発明において
は、次のような構成としてある。すなわち、等価
吸気管が長くされた吸気通路と、 前記吸気通路に接続され、等価吸気管長を短く
するための拡大室と、 前記吸気通路と拡大室との間に配設され、等価
吸気管長を切換えるための開閉弁と、 エンジン低回転時に前記開閉弁を全閉とすると
共にエンジン高回転時には該開閉弁を全開とし、
かつ、エンジン所定回転領域において該開閉弁を
所定開度開いて等価吸気管長を変化させる開閉弁
制御手段と、 を備え、 前記吸気通路の長さが、前記開閉弁が全閉状態
でのトルクが該開閉弁が全開の状態のときのトル
クを上回る状態がエンジンの常用回転域において
複数回存在するように設定され、 前記トルクが上回る付近でのエンジン回転域に
おいて、開閉弁が全閉のときの最大トルクを得る
第1回転数と開閉弁が全開のときの最大トルクを
得る第2回転数とで挟まれた回転域が、前記開閉
弁が所定開度開かれる所定回転領域として設定さ
れている、 ような構成としてある。
(実施例) 以下本発明の実施例を添付した図面に基いて説
明する。
第1図において、1は4サイクル往復動型とさ
れたオツトー式エンジン(一般にはガソリンエン
ジン)で、これは周知のように、往復動されるピ
ストン2の上方に画成されて燃焼室3に吸気ポー
ト4および排気ポート5が開口され、この吸気ポ
ート4は吸気弁6により、また排気ポート5は排
気弁7により、それぞれエンジン1の出力軸(ク
ランク軸で図示略)と同期して開閉されるように
なつている。そして、実施例では、ピストン2が
紙面直角方向に複数配設された多気筒とされてい
る。
前記吸気ポート4に連なる吸気通路11は、内
部に主拡大室12aを画成する主サージタンク1
2を有する。この主サージタンク12の上流側の
吸気通路11は1本の共通吸気通路Aを構成する
共通吸気管13とされ、該共通吸気管13には、
その上流側より順次、エアクリーナ14、エアフ
ロメータ15、スロツトル弁16が配設されてい
る。また、主サージタンク12と各吸気ポート4
とは、気筒数に応じた数の互いに独立した吸気管
17によつて接続されている。すなわち、主サー
ジタンク12下流の吸気通路11は、主サージタ
ンク12と一体成形された分岐管部12bと、独
立吸気管17とによつて、気筒毎の独立吸気通路
Bとして構成され、この各独立吸気通路B同士
は、互いにその長さがほぼ等しくされている。そ
して、この各独立吸気通路Bの下流端部には、燃
料噴射弁18が配設されている。
前記各独立吸気通路Bは、燃料噴射弁18の上
流側において、連通路19を介して、副拡大室2
0aを画成する副サージタンク20と接続されて
いる。この連通路19の長さは短尺とされて、燃
焼室3から主サージタンク12(主拡大室12
a)へ至るまでの長さが、燃焼室3から副サージ
タンク20(副拡大室20a)へ至るまでの長さ
よりも長くされている。そして、連通路19には
開閉弁21が配設されて、この開閉弁21は、比
例式のモータ22によつて、全閉状態から全開状
態(開弁角70°)までの間で連続可変的にその開
度が任意に選択し得るようにされている。
第1図中23はマイクロコンピユータからなる
制御ユニツトで、この制御ユニツト23には、前
記エアフロメータ15からの吸入空気量信号、お
よび回転数センサ24からのエンジ回転数信号が
入力される。また、この制御ユニツト23から
は、燃料噴射弁18およびモータ22に対して出
力されるようになつている。なお、燃料噴射弁1
8からの燃料噴射量は、吸入空気量とエンジン回
転数とに基づいて決定されるものであるが、この
点については従来より周知であり、かつ本発明と
直接関係のない部分なので、その詳細な説明は省
略する。
ここで、前記独立吸気通路Bによつて定まる等
価吸気管長、すなわち燃焼室3から主拡大室12
aに至るまでの長さは、前述のように長尺とされ
て、吸気の固有振動数が小さくなるように設定さ
れている。これにより、開閉弁21を全閉(開閉
角θ=0°)とした際、前述した(1)式から明らかな
ように、エンジン回転数が小さい低回転時におい
て吸気の慣性効果を有するようにされ、このとき
のトルクカーブは、第2図Y1線で示すようにな
り、エンジン回転数NがN1とN5のときに慣性効
によるトルクの山のピーク値を示すようになる。
そして、このY1線から明らかなように、中速
域、特に、エンジン回転数がN1からN4の間でト
ルクの大きな落ち込みを有するものとなる。
また、開閉弁21を全開(開閉角θ=70°)と
したときの等価吸気管長は、燃焼室3から連通路
19を経て副拡大室20aに至るまでの短い長さ
とされ、このときの吸気の固有振動数は大きなも
のとなる。これにより、エンジン回転数が大きな
高回転域で吸気の慣性効果が得られて、このとき
のトルクカーブは、第2図Y3線で示すように、
エンジン回転数NがN3とN7のときに、トルクの
山のピーク値を示すようになる。そして、従来
は、この低回転時と高回転時との両方の回転域で
慣性効果を得るべく、エンジン回転数が第2図で
示すN13よりも小さいときは開閉弁21を常に全
開としてY1線で示すようなトルク特性を確保す
る一方、エンジン回転数がN13よりも大きいとき
には開閉弁21を常に全開してY3線で示すよう
なトルク特性を得るようにしたいた。
本発明においては、上記N13以下のエンジン回
転領域において、Y1線のみを選択していたので
はどうても生じてしまうトルクの大きな落ち込み
を防止すべく、開閉弁21が従来全閉とされてい
たエンジン中回転領域においても、エンジン回転
数に応じて当該開閉弁21を所定角度開くことに
より、エンジン中回転領域でも慣性効果を極力有
効に得るようにしてある。すなわち、開閉弁21
を中間の開度すなわちθ=35°とした場合のトル
ク曲線を第2図Y2線で示してある。このY2線
から明らかなように、エンジン中回転領域におい
ても、エンジン回転数NがN2とN6のときに慣性
効果によるトルクの山のピーク値を示すことにな
る。すなわち、開弁角θを調整することにより、
前記(1)式におけるnの値が「1」、「2」というよ
うな整数値そのもの(慣性効果のための完全なマ
ツチング)、あるいはこの整数値に近似した値と
なるように、エンジン中回転領域における「ある
エンジン回転数」に対して固有振動数νを設定す
ることが可能になる。そして、本実施例では、開
閉弁21の開弁角θを、第2図X線で示すよう
に、エンジン回転数に応じて変化させるようにし
てある。具体的には、第3図のフローチヤートで
示すようにステツプS1で現在のエンジン回転数
Nを読込んだ後、ステツプS2において、このエ
ンジン回転数Nに対応した開閉弁21の開弁角θ
を、第2図X線に示すようなマツプから読み出
し、このマツプから読み出された開弁角θとなる
ように、モータ22を制御する(開閉弁21の駆
動)。そして、このときに得られるトルクカーブ
は第4図に示すようになり、E1で示すように従
来生じていたエンジン中回転領域でのトルクの大
きな落込みを埋めることができる。また合せて、
高回転域において、E2で示すように従来生じて
いたトルクの若干の落込みを埋めることができ
る。
このように、上述した実施例では、開閉弁21
を、エンジン回転数がN1よりも小さいエンジン
低回転時では常に全閉とし、またN7よりも大き
いエンジン高回転時のときは常に全開とする一
方、このN1とN7との間の回転領域では、「ある
エンジン回転数」に対して最も多くなトルクが得
られるように、第4図X線で示すように当該エン
ジン回転数に応じた開閉弁21の開度を連続可変
的に制御するようにしてある。
ここで、上述のように開閉弁21の開度を制御
すること(第2図X線に基づく制御)の意味を、
第9図を参照しつつ図式的に説明する。
先ず、前記(1)式における固有振動数νはエンジ
ン回転数Nの一次関数であるからして、例えばn
=「1」、「1,5」、「2」とした場合の3種類の
一次関数(直線)をW1(n=1)、W2(n=
1,5)、W3(n=2)として描く一方、開閉
弁21が全閉のときの等価吸気管長によつて定ま
る固有振動数をν1、開閉弁21が全開のときの等
価吸気管長によつて定まる固有振動数をν2とする
(ν2>ν1)。このような条件において、開閉弁21
が全閉のときに吸気圧力波の山(トルクが大きく
なる山)となるときのエンジン回転数(吸気の慣
性効果が完全に得られるエンジン回転数)は、W
1あるいはW3の線上において、固有振動数ν1
対応したときの回転数となり、またW2の線上に
おいてν1に対応したエンジン回転数のときが上記
吸気圧力波の谷(トルクの谷)となる。同様に、
開閉弁21を全開としたときの、吸気圧力波の山
はW1あるいはW3の線上においてν2に対応した
エンジン回転数のときに生じ、吸気圧力波の谷は
W2の線上においてν2に対応したエンジン回転数
のときに生じる。
一方、固有振動数νは、開閉弁21の開度を連
続可変的に変化させることにより、ν1とν2との間
で連続可変的に任意に変化させることができる。
したがつて、このν1とν2との間の固有振動数のう
ち、あるエンジン回転数例えばN0に対応して吸
気の慣性効果を得ようとすれば、W1あるいはW
3の線上において、このN0に対応した固有振動
数ν0を選択して(第9図矢印、参照)、この
ν0となるように開閉弁21の開度を制御すればよ
いことになる。そして、エンジン回転数によつて
W1あるいはW3の線上において対応する固有振
動数が存在しない(完全にマツチングした慣性効
果が得られない)場合は、ν1からν2までの間の固
有振動数のうち最もトルクが大きくなるような固
有振動数となるように開閉弁21の開度が選択さ
れる。
以上説明したような理由に基づいて作成された
のが第2図X線であり、このようなX線とするこ
とは、第2図Y1、Y2、Y3線に示すようなト
ルク曲線のうち最大のトルクを示すトルク曲線を
エンジン回転数に応じて選択していくことを意味
するものである。
なお、第9図では、簡単化のためnが「1」、
「1,5」、「2」の場合を代表的に示してあるが、
例えばnが「2,5」、「3」というようにした場
合の一次関数をさらに描くことにより、エンジン
の全回転領域に渡つてエンジン回転数と固有振動
数と吸気圧力波(トルク)との関係をさらに詳し
く求めることができるものである。
第5図〜第8図は本発明の他の実施例を示すも
ので、前記実施例と同一構成要素には同一符号を
付してその説明は省略する。
本実施例では、開閉弁21の開度を、全閉と全
開との他、丁度半分の開度(開弁角θ=35°)を
とり得るように、すなわち段階的に3種類の開度
をとる得るようにしてある。これに伴い、開閉弁
21を駆動するためのアクチユエータとして、前
記実施例における比例型のモータ22に代えて、
第5図、第6図に示すように、2段式の負圧作動
型アクチユエータ31を用いてある。
上記アクチユエータ31について第6図を参照
しつつ説明すると、これは、ケーシング32を備
え、該ケーシング32内は、相対向する第1、第
2の2つのダイヤフラム33,34によつて、第
1、第2の2つの負圧室35,36に画成されて
いる。この第1ダイヤフラム33はロツド37を
開して開閉弁21に連結され、該第1ダイヤフラ
ム33が第6図上方へ変位したときに、開閉弁2
1が開方向へ回動変位されるようになつている。
この第1ダイヤフラム33と第2ダイヤフラム
34との間には第1リターンスプリング38が介
装され、また第2ダイヤフラム34は第2リター
ンスプリング39により第6図下方に付勢されて
いる。これにより、第1ダイヤフラム34は、常
時は両リターンスプリング38,39の大きな附
勢力を受けて第6図最下方位置すなわち開閉弁2
1が全閉となる位置に付勢され、両負圧室35,
36のいずれか一方に負圧が供給されると第1ダ
イヤフラム33が若干第6図上方へ変位して開閉
弁21を半開とし(開弁角θ=35°)、両負圧室3
5,36の両方共に負圧が供給されると第1ダイ
ヤフラム33が大きく第6図上方へ変位して開閉
弁21が全開とされる。
第5図中40は負圧タンクで、この負圧タンク
40は、逆止弁41を介して主サージタンク12
に接続されて、エンジン1の運転に伴つて生じる
主サージタンク12(主拡大室12a)内の負圧
が、逆止弁41を介して該負圧タンク40に供給
されるようになつている。この負圧タンク40
は、第1配管42を介してアクチユエータ31の
第1負圧室35に接続され、この第1配管42に
は、電磁式の三方切換弁43が接続されている。
この三方切換弁43は、例えばその消磁時に第1
負圧室35を大気と連通させ、励磁時に第1負圧
室35を負圧タンク40に連通させるものとなつ
ている。同様に、負圧タンク40は第2配管44
を介してアクチユエータ31の第2負圧室36に
接続され、この第2配管44には電磁式の三方切
換弁45が接続されている。そして、この三方切
換弁45も、その消磁、励磁に応じて、第2負圧
室36を大気または負圧タンク40に選択的に連
通させるようになつている。
ここで、本実施例では、制御ユニツト23は、
前記両三方切換弁43,45を制御して、エンジ
ン回転数に応じて、開閉弁21の開度、全開ある
いは半開のいずれかを選択させるようになつてい
る。このエンジン回転数に応じて開閉弁21の開
度の選択は、第2図Y1、Y2、Y3の3つのト
ルク曲線のうち、最も大きなトルクが得られるト
ルク曲線を選択するように行われる。勿論、この
開度の切換えは、互いに切換えが行われるように
するトルク曲線が交差するときのエンジン回転数
となつたときに行われる。この点を第2図に基づ
いて詳述すると、エンジン回転数NがN11より小
さいときは、Y1線が最も大きなトルクとなるの
で、このY1線に対応して開閉弁21を全閉(開
弁角θ=0°)とする。また、エンジン回転数Nが
N11とN12との間では、Y2線が最も大きいトル
クとなるので、このY2線に対応して開閉弁21
を半開(θ=35°)とする。このようにして、エ
ンジン回転数NがN12とN4との間にあるときは開
閉弁21を全閉とし、NがN4とN6との間にある
ときは開閉弁21を全閉とし、NがN6とN7との
間にあるときは開閉弁21を半開とし、NがN7
以上となつたときは開閉弁21を全開とする。こ
のような制御を行なうことにより得られるトルク
曲線を第7図に示してあり、この第7図E3およ
びE4で示す領域においてトルクが向上されるこ
とが容易に理解される。
上述のようなエンジン回転数Nに応じて開閉弁
21の開度を制御するためのフローチヤートを第
8図に示してある。すなわち、この第8図では、
ステツプS11で現在のエンジン回転数Nが、開
閉弁21を全閉とする回転領域であるときは、ス
テツプS12あるいはS13からS14へのルー
トをとる。また、開閉弁21を半開とする回転領
域であるときは、ステツプS15あるいはS16
からS17へのルートをとる。さらに、開閉弁2
1を全開すると回転領域であるときは、ステツプ
S18あるいはS19からS20へのルートをと
る。
なお、この第5〜第8図に示す実施例では、開
閉弁21を全閉と全開との間の中間の開度として
只1つの開度をとり得るように、すなわち全閉と
全開とを含めて合計3種類の開度を段階的にとり
うる場合を説明したが、この中間の開度として
は、2段階あるいは3段階とするようにしてもよ
い。もつとも、このとりうる開度の種類(段階
数)をあまり多くすることは結局第1図〜第4図
に示す連続可変的な制御と実質的に同じになるの
で、コスト等を勘案すれば極力小さな段数とする
のが良い。
以上実施例について説明したが、本発明はこれ
に限らず例えば次のような場合をも含むものであ
る。
吸気通路11がスロツトル弁16を有しない
エンジン、すなわちデイーゼルエンジンにも同
様に適用することができる。また往復動型のエ
ンジンに限らず、ロータリピストンエンジンに
も適用し得る。
燃料供給装置としては、燃料噴射弁18の代
りの気化器を用いたものがあつてもよい。
制御ユニツト23をコンピユータによつて構
成する場合は、デジタル式アナログ式のいずれ
であつてもよい。
エンジン形式としては単気筒であつてもよ
い。
(発明の効果) 本発明は以上述べたことから明らかなように、
吸気の慣性効果によるトルクの向上をエンジン低
回転時およびエンジン高回転時において得つつ、
中回転領域でのトルクの大きな落ち込みを防止し
て、極力フラツトな特性を得ることができる。
特に、本発明にあつては、エンジンの常用回転
域において、開閉弁全閉時のトルクが開閉弁全開
時のトルクを上回るような状態が複数回生じるよ
うに吸気通路長さを設定してあるので、開閉弁を
を所定開度開いて行なう等価吸気管長の調整幅が
小さくてすみ、このことは吸気通路長さを短くし
てエンジンのコンパクト化を図る上で好ましいも
のとなる。
特に本発明は、等価吸気管長切換えのために従
来からある開閉弁をそのまま有効に利用して、こ
の開閉弁の開度を制御するだけでよいので、実施
化する上でも極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示すもの
で、第1図は全体系統図、第2図は開閉弁の開度
に応じたエンジントルクと、エンジン回転数と、
エンジン回転数に応じた開閉弁の開度を制御する
一例を示すグラフ、第3図は制御ユニツトによる
開閉弁の開度を制御する一例を示すフローチヤー
ト、第4図は本実施例によつて得られたトルク曲
線の一例を示すグラフである。第5図〜第8図は
本発明の他の実施例を示すもので、第5図は全体
系統図、第6図は開閉弁を段階的に駆動するアク
チユエータの一例を示す断面図、第7図は本実施
例による制御によつて得られたトルク曲線を示す
グラフ、第8図は制御ユニツトによる制御例を示
すフローチヤート、第9図は吸気の慣性効果を得
るためにエンジン回転数とエンジン吸気系の固有
振動数とが同調するための条件を図式的に示すグ
ラフである。 A:共通吸気通路、B:独立吸気通路、1:エ
ンジン、3:燃焼室、4:吸気ポート、6:吸気
弁、11:吸気通路、19:連通路、20:副サ
ージタンク、20a:副拡大室、21:開閉弁、
22:モータ、23:制御ユニツト、24:回転
数センサ、31:アクチユエータ、40:負圧タ
ンク、43,45:三方切換弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 等価吸気管が長くされた吸気通路と、 前記吸気通路に接続され、等価吸気管長を短く
    するための拡大室と、 前記吸気通路と拡大室との間に配設され、等価
    吸気管長を切換えるための開閉弁と、 エンジン低回転時に前記開閉弁を全閉とすると
    共にエンジン高回転時には該開閉弁を全開とし、
    かつ、エンジン所定回転領域において該開閉弁を
    所定開度開いて等価吸気管長を変化させる開閉弁
    制御手段と、 を備え、 前記吸気通路の長さが、前記開閉弁が全閉状態
    でのトルクが該開閉弁が全開状態のときのトルク
    を上回る状態がエンジンの常用回転域において複
    数回存在するように設定され、 前記トルクが上回る付近でのエンジン回転域に
    おいて、開閉弁が全閉のときの最大トルクを得る
    第1回転数と開閉弁が全開のときの最大トルクを
    得る第2回転数とで挟まれた回転域が、前記開閉
    弁が所定開度開かれる所定回転領域として設定さ
    れている、 ことを特徴とするエンジンの吸気装置。
JP28206385A 1985-12-17 1985-12-17 エンジンの吸気装置 Granted JPS62142821A (ja)

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JP28206385A JPS62142821A (ja) 1985-12-17 1985-12-17 エンジンの吸気装置

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JPS62142821A JPS62142821A (ja) 1987-06-26
JPH0361008B2 true JPH0361008B2 (ja) 1991-09-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716032Y2 (ja) * 1986-01-30 1995-04-12 トヨタ自動車株式会社 多気筒内燃機関の可変吸気装置
JPH0716031Y2 (ja) * 1986-01-30 1995-04-12 トヨタ自動車株式会社 多気筒内燃機関の可変吸気装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614823A (ja) * 1984-06-18 1986-01-10 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の吸気装置

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JPS62142821A (ja) 1987-06-26

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