JPH0361357A - 蒸着装置 - Google Patents

蒸着装置

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JPH0361357A
JPH0361357A JP19405389A JP19405389A JPH0361357A JP H0361357 A JPH0361357 A JP H0361357A JP 19405389 A JP19405389 A JP 19405389A JP 19405389 A JP19405389 A JP 19405389A JP H0361357 A JPH0361357 A JP H0361357A
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hearth
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子若しくはイオンビームが照射されて蒸
着材料を蒸発させる蒸発源及びこれを用いた蒸着装置に
係り、特に、設置面積を拡大することなく、薄膜形成対
象物への生産性を向上させる上で極めて有効な新方式の
蒸発源及びこれを用いた蒸着装置に関する。
〔従来の技術〕
従来における蒸着装置としては、例えば第13図に示す
ように、真空チャンバ101の中央底部に蒸着材料Mが
仕込まれた蒸発源としてのハース102を配設すると共
に、ハース102内の蒸着材料Mに対して電子ビームB
mが照射される例えば一対の電子ガン103を配設する
一方、上記真空チャンバ101の上方には例えば薄膜形
成対象物としての基板104を複数配設し、電子ビーム
Bmによって蒸着材料Mを蒸発させ、基板104表面に
蒸着材料Mを付着するようにしたものが知られている(
株式会社アグネの「真空技術]シークフリート・シラー
、ウルリッヒ・ハイジッヒ著〔日本真空技術(株)訳〕
第50〜51頁参照)。
尚、第13図中、符号105は電子ガン1.03からの
電子ビームBmをハース102内の蒸着材料Mに向けて
導くための偏向電極である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来の蒸着装置において用いられる蒸発源と
してのハース102は主として溶融性の蒸着材料Mを想
定して設計され、所謂ルツボ型の受け別構成になってい
たため、ハース102の配設姿勢は水平方向に限られ、
必然的に、蒸着材料Mの付着可能領域は鉛直上方に制約
されてしまう。
それゆえ、複数の基板104を着膜する際には、付着条
件が均一になる範囲で、ハース102の鉛直上方におい
て複数の基板104を配置することが必要になるが、特
に、薄膜形成対象物である基板104自体が大型化して
きた場合には、真空チャンバ101自体の設置面積を拡
大しない限り、基板104の配置スペースを確保するこ
とが困難であり、真空チャンバ101の設置面積当たり
の処理能力そのものが頭打ちになっていた。
この発明は、以上の技術的課題に着目してなされたもの
であって、設備設置面積当たりの蒸着処理能力を向上さ
せることを可能とした蒸発源及びこれを用いた蒸着装置
を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、この発明に係る蒸発源は、昇華性の蒸着材料
に着目したもので、取付はベースに対して傾動自在に支
承され、所定姿勢にて固定される支持部材と、この支持
部材に昇華性蒸着材料が位置決め保持される保持ハース
とを備えたことを特徴とするものである。
更に、この発明に係る蒸着装置は、真空チャンバと、こ
の真空チャンバ内の中央部に配設された上記発明構成の
蒸発源と、この蒸発源に保持された昇華性蒸発材料へ電
子若しくはイオンビームを照射するビームガンと、上記
蒸発源を囲繞して設けられると共に、多数の薄膜形成対
象物が略垂直に着脱自在に保持される薄膜形成対象物保
持手段と、上記蒸発源に対して薄膜形成対象物保持手段
を相対的に回転させる回転駆動手段とを備えたことを特
徴とするものである。
このような技術的手段において、上記蒸発源において用
いられる昇華性の蒸着材料としては、錫ドープ酸化イン
ジウム(ITO)を始め用途に応じて適宜選定すること
ができる。
また、上記支持部材の支持構造としては、傾動自在なチ
ルト支持機構にて支持部材を支承し、しかも、支持部材
を任意の位置で拘束し得るものであれば、適宜設計変更
して差し支えない。
更に、上記保持ハースとしては、上記支持部材の傾斜姿
勢に応じて蒸着材料の位置がずれないように保持するこ
とができ、しかも、蒸着材料の蒸発条件を維持する上で
冷却水や電流を導入し得るものであれば、適宜設計変更
して差し支えない。
また、上記蒸着材料の仕込み量を増加して長時間連続蒸
着を実現するという観点に立てば、上記保持ハース構成
として、表面部位に昇華性蒸着材料の受け部が設けられ
る回転可能な回転ノ1−ス本体と、この回転ハース本体
の受け部に位置決めされた昇華性蒸着材料を保持する材
料ホルダとからなるものを用いることが好ましい。この
場合において、上記回転ハース本体の回転動作としては
、蒸着材料の蒸発速度を考慮し、リング状の蒸着材料全
体を順次消費するように連続的に回転させるようにして
もよいし、複数個の単位蒸着材料を個々的に配置した場
合にあっては、各単位蒸着材料を順次消費するように間
欠的に回転させるようにしてもよい。
更にまた、このような蒸発源を利用した蒸着装置発明に
おいて、真空チャンバとしては、薄膜形成対象物の出し
入れが可能で、しかも、所望の真空度を保持し得るよう
に設計したものであれば、適宜設計変更して差し支えな
い。
また、真空チャンバ内に配設される蒸発源の数としては
、必ずしも一つである必要はなく、付着処理面積を上下
方向において拡大する場合には、垂直方向において蒸発
源を複数配設するように設計することが好ましい。
そしてまた、ビームガンの配役位置については、支持部
材の傾斜位置が変化することに伴って、保持ハースにて
保持される蒸着材料へのビーム照射位置も変化するため
、ビームガンと保持ノ\−スとの相対位置が変化しない
ように、支持部材上にビームガンを固定的に配設するか
、あるいは、上記支持部材の傾斜位置に応じてビームガ
ンの傾斜姿勢あるいはビーム軌跡を変化させるように設
計することが必要である。
また、薄膜形成対象物保持手段としては、所定サイズの
薄膜形成対象物専用に予め製作しても差し支えないが、
蒸着装置としての汎用性を高めるという観点からすれば
、薄膜形成対象物保持手段として、上記蒸発源を囲繞し
て設けられるドラム状取付はフレームと、このドラム状
取付はフレームの円周方向に対して係脱自在に所定数配
置され、上下方向にて所定数の薄膜形成対象物が着脱自
在に保持される対象物ホルダとを備える等、各種サイズ
の薄膜形成対象物に対応できるように設計することが好
ましい。
この場合において、上記対象物ホルダの汎用性をより高
めるという観点からすれば、薄膜形成対象物の上下方向
寸法あるいは幅方向寸法に応じて対象物ホルダの薄膜形
成対象物保持領域を可変設定し得るように設計すること
が好ましい。
更に、上記回転駆動手段としては、蒸発源から蒸発した
蒸着材料が周囲の薄膜形成対象物に均一に付着するよう
に、薄膜形成対象物保持手段及び蒸発源の少なくともい
ずれか一方を所定速度で回転させるようにしたものであ
れば適宜設計変更することができる。
〔作用〕
上述したような技術的手段において、上記蒸発源は、昇
華性蒸着材料を任意の傾斜角度にて保持するものである
ため、蒸着材料の蒸発主方向を鉛直方向に制約すること
なく任意に設定することができる。
また、上記蒸着装置にあっては、蒸発源からの昇華性蒸
着材料の蒸発主方向が真空チャンバの側方に向かう任意
の方向に予め設定され、しかも、回転駆動手段が蒸発源
に対して薄膜形成対象物保持手段を相対的に回転させる
ので、蒸発源から蒸発した蒸着材料は上記蒸発主方向を
中心とした蒸発源の周囲全域に向かい、薄膜形成対象物
表面に均一に付着される。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの発明の詳細
な説明する。
第1図及び第2図はこの発明が適用された蒸着装置の一
実施例を示す。
同図において、符号1は真空チャンノく、20(具体的
には20a、20b)は真空チャンノ<lの中央部鉛直
方向において上下に一対配設される蒸発源、40(具体
的には40a、40b)は各蒸発源20の蒸着材料M(
この実施例では錫ドープ酸化インジウム[:ITO])
へ電子ビームを照射する電子ガンユニット、50は薄膜
形成対象物である基板Gを保持する基板保持装置、90
は基板保持装置50を回転させる回転駆動装置である。
この実施例において、真空チャンノく1は架台2上に設
置されており、上下が塞がれた円筒状のチャンバ本体3
の周壁のうち相対向する部位にドア開口4,5を夫々開
設し、各ドア開口4,5には開閉ドア6.7を開閉自在
に取付け、各開閉ドア6.7を開放することにより、真
空チャンノく1内に薄膜形成対象物となる基板Gを出し
入れできる構成になっている。また、上記チャンバ本体
2の底壁には高真空ゲートバルブ9を介して真空ポンプ
lOが連通接続されており、上記真空ポンプIOには連
通配管11を介して粗引き用ポンプユニッt−12が連
通接続されている。更に、上記真空チャンバlの内周壁
全域には背面ヒータ13が設けられており、真空チャン
バl内の周囲に配置される基板Gを所定温度に加熱して
蒸着材料Mである錫ドープ酸化インジウム(ITO)の
付着性を維持するようになっている。
また、下側蒸発源20aは下側取付はブラケット21 
(具体的には21a)を介して真空チャンバ1の底部に
設置されており、一方、上側蒸発#、20aは上側取付
はブラケット21(具体的には21b)を介して真空チ
ャンバlの頂部に吊り下げ支持されている。
この実施例において、蒸発源20は、特に第3図(a)
(b)に示すように、上記取付はブラケット21に傾動
自在に支承される支持プレート22と、この支持プレー
ト22上に配設される蒸着材料M保持用の保持ハース3
0とを備えている。
より具体的に述べると、上記支持プレート22の支持構
造は、取付はブラケット21に一対のサポートブラケッ
ト23を立設すると共に、このサポートブラケット23
には軸受部材26を介して一対の中空状の回転シャフト
24(具体的には24a、24b)を回転自在に軸支す
る一方、上記支持プレート22の両側に一対の突出片2
5を突設すると共に、この突出片25に上記回転シャフ
ト24を固着し、更に、上記回転シャフト24の一端に
は回転角調整機構27を介してアクチュエータとしての
パルスモータ28の出力軸を連結し、図示外の制御盤上
で指定した位置情報により上記パルスモータ28を適宜
回転させ、上記支持プレート22のチルト姿勢を所望の
ものに設定するようにしたものである。
この実施例において、上記回転角調整機構27は、特に
第3図(b)に示すように、取付はブラケット21に固
着されるパルスモータ28の出力軸により回転する上下
方向に延びる駆動シャフト201と、この駆動シャフト
201の回転をベベルギア202を介して略水平方向へ
伝達する伝達シャフト203と、この伝達シャフト20
3の回転を上記回転シャフト24に伝達する伝達ギア2
04とを備えている。尚、符号205は上記伝達シャフ
ト203を回転支承する軸受部材である。
また、上記保持ハース30は、特に第3図及び第4図に
示すように、支持プレート22の表面−側に回転軸体3
1を介して回転自在に支承される円柱状の回転ハース本
体32と、この回転ハース本体32表面に取り付けられ
、かつ、円周方向に所定角度間隔で複数の円形状材料受
け部34が例えば六個形成されたベースプレート33と
、各材料受け部34にボンディングされた蒸着材料Mで
ある円板状の材料ペレット35を拘束保持すべく、ベー
スプレート33にねじ37止めされるクランプリング3
6とを備えている。尚、符号39は蒸着対象箇所以外の
材料パレット35を覆うカバーである。
この実施例において、回転軸体31は、支持プレート2
2の裏面側に設けられた回転支持機構300を介してア
クチュエータとしてのパルスモータ301の出力軸に連
結されており、このパルスモータ301にて所定の時間
間隔(この実施例では上記材料ペレット35が電子ビー
ムによって消費される上で充分な時間)で材料ペレット
35間の回転角度分だけ間欠的に回転するようになって
いる。
そして、上記回転支持機構300は、例えば、取付はブ
ラケット21に固着された上記パルスモータ301の出
力軸により回転する上下方向に延びる駆動シャフト30
2と、この駆動シャフト302の回転をベベルギア30
3を介して略水平方向に伝達し、かつ、上記一方の回転
シャフト24aの中空部に軸受部材304を介して回転
支承される第一伝達シャフト305と、この第一伝達シ
ャフト305と略平行に配置され、支持プレート22に
固着される軸受部材306を介して回転支承される第二
伝達シャフト307と、第一伝達シャフト305から第
二伝達シャフト307へ駆動力を伝達するプーリ、ベル
トからなるベルト伝達系308と、上記第二伝達シャフ
ト307の回転を回転軸体31に伝達するベベルギア3
09とで構成されている。
また、上記回転ハース本体32内には冷却水が導入され
る冷却水路(図示せず)が形成されており、この冷却水
路には冷却水供給装置320からの冷却水が供給される
ようになっている。
この実施例において、冷却水供給装置320は、上記取
付はブラケット21に固着されるハース冷却水供給部3
21と、このハース冷却水供給部321からの冷却水を
回転支持機構300の設けられていない側の回転シャフ
ト24bの中空部を介して上記回転軸体31の中心部よ
り上記冷却水路へ導く冷却水導入配管322と、冷却水
路からの水を回転軸体31の中心部より上記回転シャフ
ト24bの中空部を介して冷却水供給部321へ戻す冷
却水排出配管323とを備えている。
そしてまた、回転ハース本体32は図示外の通電ハーネ
スを介して真空チャンバ1に接続されている。
更に、この実施例においては、上記電子ガンユニット4
0は、上記支持プレート22の表面他側に固定されてお
り、ユニットケース4I内に電子ビームBmが照射され
る電子ガン42及び電子ガン42からの電子ビームBm
が所定角度(この実施例では270°)偏向される偏向
電極43を格納したものである。そして、電子ガン42
からの電子ビームBmは、偏向電極42にて偏向された
後、ユニットケース41のビーム開口44がら外部に導
出されると共に、保持ハース3oの特定位置にある材料
ペレット35部位に照射されるようになっている。尚、
第3図(b)中、符号45は電子ガンユニット4oへの
電力供給用ハーネスである。
また、上記基板保持装置5oは、第1図及び第2図に示
すように、真空チャンバ1の周囲に配設されるドラム状
の取付はフレーム51と、この取付はフレーム5Iに係
脱自在な複数の基板ホルダ60とで構成されている。
この実施例において、上記取付はフレーム51は、特に
第5図に示すように、真空チャンバ1内の上方に配設さ
れるアッパリング52と、真空チャンバ1内の下方に配
設されるロアリング53と、アッパリング52及びロア
リング53間を連結する複数の連結バー54とを備え、
回転駆動リング55上に複数の連結サポート56を介し
て固定されている。
そして、上記回転駆動リング55は下方側へ突出する複
数のガイドローラ57を有し、真空チャンバlの底部に
配設されたリング状のガイドレール58に沿ってガイド
ローラ57を摺動自在に移動させることにより回転動作
し得るようになっている。
一方、基板ホルダ60は、第1図、第2図及び第6図に
示すように、取付はフレーム51の円周方向に沿って所
定数(この実施例では15個)配列されると共に、所定
数(この実施例では三枚)の基板Gを略垂直な姿勢に保
持するようになっている。
より具体的に述べると、この実施例に係る基板ホルダ6
0は、特に第7図ないし第9図に示すように、基板Gの
幅方向両側に沿って垂直方向に延びる一対のホルダ縦フ
レーム61.62と、このホルダ縦フレーム61.62
間にねじ65止めにて架設される複数(この実施例では
五本)のホルダ横フレーム71ないし75とを備えてい
る。
そして、上記ホルダ縦フレーム61.62にはホルダ横
フレーム71ないし75の取付孔63が各種基板Gサイ
ズを考慮して多数開設されており、上記ホルダ縦フレー
ム61.62の上下方向略中央には持ち運び用のハンド
ル64が設けられている。
また、最上段のホルダ横フレーム71の略中央には上記
取付はフレーム51のアッパリング52に係脱される係
止フック76が溶接されており、上記アッパリング52
の各基板ホルダ60の取付は位置に対応した部位には係
止フック7Gを位置決めする位置決めガイド59が設け
られている。
そしてまた、上記最上段のホルダ横フレーム71の下縁
両側には第一のホルダクランパ77が、第二段目、第三
段目のホルダ横フレーム72,73には第二のホルダク
ランパ78が、第四段目のホルダ横フレーム74には第
三のホルダクランパ79が夫々ねじ80止めされている
。尚、この実施例では、付着対象となる基板Gの上下方
向寸法の関係から最下段のホルダ横フレーム75にはホ
ルダクランパが設けられていない。
この実施例において、上記第一のホルダクランパ77は
、取付は基部81に基板Gの上縁が係止されるフック状
のクランプ板バネ82をねじ80止めしたものであり、
また、第二のホルダクランパ78は、取付は基部81の
上縁に基板Gの下縁が係止される保持溝83を凹設する
と共に、取付は基部81に基板Gの上縁が係止されるフ
ック状のクランプ板バネ82をねじ80止めしたもので
あり、更に、第三のホルダクランパ79は、取付は基部
の上縁に基板Gの下縁が係止される保持溝83を凹設し
たものである。
また、回転駆動装置90は、特に第2図及び第5図に示
すように、真空チャンバ1の底部に配設された回転駆動
モータ91と、この回転駆動モータ91の回転シャフト
92に連結されるピニオンギア93と、上記回転駆動リ
ング55の内周縁に刻設されて上記ピニオンギア93が
噛み合うラック94とで構成されている。
次に、この実施例に係る蒸発源及び蒸着装置の作動につ
いて説明する。
先ず、蒸発源20の作動について述べると、第3図に示
すように、支持プレート22は、図示外のチルト支持機
構にて任意のチルト姿勢(チルト角度θ)に設定される
このとき、上記保持ハース30も上記支持プレート22
のチルト姿勢に応じて傾斜配置されることになるが、材
料ペレット35は固体状のもので上記保持ハース30に
確実に保持されているため、材料ペレット35が保持ハ
ース30から零れたり、位置ずれしたりする懸念は全く
ない。そして、上記電子ガンユニット40からの電子ビ
ームBmが保持ハース30の特定位置Pにある材料ペレ
ット35に照射されると、上記材料ペレット35は上記
支持プレート22のチルト姿勢に直交する方向を蒸発主
方向Sとして順次蒸発していく。
また、上記保持ハース30は、矢印m方向に向かって間
欠的に回転するため、新しい材料ペレット35が電子ビ
ーム照射位置Pに順次供給されることになり、六個の材
料ペレット35が総て消費されるまでの間連続蒸着処理
が行われ得る。
次に、蒸着装置の作動について述べると、例えば第1O
図に示すように、初期設定条件として、下側蒸発源20
aの支持プレート22のチルト姿勢をチルト角度θlに
設定し、保持ハース30から蒸発する蒸着材料Mの付着
可能領域A1として基板ホルダ60の下側領域に対応し
たものを選定する一方、上側蒸発源20bの支持プレー
ト22のチルト姿勢をチルト角度θ2に設定し、保持ハ
ース30から蒸発する蒸着材料Mの付着可能領域A2と
して基板ホルダ60の上側領域に対応したものを選定す
る。
このような初期設定を行った状態において、真空チャン
バl内を開放し、基板保持装置5oの取付はフレーム5
1に予め基板Gが保持された基板ホルダ60をセットし
た後、真空チャンバ1内を所定の真空環境に調整する。
この後、上記一対の蒸発源20a、20bにて蒸着材料
Mの蒸発動作を行わせると共に、上記回転駆動装置90
にて基板保持装置50を矢印n方向で回転させると、蒸
発1120a、20bからの蒸着材料Mは夫々付着可能
領域AI、A2に向かって蒸発しており、しかも、基板
保持装置50に保持されている総ての基板Gは」二記付
着可能領域A 1. A2を通過するので、基板保持装
置50の各基板ホルダ60に保持された基板Gは上記蒸
着材料Mにて均一に付着される。
また、基板保持装置50は真空チャンバl内の側方空間
を鉛直方向において基板Gの配設スペースとして利用し
たものであるため、付着対象である基板Gの数が増加し
たとしても、基板Gの配役スペースが水平方向において
拡大することはなく、設備設置面積が不必要に増大する
事態は有効に回避される。
更に、この実施例においては、蒸着材料Mの一回の仕込
み量を充分に増加させることができるので、連続蒸着時
間を十分に長いものにして、厚膜蒸着を実現することが
できる。
尚、上記実施例の各構成要素については、基本的な機能
を実現する範囲で適宜設計変更して差し支えない。例え
ば、保持ハース30の変形例としては、第11図に示す
ように、回転ハース本体32上のベースプレート33表
面に一つの円形状材料受け部34′ を形成し、この材
料受け部34゜内にリング状の材料ペレット35゛を収
容し、この材料ペレット35′の外周縁をクランプリン
グ36°で拘束保持すると共に、上記材料ペレット35
゛の内周縁を円板状のクランププレート38で拘束保持
するようにしてもよい。
この場合には、上記材料ペレット35′がリング状に連
続的に露呈しているので、回転ハース本体32を連続的
に回転させて材料ペレット35゛を全体的に順次消費さ
せるようにすることができる。
また、上記実施例にあっては、上記支持プレート22の
チルト動作あるいは上記保持ハース3゜の回転動作を行
うためのアクチュエータとしてのパルスモータ28,3
01を真空チャンバ1内に配設しているが、これに限ら
れるものではなく、例えば、第12図に示すように、真
空チャンバ1の壁に貫通孔210(330)を開設し、
この貫通孔210(330)に対応した真空チャンバ1
の外側大気中にパルスモータ28(301)を取付け、
上記貫通孔210(330)に上記パルスモータ28(
301)からの出力軸211(33I)を真空シール部
材212(332)を介して挿通させ、上記出力軸21
1(331)からの駆動力をユニバーサルシャフト21
3(333)。
ベベルギア214(334)、伝達シャフト215(3
35)等を介して支持プレート22.保持ハース33へ
伝達するようにしてもよい。
この場合、アクチュエータとしてのパルスモータ28,
301に関し、真空用のものを使用しなくて済むため、
アクチュエータを安価なものにすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、請求項1及び2記載の蒸発源
によれば、昇華性蒸着材料の蒸発主方向を任意の方向に
設定し得る構成になっているので、薄膜形成対象物の配
設スペースとして真空チャンバの鉛直上方空間に制約さ
れることなく、真空チャンバの側方空間を有効に利用す
ることができる。
特に、請求項2記載の蒸発源によれば、蒸着材料の一回
の仕込み量が受け皿の容量に制約されてしまう所謂ルツ
ボ聖女は皿構成の蒸発源に比べて、蒸着材料の一回の仕
込み量を増加させることができるので、長時間の連続蒸
着を実現することすることができる。
また、請求項3ないし6いずれかに記載の蒸着装置によ
れば、蒸発源の周囲に位置する真空チャンバ内の側方空
間全域を薄膜形成対象物の配設スペースとして使用する
ことが可能になるため、薄膜形成対象物が大型化したと
しても、設備設置スペースを不必要に拡大することなく
、多数の薄膜形成対象物を′均一に付着することが可能
になり、その分、設備設置面積当たりの蒸着処理能力を
従来方式のものに比べて高めることができる。
そして更に、請求項4記載の蒸着装置によれば、蒸発源
を鉛直方向に複数配置したので、各蒸発源毎に異なる付
着可能領域を設定することが可能になる。このため、設
備設置面積を拡大することなく、蒸発源に基づく付着可
能領域を上下方向において拡大することができる。
また、請求項5記載の蒸着装置によれば、薄膜形成対象
物保持手段として、真空チャンバ内に設けられるリング
状フレームに対し所定数の対象物ホルダを係脱自在とし
た構成のものが用いられるので、各種サイズの薄膜形成
対象物に対応した対象物ホルダを予め用意しておけば、
各種サイズの薄膜形成対象物に対して蒸着装置を汎用的
に使用することができる。
特に、請求項6記載の蒸着装置によれば、薄膜形成対象
物の上下方向寸法変化に対しては一つの対象物ホルダで
吸収できるようにしたので、その分、対象物ホルダの汎
用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る蒸発源及びこれを用いた蒸着装
置の一実施例の概略構成を示す斜視説明図、第2図は第
1図中■−■線断面図、第3図(a)(b)は実施例で
用いられる蒸発源の詳細を示す一部破断正面説明図及び
一部破断平面説明図、第4図は実施例で用いられる保持
ハースの詳細を示す斜視図、第5図は実施例で用いられ
る基板保持手段のリング状フレーム及び回転駆動手段の
詳細を示す第2図中v部矢視図、第6図は実施例で用い
られる基板ホルダの配設位置関係を示す第2図中■方向
から見た矢視図、第7図は上記基板ホルダの詳細を示す
斜視図、第8図は第7図中■方向から見た矢視図、第9
図は第7図中IX−IX線断面図、第10図は実施例に
係る蒸着装置の作動状態を示す説明図、第11図は蒸発
源の保持ハースの変形例を示す分解斜視図、第12図は
実施例で用いられる支持プレート22のチルト動作ある
いはは保持ハース30の回転動作を行うための駆動系の
変形例を示す模式図、第13図は従来における蒸着装置
の一例を示す説明図である。 〔符号の説明〕 M・・・蒸着材料 Bm・・・電子ビーム ト・・真空チャンバ 20・・・蒸発源 21・・・取付はブラケット 22・・・支持プレート 30・・・保持ハース 32・・・回転ハース本体 3・1・・・材料受け部 36.36’ ・・・クランプリング 38・・・クランププレート 42・・・電子ガン 50・・・基板保持装置 51・・・取付はフレーム 60・・・基板ホルダ 61.62・・・ホルダ縦フレーム エないし75・・・ホルダ横フレーム 6・・・係止フック マないし79・・・ホルダクランパ 0・・・回転駆動装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)電子若しくはイオンビームが照射されて蒸発する蒸
    着材料(M)を保持する蒸発源(20)であって、取付
    けベース(21)に対して傾動自在に支承され、所定姿
    勢にて固定される支持部材(22)と、この支持部材(
    22)に昇華性蒸着材料(M)が位置決め保持される保
    持ハース(30)とを備えたことを特徴とする蒸発源。 2)請求項1記載のものにおいて、 上記保持ハース(30)は、表面部位に昇華性蒸着材料
    (M)の受け部(34,34’)が設けられ、連続的若
    しくは間欠的に回転する回転ハース本体(32)と、こ
    の回転ハース本体(32)の受け部(34,34’)に
    位置決めされた昇華性蒸着材料(M)を保持する材料ホ
    ルダ(36,36’,38)とで構成されていることを
    特徴とする蒸発源。 3)真空チャンバ(1)と、 この真空チャンバ(1)内の中央部に配設された請求項
    1若しくは2記載の蒸発源(20)と、この蒸発源(2
    0)に保持された昇華性蒸発材料(M)へ電子若しくは
    イオンビーム(Bm)を照射するビームガン(42)と
    、 上記蒸発源(20)を囲繞して設けられると共に、多数
    の薄膜形成対象物(G)が略垂直に着脱自在に保持され
    る薄膜形成対象物保持手段(50)と、上記蒸発源(2
    0)に対して薄膜形成対象物保持手段(50)を相対的
    に回転させる回転駆動手段(90)とを備えたことを特
    徴とする蒸着装置。 4)請求項3記載のものにおいて、 蒸発源(20)が鉛直方向において複数配置されている
    ことを特徴とする蒸着装置。 5)請求項3若しくは4記載のものにおいて、上記薄膜
    形成対象物保持手段(50)は、上記蒸発源(20)を
    囲繞して設けられるドラム状取付けフレーム(51)と
    、 このドラム状取付けフレーム(51)の円周方向に対し
    て係脱自在に所定数配置され、上下方向にて所定数の薄
    膜形成対象物(G)が着脱自在に保持される対象物ホル
    ダ(60)とを備えていることを特徴とする蒸着装置。 6)請求項5記載のものにおいて、 上記対象物ホルダ(60)は、薄膜形成対象物(G)の
    幅方向両側に沿って延びる一対のホルダ縦フレーム(6
    1,62)と、 このホルダ縦フレーム(61,62)間に架設されると
    共に薄膜形成対象物(G)の上下端を保持するホルダク
    ランパ(77,78,79)が設けられる複数のホルダ
    横フレーム(71,72,73,74,75)とを備え
    、上記薄膜形成対象物(G)の上下方向寸法に応じて上
    記ホルダ横フレーム(71,72,73,74,75)
    位置をホルダ縦フレーム(61,62)に沿って移動調
    整し得るようにしたことを特徴とする蒸着装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05287520A (ja) * 1992-04-10 1993-11-02 Sanyo Shinku Kogyo Kk 成膜装置
US6159757A (en) * 1997-12-16 2000-12-12 Sharp Kabushiki Kaisha Process for producing a solar battery and a sheet material for protective covering thereof
JP2002097566A (ja) * 2000-09-18 2002-04-02 Toyo Commun Equip Co Ltd 電子ビーム蒸着用電子銃
JP2005298895A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Ulvac Japan Ltd 真空蒸着方法及び真空蒸着装置

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