JPH0361365A - イオンアシストスパッタリング方法および装置 - Google Patents
イオンアシストスパッタリング方法および装置Info
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- JPH0361365A JPH0361365A JP19391989A JP19391989A JPH0361365A JP H0361365 A JPH0361365 A JP H0361365A JP 19391989 A JP19391989 A JP 19391989A JP 19391989 A JP19391989 A JP 19391989A JP H0361365 A JPH0361365 A JP H0361365A
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- Japan
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- magnetic pole
- ions
- substrate
- ion
- solenoid coil
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
未発・明は各種の機能を持つ薄膜を作成するイオンアシ
ストスパッタリング方法および装置に関するもので、そ
の薄膜の組織構造と内部応力が使用目的に適合するよう
任意に制御可能なイオンアシストスパッタリング方法お
よび装置に関するものである。
ストスパッタリング方法および装置に関するもので、そ
の薄膜の組織構造と内部応力が使用目的に適合するよう
任意に制御可能なイオンアシストスパッタリング方法お
よび装置に関するものである。
[従来の技術]
例えば、蒸着装置とイオン銃を組み合わせた装置にて基
板に所望の材料原子を沈着させる過程で、イオン銃等別
に設けたイオン発生装置によるイオンにて沈着原子をた
たきながら(イオンボンバード、イオンピーニングある
いはイオンアシストとJわれている。以後、イオンアシ
ストと呼ぶことにする。)薄膜を形成すると、イオンア
シストしなかったものに比較して、基板との付着力およ
び沈着薄膜のwl、密さが向上し、その結果、表面硬度
。
板に所望の材料原子を沈着させる過程で、イオン銃等別
に設けたイオン発生装置によるイオンにて沈着原子をた
たきながら(イオンボンバード、イオンピーニングある
いはイオンアシストとJわれている。以後、イオンアシ
ストと呼ぶことにする。)薄膜を形成すると、イオンア
シストしなかったものに比較して、基板との付着力およ
び沈着薄膜のwl、密さが向上し、その結果、表面硬度
。
表面粗さ、光学的反射率、電気抵抗等種々の機能改善が
行えることが知られている。これは、沈着原子に運動エ
ネルギを持ったイオンがぶつかることにより、沈着原子
が膜面に対して水平方向移動(マイグレーションと言わ
れている。)シて最も安定した場所に留まり、原子が緻
密な配列になるためと考えられている。
行えることが知られている。これは、沈着原子に運動エ
ネルギを持ったイオンがぶつかることにより、沈着原子
が膜面に対して水平方向移動(マイグレーションと言わ
れている。)シて最も安定した場所に留まり、原子が緻
密な配列になるためと考えられている。
ところが、スパッタリング装置にイオン銃を組み合わせ
て同様の効果を狙っても、現技術では、スパッタリング
装置で用いられるガス圧力レベルとイオン銃で用いられ
るガス圧力レベルは異なり、同一真空容器内で同時に作
動することは困難である。また、イオン銃と従来の蒸着
装置やスパッタリング装置の組み合わせは構造も複雑と
なり高価となる欠点がある。
て同様の効果を狙っても、現技術では、スパッタリング
装置で用いられるガス圧力レベルとイオン銃で用いられ
るガス圧力レベルは異なり、同一真空容器内で同時に作
動することは困難である。また、イオン銃と従来の蒸着
装置やスパッタリング装置の組み合わせは構造も複雑と
なり高価となる欠点がある。
また、基板にバイアス電圧を与えて膜の諸性質を改善し
ようとする/曳イアススバッタリングと呼ばれる方法が
提案されているが、これは、イオンに享えるエネルギの
みのコントロールを行うものであり、イオンの量の増減
は制御できない、特に、マグネトロンスパッタリングで
はイオン量が極めて少なく、イオンエネルギを与えても
、その効果は期待できない。
ようとする/曳イアススバッタリングと呼ばれる方法が
提案されているが、これは、イオンに享えるエネルギの
みのコントロールを行うものであり、イオンの量の増減
は制御できない、特に、マグネトロンスパッタリングで
はイオン量が極めて少なく、イオンエネルギを与えても
、その効果は期待できない。
そこで、上記のように別のイオン源を用いるのではなく
、スパッタリングにて必然的に発生するプラズマ中の作
動ガスイオンを磁界の調整により基板近傍に導いて、基
板に負のバイアス電圧を与えることにより、成膜中に基
板近傍のイオンに運動エネルギを与え、基板に沈着する
原子をイオンでたたきながら(イオンアシスト)薄膜の
組織構造を変化させる試みが、B 、 W indow
およびN。
、スパッタリングにて必然的に発生するプラズマ中の作
動ガスイオンを磁界の調整により基板近傍に導いて、基
板に負のバイアス電圧を与えることにより、成膜中に基
板近傍のイオンに運動エネルギを与え、基板に沈着する
原子をイオンでたたきながら(イオンアシスト)薄膜の
組織構造を変化させる試みが、B 、 W indow
およびN。
S avvides等により、J 、 Vac 、 S
ci 、 Technol。
ci 、 Technol。
A4 (2) 、 Mar、/Apr、 1986 、
p 196以降に提案されている。
p 196以降に提案されている。
このB 、 Window等の方法は、マグネトロンス
パッタリングで形成されるトンネル状の磁界に閉じ込め
られた環状のプラズマによりターゲット原子をスパッタ
リングすると同時にプラズマ近傍の磁界を調整してイオ
ンを基板近傍に導き、基板にバイアス電位を与えてイオ
ンに運動エネルギを与え、基板表面上の沈着中のスパッ
タ原子をたたきながら、すなわち、イオンアシストしな
がら、成膜しようとするものである。
パッタリングで形成されるトンネル状の磁界に閉じ込め
られた環状のプラズマによりターゲット原子をスパッタ
リングすると同時にプラズマ近傍の磁界を調整してイオ
ンを基板近傍に導き、基板にバイアス電位を与えてイオ
ンに運動エネルギを与え、基板表面上の沈着中のスパッ
タ原子をたたきながら、すなわち、イオンアシストしな
がら、成膜しようとするものである。
ところが、上記この方法における欠点は、スパッタリン
グを行うためのトンネル磁界で閉じ込められた環状のプ
ラズマ位置よりイオンを導き出すために調整する磁界の
影響により、このプラズマの位置がターゲット中心から
放射方向に拡縮移動する点にある。イオンに与える運動
エネルギは基板に印加する電圧(以後、バイアス電圧と
呼ぶ)の調整により可能であるが、イオンの量の調整は
ンレノイドコイルの励磁電流を変えて磁界を変更するた
めプラズマを閉じ込めたトンネル磁界分布に影響し、そ
の結果、ターゲット表面上に形成された環状のプラズマ
の位置がターゲット中心から放射方向に拡縮するように
移動してしまう。
グを行うためのトンネル磁界で閉じ込められた環状のプ
ラズマ位置よりイオンを導き出すために調整する磁界の
影響により、このプラズマの位置がターゲット中心から
放射方向に拡縮移動する点にある。イオンに与える運動
エネルギは基板に印加する電圧(以後、バイアス電圧と
呼ぶ)の調整により可能であるが、イオンの量の調整は
ンレノイドコイルの励磁電流を変えて磁界を変更するた
めプラズマを閉じ込めたトンネル磁界分布に影響し、そ
の結果、ターゲット表面上に形成された環状のプラズマ
の位置がターゲット中心から放射方向に拡縮するように
移動してしまう。
マグネトロンスパッタリング法では、プラズマリング位
置と基板に沈着する膜厚分布の間には密接な関係があり
、プラズマ位置に対応した膜厚分布となる。イオンアシ
ストを行わない従来のマグネトロンスパッタリングでは
プラズマ環の位置は不動であり、膜厚分布が均一な領域
を大とするために、一般的には、基板とターゲット間の
距離を調整している。ところが、J二足の如くイオン量
を調整するたびに、プラズマ位置が放射方向に変化する
場合、イオン量設定の都度、これに応じて基板とターゲ
ット間の距離を調整せざるを得なくなる。基板とターゲ
ット間距離が固定の装置の場合は、イオン量に応じた均
一な膜厚分布となる領域は制限される。また、成膜運転
初期と運転途中でイオンの量を調整しかつ膜厚均一領域
を大きくとりたい場合は、成膜運転を一旦中止して基板
とターゲット間の距離を調整しなければならなくなる。
置と基板に沈着する膜厚分布の間には密接な関係があり
、プラズマ位置に対応した膜厚分布となる。イオンアシ
ストを行わない従来のマグネトロンスパッタリングでは
プラズマ環の位置は不動であり、膜厚分布が均一な領域
を大とするために、一般的には、基板とターゲット間の
距離を調整している。ところが、J二足の如くイオン量
を調整するたびに、プラズマ位置が放射方向に変化する
場合、イオン量設定の都度、これに応じて基板とターゲ
ット間の距離を調整せざるを得なくなる。基板とターゲ
ット間距離が固定の装置の場合は、イオン量に応じた均
一な膜厚分布となる領域は制限される。また、成膜運転
初期と運転途中でイオンの量を調整しかつ膜厚均一領域
を大きくとりたい場合は、成膜運転を一旦中止して基板
とターゲット間の距離を調整しなければならなくなる。
成膜運転中に基板とターゲット間の距離を調整すると真
空容器内のガス圧力が変動し定常的な運転は事実上不可
能である。
空容器内のガス圧力が変動し定常的な運転は事実上不可
能である。
基板に到達するイオン量をJ+、基板への沈着粒子数を
J+iとし、基板の単位面積(1cm’)当りに毎秒到
達するイオン数をj◆としてイオン東(flux)と呼
び、基板の単位面積(1cm’)Mりに毎秒到達するス
パッタ粒子の数をJllとしてスパッタ粒子束と呼ぶこ
とにする。また、イオン束とスパッタ粒子束の比j +
/ j rrrをイオンフラックス比(ionflux
ratio )と呼ぶことにする。これらのイオンを
加速するためのエネルギを加速エネルギEとする。
J+iとし、基板の単位面積(1cm’)当りに毎秒到
達するイオン数をj◆としてイオン東(flux)と呼
び、基板の単位面積(1cm’)Mりに毎秒到達するス
パッタ粒子の数をJllとしてスパッタ粒子束と呼ぶこ
とにする。また、イオン束とスパッタ粒子束の比j +
/ j rrrをイオンフラックス比(ionflux
ratio )と呼ぶことにする。これらのイオンを
加速するためのエネルギを加速エネルギEとする。
イオンフラックス比j +/ j IIと加速エネルギ
Eを組み合わせてイオンを基板にぶっつけることをイオ
ンアシストと呼ぶことにする。
Eを組み合わせてイオンを基板にぶっつけることをイオ
ンアシストと呼ぶことにする。
イオンアシストによる膜の組織構造を制御する場合は、
基板に到達する単位面積時間当りに基板へ到達するイオ
ンの量、すなわち、イオン束j+と基板に沈着するター
ゲット粒子数、すなわち、スパッタ粒子束jI11の比
、すなわちイオンフラックス比j+/jmの値とそのイ
オンに与える運動エネルギEの2つが重要な制御因子と
なる。ところが、前記のように均一な膜厚分布の領域を
大とするために基板とターゲット間距離やガス圧力を変
化させると、基板Eのイオン束j+も変化する。
基板に到達する単位面積時間当りに基板へ到達するイオ
ンの量、すなわち、イオン束j+と基板に沈着するター
ゲット粒子数、すなわち、スパッタ粒子束jI11の比
、すなわちイオンフラックス比j+/jmの値とそのイ
オンに与える運動エネルギEの2つが重要な制御因子と
なる。ところが、前記のように均一な膜厚分布の領域を
大とするために基板とターゲット間距離やガス圧力を変
化させると、基板Eのイオン束j+も変化する。
通常、基板とターゲット間距離が大となる程、ガス圧が
高くなる程、イオン束j◆は小さくなる。
高くなる程、イオン束j◆は小さくなる。
また、プラズマの移動により基板へ向かうターゲット粒
子、すなわち、スパッタ粒子束jmが変化する。これは
、膜厚分布の違いによるものに加えて、放電プラズマの
強さも変化するためである。
子、すなわち、スパッタ粒子束jmが変化する。これは
、膜厚分布の違いによるものに加えて、放電プラズマの
強さも変化するためである。
放電プラズマの変化についてはB 、 Window等
の前記論文TableIの5.6.7における放電電圧
に差異がでていることから見ても明瞭である。
の前記論文TableIの5.6.7における放電電圧
に差異がでていることから見ても明瞭である。
すなわち、イオン量の増減を制御するため、ソレノイド
コイルの励磁電流を変化させると放電の変化を来たし、
ターゲットを衝撃するエネルギを変え、スパッタ率(1
個のイオンで飛び出すターゲット原子の数)を変化させ
、ターゲット原子の基板沈着速度にも変化をもたらす。
コイルの励磁電流を変化させると放電の変化を来たし、
ターゲットを衝撃するエネルギを変え、スパッタ率(1
個のイオンで飛び出すターゲット原子の数)を変化させ
、ターゲット原子の基板沈着速度にも変化をもたらす。
したがってプラズマの移動により、スパッタ粒子束j+
oが変化し、イオンフラックス比j +/ j raを
制御して微細な膜組織構造制御を行うことは複雑となり
困難となる。したがって、イオンアシストを行いながら
成膜するマグネトロンスパッタリングは、プラズマリン
グの位置が放射方向に動かぬよう固定した状態にしたも
のでなければならない、しかし、従来のプラズマ位置が
不動のマグネトロンスパッタリングでは、プラズマは強
いトンネル状磁界で完全に閉じ込められており、磁極間
で磁気的にバランスさせているため、基板近傍へ向かう
磁力線が少なく、基板近傍にイオンはほとんど存立しな
い。したがって、基板に/<イアスミ圧を加えてもイオ
ンアシスト効果は期待できないつまた、Window等
の方法はプラズマが移動することに起因してイオン束j
+を制御しようとするとスパッタ粒子束j+が変化し、
その結果、イオンフラックス比j+/jIlを望む値に
設定できない欠点がある。
oが変化し、イオンフラックス比j +/ j raを
制御して微細な膜組織構造制御を行うことは複雑となり
困難となる。したがって、イオンアシストを行いながら
成膜するマグネトロンスパッタリングは、プラズマリン
グの位置が放射方向に動かぬよう固定した状態にしたも
のでなければならない、しかし、従来のプラズマ位置が
不動のマグネトロンスパッタリングでは、プラズマは強
いトンネル状磁界で完全に閉じ込められており、磁極間
で磁気的にバランスさせているため、基板近傍へ向かう
磁力線が少なく、基板近傍にイオンはほとんど存立しな
い。したがって、基板に/<イアスミ圧を加えてもイオ
ンアシスト効果は期待できないつまた、Window等
の方法はプラズマが移動することに起因してイオン束j
+を制御しようとするとスパッタ粒子束j+が変化し、
その結果、イオンフラックス比j+/jIlを望む値に
設定できない欠点がある。
[発明が解決しようとする課題]
つぎに、従来の例を、図面によって具体的に示しながら
、本発明が解決しようとする課題を説明する。
、本発明が解決しようとする課題を説明する。
第4図は従来のマグネトロンスパッタリングの電極構成
の代表例を示すもので、1は永久磁石あるいは磁性体か
らなる中央磁極、2は磁性体あるいは永久磁石からなる
外周磁極、4は中央磁極IJ−外固虜極2を磁傑的に結
合する磁性体ヨーク、6はターゲット、8は基板、11
は中央磁極1と外周磁極2の間で形威されるトンネル状
の磁界の断面模式図、14はトンネル磁界11により閉
じ込められた環状のプラズマの断面模式図を示す。
の代表例を示すもので、1は永久磁石あるいは磁性体か
らなる中央磁極、2は磁性体あるいは永久磁石からなる
外周磁極、4は中央磁極IJ−外固虜極2を磁傑的に結
合する磁性体ヨーク、6はターゲット、8は基板、11
は中央磁極1と外周磁極2の間で形威されるトンネル状
の磁界の断面模式図、14はトンネル磁界11により閉
じ込められた環状のプラズマの断面模式図を示す。
第4図において、中央磁極lと外周磁極2のいずれか一
方は永久磁石となっており、磁気的にバランスしている
。す、なわち、中央磁極lから放出される磁束線数(磁
束密度×断面積)と外周磁極2へ入り込む磁束線数が等
しくなるように設計され、完全マグネトロンとなってい
る。このため、磁力線はターゲット6の上面でトンネル
状の磁界11を形威し、プラズマ14は完全に閉じ込め
られ、基板8近傍のイオンは極めて少ない、したがって
、第4図のタイプでは基板にバイアス電圧を与えてもイ
オンの量が少ないため、イオンアシスト効果は期待でき
ない。
方は永久磁石となっており、磁気的にバランスしている
。す、なわち、中央磁極lから放出される磁束線数(磁
束密度×断面積)と外周磁極2へ入り込む磁束線数が等
しくなるように設計され、完全マグネトロンとなってい
る。このため、磁力線はターゲット6の上面でトンネル
状の磁界11を形威し、プラズマ14は完全に閉じ込め
られ、基板8近傍のイオンは極めて少ない、したがって
、第4図のタイプでは基板にバイアス電圧を与えてもイ
オンの量が少ないため、イオンアシスト効果は期待でき
ない。
第5図はB 、 W indow等の前記論文中のF
ig。
ig。
2に示されたものの1つである。第5図において、12
は基板8に略垂直方向に向かう磁力線の模式図で、他の
符号は第4図と同様である0本装置では、中央磁極1の
飽和磁束に対して外周磁極2の飽和磁束を大となるよう
に磁気的にアンバランスにしたものである。
は基板8に略垂直方向に向かう磁力線の模式図で、他の
符号は第4図と同様である0本装置では、中央磁極1の
飽和磁束に対して外周磁極2の飽和磁束を大となるよう
に磁気的にアンバランスにしたものである。
なお、本明細書で用いる飽和磁束(飽和磁束密度×断面
積)とは、1個の磁極を通過(透磁)可能な磁束線数の
最大値のことで、軟磁性材料の場合は透磁可能な最大磁
束線数(透磁率×断面積)を示し、永久磁石の場合は自
から発生する磁束線a(磁束密度×断面積)を示す、ま
た1m磁気的飽和すると言うことは、上記飽和磁束まで
磁束で満たされることを示す。
積)とは、1個の磁極を通過(透磁)可能な磁束線数の
最大値のことで、軟磁性材料の場合は透磁可能な最大磁
束線数(透磁率×断面積)を示し、永久磁石の場合は自
から発生する磁束線a(磁束密度×断面積)を示す、ま
た1m磁気的飽和すると言うことは、上記飽和磁束まで
磁束で満たされることを示す。
第5図において、中央磁極1は磁気的に飽和しており、
中央磁極1から放出される磁束線が全て外周磁極2に入
っても外周磁pi2は磁気的にバランスせず、外周磁極
2は磁気的に余裕があり、中央磁極1の先端部以外から
基板8を迂回して基板8に対して略垂直方向となる磁力
線12が外周磁極2へ向かい、その結果、基板8近傍へ
イオンを導くことができる。ところが、第5図のものは
、磁極を永久磁石および磁性体のみで構成しているため
、イオン量は一定となり、主プラズマも移動しないが、
イオン量j+の増減のコントロールは行えない。
中央磁極1から放出される磁束線が全て外周磁極2に入
っても外周磁pi2は磁気的にバランスせず、外周磁極
2は磁気的に余裕があり、中央磁極1の先端部以外から
基板8を迂回して基板8に対して略垂直方向となる磁力
線12が外周磁極2へ向かい、その結果、基板8近傍へ
イオンを導くことができる。ところが、第5図のものは
、磁極を永久磁石および磁性体のみで構成しているため
、イオン量は一定となり、主プラズマも移動しないが、
イオン量j+の増減のコントロールは行えない。
第6図は同じ< B 、 W il’1dolf等の前
記論文P197のFig、2に示された他の1つの例で
ある。
記論文P197のFig、2に示された他の1つの例で
ある。
第6図において、1は軟磁性材料の中央磁極、2は軟磁
性材料の外周磁極、4は中央磁極1と外周磁極2を磁気
的に結合する磁性体ヨーク、6はターゲット、7は外周
磁極近傍に配置したソレノイドコイル、8は基板、17
は中央磁極の外周に配置したソレノイドコイル、11は
中央磁極lと外周磁極2の間に形成されるトンネル状の
磁界の断面模式図、12は基板に対して略垂直方向に向
かう磁力線模式図、13はソレノイドコイル7の励磁方
向を示す模式図、14はトンネル磁界11に閉じ込めら
れた環状のプラズマの断面模式図、18はソレノイドコ
イル17の励磁方向を示す模式図を示す、86図におい
て、中央磁極1の飽和磁束に対して外周磁極2の飽和磁
束が大となるように設計し、中央磁極lをソレノイドコ
イル17により中央磁極1が磁気的に飽和するまで励磁
すると、中央磁極1から放出された磁力線は全て外周磁
極2へ入りトンネル状の磁界11を形成し、環状のプラ
ズマ14を閉じ込める。この状態では、外周磁極2は飽
和磁束を大としているため磁気的に飽和しておらず、マ
グネトロンモードとなっている。次に、ソレノイドコイ
ル7を符号13で示した方向に励磁すると、基板8に対
して略垂直方向の磁力線12が外周磁極2へ向かう、こ
れにより、外周磁極2近傍の磁気的に閉じ込められてい
ないプラズマ中のイオンが基板8近傍へ導かれる。
性材料の外周磁極、4は中央磁極1と外周磁極2を磁気
的に結合する磁性体ヨーク、6はターゲット、7は外周
磁極近傍に配置したソレノイドコイル、8は基板、17
は中央磁極の外周に配置したソレノイドコイル、11は
中央磁極lと外周磁極2の間に形成されるトンネル状の
磁界の断面模式図、12は基板に対して略垂直方向に向
かう磁力線模式図、13はソレノイドコイル7の励磁方
向を示す模式図、14はトンネル磁界11に閉じ込めら
れた環状のプラズマの断面模式図、18はソレノイドコ
イル17の励磁方向を示す模式図を示す、86図におい
て、中央磁極1の飽和磁束に対して外周磁極2の飽和磁
束が大となるように設計し、中央磁極lをソレノイドコ
イル17により中央磁極1が磁気的に飽和するまで励磁
すると、中央磁極1から放出された磁力線は全て外周磁
極2へ入りトンネル状の磁界11を形成し、環状のプラ
ズマ14を閉じ込める。この状態では、外周磁極2は飽
和磁束を大としているため磁気的に飽和しておらず、マ
グネトロンモードとなっている。次に、ソレノイドコイ
ル7を符号13で示した方向に励磁すると、基板8に対
して略垂直方向の磁力線12が外周磁極2へ向かう、こ
れにより、外周磁極2近傍の磁気的に閉じ込められてい
ないプラズマ中のイオンが基板8近傍へ導かれる。
したがって、ソレノイドコイル7の励磁、を流を調整す
ることにより、イオン量を調整でき、かつ、基板8にバ
イアス電圧を加えることにより、イオンに運動エネルギ
を与えイオンアシストすることができる。ところが、各
磁極を磁性体で構成しているため、イオンの量を変化す
る際にソレノイドコイル7の励磁電流を変化させると中
央磁極1の漏洩磁界モードが変化しやすく、プラズマの
位置はターゲット6中心から放射方向に移動する。第6
図のタイプのものについて、ソレノイドコイル17の励
磁電流を一1OAと一定としておき、ソレノイドコイル
7の励磁電流を変化させた場合のイオン分布状態を第7
図に、膜厚分布およびプラズマ位置を第8図に示す。
ることにより、イオン量を調整でき、かつ、基板8にバ
イアス電圧を加えることにより、イオンに運動エネルギ
を与えイオンアシストすることができる。ところが、各
磁極を磁性体で構成しているため、イオンの量を変化す
る際にソレノイドコイル7の励磁電流を変化させると中
央磁極1の漏洩磁界モードが変化しやすく、プラズマの
位置はターゲット6中心から放射方向に移動する。第6
図のタイプのものについて、ソレノイドコイル17の励
磁電流を一1OAと一定としておき、ソレノイドコイル
7の励磁電流を変化させた場合のイオン分布状態を第7
図に、膜厚分布およびプラズマ位置を第8図に示す。
この場合の主な条件は、ターゲット6は無酸素銅、基板
8とターゲット6間の距離は60mm、外周磁極2の外
径はφ160mm、基板8の外径はφ120mm、ガス
圧は2 mTorr (At ) 、放電電流はDCo
、5AXlainであり、ソレノイドコイル17の電
流を一1OAと一定とし、ソレノイドコイル7の励磁電
流を■+8A、■+6A。
8とターゲット6間の距離は60mm、外周磁極2の外
径はφ160mm、基板8の外径はφ120mm、ガス
圧は2 mTorr (At ) 、放電電流はDCo
、5AXlainであり、ソレノイドコイル17の電
流を一1OAと一定とし、ソレノイドコイル7の励磁電
流を■+8A、■+6A。
+3+ + 2 Aの3種類に変更した場合のイオン電
流分布を第7図に、膜厚分布およびプラズマ位置を第8
図に示す、第7図より見て、ソレノイドフィル7の調整
によりイオンの増減は可能である。ところが、第8図に
示すように、プラズマ位置の放射方向の移動量が大であ
り、この影響により膜厚分布に大きな差異が生じている
ことがわかる。
流分布を第7図に、膜厚分布およびプラズマ位置を第8
図に示す、第7図より見て、ソレノイドフィル7の調整
によりイオンの増減は可能である。ところが、第8図に
示すように、プラズマ位置の放射方向の移動量が大であ
り、この影響により膜厚分布に大きな差異が生じている
ことがわかる。
すなわち、第6図に示した従来のイオンアシストが行え
るマグネトロンスパッタ方法では、イオンの発生ならび
にイオンを基板8に加速してぶっつける(イオンアシス
ト)機能は有するが、イオン量j4−の増減調整の都度
、主プラズマ位置が移動する量が大であり、その結果、
膜厚分布が均一となる条件を調整しなければならない、
逆に言えば、膜厚分布が均一となる条件、例えば、基板
8とターゲット6間の距離、ガス圧力等を一定のままと
して、イオン量の増減を制御することはできない。
るマグネトロンスパッタ方法では、イオンの発生ならび
にイオンを基板8に加速してぶっつける(イオンアシス
ト)機能は有するが、イオン量j4−の増減調整の都度
、主プラズマ位置が移動する量が大であり、その結果、
膜厚分布が均一となる条件を調整しなければならない、
逆に言えば、膜厚分布が均一となる条件、例えば、基板
8とターゲット6間の距離、ガス圧力等を一定のままと
して、イオン量の増減を制御することはできない。
基板8をイオンでたたく場合、単位時間単位面積当りの
スパッタ粒子の数jmとイオンの数j+の比、すなわち
、イオンフラックス比j +/ j mならびにその加
速エネルギEの与え方によりイオンアシスト効果が異な
ってくる。例えば、イオンフラックス比j◆/j+を小
として運動エネルギEを大とした場合と、イオンフラッ
クス比j +/ j mを大として運動エネルギEを小
とした場合では、得られる膜の諸性質が異なってくる。
スパッタ粒子の数jmとイオンの数j+の比、すなわち
、イオンフラックス比j +/ j mならびにその加
速エネルギEの与え方によりイオンアシスト効果が異な
ってくる。例えば、イオンフラックス比j◆/j+を小
として運動エネルギEを大とした場合と、イオンフラッ
クス比j +/ j mを大として運動エネルギEを小
とした場合では、得られる膜の諸性質が異なってくる。
特に、薄膜の内部応力については、イオンエネルギEを
大とした場合には、膜の内部応力は圧縮応力側へのシフ
トが大である。
大とした場合には、膜の内部応力は圧縮応力側へのシフ
トが大である。
すなわち、多種多様の機能fi膜に対応できるためには
、イオンフラックス比j+/jmが大きい範囲で制御で
きなくてはならない。従来技術の共通ノ欠点ハ、イオン
のaj◆を調整すると、プラズマ位置が変化するため膜
厚分布が変化する欠点に加えて、スパッタ粒子の数j履
も変化してしまい、その結果、イオンフラックス比j+
/jmを増減する制御ができないところにある。
、イオンフラックス比j+/jmが大きい範囲で制御で
きなくてはならない。従来技術の共通ノ欠点ハ、イオン
のaj◆を調整すると、プラズマ位置が変化するため膜
厚分布が変化する欠点に加えて、スパッタ粒子の数j履
も変化してしまい、その結果、イオンフラックス比j+
/jmを増減する制御ができないところにある。
この原因は、第6図に示すものは、プラズマ14を形成
する磁極をソレノイドコイルにより直接調整しているか
らである。
する磁極をソレノイドコイルにより直接調整しているか
らである。
そこで、本発明は主プラズマi4の位置が移動しにくい
ようにし、かつ、イオン量j十が大となるようにして、
膜厚分布の変化を押さえ、かつ、イオンフラックス比j
◆/jtaの制御が行えるようにした。
ようにし、かつ、イオン量j十が大となるようにして、
膜厚分布の変化を押さえ、かつ、イオンフラックス比j
◆/jtaの制御が行えるようにした。
[課題を解決するための手段および作用]本発明は前記
欠点を改善したイオンアシスト式マグネトロンスパッタ
リング方法および装置に関するもので、マグネトロンス
パッタリングで形成されるプラズマ環の位置の移動を極
力押さえ、かつ、基板にイオンを導くようにしたもので
ある。
欠点を改善したイオンアシスト式マグネトロンスパッタ
リング方法および装置に関するもので、マグネトロンス
パッタリングで形成されるプラズマ環の位置の移動を極
力押さえ、かつ、基板にイオンを導くようにしたもので
ある。
したがって、膜厚分布に影響を与えることなく、目的に
応じたイオンフラックス比j +/ j rmとその運
動エネルギEを各々独立して制御可能とし、薄膜の組織
構造ならびに内部応力の調整を可能としたものである。
応じたイオンフラックス比j +/ j rmとその運
動エネルギEを各々独立して制御可能とし、薄膜の組織
構造ならびに内部応力の調整を可能としたものである。
そのために、本発明では、中央磁極と外周磁極を、その
飽和磁束が、外周磁極≧中央磁極となる永久磁石とし、
外周磁極の近傍にソレノイドコイルを配置し、ソレノイ
ドコイルに与える励磁電流によりイオンの肴を制御し、
プラズマと基板間に電位差を与えることにより、イオン
に与える運動エネルギを制御して成膜するようにしたイ
オンアシストスパッタリング方法を採用し、 また、そのための装置としては、中央磁極の外周に外周
磁極を設け、中央磁極と外周磁極をその飽和磁束が外周
磁極≧中央磁極となるような永久磁石とし、外周磁極の
近傍にソレノイドコイルを配置し、このソレノイドコイ
ルに与える励磁電流の値を制御しうる電流制御手段をソ
レノイドコイルに連結した装置を採用した。
飽和磁束が、外周磁極≧中央磁極となる永久磁石とし、
外周磁極の近傍にソレノイドコイルを配置し、ソレノイ
ドコイルに与える励磁電流によりイオンの肴を制御し、
プラズマと基板間に電位差を与えることにより、イオン
に与える運動エネルギを制御して成膜するようにしたイ
オンアシストスパッタリング方法を採用し、 また、そのための装置としては、中央磁極の外周に外周
磁極を設け、中央磁極と外周磁極をその飽和磁束が外周
磁極≧中央磁極となるような永久磁石とし、外周磁極の
近傍にソレノイドコイルを配置し、このソレノイドコイ
ルに与える励磁電流の値を制御しうる電流制御手段をソ
レノイドコイルに連結した装置を採用した。
すなわち1本発明の特徴は、環状の中央磁極とその外周
に配置される外周磁極をいずれも永久磁石とし、かつ、
外周磁極の飽和磁束を中央磁極より大となるようにし、
中央磁極から外周磁極へ向かう磁力線を全て外周磁極に
向かわせ、外周磁極の余分の磁力線を外周磁極の近傍に
配置したソレノイドコイルを外周磁極の極性が強まる方
向に励磁して、この余分の磁力線を基板に対して略垂直
方向となるようにして基板近傍へイオンを導き、基板に
バイアス電圧を与えることにより、このイオンを加速し
て基板にぶっつけることにより、イオンアシスト可能と
したものである。中央磁極は外周磁極の飽和磁束が小さ
いものであるならば中実でも良い。
に配置される外周磁極をいずれも永久磁石とし、かつ、
外周磁極の飽和磁束を中央磁極より大となるようにし、
中央磁極から外周磁極へ向かう磁力線を全て外周磁極に
向かわせ、外周磁極の余分の磁力線を外周磁極の近傍に
配置したソレノイドコイルを外周磁極の極性が強まる方
向に励磁して、この余分の磁力線を基板に対して略垂直
方向となるようにして基板近傍へイオンを導き、基板に
バイアス電圧を与えることにより、このイオンを加速し
て基板にぶっつけることにより、イオンアシスト可能と
したものである。中央磁極は外周磁極の飽和磁束が小さ
いものであるならば中実でも良い。
中央磁極および外周磁極の一方に軟磁性体を用いた場合
、ソレノイドコイルを励磁して飽和磁束のアンバランス
分の磁力線が軟磁性体より洩れ、磁力線のモードが変化
し、この結果プラズマの位置が定まらず移動しやすい、
これに対して、本発明では、中央磁極と外周磁極を共に
永久磁石としたのでソレノイドコイルを励磁しても、洩
れ磁界モードが一定であるため、軟磁性体製の磁極に比
較してプラズマ位置の移動が少なく膜厚分布のモード変
化に与える影響を少なくできる。
、ソレノイドコイルを励磁して飽和磁束のアンバランス
分の磁力線が軟磁性体より洩れ、磁力線のモードが変化
し、この結果プラズマの位置が定まらず移動しやすい、
これに対して、本発明では、中央磁極と外周磁極を共に
永久磁石としたのでソレノイドコイルを励磁しても、洩
れ磁界モードが一定であるため、軟磁性体製の磁極に比
較してプラズマ位置の移動が少なく膜厚分布のモード変
化に与える影響を少なくできる。
[実施例]
本発明のそれぞれ異なる実施例を第1図〜第3図に示す
。
。
第1図〜第3図において、lは永久磁石からなる中央磁
極、2は永久磁石からなる外周磁極、4は中央磁極lと
外周磁極2を磁気的に結合する軟磁性体からなるヨーク
、7は外周磁極の外周に配置した磁気バランスを調整し
てイオンの量を調節するためのソレノイドコイル、6は
ターゲット、8は基板、11は中央磁極lと外周磁極2
の間の磁気回路により形成されるトンネル状の磁力線の
模式図、12は基板8に対して略垂直方向へ向かう磁力
線の模式図、13はソレノイドコイル7の励磁方向を示
す模式図、14はトンネル状の磁力線11により閉じ込
められた環状のプラズマの断面模式図を示す。各磁極1
.2の飽和磁束を外周磁束〉中央磁極となるようにする
と、中央磁極1は外周磁極2からの磁力線11にて磁気
的に飽和し、トンネル磁界を形成してプラズマ14を閉
じ込める。この時、外周磁極2から余分の磁力線12が
基板8に対して略垂直方向に向かう、ソレノイドコイル
7を第1図〜第3図の矢印13方向へ励磁すると垂直成
分が増大し、矢印13と逆方向に励磁すると垂直成分が
少なくなり最終的には中央磁極lから外周磁極2に向か
う磁束が等しくなり、完全なマグネトロンとなる。すな
わち、ソレノイドコイル7の励磁電流の大きさと方向を
調整することにより、基板8へ導くイオンの量のコント
ロールが行える。基板8近傍のイオンにバイアス電圧等
の電界を与えることによりこのイオンは加速されて基板
8へぶつかる。電界の大きさを調整することにより基板
8にぶつかる運動エネルキを制御することができる。
極、2は永久磁石からなる外周磁極、4は中央磁極lと
外周磁極2を磁気的に結合する軟磁性体からなるヨーク
、7は外周磁極の外周に配置した磁気バランスを調整し
てイオンの量を調節するためのソレノイドコイル、6は
ターゲット、8は基板、11は中央磁極lと外周磁極2
の間の磁気回路により形成されるトンネル状の磁力線の
模式図、12は基板8に対して略垂直方向へ向かう磁力
線の模式図、13はソレノイドコイル7の励磁方向を示
す模式図、14はトンネル状の磁力線11により閉じ込
められた環状のプラズマの断面模式図を示す。各磁極1
.2の飽和磁束を外周磁束〉中央磁極となるようにする
と、中央磁極1は外周磁極2からの磁力線11にて磁気
的に飽和し、トンネル磁界を形成してプラズマ14を閉
じ込める。この時、外周磁極2から余分の磁力線12が
基板8に対して略垂直方向に向かう、ソレノイドコイル
7を第1図〜第3図の矢印13方向へ励磁すると垂直成
分が増大し、矢印13と逆方向に励磁すると垂直成分が
少なくなり最終的には中央磁極lから外周磁極2に向か
う磁束が等しくなり、完全なマグネトロンとなる。すな
わち、ソレノイドコイル7の励磁電流の大きさと方向を
調整することにより、基板8へ導くイオンの量のコント
ロールが行える。基板8近傍のイオンにバイアス電圧等
の電界を与えることによりこのイオンは加速されて基板
8へぶつかる。電界の大きさを調整することにより基板
8にぶつかる運動エネルキを制御することができる。
第1図および第2図の実施例では、中央磁極lを永久磁
石2のみ用いたが、中央磁極1の磁気容量が小さい場合
は、第3図に示すように、永久磁石からなる中央磁極l
の外周に補助のソレノイドコイル9を設けても良い、ま
た、第1図〜第3図に示す実施例では、中央磁極lの極
性をS極、外周磁極2の極性をN極とした場合を示した
が、これらの極性を全く逆にしても同様の効果を発揮で
きる。また、第1図と第2図の実施例では、各磁極1.
2の飽和磁束(磁気容量)をあらかじめ外周磁掩〉中央
磁極としてソレノイドコイル7により磁界を付加した場
合を示したが、あらかじめ飽和磁束を外周磁極=中央磁
極として、ソレノイドコイル7の励磁電流を大としても
同様の効果が得られるが、イオンアシストを行う場合、
ソレノイドコイル7で与えるべき電流が大となる欠点が
ある。
石2のみ用いたが、中央磁極1の磁気容量が小さい場合
は、第3図に示すように、永久磁石からなる中央磁極l
の外周に補助のソレノイドコイル9を設けても良い、ま
た、第1図〜第3図に示す実施例では、中央磁極lの極
性をS極、外周磁極2の極性をN極とした場合を示した
が、これらの極性を全く逆にしても同様の効果を発揮で
きる。また、第1図と第2図の実施例では、各磁極1.
2の飽和磁束(磁気容量)をあらかじめ外周磁掩〉中央
磁極としてソレノイドコイル7により磁界を付加した場
合を示したが、あらかじめ飽和磁束を外周磁極=中央磁
極として、ソレノイドコイル7の励磁電流を大としても
同様の効果が得られるが、イオンアシストを行う場合、
ソレノイドコイル7で与えるべき電流が大となる欠点が
ある。
第9図に第1図のものについてソレノイドコイル7の励
磁電流を変化させた場合の基板8上のイオン分布を、第
10図にプラズマ位置とそれに対応する膜厚分布を調べ
た結果を示す、主要条件は、ターゲット6として無酸素
銅を用い、基板8とターゲット6間の距離を60mm、
外周磁極2の外径をφ160mm、基板8の径をφf2
0mm、ガス圧力を2mTorr、放電電流をDCo、
5AX 1 winであり、ソレノイドコイル7の電流
を■−4A、■OA、■+4Aの3種変更した場合を示
す。
磁電流を変化させた場合の基板8上のイオン分布を、第
10図にプラズマ位置とそれに対応する膜厚分布を調べ
た結果を示す、主要条件は、ターゲット6として無酸素
銅を用い、基板8とターゲット6間の距離を60mm、
外周磁極2の外径をφ160mm、基板8の径をφf2
0mm、ガス圧力を2mTorr、放電電流をDCo、
5AX 1 winであり、ソレノイドコイル7の電流
を■−4A、■OA、■+4Aの3種変更した場合を示
す。
第9図と第10図の結果を、従来の第7図と第8図と比
較すると、プラズマ14のターゲット中心から放射方向
へ向かう移動が少なく、かつ、イオン量の調整幅が大き
くとれることが判る。
較すると、プラズマ14のターゲット中心から放射方向
へ向かう移動が少なく、かつ、イオン量の調整幅が大き
くとれることが判る。
[発明の効果]
本発明においては、中央磁極と外周磁極を強力な永久磁
石とし、かつ、飽和磁束が外周磁極≧中央磁極となるよ
うに設計し、外周磁極の近傍にソレノイドコイルを設け
、これに与える励磁電流の大きさと方向により基板へ導
くイオン量を制御し、基板へこのイオンを加速するため
の電源を設け、電圧を調整することにより、イオンの運
動エネルギを制御してやることにより、他のイオン発生
源を用いることなく、マグネトロンスパッタリング自身
にて発生するプラズマ中のイオンを基板にぶっつけなが
ら底膜することができる。このイオンアシストスパッタ
リング方法により膜の組織構造や内部応力を調整するこ
とができる。
石とし、かつ、飽和磁束が外周磁極≧中央磁極となるよ
うに設計し、外周磁極の近傍にソレノイドコイルを設け
、これに与える励磁電流の大きさと方向により基板へ導
くイオン量を制御し、基板へこのイオンを加速するため
の電源を設け、電圧を調整することにより、イオンの運
動エネルギを制御してやることにより、他のイオン発生
源を用いることなく、マグネトロンスパッタリング自身
にて発生するプラズマ中のイオンを基板にぶっつけなが
ら底膜することができる。このイオンアシストスパッタ
リング方法により膜の組織構造や内部応力を調整するこ
とができる。
第1図〜第3図は本発明のそれぞれ異なる実施例を説明
するための電極構成図、第4図〜第6図は本発明に類し
たそれぞれ異なる従来例を説明するための電極構成図、
第7図は第6図に示すものにおけるイオン電流分布状態
を示す線図、第8図は第6図に示すものにおける膜厚分
布状態とプラズマ位置を示す線図、第9図は第1図に示
すものにおけるイオン電流分布状態を示す線図、第10
図は第1図に示すものにおける膜厚分布状態とプラズマ
位置を示す線図である。 1・・・・・・中央磁極、 2・・・・・・外周磁極
、4・・・・・・磁性体ヨーク、6・・・・・・ターゲ
ット、7.17・・・ソレノイ ドコイル、 8・・・・・・基板、 11.12・・・磁力線模式線、 13・・・・・・励磁方向、 14・・・・・・プラズマ。
するための電極構成図、第4図〜第6図は本発明に類し
たそれぞれ異なる従来例を説明するための電極構成図、
第7図は第6図に示すものにおけるイオン電流分布状態
を示す線図、第8図は第6図に示すものにおける膜厚分
布状態とプラズマ位置を示す線図、第9図は第1図に示
すものにおけるイオン電流分布状態を示す線図、第10
図は第1図に示すものにおける膜厚分布状態とプラズマ
位置を示す線図である。 1・・・・・・中央磁極、 2・・・・・・外周磁極
、4・・・・・・磁性体ヨーク、6・・・・・・ターゲ
ット、7.17・・・ソレノイ ドコイル、 8・・・・・・基板、 11.12・・・磁力線模式線、 13・・・・・・励磁方向、 14・・・・・・プラズマ。
Claims (2)
- (1)中央磁極と外周磁極を、その飽和磁束が、外周磁
極≧中央磁極となる永久磁石とし、外周磁極の近傍にソ
レノイドコイルを配置し、ソレノイドコイルに与える励
磁電流によりイオンの量を制御し、プラズマと基板間に
電位差を与えることにより、イオンに与える運動エネル
ギを制御して成膜するようにしたイオンアシストスパッ
タリング方法。 - (2)中央磁極の外周に外周磁極を設け、中央磁極と外
周磁極をその飽和磁束が外周磁極≧中央磁極となるよう
な永久磁石とし、外周磁極の近傍にソレノイドコイルを
配置し、このソレノイドコイルに与える励磁電流の値を
制御しうる電流制御手段をソレノイドコイルに連結した
イオンアシストスパッタリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19391989A JPH0361365A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | イオンアシストスパッタリング方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19391989A JPH0361365A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | イオンアシストスパッタリング方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0361365A true JPH0361365A (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=16315923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19391989A Pending JPH0361365A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | イオンアシストスパッタリング方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0361365A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001140070A (ja) * | 1999-08-12 | 2001-05-22 | Applied Materials Inc | イオン化金属堆積用の高密度プラズマ源 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS634062A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-09 | Hitachi Ltd | バイアススパツタ装置 |
| JPS63213667A (ja) * | 1987-03-02 | 1988-09-06 | Hitachi Ltd | マグネトロン方式のバイアススパツタ装置 |
| JPS63262462A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-28 | Ube Ind Ltd | プラズマ制御マグネトロンスパツタリング装置及び方法 |
| JPS6455379A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-02 | Canon Kk | Deposited film forming device by bias sputtering |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP19391989A patent/JPH0361365A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS634062A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-09 | Hitachi Ltd | バイアススパツタ装置 |
| JPS63213667A (ja) * | 1987-03-02 | 1988-09-06 | Hitachi Ltd | マグネトロン方式のバイアススパツタ装置 |
| JPS63262462A (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-28 | Ube Ind Ltd | プラズマ制御マグネトロンスパツタリング装置及び方法 |
| JPS6455379A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-02 | Canon Kk | Deposited film forming device by bias sputtering |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001140070A (ja) * | 1999-08-12 | 2001-05-22 | Applied Materials Inc | イオン化金属堆積用の高密度プラズマ源 |
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