JPH036147B2 - - Google Patents

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JPH036147B2
JPH036147B2 JP56500649A JP50064981A JPH036147B2 JP H036147 B2 JPH036147 B2 JP H036147B2 JP 56500649 A JP56500649 A JP 56500649A JP 50064981 A JP50064981 A JP 50064981A JP H036147 B2 JPH036147 B2 JP H036147B2
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JP
Japan
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prostacyclin
ether
fluoro
methyl
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JP56500649A
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JPS57500193A (ja
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Herumuuto Fuoaburyutsugen
Berunto Raadeyuhieru
Uerunaa Sukubara
Geruda Mannesuman
Yoruge Kazarusuusutentsueru
Etsukeharuto Shiringaa
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Bayer Pharma AG
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Schering AG
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Publication date
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Publication of JPH036147B2 publication Critical patent/JPH036147B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/77Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D307/93Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with a ring other than six-membered
    • C07D307/935Not further condensed cyclopenta [b] furans or hydrogenated cyclopenta [b] furans
    • C07D307/937Not further condensed cyclopenta [b] furans or hydrogenated cyclopenta [b] furans with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached in position 2, e.g. prostacyclins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages

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  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)

Description

請求の範囲 1 一般式: [式中 R1はR3が水素か又はC−原子1〜10個を有す
るアルキルであつてよい基OR3を表わすか又は
R4がC−原子1〜4個を有するアルカノイル基
又はC−原子1〜4個を有するアルカンスルホニ
ル基である基NHR4を表わし、 BはC−原子3個を有する直鎖状のアルキル基
を表わし、 Aは−CH2−CH2−,シス−CH=CH−又はト
ランス−CH=CH−基を表わし、 Wは
【式】基又は
【式】基を表わし、 その際にRは水素又はC−原子1〜4個を有する
アルカノイルを表わしていてよく、その際に遊離
か又は置換されたOH−基はα−位か又はβ−位
であつてよく、 R2はC−原子5〜6個を有する飽和の直鎖状
のアルキル基又はフエニル基を表わし、 R5はヒドロキシ基又はC−原子1〜4個を有
するアルカノイルオキシ基を表わし、 R6は水素、弗素又はC−原子1〜4個を有す
るアルキルを表わす]のプロスタシクリン誘導体
及びR3が水素を表わす場合には生理学的に認容
な塩基とのその塩。 2 5−シアノ−16−フルオル−プロスタシクリ
ン−メチルエステル−11,15−ジアセテートであ
る請求の範囲第1項記載の化合物。 3 5−シアノ−16−フルオル−プロスタシクリ
ン−メチルエステルである請求の範囲第1項記載
の化合物。 4 5−シアノ−16−フルオル−プロスタシクリ
ンである請求の範囲第1項記載の化合物。 5 5−シアノ−16−フルオル−20−メチル−プ
ロスタシクリン−メチルエステル−11,15−ジア
セテートである請求の範囲第1項記載の化合物。 6 5−シアノ−16−フルオル−20−メチル−プ
ロスタシクリン−メチルエステルである請求の範
囲第1項記載の化合物。 7 5−シアノ−16−フルオル−20−メチル−プ
ロスタシクリンである請求の範囲第1項記載の化
合物。 8 5−シアノ−16−フルオル−15−メチル−プ
ロスタシクリンである請求の範囲第1項記載の化
合物。 9 5−シアノ−16−フルオル−16−メチル−プ
ロスタシクリンである請求の範囲第1項記載の化
合物。 10 5−シアノ−16−フルオル−N−メチルス
ルホニル−プロスタシクリン−カルボキサミドで
ある請求の範囲第1項記載の化合物。 11 5−シアノ−16−フルオル−20メチル−N
−アセチル−プロスタシクリン−カルボキサミド
である請求の範囲第1項記載の化合物。 12 5−シアノ−16,16−ジフルオル−プロス
タシクリンである請求の範囲第1項記載の化合
物。 13 一般式: [式中 R1はR3が水素か又はC−原子1〜10個を有す
るアルキルであつてよい基OR3を表わすか又は
R4がC−原子1〜4個を有するアルカノイル基
又はC−原子1〜4個を有するアルカンスルホニ
ル基である基NHR4を表わし、 BはC−原子3個を有する直鎖状のアルキル基
を表わし、 Aは−CH2−CH2−,シス−CH=CH−又はト
ランス−CH=CH−基を表わし、 Wは
【式】基又は
【式】基を表わし、 その際にRは水素又はC−原子1〜4個を有する
アルカノイルを表わしていてよく、その際に遊離
か又は置換されたOH−基はα−位か又はβ−位
であつてよく、 R2はC−原子5〜6個を有する飽和の直鎖状
のアルキル基又はフエニル基を表わし、 R5はヒドロキシ基又はC−原子1〜4個を有
するアルカノイルオキシ基を表わし、 R6は水素、弗素又はC−原子1〜4個を有す
るアルキルを表わす]のプロスタシクリン誘導体
及びR3が水素を表わす場合には生理学的に認容
な塩基とのその塩を製造する方法において、自体
公知の方法で一般式: [式中R1,R2,R5,R6,A,B及びWは前記
のもを表わす]の化合物を、存在する遊離ヒドロ
キシ基を保護せずに又は保護した後で一般式: R7SO2NCO () [式中R7はC−原子1〜4個を有するアルキ
ルにより置換されていてもよいフエニル環、ハロ
ゲン化アルキル又はハロゲンを表わす]のスルホ
ニルイソシアネート、次いで第三アミン又は第三
アミドと反応させ、次いで得られた方法生成物に
おいて保護されているヒドロキシ基を遊離させか
つ/又は遊離ヒドロキシ基をエステル化し、エス
テル化されたカルボキシル基をけん化し又はカル
ボキシル基をエステル化し、カルボキシ基を一般
式: O=C=N−R4 () [式中R4は前記のものを表わす]の化合物と
反応させ又はカルボキシル基を生理学的に認容な
塩基により塩に変換することを特徴とするプロス
タシクリン誘導体の製法。 明細書 本発明は、新規プロスタシクリン誘導体、それ
らの製法並びに医薬としてのそれらの使用に関す
る。 血小板凝固の主要要因の1つであるプロスタシ
クリン(PGI2)は種々の血管に対して拡張作用
を行ない(“Science”、196巻、1072頁)、それ故
血圧降下用薬剤と見なされる。しかしPGI2は医
薬に必要な安定性を有していない。従つて、
PGI2の半減期は生理PH値及び室温で僅か数分間
である。エノールエーテル二重結合へニトリル基
を導入することによりプロスタシクリンは安定化
され、その際にその薬理学的作用スペクトルは得
られかつ作用時間は著しく長くなる(西ドイツ国
特許公開第2753244号明細書)。16−位に弗素を付
加的に導入することにより作用時間及び選択性は
更に高められる。 本発明による化合物は血圧降下作用及び気管支
拡張作用を有する。更に、本化合物は血小板凝固
の阻止及び胃酸分泌の抑制に好適である。 本発明は一般式: [式中 R1はR3が水素か又はC−原子1〜10個を有す
るアルキルであつてよい基OR3を表わすか又は
R4がC−原子1〜4個を有するアルカノイル基
又はC−原子1〜4個を有するアルカンスルホニ
ル基である基NHR4を表わし、 BはC−原子3個を有する直鎖状のアルキル基
を表わし、 Aは−CH2−CH2−,シス−CH=CH−又はト
ランス−CH=CH−基を表わし、 Wは
【式】基又は
【式】基を表わし、 その際にRは水素又はC−原子1〜4個を有する
アルカノイルを表わしていてよく、その際に遊離
か又は置換されたOH−基はα−位か又はβ−位
であつてよく、 R2はC−原子5〜6個を有する飽和の直鎖状
のアルキル基又はフエニル基を表わし、 R5はヒドロキシ基又はC−原子1〜4個を有
するアルカノイルオキシ基を表わし、 R6は水素、弗素又はC−原子1〜4個を有す
るアルキルを表わす]のプロスタシクリン誘導体
及びR3が水素を表わす場合には生理学的に認容
な塩基とのその塩に関する。 アルキル基R3としては、例えばメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチ
ル、ペンチル、ネオペンチル、ヘプチル、ヘキシ
ル、デシルのようなC−原子1〜10個を有する直
鎖状又は分枝鎖状のアルキル基が当該する。優れ
ているアルキル基R3としては、例えばメチル、
エチル、プロピル、イソブチル、ブチルのような
C−原子1〜4個を有するものが挙げられる。 C−原子1〜4個を有するアルカノイル基R4
としては生理学的に認容な酸残基が当該し、これ
は次のカルボン酸から誘導される。:蟻酸、酢酸、
プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、例えば、C−原
子1〜4個を有するアルカンスルホニル基R4
メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、イソプロ
パンスルホン酸、ブタンスルホン酸から誘導され
る。 殊に、R5及びW中のC−原子1〜4個を有す
るアルカノイル基としてはアセチル、プロピオニ
ル及びブチリルが挙げられる。C−原子5〜6個
を有する直鎖状の飽和アルキル基であるR2とし
ては、例えば、ペンチル及びヘキシルが挙げられ
る。アルキル基R6としてはC−原子1〜4個を
有する直鎖状及び分枝鎖状の飽和アルキル基が該
当する。殊に、メチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチルが
挙げられる。 造塩には、生理学的に認容な塩の形成に関して
当業者に公知であるような無機及び有機の塩基が
好適である。例えば水酸化ナトリウム及び水酸化
カリウムのようなアルカリ水酸化物、水酸化カル
シウムのようなアルカリ土類水酸化物、アンモニ
ア、エタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、N−メチルグルカミン、モ
ルホリン、トリス−(ヒドロキシメチル)−メチル
アミン等のようなアミンが挙げられる。 更に、本発明は一般式を有する本発明による
プロスタシクリン誘導体の製法に関し、これは、
自体公知の方法で一般式: 〔式中R1,R2,R5,R6,A,B及びWは前記
のものを表わす〕の化合物を、場合により、存在
する遊離ヒドロキシ基を保護した後で一般式: R7SO2NCO () 〔式中R7は場合によりC−原子1〜4個を有
するアルキルにより置換されているフエニル基、
ハロゲン化アルキル又はハロゲンを表わす〕のス
ルホニルイソシアネートと、次いで第三アミン又
は第三アミドと反応させることを特徴とする。 次いで場合により、得られた方法生成物におい
て任意の順序で、保護されているヒドロキシ基を
遊離させかつ/又は遊離ヒドロキシ基をエステル
化、エーテル化又は酸化しかつ得られたカルボニ
ル基をハロゲン化メチルマグネシウムと反応さ
せ、エステル化されたカルボニル基をけん化し又
はカルボニル基をエステル化し、カルボキシ基を
一般式: O=C=N−R4 () 〔式R4は前記のものを表わす〕の化合物と反
応させ又はカルボキシル基を生理学的に認容な塩
基により塩に変換する。 エノールエーテルの一般式を有する化合物
への変換は、同じ反応容器中で順序に式のスル
ホニルイソシアネートを用いかつ第三アミンを用
いて不活性溶剤、殊にテトラヒドロフラン、ジオ
キサン、ジエチルエーテル、トルエン中でもしく
は第三アミドを用いて有利には溶剤を使わずに行
なう。一般式のスルホニルイソシアネートでは
ベンゼンスルホニルイソシアネート、p−トルエ
ンスルホニルイソシアネート並びにハロゲンが弗
素、塩素及び臭素であるハロゲンスルホニルイソ
シアネートが挙げられる。式の化合物との反応
に特に優れているのはクロルスルホニルイソシア
ネートである。 式のスルホニルイソシアネートとの反応は温
度30〜−100℃、殊に−70〜0℃で行なう。第三
アミン又は第三アミドとの反応は温度−100〜30
℃、殊に−70〜30℃で行なう。例えば、第三アミ
ンとしてはトリエチルアミン、トリメチルアミ
ン、ジエチルイソプロピルアミン、ジメチルイソ
プロピルアミン、DBN,DBU等が該当する。 有利に、第三アミンとしてはジメチルホルムア
ミドが該当する。 プロスタシクリンエステルのけん化は当業者に
公知の方法により、例えば塩基性触媒を用いて行
なう。 R1に関しては、R3がC−原子1〜10個を有す
るアルキル基を表わすエステル基−OR3の導入は
当業者に公知の方法により行なう。例えば、カル
ボキシ化合物をジアゾ炭化水素と自体公知の方法
で反応させる。例えばジアゾ炭化水素によるエス
テル化は、不活性溶剤、殊にジエチルエーテル中
のジアゾ炭化水素の溶液に同じか又は異なる不活
性溶剤、例えば塩化メチレン中のカルボキシ化合
物を混合すことにより行なう。反応が1〜30分間
で終結後、溶剤を除去しかつエステルを常法で精
製する。ジアゾアルカンは公知であるか又は公知
方法により製造することができる〔“Org.
Reactions” 第8巻、389〜394頁(1954年)〕。 R1がヒドロキシ基である一般式のプロスタ
シクリン誘導体を適当量の相応する無機塩基を用
いて中和下に塩に変換することができる。例え
ば、相応する酸を化学量論的量の塩基を含有する
水中に溶解する際に水を蒸発除去した後で又は水
と混合可能な溶剤、例えばアルコール又はアセト
ンを添加した後で固体の無機塩が得られる。 常法で行なうアミン塩の製造では酸を例えば好
適な溶剤、例えばエタノール、アセトン、ジエチ
ルエーテル又はベンゼン中に溶解しかつ少なくと
も化学量論的量のアミンをその溶液に添加する。
その際に一般に塩は固体を形で生じるか又は溶剤
の蒸発後に常法で単離する。 アシル保護基の導入は、一般式の化合物を自
体公知の方法で例えば酸塩化物、酸無水物等のよ
うなカルボン酸誘導体と反応させることにより行
なう。 官能的に変換されているOH−基の一般式の
化合物への遊離は公知方法で行なう。 例えば、アシル基のけん化はアルコール又はア
ルコールの水溶液中のアルカリ又はアルカリ土類
の炭酸塩もしくはそれらの水酸化物を用いて行な
う。アルコールとしては例えばメタノール、エタ
ノール、ブタノール等、殊にメタノールような脂
肪族アルコールが該当する。アルカリ炭酸塩及び
アルカリ水酸化物としては、カリウム塩及びナト
リウム塩が挙げられるが、有利にはカリウム塩で
ある。例えばアルカリ土類炭酸塩及びアルカリ土
類水酸化物としては炭酸カルシウム、水酸化カル
シウム及び炭酸バリウムが好適である。反応は−
10〜70℃、殊に25℃で行なう。 R3が水素原子である一般式の化合物と一般
式のイソシアネートとの反応は、場合により例
えばトリエチルアミンのような第三アミン又はピ
リジンの添加下に行なう。該反応は溶剤を使わず
に又は不活性溶剤、殊にアセトニトリル、テトラ
ヒドロフラン、アセトン、ジメチルアセトアミ
ド、塩化メチレン、ジエチルエーテル、ベンゼ
ン、トルエン、ジメチルスルホキシド中で室温を
上回るか又は下回る温度、例えば−80〜100℃、
殊に0〜30℃で実施することができる。 出発物質がプロスタン残基中にOH−基を含有
する場合、このOH−基も反応する。最終的に、
遊離ヒドロキシル基をプロスタン残基中に含有す
る最終生成物が望ましい場合には、OH−基が殊
に容易に脱離可能なエーテル基又はアシル基によ
り中間的に保護されている出発物質から出発する
と有利である。 15−OH−基の二酸化マンガンよる酸化は“リ
アゲンツ・フオ・オルガーニツク・シンシシス”
(Fieser and Fieser共著、“Reagents for
organic Synthesis”、Vol.1、637頁、J.Wiley出
版、ニユーヨーク在、1967年)に記載されてい
る。次のハロゲン化メチルマグネシウムによるグ
リニヤール反応は当業者に公知の方法により行な
う。 例えば出発物質として有用な一般式の化合物
は、自体公知の方法で一般式: の公知のプロスタグランジンF誘導体をアルカリ
水素炭酸塩又はアルカリ炭酸塩の存在において沃
素と反応させて一般式: の化合物に変換させることにより製造することが
できる。前記の式及びにおいてR1,R2,R5
R6,A,B及びWは前記のものを表わす。 次いで、場合により遊離ヒドロキシ基をエステ
ル化又はシリル化により保護することができる。
一般式を有する最終生成物におけるA又はR1
に関する所望の意味に応じて、場合により中の
二重結合を水素化するか又は場合によりカルボキ
シ基をエステル化するか又はカルボキシ基を一般
式の化合物と反応させる。 シリルエーテル保護基の脱離は例えば弗化テト
ラブチルアンモニウムで行なう。例えば、溶剤と
してはテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、
ジオキサン、塩化メチレン等が好適である。殊
に、脱離は温度0〜80℃で実施する。 例えば、一般式を有する化合物の一般式を
有する化合物への変換はベンゼン、トルエン、テ
トラヒドロフラン等のような不活性溶剤中の1,
5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノネン−5(DBN)
又は1,5−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデセ
ン−5−(DBU)を用いてもしくはメタノール中
のナトリウムメチラートを用いて行なうことがで
きる。ハロゲン化水素脱離は温度0〜120℃、殊
に20〜60℃で実施する。 一般式の新規プロスタシクリン誘導体は、同
様の作用スペクトルで相応するプロスタグランジ
ンに比べてより良好な特異性及び就中著しく長時
間作用により優れているので有用な薬剤である。
PGE,PGA及びPGIに比べて新規プロスタグラ
ンジンはより大きな安定性により優れている。新
規プロスタグランジンの良好な組織特異性は例え
ばモルモツト回腸又はモルモツト子宮のような平
滑筋器官の検査で明らかであり、天然プロスタグ
ラレジンを投与する場合よりも著しく低い刺激が
認められる。 新規プロスタグランジン類縁体はプロスタグラ
ンジンに異型的な薬理学的性質、例えば血圧の降
下、血小板凝固の阻止、胃酸分泌の抑制、気管支
拡張性等を有する。前記の作用を明らかにするた
めに本発明で特許請求した化合物を用量範囲5〜
5000μg/Kg/日で投与する。 一般式の新規プロスタシクリン誘導体は
PGI2に比べて高い安定性を有する。インドメタ
シン誘発性潰瘍形成で比較可能な潰瘍抑制では新
規化合物は血圧及び血小板凝固に対してPGI2
りも低い作用を有する。 用量10〜150μg/Kg(体重)で覚醒高血圧ラ
ツトに静脈内注射する際に本発明による化合物
は、この用量でPGE2のように下痢を起すことな
く又はPGA2のように心臓の不整脈を起すことな
く、PGE2及びPGA2よりも強力な血圧降下作用
を示す。 麻酔処理した家兎に静脈内注射する際に、本発
明による化合物はPGE2及びPGA2に比較して強
力なかつ著しく長時間持続する血圧降下を呈し、
その際に他の平滑筋器官又は器官機能に作用を及
ぼさない。 胃酸分泌抑制、胃の細胞保護作用及び堕胎作用
について本発明による化合物と技術水準による化
合物を用いて薬理試験を行つた。その結果を以下
に記載する:
【表】 喘息治療にはアエロゾール調剤を作用した。 腸管外投与には滅菌した注射可能な水性又は油
性の溶液を使用する。 経口投与には例えば錠剤、糖衣錠又はカプセル
剤が好適である。 それ故、本発明は一般式の及び常用の助剤並
びに賦形剤をベースとする医薬にも関する。 本発明による作用物質をガーレン式調剤におい
て公知でありかつ常用の助剤と組合せて例えば降
圧剤及び喘息剤の製造に使用する。 例 1 5−シアノ−16−フルオル−プロスタシクリ
ン−メチルエステル−11,15−ジアセテート エーテル5ml中の16−フルオル−プロスタシク
リン−メチルエステル−11,15−ジアセテート
773mgの溶液にアルゴン下−70℃でエーテル5ml
中に溶解したクロルスルホニルイソシアネート
262mgを滴加する。15分後に、ジメチルホルムア
ミド6mlを加えかつ20゜で2時間撹拌する。次い
で、氷冷の5%−炭酸水素ナトリウム溶液100ml
で稀釈しかつ1回当り100mlのエーテルで3回抽
出する。有機相をブライン30mlで振盪し、硫酸マ
グネシウム上で乾燥させかつ真空中で蒸発濃縮す
る。精製するために珪酸ゲルカラムでクロマトグ
ラフイ処理し、その際にヘキサン/エーテル−混
合液で溶離する。その際に表題化合物430mgが油
状物として得られる。 IR:2955,2858,2200,1730,1650,1280,
970/cm 表題化合物の出発物質は次のように製造する: 1a 5,6−ジヒドロ−16−フルオル−5−ヨ
ード−プロスタシクリン−メチルエステル 16−フルオル−プロスタグランジン−F2α−メ
チルエステル(西ドイツ国特許公開第2320368号
明細書により製造)2g、炭酸水素ナトリウム
5.3g、エーテル50ml及び水90mlから成る混合物
に2.5%のエーテル性沃素溶液65mlを0℃で撹拌
下に3時間で加える。0℃で22時間撹拌し、エー
テル250mlで稀釈し、チオ硫酸ナトリウム溶液及
びブラインと振盪し、硫酸マグネシウム上で乾燥
させかつ真空中で蒸発濃縮する。表題化合物2.5
gが油状物として得られる。 IR:3600,3420(広幅),2955,1730,972/cm 1b 5,6−ジヒドロ−16−フルオル−5−ヨ
ード−プロスタシクリン−メチルエステル−
11,15−ジアセテート 例1aにより製造した化合物2.5gをピリジン10
ml及び無水酢酸5mlで溶解し、20℃で18時間放置
し、真空中で蒸発濃縮し、トルエン5mlを加え、
再度蒸発濃縮し、表題化合物3.1gを油状物とし
て取得する。 IR:2955,1735,1260,974/cm 1c 16−フルオル−プロスタシクリン−メチルエ
ステル−11,15−ジアセテート 例1bにより製造した化合物1.20gをベンゼン12
ml中に溶解し、1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕
ノン−5−エン6mlを加えかつアルゴン下に24時
間50℃に加熱する。冷却し、エーテル400mlで稀
釈し、1回当り15mlの氷水で3回振盪し、硫酸ナ
トリウム上で乾燥させかつ真空中25℃で蒸発濃縮
する。珪酸ゲルプレートの薄層クロマトグラム
(展開剤:エーテル)は主要スポツト(RF値0.62)
及び僅かな極性不純物(RF値0.45)を示す。収
量:1.02g。この製剤を更に精製せずに使用す
る。 例 2 5−シアノ−16−フルオル−プロスタシクリ
ン−メチルエステル 5−シアノ−16−フルオル−プロスタシクリン
−メチルエステル−11,15−ジアセテート(例1
により製造)400mg、炭酸カリウム240mg及びメタ
ノール15mlをアルゴン下に25℃で3時間撹拌す
る。次いで、エーテル200mlで稀釈し、1回当り
20mlの水で3回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥
させかつ真空中で蒸発濃縮する。表題化合物290
mgが油状物として得られる。 IR:3600,3420,2950,2862,2205,1735,
1650,974/cm 例 3 5−シアノ−16−フルオル−プロスタシクリン メタノール10ml中の5−シアノ−16−フルオル
−プロスタシクリン−メチルエステル(例2参
照)120mgの溶液に1N−カセイソーダ1mlを添加
し、25℃で2時間撹拌し、真空中で蒸発濃縮し、
ブライン20ml及びクエン酸塩緩衝剤(PH6.5)10
mlを加えかつ1回当り25mlの塩化メチレンで4回
抽出する。有機相をブライン10mlで振盪し、硫酸
マグネシウム上で乾燥させかつ真空中25℃で蒸発
濃縮する。表題化合物100mgが油状物として得ら
れる。展開剤塩化メチレン/メタノール(8+
2)を用いる珪酸ゲルプレートの薄層クロマトグ
ラムによりRF値0.42のスポツトだけが認められ
る。 IR:3602,3420,2948,2858,2205,1710,
1650,976/cm 例 4 5−シアノ−16−フルオル−20−メチル−プ
ロスタシクリン−メチルエステル−11,15−ジ
アセテート 16−フルオル−20−メチル−プロスタシクリン
−メチルエステル−11,15−ジアセテート485mg
をエーテル4ml中に溶解しかつアルゴン下に−70
℃でエーテル3ml中のクロルスルホニルイソシア
ネート169mgの溶液を滴加し、10分間撹拌し、ジ
メチルホルムアミド3mlを加えかつ20℃で2時間
撹拌する。次いで、氷冷の炭酸水素ナトリウム溶
液(5%)60mlで稀釈し、1回当り75mlのエーテ
ルで3回抽出し、有機相をブライン20mlで洗い、
硫酸マグネシウム上で乾燥させかつ真空中で蒸発
濃縮する。珪酸ゲルでクロマトグラフイ処理する
ことにより精製し、ヘキサン/エーテル(2:
1)で油状の表題化合物300mgが単離する。 IR:2950,2860,2205,1730,1650,1265,
972/cm 表題化合物の出発物質は次のように製造する: 4a 5,6−ジヒドロ−16−フルオル−5−ヨ
ード−20−メチル−プロスタシクリン−メチル
エステル 16−フルオル−20−メチル−プロスタグランジ
ン−メチルエステル(西ドイツ国特許公開第
2320368号明細書により製造)1.5gをエーテル35
ml中に溶解し、水70ml及び炭酸水素ナトリウム4
gを加えかつ撹拌下に0゜で2時間で2.5%−エー
テル性沃素溶液48mlを滴加する。更に20時間0゜で
撹拌し、エーテル200mlで稀釈し、順序にチオ硫
酸ナトリウム溶液及びブラインで振盪し、硫酸マ
グネシウム上で乾燥させかつ真空中で蒸発濃縮す
る。表題化合物1.95gが油状物として得られる。 IR:3605,3400(広幅),2956,1735,975/cm 4b 5,6−ジヒドロ−16−フルオル−5−ヨ
ード−20−メチル−プロスタシクリン−メチル
エステル−11,15−ジアセテート 例1bと同様に行ない、例4aにより製造したジ
オール1.90gから粗製ジアセテート2.35gが得ら
れ、これを珪酸ゲルでクロマトグラフイ処理する
ことにより精製する。ヘキサン/酢酸エステル
(1:1)で溶離することにより純粋な表題化合
物2.05gが油状物として得られる。 IR:2952,1735,1275,978/cm 4c 16−フルオル−20−メチル−プロスタシクリ
ン−メチルエステル−11,15−ジアセテート ベンゼン15ml及び1,5−ジアザビシクロ
〔4.3.0〕ノン−5−エン8ml中の例4bにより製造
したジアセテート1.5gの溶液をアルゴン下55゜に
18時間加熱する。次いで、0゜に冷却し、エーテル
500mlで稀釈し、少量の氷水で数回振出させ、硫
酸ナトリウム上で乾燥させかつ真空中25゜で蒸発
濃縮する。表題化合物1.2gが油状物として得ら
れ、これを更に精製せずにニトリル基の導入に使
用する。 例 5 5−シアノ−16−フルオル−20−メチル−プ
ロスタシクリン−メチルエステル メタノール8ml中に溶解した5−シアノ−16−
フルオル−20−メチル−プロスタシクリン−メチ
ルエステル−11,15−ジアセテート200mgを炭酸
カリウム200mgと共に20〜25℃で3時間撹拌する。
次いで、エーテル150mlで稀釈し、1回当り15ml
の水で3回振盪し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ
かつ真空中で蒸発濃縮する。表題化合物140mgが
油状物として得られる。 IR:3600,3410,2962,2860,2205,1735,
1652,976/cm 例 6 5−シアノ−16−フルオル−20−メチル−プ
ロスタシクリン 5−シアノ−16−フルオル−20−メチル−プロ
スタシクリン−メチルエステル(例5により製
造)100mgをメタノール5ml中に溶かし、1N−カ
セイソーダ1mlを加えかつアルゴン下に25゜で2
時間撹拌する。次いで、真空中で蒸発濃縮し、残
渣をブライン20ml中に溶解し、クエン酸緩衝剤
(PH6.5)10mlを加え、数回塩化メチレンで抽出
し、有機相を少量のブラインで1回洗い、硫酸マ
グネシウム上で乾燥させかつ真空中で蒸発濃縮す
る。表題化合物85mgが油状物として得られる。 IR:3600,3420,2954,2860,2202,1708,
1650,978/cm 珪酸ゲルプレートを用いるこの物質の薄層クロ
マトグラムは展開剤として塩化メチレン/メタノ
ール(8+2)を用いると1つのスポツトを示す
に過ぎない、RF値0.47。 例 7 5−シアノ−16−フルオル−15−メチル−プ
ロスタシクリン エーテル5ml及びテトラヒドロフラン5mlから
の混合液中の5−シアノ−15−デヒドロ−16−フ
ルオル−プロスタシクリン−メチルエステル200
mgの溶液にアルゴン下−100゜で1モル−エーテル
性臭化メチルマグネシウム溶液1.5mlを20分間で
加える。−70゜で更に20分後に、氷塊を加え、0゜に
加温し、クエン酸塩緩衝液(PH6)を加えかつ数
回塩化メチレンで抽出する。合した抽出物を少量
のブラインで洗いかつ真空中で蒸発濃縮する。残
渣をメタノール5ml中に溶解し、1N−カセイソ
ーダ1mlを加え、20゜で2時間撹拌しかつ真空中
で蒸発濃縮する。次いで、クエン酸塩緩衝剤(PH
6)で稀釈し、塩化メチレンで抽出し、抽出物を
ブラインで洗い、硫酸マグネシウム上で乾燥させ
かつ真空中で蒸発濃縮する。残渣を珪酸ゲルでク
ロマトグラフイ処理することにより精製する。塩
化メチレン/5%−イソプロパノールにより表題
化合物80mgが油状物として単離する。 IR:3600,3420,2952,2860,2202,1708,
1650,978/cm 表題化合物の出発物質は次のように製造する。 7a 5−シアノ−15−デヒドロ−16−フルオル
−プロスタシクリン−メチルエステル エーテル20ml中の5−シアノ−16−フルオル−
プロスタシクリン−メチルエステル500mgの溶液
に二酸化マンガン5gを加えかつ20゜で4時間撹
拌する。この懸濁液を珪酸ゲルカラム(1.5×20
cm)上に注ぎかつエーテル200mlで後洗浄する。
溶出液の蒸発濃縮後、表題化合物220mgが油状物
として得られる。 IR:3600,2950,2862,2205,1732,1695,
1628,978/cm 例 8 5−シアノ−16−フルオル−16−メチル−プ
ロスタシクリン ジメトキシエタン10ml中の3−フルオル−3−
メチル−2−オキソ−ヘプタンホスホン酸ジメチ
ルエステル255mgの溶液をジメトキシエタン5ml
中の50%−水素化ナトリウム48mgの懸濁液にアル
ゴン下に滴加し、20゜で1時間撹拌し、0゜に冷却
しかつジメトキシエタン5ml中の5−{(E)−
(1S,5R,6R,7R)−7−アセトキシ−6−ホル
ミル−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン−
3−イリデン}−5−シアノ−ペンタン酸メチル
エステル320mgの溶液を5分間で滴加し、更に1
時間10゜で撹拌し、クエン酸塩緩衝剤(PH6)150
mlで稀釈し、1回当り40mlのエーテルで3回抽出
し、有機相をブライン10mlで洗い、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥させかつ真空中で蒸発濃縮する。残
渣をエタノール/テトラヒドロフラン−混合液
(1:1)20ml中に溶解し、−40゜に冷却させかつ
硼水素化ナトリウム1gを加える。撹拌下に温度
を−40゜にしておきかつ反応の進行を珪酸ゲルプ
レートを使う薄層クロマトグラフイ(展開剤:ト
ルエン/酢酸エステル7+3)により追跡する。
2時間後にクエン酸塩緩衝剤(PH6)100mlで稀
釈し、1回当り40mlの塩化メチレンで3回抽出
し、合した抽出物をブライン10mlで振盪し、硫酸
マグネシウム上で乾燥させかつ真空中で蒸発濃縮
する。薄層クロマトグラム(トルエン/酢酸エス
テル8+2,2回展開する)はRF値0.39及び0.45
を有するC−15エピマーアルコールの2つのスポ
ツトを示す。分離するために、珪酸ゲルカラム
(1.5×50cm)を用いてクロマトグラフイ処理をし
かつヘキサンと上昇量の酢酸エステルを用いて溶
離する。5−シアノ−16−フルオル−16−メチル
−プロスタシクリン−メチルエステル140mgが油
状物として得られる。けん化するためにメタノー
ル4ml及び1N−カセイソーダ1ml中に溶解し、
25゜で2時間撹拌し、真空中25゜で大部分の溶剤を
蒸発除去し、クエン酸塩緩衝剤(PH5)50mlで稀
釈し、1回当り30mlの塩化メチレンで3回抽出
し、合した有機相をブライン10mlで洗い、硫酸マ
グネシウム上で乾燥させかつ真空中で蒸発濃縮す
る。表題化合物113mgが油状物として得られる。 IR:3600,3420,2952,2860,2204,1708,
1650,978/cm 表題化合物の出発物質を次のように製造する: 8a (1S,5R,6S,7R)−7−ベンゾイルオキ
シ−6−(tert−ブチル−ジメチルシリルオキ
シ)−メチル−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕オ
クタン−3−オン ジメチルホルムアミド18ml中の(1S,5R,6S,
7R)−7−ベンゾイルオキシ−6−ヒドロキシ−
メチル−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン
−3−オン16.58gの溶液に0゜でイミダゾール
10.21gを及びtert−ブチルジメチルシリルクロリ
ド10.85gを加える。20゜で24時間撹拌し、エーテ
ル1.5で稀釈し、順序に5%−硫酸及びブライ
ンで振盪し、硫酸マグネシウム上で乾燥させかつ
真空中で蒸発濃縮する。残渣をヘキサンから再結
晶させる。無色の結晶20gが得られる。融点75゜。 IR:2955,2930,2858,1770,1712,1272,
1108,834/cm 8b (1S,3RS,5R,6S,7R)−6−tert−ブチ
ル−ジメチルシリルオキシ)−メチル−2−オ
キサビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3,7−ジ
オール トルエン400ml中の例8aにより製造した化合物
10gの溶液に撹拌下−70゜でトルエン中のジイソ
ブチルアルミニウムヒドリドの20%−溶液75mlを
20分間で滴加し、更に15分後にイソプロパノール
5ml、次に水40mlを加えかつ室温で1時間撹拌す
る。次いで、過し、沈澱を塩化メチレンで後洗
浄しかつ溶液を真空中で蒸発濃縮する。ベンズア
ルデヒド及びベンジルアルコールを除去するため
にヘキサン/酢酸エステル−混合物を用いて珪酸
ゲルを介しクロマトグラフイ処理する。表題化合
物7.1gが油状物として得られる。 IR:3600,3410,2950,2860,1110,835/cm 8c (5Z)−7−〔(1S,2S,3R,5S)−2−(tert
−ブチルジメチルシリルオキシ)−メチル−3,
5ジドロキシ−シクロペンチル〕−5−ヘプタ
ン酸メチルエステル 50%−水素化ナトリウム11.52gをペンタンで
処理して鉱油を除去しかつジメチルスルホキシド
100mlと共に70゜で1.5時間撹拌する。このように
して得られたジムシルナトリウムの溶液をジメチ
ルスルホキシド400ml中に溶解した4−カルボキ
シブチル−トリフエニルホスホニウムブロミド
53.4gに滴加し、次いで20°で30分間撹拌する。
このようにして得られた橙赤色イレン溶液にジメ
チルスルホキシド100ml中の例8bにより得られた
化合物7gの溶液を滴加しかつ50゜で3時間撹拌
する。後処理するためにブライン3で稀釈しか
つエーテル500mlで抽出する。この抽出物は主に
トリフエニルホスフインオキシドを含有する。水
相をクエン酸でPH5に調節しかつエーテルで3回
抽出し、抽出量をブラインで振盪しかつ硫酸マグ
ネシウム上で乾燥させ、真空中で蒸発濃縮する。
エステル化するために残渣を塩化メチレン中に溶
解しかつ0゜でエーテル性ジアゾメタン溶液で処理
し、次いで真空中で蒸発濃縮する。珪酸ゲルを用
いて塩化メチレンでクロマトグラフイ処理するこ
とにより精製しかつ表題化合物7.9gを油状物と
して得る。 IR:3600,1735,1110,835/cm 8d (1S,3RS.5R,6S,7R)−3−〔(1RS)−1
−ヨード−4−メトキシカルボニル−1−ブチ
ル〕−6−(tert−ブチルジメチルシリルオキ
シ)−メチル−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕オ
クタン−7−オール 例8cにより得られた化合物7g、炭酸水素ナト
リウム25g、エーテル200ml及び水200mlより成る
混合物にエーテル300ml中の沃素6.1gの溶液を撹
拌下0゜で4時間で滴加し、更に20時間0゜で撹拌
し、次々にチオ硫酸ナトリウム溶液及びブライン
振盪し、硫酸マグネシウム上で乾燥させかつ真空
中で蒸発濃縮する。油状の表題化合物9gが得ら
れる。 IR:3600,2955,2860,1732,1105,834/cm 8e (1S,3RS,5R,6S,7R)−3−〔(1RS)−
1−ヨード−4−メトキシカルボニル−1−ブ
チル〕−6−(tert−ブチルジメチルシリルオキ
シ)−メチル−7−アセトキシ−2−オキサビ
シクロ〔3.3.0〕オクタン 例8dにより得られた化合物8gをピリジン20
ml中に溶解し、無水酢酸8mlを加えかつ20゜に20
時間滞溜させる。次いで、真空中で蒸発濃縮しか
つ残渣を珪酸ゲルでヘキサン/酢残エステル
(3:1)を用いてクロマトグラフイ処理するこ
とにより精製する。表題化合物7.5gが油状物と
して得られる。 IR:2960,2858,1735,1105,834/cm 8f 5−{(Z)−(1S,5R,6S,7R)−7−アセ
トキシ−6−(tert−ブチルジメチルシリルオ
キシ)−メチル−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕
オクタン−3−イリデン}−ペンタン酸メチル
エステル 例8eにより製造した化合物7.5gをトルエン100
ml及び1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノン−
5−エン50ml中に溶解しかつアルゴン下50゜に20
時間加熱する。冷却し、エーテル1で稀釈しか
つ1回当り75mlの氷水で振出し、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥させかつ真空中25゜で蒸発濃縮する。 8g 5−{(E)−(1S,5R,6S,7R)−7−アセ
トキシ−6−(tert−ブチルジメチルシリルオ
キシ)−メチル−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕
オクタン−3−イリデン}−5−シアノ−ペン
タン酸メチルエステル エーテル75ml中の例8fにより得られた物質の溶
液にエーテル50ml中に溶解したクロルスルホニル
イソシアネート2.75gをアルゴン下−70゜で45分
間で滴加し、その後ジメチルホルムアミド50mlを
加えかつ10分後にトリエチルアミン10mlを加え、
次いで−10゜で1時間撹拌し、5%−炭酸水素ナ
トリウム溶液500mlで稀釈しかつ1回当り200mlの
エーテルで3回抽出する。有機相をブライン50ml
で振盪し、硫酸マグネシウム上で乾燥させかつ真
空中25℃で蒸発濃縮する。珪酸ゲルでクロマトグ
ラフイ処理することにより精製するが、その際ヘ
キサン/エーテル−混合物で表題化合物1.95gが
油状物として単離する。 IR:2955,2862,2210,1735,1648,1265,
1110,834/cm 8h 5−{(E)−(1S,5R,6S,7R)−7−アセ
トキシ−6−ヒドロキシメチル−2−オキサビ
シクロ〔3.3.0〕オクタン−3−イリデン}−5
−シアノ−ペンタン酸メチルエステル テトラヒドロフラン50ml中の例8gにより製造
した化合物1.50gの溶液にテトラブチルアンモニ
ウムフルオリド800mgを加えかつ20゜で4時間撹拌
する。次いで、エーテル100mlで稀釈し、1回当
り10mlのブラインで3回振盪し、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥させかつ真空中で蒸発濃縮する。残渣
を珪酸ゲルでクロマトグラフイ処理することによ
り精製する。ヘキサン/酢酸エステル(1:2)
で表題化合物800mgを油状物として溶離する。 IR:3580,2950,2862,2208,1735,1648,
1262/cm 8i 5−{(E)−(1S,5R,6R,7R)−7−アセ
トキシ−6−ホルミル−2−オキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン−3−イリデン}−5−シア
ノ−ペンタン酸メチルエステル コリンズ試薬(“Organic Synthesis”,52巻,
5頁)3.5gを塩化メチレン50ml中に溶解する。
撹拌下に塩化メチレン10ml中の例8hにより製造
した化合物800mgの溶液を加える。更に15分間後
撹拌し、エーテル200mlで稀釈し、デカンテーシ
ヨンしかつ有機相を順序に1回当り20mlの10%−
硫酸で2回、1回当り20mlの5%−炭酸水素ナト
リウム溶液で2回及びブライン20mlで2回振盪
し、硫酸マグネシウム上で乾燥させかつ真空中
25゜で蒸発濃縮する。表題化合物620mgが油状物と
して得られる。 IR:2952,2860,2740,2205,1730,1720(肩
部),1648,1260/cm 例 9 5−シアノ−16−フルオル−N−メタンスル
ホニル−プロスタシクリン−カルボキサミド 5−シアノ−16−フルオル−プロスタシクリン
(例3参照)400mgをピリジン2ml及び無水酢酸1
ml中に溶解しかつ真空中で蒸発濃縮する。残渣を
アセトニトリル10ml中に溶解し、トリエチルアミ
ン130mgを、次いでアセトニトリル10ml中のメチ
ルスルホニルイソシアネート160mgの溶液を加え
る。4時間後に真空中で濃縮し、クエン酸塩緩衝
剤(PH6)を加えかつエーテルで抽出する。有機
相をブラインで振盪し、硫酸マグネシウム上で乾
燥させかつ真空中で蒸発濃縮する。残渣をメタノ
ール10ml中に溶解しかつ炭酸カリウム250mgと2
時間撹拌する。次いで、ブラインで稀釈し、クエ
ン酸でPH6に調節しかつ数回塩化メチレンで抽出
し、硫酸マグネシウム上で乾燥させかつ真空中で
蒸発濃縮する。残渣を珪酸ゲルでクロマトグラフ
イ処理することにより精製する。塩化メチレン/
5%−イソプロパノールで溶離して表題化合物
150mgを油状物として得る。 IR:3410,2950,2862,2205,1718,1650,
978/cm 例 10 5−シアノ−16−フルオル−20−メチル−N−
アセチル−プロスタシクリン−カルボキサミド 5−シアノ−16−フルオル−20−メチル−プロ
スタシクリン(製造:例6参照)205mg;ビリジ
ン1.5ml及び無水酢酸0.5mlを20゜で16時間撹拌しか
つ真空中で蒸発濃縮する。残渣をアセトニトリル
6ml中に溶解し、トリエチルアミン80mgを加えか
つアセトニトリル10ml中のアセチルイソシアネー
ト58mgの溶液を0゜で滴加する。次いで20゜で2時
間撹拌し、真空中で濃縮し、クエン酸緩衝剤(PH
6.5)50mlで稀釈しかつ1回当り40mlのエーテル
で3回抽出する。合した抽出物をブライン10mlで
振盪し、硫酸マグネシウム上で乾燥させかつ真空
中で蒸発濃縮する。アセテート基を脱離するため
にメタノール5ml中に溶解し、炭酸カリウム110
mgと20゜で2時間撹拌し、ブライン75mlで稀釈し、
クエン酸の添加によりPH6.5を調節しかつ1回当
り30mlの塩化メチレンで数回抽出し、抽出物をブ
ライン10mlで洗いかつ硫酸マグネシウム上で乾燥
させる。蒸発濃縮残渣を珪酸ゲルでクロマトグラ
フイ処理するが、その際塩化メチレン/1%−イ
ソプロピルアルコールを用いて溶離する。表題化
合物85mgが油状物として得られる。 IR:3600,3410,2960,2858,2204,1735,
1705,1648,976/cm 例 11 5−シアノ−16,16−ジフルオル−プロスタ
シクリン ジメトキシエタン10ml中の3,3−ジフルオル
−2−オキソ−ヘプタンホスホン酸ジメチルエス
テル〔“Prostaglandins”,9巻、527頁(1975
年)〕260mgの溶液をジメトキシエタン5ml中の水
素化ナトリウム48mg(鉱油を含有する50%−混合
物)の懸濁液にアルゴン下に滴加する。0゜で1時
間撹拌し、次にジメトキシエタン5ml中の5−
{(E)−(1S,5R,6R,7R)−7−アセトキシ−
6−ホルミル−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕オ
クタン−3−イリデン}−5−シアノ−ペンタン
酸メチルエステル(例8i参照)320mgの溶液を0゜
で5分間で滴加し、更に1時間20゜で撹拌し、ク
エン酸塩緩衝剤(PH6)で稀釈し、エーテルで抽
出し、有機相をブラインで洗い、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥させかつ真空中で蒸発濃縮しかつ15−
デヒドロ−16,16−ジフルオル−5−シアノ−プ
ロスタシクリン−メチルエステル−11−アセテー
トを得る。15−ケト基を還元するために残渣をメ
タノール10ml中に溶解しかつ硼水素化ナトリウム
0.8gを−40゜で加える。−40゜で2時間撹拌し、ク
エン酸塩緩衝剤(PH5)で稀釈しかつ塩化メチレ
ンで抽出し、有機相をブラインで洗い、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥させかつ真空中で蒸発濃縮す
る。残渣をメタノール中で1N−カセイソーダに
より処理し(例3参照)かつこのようにして得ら
れた生成物をクロロホルム/イソプロパノール
(7+3)により展開する珪酸ゲルプレート(2.5
mm)の調製薄層クロマトグラフイ処理により精製
する。極性区分をプレートから剥離しかつクロロ
ホルム/イソプロパノール(9+1)で溶離す
る。その際に表題化合物90mgが油状物として得ら
れる。 IR:3600,3410,2955,2862,2210,1710,
1652,972/cm
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