JPH036146B2 - - Google Patents
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- JPH036146B2 JPH036146B2 JP56174364A JP17436481A JPH036146B2 JP H036146 B2 JPH036146 B2 JP H036146B2 JP 56174364 A JP56174364 A JP 56174364A JP 17436481 A JP17436481 A JP 17436481A JP H036146 B2 JPH036146 B2 JP H036146B2
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- C07D307/935—Not further condensed cyclopenta [b] furans or hydrogenated cyclopenta [b] furans
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Description
本発明は新規プロスタシクリン誘導体およびそ
の製法に関する。 血小板凝集の際の主要因の1つである、プロス
タシクリン(PGI2)は種々の毛細血管に対して
拡張作用を有し〔“サイエンス(Science)”196、
1072〕、したがつて血圧を降下させる剤と見るこ
とができる。しかしPGI2は医薬に必要な安定性
を持たない。すなわち生理的PH値および室温での
PGI2の半減期は数分にすぎない。 西ドイツ国特許出願公開第2753244号公報には
末端エーテル二重結合のニトリル基によつて安定
化されたプロスタシクリン誘導体が記載されてい
る。 5−シアノ−プロスタシクリン中の1−カルボ
キシル基をヒドロキシメチル基で置換することに
よつてより長い作用時間およびより大きな選択性
が達成されることが判明した。 本発明による化合物は血管拡張、血圧降下およ
び気管支拡張作用を有する。その上に該化合物は
血小板凝集および胃液分泌の抑制に好適である。 本発明は一般式: 〔式中BはC−原子数1〜5の直鎖アルキレン
基を表わし、Aは−CH2−CH2−、トランス−
CH=CH−または−C≡C−基を表わし、Wは
ヒドロキシメチレン基または
の製法に関する。 血小板凝集の際の主要因の1つである、プロス
タシクリン(PGI2)は種々の毛細血管に対して
拡張作用を有し〔“サイエンス(Science)”196、
1072〕、したがつて血圧を降下させる剤と見るこ
とができる。しかしPGI2は医薬に必要な安定性
を持たない。すなわち生理的PH値および室温での
PGI2の半減期は数分にすぎない。 西ドイツ国特許出願公開第2753244号公報には
末端エーテル二重結合のニトリル基によつて安定
化されたプロスタシクリン誘導体が記載されてい
る。 5−シアノ−プロスタシクリン中の1−カルボ
キシル基をヒドロキシメチル基で置換することに
よつてより長い作用時間およびより大きな選択性
が達成されることが判明した。 本発明による化合物は血管拡張、血圧降下およ
び気管支拡張作用を有する。その上に該化合物は
血小板凝集および胃液分泌の抑制に好適である。 本発明は一般式: 〔式中BはC−原子数1〜5の直鎖アルキレン
基を表わし、Aは−CH2−CH2−、トランス−
CH=CH−または−C≡C−基を表わし、Wは
ヒドロキシメチレン基または
【式】基を
表わし、ここでOH−基はα位またはβ位であつ
てよく、Dはフツ素原子によつて置換されていて
もよいC−原子数1〜5の直鎖または分枝鎖飽和
アルキレン基を表わし、Eは酸素、−C≡C−結
合または直接結合を表わし、R2はC−原子数1
〜7のアルキル基またはフエニル基を表わし、か
つR1はヒドロキシ基を表わす〕のプロスタシク
リン誘導体に関する。 ヒドロキシ基R1およびW中のヒドロキシ基は
例えばエーテル化またはエステル化によつて官能
的に変換してもよく、その際W中の遊離のまたは
変換されたヒドロキシ基はα位またはβ位であつ
てよく、遊離のヒドロキシ基が優れている。エー
テル基およびアシル基としては当業者に公知の基
が挙げられる。容易に分離可能なエーテル基、例
えばテトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニ
ル、α−エトキシエチル、トリメチルシリル、ジ
メチル−t−ブチルシリルおよびトリベンジルシ
リル基が優れている。アシル基としてはC1〜4−ア
ルカノイル基、例えばアセチル、プロピオニル、
ブチリルまたはベンゾイルが挙げられる。 アルキル基R2としてはC−原子数1〜7の直
鎖および分枝鎖、飽和および不飽和、有利に飽和
アルキル基が挙げられる。例えばメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル
ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ブテ
ニル、イソブテニル、プロペニル、ペンテニル及
びヘキセニルが挙げられる。 アルキレン基DとしはC−原子数1〜5の飽和
の直鎖または分枝鎖アルキレン基が挙げられ、こ
れは場合によりフツ素原子1,2−メチレン、
1,1−トリメチレンよつて特に1位または2位
で置換されていてもよい。例えばメチレン、フル
オルメチレン、エチレン、1,2−プロピレン、
エチルエチレン、トリメチレン、テトラメチレ
ン、ペンタメチレン、1−メチル−テトラメチレ
ン、1−メチル−トリメチレン、2−メチル−ト
リメチレン、2−メチル−テトラメチレンが挙げ
られる。 アルキレン基BとしてはC−原子数1〜5の直
鎖アルキレン基が挙げられる。例えばメチレン、
エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペン
タメチレン等が挙げられる。 更に本発明は一般式の本発明によるプロスタ
シクリン誘導体の製法に関し、該方法は一般式
: 〔式中R1、R2、A、W、D、Eは前記のもの
を表わす〕の化合物を場合により存在する遊離の
ヒドロキシ基を保護した後に、一般式: N≡C−CH2−B−CH2OR3 〔式中R3は容易に分離可能なエーテル基を表
わし、かつBは前記のものを表わす〕のニトリル
とリチウムジイソプロピルアミドから製造された
カルバニオンと反応させた後酸処理を実施するこ
とより成る。 場合によつては引続き得られる方法生成物を任
意の順序で異性体を分離し、保護されたヒドロキ
シ基を遊離し、かつ/または遊離ヒドロキシ基を
エステル化、エーテル他してもよい。 一般式の化合物におけるエーテル基R3とし
ては当業者によく知られている基が挙げられる。
数例を挙げれば容易に分離可能なエーテル基、例
えばジメチル−t−ブチルシリル、トリメチルシ
リル、トリベンジルシリル、テトラヒドロピラニ
ル、テトラヒドロフラニルおよびα−エトキシエ
チルが優れている。 一般式の化合物と、相応するニトリルとリチ
ウムジイソプロピルアミドからエーテル/テトラ
ヒドロフラン混合物中でヘキサメチルリン酸トリ
アミドの存在で製造される一般式の有機金属化
合物との反応は温度0〜−100℃、有利に−60℃
〜−78℃で有機金属反応に好適な溶剤または溶剤
混合物中で、有利にジエチルエーテルまたはテト
ラヒドロフラン中で行なう。水を分離するために
有機金属反応の粗生成物を水と混合しない溶剤、
例えばトルエン、ベンゼン、塩化メチレン、クロ
ロホルム、四塩炭素、ジエチルエーテル等、有利
にトルエンまたはジエチルエーテル中で温度−20
〜100℃で、有利に0〜30℃で接触量の酸で処理
する。酸としては例えばp−トルエンスルホン
酸、硫酸、塩酸、三フツ化ホウ素等が挙げられ
る。 遊離のOH基の官能的変換は当業者に公知の方
法により行なう。エーテル保護基の導入には例え
ば塩化メチレン、ベンゼンまたはクロロホルム中
で酸性触媒、例えばPOCl3、p−トルエンスルホ
ン酸または無水の鉱酸の使用下にジヒドロピラン
と反応させる。ジヒドロピランは過剰で、有利に
理論的に必要な量の2〜10倍で使用する。反応は
通常0〜30℃で15〜30分後に終了する。 アシル保護基の導入は、一般式の化合物を自
体公知の方法で第3アミン塩基、例えばピリジ
ン、ジメチルアミノピリジン等の存在でアルボン
酸誘導体、例えば酸クロリド、酸無水物等と反応
させる。 官能的に変換されたOH基を遊離して一般式
の化合物とすることは公知方法により行なう。例
えばエーテル保護基の分離は有機酸、例えば酢
酸、プロピオン酸等の水溶液中でまたは無機酸、
例えば塩酸の水溶液中で実施する。溶解性改善の
ために有利に水と混合する、不活性な有機溶剤を
添加する。好適な有機溶剤は例えばアルコール、
例えばメタノールおよびエタノール、およびエー
テル、例えばジメトキシエタン、ジオキサンおよ
びテトラヒドロフランである。テトラヒドロフラ
ンが有利に使用される。分離は有利に温度20〜80
℃で実施する。 シリルエーテル保護基の分離は例えばテトラブ
チルアンモニウムフルオリドまたはKFを用いて
クラウンエーテル(Kronena¨ther)の存在で行
なう。溶剤としては例えばテトラヒドロフラン、
ジエチルエーテル、ジオキサン、塩化メチレン等
が好適である。分離は有利に温度0〜80℃で実施
する。 アシル基の鹸化は例えばアルコールまたはアル
コールの水溶液中でアルカリ−またはアルカリ土
類金属炭酸塩またはアルカリ−またはアルカリ土
類金属水酸化物を用いて行なう。アルコールとし
ては脂肪族アルコール、例えばメタノール、エタ
ノール、ブタノール等、有利にメタノールが挙げ
られる。アルカリ炭酸塩およびアルカリ水酸化物
としてはカリウム塩およびナトリウム塩が挙げら
れるが、カリウム塩が優れている。アルカリ土類
金属炭酸塩およびアルカリ土類金属水酸化物とし
ては例えば炭酸カルシウム、水酸化カルシウムお
よび炭酸バリウムが好適である。反応は−10〜70
℃、有利に25℃で行なう。 方法により製造された式のニトリルはシアノ
基に隣接する二重結合に関する異性体混合物であ
り、これは常法の分離方法、例えばカラムクロマ
トグラフイーまたは薄層クロマトグラフイー処理
により分離することができる。 一般式の化合物は西ドイツ国特許公開第
2845770号公報の記載により製造することができ
る。 方法に使用される一般式のニトリルは例えば
1,5−アルカンジオールから選択的シリル化、
トシル化および引続くシアン化カリウムまたは−
ナトリウムとの反応によつて製造することができ
る。 本発明の化合物は血圧降下および気管支拡張作
用を有する。更に該化合物は血小板凝集の抑制に
も好適である。したがつて式の新規プロスタシ
クリン誘導体は有用な製薬上の作用物質である。
その上に該化合物は相応するプロスタグランジン
と比べて類似の実作用スペクトルでより高い特異
性および中でも著しく長い作用を有する。PGI2
と比べて該化合物は大きな安定性に優れている。
新規プロスタグランジンの高い組織特異性は平滑
筋器官、例えばモルモツト回腸または分離したウ
サギの気管での試験で示され、該器官では天然の
E、AまたはF型を投与する場合よりも著しく小
さな刺激が認められる。 新規プロスタグランジン類縁体はプロスタシク
リンに典型的な性質、例えば末梢動脈および冠状
血管抵抗の降下、血小板凝集の抑制と血小板血栓
の溶解、心筋細胞保護およびしたがつて(同時に
拍出量および冠状血液潅流を低下させずに)全身
血圧の降下;卒中発作の治療、冠状心疾病、冠状
血栓生成、心臓硬塞、末梢動脈症、動脈硬化症お
よび血栓生成の予防と治療、シヨツクの治療、気
管支括約の抑制、胃酸分泌の抑制および胃−およ
び腸粘膜およびすい臓の細胞保護;抗アレルギー
性、肺血管抵抗および肺血圧の降下、腎臓血液潅
流の促進、血液過の透析でヘパリンの代わりに
またはアジユバントとして使用、保存血漿、特に
保存血小板の保存、分娩陣痛の抑制、妊娠中毒症
の治療、脳の血液潅流の増加等を示す。その上に
新規プロスタグランジン類縁体は抗増殖性を有す
る。 化合物の用量はヒトの患者に投与する場合には
1〜1500μg/Kg/日である。製薬的に認容性の
担体用の単位用量は0.01〜100mgである。 起きている、高血圧のラツテに体重1Kg当り、
5,20および100μgの用量で静脈内注射する際
に本発明による化合物は、PGE2のように下痢ま
たはPGA2のように心臓の不整脈を招かずに
PGE2およびPGA2よりも強い血圧降下作用およ
びより持続性の作用を示す。 麻酔したウサギに静脈内注射する際に本発明に
よる化合物はPGE2とPGA2に比べて他の平滑筋
器官または器官機能に影響を与えずにより強い、
かつ著しく持続性の血圧降下を示す。新規化合物
はプロスタグランジンE1よりも良好な血小板凝
集抑制作用を示すが、その際血圧を下げることは
ない。新規化合物は5−シアン−5−{(1S,5R,
6R)−7−ヒドロキシ−6−〔(E)−(3S,4RS)
−3−ヒドロキシ−4−メチル−1−オクテニ
ル〕−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3
−イリデン}−ペンタン酸に対して気管支鎮痙試
験で比較可能な作用を示すが、せき刺激性が余り
ない。その上に新規化合物は胃において細胞保護
作用を示す。 腸管外投与には減菌、注射可能な、水性または
油性溶液が利用される。経口投与には例えば錠
剤、糖衣錠またはカプセルが好適である。 したがつて本発明は一般式の化合物および常
用の助剤および賦形剤から成る医薬に関する。 本発明による作用物質はガレーヌス製薬学で公
知の常用の助剤と結合して、例えば血圧降下剤の
製造に用いられる。 薬理実験 胃粘膜の細胞保護 ラツトの胃粘膜にインドメタシンで障害を誘発
させる前30分に以下に記載の化合物を経口投与し
た。結果を次に表に示す。
てよく、Dはフツ素原子によつて置換されていて
もよいC−原子数1〜5の直鎖または分枝鎖飽和
アルキレン基を表わし、Eは酸素、−C≡C−結
合または直接結合を表わし、R2はC−原子数1
〜7のアルキル基またはフエニル基を表わし、か
つR1はヒドロキシ基を表わす〕のプロスタシク
リン誘導体に関する。 ヒドロキシ基R1およびW中のヒドロキシ基は
例えばエーテル化またはエステル化によつて官能
的に変換してもよく、その際W中の遊離のまたは
変換されたヒドロキシ基はα位またはβ位であつ
てよく、遊離のヒドロキシ基が優れている。エー
テル基およびアシル基としては当業者に公知の基
が挙げられる。容易に分離可能なエーテル基、例
えばテトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニ
ル、α−エトキシエチル、トリメチルシリル、ジ
メチル−t−ブチルシリルおよびトリベンジルシ
リル基が優れている。アシル基としてはC1〜4−ア
ルカノイル基、例えばアセチル、プロピオニル、
ブチリルまたはベンゾイルが挙げられる。 アルキル基R2としてはC−原子数1〜7の直
鎖および分枝鎖、飽和および不飽和、有利に飽和
アルキル基が挙げられる。例えばメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル
ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ブテ
ニル、イソブテニル、プロペニル、ペンテニル及
びヘキセニルが挙げられる。 アルキレン基DとしはC−原子数1〜5の飽和
の直鎖または分枝鎖アルキレン基が挙げられ、こ
れは場合によりフツ素原子1,2−メチレン、
1,1−トリメチレンよつて特に1位または2位
で置換されていてもよい。例えばメチレン、フル
オルメチレン、エチレン、1,2−プロピレン、
エチルエチレン、トリメチレン、テトラメチレ
ン、ペンタメチレン、1−メチル−テトラメチレ
ン、1−メチル−トリメチレン、2−メチル−ト
リメチレン、2−メチル−テトラメチレンが挙げ
られる。 アルキレン基BとしてはC−原子数1〜5の直
鎖アルキレン基が挙げられる。例えばメチレン、
エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペン
タメチレン等が挙げられる。 更に本発明は一般式の本発明によるプロスタ
シクリン誘導体の製法に関し、該方法は一般式
: 〔式中R1、R2、A、W、D、Eは前記のもの
を表わす〕の化合物を場合により存在する遊離の
ヒドロキシ基を保護した後に、一般式: N≡C−CH2−B−CH2OR3 〔式中R3は容易に分離可能なエーテル基を表
わし、かつBは前記のものを表わす〕のニトリル
とリチウムジイソプロピルアミドから製造された
カルバニオンと反応させた後酸処理を実施するこ
とより成る。 場合によつては引続き得られる方法生成物を任
意の順序で異性体を分離し、保護されたヒドロキ
シ基を遊離し、かつ/または遊離ヒドロキシ基を
エステル化、エーテル他してもよい。 一般式の化合物におけるエーテル基R3とし
ては当業者によく知られている基が挙げられる。
数例を挙げれば容易に分離可能なエーテル基、例
えばジメチル−t−ブチルシリル、トリメチルシ
リル、トリベンジルシリル、テトラヒドロピラニ
ル、テトラヒドロフラニルおよびα−エトキシエ
チルが優れている。 一般式の化合物と、相応するニトリルとリチ
ウムジイソプロピルアミドからエーテル/テトラ
ヒドロフラン混合物中でヘキサメチルリン酸トリ
アミドの存在で製造される一般式の有機金属化
合物との反応は温度0〜−100℃、有利に−60℃
〜−78℃で有機金属反応に好適な溶剤または溶剤
混合物中で、有利にジエチルエーテルまたはテト
ラヒドロフラン中で行なう。水を分離するために
有機金属反応の粗生成物を水と混合しない溶剤、
例えばトルエン、ベンゼン、塩化メチレン、クロ
ロホルム、四塩炭素、ジエチルエーテル等、有利
にトルエンまたはジエチルエーテル中で温度−20
〜100℃で、有利に0〜30℃で接触量の酸で処理
する。酸としては例えばp−トルエンスルホン
酸、硫酸、塩酸、三フツ化ホウ素等が挙げられ
る。 遊離のOH基の官能的変換は当業者に公知の方
法により行なう。エーテル保護基の導入には例え
ば塩化メチレン、ベンゼンまたはクロロホルム中
で酸性触媒、例えばPOCl3、p−トルエンスルホ
ン酸または無水の鉱酸の使用下にジヒドロピラン
と反応させる。ジヒドロピランは過剰で、有利に
理論的に必要な量の2〜10倍で使用する。反応は
通常0〜30℃で15〜30分後に終了する。 アシル保護基の導入は、一般式の化合物を自
体公知の方法で第3アミン塩基、例えばピリジ
ン、ジメチルアミノピリジン等の存在でアルボン
酸誘導体、例えば酸クロリド、酸無水物等と反応
させる。 官能的に変換されたOH基を遊離して一般式
の化合物とすることは公知方法により行なう。例
えばエーテル保護基の分離は有機酸、例えば酢
酸、プロピオン酸等の水溶液中でまたは無機酸、
例えば塩酸の水溶液中で実施する。溶解性改善の
ために有利に水と混合する、不活性な有機溶剤を
添加する。好適な有機溶剤は例えばアルコール、
例えばメタノールおよびエタノール、およびエー
テル、例えばジメトキシエタン、ジオキサンおよ
びテトラヒドロフランである。テトラヒドロフラ
ンが有利に使用される。分離は有利に温度20〜80
℃で実施する。 シリルエーテル保護基の分離は例えばテトラブ
チルアンモニウムフルオリドまたはKFを用いて
クラウンエーテル(Kronena¨ther)の存在で行
なう。溶剤としては例えばテトラヒドロフラン、
ジエチルエーテル、ジオキサン、塩化メチレン等
が好適である。分離は有利に温度0〜80℃で実施
する。 アシル基の鹸化は例えばアルコールまたはアル
コールの水溶液中でアルカリ−またはアルカリ土
類金属炭酸塩またはアルカリ−またはアルカリ土
類金属水酸化物を用いて行なう。アルコールとし
ては脂肪族アルコール、例えばメタノール、エタ
ノール、ブタノール等、有利にメタノールが挙げ
られる。アルカリ炭酸塩およびアルカリ水酸化物
としてはカリウム塩およびナトリウム塩が挙げら
れるが、カリウム塩が優れている。アルカリ土類
金属炭酸塩およびアルカリ土類金属水酸化物とし
ては例えば炭酸カルシウム、水酸化カルシウムお
よび炭酸バリウムが好適である。反応は−10〜70
℃、有利に25℃で行なう。 方法により製造された式のニトリルはシアノ
基に隣接する二重結合に関する異性体混合物であ
り、これは常法の分離方法、例えばカラムクロマ
トグラフイーまたは薄層クロマトグラフイー処理
により分離することができる。 一般式の化合物は西ドイツ国特許公開第
2845770号公報の記載により製造することができ
る。 方法に使用される一般式のニトリルは例えば
1,5−アルカンジオールから選択的シリル化、
トシル化および引続くシアン化カリウムまたは−
ナトリウムとの反応によつて製造することができ
る。 本発明の化合物は血圧降下および気管支拡張作
用を有する。更に該化合物は血小板凝集の抑制に
も好適である。したがつて式の新規プロスタシ
クリン誘導体は有用な製薬上の作用物質である。
その上に該化合物は相応するプロスタグランジン
と比べて類似の実作用スペクトルでより高い特異
性および中でも著しく長い作用を有する。PGI2
と比べて該化合物は大きな安定性に優れている。
新規プロスタグランジンの高い組織特異性は平滑
筋器官、例えばモルモツト回腸または分離したウ
サギの気管での試験で示され、該器官では天然の
E、AまたはF型を投与する場合よりも著しく小
さな刺激が認められる。 新規プロスタグランジン類縁体はプロスタシク
リンに典型的な性質、例えば末梢動脈および冠状
血管抵抗の降下、血小板凝集の抑制と血小板血栓
の溶解、心筋細胞保護およびしたがつて(同時に
拍出量および冠状血液潅流を低下させずに)全身
血圧の降下;卒中発作の治療、冠状心疾病、冠状
血栓生成、心臓硬塞、末梢動脈症、動脈硬化症お
よび血栓生成の予防と治療、シヨツクの治療、気
管支括約の抑制、胃酸分泌の抑制および胃−およ
び腸粘膜およびすい臓の細胞保護;抗アレルギー
性、肺血管抵抗および肺血圧の降下、腎臓血液潅
流の促進、血液過の透析でヘパリンの代わりに
またはアジユバントとして使用、保存血漿、特に
保存血小板の保存、分娩陣痛の抑制、妊娠中毒症
の治療、脳の血液潅流の増加等を示す。その上に
新規プロスタグランジン類縁体は抗増殖性を有す
る。 化合物の用量はヒトの患者に投与する場合には
1〜1500μg/Kg/日である。製薬的に認容性の
担体用の単位用量は0.01〜100mgである。 起きている、高血圧のラツテに体重1Kg当り、
5,20および100μgの用量で静脈内注射する際
に本発明による化合物は、PGE2のように下痢ま
たはPGA2のように心臓の不整脈を招かずに
PGE2およびPGA2よりも強い血圧降下作用およ
びより持続性の作用を示す。 麻酔したウサギに静脈内注射する際に本発明に
よる化合物はPGE2とPGA2に比べて他の平滑筋
器官または器官機能に影響を与えずにより強い、
かつ著しく持続性の血圧降下を示す。新規化合物
はプロスタグランジンE1よりも良好な血小板凝
集抑制作用を示すが、その際血圧を下げることは
ない。新規化合物は5−シアン−5−{(1S,5R,
6R)−7−ヒドロキシ−6−〔(E)−(3S,4RS)
−3−ヒドロキシ−4−メチル−1−オクテニ
ル〕−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3
−イリデン}−ペンタン酸に対して気管支鎮痙試
験で比較可能な作用を示すが、せき刺激性が余り
ない。その上に新規化合物は胃において細胞保護
作用を示す。 腸管外投与には減菌、注射可能な、水性または
油性溶液が利用される。経口投与には例えば錠
剤、糖衣錠またはカプセルが好適である。 したがつて本発明は一般式の化合物および常
用の助剤および賦形剤から成る医薬に関する。 本発明による作用物質はガレーヌス製薬学で公
知の常用の助剤と結合して、例えば血圧降下剤の
製造に用いられる。 薬理実験 胃粘膜の細胞保護 ラツトの胃粘膜にインドメタシンで障害を誘発
させる前30分に以下に記載の化合物を経口投与し
た。結果を次に表に示す。
【表】
例 1
5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒド
ロキシメチル−プロスタシクリン ジイソプロピルアミン5.1mlに−25℃で15分以
内にヘキサン中のブチルリチウムの1.53モル溶液
23.5mlを加え、かつ−25℃で1時間撹拌する。引
続きヘキサメチルリン酸トリアミド6.3mlを加え、
かつこの混合物に−70℃で30分以内にテトラヒド
ロフラン5ml中の6−(ジメチル−t−ブチルシ
リルオキシ)−ヘキサンニトリル8.2gの溶液を滴
下する。−70℃で20分撹拌し、エーテル25mlとテ
トラヒドロフラン30ml中の(1S,5R,6R,7R)
−6−〔(E)−(3S)−3−ベンゾイルオキシ−1
−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オ
キサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン4.7g
の溶液を添加し、かつ反応混合物を10%−クエン
酸溶液に注いでPH5にする。エーテル各200mlで
抽出し、有機相を水と2度振盪し、硫酸ナトリウ
ム上で乾かし、かつ蒸発残分を酢酸エステルを用
いてケイ酸ゲルで過する。その際有機金属反応
の反応生成物3.3gが11,15−ジヒドロキシ化合
物として得られる。 水分離のために前記の反応生成物を無水ジエチ
ルエーテル150ml中に溶かし、希釈したエーテル
性三フツ化ホウ素溶液(製造:45%−三フツ化ホ
ウ素−エーテラート溶液0.9mlを無水エーテル81
mlで希釈)90mlを加え、かつ室温でアルゴン下に
1時間撹拌する。引続き5%−重炭酸ナトリウム
溶液上に注ぎ、水で中性になるまで洗い、硫酸ナ
トリウム上で乾かし、かつ真空中で蒸発濃縮す
る。残分をケイ残ゲルでクロマトグラフイーする
ことにより先ず(5E)−5−シアノ−2−デスカ
ルボキシ−2−(ジメチル−t−ブチルシリルオ
キシメチル)−プロスタシクリン1.2gおよび極性
の大きい成分として相応する異性体の(5Z)−5
−シアノ−2−デスカルボキシ−2−(ジメチル
−t−ブチルオキシメチル)−プロスタシクリン
0.98gが得られる。 シリルエーテル分離のために(5E)−立体配置
化合物1.2gを室温で氷酢酸/水/テトラヒドロ
フラン(65+35+10)の混合物40mlとともに18時
間撹拌する。真空中で蒸発濃縮し、かつ残分をケ
イ酸ゲルでクロマトグラフイーする。塩化メチレ
ン/イソプロパノール(9+1)を用いて標題化
合物740mgが無色油状物として得られる。 IR:3610、3400(広幅)、2960、2930、2860、
2200、1650、1600、970/cm。 前記の標題化合物の出発物質は以下のようにし
て製造される。 (a) (1S、5R、6R、7R)−1−〔(E)−(3S)−
3−ベンゾイルオキシ−1−オクテニル〕−7
−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシクロ
〔3.3.0〕−オクタン−3−オン ピリジン15ml中の(1S、5R、R6、7R)−6−
〔(E)−(3S)−3−ヒドロキシ−1−オクテニ
ル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシク
ロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン3.1gの溶液に塩
化ベンゾイル1.9mlを0℃で加え、かつ室温で18
時間撹拌する。引続き水1.2mlを加え、2時間撹
拌し、エーテル300mlで希釈し、水50mlと1度、
10%−硫酸で2度、5%−重炭酸ナトリウム溶液
で1度および水で3度振盪する。硫酸マグネシウ
ム上で乾かし、真空中で蒸発濃縮し、かつ残分を
ケイ酸ゲルで過する。エーテル/ヘキサン(8
+2)を用いてジベンゾエート3.9gが無色油状
物として得られる。 IR:2960、2925、1770、1715、1602、1585、
1270、969/cm。 1b −6(ジメチル−t−ブチルシリルオキシ)
−ヘキサンニトリル ジメチルホルムアミド100ml中の1,5−ペン
タンジオール62.5gとイミダゾール102gの溶液
に氷浴温度でジメチル−t−ブチルシリルクロリ
ド90.5gを加え、かつ0℃で16時間撹拌する。引
続き水900ml上に注ぎ、ヘキサン/エーテル(1
+1)の混合物各500mlで3度抽出し、有機抽出
物を水で中性になるまで洗い、かつ硫酸マグネシ
ウム上で乾かす。真空中で濃縮し、かつ残分を
0.6mmHgの真空で蒸溜する。その際76〜80℃でモ
ノシリルエーテル55gが無色液体として得られ
る。 トシレート形成のためにピリジン185mlに溶か
し、かつ氷浴温度でp−トルエンスルホン酸クロ
リド74gを添加する。室温で16時間撹拌し、水10
mlを加え、3時間撹拌し、エーテル1.3で希釈
し、10%−硫酸で2度、5%−重炭酸ナトリウム
で1度および水で3度振盪する。硫酸マグネシウ
ム上で乾かし、かつ真空中で蒸発濃縮する。その
際トシレート79gが得られ、これをジメチルスル
ホキシド185mlに溶かし、シアン化ナトリウム22
gを加え、かつ80℃でアルゴン下に18時間撹拌す
る。引続き水700mlを加え、エーテル/ヘキサン
(1+1)の混合物各400mlで3度抽出し、有機抽
出物を水で中性になるまで洗い、かつ硫酸マグネ
シウム上で乾かす。真空中で濃縮し、かつ残分を
0.01mmHgの真空で蒸溜する。その際75〜77℃で
標題化合物43gが無色の液体として得られる。 IR:2930、2855、2242、1250、1095、830/cm。 例 2 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16−フエノキシ−17、18、19、20
−テトラノル−プロスタシクリン ジイソプロピルアミン2.95mlに−25℃で15分以
内でヘキサン中のブチルリチウムの1.55モル−溶
液13.95mlを加え、かつ−25℃で1時間撹拌する。
引続きヘキサメチルリン酸トリアミド3.7mlを加
え、かつこの混合物中に−70℃で30分以内にテト
ラヒドロフラン4ml中の6−(ジメチル−t−ブ
チルシリルオキシ)−ヘキサンニトリル4.8gの溶
液を滴下する。20分後テトラヒドロフラン15mlと
エーテル15ml中の(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R)−3−ベンゾイルオキシ−4−フエ
ノキシ−1−ブテニル〕−7−ベンゾイルオキシ
−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−
オン3gの溶液を添加し、70℃で30分撹拌し、か
つ反応混合物を10%−クエン酸溶液に注ぎ入れて
PH5にする。エーテルで抽出し、有機相を水で中
性になるまで洗い、硫酸マグネシウム上で乾か
し、かつ真空中で蒸発濃縮する。残分をケイ酸ゲ
ルでクロマトグラフイーすることにより有機金属
反応の反応生成物2.3gが11,15−ジオールとし
て得られる。 水分離のために前記の反応の反応生成物を無水
ジエチルエーテル120mlに溶かし、希釈したエー
テル性三フツ化ホウ素溶液(製造:例1)60mlを
添加し、かつ室温で1時間撹拌する。引続き5%
−重炭酸ナトリウム溶液上に注ぎ、水で中性にな
るまで洗い、硫酸マグネシウム上で乾かし、かつ
真空中で蒸発濃縮する。残分をケイ酸ゲルでクロ
マトグラフイー処理することにより先ず(5E)−
5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−(ジメチ
ル−t−ブチル−シリルオキシメチル)−16−フ
エノキシ−17、18、19、20−テトラノル−プロス
タシクリン0.9gが、かつ極性の大きい成分とし
て相応する異性体の(5Z)−5−シアノ−2−デ
スカルボキシ−2−(ジメチル−t−ブチルシリ
ルオキシメチル)−16−フエノキシ−17、18、19、
20−テトラノル−プロスタシクリン0.78gが得ら
れる。 シリルエーテル分離のために(5E)−立体配置
化合物0.9gを氷酢酸/水/テトラヒドロフラン
(65+35+10)の混合物36mlとともに室温で18時
間撹拌し、かつ引続き真空中で蒸発濃縮する。残
分をケイ酸ゲルで塩化メチレン/イソプロパノー
ル(9+1)を用いてクロマトグラフイーするこ
とにより標題化合物620mgが無色油状物として得
られる。 IR:3600、3400、2930、2860、2198、1650、
1599、1586、970/cm。 2a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3R)−
3−ベンゾイルオキシ−4−フエノキシ−1−
ブテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オキ
サビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R)−3−ヒドロキシ−4−フエノキシ
−1−ブテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−
オキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−オン5
g、ピリジン22mlおよび塩化ベンゾイル2.84gか
ら標題化合物6.1gが無色油状物として得られる。 IR:2940、1770、1714、1599、1586、1270、
970/cm。 例 3 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16,16−ジメチル−プロスタシク
リン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R)−3−ベンゾイルオキシ−4,4−
ジメチル−1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオ
キシ−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン−
3−オン2.1gから標題化合物420mgが無色油状物
して得られる。 IR:3600、3400、2962、2935、2860、2200、
1650、1600、972/cm。 前記の表題化合物の出発物質を以下のようにし
て製造する: 3a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3R)−
3−ベンゾイルオキシ−4,4−ジメチル−1
−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−
オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチ
ル−1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−
2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オ
ン1.6g、ピリジン8mlおよび塩化ベンゾイル1
mlからジベンゾエート2gが無色油状物として得
られる。 IR:2962、2930、1770、1715、1600、1588、
1270、970/cm。 例 4 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−15−メチル−プロスタシクリン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R)−3−ヒドロキシ−3−メチル−1
−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オ
キサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン0.5g
および6−ジメチル−t−ブチルシリルオキシ−
ヘキサンニトリル850mgから標題化合物85mgが無
色油状物として得られる。 IR:3600、3400(広幅)2965、2935、2863、
2200、1650、1602、972/cm。 例 5 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16−メチル−プロスタシクリン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3S、4RS)−3−ベンゾイルオキシ−4
−メチル−1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオ
キシ−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−
3−オン2.03gから標題化合物425mgが無色油状
物として得られる。 IR:3610、3420、2960、2935、2863、2200、
1650、1600、970/cm。 前記の標題化合物の出発物質は以下のようにし
て製造される。 5a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3S、
4RS)−3−ベンゾイルオキシ−4−メチル−
1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2
−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オ
ン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3S、4RS)−3−ヒドロキシ−4−メチ
ル−1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−
2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オ
ン1.7g、ピリジン8mlおよ塩化ベンゾイルmlか
らジベンゾエート2.06gが無色油状物として得ら
れる。 IR:2960、2935、1771、1715、1600、1589、
1270、972/cm。 例 6 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16−フルオル−プロスタシクリン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R、4RS)−3−ベンゾイルオキシ−4
−フルオル−1−オクテニル〕−7−ベンゾイル
オキシ−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン
−3−オン2gから標題化合物630mgが油状物と
して得られる。 IR:3630、3410、2958、2936、2860、2202、
1650、972/cm。 前記の化合物の出発物質は以下のようにして製
造される: 6a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3R、
4RS)−3−ベンゾイルオキシ−4−フルオル
−1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−
2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−
オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R、4RS)−3−ヒドロキシ−4−フル
オル−1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ
−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−
オン2gから標題化合物2.3gが油状物として得
られる。 IR:2958、2930、2840、1768、1716、1600、
1590、1272、976/cm。 例 7 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16−メチル−18,19−テトラヒド
ロ−プロスタシクリン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3S、4RS)−3−ベンゾイルオキシ−4
−メチル−1−オクテン−6−イン−イル〕−7
−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシクロ
〔3.3.0〕−オクタン−3−オン1gから標題化合
物280mgが油状物として得られる。 IR:3605、3430、2960、2936、2200、1650、
976/cm。 前記の標題化合物の出発物質は以下のようにし
て製造される: 7a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3S、
4RS)−3−ベンゾイルオキシ−4−メチル−
1−オクテン−6−6イン−イル〕−7−ベン
ゾイルオキシ−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕
オクタン−3−オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3S、4RS)−3−ヒドロキシ−4−メチ
ル−1−オクテン−6−イン−イル〕−7−ベン
ゾイルオキシ−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オ
クタン−3−オン0.9gから標題化合物1.04gが
油状物として得られる。 IR:2960、2932、2845、1765、1712、1600、
1588、1270、972/cm。 例 8 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16−フエニル−17、18、19、20−
テトラノル−プロスタシクリン 例1と同様にして、(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3S)−3−ベンゾイルオキシ−4−フエ
ニル−1−ブテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−
2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オ
ン1gから標題化合物300mgが油状物として得ら
れる。 IR:3600、3410、2958、2934、2200、1652、
1602、974/cm。 前記の標題化合物の出発物質は以下のようにし
て製造される: 8a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3S)−
ベンゾイルオキシ−4−フエニル−1−ブテニ
ル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシ
クロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3S)−3−ヒドロキシ−4−フエニル−
1−ブテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オ
キサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン1g
から標題化合物1.25gが油状物として得られる。 IR:2960、2940、2832、1765、1718、1600、
1588、1275、974/cm。 例 9 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−13,14−ジヒドロ−16−フエノキ
シ−17、18、19、20−テトラノル−プロスタシ
クリン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−4−
〔(3R)−3−ベンゾイルオキシ−4−フエノキシ
−ブチル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オキサ
ビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン500mgか
ら標題化合物120mgが油状物として得られる。 IR:3605、3410、2962、2938、2204、1652、
1600、1588/cm。 前記の標題化合物の出発物質は以下のようにし
て製造される: 9a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(3R)−3−ベ
ンゾイルオキシ−4−フエノキシ−ブチル〕−
7−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシクロ
〔3.3.0〕−オクタン−3−オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(3R)−3−ヒドロキシ−4−フエノキシ−ブチ
ル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシク
ロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン500mgから標題
化合物550mgが油状物が得られる。 IR:2960、2938、1766、1716、1600、1590、
1270/℃。 例 10 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16,20−テトラデヒドロ−プロス
タシクリン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(3S)−3−ベンゾイルオキシ−4−メチル−1
−ノネン−6−イン−イル〕−7−ベンゾイルオ
キシ−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−
3−オン500mgから標題化合物100mgが油状物とし
て得られる。 IR:3600、3420、2956、2934、2840、2202、
1650、976/cm。 前記の標題化合物の出発物質は以下のようにし
て製造される: 10a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(3S)−3−ベ
ンゾイルオキシ−4−メチル−1−ノネン−6
−イン−イル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−
オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(3S)−3−ヒドロキシ−4−メチル−1−ノネ
ン−6−イン−イル〕−7−ベンゾイルオキシ−
2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オ
ン1gから標題化合物1.25gが油状物として得ら
れる。 IR:2960、2935、1770、1716、1600、1588、
1274、976/cm。 例 11 (5Z)−5−シアノ−2−デスカルボキシ−2
−ヒドロキシメチル−16−フエノキシ−17、
18、19、20−テトラノルプロスタシクリン (5Z)−5−シアノ−2−デスカルボキシ−2
−(ジメチル−t−ブチルシリルオキシメチル)−
16−フエノキシ−17、18、19、20−テトラノル−
プロスタシクリン(例2参照)0.60gを氷酢酸/
水/テトラヒドロフラン(65+35+10)の混合物
30mlとともに18時間撹拌し、引続き真空中で蒸発
乾固する。残分をケイ酸ゲルでクロマトグラフイ
ーし、その際塩化メチレン/イソプロパノール
(9+1)で溶離して、標題化合物0.41gが無色
油状物として得られる。 IR:3605、3400、2930、2865、2210、1650、
1600、1588、976/cm。 例 12 (5Z)−5−シアノ−2−デスカルボキシ−2
−ヒドロキシメチル−16−メチル−プロスタシ
クリン ジイソプロピルアミン5.1mlに−25℃でヘキサ
ン中のブチルリチウムの1.53モル−溶液23.5mlを
加え、ヘキサメチルリン酸トリアミド6mlを加
え、かつ−70℃でテトラヒドロフラン5ml中の6
−(ジメチル−t−ブチルシリルオキシ)−ヘキサ
ンニトリル8.2gの溶液を滴下する。30分後エー
テル40mlおよびテトラヒドロフラン40ml中の
(1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3S、4RS)−
3−ベンゾイルオキシ−4−メチル−1−オクテ
ニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシ
クロ〔3.3.0〕オクタン−3−オン4.85gの溶液を
滴下し、次いで更に15分、−70℃で撹拌し、かつ
この溶液を水性クエン酸溶液上に入れる。その際
PH5が得られる。エーテルで数回抽出し、有機相
を塩水と振盪し、硫酸マグネシウム上で乾かし、
過し、かつ蒸発濃縮残分をケイ酸ゲルで酢酸エ
ステルを用いて精製する。油性物質3.6gが得ら
れ、これを水分離のためにエーテル250mlに溶か
し、かつ1時間20℃で45%−三フツ化ホウ素−エ
ーテラート溶液1mlで処理する。引続き5%−重
炭酸ナトリウム溶液上に注ぎ、相を分離し、塩水
で中性になるまで洗い、硫酸マグネシウム上で乾
燥し、かつ真空中で蒸発濃縮する。残分をケイ酸
ゲルでクロマトグラフイー処理することにより先
ず(5E)−5−シアノ−2−デスカルボキシ−2
−(ジメチル−t−ブチルシリルオキシ−メチル)
−16−メチル−プロスタシクリン1.3gが、かつ
極性の大きな成分として相応する(5Z)−5−シ
アノ−2−デスカルボキシ−2−(ジメチル−t
−ブチルシリルオキシメチル)−16−メチル−プ
ロスタシクリン1.05gが得られる。 シリルエーテル分離のために(5Z)−立体配置
化合物1.05を20℃で氷酢酸/水/テトラヒドロフ
ラン(65/35/10)の混合物35mlとともに18時間
撹拌し、真空中で蒸発濃縮し、かつ残分をケイ酸
ゲルでクロマトグラフイーする、その際塩化メチ
レン/イソプロパノール(9+1)で溶離する。
標題化合物600mgが無色油状物として得られる。 IR:3610、3410、2958、2936、2862、2200、
1650、1601、972/cm。
ロキシメチル−プロスタシクリン ジイソプロピルアミン5.1mlに−25℃で15分以
内にヘキサン中のブチルリチウムの1.53モル溶液
23.5mlを加え、かつ−25℃で1時間撹拌する。引
続きヘキサメチルリン酸トリアミド6.3mlを加え、
かつこの混合物に−70℃で30分以内にテトラヒド
ロフラン5ml中の6−(ジメチル−t−ブチルシ
リルオキシ)−ヘキサンニトリル8.2gの溶液を滴
下する。−70℃で20分撹拌し、エーテル25mlとテ
トラヒドロフラン30ml中の(1S,5R,6R,7R)
−6−〔(E)−(3S)−3−ベンゾイルオキシ−1
−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オ
キサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン4.7g
の溶液を添加し、かつ反応混合物を10%−クエン
酸溶液に注いでPH5にする。エーテル各200mlで
抽出し、有機相を水と2度振盪し、硫酸ナトリウ
ム上で乾かし、かつ蒸発残分を酢酸エステルを用
いてケイ酸ゲルで過する。その際有機金属反応
の反応生成物3.3gが11,15−ジヒドロキシ化合
物として得られる。 水分離のために前記の反応生成物を無水ジエチ
ルエーテル150ml中に溶かし、希釈したエーテル
性三フツ化ホウ素溶液(製造:45%−三フツ化ホ
ウ素−エーテラート溶液0.9mlを無水エーテル81
mlで希釈)90mlを加え、かつ室温でアルゴン下に
1時間撹拌する。引続き5%−重炭酸ナトリウム
溶液上に注ぎ、水で中性になるまで洗い、硫酸ナ
トリウム上で乾かし、かつ真空中で蒸発濃縮す
る。残分をケイ残ゲルでクロマトグラフイーする
ことにより先ず(5E)−5−シアノ−2−デスカ
ルボキシ−2−(ジメチル−t−ブチルシリルオ
キシメチル)−プロスタシクリン1.2gおよび極性
の大きい成分として相応する異性体の(5Z)−5
−シアノ−2−デスカルボキシ−2−(ジメチル
−t−ブチルオキシメチル)−プロスタシクリン
0.98gが得られる。 シリルエーテル分離のために(5E)−立体配置
化合物1.2gを室温で氷酢酸/水/テトラヒドロ
フラン(65+35+10)の混合物40mlとともに18時
間撹拌する。真空中で蒸発濃縮し、かつ残分をケ
イ酸ゲルでクロマトグラフイーする。塩化メチレ
ン/イソプロパノール(9+1)を用いて標題化
合物740mgが無色油状物として得られる。 IR:3610、3400(広幅)、2960、2930、2860、
2200、1650、1600、970/cm。 前記の標題化合物の出発物質は以下のようにし
て製造される。 (a) (1S、5R、6R、7R)−1−〔(E)−(3S)−
3−ベンゾイルオキシ−1−オクテニル〕−7
−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシクロ
〔3.3.0〕−オクタン−3−オン ピリジン15ml中の(1S、5R、R6、7R)−6−
〔(E)−(3S)−3−ヒドロキシ−1−オクテニ
ル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシク
ロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン3.1gの溶液に塩
化ベンゾイル1.9mlを0℃で加え、かつ室温で18
時間撹拌する。引続き水1.2mlを加え、2時間撹
拌し、エーテル300mlで希釈し、水50mlと1度、
10%−硫酸で2度、5%−重炭酸ナトリウム溶液
で1度および水で3度振盪する。硫酸マグネシウ
ム上で乾かし、真空中で蒸発濃縮し、かつ残分を
ケイ酸ゲルで過する。エーテル/ヘキサン(8
+2)を用いてジベンゾエート3.9gが無色油状
物として得られる。 IR:2960、2925、1770、1715、1602、1585、
1270、969/cm。 1b −6(ジメチル−t−ブチルシリルオキシ)
−ヘキサンニトリル ジメチルホルムアミド100ml中の1,5−ペン
タンジオール62.5gとイミダゾール102gの溶液
に氷浴温度でジメチル−t−ブチルシリルクロリ
ド90.5gを加え、かつ0℃で16時間撹拌する。引
続き水900ml上に注ぎ、ヘキサン/エーテル(1
+1)の混合物各500mlで3度抽出し、有機抽出
物を水で中性になるまで洗い、かつ硫酸マグネシ
ウム上で乾かす。真空中で濃縮し、かつ残分を
0.6mmHgの真空で蒸溜する。その際76〜80℃でモ
ノシリルエーテル55gが無色液体として得られ
る。 トシレート形成のためにピリジン185mlに溶か
し、かつ氷浴温度でp−トルエンスルホン酸クロ
リド74gを添加する。室温で16時間撹拌し、水10
mlを加え、3時間撹拌し、エーテル1.3で希釈
し、10%−硫酸で2度、5%−重炭酸ナトリウム
で1度および水で3度振盪する。硫酸マグネシウ
ム上で乾かし、かつ真空中で蒸発濃縮する。その
際トシレート79gが得られ、これをジメチルスル
ホキシド185mlに溶かし、シアン化ナトリウム22
gを加え、かつ80℃でアルゴン下に18時間撹拌す
る。引続き水700mlを加え、エーテル/ヘキサン
(1+1)の混合物各400mlで3度抽出し、有機抽
出物を水で中性になるまで洗い、かつ硫酸マグネ
シウム上で乾かす。真空中で濃縮し、かつ残分を
0.01mmHgの真空で蒸溜する。その際75〜77℃で
標題化合物43gが無色の液体として得られる。 IR:2930、2855、2242、1250、1095、830/cm。 例 2 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16−フエノキシ−17、18、19、20
−テトラノル−プロスタシクリン ジイソプロピルアミン2.95mlに−25℃で15分以
内でヘキサン中のブチルリチウムの1.55モル−溶
液13.95mlを加え、かつ−25℃で1時間撹拌する。
引続きヘキサメチルリン酸トリアミド3.7mlを加
え、かつこの混合物中に−70℃で30分以内にテト
ラヒドロフラン4ml中の6−(ジメチル−t−ブ
チルシリルオキシ)−ヘキサンニトリル4.8gの溶
液を滴下する。20分後テトラヒドロフラン15mlと
エーテル15ml中の(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R)−3−ベンゾイルオキシ−4−フエ
ノキシ−1−ブテニル〕−7−ベンゾイルオキシ
−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−
オン3gの溶液を添加し、70℃で30分撹拌し、か
つ反応混合物を10%−クエン酸溶液に注ぎ入れて
PH5にする。エーテルで抽出し、有機相を水で中
性になるまで洗い、硫酸マグネシウム上で乾か
し、かつ真空中で蒸発濃縮する。残分をケイ酸ゲ
ルでクロマトグラフイーすることにより有機金属
反応の反応生成物2.3gが11,15−ジオールとし
て得られる。 水分離のために前記の反応の反応生成物を無水
ジエチルエーテル120mlに溶かし、希釈したエー
テル性三フツ化ホウ素溶液(製造:例1)60mlを
添加し、かつ室温で1時間撹拌する。引続き5%
−重炭酸ナトリウム溶液上に注ぎ、水で中性にな
るまで洗い、硫酸マグネシウム上で乾かし、かつ
真空中で蒸発濃縮する。残分をケイ酸ゲルでクロ
マトグラフイー処理することにより先ず(5E)−
5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−(ジメチ
ル−t−ブチル−シリルオキシメチル)−16−フ
エノキシ−17、18、19、20−テトラノル−プロス
タシクリン0.9gが、かつ極性の大きい成分とし
て相応する異性体の(5Z)−5−シアノ−2−デ
スカルボキシ−2−(ジメチル−t−ブチルシリ
ルオキシメチル)−16−フエノキシ−17、18、19、
20−テトラノル−プロスタシクリン0.78gが得ら
れる。 シリルエーテル分離のために(5E)−立体配置
化合物0.9gを氷酢酸/水/テトラヒドロフラン
(65+35+10)の混合物36mlとともに室温で18時
間撹拌し、かつ引続き真空中で蒸発濃縮する。残
分をケイ酸ゲルで塩化メチレン/イソプロパノー
ル(9+1)を用いてクロマトグラフイーするこ
とにより標題化合物620mgが無色油状物として得
られる。 IR:3600、3400、2930、2860、2198、1650、
1599、1586、970/cm。 2a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3R)−
3−ベンゾイルオキシ−4−フエノキシ−1−
ブテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オキ
サビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R)−3−ヒドロキシ−4−フエノキシ
−1−ブテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−
オキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン−3−オン5
g、ピリジン22mlおよび塩化ベンゾイル2.84gか
ら標題化合物6.1gが無色油状物として得られる。 IR:2940、1770、1714、1599、1586、1270、
970/cm。 例 3 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16,16−ジメチル−プロスタシク
リン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R)−3−ベンゾイルオキシ−4,4−
ジメチル−1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオ
キシ−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン−
3−オン2.1gから標題化合物420mgが無色油状物
して得られる。 IR:3600、3400、2962、2935、2860、2200、
1650、1600、972/cm。 前記の表題化合物の出発物質を以下のようにし
て製造する: 3a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3R)−
3−ベンゾイルオキシ−4,4−ジメチル−1
−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−
オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R)−3−ヒドロキシ−4,4−ジメチ
ル−1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−
2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オ
ン1.6g、ピリジン8mlおよび塩化ベンゾイル1
mlからジベンゾエート2gが無色油状物として得
られる。 IR:2962、2930、1770、1715、1600、1588、
1270、970/cm。 例 4 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−15−メチル−プロスタシクリン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R)−3−ヒドロキシ−3−メチル−1
−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オ
キサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン0.5g
および6−ジメチル−t−ブチルシリルオキシ−
ヘキサンニトリル850mgから標題化合物85mgが無
色油状物として得られる。 IR:3600、3400(広幅)2965、2935、2863、
2200、1650、1602、972/cm。 例 5 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16−メチル−プロスタシクリン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3S、4RS)−3−ベンゾイルオキシ−4
−メチル−1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオ
キシ−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−
3−オン2.03gから標題化合物425mgが無色油状
物として得られる。 IR:3610、3420、2960、2935、2863、2200、
1650、1600、970/cm。 前記の標題化合物の出発物質は以下のようにし
て製造される。 5a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3S、
4RS)−3−ベンゾイルオキシ−4−メチル−
1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2
−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オ
ン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3S、4RS)−3−ヒドロキシ−4−メチ
ル−1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−
2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オ
ン1.7g、ピリジン8mlおよ塩化ベンゾイルmlか
らジベンゾエート2.06gが無色油状物として得ら
れる。 IR:2960、2935、1771、1715、1600、1589、
1270、972/cm。 例 6 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16−フルオル−プロスタシクリン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R、4RS)−3−ベンゾイルオキシ−4
−フルオル−1−オクテニル〕−7−ベンゾイル
オキシ−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン
−3−オン2gから標題化合物630mgが油状物と
して得られる。 IR:3630、3410、2958、2936、2860、2202、
1650、972/cm。 前記の化合物の出発物質は以下のようにして製
造される: 6a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3R、
4RS)−3−ベンゾイルオキシ−4−フルオル
−1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−
2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−
オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3R、4RS)−3−ヒドロキシ−4−フル
オル−1−オクテニル〕−7−ベンゾイルオキシ
−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−
オン2gから標題化合物2.3gが油状物として得
られる。 IR:2958、2930、2840、1768、1716、1600、
1590、1272、976/cm。 例 7 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16−メチル−18,19−テトラヒド
ロ−プロスタシクリン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3S、4RS)−3−ベンゾイルオキシ−4
−メチル−1−オクテン−6−イン−イル〕−7
−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシクロ
〔3.3.0〕−オクタン−3−オン1gから標題化合
物280mgが油状物として得られる。 IR:3605、3430、2960、2936、2200、1650、
976/cm。 前記の標題化合物の出発物質は以下のようにし
て製造される: 7a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3S、
4RS)−3−ベンゾイルオキシ−4−メチル−
1−オクテン−6−6イン−イル〕−7−ベン
ゾイルオキシ−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕
オクタン−3−オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3S、4RS)−3−ヒドロキシ−4−メチ
ル−1−オクテン−6−イン−イル〕−7−ベン
ゾイルオキシ−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オ
クタン−3−オン0.9gから標題化合物1.04gが
油状物として得られる。 IR:2960、2932、2845、1765、1712、1600、
1588、1270、972/cm。 例 8 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16−フエニル−17、18、19、20−
テトラノル−プロスタシクリン 例1と同様にして、(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3S)−3−ベンゾイルオキシ−4−フエ
ニル−1−ブテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−
2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オ
ン1gから標題化合物300mgが油状物として得ら
れる。 IR:3600、3410、2958、2934、2200、1652、
1602、974/cm。 前記の標題化合物の出発物質は以下のようにし
て製造される: 8a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3S)−
ベンゾイルオキシ−4−フエニル−1−ブテニ
ル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシ
クロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(E)−(3S)−3−ヒドロキシ−4−フエニル−
1−ブテニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オ
キサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン1g
から標題化合物1.25gが油状物として得られる。 IR:2960、2940、2832、1765、1718、1600、
1588、1275、974/cm。 例 9 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−13,14−ジヒドロ−16−フエノキ
シ−17、18、19、20−テトラノル−プロスタシ
クリン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−4−
〔(3R)−3−ベンゾイルオキシ−4−フエノキシ
−ブチル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オキサ
ビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン500mgか
ら標題化合物120mgが油状物として得られる。 IR:3605、3410、2962、2938、2204、1652、
1600、1588/cm。 前記の標題化合物の出発物質は以下のようにし
て製造される: 9a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(3R)−3−ベ
ンゾイルオキシ−4−フエノキシ−ブチル〕−
7−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシクロ
〔3.3.0〕−オクタン−3−オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(3R)−3−ヒドロキシ−4−フエノキシ−ブチ
ル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシク
ロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン500mgから標題
化合物550mgが油状物が得られる。 IR:2960、2938、1766、1716、1600、1590、
1270/℃。 例 10 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒドロ
キシメチル−16,20−テトラデヒドロ−プロス
タシクリン 例1と同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(3S)−3−ベンゾイルオキシ−4−メチル−1
−ノネン−6−イン−イル〕−7−ベンゾイルオ
キシ−2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−
3−オン500mgから標題化合物100mgが油状物とし
て得られる。 IR:3600、3420、2956、2934、2840、2202、
1650、976/cm。 前記の標題化合物の出発物質は以下のようにし
て製造される: 10a (1S、5R、6R、7R)−6−〔(3S)−3−ベ
ンゾイルオキシ−4−メチル−1−ノネン−6
−イン−イル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−
オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オン 例1aと同様にして(1S、5R、6R、7R)−6−
〔(3S)−3−ヒドロキシ−4−メチル−1−ノネ
ン−6−イン−イル〕−7−ベンゾイルオキシ−
2−オキサビシクロ〔3.3.0〕−オクタン−3−オ
ン1gから標題化合物1.25gが油状物として得ら
れる。 IR:2960、2935、1770、1716、1600、1588、
1274、976/cm。 例 11 (5Z)−5−シアノ−2−デスカルボキシ−2
−ヒドロキシメチル−16−フエノキシ−17、
18、19、20−テトラノルプロスタシクリン (5Z)−5−シアノ−2−デスカルボキシ−2
−(ジメチル−t−ブチルシリルオキシメチル)−
16−フエノキシ−17、18、19、20−テトラノル−
プロスタシクリン(例2参照)0.60gを氷酢酸/
水/テトラヒドロフラン(65+35+10)の混合物
30mlとともに18時間撹拌し、引続き真空中で蒸発
乾固する。残分をケイ酸ゲルでクロマトグラフイ
ーし、その際塩化メチレン/イソプロパノール
(9+1)で溶離して、標題化合物0.41gが無色
油状物として得られる。 IR:3605、3400、2930、2865、2210、1650、
1600、1588、976/cm。 例 12 (5Z)−5−シアノ−2−デスカルボキシ−2
−ヒドロキシメチル−16−メチル−プロスタシ
クリン ジイソプロピルアミン5.1mlに−25℃でヘキサ
ン中のブチルリチウムの1.53モル−溶液23.5mlを
加え、ヘキサメチルリン酸トリアミド6mlを加
え、かつ−70℃でテトラヒドロフラン5ml中の6
−(ジメチル−t−ブチルシリルオキシ)−ヘキサ
ンニトリル8.2gの溶液を滴下する。30分後エー
テル40mlおよびテトラヒドロフラン40ml中の
(1S、5R、6R、7R)−6−〔(E)−(3S、4RS)−
3−ベンゾイルオキシ−4−メチル−1−オクテ
ニル〕−7−ベンゾイルオキシ−2−オキサビシ
クロ〔3.3.0〕オクタン−3−オン4.85gの溶液を
滴下し、次いで更に15分、−70℃で撹拌し、かつ
この溶液を水性クエン酸溶液上に入れる。その際
PH5が得られる。エーテルで数回抽出し、有機相
を塩水と振盪し、硫酸マグネシウム上で乾かし、
過し、かつ蒸発濃縮残分をケイ酸ゲルで酢酸エ
ステルを用いて精製する。油性物質3.6gが得ら
れ、これを水分離のためにエーテル250mlに溶か
し、かつ1時間20℃で45%−三フツ化ホウ素−エ
ーテラート溶液1mlで処理する。引続き5%−重
炭酸ナトリウム溶液上に注ぎ、相を分離し、塩水
で中性になるまで洗い、硫酸マグネシウム上で乾
燥し、かつ真空中で蒸発濃縮する。残分をケイ酸
ゲルでクロマトグラフイー処理することにより先
ず(5E)−5−シアノ−2−デスカルボキシ−2
−(ジメチル−t−ブチルシリルオキシ−メチル)
−16−メチル−プロスタシクリン1.3gが、かつ
極性の大きな成分として相応する(5Z)−5−シ
アノ−2−デスカルボキシ−2−(ジメチル−t
−ブチルシリルオキシメチル)−16−メチル−プ
ロスタシクリン1.05gが得られる。 シリルエーテル分離のために(5Z)−立体配置
化合物1.05を20℃で氷酢酸/水/テトラヒドロフ
ラン(65/35/10)の混合物35mlとともに18時間
撹拌し、真空中で蒸発濃縮し、かつ残分をケイ酸
ゲルでクロマトグラフイーする、その際塩化メチ
レン/イソプロパノール(9+1)で溶離する。
標題化合物600mgが無色油状物として得られる。 IR:3610、3410、2958、2936、2862、2200、
1650、1601、972/cm。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式: [式中BはC−原子数1〜5の直鎖アルキレン
基を表わし、Aは−CH2−CH2−、トランス−
CH=CH−または−C≡C−基を表わし、Wは
ヒドロキシメチレン基または【式】基を 表わし、ここでOH−基はα位またはβ位であつ
てよく、Dはフツ素原子によつて置換されていて
もよいC−原子数1〜5の直鎖または分枝鎖飽和
アルキレン基を表わし、Eは酸素、−C≡C−結
合または直接結合を表わし、R2はC−原子数1
〜7のアルキル基またはフエニル基を表わし、か
つR1はヒドロキシ基を表わす]のプロスタシク
リン誘導体。 2 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒド
ロキシメチル−プロスタシクリンである、特許請
求の範囲第1項記載の化合物。 3 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒド
ロキシメチル−16−フエノキシ−17,18,19,20
−テトラノル−プロスタシクリンである、特許請
求の範囲第1項記載の化合物。 4 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒド
ロキシメチル−16,16−ジメチル−プロスタシク
リンである、特許請求の範囲第1項記載の化合
物。 5 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒド
ロキシメチル−15−メチル−プロスタシクリンで
ある、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 6 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒド
ロキシメチル−16−メチル−プロスタシクリンで
ある、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒド
ロキシメチル−16−フルオル−プロスタシクリン
である、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 8 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒド
ロキシメチル−16−メチル−18,19−テトラデヒ
ドロ−プロスタシクリンである、特許請求の範囲
第1項記載の化合物。 9 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒド
ロキシメチル−16−フエニル−17,18,19,20−
テトラノル−プロスタシクリンである、特許請求
の範囲第1項記載の化合物。 10 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒ
ドロキシメチル−13,14−ジヒドロ−16−フエノ
キシ−17,18,19,20−テトラノル−プロスタシ
クリンである、特許請求の範囲第1項記載の化合
物。 11 5−シアノ−2−デスカルボキシ−2−ヒ
ドロキシメチル−16,20−ジメチル−18,19−テ
トラデヒドロ−プロスタシクリンである、特許請
求の範囲第1項記載の化合物。 12 (5Z)−5−シアノ−2−デスカルボキシ
−2−ヒドロキシメチル−16−フエノキシ−17,
18,19,20−テトラノル−プロスタシクリンであ
る、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 13 一般式: [式中BはC−原子数1〜5の直鎖アルキレン
基を表わし、Aは−CH2−CH2−、トランス−
CH=CH−または−C≡C−基を表わし、Wは
ヒドロキシメチレン基または【式】基を 表わし、ここでOH−基はα位またはβ位であつ
てよく、Dはフツ素原子によつて置換されていて
もよいC−原子数1〜5の直鎖または分枝鎖飽和
アルキレン基を表わし、Eは酸素、−C≡C−結
合または直接結合を表わし、R2はC−原子数1
〜7のアルキル基またはフエニル基を表わし、か
つR1はヒドロキシ基を表わす]のプロスタシク
リン誘導体を製造するための方法において、一般
式: [式中R1,R2,A,W,D,Eは前記のもの
を表わす]の化合物を場合により存在する遊離の
ヒドロキシ基を保護した後に、一般式: N≡C−CH2−B−CH2OR3 [式中R3は容易に分離可能なエーテル基を表
わし、かつBは前記のものを表わす]のニトリル
とリチウムジイソプロピルアミドから製造された
カルバニオンとを反応させた後酸処理を実施する
ことを特徴とする、新規プロスタシクリン誘導体
の製法。
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| DE19803041601 DE3041601A1 (de) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | Neue prostacyclinderivate, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als arzneimittel |
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