JPH0361657B2 - - Google Patents

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JPH0361657B2
JPH0361657B2 JP58077669A JP7766983A JPH0361657B2 JP H0361657 B2 JPH0361657 B2 JP H0361657B2 JP 58077669 A JP58077669 A JP 58077669A JP 7766983 A JP7766983 A JP 7766983A JP H0361657 B2 JPH0361657 B2 JP H0361657B2
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JP
Japan
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dimethyl
mixture
halogen
reaction
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JP58077669A
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JPS58203931A (ja
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Rantsushu Rainharuto
Aruruto Deiitaa
Yauteraato Manfureeto
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Bayer AG
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Bayer AG
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Publication of JPH0361657B2 publication Critical patent/JPH0361657B2/ja
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/61Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
    • C07C45/67Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
    • C07C45/68Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms
    • C07C45/72Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms by reaction of compounds containing >C = O groups with the same or other compounds containing >C = O groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/61Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
    • C07C45/63Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by introduction of halogen; by substitution of halogen atoms by other halogen atoms
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    • C07C49/20Unsaturated compounds containing keto groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C49/227Unsaturated compounds containing keto groups bound to acyclic carbon atoms containing halogen
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    • C07C49/227Unsaturated compounds containing keto groups bound to acyclic carbon atoms containing halogen
    • C07C49/233Unsaturated compounds containing keto groups bound to acyclic carbon atoms containing halogen containing six-membered aromatic rings
    • C07C49/235Unsaturated compounds containing keto groups bound to acyclic carbon atoms containing halogen containing six-membered aromatic rings having unsaturation outside the aromatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な4,4−ジメチル−3−ハロゲ
ノ−1−ヘキセン−5−オン及びその製法に係
る。
本発明は、更に上記4,4−ジメチル−3−ハ
ロゲノ−1−ヘキセン−5−オンを出発物質とし
て3−ビニル置換2,2−ジメチルシクロプロパ
ン−1−カルボン酸および−カルボキシレートを
製造する新規な方法、並びにこれらの化合物用の
新規な中間生成物およびその製造にも関連し、こ
れ等関連事項をも含めて以下に説明する。
3−スチリル−2,2−ジメチルシクロプロパ
ンカルボン酸のエステルが殺昆虫剤特性を有する
ことは既に開示されている(例えば西ドイツ特許
出願公開第2706184号および同第2738150号参照)。
この化合物は、相当するイリドをカロンアルデヒ
ドとウイテイヒ反応で反応させることによつて製
造される(西ドイツ特許出願公開第2738150号お
よび同2837101号参照)。この合成は、カロンアル
デヒドが困難を伴つてやつと入手し得るので、高
価なものである。他の手段を用いても、この酸は
多段の合成経路を経てやつと得ることができる。
3−ジハロゲノビニル置換シクロプロパンカル
ボン酸のエステルが殺昆虫剤特性を有することも
また開示されている(西ドイツ特許出願公開第
2326077号参照)。
酸は、例えば、1,1−ジハロゲノ−4−メチ
ルペンタジエンをジアゾアセテートと反応させる
ことによつて製造される(Farkas et al Coll
Czech Comm.Chem.24、2230(1959)参照)。
これらのものは、プレノールおよびオルトアセ
テートを反応させてジメチルペンテノエートと
し、テトラハロゲノメタンを加え、そしてアルコ
ラートを用いて生成する化合物を脱ハロゲン化水
素することによつてもまた得ることができる(西
ドイツ特許出願公開第2539895号後照)。
これらの方法は、数多くの段階を通過しなけれ
ばならないので、高い安全性予防策を必要とする
か、或いはこれを技術的に包含している。これら
の方法は、また、比較的高価な出発生成物から始
まる。
1 本発明において、下記式() 式中、Yはハロゲン、C1-4アルキルまたは場
合によつてハロゲンで置換されてもよいフエニ
ルを表わし、 Xは水素、ハロゲンまたはC1-4アルキルを表
わし、そして Rは水素またはC1-4アルキルを表わす、 で表わされる化合物が、下記式() 式中、YおよびXは上記の意味を有する、 で表わされるアルデヒドを、下記式() で表わされるメチルブタン−3−オンと、ハロゲ
ン化水素酸の存在下で反応させ、この段階で得る
ことができる、下記式() 式中、YおよびXは上記の意味を有し、そし
て Halは塩素または臭素を表わす、 を有する4,4−ジメチル−3−ハロゲノ−1
−ヘキセン−5−オンをハロゲン化し、そして
この段階で得ることができる下記式() 式中、Y、XおよびHalは上記の意味をを有
する、 を有する化合物を下記式() R−OM () 式中、Rは上記の意味を有し、そしてMはア
ルカリまたはアルカリ土金属イオンの1当量を
表わす、 で表わされる塩基と反応させることによつて得
られるということが見出された。
2 下記式() 式中、Yはハロゲン、C1-4アルキルまたは場
合によつてハロゲンで置換されてもよいフエニ
ルを表わし、 Xは水素、ハロゲンまたはC1-4アルキルを表
わし、そして Halは塩素または臭素を表わす、 で表わされる、新規な4,4−ジメチル−3−
ハロゲノ−1−ヘキセン−5−オンが見出され
た。
3 下記式() 式中、Y、XおよびHalは、2のもとで(上
記)与えた意味を有する、 で表わされる4,4−ジメチル−3−ハロゲノ
−1−ヘキセン−5−オンが、下記式() 式中、YおよびXは上記の意味を有する、で
表わされるアルデヒドを、下記式() で表わされる2−メチルブタン−3−オンと、ハ
ロゲン化水素酸の存在下で反応させると得られる
ということが見出された。
4 下記式() 式中、Yはハロゲン、C1-4アルキルまたは場
合によつてハロゲンで置換されてもよいフエニ
ルを表わし、 Xは水素、ハロゲンまたはC1-4アルキルを表
わし、そして Halは互いに独立に塩素または臭素を表わ
す、 で表わされる、新規な化合物もまた見出され
た。
5 下記式() 式中、Y、XおよびHalは4のもとで(上
記)与えた意味を有する、 で表わされる化合物が、下記式() 式中、Y、XおよびHalは上記の意味を有す
る、 で表わされる4,4−ジメチル−3−ハロゲノ
−1−ヘキセン−5−オンをハロゲン化すると
得られることもまた見出された。
6 下記式() 式中、Y、XおよびRは上記の意味を有す
る、 で表わされる化合物が、下記式() 式中、Y、XおよびHalは上記の意味を有す
る、 で表わされる化合物を、下記式() R−O−M () 式中、RおよびMは上記の意味を有する、で
表わされる塩基と反応させると得られるという
こともまた見出された。
(上記の)式()で表わされる4,4−ジメ
チル−3−ハロゲノ−1−ヘキセン−5−オン
は、既既に述べた如く、下記式() で表わされるアルデヒドを、2−メチルブタン−
33−オン()と、ハロゲン化水素の存在下で反
応させることによつて得られる。
反応の径路は驚くべきものである。現段階の技
術に従うと、アルデヒドは2−メチルブタン−3
−オンのメチル基に攻撃しそうなものであつた。
即ち、例えば、“Organic Reactions(有機反
応)”、Vol.1、31頁末尾乃至32頁冒頭では、アル
デヒドとケトンの酸触媒縮合はメチル基の所で起
るのがもつともらしいと予測している。アルデヒ
ドがCH3基の所で反応するかCH基の所で反応す
るかを決定するのに構造が重要であることもまた
公知である。即ち、ベンズアルデヒドおよび4−
クロロベンズアルデヒドは、メチルアルキルケト
ンと、CH基の所では痕跡しか反応せず、CH3
の所で圧倒的に反応する。他方、4−メトキシベ
ンズアルデヒドは、メチルアルキルケトンと、70
%までCH基の所で反応する(Archiv fu¨r
Pharmazie 308、422(1975)参照)。
もし、例えば、3−クロロ−3−フエニルプロ
ペナルを出発材料として使用すれば、反応の径路
は次の方程式で表わすことができる: 一般式は、本発明の方法で使用される出発材
料の定義を与える。この式の中で、Yは、好まし
くは、ハロゲン、殊にフツ素、塩素もしくは臭
素、C1-4アルキルまたは場合によりハロゲン−置
換されたフエニルを表わす。
Xは好ましくは水素またはハロゲン、殊にフツ
素、塩素もしくは臭素、またはC1-4アルキルを表
わす。
Yは、殊に好ましくは、場合によりフツ素、塩
素、臭素、置換されたフエニル、フツ素、塩素、
臭素またはメチルを表わす。
Yは非常に殊に好ましくは、塩素または塩素置
換されたフエニルを表わす。
Xは、好ましくは、フツ素、塩素、臭素または
メチルを表わす。
Xは非常に殊に好ましくは、塩素を表わす。
出発材料として使用すべき式()のアルデヒ
ドは、公知であるか、或いは公知の方法によつて
製造し得る(例えばZeitschrift fu¨r Chemie
1976、16、337頁;Houben Weyl 第7巻(I
119頁;およびヨーロツパ特許第31041号参照)。
これもまた出発生成物として使用すべき化合物で
ある2−メチル−ブタン−1−オンも公知であ
る。
反応は、少なくとも当モル量の塩化水素または
臭化水素の存在下で行なわれる。
反応は、希釈剤を用いて、或いはこれを用いず
して行ない得る。可能な希釈剤は、塩化水素もし
くは臭化水素に対して不活性な、例えば、シクロ
ヘキサン、石油エーテル、ベンゼン、トルエンの
如き炭化水素、メチレンクロリド、クロロホル
ム、四塩化炭素もしくはクロロベンゼンの如きク
ロロ炭化水素;またはジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サンもしくは1,2−ジメトキシエタンの如きエ
ーテルの如き、全ての溶媒である。酢酸もまた溶
媒として使用し得る。
もし反応を希釈剤なしで行なう場合は、2−メ
チル−3−ブタノンを過剰に使用し得る。普通、
アルデヒド1当量あたり1−10、好ましくは1−
4当量のケトンを用いる。
使用する温度は0乃至25℃の間とする。
反応進行は1H−NMRでモニターし得る。反応
時間は4乃至24時間である。
式()のアルデヒドを式()のメチルブタ
ノンと反応させて得ることのできる、式()の
4,4−ジメチル−3−ハロゲノ−1−ヘキセン
−5−オンは新規なものである。このものは単離
して精製することができ、或いは、更に精製する
ことなく、直ちに、次の段階で更に反応させるこ
ともできる。
XおよびYが、式の化合物に対して示した、
好ましい、または殊に好ましい意味を有する、式
()の化合物が好ましい。
式()の化合物は、式()(上記)の化合
物をハロゲン化することによつて得られる。
この反応の径路は驚くべきものである。
メチル基のハロゲン化の他に、ハロゲンは優先
的に二重結合に付加されると予期されるべきであ
つた。アリル位におけるハロゲン化でさえも、殊
に或る程度の活性化が既に存在するハロゲン原子
によつて存在しているので、排除できそうもな
い。
従つて、ハロゲン化が極めて選択的に、特定的
条件下で実質的に排他的にメチル基の所で起ると
いうことは、極めて驚くべきであると考えねばな
らない。
もし、例えば、4,4−ジメチル−1,3−ジ
クロロ−1−(3,4−ジクロロフエニル)−1−
ヘキセン−5−オンを出発材料として用い、臭素
をハロゲン化剤として用いるとすれば、反応の径
路は次の方程式で表わすことができる: 一般式()は本方法で使用し得る出発材料の
定義を与える。この式で、YおよびXは、式の
化合物に対して22頁に示した、好ましい、および
殊に好ましい意味を有するものとする。
Halは塩素または臭素を表わす。可能なハロゲ
ン化剤は、塩素、臭素またはスルフリルクロリド
である。
反応は、普通は不活性希釈剤中で行なわれる。
これらのものの例は、メタノールもしくはエタノ
ールの如きアルコール、メチレンクロリド、クロ
ロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタンもしくは
高塩素化芳香族化合物の如きクロロ炭化水素、例
えばギ酸もしくは酢酸の如き酸、およびアセテー
トの如きエステルである。
反応は、例えばハロゲン化水素酸(塩化水素も
しくは臭化水素)またはルーイス酸(塩化アルミ
ニウム、塩化亜鉛もしくは臭化アルミニウム)の
如き触媒の存在下で行ない得る。
反応温度は+40℃を超えてはならず、反応は好
ましくは−10乃至+25℃の間で行なう。
最大1当量までのハロゲン化剤を加えたが、第
二のハロゲン原子が反応するのを防ぐために、化
学量論よりも少ない量だけ使用することもまた可
能である。
式()の化合物をハロゲン化して得ることの
できる式()の化合物は新規なものである。こ
のものは単離して精製することができ、或いは、
更に精製を行なわずして、次の段階で直ちに、更
に反応させ得る。置換基YおよびXが式()の
化合物に対して示された好ましい意味を有する式
()の化合物が好ましく、また殊に好ましい。
式()(上記)の化合物は、式()の化合
物を式()の塩基と反応させると得られる。
この反応は、例えば の如き同様の化合物が、極めて温和な条件下でさ
えも、水系塩基もしくはアルコールおよび炭酸塩
と反応してアルコールまたはエーテルを生ずると
いうことが公知である以上は、驚異的と言わねば
ならない(Archiv der Pharmazie308、422およ
313、795参照): 本発明に従う反応の利点は、これが高価でなく
容易に入手し得る出発生成物から開始するという
点である。従つて、この反応によつて、式のシ
クロプロパンカルボキシレートを殊に経済的な方
法で製造するのが可能となる。
更に今一つの利点は、この反応によつて、ビニ
ル二重結合が非対称に置換された化合物の立体選
択的合成が可能となる点である。
もし、例えば、4,4−ジメチル−1,3−ジ
クロロ−6−ブロモ−1−(4−フルオロフエニ
ル)−1−ヘキサン−5−オンを出発材料として
用い、水酸化ナトリウムを塩基として用いれば、
反応径路は次の方程式で表わすことができる: 一般式()および()は、本方法で使用し
得る出発材料の定義を与える。これらの式におい
て、Y、YおよびHalは、上記の、好ましい、お
よび殊に好ましい意味を有する。
挙げることのできる塩基の特定的な例は、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウ
ム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラー
ト、ナトリウムブチラートおよびカリウムt−ブ
チラートである。
もし水酸化物を使用する場合は、反応は、好ま
しくは水および/または不活性希釈剤の中で行な
う。後者の可能な例は、メタノール、エタノール
もしくはt−ブタノールの如きアルコール、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン
の如きエーテル、アセトンの如きケトン、または
ジメチルホルムアミドである。しかし、メチレン
クロリド、石油エーテル、シクロヘキサン、トル
エンまたはクロロベンゼンの如き水と混じり合わ
ない溶媒を、もし適当ならば相間移動触媒の存在
下で、使用することもまた可能である。
もしアルコラートを用いる場合は、相当するア
ルコール中で反応を行なうのが最も有利である。
式()の出発材料1モルあたり少なくとも2
当量の塩基()を使用しなければならない。10
当量までの過剰の塩基が、普通、有利である。
反応温度は比較的広い範囲内で変化させ得る
が、反応は極めて穏やかな条件のもとでさえも、
驚くべきことに、達成し得る。
反応は一般には0℃乃至150℃の間で行なわれ
るが、20乃至100℃の間で行なうのが好ましい。
反応混合物は、もし酸が製造されつつある場合
(R=H)はアルカリ性媒質中に抽出(して不純
物を除去)することにより、そして水相を酸性と
した後に再び抽出することによつて、仕上げられ
る。エステルの製造の際は、精製を蒸留によつて
行なう。予め混合物を水で希釈し、中和して抽出
する。
指示した条件のもとで、酸のシス/トランス混
合物がおよそ25:75乃至35:65の比で製造され
る。しかし、或る条件下ではトランス酸が殆ど専
一的に得られることが、驚くべきことに、見出さ
れた。即ち、例えば、これまでに存在した先行技
術に従うと、塩素化および金属を用いる新たな脱
塩素化によつてトランス−E/Z−酸混合物から
しか製造することのできなかつた(西ドイツ特許
出願公開第3035149号参照)非常に純粋なトラン
ス−3−〔Z−2′−クロロ−2′−(p−Cl−フエニ
ル)−ビニル〕−2,2−ジメチル−シクロプロパ
ンカルボン酸を製造することが可能である。
最も純粋な可能なトランス酸を得るためには、
水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウムを塩基と
して使用するのが好ましく、これらのものは、ま
た、水を含有することもでき、粉砕された工業品
位の水酸化カリウムの使用が殊に好ましい。使用
される溶媒は、メタノール、エタノール、プロパ
ノールの如きアルコールおよびグリコールモノメ
チルエーテルである。メタノールが殊に好まし
い。
シス含有率は温度が上昇するとともに減少す
る。もし高すぎる温度を選ぶと、例えば、塩化水
素の脱離および三重結合の生成によつて、収率が
減少する。かくて、各々の酸に対する最適な温度
を見出さねばならない。これは20℃乃至150℃の
間であり、好ましくは、しかるに、40乃至100℃
の間である。
実施例 1 3−クロロ−3−(4−クロロフエニル)−プロ
ペナル20.1g(0.1モル)およびメチルイソプロ
ピルケトン34.4g(0.4モル)から成る混合物の
中へ、塩化水素を10℃で飽和になるまで通す。混
合物を終夜置き、次に水の上へ注ぎ、そして生成
する混合物を炭酸ナトリウムを用いて中和する。
中和された混合物をメチレンクロリドで抽出し、
乾燥させ、そしてメチレンクロリドおよび過剰の
メチルイソプロピルケトンを留去させる。粗製
4,4−ジメチル−1,3−ジクロロ−1−(4
−クロロフエニル)−1−ヘキセン−5−オンが
24.9g残り、このものを高真空中での蒸留を用い
て精製する。沸点150−155℃/0.1mbarおよび融
点42−43℃を有する、無色または僅かに黄味を帯
びた油状物22.2g(理論の72.7%)が得られる。
参考例 1 4,4−ジメチル−1,3−ジクロロ−1−
(4−クロロフエニル)−4−ヘキセン−5−オン
10g(0.0325モル)をクロロホルム200mlに溶か
し、臭素5.2g(0.0325モル)を20℃で滴下して
加える。混合物を室温で1時間撹拌し、そして溶
媒を留去させる。非常に大部分の4,4−ジメチ
ル−1,3−ジクロロ−6−ブロモ−1−(4−
クロロフエニル)−1−ヘキサン−5−オンから
成る油状物12.5gが得られる。1H−NMR(CDCl3
=δ=1.5ppm(6H、m);4.2ppm(2H、s);
5.23ppm(1H,d,J=5Hz);6.19ppm(1H、
d、J=5Hz);7.2〜7.6ppm(4H、m)。
参考例 2 ジオキサン50ml中に4,4−ジメチル−1,3
−ジクロロ−6−ブロモ−1−(4−クロロフエ
ニル)−1−ヘキセン−5−オン12g(0.031モ
ル)を、水115mlおよびジオキサン100ml中の水酸
化ナトリウム12.45g(0.31モル)の溶液に、20
℃で滴下して加える。混合物を室温で12時間撹拌
し、水750mlで希釈し、そしてメチレンクロリド
で抽出する。水相を塩酸によつて酸性とし、これ
もまたメチレンクロリドで抽出する。酸性の抽出
液を乾燥させ、メチレンクロリドを留去させる。
最終溶媒残留物(ジオキサン)を、60℃で高真空
中で乾燥させることによつて除去する。残る生成
物はシス/トランス−3−(Z−2−クロロ−2
−(4−クロロフエニル)−ビニル)−2,2−ジ
メチルシクロプロパン−カルボン酸から成り、融
点128−135℃を有する。
実施例 2 シンナムアルデヒド20g(0.15モル)およびメ
チルイソプロピルケトン25.8g(0.3モル)を最
初に入れ、乾燥塩化水素を10℃で飽和まで通入す
る。混合物を20−25℃で12時間撹拌し、水の上へ
注ぎ、そして生成する混合物を炭酸ナトリウムで
中和する。中和された混合物をメチレンクロリド
で抽出し、乾燥させ、そしてメチレンクロリドを
留去させる。融点71℃を有する1−フエニル−3
−クロロ−4,4−ジメチル−1−ヘキセン−5
−オン25.7g(理論の72.4%)が得られる。
参考例 3 1−フエニル−3−クロロ−4,4−ジメチル
−1−ヘキセン−5−オン5g(0.021モル)を
クロロホルム40mlに溶かし、臭素3.38g(0.021
モル)を20℃で滴下して加える。溶媒を1時間後
に留去させる。主に1−フエニル−3−−クロロ
−6−ブロモ−4,4−ジメチル−1−ヘキサン
−5−オンから成る油状物6.8gが残るが、これ
を直接更に反応させる。1H−NMR(CDCl3
1.33ppm・1.48ppm(s、s、6H);4.2ppm(s、
2H);5.04ppm(d,CHCl);5.9−6.8ppm(m、
CH=CH);7.3ppm(m、5H) 参考例 4 ジオキサン50ml中の粗製(実施例5からの)1
−フエニル−3−クロロ−6−ブロモ−4,4−
ジメチル−1−ヘキセン−5−オン6gを、水80
mlおよびジオキサン50ml中の水酸化ナトリウム
8.8gの溶液に滴下して加え、混合物20℃で12時
間撹拌する。混合物を次に水で希釈し、メチレン
クロリドで抽出する。水相を塩酸で酸性とし、こ
れもまたメチレンクロリドで抽出する。酸性抽出
液を乾燥させ、メチレンクロリドを留去させる。
最終溶媒残留物(ジオキサン)を高真空中60℃で
乾燥させることによつて除去する。残存する生成
物は、シス/トランス−3−スチリル−2,2−
ジメチシクロプロパンカルボン酸から成る。構造
1H−NMRによつて確定される。
実施例 3 3,3−ジメチルアクロレイン42g(0.5モル)
およびメチルイソプロピルケトン86g(1モル)
の混合物の中へ、飽和になるまで、10℃で塩化水
素を通し、次に混合物を12時間撹拌する(更に冷
却すること無く)。
この回分を氷水の上へ注ぎ、生成する混合物を
炭酸ナトリウムで中和する。中和された混合物を
メチレンクロリドで3回抽出し、合せた有機相を
水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させる。メチ
レンクロリドを留去させた後、油状物97gが残
り、これを高真空中で蒸留する。沸点70−80℃/
0.05mbarを有する2,5,5−トリメチル−4
−クロロ−2−ヘプテン−6−オン59g(理論の
62.6%)が得られる。
参考例 5 2,5,5−トリメチル−4−クロロ−2−ヘ
プテン−6−オン6.03g(0.032モル)をクロロ
ホルム75mlに溶かし、エーテル性塩化水素溶液2
滴を加え、次に臭素5.12g(0.032モル)を25℃
で一度に加える。混合物を室温で25時間撹拌し、
臭化水素および溶媒を真空中で留去させ、最終残
留物を高真空中で除去する。粗製2,3,5−ト
リメチル−4−クロロ−7−ブロモ−2−ヘプテ
ン−6−オン8.7gが得られ、その構造は1H−
NMRスペクトルで確かめられる。このものは、
直接、次の段階で使用される:1N−NMR
(CDCl3)1.27ppm 1.32ppm(s、s、6H);
1.62ppm(d、6H);4.18ppm(s、2H);4.2−
4.5ppm(m、2CH) 参考例 5a 水酸化ナトリウム11.96g(0.299モル)を水
107.64gに溶かし、ジオキサン25ml中の粗製2,
3,5−トリメチル−4−クロロ−7−ブロモ−
2−ヘプテン−6−オン(前の実施例からのも
の)8gを滴下して加え、混合物を室温で12時撹
拌する。
このものを次に水で希釈し、メチレンクロリド
で3回抽出する。水相を酸性として、これもまた
メチレンクロリドで3回抽出し、有機相を乾燥さ
せて濃縮する。シス/トランス−クリサンテミン
酸から成る結晶性残留物3.2gが残る。
実施例 4 ジクロロアクロレイン19g(0.08モル)および
メチルイソプロピルケトン27.52g(0.32モル)
の混合物の中へ飽和になるまで10℃で塩化水素を
通し、次に、混合物を12時間撹拌する(更に冷却
すること無く)。この回分を氷水の上へ注ぎ、生
成する混合物を炭酸ナトリウムで中和する。中和
された混合物をメチレンクロリドで3回抽出し、
合せた有機相で水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥
させる。溶媒を留去させた後、1,1,3−トリ
クロロ−4,4−ジメチル−1−ヘキセン−5−
オン22gが残り、このものを高真空中で蒸留す
る。
沸点:80℃(0.05mbar)1H−NMR:δ
(CDCl3):1.2ppm(S、6H)、2.2ppm(S、3H)、
4.95ppm(d、1H)、6.05ppm(d、1H)。
参考例 6 1,1,3−トリクロロ−4−ジメチル−1−
ヘキセン−5−オン11.475g(0.05モル)をクロ
ロホルム150mlに溶かし、臭素8g(0.05モル)
を冷却することなく加える。混合物を室温で3時
間撹拌し、臭化水素および溶媒を真空中で留去さ
せ、最終残留物を高真空中で除去する。粗製1,
1,3−トリクロロ−6−ブロモ−4,4−ジメ
チル−1−ヘキセン−5−オン15.5gが得られ、
その構造は1H−NMRスペクトルによつて確かめ
られる。このものは次の段階で直接使用される:
1H−NMR(CDCl3)1.3ppm 1.4ppm(s、s、
6H);4.2ppm(s、2H);4.92ppm(d、CH);
6.0ppm(d、CH) 参考例 6a 水酸化ナトリウム3.6g(0.09モル)を水36.4g
に溶かし、粗製1,1,3−トリクロロ−6−ブ
ロモ−4,4−ジメチル−1−ヘキセン−5−オ
ン9.255g(0.03モル)を加える。混合物を次に
80℃に15分間加熱し、放冷させる。混合物を水で
希釈した後、このものをメチレクロリドで抽出す
る。水相を酸性として、再び抽出する。
乾燥および濃縮によつてシス/トランス−パー
メトリニン酸6.05gが製造される。収率:96.5% 参考例 7 3Nメタノール性KOH溶液52ml(濃度88%の工
業品位粉砕KOH9.93g=0.156モルを含有)を最
初に導入し、粗製4,4−ジメチル−1,3−ジ
クロロ−6−ブロモ−1−(4−クロロフエニル)
−1−ヘキセン−5−オン10gを50℃で通入す
る。15分後、混合物を冷却し、更に6時間撹拌す
る。混合物を次に水で希釈し(PH値:11)、そし
てメチレンクロリドで3回抽出する。水相を塩酸
で酸性とし、これもまたメチレンクロリドで3回
抽出する。酸性抽出液を乾燥させ、メチレンクロ
リドを留去させる。最終溶媒残留物は、高真空中
60℃で乾燥させることによつて除去する。残存す
る酸(6.1g)は、ガスクロマトグラフ分析に従
うと(シリル化された試料)、92.9%の含有率を
有する。収率:90%。シクロヘキサンから一度再
結晶させることによつて、純粋なトランス−3−
(Z−2−クロロ−2−アリールビニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパン−1−カルボン酸が得
られる。
実施例 12 3Nメタノール性KOH溶液200ml(濃度88%の
工業品位粉砕KOH38.2g=0.6モルを含有)を最
初に導入し、1,1,3−トリクロロ−6−ブロ
モ−4,4−ジメチル−1−ヘキセン−5−オン
30.85g(0.1モル)を60℃で通入する。15分後、
混合物を放冷し、室温で更に10時間撹拌する。混
合物を水で希釈し(PH値:11)メチレンクロリド
で3回抽出する。水成を塩酸で酸性とし、これも
またメチレンクロリドで3回抽出する。酸性抽出
液を乾燥させ、メチレンクロリドを留去させる。
最終溶媒残留物は、高真空中60℃で乾燥させるこ
とによつて除去する。残存するトランス−2,2
−ジクロロビニル−3,3−ジメチルシクロプロ
パン−1−カルボン酸は、19.65gの重さがある
(理論の94%の収率)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式() [式中、Yはハロゲン、C1-4アルキルまたは場
    合によりハロゲンで置換されてもよいフエニルを
    表わし、 Xは水素、ハロゲンまたはC1-4アルキルを表わ
    し、そして Halは塩素または臭素を表わす] で表わされる4,4−ジメチル−3−ハロゲノ−
    1−ヘキセン−5−オン。 2 下記式() [式中、Yはハロゲン、C1-4アルキルまたは場
    合によりハロゲンで置換されてもよいフエニルを
    表わし、 Xは水素、ハロゲンまたはC1-4アルキルを表わ
    し、そして Halは塩素または臭素を表わす] で表わされる4,4−ジメチル−3−ハロゲノ−
    1−ヘキセン−5−オンを製造する方法にして、 下記式() [式中、YおよびXは上記の意味を有する] で表わされるアルデヒドを、下記式() で表わされる2−メチルブタン−3−オンと、ハ
    ロゲン化水素の存在下で反応させる方法。
JP58077669A 1982-05-05 1983-05-04 4,4―ジメチル―3―ハロゲノ―1―ヘキセン―5―オン及びその製法 Granted JPS58203931A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19823216790 DE3216790A1 (de) 1982-05-05 1982-05-05 Verfahren zur herstellung von 3-(2-arylvinyl)-2,2-dimethyl-cyclopropan-1-car- bonsaeure bzw. ihren estern und neue zwischenprodukte dafuer
DE3216790.3 1982-05-05
DE3231814.6 1982-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58203931A JPS58203931A (ja) 1983-11-28
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DE3802273A1 (de) * 1988-01-27 1989-08-03 Basf Ag 3,3-dimethyl-hex-5-en-2-onderivate, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung

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ZA833170B (en) 1984-02-29
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DE3216790A1 (de) 1983-11-10

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