JPH036189B2 - - Google Patents

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JPH036189B2
JPH036189B2 JP55019625A JP1962580A JPH036189B2 JP H036189 B2 JPH036189 B2 JP H036189B2 JP 55019625 A JP55019625 A JP 55019625A JP 1962580 A JP1962580 A JP 1962580A JP H036189 B2 JPH036189 B2 JP H036189B2
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JP
Japan
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cobalt
dye
nylon
dyeing
dyes
Prior art date
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JP55019625A
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JPS56116755A (en
Inventor
Shinjiro Kawasaki
Joji Sato
Shuhei Hashizume
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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【発明の詳細な説明】
本発明は天然および合成ポリアミドを染色して
優れた耐光性および耐候性を与える新規な2:1
型コバルト錯塩化合物およびそれを用いる染色方
法に関するもので、該2:1コバルト錯塩化合物
は下記の一般式()で示される。 式中、R1およびR2は水素原子、ハロゲン、低
級アルキル基、ニトロ基またはスルホン酸アミド
基を示し、同一または異なつていてもよい。r1
よびr2は水素原子またはハロゲンを示し、同一ま
たは異なつていてもよい。AはNa、Kまたは
NH4を示す。 金属錯塩染料はナイロンを容易に、かつ堅牢に
染色することが出来るので、ナイロン染色に重用
される。一方、ナイロンはその優れた素材性から
カーペツト類に多用されているが、近時カーマツ
ト、カーシートや一部屋外に近いところでも使用
されるに至つて着色剤である金属錯塩染料に対し
ても、従来にも増して優れた耐光堅牢度及び耐候
堅牢度が求められるようになつた。すなわち、耐
光堅牢度は従来JIS−L0842に規定する温度63±
3℃で露光を行つているが、カーシート、カーマ
ツト用途では83±3℃の高温下でしかも100時間
乃至200時間の露光に耐える堅牢度が要求される。
更に最近ではASTM−D−822に規定するサンシ
ヤインウエザーテストでの耐久性、例えば60℃、
湿度100%、160時間といつた高温、高湿下での苛
酷な条件に耐える染料が要望されるに至つた。殊
に鮮明黄色染料においては満足するものがなく、
その開発が熱望されている。 黄色金属錯塩染料として従来著名なものに、た
とえば、下記式〜に示される染料 等があるが、これらの優れた染料であつても高
温、高湿における耐候堅牢度テスト(サンシヤイ
ンウエザーテスト例えば60℃、湿度100%、160時
間)には合格し得ない。 本発明者らは鮮明黄色染色であるが、o,o′−
ジハイドロキシアゾメチン色素のクロム錯塩に着
目し検討を行なつた。この種染料として著名なも
のに例えば下記式()および() 等があり、ナイロン染色において優れた耐光堅牢
度を有することで知られているが、これらも前述
のサンシヤインウエザーテストの結果は不充分な
ものであつた。 また、特開昭48−4515号公報に記載の発明に示
されるような分子中に1ケのスルホン酸基を有す
るo,o′−ジハイドロキシアゾメチン色素の2:
1コバルト錯塩は、ナイロンに対して耐光性は優
れるが、洗濯堅牢度に乏しく、サンシヤインウエ
ザーテストの結果も不充分である。かつ、酸性乃
至中性浴では染着が著しく遅れるため、配合染色
が困難である。 本発明者らは、従来知られていないo,o′−ジ
ハイドロキシアゾメチン色素の2:1コバルト錯
塩の検討を行ない、これら2:1コバルト錯塩が
クロム錯塩群にくらべてナイロン染色における耐
光堅牢度並びに殊に高温、高湿における堅牢度が
著しく優れていることを知り本発明に至つた。 本発明錯塩化合物に使用するアゾメチン色素は
たとえば、o−アミノフエノール、4−メチル−
2−アミノフエノール、4−クロロ−2−アミノ
フエノール、4−ニトロ−2−アミノフエノー
ル、2−アミノフエノール−4−スルホン酸アミ
ド、4−ニトロ−6−クロロ−2−アミノフエノ
ール、4−メチル−6−ニトロ−2−アミノフエ
ノール、4,6−ジクロロ−2−アミノフエノー
ル、6−ニトロ−2−アミノフエノール−4−ス
ルホン酸アミド等のo−アミノフエノール類とo
−ハイドロキシ−ベンズアルデハイド、4−クロ
ロ−2−ハイドロキシ−ベンズアルデハイド、
4,6−ジクロロ−2−ハイドロキシ−ベンズア
ルデハイド、4−ブロモ−2−ハイドロキシ−ベ
ンズアルデハイド等のサリチルアルデハイド類と
を公知の方法すなわち水中または有機溶剤中、常
温または加熱の状態において中性または酸性で縮
合されることによつて容易に得ることが出来る。 かくして得られるo,o′−ジハイトロキシ−ア
ゾメチン色素を2:1コバルト錯塩とするため
に、o,o′−ハイドロキシ−モノアゾ色素の2:
1コバルト錯塩の製法すなわち、水中または有機
溶剤中で、ギ酸コバルト、酢酸コバルト、硫酸コ
バルト、塩化コバルト、洒石酸コバルトナトリウ
ム等のコバルト付与剤を中性またはアルカリ性に
おいて通常70〜100℃の温度範囲で作用させる方
法を適用してみたが、難溶性で、かつ染色力の低
い実用価値の乏しい1:1コバルト錯塩が多量に
生成し、目的とする2:1コバルト錯塩は少量し
か得られず、得られたコバルト1:1錯塩は水に
難溶であるために2:1コバルト錯塩とするため
には更に有機溶剤中で未配位のo,o′−ジハイド
ロキシ−アゾメチン色素で処理する等の特別の方
法が必要であり、これらの方法によつても、なお
かつ高純度の2:1コバルト錯塩を得ることは困
難であることが判明した。従来、本発明のo,
o′−ジハイドロキシ−アゾメチン色素の2:1コ
バルト錯塩が知られていないのは叙述のような製
法上の事情に由来されるものであろう。 本発明者らは新規なo,o′−ジハイドロキシ−
アゾメチン色素の2:1コバルト錯塩の工業的製
法について検討を続けた結果、ギ酸コバルト、酢
酸コバルト、硫酸コバルトまたは塩化コバルトの
水溶液を、o,o′−ジハイドロキシ−アゾメチン
色素の水または有機溶剤のアルカリ性溶液に撹拌
下、50℃以下、好ましくは10〜30℃の範囲でゆつ
くりと、たとえば液面下に徐々に加えることによ
り好ましからざる1:1コバルト錯塩の生成をさ
せて目的の2:1コバルト錯塩を選択的に得るこ
とを見出した。かくして得られた新規な本発明の
2:1コバルト錯塩は良好な水溶性を有し、ナイ
ロンを対応する2:1クロム錯塩にくらべ同等も
しくはより鮮明な黄色に均染するとともに、驚く
べきことは格段に優れた耐光および耐候堅牢度を
有する。 以下に実施例により、本発明の効果を明らかに
するが、本発明は実施例のみに限定されるもので
はない。 実施例 1 4−クロロ−2−アミノフエノールとサリチル
アルデハイドとから得たアゾメチン色素25gを水
1000mlに入れ、苛性ソーダ8gを加え30℃に溶解
する。8.9%酢酸コバルト水溶液100g(コバルト
2.9gを含む)を液面下に滴下し、次いでコバル
ト錯化が完了するまで約30℃に3時間かきまぜ
る。澄明濾過ののち塩析濾過し目的の染料を約95
%収率で得た。この染料は熱水に溶解して鮮明な
黄色(λmax440mμ)を呈する。 得られた2:1コバルト錯塩染料0.05gを熱水
に溶解して全量を300mlとし、硫酸アンモニウム
0.1gとアミラジンD(商品名、第一工業製薬社
品、非イオンカチオン系緩染剤)0.1gを加えて
染浴を調整した。これに被染物としてBCFナイ
ロン10g浸漬し、撹拌しながら50分間で浴温を
100℃まで加熱昇温した。100℃で10分間保持した
後、氷酢酸0.05gを浴中に添加し更に20分間保温
して染色を終了し、被染物を水洗、乾燥して仕上
げた。 被染物のBCFナイロンは鮮明な黄色に染色さ
れており、表に示すような著しく良好な耐光性
ならびに耐候性を示し、かつ高温下(83℃)での
光照射によるナイロンの脆化が極めて少ない良好
な性能を示した。 比較例 1 実施例1に使用した上記アゾメチン染料を常法
によりクロム錯化して得られた2:1クロム錯塩
染料を用いて実施例1の染色方法に従つて染色し
たBCFナイロンにおける耐光性および耐候性を
比較のために表に示した。
【表】 比較例 2 実施例1において酢酸コバルトの代わりに洒石
酸コバルトナトリウム水溶液100g(コバルト2.9
g含む)を70〜80℃で作用させた。多量の1:1
コバルト錯塩が生成析出し、得られた染料は水に
難溶であつてナイロンを緑味の黄色に染めたが濃
度及び耐光堅牢度は実施例1において得られた染
料にくらべて著しく劣つていた。 実施例 2 4−ニトロ−2−アミノフエノールとサリチル
アルデハイドとから得たアゾメチン色素24.5gを
水1000mlに苛性ソーダ8gを溶解した水溶液に40
℃に溶解する。硫酸コバルト水溶液100g(コバ
ルト2.9gを含む)を液面下にゆつくりと加え、
コバルト錯化が終了するまで40〜50℃に2.5時間
かきまぜたのち塩析・濾過する。 かくして得た染料は熱水に溶解して鮮明黄色
(λmax430mμ)を呈した。 得られた2:1コバルト錯塩染料0.8gを熱水
に溶解し、水を加えて1000mlとしたのち、糊剤イ
ンダルカ7883(中外貿易社製品)2.5gおよび洒石
酸2gを加えて染料パデイング浴を調整した。 これにナイロンBCFタフテツドカーペツトを
パツドし、ピツクアツプ率500%に絞液後、スチ
ーマー中で100℃にて5分間スチーミングした。
スチーミング終了後、水洗、乾燥して仕上げたナ
イロンBCFタフテツドカーペツトは鮮明な黄色
に染色され、表に示すような良好な耐光性なら
びに耐候性を示し、かつ高温下(83℃)での光照
射によるナイロンの脆化が極めて少ない良好な性
能を示した。 比較例 3 実施例2に使用した上記アゾメチン染料を常法
によりクロム錯化して得られた2:1クロム錯塩
染料を用いて実施例1の染色方法に従つて染色し
たナイロンBCFタフテツドカーペツトにおける
耐光性ならびに耐候性を比較のために表に示し
た。
【表】 比較例 4 実施例2において硫酸コバルト水溶液を70〜75
℃で滴下したところ多量のコバルト1:1錯塩が
生成した。 実施例 3 2−アミノフエノール−4−スルホン酸アミド
とサリチルアルデハイドとから得たアゾメチン色
素29gを水1000mlに苛性カリ10gを加えて溶解す
る。塩化コバルト水溶液100g(コバルト2.9gを
含む)を10〜15℃で液面下にゆつくりと滴下し、
コバルト錯化が終了するまで3時間かきまぜたの
ち塩析・濾過する。かくして得た染料は熱水に溶
解して鮮明黄色(λmax435mμ)を呈し、BCF
ナイロンを実施例1の染色方法により鮮明黄色に
染め、良好な耐光性ならびに耐候性を示した。そ
の結果を表に示す。 比較例 5 実施例3に使用した上記アゾメチン染料を常法
によりクロム錯化して得られた2:1クロム錯塩
染料(λmax435mμ)を用いて実施例1の染色
方法に従つてBCFナイロンを染色し、その耐光
性ならびに耐候性を表に示した。
【表】 比較例 6 4−ニトロ−2−アミノフエノール−6−スル
ホン酸と2−ハイドロキシ−ベンズアルデヒドと
から得たアゾメチン色素34gを水1000mlに苛性ソ
ーダ12gを溶解した水溶液に40℃に溶解する。硫
酸コバルト水溶液(コバルト2.9gを含む)を20
〜25℃で液面下にゆつくりと加えたのち、コバル
ト錯化が終わるまで3時間かきまぜる。塩析・濾
過して得た染料は熱水に溶解してやゝ赤味の鮮明
な黄色を呈し、BCFナイロンを実施例1の染色
方法に従つて染色しやゝ赤味の鮮明黄色に染める
が、耐光性4〜5級、耐候性2〜3級であつた。 実施例 4 4,6−ジクロロ−2−アミノフエノールと4
−クロロ−2−ハイドロキシ−ベンズアルデハイ
ドとから得られるアゾメチン色素32gをエチレン
グリコール500mlと水500mlの混合液に苛性ソーダ
8gを加えて溶解する。酢酸コバルト(4水塩)
12.5gをエチレングリコール50mlに溶解した液を
30〜35℃で滴下し、コバルト錯化が終了したのち
水1000mlに注入塩析濾過する。 かくして得られた染料は熱水に溶解し鮮明黄色
(λmax435mμ)を呈し、実施例1と同様の方法
でBCFナイロンタフテツドカーペツトを鮮明で
耐光(5級)および耐候堅牢度(4〜5級)の著
しく優れた黄色に染める。 以下同様にして表に示すようなアゾメチン色
素の2:1コバルト錯塩染料が得られ、いずれも
ナイロンを表に示すように耐光および耐候堅牢
度の優れた鮮明黄色に染める。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式() (式中、R1およびR2は水素原子、ハロゲン、低
    級アルキル基、ニトロ基またはスルホン酸アミド
    基を示し、同一または異なつていてもよい。r1
    よびr2は水素原子またはハロゲンを示し、同一ま
    たは異なつていてもよい。AはNa、Kまたは
    NH4を示す。)で示される新規な2:1型コバル
    ト錯塩化合物。 2 一般式() (式中、R1およびR2は水素原子、ハロゲン、低
    級アルキル基、ニトロ基またはスルホン酸アミド
    基を示し、同一または異なつていてもよい。r1
    よびr2は水素原子またはハロゲンを示し、同一ま
    たは異なつていてもよい。AはNa、Kまたは
    NH4を示す。)で示される新規な2:1型コバル
    ト錯塩化合物を用いて染色することを特徴とする
    天然および合成ポリアミドの染色方法。
JP1962580A 1980-02-19 1980-02-19 2:1 type cobalt complex salt compound and dyeing method employing the same Granted JPS56116755A (en)

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JPS56116755A JPS56116755A (en) 1981-09-12
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