JPH0362694B2 - - Google Patents
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- JPH0362694B2 JPH0362694B2 JP60248967A JP24896785A JPH0362694B2 JP H0362694 B2 JPH0362694 B2 JP H0362694B2 JP 60248967 A JP60248967 A JP 60248967A JP 24896785 A JP24896785 A JP 24896785A JP H0362694 B2 JPH0362694 B2 JP H0362694B2
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- water
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
本発明は新規な消炎鎮痛ゲル軟膏剤に関し、さ
らに詳しくは、フエニル酢酸誘導体型消炎鎮痛剤
を主薬とする、該主薬の皮膚浸透性に優れた消炎
鎮痛ゲル軟膏剤に関する。 非ステロイド系消炎鎮痛剤としては、インドメ
タシンをはじめ、4−ビフエニリル酢酸、イブプ
ロフエン、イブフエナツク等多数のものが知られ
ているが、これらの薬剤はいずれも消化器に対す
る副作用を有しており、消化性潰瘍患者には経口
投与できないという欠点がある。そのため、非ス
テロイド系消炎鎮痛剤として代表的なインドメタ
シンについては、かかる副作用の心配のない投与
形態としてゲル軟膏剤が開発され(特公昭56−
10886号公報)、実用化もされている。 ゲル軟膏は透明でゼリー状の外観を有し、主薬
が軟膏基剤中に実質的に完全に溶解した形態の外
用塗布剤であり、従来の軟膏やクリームに比べ
て、一般に主薬の皮膚浸透性が大きく、しかも塗
布面のべとつきが少ない等の利点があるため、近
年盛んに研究が行なわれている。 そこで、本発明者らは、イブプロフエン、イブ
フエナツク等のフエニル酢酸誘導体型消炎鎮痛剤
についてもゲル軟膏剤に製剤化することを目的に
鋭意研究を行なつた。 その結果、今回、ゲル化剤としてのカルボキシ
ビニルポリマー及び溶媒としての低級アルコール
と水の混合物から成るゲル軟膏基剤成分に対し、
カルボキシビニルポリマーを中和するよりはるか
に多量の水溶性有機アミンを配合すると、上記フ
エニル酢酸誘導体型消炎鎮痛剤(以下「主薬」と
いう)が軟膏基剤中に容易に溶解してゲル軟膏剤
が生成し、しかもその軟膏剤は主薬の皮膚浸透性
が極めて良好であることが見い出され、本発明が
完成されるに至つた。 しかして、本発明によれば、フエニル酢酸誘導
体型消炎鎮痛剤(主薬)、カルボキシビニルポリ
マー、水溶性有機アミン、低級アルコール及び水
から成り且つPHか7.0〜9.0の範囲内にあることを
特徴とする消炎鎮痛ゲル軟膏剤が提供される。 本発明において主薬として使用される「フエニ
ル酢酸誘導体型消炎鎮痛剤」とは、分子中に下記
式 で示される構造部分を含む消炎鎮痛作用をもつ化
合物を意味し、具体的には下記式で示される化合
物が包含される。 本明細書において「低級」なる語は、この語が
付された化合物又は基の炭素原子数が5個以上、
好ましくは3個以下であることを意味する。 本発明の軟膏剤においてゲル化剤として使用さ
れるカルボキシビニルポリマーは、分子内にカル
ボキシル基を有する分子量が約1000000〜約
3000000の範囲内の水溶性ビニルポリマーであり
〔その特性その他の詳細については、厚生省中央
薬事審議会化粧品原料基準調査会編「化粧品原料
基準、第一版」追補注解、58〜66頁、昭和46年1
月20日薬事日報社発行を参照のこと〕、例えば、
和光純薬工業株式会社よりハイビスワコー103、
104及び105の商品名で、また、B.F.Goodrich
Chemical Co.(Cleveland、Ohio、U.S.A)より
Carbopol934、940及び941の商品名で市販されて
いるものを使用することができる。 これらのカルボキシビニルポリマーは、必要に
応じて、塩基性物質で中和することによりゲルの
性能を調節することができる。 上記カルボキシビニルポリマーの軟膏剤中の配
合量は、厳密なものではなく他の配合成分の配合
量等に応じて広範に変えることができるが、一般
には、軟膏剤の重量を基準にして0.5〜5重量%、
好ましくは0.5〜3重量%、さらに好ましくは0.5
〜2重量%とすることが有利である。 また、水溶性有機アミンとしては、例えば、モ
ノメタノールアミン、モノエタノールアミン、モ
ノプロパノールアミン、モノイソプロパノールア
ミンなどのモノ(低級アルカノール)アミン;ジ
メタノールアミン、ジエタノールアミン、ジプロ
パノールアミン、ジイソプロパノールアミン、ジ
ブタノールアミン、ジイソブタノールアミン、ジ
−sec−ブタノールアミン等のジ(低級アルカノ
ール)アミン;トリメタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、トリプロパノールアミン、トリイ
ソプロパノールアミン、トリブタノールアミン、
トリイソブタノールアミン、トリ−sec−ブタノ
ールアミン等のトリ(低級アルカノール)アミ
ン;メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミ
ン、イソプロピルアミン等のモノ(低級アルキ
ル)アミン;ジメチルアミン、ジエチルアミン、
ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン等のジ
(低級アルキル)アミン;トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、トリプロピルアミン、トリイソ
プロピルアミン等のトリ(低級アルキル)アミン
等が挙げられるが、中でもモノ−、ジ−もしくは
トリ−(低級アルカノール)アミンが好適であり、
就中、ジイソプロパノールアミンが最適である。
これらアミンはそれぞれ単独で使用することがで
き、或いは2種もしくはそれ以上併用してもよ
い。 上記水溶性有機アミンは、本発明においては、
前記カルボキシビニルポリマーの中和に必要な量
よりはるかに多量に使用する点に特徴があり、具
体的には、最終製品としてのゲル軟膏剤のPHが
7.0〜9.0、好ましくは7.0〜8.0、さらに好ましく
は7.3〜7.8の範囲内に入るような量で使用され
る。しかして、一般には、アミンの種類、主薬及
びカルボキシビニルポリマーの量等にもよるが、
軟膏剤の重量を基準にして0.5〜15.0重量%、好
ましくは0.5〜10.0%、さらに好ましくは1.0〜7.1
重量%の割合で配合するのが好都合である。 さらに、本発明の軟膏剤において使用される低
級アルコールとしては、例えば、メタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノール、ブ
タノール、tert−ブタノール、アミルアルコール
等が挙げられ、中でも、メタノール、エタノー
ル、プロパノール及びイソプロパノール、就中エ
タノールが好適である。 これらの低級アルコールは軟膏剤の重量を基準
にして一般に5.0〜50.0重量%、好ましくは10.0〜
40.0重量%、さらに好ましくは20.0〜40.0重量%
の割合で使用することができる。 また、かかる低級アルコールは水と混合して使
用される。その際の低級アルコールと水との比率
は厳密なものではなく主薬の種類等に応じて広範
に変えることができるが、一般には低級アルコー
ル/水の重量比で1/17〜5/3、好ましくは
1/8〜1/1、さらに好ましくは2/7〜1/
1とすることができる。 しかして、本発明のゲル軟膏剤の代表的な組成
割合を示せば下記の第1表に示すとおりである。
らに詳しくは、フエニル酢酸誘導体型消炎鎮痛剤
を主薬とする、該主薬の皮膚浸透性に優れた消炎
鎮痛ゲル軟膏剤に関する。 非ステロイド系消炎鎮痛剤としては、インドメ
タシンをはじめ、4−ビフエニリル酢酸、イブプ
ロフエン、イブフエナツク等多数のものが知られ
ているが、これらの薬剤はいずれも消化器に対す
る副作用を有しており、消化性潰瘍患者には経口
投与できないという欠点がある。そのため、非ス
テロイド系消炎鎮痛剤として代表的なインドメタ
シンについては、かかる副作用の心配のない投与
形態としてゲル軟膏剤が開発され(特公昭56−
10886号公報)、実用化もされている。 ゲル軟膏は透明でゼリー状の外観を有し、主薬
が軟膏基剤中に実質的に完全に溶解した形態の外
用塗布剤であり、従来の軟膏やクリームに比べ
て、一般に主薬の皮膚浸透性が大きく、しかも塗
布面のべとつきが少ない等の利点があるため、近
年盛んに研究が行なわれている。 そこで、本発明者らは、イブプロフエン、イブ
フエナツク等のフエニル酢酸誘導体型消炎鎮痛剤
についてもゲル軟膏剤に製剤化することを目的に
鋭意研究を行なつた。 その結果、今回、ゲル化剤としてのカルボキシ
ビニルポリマー及び溶媒としての低級アルコール
と水の混合物から成るゲル軟膏基剤成分に対し、
カルボキシビニルポリマーを中和するよりはるか
に多量の水溶性有機アミンを配合すると、上記フ
エニル酢酸誘導体型消炎鎮痛剤(以下「主薬」と
いう)が軟膏基剤中に容易に溶解してゲル軟膏剤
が生成し、しかもその軟膏剤は主薬の皮膚浸透性
が極めて良好であることが見い出され、本発明が
完成されるに至つた。 しかして、本発明によれば、フエニル酢酸誘導
体型消炎鎮痛剤(主薬)、カルボキシビニルポリ
マー、水溶性有機アミン、低級アルコール及び水
から成り且つPHか7.0〜9.0の範囲内にあることを
特徴とする消炎鎮痛ゲル軟膏剤が提供される。 本発明において主薬として使用される「フエニ
ル酢酸誘導体型消炎鎮痛剤」とは、分子中に下記
式 で示される構造部分を含む消炎鎮痛作用をもつ化
合物を意味し、具体的には下記式で示される化合
物が包含される。 本明細書において「低級」なる語は、この語が
付された化合物又は基の炭素原子数が5個以上、
好ましくは3個以下であることを意味する。 本発明の軟膏剤においてゲル化剤として使用さ
れるカルボキシビニルポリマーは、分子内にカル
ボキシル基を有する分子量が約1000000〜約
3000000の範囲内の水溶性ビニルポリマーであり
〔その特性その他の詳細については、厚生省中央
薬事審議会化粧品原料基準調査会編「化粧品原料
基準、第一版」追補注解、58〜66頁、昭和46年1
月20日薬事日報社発行を参照のこと〕、例えば、
和光純薬工業株式会社よりハイビスワコー103、
104及び105の商品名で、また、B.F.Goodrich
Chemical Co.(Cleveland、Ohio、U.S.A)より
Carbopol934、940及び941の商品名で市販されて
いるものを使用することができる。 これらのカルボキシビニルポリマーは、必要に
応じて、塩基性物質で中和することによりゲルの
性能を調節することができる。 上記カルボキシビニルポリマーの軟膏剤中の配
合量は、厳密なものではなく他の配合成分の配合
量等に応じて広範に変えることができるが、一般
には、軟膏剤の重量を基準にして0.5〜5重量%、
好ましくは0.5〜3重量%、さらに好ましくは0.5
〜2重量%とすることが有利である。 また、水溶性有機アミンとしては、例えば、モ
ノメタノールアミン、モノエタノールアミン、モ
ノプロパノールアミン、モノイソプロパノールア
ミンなどのモノ(低級アルカノール)アミン;ジ
メタノールアミン、ジエタノールアミン、ジプロ
パノールアミン、ジイソプロパノールアミン、ジ
ブタノールアミン、ジイソブタノールアミン、ジ
−sec−ブタノールアミン等のジ(低級アルカノ
ール)アミン;トリメタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、トリプロパノールアミン、トリイ
ソプロパノールアミン、トリブタノールアミン、
トリイソブタノールアミン、トリ−sec−ブタノ
ールアミン等のトリ(低級アルカノール)アミ
ン;メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミ
ン、イソプロピルアミン等のモノ(低級アルキ
ル)アミン;ジメチルアミン、ジエチルアミン、
ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン等のジ
(低級アルキル)アミン;トリメチルアミン、ト
リエチルアミン、トリプロピルアミン、トリイソ
プロピルアミン等のトリ(低級アルキル)アミン
等が挙げられるが、中でもモノ−、ジ−もしくは
トリ−(低級アルカノール)アミンが好適であり、
就中、ジイソプロパノールアミンが最適である。
これらアミンはそれぞれ単独で使用することがで
き、或いは2種もしくはそれ以上併用してもよ
い。 上記水溶性有機アミンは、本発明においては、
前記カルボキシビニルポリマーの中和に必要な量
よりはるかに多量に使用する点に特徴があり、具
体的には、最終製品としてのゲル軟膏剤のPHが
7.0〜9.0、好ましくは7.0〜8.0、さらに好ましく
は7.3〜7.8の範囲内に入るような量で使用され
る。しかして、一般には、アミンの種類、主薬及
びカルボキシビニルポリマーの量等にもよるが、
軟膏剤の重量を基準にして0.5〜15.0重量%、好
ましくは0.5〜10.0%、さらに好ましくは1.0〜7.1
重量%の割合で配合するのが好都合である。 さらに、本発明の軟膏剤において使用される低
級アルコールとしては、例えば、メタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノール、ブ
タノール、tert−ブタノール、アミルアルコール
等が挙げられ、中でも、メタノール、エタノー
ル、プロパノール及びイソプロパノール、就中エ
タノールが好適である。 これらの低級アルコールは軟膏剤の重量を基準
にして一般に5.0〜50.0重量%、好ましくは10.0〜
40.0重量%、さらに好ましくは20.0〜40.0重量%
の割合で使用することができる。 また、かかる低級アルコールは水と混合して使
用される。その際の低級アルコールと水との比率
は厳密なものではなく主薬の種類等に応じて広範
に変えることができるが、一般には低級アルコー
ル/水の重量比で1/17〜5/3、好ましくは
1/8〜1/1、さらに好ましくは2/7〜1/
1とすることができる。 しかして、本発明のゲル軟膏剤の代表的な組成
割合を示せば下記の第1表に示すとおりである。
【表】
以上に述べた各成分からの本発明のゲル軟膏基
剤の調製はそれ自体公知の方法に従い、上記各成
分を相互に混合し均一になるまで撹拌することに
より行なうことができる。かくの如くして調製さ
れる本発明の軟膏剤は、前記の水溶性有機アミン
の量を適当に調節することにより、PHを7.0〜
9.0、好ましくは7.0〜8.0、さらに好ましくは7.3
〜7.8の範囲内に保持すべきであり、また、一般
に2000〜200000cps、好ましくは10000〜
100000cpsの範囲内の粘度をもつようにすること
が望ましい。 本発明により提供されるゲル軟膏剤は、主薬の
皮膚浸透性が極めて優れており且つ主薬の薬理効
果の発現が大きく、しかも保存安定性にも優れて
おり、実用上極めて有用である。本発明の軟膏剤
のかかる効果について試験結果を示せば次のとお
りである。 〔A〕 経皮吸収試験 雄性ラツトの背部皮膚の毛を刈り、1日後に
3×4cm2の面積に後記実施例1〜5に記載の軟
膏、または比較例として各主薬が懸濁された軟
膏を1g/Kg塗布し、4時間密封塗布後の血中
濃度を測定(GC−MS:検出感度20ng/ml)
した。その結果を第2表に示す。主薬が溶解さ
れている実施例1〜5の軟膏剤は懸濁製剤によ
り約4〜5倍高い血中濃度が得られた。なお、
比較例として用いた懸濁製剤は100g中に各主
薬2g、白色ワセリン98gを含有するもので、
白色ワセリンを水浴上で加温溶融したのち、各
主薬を均一に分散し、固まるまで混合し製造し
たものである。 また、参考例として4−ビフエニリル酢酸を
2重量%含有する製剤についての試験結果も併
せて記載する。
剤の調製はそれ自体公知の方法に従い、上記各成
分を相互に混合し均一になるまで撹拌することに
より行なうことができる。かくの如くして調製さ
れる本発明の軟膏剤は、前記の水溶性有機アミン
の量を適当に調節することにより、PHを7.0〜
9.0、好ましくは7.0〜8.0、さらに好ましくは7.3
〜7.8の範囲内に保持すべきであり、また、一般
に2000〜200000cps、好ましくは10000〜
100000cpsの範囲内の粘度をもつようにすること
が望ましい。 本発明により提供されるゲル軟膏剤は、主薬の
皮膚浸透性が極めて優れており且つ主薬の薬理効
果の発現が大きく、しかも保存安定性にも優れて
おり、実用上極めて有用である。本発明の軟膏剤
のかかる効果について試験結果を示せば次のとお
りである。 〔A〕 経皮吸収試験 雄性ラツトの背部皮膚の毛を刈り、1日後に
3×4cm2の面積に後記実施例1〜5に記載の軟
膏、または比較例として各主薬が懸濁された軟
膏を1g/Kg塗布し、4時間密封塗布後の血中
濃度を測定(GC−MS:検出感度20ng/ml)
した。その結果を第2表に示す。主薬が溶解さ
れている実施例1〜5の軟膏剤は懸濁製剤によ
り約4〜5倍高い血中濃度が得られた。なお、
比較例として用いた懸濁製剤は100g中に各主
薬2g、白色ワセリン98gを含有するもので、
白色ワセリンを水浴上で加温溶融したのち、各
主薬を均一に分散し、固まるまで混合し製造し
たものである。 また、参考例として4−ビフエニリル酢酸を
2重量%含有する製剤についての試験結果も併
せて記載する。
【表】
〔B〕 薬理試験
B−1 カラベニン足蹠浮腫抑制作用
(a) 実験動物:CRJ−CD(SD)系雄性ラツ
ト(6〜7週令)を1群10匹ずつ使用。 (b) 被験薬剤:後記実施例3に記載のゲル軟
膏剤。また参考例として後記参考例1〜3
に記載の4−ビフエニリル酢酸をそれぞれ
1重量%、2重量%及び3重量%含有する
ゲル軟膏剤。 (c) 実験方法:各ラツトの左後肢足容積を測
定後、起炎剤として1%カラゲニン溶液を
1匹当り0.1mlずつ同ラツト足蹠皮下に注
射した。各被験薬剤は起炎剤注射3時間前
から注射施工までの間に、合計3回にわた
り1回100mg宛合計300mgを左後肢足全体に
塗布した。起炎剤注射後1時間毎に5時間
目まで経時的に足容積を測定した。浮腫率
及び浮腫抑制率は次の計算式より求めた。 浮腫率(%)=V1−V0/V0×100 V0:起炎剤投与前の足容積 V1:起炎剤投与後各時間における足容積 浮腫抑制率(%)=Ec−Et/Ec×100 Ec:無処置対照群の各時間における浮腫
率(平均値) Et:各被験薬剤塗布群の各時間における
浮腫率(平均値) (d) 実験結果 結果を下記の第3表に示す。実施例3に
記載のケトプロフエンを2重量%含有する
ゲル軟膏剤の塗布により起炎剤注射1時間
目から浮腫抑制効果が認められた。また、
その効果は起炎剤注射後5時間目まで認め
られ、優れた浮腫抑制効果が持続すること
が認められた。
ト(6〜7週令)を1群10匹ずつ使用。 (b) 被験薬剤:後記実施例3に記載のゲル軟
膏剤。また参考例として後記参考例1〜3
に記載の4−ビフエニリル酢酸をそれぞれ
1重量%、2重量%及び3重量%含有する
ゲル軟膏剤。 (c) 実験方法:各ラツトの左後肢足容積を測
定後、起炎剤として1%カラゲニン溶液を
1匹当り0.1mlずつ同ラツト足蹠皮下に注
射した。各被験薬剤は起炎剤注射3時間前
から注射施工までの間に、合計3回にわた
り1回100mg宛合計300mgを左後肢足全体に
塗布した。起炎剤注射後1時間毎に5時間
目まで経時的に足容積を測定した。浮腫率
及び浮腫抑制率は次の計算式より求めた。 浮腫率(%)=V1−V0/V0×100 V0:起炎剤投与前の足容積 V1:起炎剤投与後各時間における足容積 浮腫抑制率(%)=Ec−Et/Ec×100 Ec:無処置対照群の各時間における浮腫
率(平均値) Et:各被験薬剤塗布群の各時間における
浮腫率(平均値) (d) 実験結果 結果を下記の第3表に示す。実施例3に
記載のケトプロフエンを2重量%含有する
ゲル軟膏剤の塗布により起炎剤注射1時間
目から浮腫抑制効果が認められた。また、
その効果は起炎剤注射後5時間目まで認め
られ、優れた浮腫抑制効果が持続すること
が認められた。
【表】
B−2 アジユバント関節炎抑制作用
(a) 実験動物:CRJ−CD(SD)系雄性ラツ
ト(6〜7週令)を1群15匹使用。 (b) 被験薬剤:後記実施例3に記載のゲル軟
膏剤。また参考例として後記参考例1〜3
に記載の4−ビフエニリル酢酸をそれぞれ
1重量%、2重量%及び3重量%含有する
ゲル軟膏剤。 (c) 実験方法:各ラツトの左後足蹠皮内に、
アジユバントとして、流動パラフインに懸
濁したmy cobacterium butyricumの加熱
死菌0.6mgを注射した。各被験薬剤は、ア
ジユバント注射日から、注射後14日目まで
毎日2回、3時間おきに100mg宛合計6時
間で200mgを左後肢足全体に塗布した。6
時間後、左後肢足に残存する各被験薬剤を
ふきとつた。関節炎症状の評価は、アジユ
バント注射後第21日目まで経日的に両側後
肢足容積を測定し、次式より浮腫率を求め
て行つた。 浮腫率(%)=V1−V0/V0×100 V0:アジユバント注射前の足容積 V1:アジユバント注射後の各日における
足容積 (d) 実験結果 結果を下記の第4表及び第5表に示す。
アジユバント注射左後肢足の浮腫は、実施
例3に記載のケトプロフエン2重量%を含
有するゲル軟膏剤の塗布により、初期から
顕著に抑制された。また薬剤塗布終了後の
1週間目に相当するアジユバント注射後の
第21日目までも有意な浮腫抑制作用の持続
が認められた。アジユバントを注射してい
ない右後肢足においては、第11日目から浮
腫が認められたが、第13日目からは抑制作
用が発現し、その効果は、第21日目までも
持続的に認められた。
ト(6〜7週令)を1群15匹使用。 (b) 被験薬剤:後記実施例3に記載のゲル軟
膏剤。また参考例として後記参考例1〜3
に記載の4−ビフエニリル酢酸をそれぞれ
1重量%、2重量%及び3重量%含有する
ゲル軟膏剤。 (c) 実験方法:各ラツトの左後足蹠皮内に、
アジユバントとして、流動パラフインに懸
濁したmy cobacterium butyricumの加熱
死菌0.6mgを注射した。各被験薬剤は、ア
ジユバント注射日から、注射後14日目まで
毎日2回、3時間おきに100mg宛合計6時
間で200mgを左後肢足全体に塗布した。6
時間後、左後肢足に残存する各被験薬剤を
ふきとつた。関節炎症状の評価は、アジユ
バント注射後第21日目まで経日的に両側後
肢足容積を測定し、次式より浮腫率を求め
て行つた。 浮腫率(%)=V1−V0/V0×100 V0:アジユバント注射前の足容積 V1:アジユバント注射後の各日における
足容積 (d) 実験結果 結果を下記の第4表及び第5表に示す。
アジユバント注射左後肢足の浮腫は、実施
例3に記載のケトプロフエン2重量%を含
有するゲル軟膏剤の塗布により、初期から
顕著に抑制された。また薬剤塗布終了後の
1週間目に相当するアジユバント注射後の
第21日目までも有意な浮腫抑制作用の持続
が認められた。アジユバントを注射してい
ない右後肢足においては、第11日目から浮
腫が認められたが、第13日目からは抑制作
用が発現し、その効果は、第21日目までも
持続的に認められた。
【表】
【表】
【表】
B−3 肉芽腫形成抑制作用(綿球法)
(a) 実験動物:CRJ−CD(SD)雄性ラツト
(6〜7週令)を1群10匹使用。 (b) 被験薬剤:後記実施例3に記載のゲル軟
膏剤。また参考例として後記参考例3に記
載の4−ビフエニリル酢酸を3%含有する
ゲル軟膏剤。 (c) 実験方法:麻酔下で各ラツトの背部正中
線に沿つて、皮膚を切開し、正中線の両側
皮下に30mgの滅菌綿球を植え込んだ。被験
薬剤は、手術日を含めて1日2回各100mg
宛7日間綿球植え込み部の皮膚(約12cm2)
に塗布した、8日目に綿球を取り出し、綿
球をとりまいて発育した肉芽腫の乾燥重量
を測定した。 (d) 実験結果 結果を下記の第6表に示す。2%ケトプ
ロフエンゲル軟膏の塗布により肉芽腫の生
成は有意に抑制され、この抑制率は21.6%
であつた。
(6〜7週令)を1群10匹使用。 (b) 被験薬剤:後記実施例3に記載のゲル軟
膏剤。また参考例として後記参考例3に記
載の4−ビフエニリル酢酸を3%含有する
ゲル軟膏剤。 (c) 実験方法:麻酔下で各ラツトの背部正中
線に沿つて、皮膚を切開し、正中線の両側
皮下に30mgの滅菌綿球を植え込んだ。被験
薬剤は、手術日を含めて1日2回各100mg
宛7日間綿球植え込み部の皮膚(約12cm2)
に塗布した、8日目に綿球を取り出し、綿
球をとりまいて発育した肉芽腫の乾燥重量
を測定した。 (d) 実験結果 結果を下記の第6表に示す。2%ケトプ
ロフエンゲル軟膏の塗布により肉芽腫の生
成は有意に抑制され、この抑制率は21.6%
であつた。
【表】
B−4 クロトン油耳浮腫抑制作用
(a) 実験動物:CRJ−CD(SD)系雌性ラツ
ト(3〜4週令)を1群14匹使用。 (b) 被験薬剤:後記実施例3に記載のゲル軟
膏剤。また参考例として後記参考例3に記
載の4−ビフエニリル酢酸を3%含有する
ゲル軟膏剤。 (c) 実験方法:角ラツトの右耳に1%クロト
ン油を塗布し、5分後および3時間後に被
験薬剤各100mgを同耳に塗布した。被験薬
剤塗布6時間後、軽麻酔下で両耳を切断
し、重量を測定し、次式より浮腫率を求め
た。 浮腫率(%)=Wt−Wc/Wc×100 Wc:起炎剤を塗布していない左耳の重量 Wt:起炎剤を塗布した右耳の重量 (d) 実験結果: 結果を下記の第7表に示す。2%ケトプ
ロフエン軟膏剤塗布により、クロトン油に
よる耳浮腫は顕著に抑制され、その抑制率
は69.4%であつた。
ト(3〜4週令)を1群14匹使用。 (b) 被験薬剤:後記実施例3に記載のゲル軟
膏剤。また参考例として後記参考例3に記
載の4−ビフエニリル酢酸を3%含有する
ゲル軟膏剤。 (c) 実験方法:角ラツトの右耳に1%クロト
ン油を塗布し、5分後および3時間後に被
験薬剤各100mgを同耳に塗布した。被験薬
剤塗布6時間後、軽麻酔下で両耳を切断
し、重量を測定し、次式より浮腫率を求め
た。 浮腫率(%)=Wt−Wc/Wc×100 Wc:起炎剤を塗布していない左耳の重量 Wt:起炎剤を塗布した右耳の重量 (d) 実験結果: 結果を下記の第7表に示す。2%ケトプ
ロフエン軟膏剤塗布により、クロトン油に
よる耳浮腫は顕著に抑制され、その抑制率
は69.4%であつた。
【表】
[C] ゲル軟膏剤の安定性試験
後記実施例1〜5で調製したゲル軟膏剤につ
いて、4カ月間の安定性試験を行ない、その結
果を下記第8表に示す。40℃、4カ月の安定性
試験で外観変化はなく、また、力価の低下、あ
るいはPH及び粘度の変動も認められなかつた。 なお、参考例として後記参考例1〜3で調製
した4−ビフエニリル酢酸を1,2及び3%含
有するゲル軟膏剤の試験結果も併せて示す。
いて、4カ月間の安定性試験を行ない、その結
果を下記第8表に示す。40℃、4カ月の安定性
試験で外観変化はなく、また、力価の低下、あ
るいはPH及び粘度の変動も認められなかつた。 なお、参考例として後記参考例1〜3で調製
した4−ビフエニリル酢酸を1,2及び3%含
有するゲル軟膏剤の試験結果も併せて示す。
【表】
【表】
[D] ゲル軟膏剤のPH試験
後記実施例1〜5で調整したゲル軟膏剤を偏
光顕微鏡により各主薬の軟膏基剤中への溶解状
態を観察した。また参考例3のゲル軟膏剤及び
下記第9表に示す処方のゲル軟膏剤(参考例3
と同様にして調製した)についても同様に観察
を行つた。その結果を下記第10表に示す。 第10表より明らかなように、本発明の実施例
1〜5及び軟膏基剤として本発明を使用した参
考例1及びD処方製剤では何れも各主薬の結晶
も観察されず、安定に基剤中に溶解しているこ
とが理解される。
光顕微鏡により各主薬の軟膏基剤中への溶解状
態を観察した。また参考例3のゲル軟膏剤及び
下記第9表に示す処方のゲル軟膏剤(参考例3
と同様にして調製した)についても同様に観察
を行つた。その結果を下記第10表に示す。 第10表より明らかなように、本発明の実施例
1〜5及び軟膏基剤として本発明を使用した参
考例1及びD処方製剤では何れも各主薬の結晶
も観察されず、安定に基剤中に溶解しているこ
とが理解される。
【表】
【表】
* +:結晶の存在が認められる
−:結晶の存在が全く認められない
次に実施例により本発明をさらに説明する。 なお、実施例における粘度は東京計器株式会社
製E型粘度計を使用し、20℃における測定値であ
る。 参考例 1 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g 4−ビフエニリル酢酸 1.0 ジイソプロパノールアミン 2.0 エタノール 35.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにジイソプロパノールアミ
ン、4−ビフエニリル酢酸を溶解させる。この2
種の溶液を混合し、精製水の残量を添加し、全体
が均一になるまで撹拌する(PH7.4、粘度
56000cps)。 参考例 2 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g 4−ビフエニリル酢酸 2.0 ジイソプロパノールアミン 2.7 エタノール 35.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにジイソプロパノールアミ
ン、4−ビフエニリル酢酸を溶解させる。この2
種の溶液を混合し、精製水の残量を添加し、全体
が均一になるまで撹拌する(PH7.5、粘度
35000cps)。 参考例 3 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g 4−ビフエニリル酢酸 3.0 ジイソプロパノールアミン 3.5 エタノール 35.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにジイソプロパノールアミ
ン、4−ビフエニリル酢酸を溶解させる。この2
種の溶液を混合し、精製水の残量を添加し、全体
が均一になるまで撹拌する(PH7.6、粘度
28000cps)。 実施例 1 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g イブプロフエン 3.0 トリエタノールアミン 3.5 イソプロパノール 25.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびイソプロパノールを取り、こ
れにハイビスワコー104を膨潤させる。また別に
精製水10gを取り、これにトリエタノールアミ
ン、イブプロフエンを溶解させる。この2種の溶
液を混合し、精製水の残量を添加し、全体が均一
になるまで撹拌する(PH7.4、粘度25000cps)。 参考例 4 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)2.0g 4−ビフエニリル酢酸 4.0 トリイソプロパノールアミン 6.2 イソプロパノール 30.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびイソプロパノールを取り、こ
れにハイビスワコー104を膨潤させる。また別に
精製水10gを取り、これにトリイソプロパノール
アミン、4−ビフエニリル酢酸を溶解させる。こ
の2種の溶液を混合し、精製水の残量を添加し、
全体が均一になるまで撹拌する(PH7.4、粘度
72000cps)。 実施例 2 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)2.0g イブフエナツク 4.0 トリイソプロパノールアミン 6.8 エタノール 25.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにトリイソプロパノールアミ
ン、イブフエナツクを溶解させる。この2種の溶
液を混合し、精製水の残量を添加し、全体が均一
になるまで撹拌する(PH7.8、粘度77000cps)。 実施例 3 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g ケトプロフエン 2.0 ジイソプロパノールアミン 2.6 エタノール 25.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにジイソプロパノールアミ
ン、ケトプロフエンを溶解させる。この2種の溶
液を混合し、精製水の残量を添加し、全体が均一
になるまで撹拌する(PH7.6、粘度36000cps)。 実施例 4 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g フルルビプロフエン 3.0g トリエタノールアミン 3.5g エタノール 35.0g 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにトリエタノールアミン、フ
ルルビプロフエンを溶解させる。この2種の溶液
を混合し、精製水の残量を添加し、全体が均一に
なるまで撹拌する(PH7.6、粘度27000cps)。 実施例 5 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g フエノプロフエン 3.0g ジイソプロパノールアミン 3.6g エタノール 35.0g 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにジイソプロパノールアミ
ン、フエノプロフエンを溶解させる。この2種の
溶液を混合し、精製水の残量を添加し、全体が均
一になるまで撹拌する(PH7.6、粘度74000cps)。
−:結晶の存在が全く認められない
次に実施例により本発明をさらに説明する。 なお、実施例における粘度は東京計器株式会社
製E型粘度計を使用し、20℃における測定値であ
る。 参考例 1 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g 4−ビフエニリル酢酸 1.0 ジイソプロパノールアミン 2.0 エタノール 35.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにジイソプロパノールアミ
ン、4−ビフエニリル酢酸を溶解させる。この2
種の溶液を混合し、精製水の残量を添加し、全体
が均一になるまで撹拌する(PH7.4、粘度
56000cps)。 参考例 2 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g 4−ビフエニリル酢酸 2.0 ジイソプロパノールアミン 2.7 エタノール 35.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにジイソプロパノールアミ
ン、4−ビフエニリル酢酸を溶解させる。この2
種の溶液を混合し、精製水の残量を添加し、全体
が均一になるまで撹拌する(PH7.5、粘度
35000cps)。 参考例 3 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g 4−ビフエニリル酢酸 3.0 ジイソプロパノールアミン 3.5 エタノール 35.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにジイソプロパノールアミ
ン、4−ビフエニリル酢酸を溶解させる。この2
種の溶液を混合し、精製水の残量を添加し、全体
が均一になるまで撹拌する(PH7.6、粘度
28000cps)。 実施例 1 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g イブプロフエン 3.0 トリエタノールアミン 3.5 イソプロパノール 25.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびイソプロパノールを取り、こ
れにハイビスワコー104を膨潤させる。また別に
精製水10gを取り、これにトリエタノールアミ
ン、イブプロフエンを溶解させる。この2種の溶
液を混合し、精製水の残量を添加し、全体が均一
になるまで撹拌する(PH7.4、粘度25000cps)。 参考例 4 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)2.0g 4−ビフエニリル酢酸 4.0 トリイソプロパノールアミン 6.2 イソプロパノール 30.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびイソプロパノールを取り、こ
れにハイビスワコー104を膨潤させる。また別に
精製水10gを取り、これにトリイソプロパノール
アミン、4−ビフエニリル酢酸を溶解させる。こ
の2種の溶液を混合し、精製水の残量を添加し、
全体が均一になるまで撹拌する(PH7.4、粘度
72000cps)。 実施例 2 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)2.0g イブフエナツク 4.0 トリイソプロパノールアミン 6.8 エタノール 25.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにトリイソプロパノールアミ
ン、イブフエナツクを溶解させる。この2種の溶
液を混合し、精製水の残量を添加し、全体が均一
になるまで撹拌する(PH7.8、粘度77000cps)。 実施例 3 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g ケトプロフエン 2.0 ジイソプロパノールアミン 2.6 エタノール 25.0 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにジイソプロパノールアミ
ン、ケトプロフエンを溶解させる。この2種の溶
液を混合し、精製水の残量を添加し、全体が均一
になるまで撹拌する(PH7.6、粘度36000cps)。 実施例 4 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g フルルビプロフエン 3.0g トリエタノールアミン 3.5g エタノール 35.0g 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにトリエタノールアミン、フ
ルルビプロフエンを溶解させる。この2種の溶液
を混合し、精製水の残量を添加し、全体が均一に
なるまで撹拌する(PH7.6、粘度27000cps)。 実施例 5 ハイビスワコー104(和光純薬株式会社製)1.0g フエノプロフエン 3.0g ジイソプロパノールアミン 3.6g エタノール 35.0g 精製水 合計100gとするに十分な量 精製水20gおよびエタノールを取り、これにハ
イビスワコー104を膨潤させる。また、別に精製
水10gを取り、これにジイソプロパノールアミ
ン、フエノプロフエンを溶解させる。この2種の
溶液を混合し、精製水の残量を添加し、全体が均
一になるまで撹拌する(PH7.6、粘度74000cps)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) イブフエナツク、イブプロフエン、ケト
プロフエン及びフルルビプロフエンからなる群
より選択されるフエニル酢酸誘導体型消炎鎮痛
剤 0.5〜3.0重量% (b) カルキボシビニルポリマー 0.5〜2.0重量% (c) 水溶性有機アミン 1.0〜7.0重量% (d) 低級アルコール 20.0〜40.0重量% 及び (e) 水 40.0〜70.0重量% から成り且つPHが7.0〜9.0の範囲内にあることを
特徴とする消炎鎮痛ゲル軟膏剤。 2 PHが7.0〜8.0の範囲内にある特許請求の範囲
内にある特許請求の範囲第1項記載のゲル軟膏
剤。 3 水溶性有機アミンがモノ−、ジ−もしくはト
リ−(低級アルカノール)アミンである特許請求
の範囲第1項記載のゲル軟膏剤。 4 水溶性有機アミンがジイソプロパノールアミ
ンである特許請求の範囲第4項記載のゲル軟膏
剤。 5 低級アルコールがメタノール、エタノール、
プロパノール又はイソプロパノールである特許請
求の範囲第1項記載のゲル軟膏剤。 6 低級アルコールがエタノールである特許請求
の範囲第5項記載のゲル軟膏剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24896785A JPS61165325A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 消炎鎮痛ゲル軟膏剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24896785A JPS61165325A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 消炎鎮痛ゲル軟膏剤 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58095794A Division JPS59222409A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | 消炎鎮痛ゲル軟膏剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61165325A JPS61165325A (ja) | 1986-07-26 |
| JPH0362694B2 true JPH0362694B2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=17186053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24896785A Granted JPS61165325A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 消炎鎮痛ゲル軟膏剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61165325A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0737385B2 (ja) * | 1989-01-18 | 1995-04-26 | 大塚製薬株式会社 | 外用抗菌剤 |
| US6645520B2 (en) * | 1999-12-16 | 2003-11-11 | Dermatrends, Inc. | Transdermal administration of nonsteroidal anti-inflammatory drugs using hydroxide-releasing agents as permeation enhancers |
| KR100425900B1 (ko) * | 2001-05-04 | 2004-04-03 | 대원제약주식회사 | 고농도 투명액상 이부프로펜 용액을 함유하는 속효성연질캅셀제 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5467022A (en) * | 1977-11-07 | 1979-05-30 | Toko Yakuhin Kogyo Kk | Topical agent and production thereof |
| JPS596287B2 (ja) * | 1980-11-28 | 1984-02-10 | 日東電工株式会社 | 医薬製剤 |
| JPS57206640A (en) * | 1982-01-29 | 1982-12-18 | Hisamitsu Pharmaceut Co Inc | Preparation of novel propionic ester derivative |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP24896785A patent/JPS61165325A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61165325A (ja) | 1986-07-26 |
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