JPH036366B2 - - Google Patents
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- JPH036366B2 JPH036366B2 JP60060212A JP6021285A JPH036366B2 JP H036366 B2 JPH036366 B2 JP H036366B2 JP 60060212 A JP60060212 A JP 60060212A JP 6021285 A JP6021285 A JP 6021285A JP H036366 B2 JPH036366 B2 JP H036366B2
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- JP
- Japan
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- chisel edge
- longitudinal axis
- drill
- cutting edges
- shank
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B25/00—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
- F16B25/10—Screws performing an additional function to thread-forming, e.g. drill screws or self-piercing screws
- F16B25/103—Screws performing an additional function to thread-forming, e.g. drill screws or self-piercing screws by means of a drilling screw-point, i.e. with a cutting and material removing action
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B25/00—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
- F16B25/0036—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by geometric details of the screw
- F16B25/0084—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by geometric details of the screw characterised by geometric details of the tip
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、被締結物にねじ下孔を穿設するため
のドリル部を一体的に備えたドリルねじに関し、
特に、前記ドリル部をピンチポインテイング等の
鍛造によつて成形したドリルねじの改良に関する
ものである。
のドリル部を一体的に備えたドリルねじに関し、
特に、前記ドリル部をピンチポインテイング等の
鍛造によつて成形したドリルねじの改良に関する
ものである。
最近この種のドリルねじにおいては、その需要
の増大に伴い当該ドリルねじの製造コストを低減
する意味から、上端に頭部を一体的に形成したね
じ山付きシヤンクの下端部分におけるドリル部を
ピンチポインテイング等の鍛造によつて成形する
ことが行なわれている。
の増大に伴い当該ドリルねじの製造コストを低減
する意味から、上端に頭部を一体的に形成したね
じ山付きシヤンクの下端部分におけるドリル部を
ピンチポインテイング等の鍛造によつて成形する
ことが行なわれている。
このような鍛造成形によるドリルねじには、例
えば米国特許第3710676号明細書に開示されてい
るように、ドリル部の自由終端を尖つた所謂ピン
ポイントに形成したものと、特公昭48−13139号
公報(米国特許第3395603号)、特公昭58−45604
号公報及び特公昭59−7046号公報(米国特許第
4407620号)等に開示されているようにドリル部
の自由終端にチゼルエツジを形成したものとがあ
る。
えば米国特許第3710676号明細書に開示されてい
るように、ドリル部の自由終端を尖つた所謂ピン
ポイントに形成したものと、特公昭48−13139号
公報(米国特許第3395603号)、特公昭58−45604
号公報及び特公昭59−7046号公報(米国特許第
4407620号)等に開示されているようにドリル部
の自由終端にチゼルエツジを形成したものとがあ
る。
後者のチゼルエツジを有するドリルねじは、第
10図〜第13図に示すように形成されている。
10図〜第13図に示すように形成されている。
すなわち、鍛造成形によるドリル部1は、当該
ドリル部1の自由終端にシヤンクの長手軸線2か
らシヤンク上端の頭部に向つて斜め上向きで且つ
シヤンクの長手軸線2に対して外向きに傾斜する
左右一対の傾斜端面3,3を、当該両傾斜端面
3,3がシヤンクの長手軸線2に合致する位置に
おいて互いに交差するように設けると共に、これ
ら傾斜端面3,3から上方に延びる2条の縦溝
4,4を対角状に設け、該両縦溝4,4を構成す
る2つの溝面のうち第1溝面4a,4aと前記両
傾斜端面3,3との各々を前記長手軸線2を含む
仮想平面5の両側において交差させることにより
当該交差箇所に先端切刃6,6を形成し、且つ、
前記左右一対の傾斜端面3,3同志の交差稜線
を、前記両先端切刃6,6における長手軸線2寄
りの始端6a,6a同志を結ぶ線上に位置させる
ことによつて両先端切刃6,6における始端6
a,6aの間に、前記長手軸線2に対して直角の
一直線状に延びる比較的短い長さLのチゼルエツ
ジ7を形成したものであつた。
ドリル部1の自由終端にシヤンクの長手軸線2か
らシヤンク上端の頭部に向つて斜め上向きで且つ
シヤンクの長手軸線2に対して外向きに傾斜する
左右一対の傾斜端面3,3を、当該両傾斜端面
3,3がシヤンクの長手軸線2に合致する位置に
おいて互いに交差するように設けると共に、これ
ら傾斜端面3,3から上方に延びる2条の縦溝
4,4を対角状に設け、該両縦溝4,4を構成す
る2つの溝面のうち第1溝面4a,4aと前記両
傾斜端面3,3との各々を前記長手軸線2を含む
仮想平面5の両側において交差させることにより
当該交差箇所に先端切刃6,6を形成し、且つ、
前記左右一対の傾斜端面3,3同志の交差稜線
を、前記両先端切刃6,6における長手軸線2寄
りの始端6a,6a同志を結ぶ線上に位置させる
ことによつて両先端切刃6,6における始端6
a,6aの間に、前記長手軸線2に対して直角の
一直線状に延びる比較的短い長さLのチゼルエツ
ジ7を形成したものであつた。
そして、前者のように自由終端をピンポイント
に形成したドリルねじは、これを回転しながら被
締結物に押し付けたとき、ねじにおける長手軸線
上に位置する一点が被締結物に接触するから、ド
リル部がその回転に伴つて長手軸線と直角の方向
に振れ動く所謂ダンシング現象は殆どなく、所定
の位置に正確にねじ込むことができる利点を有す
る反面、尖つたピンポイントを被加工物に押し付
けたときにおいて、当該尖つたピンポイントに欠
損が容易に発生し易く、且つ、被締結物への初期
の進入性能が低く、ねじ込みに要する時間が長く
かかる点に問題がある。
に形成したドリルねじは、これを回転しながら被
締結物に押し付けたとき、ねじにおける長手軸線
上に位置する一点が被締結物に接触するから、ド
リル部がその回転に伴つて長手軸線と直角の方向
に振れ動く所謂ダンシング現象は殆どなく、所定
の位置に正確にねじ込むことができる利点を有す
る反面、尖つたピンポイントを被加工物に押し付
けたときにおいて、当該尖つたピンポイントに欠
損が容易に発生し易く、且つ、被締結物への初期
の進入性能が低く、ねじ込みに要する時間が長く
かかる点に問題がある。
これに対して、後者の自由終端にチゼルエツジ
7を形成したものは、チゼルエツジ7における欠
損を少なくすることができ、且つ、被締結物への
初期の進入性能が前記ピンポイントよりも優れて
いる利点を有する反面、これを回転しながら被締
結物に押し付けた場合に、ドリル部にダンシング
現象が発生する点に問題がある。
7を形成したものは、チゼルエツジ7における欠
損を少なくすることができ、且つ、被締結物への
初期の進入性能が前記ピンポイントよりも優れて
いる利点を有する反面、これを回転しながら被締
結物に押し付けた場合に、ドリル部にダンシング
現象が発生する点に問題がある。
すなわち、前記の先行技術におけるチゼルエツ
ジ7は、ドリル部の自由終端に形成される左右一
対の傾斜端面3,3の交差稜線を、前記両切刃
6,6における長手軸線2寄りの始端6a,6a
同志を結ぶ線上に位置させることによつて形成し
たものであつて、該チゼルエツジ7の長手方向と
直角な方向における断面の形状は、当該チゼルエ
ツジ7の全長にわたつて第13図に示すように両
傾斜端面3,3にて三角形状になり、チゼルエツ
ジ7より矢印Aの回転方向に対して前側の部分に
は、当該チゼルエツジ7から斜め上向きに傾斜す
る傾斜端面3がチゼルエツジ7の全長にわたつて
存在することになる。
ジ7は、ドリル部の自由終端に形成される左右一
対の傾斜端面3,3の交差稜線を、前記両切刃
6,6における長手軸線2寄りの始端6a,6a
同志を結ぶ線上に位置させることによつて形成し
たものであつて、該チゼルエツジ7の長手方向と
直角な方向における断面の形状は、当該チゼルエ
ツジ7の全長にわたつて第13図に示すように両
傾斜端面3,3にて三角形状になり、チゼルエツ
ジ7より矢印Aの回転方向に対して前側の部分に
は、当該チゼルエツジ7から斜め上向きに傾斜す
る傾斜端面3がチゼルエツジ7の全長にわたつて
存在することになる。
そして、このようにチゼルエツジ7よりも回転
方向の前側に位置する傾斜端面3は、チゼルエツ
ジ7による切削に際して切削屑を逃がすためのす
くい面として機能するのであるが、当該回転方向
前側の傾斜端面3は、これと被締結物8の表面8
aとの成す角度αが第13図に示すように当然90
度よりも遥かに小さいことにより、すくい面とし
て機能を充分に発揮せず、換言するとチゼルエツ
ジ7の回転方向前側に位置する傾斜端面3が、切
削屑の縦溝4への逃げを阻害することに加えて、
このチゼルエツジ7は、長手軸線2に対して直角
の方向に一直線状で当該チゼルエツジ7はその全
長にわたつて被締結物8に接当することにより、
被締結物8に対する押圧力が広い部分に分散され
ることになるから、前記チゼルエツジ7による切
削性能がそれだけ低いのである。
方向の前側に位置する傾斜端面3は、チゼルエツ
ジ7による切削に際して切削屑を逃がすためのす
くい面として機能するのであるが、当該回転方向
前側の傾斜端面3は、これと被締結物8の表面8
aとの成す角度αが第13図に示すように当然90
度よりも遥かに小さいことにより、すくい面とし
て機能を充分に発揮せず、換言するとチゼルエツ
ジ7の回転方向前側に位置する傾斜端面3が、切
削屑の縦溝4への逃げを阻害することに加えて、
このチゼルエツジ7は、長手軸線2に対して直角
の方向に一直線状で当該チゼルエツジ7はその全
長にわたつて被締結物8に接当することにより、
被締結物8に対する押圧力が広い部分に分散され
ることになるから、前記チゼルエツジ7による切
削性能がそれだけ低いのである。
つまり、前記各先行技術に開示されているチゼ
ルエツジ付きの鍛造製ドリルねじは、被締結物に
対する初期の切削性能の低いチゼルエツジが、線
接触の状態で被加工物に接触することにより、こ
のドリルねじを回転しながら被締結物8に押し付
けたときにドリル部1が長手軸線2と直角の方向
に振れ動く所謂ダンシング現象が可成り大きくな
り、この結果、被締結物に対するドリルねじのね
じ込む位置がずれ易く、換言すると所定の位置に
正確にねじ込むことが困難である欠点を有するば
かりか、被締結物に対するねじ込みに長い時間が
かかると云う問題もあつた。
ルエツジ付きの鍛造製ドリルねじは、被締結物に
対する初期の切削性能の低いチゼルエツジが、線
接触の状態で被加工物に接触することにより、こ
のドリルねじを回転しながら被締結物8に押し付
けたときにドリル部1が長手軸線2と直角の方向
に振れ動く所謂ダンシング現象が可成り大きくな
り、この結果、被締結物に対するドリルねじのね
じ込む位置がずれ易く、換言すると所定の位置に
正確にねじ込むことが困難である欠点を有するば
かりか、被締結物に対するねじ込みに長い時間が
かかると云う問題もあつた。
従つて本発明は、前記先行技術にようにチゼル
エツジ付きのドリル部を鍛造によつて形成したド
リルねじにおいて、そのチゼルエツジに、当該チ
ゼルエツジにおける強度の低下を招来することな
くその切削性能をより向上すると共に、前記した
ピンポイントの長所を加えることによつて、先行
技術が有する前記の問題を解消することを目的と
するものである。
エツジ付きのドリル部を鍛造によつて形成したド
リルねじにおいて、そのチゼルエツジに、当該チ
ゼルエツジにおける強度の低下を招来することな
くその切削性能をより向上すると共に、前記した
ピンポイントの長所を加えることによつて、先行
技術が有する前記の問題を解消することを目的と
するものである。
この目的を達成するため本発明は、外周にねじ
山を形成したシヤンクと、該シヤンクの上端に一
体的に形成した頭部と、前記シヤンクの下端部分
に鍛造により成形したドリル部とを備える一方、
前記ドリル部には、当該ドリル部の自由終端に前
記シヤンクの長手軸線から前記頭部に向つて斜め
上向きで且つ前記長手軸線に対して外向きに傾斜
する左右一対の傾斜端面を設けると共に、それぞ
れ第1溝面と第2溝面とで構成される2条の縦溝
を前記両傾斜端面から前記頭部の方向に延びるよ
うに設け、該両縦溝の各々の一部を構成する第1
溝面と前記両傾斜端面との各々を前記長手軸線を
含む仮想平面の両側において交差させて、当該両
交差箇所に各々先端切刃を形成し、且つ、前記両
傾斜端面を、前記両先端切刃のうち前記長手軸線
寄りの部分における始端を互いに結ぶ線上におい
て稜線状に交差して、この交差稜線を、チゼルエ
ツジに形成して成るドリルねじにおいて、前記チ
ゼルエツジを、前記長手軸線上の部位に下方に突
出する頂点を有し、当該頂点から前記両先端切刃
の始端に向つて比較的緩やかな傾斜角度で斜め上
向きに傾斜する山型状に形成する一方、前記両縦
溝における第1溝面のうち少なくとも前記両先端
切刃に連接する部分には、両先端切刃にすくい角
を形成するために前記長手軸線に対して傾斜する
凹状切削面を設け、更に、前記ドリル部には、前
記チゼルエツジから両縦溝における第1溝面に向
つて前記長手軸線と平行に延びる左右一対の平坦
なすくい面を、当該両すくい面が前記チゼルエツ
ジに沿つてその頂点において互いに隣接する部位
まで延びるように設ける構成にした。
山を形成したシヤンクと、該シヤンクの上端に一
体的に形成した頭部と、前記シヤンクの下端部分
に鍛造により成形したドリル部とを備える一方、
前記ドリル部には、当該ドリル部の自由終端に前
記シヤンクの長手軸線から前記頭部に向つて斜め
上向きで且つ前記長手軸線に対して外向きに傾斜
する左右一対の傾斜端面を設けると共に、それぞ
れ第1溝面と第2溝面とで構成される2条の縦溝
を前記両傾斜端面から前記頭部の方向に延びるよ
うに設け、該両縦溝の各々の一部を構成する第1
溝面と前記両傾斜端面との各々を前記長手軸線を
含む仮想平面の両側において交差させて、当該両
交差箇所に各々先端切刃を形成し、且つ、前記両
傾斜端面を、前記両先端切刃のうち前記長手軸線
寄りの部分における始端を互いに結ぶ線上におい
て稜線状に交差して、この交差稜線を、チゼルエ
ツジに形成して成るドリルねじにおいて、前記チ
ゼルエツジを、前記長手軸線上の部位に下方に突
出する頂点を有し、当該頂点から前記両先端切刃
の始端に向つて比較的緩やかな傾斜角度で斜め上
向きに傾斜する山型状に形成する一方、前記両縦
溝における第1溝面のうち少なくとも前記両先端
切刃に連接する部分には、両先端切刃にすくい角
を形成するために前記長手軸線に対して傾斜する
凹状切削面を設け、更に、前記ドリル部には、前
記チゼルエツジから両縦溝における第1溝面に向
つて前記長手軸線と平行に延びる左右一対の平坦
なすくい面を、当該両すくい面が前記チゼルエツ
ジに沿つてその頂点において互いに隣接する部位
まで延びるように設ける構成にした。
以下、本発明の実施例を図面について説明する
と、第1図に示すドリルねじ10は、細長いシヤ
ンク11と、該シヤンク11の上端に鍛造によつ
て一体的に形成された頭部12と、前記シヤンク
11の下端部分にピンチポインテイング等の鍛造
によつて形成されたドリル部13とから成り、前
記頭部12には、ねじを回転させるための工具、
例えばスクリユードライバーが係合するための溝
又は凹部14を有し(この場合、頭部12は、こ
れにスパナを係合するために、四角頭又は六角頭
に形成しても良い)、前記シヤンク11の外周面
には、螺旋状のねじ山15が一体的に転造成形等
の手段により形成されている。
と、第1図に示すドリルねじ10は、細長いシヤ
ンク11と、該シヤンク11の上端に鍛造によつ
て一体的に形成された頭部12と、前記シヤンク
11の下端部分にピンチポインテイング等の鍛造
によつて形成されたドリル部13とから成り、前
記頭部12には、ねじを回転させるための工具、
例えばスクリユードライバーが係合するための溝
又は凹部14を有し(この場合、頭部12は、こ
れにスパナを係合するために、四角頭又は六角頭
に形成しても良い)、前記シヤンク11の外周面
には、螺旋状のねじ山15が一体的に転造成形等
の手段により形成されている。
前記ドリル部13の最大径D(詳しくは後述す
るようにドリル部13における側面に形成される
サイド切刃25,25間の距離)は、前記ねじ山
15の山径よりも小さくねじ山15の谷径よりも
大きい寸法に構成されている。
るようにドリル部13における側面に形成される
サイド切刃25,25間の距離)は、前記ねじ山
15の山径よりも小さくねじ山15の谷径よりも
大きい寸法に構成されている。
前記ドリル部13は、従来から良く知られてい
るように、頭部12の成形後で且つねじ山15の
成形前における素材ブランクの下端部分を、相対
向する左右一対の鍛造ダイスにより両側から挟み
付けることによつて、ドリル部13として以下に
述べるような形状に鍛造される。
るように、頭部12の成形後で且つねじ山15の
成形前における素材ブランクの下端部分を、相対
向する左右一対の鍛造ダイスにより両側から挟み
付けることによつて、ドリル部13として以下に
述べるような形状に鍛造される。
そして、前記鍛造成形によるドリル部13に
は、当該ドリル部13の自由終端に前記シヤンク
11の長手軸線16からシヤンク11上端の頭部
12に向つて斜め上向きで且つ前記長手軸線16
に対して適宜角度θだけ外向きに傾斜する左右一
対の傾斜端面17,17を、当該両傾斜端面1
7,17が前記長手軸線16に合致する位置にお
いて互いに稜線状に交差するように設けると共
に、これら傾斜端面17,17から上方に延びる
2条の縦溝18,18を対角状の部位に設ける。
は、当該ドリル部13の自由終端に前記シヤンク
11の長手軸線16からシヤンク11上端の頭部
12に向つて斜め上向きで且つ前記長手軸線16
に対して適宜角度θだけ外向きに傾斜する左右一
対の傾斜端面17,17を、当該両傾斜端面1
7,17が前記長手軸線16に合致する位置にお
いて互いに稜線状に交差するように設けると共
に、これら傾斜端面17,17から上方に延びる
2条の縦溝18,18を対角状の部位に設ける。
この両縦溝18,18は、それぞれ第1溝面1
9と、当該第1溝面19に対して交差する第2溝
面20とによつて構成される。
9と、当該第1溝面19に対して交差する第2溝
面20とによつて構成される。
該両縦溝18,18の各々の一部を構成する第
1溝面19と前記両傾斜端面17,17との各々
を、前記長手軸線16を含む仮想平面21の両側
において当該仮想平面21と略平行な線に沿つて
交差させることにより、当該両交差箇所に先端切
刃22,22を各々形成する。また、前記両縦溝
18,18における第1溝面19のうち、少なく
とも前記両先端切刃22,22に連接する部分
に、両先端切刃22,22にすくい角を形成する
ために前記長手軸線16に対して傾斜する凹状切
削面19aを設ける。但し、実施例の図面は、ド
リル部13における左右一対のサイド切刃25,
25(このサイド切刃25については後述する)
に対しても、すくい角を形成するために凹状切削
面19bを設けるように、第1溝面19の全体を
凹み形成した場合を示す。
1溝面19と前記両傾斜端面17,17との各々
を、前記長手軸線16を含む仮想平面21の両側
において当該仮想平面21と略平行な線に沿つて
交差させることにより、当該両交差箇所に先端切
刃22,22を各々形成する。また、前記両縦溝
18,18における第1溝面19のうち、少なく
とも前記両先端切刃22,22に連接する部分
に、両先端切刃22,22にすくい角を形成する
ために前記長手軸線16に対して傾斜する凹状切
削面19aを設ける。但し、実施例の図面は、ド
リル部13における左右一対のサイド切刃25,
25(このサイド切刃25については後述する)
に対しても、すくい角を形成するために凹状切削
面19bを設けるように、第1溝面19の全体を
凹み形成した場合を示す。
そして、前記左右一対の傾斜端面17,17に
おける交差稜線を、前記両先端切刃22,22に
おける前記長手軸線16寄りの始端23,23同
志を結ぶ線上に位置させることによつて、両先端
切刃22,22における始端23,23の間に、
前記長手軸線16に対して直角の一直線状に延び
る比較的短い長さLのチゼルエツジ24を形成す
る。
おける交差稜線を、前記両先端切刃22,22に
おける前記長手軸線16寄りの始端23,23同
志を結ぶ線上に位置させることによつて、両先端
切刃22,22における始端23,23の間に、
前記長手軸線16に対して直角の一直線状に延び
る比較的短い長さLのチゼルエツジ24を形成す
る。
なお、ドリル部13における側面には、前記両
縦溝18,18における第1溝面19によつて左
右一対のサイド切刃25,25が、前記両先端切
刃22,22における外周寄りの終端26,26
から上向きに延びるように形成されている。従つ
て、この両サイド切刃25,25間の距離がドリ
ル部13における最大径Dとなり、被締結物30
には、この最大径Dと同じ内径の孔が穿設され、
次いで、この孔内に、シヤンク11におけるねじ
山15が、当該孔の内面に雌ねじを造形しながら
進入する。なお、この両サイド切刃25,25
は、第4図に明らかにしたように先端切刃22,
22からシヤンク11に近付くにつれて次第にド
リルねじ10の回転方向後方側に延びるように長
手軸線16に対して傾斜している。また、前記両
サイド切刃25,25の回転方向後側には、二番
取り面27,27が形成されている。
縦溝18,18における第1溝面19によつて左
右一対のサイド切刃25,25が、前記両先端切
刃22,22における外周寄りの終端26,26
から上向きに延びるように形成されている。従つ
て、この両サイド切刃25,25間の距離がドリ
ル部13における最大径Dとなり、被締結物30
には、この最大径Dと同じ内径の孔が穿設され、
次いで、この孔内に、シヤンク11におけるねじ
山15が、当該孔の内面に雌ねじを造形しながら
進入する。なお、この両サイド切刃25,25
は、第4図に明らかにしたように先端切刃22,
22からシヤンク11に近付くにつれて次第にド
リルねじ10の回転方向後方側に延びるように長
手軸線16に対して傾斜している。また、前記両
サイド切刃25,25の回転方向後側には、二番
取り面27,27が形成されている。
前記チゼルエツジ24を、前記長手軸線16上
の部位に下方に突出する頂点24aを有し、当該
頂点24aから前記両先端切刃22,22の始端
23に向つて比較的緩やかな角度βで斜め上向き
に傾斜する山型状に形成する。
の部位に下方に突出する頂点24aを有し、当該
頂点24aから前記両先端切刃22,22の始端
23に向つて比較的緩やかな角度βで斜め上向き
に傾斜する山型状に形成する。
更に、前記ドリル部13におけるチゼルエツジ
23を形成する両傾斜端面17,17のうち、前
記両縦溝18,18における第2溝面20,20
に面する部分で且つ前記チゼルエツジ24に隣接
する部分には、チゼルエツジ24から両縦溝1
8,18における第1溝面19に向つて前記長手
軸線19と平行に延びる左右一対の平坦なすくい
面28,28を、当該両すくい面28,28が前
記チゼルエツジ24に沿つてその頂点24aにお
いて互いに隣接する部位まで延びるように設ける
構成にする。
23を形成する両傾斜端面17,17のうち、前
記両縦溝18,18における第2溝面20,20
に面する部分で且つ前記チゼルエツジ24に隣接
する部分には、チゼルエツジ24から両縦溝1
8,18における第1溝面19に向つて前記長手
軸線19と平行に延びる左右一対の平坦なすくい
面28,28を、当該両すくい面28,28が前
記チゼルエツジ24に沿つてその頂点24aにお
いて互いに隣接する部位まで延びるように設ける
構成にする。
なお、符号29は、前記両すくい面28,28
を形成するために、傾斜端面17と第2溝面20
との交差部に設けた傾斜面であるが、この傾斜面
29は必ずしも必要でない。
を形成するために、傾斜端面17と第2溝面20
との交差部に設けた傾斜面であるが、この傾斜面
29は必ずしも必要でない。
前記両すくい面28,28は、ドリル部13を
鍛造にて成形するときにおいて、両傾斜端面1
7,17、両縦溝18,18における第1溝面1
9及び第2溝面20、及び両二番取り面27,2
7等の成形と同時に簡単に鍛造にて成形すること
ができる一方、チゼルエツジ24を、頂点24a
を有する山型状にすることも、前記の鍛造成形と
同時に形成できる。
鍛造にて成形するときにおいて、両傾斜端面1
7,17、両縦溝18,18における第1溝面1
9及び第2溝面20、及び両二番取り面27,2
7等の成形と同時に簡単に鍛造にて成形すること
ができる一方、チゼルエツジ24を、頂点24a
を有する山型状にすることも、前記の鍛造成形と
同時に形成できる。
このように、チゼルエツジ24から両縦溝1
8,18における第1溝面19に向つて前記長手
軸線19と平行に延び、且つ、チゼルエツジ24
の頂点24aにおいて互いに隣接するように設け
られた左右一対の平坦な両すくい面28,28
は、ドリルねじ10を、その長手軸線16の回り
に矢印A方向に回転しながらそのドリル部13を
被締結物30に押し付けた場合において、当該ド
リル部13におけるチゼルエツジ24の回転方向
前側に位置する一方、この両すくい面28,28
は、第8図及び第9図に示すように被締結物30
の表面30aに対して略垂直状になつて、チゼル
エツジ24によつて切削された切削屑を両縦溝1
8,18に円滑に逃がすことを、チゼルエツジ2
4の全長にわたつて行うことができるから、チゼ
ルエツジ24における切削性能を、大幅に向上で
きる。
8,18における第1溝面19に向つて前記長手
軸線19と平行に延び、且つ、チゼルエツジ24
の頂点24aにおいて互いに隣接するように設け
られた左右一対の平坦な両すくい面28,28
は、ドリルねじ10を、その長手軸線16の回り
に矢印A方向に回転しながらそのドリル部13を
被締結物30に押し付けた場合において、当該ド
リル部13におけるチゼルエツジ24の回転方向
前側に位置する一方、この両すくい面28,28
は、第8図及び第9図に示すように被締結物30
の表面30aに対して略垂直状になつて、チゼル
エツジ24によつて切削された切削屑を両縦溝1
8,18に円滑に逃がすことを、チゼルエツジ2
4の全長にわたつて行うことができるから、チゼ
ルエツジ24における切削性能を、大幅に向上で
きる。
一方、前記チゼルエツジ24を、ねじの回転中
心であるところ長手軸線16上の位置に頂点24
aを有する山型状に形成したことにより、被締結
物30の表面30aには、チゼルエツジ24の頂
点24aが最初に所謂ピンポイントとして接当す
るが、この場合、山型状のチゼルエツジ24の回
転方向前側には、前記のように各々両すくい面2
8,28を形成して、当該チゼルエツジ24にお
ける切削性能を向上したことと、当該チゼルエツ
ジ24が前記のように所謂ピンポイントとして被
締結物30に対して接当することとが相俟つて、
ドリルねじ10を、回転しながら被締結物30に
対して押圧したときにおけるダンシング現象を、
前記先行技術の場合によりも大幅に低減すること
ができる。
心であるところ長手軸線16上の位置に頂点24
aを有する山型状に形成したことにより、被締結
物30の表面30aには、チゼルエツジ24の頂
点24aが最初に所謂ピンポイントとして接当す
るが、この場合、山型状のチゼルエツジ24の回
転方向前側には、前記のように各々両すくい面2
8,28を形成して、当該チゼルエツジ24にお
ける切削性能を向上したことと、当該チゼルエツ
ジ24が前記のように所謂ピンポイントとして被
締結物30に対して接当することとが相俟つて、
ドリルねじ10を、回転しながら被締結物30に
対して押圧したときにおけるダンシング現象を、
前記先行技術の場合によりも大幅に低減すること
ができる。
しかも、ドリル部13における左右一対の両先
端切刃22,22に対して、当該両先端切刃2
2,22における切削性能を向上するために、長
手軸線16と傾斜する凹状切削面19aによつて
すくい角を形成したにも拘わらず、前記チゼルエ
ツジ24における左右一対の両すくい面28,2
8を、長手軸線16に対して前記凹状切削面19
aと同じように傾斜することなく、前記長手軸線
16と平行な平坦面に構成したことにより、当該
両すくい面28,28を設けたことによるチゼル
エツジ24の強度の低下が小さく(この両スクイ
面28,28を、前記凹状切削面19aと同様に
長手軸選16に対して傾斜した場合には、チゼル
エツジ24の強度が大幅に低下する)、従つて、
チゼルエツジ24に欠損が発生することを確実に
低減できるのである。
端切刃22,22に対して、当該両先端切刃2
2,22における切削性能を向上するために、長
手軸線16と傾斜する凹状切削面19aによつて
すくい角を形成したにも拘わらず、前記チゼルエ
ツジ24における左右一対の両すくい面28,2
8を、長手軸線16に対して前記凹状切削面19
aと同じように傾斜することなく、前記長手軸線
16と平行な平坦面に構成したことにより、当該
両すくい面28,28を設けたことによるチゼル
エツジ24の強度の低下が小さく(この両スクイ
面28,28を、前記凹状切削面19aと同様に
長手軸選16に対して傾斜した場合には、チゼル
エツジ24の強度が大幅に低下する)、従つて、
チゼルエツジ24に欠損が発生することを確実に
低減できるのである。
なお、実験によると、前記チゼルエツジ24に
おける頂点24aからの上向き傾斜角度βは、5
〜25度にするのが適当であることが判つた。
おける頂点24aからの上向き傾斜角度βは、5
〜25度にするのが適当であることが判つた。
すなわち、前記山型状のチゼルエツジ24にお
ける上向きの傾斜角度βが、25度を越える場合に
は、チゼルエツジ24の頂点24aが尖り過ぎる
ことになるから、当該頂点24aに欠損が発生す
るのであり、また、上向きの傾斜角度βが5度未
満である場合には、ピンポイントによるダンシン
グの防止の効果を得ることができなかつた。更に
また、実験によると、前記チゼルエツジ24にお
ける上向きの傾斜角度βを5〜25度にした場合で
あつても、チゼルエツジ24に対して、前記のよ
うに左右一対のすくい面28,28を形成してい
ない場合には、被締結物30に対する初期の進入
性能が、前記先行技術におけるチゼルエツジの場
合よりもむしろ低下するのであつた。更に加え
て、実験によると、前記チゼルエツジ24の長さ
Lは、ねじ山15の山径(これがドリルねじの呼
径となる)の10〜30%にするが適当であることが
判つた。
ける上向きの傾斜角度βが、25度を越える場合に
は、チゼルエツジ24の頂点24aが尖り過ぎる
ことになるから、当該頂点24aに欠損が発生す
るのであり、また、上向きの傾斜角度βが5度未
満である場合には、ピンポイントによるダンシン
グの防止の効果を得ることができなかつた。更に
また、実験によると、前記チゼルエツジ24にお
ける上向きの傾斜角度βを5〜25度にした場合で
あつても、チゼルエツジ24に対して、前記のよ
うに左右一対のすくい面28,28を形成してい
ない場合には、被締結物30に対する初期の進入
性能が、前記先行技術におけるチゼルエツジの場
合よりもむしろ低下するのであつた。更に加え
て、実験によると、前記チゼルエツジ24の長さ
Lは、ねじ山15の山径(これがドリルねじの呼
径となる)の10〜30%にするが適当であることが
判つた。
以上の通り本発明は、特許請求の範囲に記載し
た構成にしたことにより、以下に述べるような作
用・効果を奏する。
た構成にしたことにより、以下に述べるような作
用・効果を奏する。
ドリル部13におけるチゼルエツジ24を、
シヤンク11の長手軸線16上に頂点24aを
有し、該頂点24aから比較的緩やかな傾斜角
度βで斜め上向きに傾斜する山型状に形成する
ことによつて、被締結物に対して所謂ピンポイ
ントとして接当するように構成したことと、前
記チゼルエツジ24から両縦溝18,18にお
ける第1溝面19に向つて前記長手軸線16と
平行延びる左右一対の平坦なすくい面28,2
8を、当該両すくい面28,28が前記チゼル
エツジ24に沿つてその頂点24aにおいて互
いに隣接する部位まで延びるように設けること
により、チゼルエツジ24における切削性能
を、当該チゼルエツジ24における強度の低下
が小さく、換言すると、当該チゼルエツジ24
に欠損の多発を招来することなく、大幅に向上
できることとの二者が相俟つて、ドリルねじを
回転しながら被締結物に対して押圧した場合に
おけるダンシング現象を、確実に低減すること
ができるから、ドリルねじを、被締結物におけ
る所定の位置に正確にねじ込むことが容易にで
きる。
シヤンク11の長手軸線16上に頂点24aを
有し、該頂点24aから比較的緩やかな傾斜角
度βで斜め上向きに傾斜する山型状に形成する
ことによつて、被締結物に対して所謂ピンポイ
ントとして接当するように構成したことと、前
記チゼルエツジ24から両縦溝18,18にお
ける第1溝面19に向つて前記長手軸線16と
平行延びる左右一対の平坦なすくい面28,2
8を、当該両すくい面28,28が前記チゼル
エツジ24に沿つてその頂点24aにおいて互
いに隣接する部位まで延びるように設けること
により、チゼルエツジ24における切削性能
を、当該チゼルエツジ24における強度の低下
が小さく、換言すると、当該チゼルエツジ24
に欠損の多発を招来することなく、大幅に向上
できることとの二者が相俟つて、ドリルねじを
回転しながら被締結物に対して押圧した場合に
おけるダンシング現象を、確実に低減すること
ができるから、ドリルねじを、被締結物におけ
る所定の位置に正確にねじ込むことが容易にで
きる。
前記チゼルエツジ24から両縦溝18,18
における第1溝面19に向つて前記長手軸線1
6と平行に延びる左右一対の平坦なすくい面2
8,28を、当該両すくい面28,28が前記
チゼルエツジ24に沿つてその頂点24aにお
いて互いに隣接する部位まで延びるように設け
ることにより、チゼルエツジ24の被締結物に
対する初期の進入性能を、当該チゼルエツジ2
4における強度の低下が小さく、換言すると、
当該チゼルエツジ24に欠損の多発を招来する
ことなく、大幅に向上できることに加えて、両
縦溝18,18における第1溝面19のうち少
なくとも前記両先端切刃22,22に連接する
部分に、前記長手軸線16に対して傾斜する凹
状切削面19aを設けて、前記両先端切刃2
2,22にすくい角を形成し、以て両先端切刃
22,22の切削性能を向上したことにより、
被締結物に対してねじ込むことに要する時間を
大幅に短縮できると共に、被締結物に対する押
圧力を軽減できるから、被締結物に対するねじ
込みの作業性を著しく向上でき、且つ、被締結
物が薄金属である場合においてドリルねじの押
圧によつて当該薄金属板を凹み変形するおそれ
を確実に低減できる。
における第1溝面19に向つて前記長手軸線1
6と平行に延びる左右一対の平坦なすくい面2
8,28を、当該両すくい面28,28が前記
チゼルエツジ24に沿つてその頂点24aにお
いて互いに隣接する部位まで延びるように設け
ることにより、チゼルエツジ24の被締結物に
対する初期の進入性能を、当該チゼルエツジ2
4における強度の低下が小さく、換言すると、
当該チゼルエツジ24に欠損の多発を招来する
ことなく、大幅に向上できることに加えて、両
縦溝18,18における第1溝面19のうち少
なくとも前記両先端切刃22,22に連接する
部分に、前記長手軸線16に対して傾斜する凹
状切削面19aを設けて、前記両先端切刃2
2,22にすくい角を形成し、以て両先端切刃
22,22の切削性能を向上したことにより、
被締結物に対してねじ込むことに要する時間を
大幅に短縮できると共に、被締結物に対する押
圧力を軽減できるから、被締結物に対するねじ
込みの作業性を著しく向上でき、且つ、被締結
物が薄金属である場合においてドリルねじの押
圧によつて当該薄金属板を凹み変形するおそれ
を確実に低減できる。
第1図は本発明の第1の実施例ドリルねじの全
体を示す正面図、第2図は第1図の底面図、第3
図は第2図の3−3視側面図、第4図は第3図の
4−4視側面図、第5図は第1図の要部拡大図、
第6図は第5図の底面図で第2図の拡大図、第7
図は第5図の7−7視側面図、第8図は第5図の
8−8視断面図、第9図は第5図の9−9視断面
図、第10図〜第13図は従来の例を示すもの
で、第10図はドリル部の拡大図、第11図は第
10図の底面図、第12図は第10図の12−1
2視断面図、第13図は第10図の13−13視
断面図である。 10……ドリルねじ、11……シヤンク、12
……頭部、13……ドリル部、15……ねじ山、
16……シヤンクの長手軸線、17……傾斜端
面、18……縦溝、19……縦溝の第1溝面、2
0……縦溝の第2溝面、21……仮想平面、22
……先端切刃、19a……先端切刃の凹状切削
面、23……先端切刃の始端、24……チゼルエ
ツジ、24a……チゼルエツジの頂点、25……
サイド切刃、26……先端切刃の終端、27……
二番取り面、28……すくい面、β……チゼルエ
ツジの上向き傾斜角度。
体を示す正面図、第2図は第1図の底面図、第3
図は第2図の3−3視側面図、第4図は第3図の
4−4視側面図、第5図は第1図の要部拡大図、
第6図は第5図の底面図で第2図の拡大図、第7
図は第5図の7−7視側面図、第8図は第5図の
8−8視断面図、第9図は第5図の9−9視断面
図、第10図〜第13図は従来の例を示すもの
で、第10図はドリル部の拡大図、第11図は第
10図の底面図、第12図は第10図の12−1
2視断面図、第13図は第10図の13−13視
断面図である。 10……ドリルねじ、11……シヤンク、12
……頭部、13……ドリル部、15……ねじ山、
16……シヤンクの長手軸線、17……傾斜端
面、18……縦溝、19……縦溝の第1溝面、2
0……縦溝の第2溝面、21……仮想平面、22
……先端切刃、19a……先端切刃の凹状切削
面、23……先端切刃の始端、24……チゼルエ
ツジ、24a……チゼルエツジの頂点、25……
サイド切刃、26……先端切刃の終端、27……
二番取り面、28……すくい面、β……チゼルエ
ツジの上向き傾斜角度。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周にねじ山15を形成したシヤンク11
と、該シヤンク11の上端に一体的に形成した頭
部12と、前記シヤンク11の下端部分に鍛造に
より成形したドリル部13とを備える一方、前記
ドリル部13には、当該ドリル部13の自由終端
に前記シヤンク11の長手軸線16から前記頭部
12に向つて斜め上向きで且つ前記長手軸線16
に対して外向きに傾斜する左右一対の傾斜端面1
7,17を設けると共に、それぞれ第1溝面19
と第2溝面20とで構成される2条の縦溝18,
18を前記両傾斜端面17,17から前記頭部1
2の方向に延びるように設け、該両縦溝18,1
8の各々の一部を構成する第1溝面19と前記両
傾斜端面17,17との各々を前記長手軸線16
を含む仮想平面21の両側において交差させて、
当該両交差箇所に各々先端切刃22,22を形成
し、且つ、前記両傾斜端面17,17を、前記両
先端切刃22,22のうち前記長手軸線16寄り
の部分における始端23,23を互いに結ぶ線上
において稜線状に交差して、この交差稜線を、チ
ゼルエツジ24に形成して成るドリルねじにおい
て、前記チゼルエツジ24を、前記長手軸線16
上の部位に下方に突出する頂点24aを有し、当
該頂点24aから前記両先端切刃22,22の始
端23,23に向つて比較的緩やかな傾斜角度β
で斜め上向きに傾斜する山型状に形成する一方、
前記両縦溝18,18における第1溝面19のう
ち少なくとも前記両先端切刃22,22に連接す
る部分には、両先端切刃22,22にすくい角を
形成するために前記長手軸線16に対して傾斜す
る凹状切削面19aを設け、更に、前記ドリル部
13には、前記チゼルエツジ24から両縦溝1
8,18における第1溝面19に向つて前記長手
軸線16と平行に延びる左右一対の平坦なすくい
面28,28を、当該両すくい面28,28が前
記チゼルエツジ24に沿つてその頂点24aにお
いて互いに隣接する部位まで延びるように設けた
ことを特徴とするドリルねじ。 2 前記チゼルエツジ24における頂点24aか
ら斜め上向きの傾斜角度βを、5〜25度に設定し
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
したドリルねじ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6021285A JPS61218819A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | ドリルねじ |
| DE19863604390 DE3604390A1 (de) | 1985-02-12 | 1986-02-12 | Selbstbohrende schraube |
| US06/828,645 US4730969A (en) | 1985-02-12 | 1986-02-12 | Self-drilling screw |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6021285A JPS61218819A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | ドリルねじ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61218819A JPS61218819A (ja) | 1986-09-29 |
| JPH036366B2 true JPH036366B2 (ja) | 1991-01-29 |
Family
ID=13135617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6021285A Granted JPS61218819A (ja) | 1985-02-12 | 1985-03-25 | ドリルねじ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61218819A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62188809A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-18 | 株式会社 丸エム製作所 | ドリル螺子 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5740112A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-05 | Jiei Shiyubarutsuman Mfg Ando | Self drilling screw |
-
1985
- 1985-03-25 JP JP6021285A patent/JPS61218819A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61218819A (ja) | 1986-09-29 |
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