JPH0365386A - 感熱転写材及びそれを用いる感熱転写記録方法 - Google Patents

感熱転写材及びそれを用いる感熱転写記録方法

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JPH0365386A
JPH0365386A JP1203064A JP20306489A JPH0365386A JP H0365386 A JPH0365386 A JP H0365386A JP 1203064 A JP1203064 A JP 1203064A JP 20306489 A JP20306489 A JP 20306489A JP H0365386 A JPH0365386 A JP H0365386A
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transfer material
heat
binder
recording
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Naoki Kushida
直樹 串田
Yoshihisa Takizawa
吉久 滝沢
Takeyuki Suzuki
鈴木 剛行
Tetsuo Hasegawa
哲男 長谷川
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱転写記録に用いる感熱転写材、詳しくは、
感熱転写材の使用量を少なくしても良好な記録が得られ
る感熱転写材、及び熱転写記録方法に関する。
〔従来の技術〕
熱転写記録方法は、使用する装置が軽量かつコンパクト
で騒音がなく、操作性、保守性に優れるという熱記録方
法の一般的特長に加えて、発色型の加工紙が不要であり
、また記録像の耐久性にも優れるという特長を有してお
り、最近、広く使用されている。
この熱転写記録方法は、一般にシート状である支持体上
に、熱溶融性バインダー中に着色材を分散させてなる熱
転写性インク層を塗設してなる感熱転写材を用い、この
感熱転写材をその熱転写性インク層が被記録体に接する
ように重畳させ、基材側から熱ヘツドにより熱を供給し
て溶融したインク層を被記録体に転写することにより、
被記録体上に熱供給形状(パターン)に応じた転写記録
像を形成するものである。
従来の熱転写記録では、1回の熱印加により感熱転写材
から熱転写インクがほぼ完全に被記録体(こ転写してし
・まうため、使い捨てであり、ランニングコストが高く
、また使用済の感熱転写材から機密が漏洩する心配もあ
った。
これに対し、特開昭57−83471号公報、特開昭5
8−201686号公報あるいは特公昭62−5891
7号公報のように、感熱転写材と被記録体との間番こ相
対速度をもたせて感熱転写材の使用量を低減する記録方
法(以下、倍密記録と称す)が提案されている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、この記録方法には、従来次のようないく
つかの問題点があった。
第1の問題点は地汚れ(紙等の被記録体に不必要なイン
ク転写が発生すること)が生じることである。
これは、倍密記録では感熱転写材と被記録体とが摺動す
るため、感熱転写材のインク層が被記録体表面にけずり
取られ、被記録体全面に転写するために発生する。
地汚れの対策として、特開昭60−178088号公報
には、インク層上に着色剤の含有しないオーノ<−層を
設けてなる感熱転写材が提案されている。
第2の問題点は、転写したインク層のヘッド走行方向端
部に、切れ性不良による不要なヒゲ状の転写が生じるこ
とである。
これは熱印加後の熱転写性インク層の凝集力に起因する
ものである。
ヒゲ状転写の対策として本出願人が先に出願した特願平
1−25278号公報に記載がある。
上記公報ではエチレン酢酸ビニル共重合体とワックスか
らなる熱溶融性バインダー中に着色材を分散してなる熱
転写インクを用い、その破断強度を特定の範囲にするこ
とによってヒゲ状の転写のみならず、第1の問題点であ
る地汚れをも防止解決している。
第3の問題点は感熱転写材のカール及びインク落ちが生
じることである。
特に倍密記録に用いる感熱転写材においては、熱転写性
インク層は1回の熱印加で大部分のインクが被記録体に
転写せずに複数回の熱印加で徐々に被記録体に転・写し
なければならない。更にその得られる記録像は一定濃度
、例えば反射濃度1.0以上を得ることが必要である。
その結果、支持体上に塗設する熱転写性インク層の塗工
量、あるいは塗工厚は己ずと従来の感熱転写材と比較し
て増大させなければならず、支持体の厚さをはるかに越
えるインク厚となり、カールが生じ、更にはインク落ち
も生じ、感熱転写材の取扱い上、不都合であった。
第4の問題点は感熱転写材を製造するにあたって、熱転
写性インク層の均質化が困難であるという点である。
一般に支持体上に塗設する熱転写性インク層を形成する
方法として、いわゆるホットメルト方式や、該インクを
有機溶剤もしくは水に溶解もしくは分散し、塗工、乾燥
するソルベントコート方式が採用されている。
本倍密記録に用いる感熱転写材は、熱転写性インク層の
破断強度を特定の範囲に設定するため、樹脂類の含有量
が従来の感熱転写材にくらべて多いため、前者のホット
メルト方式では溶融粘度が高すぎて適用困難である。又
、後者のソルベントコート方式においても熱溶融性バイ
ンダーが有機溶剤あるいは水に分散した状態では破断強
度のコントロールを乾燥条件で微妙にコントロールしな
ければならず、製造上の効率が極めて低くなる。
以上から熱溶融性バインダーを有機溶剤に溶解させた塗
工インクを用い、ソルベントコート方式を採用すること
が最も適している。
しかしながら、熱溶融性バインダーに含有するワックス
類は有機溶剤に対する溶解性に乏しく、塗工インクを比
較的高温に加温しなければならず、作業性に問題がある
。また加温しない場合にはワックス類が析出してしまい
、均質な所定の破断強度を有する熱転写インク層の形成
が困難であった。
第5の問題点は、被記録体に転写した熱転写性インク層
がインク層内で凝集破壊しないことに起因する、いわゆ
るはりつきが生じることである。
その結果、感熱転写材の搬送、あるいは被記録体の搬送
が不規則となり、被記録体に転写するインクが不均一と
なり記録像の鮮明性、濃度、および濃度の均一性が低下
してしまう。
更に、最悪の状況では感熱転写材の破断をきたしてしま
う。
第6の問題点は、微細ドツト形状に対応した記録像が得
られにくいという、いわゆるドツト再現性の不良、転写
性の不良である。
第7の問題点は記録像のヘッド走行方向端部に生じる不
要なインク転写であり、尾引きと呼ばれるものである。
これは熱印加を受けたインク層以外の過剰なインク凝集
破壊と推定される。
第8の問題点は全ベタに近い記録像を形成するとき記録
像先端部近傍で所望の均一な濃度を有する記録像が得ら
れない、いわゆる白スジが発生することである。
特に、倍密記録に用いる感熱転写材においては、熱転写
性インク層は1回の熱印加で大部分のインクが被記録体
に転写せずに複数回の熱印加で徐々に被記録体に転写し
なければならない。更に、その得られる記録像はいかな
る記録像においても、その均質性が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みなされたもので、倍密記録に
よっても、地汚れ、記録像後端部の尾引き、はりつきを
生じることなく、転写性が良好で切れ性が良い鮮明、か
つどのような記録像でも均一な濃度を有する記録像を得
ることができ、更にカール、インク落ちのない感熱転写
材及び感熱転写記録方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の感熱転写材は、熱溶融性バインダー中に着色材
を含有してなる熱転写生インク層を支持体上に有す゛る
もので、前記熱溶融性バインダーが少なくとも高級脂肪
酸ペンタエリスリトールエステルのイソシアネート重合
物、滑剤及び必要に応じ含有する高級脂肪酸多価アルコ
ールエステルから構成され、前記イソシアネート重合物
と前記高級剤の含有率が全バインダーに対し1〜5重量
%であることを特徴とする。
また本発明の感熱転写記録方法は、前記した感熱転写材
を用い、同じ時間内に被記録体が記録ヘッドに対して移
動する距離よりも、前記感熱転写材が記録ヘッドに対し
て移動する距離の方′が短いことを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
なお以下の記述において、量比を表わす「%」および「
部」は、特に断わらない限り重量基準である。
本発明の感熱転写材を使用する感熱転写記録方法(倍密
記録方法)は、第1図に示すように、本発明の感熱転写
材1と紙等の被記録体2とを重ねて、サーマルヘッド等
の記録ヘッド3で加熱することにより、感熱転写材lの
熱転写性インクが被記録体2に転写して記録像が得られ
るものである。感熱転写材lと被記録体2とは、キャプ
スタンローラ12及びピンチローラ13とプラテンロー
ラ11との回転によりそれぞれ矢印A、  Bの方向に
連続的に移動し、次々に被記録体2上に記録が行われる
。キャプスタンローラ12及びピンチローラ13はモー
ター14により、またプラテンローラ12はモーター1
5によりそれぞれ駆動される。搬送された感熱転写材1
は、モーター14により駆動される巻取りローラ10で
巻き取られる。16はスプリングで、感熱転写材1及び
被記録体2を介して、プラテンローラ11に対して記録
ヘッド3を押圧するも−のである。
第1図では、感熱転写材1と被記録体2は、同じ方向に
移動しているが、第2図のように被記録体2を矢印B方
向とは逆方向に搬送して、感熱転写材1と被記録体2と
が全く逆の方向に移動するようにしてもかまわない。
さて、この感熱転写記録方法では、感熱転写材1と被記
録体2との間に相対速度を有している。第1図に示す例
の場合、ヘッド3は移動せず、感熱転写材1は、被記録
体2よりも遅く移動している。つまり、同じ時間内に感
熱転写材1が移動する距離と被記録体が移動する距離を
比較すると、感熱転写材lの移動距離の方が短い。その
結果、この記録方法では、第3図〜第6図で示すように
記録が行われる。
第3図に示すように記録ヘッド3の発熱体3aの、感熱
転写材送り方向(矢印A方向)の幅をlとした場合、1
回目の熱印加は全く未使用の感熱転写材1にlの大きさ
で行われる(第3図)。尚、感熱転写材lは、支持体l
a上に熱転写性インク層1bを設けてなる。
しかし、2回目の熱印加時には被記録体2は、矢印B方
向にl移動しているのに対し、感熱転写材lは記録ヘッ
ド3に対してl / n (第3図ではN=5゜Nの値
は感熱転写材1の同じ部分で何回印字できるかによる。
)しか移動しないため、感熱転写材lのCI −(1/
N))の部分は既に1度熱印加を受けた部分が再度使用
されることになる(第4図)。
このようにして横方向に連続して熱印加が行われた場合
、2回目以降の熱印加を受ける感熱転写材は、It/N
だけ未使用の状態で、あとはllNずつ何回か既に熱印
加が行われたものとなる(第4図〜第6図)。つまり感
熱転写材は、同一箇所をN回使用したのと同じ状態とな
り、しかも、被記録体表面をこすりながら移動している
のである。
上記の例では、2回目、3回目・・・の熱印加で、感熱
転写材lは、それぞれ記録ヘッド3に対してllNずつ
移動しているとしたが、1未満、1/N以上の移動であ
れば感熱転写材1の節約になる。上記Nとしては2〜l
O1更に3〜8が好ましい。
以上の説明では、記録ヘッド3が移動しない例を示した
が、熱ヘツド3が移動する場合であっても、感熱転写材
l及び被記録体2のそれぞれの移動距離を記録ヘッド3
を基準にして記録ヘッド3からの距離とすれば、第3図
〜第6図で説明した例と同様に考えることができる。つ
まり、本発明の感熱転写記録方法では、同じ時間内に被
記録体2が記録ヘッド3に対して移動する距離よりも、
感熱転写材lが記録ヘッド3に対して移動する距離の方
が短い。
以上の説明から明らかなように、本発明の感熱転写材1
は紙等の被記録体と摺動しながら、発熱体3aから熱印
加され、熱転写性インク層の表面部から徐々に該インク
が消費され、被記録体2に記録像が形成されなければな
らない。ところが全ベタ画像に近い記録像を得る場合、
しばしば得られる記録像の先端部近傍で極度に濃度の異
なる主走査方向の白すじが発生し易い。
その原因は明らかではないが、以下の如く推察される。
すなわち、倍密記録方式では従来の方式すなわち感熱転
写材と被記録体が相対速度をもたない方式とくらべ、最
大n回熱印加されたインクが被記録体に転写する状況が
想定される。全ベタ画像の場合では転写するインクはほ
とんどすべてがn回の熱印加を受ける。しかし、記録像
先端部近傍では1〜(n−1)回の熱印加しか受けない
インクが転写像を形成することとなる。したがって、熱
印加回数の少ない場合、例えば第1回目の熱印加でイン
ク層の表面部と被記録体は十分接着するが、インク層内
の疑集力は疑集破壊するまで十分に低下していない場合
が想定される。その結果インク層内の疑集破壊が支持体
に近い部位で起こってしまい、その次の熱印加時、例え
ば第2回目の熱印加時は被記録体に供給されるインクが
不足してしまう結果となり、白スジが発生する。
本発明の感熱転写材は、熱溶融性バインダーが、ワック
ス成分として高級脂肪酸ペンタエリスリトールエステル
のイソシアネート重合物および必要に応じ高級脂肪酸多
価アルコールエステル(以上の材料を総称してワックス
主成分という。)と、滑材とから少なくとも構成され、
ワックス主成分の含有率が全バインダーに対して20〜
75重量%で、滑剤の含有率が全バインダーに対して1
〜5重量%としたものである。
以下、高級脂肪酸ペンタエリスリトールエステルのイソ
シアネート重合物について詳述する。
前記重合物は高級脂肪酸ペンタエリスリトールエステル
とイソシアネート化合物の反応によって得られる。
前記エステルを構成する高級脂肪酸としては、カプリン
酸、ウンデシル酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリス
チン酸、ペンタデシル酸、バルミチン酸、ヘプタデシル
酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン
酸、リグノセリン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、モ
ンタン酸、メリシン酸、ラフセル酸などの飽和脂肪酸、
アクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、カプロレイ
ン酸、ウンデシル酸、オレイン酸、エライジン酸、セト
レイン酸、エルカ酸、ブラシジン酸、ソルビン酸、リノ
ール酸、リルン酸、アラキドン酸、イワシ酸、ニシン酸
、プロピオール酸、スチアロール酸などの不飽和脂肪酸
インバレリアン酸なとの枝分れ脂肪酸、マルバリン酸、
ステアリン酸、ヒドノカルビン酸、ショールムーブリン
酸、ゴルリン酸などの脂環式脂肪酸、サビニン酸、イブ
ロール酸、ヤラビノール酸、ユニペリン酸、リシノール
酸、フエロン酸、セレブロン酸などの含酸素脂肪酸を使
用することができ、特に融点が20℃以上で炭素数が1
0〜30の脂肪酸が好適に使用できる。
アルコールとしてはペンタエリスリトールを使用する。
前記高級脂肪酸は単独でもしくは2種以上併用すること
も可能である。
前記エステルはイソシアネート化合物と反応性を有して
いなければならない。すなわち、脂肪酸に由来するカル
ボキシル基あるいはペンタエリスリトールに由来する水
酸基を活性水素として有していなければならない。使用
する脂肪酸がカルボキシル基を有していない場合、前記
エステルはモノニスエル、ジエステル、トリエステルと
しイソシアネート化合物との反応に供される。モノエス
テル、ジエステル、トリエステルは単独で、もしくは2
種及び3種の混合物として使用することも可能である。
イソシアネート化合物としては、メチルイソシアネート
、エチルイソシアネート、n−プロピルイソシアネート
、n−ブチルイソシアネート、オクタデシルイソシアネ
ート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート等のモ
ノイソシアネー)、2.4−トリレンジイソシアネート
、4.4’ −ジフェニルメタンジイソシアネート、ジ
アニシジンジイソシアネート、メタキシリレンジイソシ
アネート、1゜5−ナフタレンジイソシアネート、トラ
ンスビニレンジイソシアネート、N、  N’  (4
,4’ −ジメチル−3,3′−ジフェニルジイソシア
ネート)ウレジオン、2.’ 6−ジイソジアネートメ
チルカブロエート等のジイソシアネート、トリフェニル
メタントリイソシアネート、トリス(4−フェニルイソ
シアネートチオホスフェート)4. 4’ 、 4’−
)ジメチル−3,3’ 、  3’ −トリイソシアネ
ート−2゜4.6−)リフェニルシアヌレート等のトリ
イソシアネートの各種イソシアネートを用いることがで
きる。特にジイソシアネート、トリイソシアネートが好
適であり、更に芳香族系が好ましい。
前記エステルとイソシアネートの反応は通常の方法に従
い、加熱撹拌操作を採用して実施できる。
上記加熱温度は、これが高すぎると得られる製品の着色
が著しくなり、また低すぎると反応時間が長くなるため
、通常約70〜150℃の範囲を選択するのが望ましい
。また、上記反応は金属塩触媒、例えば塩化第二錫、塩
化第二鉄、カリウムオレエート、ジブチルチンジラウレ
ート等の使用によって、より低い温度で比較的速やかに
進行させることができる。反応時間は通常0.5〜5時
間程度とするのが適当である。
上記反応におけるイソシアネートの使用量は、用いる各
原料の種類、反応条件等に応じて適宜選択されるが、通
常ニスエルに対して約0.1〜40重量%、好ましくは
約0.1〜30重量%の範囲から選択されるのが好まし
く、この範囲で所望の重合反応が進行し、ワックスを製
造することができる。
上記の如くして得られるワックスは有機溶剤、特にトル
エン、キシレン、ベンゼンなどに良好な溶解性を示し、
感熱転写材の製造時における作業性すなわち塗工インク
の加温による作業時に発生する揮発溶剤の低減が可能と
なり、更にはワックス類の析出がないため均質な熱転写
性インク層の形成が極めて効率良くできる。
更には、前記ワックス類を使用した場合、感熱転写材の
カールが極めて少なく感熱転写材の取り扱いが容易であ
る。これは前記ワックス類の溶融状態から固化状態への
体積収縮率が比較的小さいためと推定される。
本発明の熱溶融性バインダーはワックス成分として上記
した高級脂肪酸ペンタエリスリトールエステルのイソシ
アネート重合物の他に要すれば、高級脂肪酸多価アルコ
ールエステルを同時に併用することが有効である。
前記高級脂肪酸多価アルコールニスエルの多価アルコー
ルとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、
トリメチレングリコール、ブタンジオール、ベンタンジ
オール、ヘキシレンジオール、オクチレングリコール、
グリセリド、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリ
トール、ジペンタエリスリトール、1.3−ブチレング
リコール、グリセリンモノアリル、(4−(ヒドロキシ
エトキシ)フェノール)プロパン、ンルビトール、ソル
ビット、ネオペンチルグリコール、トリスヒドロキシエ
チルイソシアヌレート、ビスフェノール、水添ビスフェ
ノール、ビスフェノールグリコールエーテル、各種エポ
キシ(例えば、トリグリシジルイソシアヌレート)等が
用いられる。
前記イソシアネート重合物と併用する高級脂肪酸多価ア
ルコールエステルは、全ワックス成分の微小な融点の調
整あるいは溶融粘度の調整に有効であり、これにより熱
転写性インクの特性を様々に変化させることが可能とな
る。7 上記エステルの混合量は、熱溶融性バインダー全量に対
して50%以下であることが好ましく、更には40%以
下、50%を超えるとワックス成分の溶剤溶解性が乏し
くなり、更に好ましくは35%以下が良い。作業性の低
下、カールの発生等が生じ易くなる。
前記イソシアネート重合物あるいは前記イソシアネート
重合物と高級脂肪酸多価アルコールエステルとの混合物
(以上を総称してワックス主成分と称す)は全バインダ
ー量に対して20〜75重量%、より好ましくは30〜
65重量%含有される。20重量%より少ないと熱転写
性インク層の抗張力が大きくなりすぎ、又、溶融時の粘
度が高くなり、印加する熱エネルギーの増゛大をきたし
、熱源であるサーマルヘッドの破損をきたし易い。ある
いは供給する熱エネルギーが不足する場合には感熱転写
材と被記録体のはりつきにより走行性が不安定となり、
記録像がみだれたり、濃度不足、濃度の均一性不足をき
たす。76重量%を超えると尾引き及び地汚れが発生し
好ましくない。
またワックス主成分の融点は50℃〜90℃の範囲にあ
ることが好ましく、更には60 ℃〜85℃の範囲が好
ましい。50℃より低い場合は感熱転写材の保存性が不
良となりブロッキングなどが発生し易<、90℃を超え
ると転写性の不良をきたし不利である。またワックス主
成分の溶融粘度は100℃において10〜lo”cps
、好ましくは10〜500cps。
より好ましくは10〜200cpsが良い。
これは熱時ワックス主成分が樹脂成分の溶媒的作用を示
すため、熱転写性インクの粘度低下によって、インク層
の抗張力、凝集力が低下し、インク層全体として切断さ
れやすくなり、またインク層内部では凝集破壊され易く
なり、はりつきが低減するものと推察される。その結果
、記録像の鮮明さが増し、濃度不足あるいは濃度の均一
性が遠戚されるものと推定される。
更にワックス主成分の溶融終了温度と溶融開始温度の差
が5〜20℃であることが好ましく、より好ましくは5
〜15℃が良い。
即ち、溶融挙動がシャープであることによって、上記し
た熱転写インクの粘度低下がより急峻となり、はりつき
のみならず転写性の向上も可能となる。
上記において、溶融粘度はE型粘度計(ハーケ社製ロト
ビスコRV−12、使用ローター、PK−1−0,3)
を用いて測定した値である。
また本発明において融点及び溶融終了及び開始温度の差
は以下により測定した。
[測定装置コ 示差走査熱分析装置 DSC−7(パーキンエルマー社
製)[測定条件] 昇温速度=5°C/ m i n 溶融終了温度と溶融開始温度の差(△Tと表わす)は次
のように求める。−例として第7図にラノックスFPS
−7(吉川製油社製)の測定結果を示す。
図中のA点すなわち吸収のピーク値を融点とする。ΔT
は、ピークの傾きとベースラインの交点B点(溶融開始
温度)と0点(溶融終了温度)をそれぞれTi、 Te
とし次式で定義する。
△T=Te−Ti 本発明の感熱転写材は熱溶融性バインダー構成材料とし
てワックス主成分の他に樹脂成分を含有する。樹脂成分
としては、例えばポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系
樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリウレ
タン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹
脂、セルロース系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、
石油系樹脂、フェノール系樹脂、ポリスチレン系樹脂、
酢酸ビニル系樹脂、天然ゴム、スチレンブタジェンゴム
、イソプレンゴム、クロロブレンゴムなどのエラストマ
ー類、ポリイソブチレン、ポリブテンなどが使用可能で
あるが、特に皮膜性を有し、かつ熱印加により良好に軟
化/溶融するものとしてエチレン−酢酸ビニル共重合体
、あるいはエチレン−エチルアクリレート共重合体が好
ましく、その含有量は全バインダー量に対して25〜8
0重量%、より好ましくは35〜70重量%であり、2
5重量%より小さいと尾引き、地汚れが発生し易くなり
、80重量%を超えると転写性の低下、はりつきの発生
、エネルギーの増大、記録像後端のヒゲ発生が生じ好ま
しくない。
また、そのメルトフローレート(MFR)は150〜8
00 g / l Om i nのものが、更には15
0〜400g/10m1nのものが好適である。メルト
フローレートが150g/10m1nより小さいと溶融
粘度が大きくなって凝集破壊しにくくなり、転写性の低
下、あるいは印加熱エネルギーの増大をきたし、800
g/l 0 m i nより大きいと尾引き、地汚れが
発生し易くなる。メルトフローレートの調整は2種以上
の混用によって調整することは当然可能である。中でも
エチレン酢酸ビニル共重合体が好ましく、その酢酸ビニ
ル含有率(VA)が15〜33重量%のものが最も適し
ており、15重量%より小さいと有機溶剤に対する溶解
性が低下し、塗工インクの粘度アップをきたしたり、ゲ
ル化し易くなり、製造時の作業性が低下し、33重量%
より大きいと尾引きが発生し易くな・り好ましくない。
以上においてメルトフローレート及び酢酸ビニル含有量
はJIS  K6730に準拠し定義するものである。
滑剤としては、ステアリン酸バリウム、ステアリ酸カル
シウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグ
ネシウムなどの金属石けん類、セチルアルコール、マー
ガリルアルコール、ステアリルアルコール、ノナデシル
アルコール、エイコシルアルコール、セリルアルコール
、メリシルアルコールなどの高級アルコール、カプリン
酸アミド、ウンデカン酸アミド、ラウリン酸アミド、ト
リゾカン酸アミド、ミリスチン酸アミド、ペンタデカン
酸アミド、バルミチン酸アミド、ペンタデカン酸アミド
、ステアリン酸アミド、エライジン酸アミド、オレイン
酸アミド、エルカ酸アミド等の単純な脂肪酸アミド、N
−ヒドロキシエチル12−ヒドロキシステアリルアミド
、N、N’ −エチレンビスオレイルアミド、N、N’
 −エチレンビスリシルイルアミド、N、N’ −エチ
レンビスオクタデカジェニルアミド、N、N’ −エチ
レンビス12−ヒドロキシステアリルアミド、N、N’
 −エチレンビスステアリルアミド、N、N’ −ヘキ
サメチレンビスリシルイルアミド、N、N’ −へキサ
メチレン12−ヒドロキシステアリルアミド、N、N’
 −キシリレンビス12−ヒドロキシステアリルアミド
等の脂肪酸アミドの誘導体が単独で又は2種以上混合し
て用いられる。
滑剤としては、炭素数が10〜30のものが好ましく、
更にその融点は50℃〜120℃のもが好適である。上
記したもののなかでは、脂肪酸アミドが最も好適である
。特にオレイン酸アミド、エルカ酸アミドは有機溶剤に
対する溶解性に優れ、本発明の感熱転写材において極め
て好適である。
これらか滑剤が上述した、全ベタ記録像の先端部に生じ
る白すじ発生を抑制する理由必ずしも明らかではないが
以下のように推定される。すなわち、熱転写性インクを
有機溶剤に溶解分散した塗工インクを支持体上に塗工乾
燥し、熱転写性インク層を形成する際、その乾燥時のイ
ンク層形成段階で前記滑・剤は熱転写性インク層の表面
に析出する性質を有するため、その表面層をすべり性が
向上するとともに第1回目の熱印加による被記録体との
接着性を抑制することによるためと推察される。
前記滑剤の含有量は熱溶融性バインダー全量に対して1
〜5重量%であり、好ましくは1〜3重量%である。1
重量%より小さいと前記した白スジが発生し易くなり、
5重量%をこえると、粉状の尾引きが発生し好ましくな
い。
更に予期せぬ効果であったが、前記した記録像の先端部
の白スジのみならず、はりつきに対する効果も認められ
、特にバインダー成分のうち樹脂成分が多い場合に生じ
易いはりつきに対して有効である。
これは、熱転写性インクの溶融時、インク流動性が改善
されるためインク層内の凝集破壊に有利に作用するもの
と推定される。
熱溶融性バインダーの構成材料としては、以上詳述した
ものの他、必要に応じて従来より公知のワックス類、例
えば天然ワックスではカルナバワックス、キャンデリラ
ワックス、ライスワックス、木ろうなどの植物系ワック
ス、セレシンワックス、モンタンワックスなどの鉱物系
ワックス、及びそれらの誘導体、例えばモンタンワック
スの誘導体の例として酸ワツクス、エステルワックス、
部分ケン化エステルワックスなどがある。ミツロウ、鯨
ロウ、ラノリンなどの動物系ワックス及びそれらの誘導
体、また、石油ワックスではパラフィンワックス、マイ
クロクリスタリンワックスなどがある。合成ワックスで
はポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワッ
クスなどを併用することも可能である。
特に記録像を被記録体に強固に接着するために一般にタ
ッキファイヤ−を樹脂成分として添加することは有効で
ある。
タッキファイヤ−としてはクマロンインデン樹脂、フェ
ノール・ホルムアルデヒド樹脂、ポリテルペン樹脂、キ
シレン・ホルムアルデヒド樹脂、ポリブテン、ロジンペ
ンタエリスリトールエステル、ロジングリセリンエステ
ル、水素添加ロジン、水素添加ロジ・ンメチルエステル
、水素添加ロジントリエチレングリコールエステル、水
素添加ロジンペンタエリスリトールエステル、重合ロジ
ンエステル、脂肪族石油樹脂、脂環族石油樹脂、合成ポ
リテルペン、ペンタジェン樹脂などから選ばれる1種ま
たは2種以上混合して使用する。
以上説明した熱溶融性バインダーは熱転写性インク層中
に50〜99重量%、好ましくは65〜95重量%含有
される。
本発明の感熱転写材の基材としては、従来から公知のプ
ラスチックフィルムや紙などが使用できるが、倍密記録
では基材の同一箇所へ何回も熱印加が行われるので、例
えば芳香族ポリアミドフィルム、ポリフェニレンサルフ
ァイドフィルム、ポリエーテルエーテルケトン、コンデ
ンサー紙等耐熱性の高いものが好ましい。また従来感熱
転写材に好適に用いられているポリエステルフィルム(
特にポリエチレンテレフタレートフィルム、略称PET
フィルム)を用いる場合は、インク面と反対の面に耐熱
性やすべり性を有する材料を背面処理として設けること
が好ましい。基材の厚さは3〜20μmが好ましく、さ
らに4〜12μmが望ましい。強度や耐熱性の高いもの
であれば3μm以下の薄いものも使用可能である。また
過度に厚いものは熱伝導性が劣るので好ましくない。
着色材としては、例えばカーボンブラック、ニグロシン
染料、ランプブラック、スーダンブラック3M1フアス
ト・エロー61ベンジン・エローピグメント・エロー、
インドファストオレンジ、イルガジン・レッド、パラニ
トロアニリン・レッド、トルイジンレッド、カーミンF
B、パーマネント・ボルドーFRR,ピグメント・オレ
ンジR1リノール・レッド2G、レーキ・レッドC10
−ダミンFB。
ローダミンBレーキ、メチルバイオレットBレーキ、フ
タロシアニングブルー、ピグメントブルーブリリアント
・グリーンB1フタロシアニンルグリーン、オイルイエ
ローGG、ザポンファストエロー〇GG。
カヤセットY963、スミプラストエローGG、ザポン
ファストオレンジRR,オイルスカーレット、スミブラ
ストオレンジG1オラズールブラウンG1ザボンファス
・トスカーレットCG、アイゼンスビロンレツドF4R
,ファストダンブルー500フ、スーダンブルー、オイ
ルピーコックブルーなど従来から公知の着色材を1種又
は2種以上混合して使用する。
インク層に含有する着色材の量は、インク層全体に対し
てl〜50重量%が好ましく、さらに5〜35重量%が
望ましい。着色材の量が1重量%未満であると記録像の
濃度が著しく低くなり、50重量%を超えると記録エネ
ルギーの増大化や、あるいは被記録体への転写性の低下
、地汚れ等の問題が発生し好ましくない。
本発明の感熱転写材を製造するにあたっては、上述した
バインダー材料を、例えばトルエン、メチルエチルケト
ン、イソプロピルアルコール、メタノール、キシレン等
の有機溶剤に溶解させ、着色材を混合して例えばサンド
ミル等の分散機で十分分散し、バーコードやグラビアコ
ート等の塗布方法で基材上に塗布するソルベントコート
法が最も適している。しかしながら樹脂を軟化点以上に
加熱し、着色材を分散した後、いわゆるホットメルトコ
ートで塗布しても良いし、さらに樹脂や着色材を界面活
性剤等の分散剤を加えて水系エマルジョンとして塗布す
ることも可能である。
基材にインクを塗布する際、全面に単色(例えば黒色)
の着色インクを塗布すれば、単色の感熱転写が得られる
。また、基材の長手方向に所定の長さごと、もしくは幅
方向に所定の幅ごとに複数色のインク層(例えば、シア
ン色インク、マゼンタ色インク、イエロー色インク、ブ
ルー色インク、グリーン色インクあるいはレッド色イン
クなど)を繰り返し塗り分けて、印字時に色重ねを行う
よう記録することで多色記録が可能な感熱転写材を得る
こともできる。
インク層の厚さは、倍密度によっても異なるが、例えば
n=3〜8の場合、乾燥塗工重量で15〜30g/dが
好ましく、さらには16〜25g/n(が望ましい。イ
ンク層厚が15g/rrr未満であると倍密記録で十分
な記録濃度が得られず、30g/%を超えると感熱転写
材の記録エネルギーの増大化等の問題が発生し好ましく
ない。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明する。
下記材料をサンドミルを用いて溶解分散し、塗工インク
を得、該塗工インクを背面処理を施した厚さ6μmのポ
リエステルフィルム上にワイヤバーを用いて塗工し、「
市販へヤードライヤーを用いて」熱風乾燥し、乾燥後の
塗工量が16g/rrrの熱転写性インク層を形成し感
熱転写材を得た。
以下においてラノツクス(吉川製油社製ワックス)はベ
ヘン酸とステアリン酸を混合した高級脂肪酸混合物をペ
ンタエリスリトールとエステル化したものにトリレンジ
イソシアネートを付加重合した化合物及び、ベヘン酸と
ステアリン酸を混合したものをペンタエリスリトールと
エステル化したものとの混合物である。
実施例1 (感熱転写材I) \こ。
実施例2 (感熱転写材■) 実施例3 (感熱転写材■) (以下余白) ・14/ (以下余白) ニー 実施例4 (感熱転写材■) 実施例6 (感熱転写材■) 実施例5 (感熱転写材■) 実施例7 (感熱転写材■) ・″   \ 比較例1 (感熱転写材■) 比較例3 (感熱転写材X) 比較例4 (感熱転写材XI) 比較例2 (感熱転写材■) 一方、キャノン社製ファクシミリ、商品名キャノファク
ス630を一部改造して第2図に示すごとく感熱転写材
と被記録体とが相対速度を有するように、被記録体と感
熱転写材を搬送し、感熱転写材の搬送長を被記録体の搬
送長未満とするように改造し、評価機とした。この評価
機の物理条件は以下の通りである。
(1)サーマルヘッドは8 p e 1 / m mの
厚膜型フルマルチへ、ラド、ヒーターサイズは主走査方
向が100μm ’−KJ走査方向が60μmである。
(2)感熱転写材の送り量は被記録体の送り量に比べて
115である。
(3)感熱転写材と被記録体の送り方向は逆である。
(4)記録スピードは25 m m / s e cで
あり、この時被記録体と感熱転写材の相対速度は31 
、2 m m/ s e cである。
(5)記録時のサーマルヘッドの表面発熱エネルギーは
22mj/mボである。
受信画像として画像電子学会ファクシミリテストチャー
トNo、 2及びNα8の画像を普通紙(十條製紙製T
RW−IAベック平滑度220秒)に出力した。
前記、テストチャー)No、2では、地汚れ、記録後端
部のヒゲ及び尾引き、はりつき、濃度の均一性、後端汚
れの評価を主に行った。また、テストチャートN018
では全ベタ画像の先端近傍の白スジの評価を行った。
評価基準は以下に基づくものである。
地汚れ ○ 地汚れは殆どなし △ 地汚れはあるが、実用に耐える × 地汚れが多く、実用性なし 後端部のヒゲ(切れ性) ○ ヒゲ状転写なし △ ヒゲ状転写はあるが、実用に耐える× ヒゲ状転写
多く、実用性なし 尾引き O尾引きがない △ 微少にあるが、実用に耐える × 尾引きが目立ち、実用性なし 濃度の均一性(テストチャー)No、2[]の1の°部
分での主走査方向すじむら) ○ すじむらが殆ど認められず、均質な画像である。
△ ややすじむらが認められる力く、実用に耐、える × すじむらが発生しており、均質画像と(ま言えず、
実用に耐えない はりつき(テストチャートN018[]の部分での主走
査方向の白すじ) ○ 白すじの発生が認められなむ) Δ 微小な白すじの発生が認められるカベ、実用に耐え
る × 白すじが目立ち、実用番こ耐尤なし)転写性(テス
トチャートNO,2nの部分での欠番す)○ 欠けがな
い △ やや欠けが認められるが、実用に耐える× 欠けが
目立ち、実用に耐えない 後端汚れ △ 画像の後端に粉状の汚がやや発生する。
○ 後端汚れが発生していない。
カール ○ カールが極めて小さく、取扱いに不便を感じない × カールがひどく、実用に耐えない 評価結果を第1表に示す。
白スジ(テストチャートNo、8ペタ画像初期の白スジ
) ○ 白スジの発生が殆ど認められない △ やや白スジの発生が認められる × 白スジの発生が顕著であり、目立つインク落ち ○ シートを手もみしてもインクの剥落がない × シートを手もみするとインクが剥落する〔発明の効
果〕 以上説明したように、本発明の感熱転写材は、熱溶融性
バインダー中に全バインダー量に対して高級脂肪酸ペン
タエリスリトールエステルのイソシアネート重合物およ
び場合により含まれる高級脂肪酸多価アルコールエステ
ルをワックス成分として20〜75重量%含有させるこ
とにより、倍密記録に使用しても地汚れ、記録像後端部
のヒゲ、及び尾引き1.さらに転写性が良好で、均一な
濃度を有する記録像を得ることが可能となる。
また、カール、インク落ちがなく、取り扱いが極めて良
好な感熱転写材を得ることが可能となる。
更には、滑剤を含有することによって全ベタ画像に近い
記録像に生じ易い先端部の白スジの発生及びはりつきを
低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の感熱転写材を使用した装
置の一例を示す斜視図。 第3図〜第6図は、本発明の感熱転写材を倍密記録に使
用した例を示す部分側面図。 第7図は、DSC測定結果の一例を示すグラフである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱溶融性バインダー中に着色材を含有してなる熱
    転写生インク層を支持体上に有する感熱転写材において
    、前記熱溶融性バインダーが少なくとも高級脂肪酸ペン
    タエリスリトールエステルのイソシアネート重合物、滑
    剤及び必要に応じ含有する高級脂肪酸多価アルコールエ
    ステルから構成され、前記イソシアネート重合物と前記
    高級脂肪酸多価アルコールエステルとを合わせたものの
    含有率が全バインダーに対し20〜75重量%で、前記
    滑剤の含有率が全バインダーに対し1〜5重量%である
    ことを特徴とする感熱転写材。
  2. (2)熱溶融性バインダーに着色材を含有してなる熱転
    写性インク層を支持体上に有する感熱転写材において、
    前記熱溶融性バインダーが、少なくともエチレン酢酸ビ
    ニル共重合体及びエチレンエチルアクリルレート共重合
    体の中から選ばれたもの、高級脂肪酸ペンタエリスリト
    ールエステルのイソシアネート重合物及び必要に応じ含
    有する高級脂肪多価アルコールエステルから構成され、
    前記エチレン酢酸ビニル共重合体1本及び前記エチレン
    エチルアクリレート共重合体の中から選ばれたものの含
    有率が全バインダーに対して25〜80重量%、前記イ
    ソシアネート重合物と前記高級脂肪多価アルコールエス
    テルとを合わせたものの含有率が全バインダーに対して
    20〜75重量%、前記滑剤の含有率が全バインダーに
    対して20〜75重量%、前記滑剤の含有率が全バイン
    ダーに対して1〜5重量%であることを特徴とする感熱
    転写材。
  3. (3)前記滑剤が脂肪酸アミドである請求項第1項又は
    第2項の感熱転写材。
  4. (4)請求項第1項の感熱転写材を用い、同じ時間内に
    被記録体が記録ヘッドに対して移動する距離よりも、前
    記感熱転写材が記録ヘッドに対して移動する距離のほう
    が短いことを特徴とする感熱転写記録方法。
  5. (5)請求項第2項の感熱転写材を用い、同じ時間内に
    被記録体が記録ヘッドに対し移動する距離よりも、前記
    感熱転写材が記録ヘッドに対して移動する距離のほうが
    短いことを特徴とする感熱転写記録方法。
JP1203064A 1989-04-27 1989-08-04 感熱転写材及びそれを用いる感熱転写記録方法 Pending JPH0365386A (ja)

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EP19900107864 EP0395014B1 (en) 1989-04-27 1990-04-25 Thermal transfer material and thermal transfer recording method
AT90107864T ATE108373T1 (de) 1989-04-27 1990-04-25 Thermisches übertragungsmaterial und thermisches übertragungsaufzeichnungsverfahren.
DE69010554T DE69010554T2 (de) 1989-04-27 1990-04-25 Thermisches Übertragungsmaterial und thermisches Übertragungsaufzeichnungsverfahren.
US08/115,105 US5389429A (en) 1989-04-27 1993-09-02 Thermal transfer material and thermal transfer recording method

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