JPH0366523B2 - - Google Patents

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JPH0366523B2
JPH0366523B2 JP2902483A JP2902483A JPH0366523B2 JP H0366523 B2 JPH0366523 B2 JP H0366523B2 JP 2902483 A JP2902483 A JP 2902483A JP 2902483 A JP2902483 A JP 2902483A JP H0366523 B2 JPH0366523 B2 JP H0366523B2
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JP
Japan
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pressure
valve
pressure oil
line
oil supply
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JP2902483A
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Kenji Masuda
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はブレーキ回路、特に圧油の供給を停止
した場合に生ずるアクチユエータ、例えば油圧モ
ータの揺れ戻し現象又は揺動現象を緩和するよう
にしたブレーキ回路に関する。
従来技術 例えば油圧シヨベルにおいてはシヨベルの旋回
体を駆動するために第1図のごとき油圧回路が用
いられているが、この油圧回路において圧油の供
給を停止した場合、シヨベルの旋回体のアクチユ
エータとしての油圧モータが逆転する現象又は逆
転と正転を繰り返す現象すなわち、前記揺れ戻し
現象又は揺動現象を生ずるという問題がある。こ
の問題は以下の理由による。
すなわち、負荷の慣性がシヨベルの旋回体のよ
うに大きなものである場合には、油圧モータに対
する圧油の供給を停止しても、負荷の慣性力によ
り油圧モータがオーバランし、その結果圧油排出
ラインの圧力が上昇し、油を圧縮して、エネルギ
ーを管路に蓄えるので、結果としてこの圧縮エネ
ルギーで、油圧モータが逆転しつまり揺れ戻り、
さらには、この逆転により圧油供給ライン側圧力
が再び高くなつて次には正転させ、この逆転と正
転を繰り返す所謂揺動現象を生ずるのである。こ
の揺れ戻し現象又は揺動現象が生ずると正確な位
置決め操作が困難になるばかりか、運転者に不安
を与え、さらには機械の寿命を低下さす結果とな
る。
この点を上記構成のブレーキ回路(第1図)に
ついて説明すると、今、方向制御弁10を中立位
置に切り換えカウンタバランス弁9を中立位置に
なして油圧モータ1の作動を停止しようとする
と、負荷2の慣性力で油圧モータ1はさらに回転
せしめられ、その結果、今、ライン3を圧油供給
ラインとし、ライン4を圧油排出ラインとするな
らば、排出ライン4の圧力が供給ライン3の圧力
より高くなり、油圧モータ1を逆転せしめるよう
に作用するが、このとき、一方のリリーフ弁8が
開いてライン4側の高圧油をライン3側に流入さ
せ、油圧モータ1の逆転を抑制する。そして、排
出ライン4の高圧油がバイパスライン6を介して
供給ライン3に流入し、油圧モータ1は減速され
るが、排出ライン4には油の圧縮によるエネルギ
ーが蓄えられるため、油圧モータ1は停止後直ち
に反転運動に入る不具合が生ずる。反転した場合
は圧力関係も逆転し、供給ライン3側が高圧とな
り、排出ライン4側が低圧となる。今度反転によ
り、圧縮エネルギーが供給ライン3側に蓄えられ
るので、これによつて、油圧モータ1は正逆転を
繰り返し最後に給排ライン3と4の圧力が油圧モ
ータ1の静荷重とバランスしたところで油圧モー
タ1は停止する。
上記構成のブレーキ回路は慣性負荷を停止さす
のに一定の効果はあるが、その効果は十分とは云
い難い。つまり、油圧モータ1に対する圧油の供
給が停止されたとき、その直後に生ずる油圧モー
タ1の逆転の抑制の点において何ら機能をもた
ず、したがつて、油圧モータ1の正逆転の繰り返
しが依然として生ずるところに問題がある。
本発明の技術的課題 したがつて本発明の解決すべき技術的課題は、
アクチユエータに対する圧油供給の停止時に昇圧
した排出ラインの圧油を反転が持続する前に急速
にかつ充分吸収するためにノーマルクローズ形の
主圧力弁とリリーフ弁とシヤトル弁とから成る特
殊なパイロツト回路を付加することによつて、反
転に入る直後の供給ライン側の圧力を利用して、
排出ライン側の圧縮流体を供給ライン側に急速に
逃がすようにすることに存する。
本発明の構成・作用 上記技術的課題を達成するために本発明は以下
の如く構成した。
すなわち、油圧モータ等のアクチユエータに接
続される第1、第2の圧油給排ライン間に第1、
第2のバイパスラインを設けるとともに、第1バ
イパスラインに、入口ポートを第1圧油給排ライ
ン側に出口ポートを第2圧油給排ライン側に夫々
接続した第1主圧力弁を設け、第2バイパスライ
ンに、入口ポートを第2圧油給排ライン側に出口
ポートを第1圧油給排ライン側に接続した第2主
圧力弁を設け、第1、第2の主圧力弁のパイロツ
トポートを第1、第2の接続ラインでシヤトル弁
の各入口ポートに接続し、さらに、第1接続ライ
ンを第1主圧力弁の出口ポートに、また第2接続
ラインを第2主圧力弁の出口ポート側に夫々第
1、第2のリリーフ弁を介して接続し、さらに上
記シヤトル弁の出口ポートを第3リリーフ弁を介
してタンクに解放するとともに、逆動作シヤトル
弁の両端の各入口ポートを各圧油給排ラインに接
続する一方、該逆動作シヤトル弁の出口ポートを
第3リリーフ弁のパイロツトポートに接続してい
る。そして上記各主圧力弁は、上記第1、第2バ
イパスラインを開閉するスプールを有し、かつ入
口ポートとパイロツトポートとを連通する絞り通
路を備えた弁で構成する。
上気構成によれば、今、第1圧油給排ラインを
圧油供給ラインとし、第2圧油給排ラインを圧油
排出ラインとしかつ圧油の供給を停止すると、第
2給排ラインの圧力が急激に高くなろうとし、シ
ヤトル弁のポペツトが圧力を吸収する方向に移動
し、この移動により、第2圧油給排ラインの圧油
が第2主圧力弁の絞り通路を介してシヤトル弁側
に流入して、この圧油を速やかに吸収すると同時
に第2主圧力弁も差圧を受けて開となり、これに
より第2圧油給排ラインの圧油が第2バイパスラ
インを通つて第1圧油給排ラインに流入すること
により、第2圧油給排ラインの圧力上昇は緩和さ
れる。また、シヤトル弁のポペツトが上記移動を
して一方の入口ポートを閉じてなおかつ第2圧油
給排ラインの圧力が上昇すれば、第2リリーフ弁
が開となり、これに伴つて第2主圧力弁が再び開
となり、上記と同様の作用にて、第2圧油給排ラ
インの圧油が第1圧油給排ライン側に大量に流入
し、これにより第2圧油給排ラインの圧力上昇が
2次的に緩和される。そして反転時には、第1圧
油給排ラインは昇圧気味になるが、第2圧油給排
ラインの残圧が尚高いために逆動作シヤトル弁
は、第1圧油給排ラインの圧油を第3リリーフ弁
のパイロツトポートに加えてこの第3リリーフ弁
を開にし、第2圧油給排ラインよりシヤトル弁に
加えられた圧油をこの第3リリーフ弁を介してタ
ンクに放出する。したがつて、第2主圧力弁は全
開となつて第2圧油給排ラインの圧油を、第1圧
油給排ラインに急放出する。これにより急速に双
方の圧油給排ラインの圧力がバランスして、油圧
モータの逆転、正転の繰り返し、すなわち油圧モ
ータの揺動現象が緩和される。したがつて、上記
構成により所期の技術的課題の解決が図れる。
実施例 以下に、第2〜6図に例示した実施例について
本発明を具体的に説明する。
第2図において、21は油圧源、20はABR
接続形4ポート3位置方向制御弁、25はカウン
ターバランス弁、30はブレーキ弁ユニツト、5
1は油圧モータ、52は油圧モータ51で駆動さ
れる負荷である。
油圧源21はポンプライン28を介して方向制
御弁20の入口ポートPに接続している。方向制
御弁20の各出口ポートA,Bは各圧力ライン2
3,24を介してカウンターバランス弁25の各
入口ポートP1,P2に接続し、方向制御弁20の
タンクポートRはタンク22に解放している。
カウンターバランス弁25は公知の構造であつ
て、その各出口ポートA,Bを各圧油給排ライン
31,32を介して油圧モータ51の両端に接続
するとともに、その両端のバネ室25a,25b
を各パイロツトライン26,27を介して各圧力
ライン23,24に接続し、圧力ライン23側が
高圧の場合には図示しないプランジヤーを右側に
また圧力ライン24側が高圧の場合には上記プラ
ンジヤー左側に移動するようにしている。そし
て、プランジヤーが中立位置b2より例えば右方向
に移動せしめられると、圧油が入口ポートP1
り出口ポートAに流れる一方、ポートBからの圧
油は、図示しないプランジヤーのノツチ部で絞ら
れながらポートBよりポートP2に放出される。
ブレーキ弁ユニツト30においては、圧油給排
ライン31,32間に2つのバイパスライン、す
なわち第1バイパスライン41、第2バイパスラ
イン42を設け、各バイパスライン41,42に
は第1主圧力弁33、第2主圧力弁34を夫々設
けている。
上記第1、第2の主圧力弁33,34は同一構
造であつて、それらの構造を第6図に示してい
る。これらの主圧力弁33,34はハウジング3
3d,34d内に摺動自在のスプール33e,3
4eを備えている。このスプール33e,34e
は内蔵スプリング33c,34cにより前方に常
時付勢されており、ノーマルクローズ形となつて
いる。尚、このスプール33e,34eは絞り通
路33a,34aを有している。一方ハウジング
33d,34dは、その前端壁に入口ポートa
を、またその周壁に出口ポートb,bを、さらに
その背壁にパイロツトポートcを夫々備えている
とともに入口ポートaの内側周囲にシート33f
を備えている。
再び第2図に戻つて説明すると、一方の第1主
圧力弁33の入口ポートaは第1圧油給排ライン
31側に、またその出口ポートbは第2圧油給排
ライン32に接続し、他方の第2主圧力弁34の
入口ポートaは第2圧油給排ライン32に、また
その出口ポートbは第1圧油給排ライン31に接
続している。
そしてまた、各主圧力弁33,34の各パイロ
ツトポートcは第1、第2の接続ライン43,4
4を介して圧力吸収弁すなわちシヤトル弁35の
両端の各入口ポートa,bに接続している。第2
図に示したシヤトル弁35の具体的構造を第3図
に示している。第3図に示すように、このシヤト
ル弁35はハウジング35e内にボール形ポペツ
ト35aを移動自在に収納してなる。ハウジング
35eの両端壁には前記入口ポートa,bを形成
し、その周壁には出口ポートcを形成している。
ポペツト35aは入口ポートa,bに加えられる
圧力の差圧により低い側に移動して、各入口ポー
トa,bの内側周囲に形成したシート35f,3
5gに着座するようになつている。したがつて、
ポペツト35aがシート35f,35gに着座す
るまでの間、パイロツト流れが生じるので、この
パロツト流れにより高圧側の昇圧を緩和すること
ができる。
さて、再び第2図に戻つて説明すると、第1接
続ライン43を第1主圧力弁33の出口ポートb
側に、第2接続ライン44を第2主圧力弁34の
出口ポートbに夫々リリーフ弁36,37を介し
て接続している。したがつて、各リリーフ弁3
6,37が圧油給排ライン31,32の圧力で開
となれば、各主圧力弁33,34の各スプール3
3e,34eがハウジング33d,34dの背壁
側に移動して、その入口ポートaと出口ポートb
とを連通して、圧油給排ライン31,32の圧油
を各バイパスライン41,42を介して相対向す
る圧油給排ライン32,31に逃がすことができ
る。
シヤトル弁35の出口ポートcは、リリーフ弁
38を備えた排出ライン47を介して逆動作シヤ
トル弁40のハウジング40dの周壁中央部に形
成した入口ポートcに接続している。この逆動作
シヤトル弁40は、図示のように、ハウジング4
0dに、コネクチングロツド40cで連結された
2つのポペツト40a,40bを有していて、両
側よりスプリング40e,40fで中立位置に付
勢されている。この中立位置においては、2つの
ポペツト40a,40bは何れもシート40g,
40hより離れている。そして、ハウジング40
dの各端壁には出口ポートa,bを夫々形成し、
この出口ポートa,bにパイロツトライン53,
54を夫々接続している。したがつて、両パイロ
ツトライン53,54のいずれか一方に圧油が作
用すると、例えばパイロツトライン54に圧油が
作用すると、このパイロツトライン54と上記排
出ライン47間は閉鎖されると共に、この排出ラ
イン47を圧油が作用しないパイロツトライン5
3に連通するのであつて、このパイロツトライン
53は排出側圧力ライン23を介してタンク22
に開放されるのである。すなわち、上記排出ライ
ン47は上記逆動作シヤトル弁40のいずれか一
方(方向制御弁20及びカウンターバランス弁2
5が中立位置にあるときには、両方のパイロツト
ライン53,54から)のパイロツトラインを介
して常時タンク22に開放されることになり、上
記リリーフ弁38に作用するベント圧力はタンク
圧(零)になる。
リリーフ弁38は例えば第5図に示した構造の
ものが使用される。このリリーフ弁38は、ハウ
ジング38gの中にスプール38cを摺動自在に
収納するとともに、該スプール38cをスプリン
グ38aで一方向に付勢してなる。ハウジング3
8g内の圧力室は小径圧力室38kと大径圧力室
38iとで構成するとともに、大径圧力室38i
内には小径圧力室38kの内径寸法d1と同一内径
寸法d2を有する鍔38jを形成している。尚、こ
の鍔38jのスプリング側エツジ38bはシート
を構成している。そして、ハウジング38gの一
端壁に小径圧力室38kに連通するパイロツトポ
ートcを、また、ハウジング38gの周壁の上記
鍔38jの両側に入口ポートa、出口ポートbを
夫々形成している。
上記スプール38cは、小径圧力室38k内を
摺動するピストン38dと、大径圧力室38iの
スプリング側室を摺動するコーン状弁38fと、
ピストン38dとコーン状弁38fとを連結する
コネクチングロツド38eとで構成している。
上記入口ポートaは排出ライン47の上流側4
7aに、また出口ポートbは排出ラインの下流側
47bに、さらにパイロツトポートcは後述する
パイロツトライン50に接続している。
このリリーフ弁38においては、パイロツトポ
ートcにスプリング38aのバネ力で定められる
設定圧力より大きい圧力が加えられたときに、ス
プール38cがスプリング方向に移動してコーン
状弁38fがシート38bより離れ、これによつ
て開となり、入口ポートaに加えられている圧油
が出口ポートbより排出ライン47の下流側47
bに流出する。なお上記リリーフ弁38は、上記
リリーフ弁36,37よりはるかに低い圧力を設
定されており、例えば10Kg/cm2程度に設定される
と共に、自己圧ではなく外部圧力であるパイロツ
トライン50の圧力により開弁されるので、チヤ
タリングはほとんど発生しない。
尚、第2図において、ライン38lは、コーン
状弁38fがシート38bより離れる際に、大径
圧力室(バネ室)38i内の油を排出ライン47
の下流側47bに逃がすことを示している。
再び第2図において、上記パイロツトライン5
0は今1つの逆動作シヤトル弁39の出口ポート
cに接続しており、また、この逆動作シヤトル弁
39の両端の入口ポートa,bは夫々圧油給排ラ
イン31,32に各パイロツトライン48,49
を介して接続している。この逆動作シヤトル弁3
9は、入口ポートa,bと出口ポートcの位置が
異なる以外前記逆動作シヤトル弁40と同様の構
成である。すなわち、この逆動作シヤトル弁39
にあつては、入口ポートa,bを夫々ハウジング
39cの両端壁に形成する一方、出口ポートcを
ハウジング39cの周壁中央部に形成している。
したがつて、コネクチングロツド39dで連結さ
れた2つのポペツト39a,39bはパイロツト
ライン48,49の高圧側圧力で押圧されて一方
のシート39e又は39fを閉じて低圧側ライン
の圧油を出口ポートcおよびパイロツトライン5
0を介してリリーフ弁38のパイロツトポートc
に加える。
本実施例に係るブレーキ回路は以上の構成であ
つて、その動作は以下の如しである。尚、上記回
路においては方向制御弁20の切り換えにより、
圧油給排ライン31,32を互いに圧油供給側と
圧油排出側に選択できるが、説明の都合上今ここ
ではライン31を圧油供給側、ライン32を圧油
排出側とする。
今、方向制御弁20が中立位置a2に、またカウ
ンターバランス弁25が中立位置b2にあるとする
(第3図の状態)。そこで、方向制御弁20を左側
シンボル位置a1に切り換えると、油圧源21より
の圧油は圧力ライン23に供給され、該圧力ライ
ン23および圧油給排ライン31は高圧となる。
したがつて、この高圧油がパイロツトライン26
を介してカウンターバランス弁25の左側バネ室
25aに加えられ、カウンターバランス弁25は
左側シンボル位置b1に切り換えられる。このカウ
ンターバランス弁25を通過した圧油は圧油給排
ライン31を通つて油圧モータ51に至り、この
油圧モータ51を正方向に回転せしめる。油圧モ
ータ51のこの回転により負荷52は所定の方向
に駆動される。油圧モータ51よりの圧油は圧油
給排ライン32、カウンターバランス弁25、圧
力ライン24、方向制御弁20を順次通つてタン
ク22に解放される。
上記動作においては、圧油給排ライン31の側
が圧油給排ライン32の側より高圧であるため、
シヤトル弁35のポペツト35aは、第1主圧力
弁33の絞り通路33aおよび第1接続ライン4
3を介して入口ポートaに加わる圧油により中立
位置より右位置に移動せしめられて出入口ポート
bを閉鎖する。尚、油圧モータ51に通常の正荷
重がかかつている場合には、リリーフ弁36,3
7およびリリーフ弁38は閉じている。
上記動作状態において、油圧モータ51に加わ
る正荷重が過負荷になつた場合には、第1主圧力
弁33が安全弁として機能する。すなわち、過負
荷時には圧油給排ライン31側が異常に高圧とな
るため、リリーフ弁36が開となり、このため第
1主圧力弁33のスプール33eがスプリング3
3cのバネ力に抗して後退して開となり、圧油給
排ライン31の圧油が第1主圧力弁33の入口ポ
ートaより出口ポートbを経て第1バイパスライ
ン41を介して圧油給排ライン32に流入する。
これにより圧油給排ライン31の昇圧が防止され
る。
さて、今、油圧モータ51に正荷重がかかつて
おり、この状態で方向制御弁20が中立位置a2
切り換えられ、圧油の給排ライン31への供給が
停止されたとする。一般に油圧モータ51と負荷
52間に介在する動力伝達歯車機構において歯当
り現象(油圧モータ側の駆動ギヤーと負荷側の従
動ギヤーとの間にはバツクラツシがあるので、負
荷の慣性力に従つて従動ギヤーがオーバランした
とき従動ギヤーの歯が駆動ギヤーの歯に衝突す
る。)が生じシヨツクが発生するのであるが、本
実施例ではこの点も解決している。この点につい
て説明すれば、油圧モータ51に対する圧油の供
給を停止すると、カウンターバランス弁25は中
立位置b2に自動復帰する。このため、圧油給排ラ
イン32側の圧力が急激に高くなろうとする。こ
のとき、シヤトル弁35およびリリーフ弁37、
第2主圧力弁34が働く。
すなわち、前記したように、シヤトル弁35は
移動し易いポペツト35aを採用しているため、
第2主圧力弁34のスプール34eの絞り通路3
4a、パイロツトポートcおよび第2接続ライン
44を介してシヤトル弁35の入口ポートbに加
えられる圧油給排ライン32の高い圧力により上
記ポペツト35aが瞬時に右位置から左方向に移
動する。このときポペツト35aが入口ポートa
を閉鎖するまでの間、入口ポートaと入口ポート
b間が連通状態にあるので、換言すれば上記シヤ
トル弁35は過渡期オープン特性なので、入口ポ
ートaが閉鎖されるまで、パイロツト流れが生
じ、絞り通路34aによりスプール34e前後に
差圧が発生する。この差圧が十分高まればスプー
ル34eはスプリング34cに抗して図中左方向
に移動して第2主圧力弁34の入口ポートaと出
口ポートb間を連通し、第2給排ライン32の圧
油を第2バイパスライン42を介して第1給排ラ
イン31に放出する。これにより圧油給排ライン
32の圧力上昇が速やかに吸収される。ここで上
記歯当り現象によるシヨツクが緩和される。そし
てシヤトル弁35の過渡状態がすぎて、ポペツト
35aがシート35fに着座してなおかつ第2圧
油給排ライン32の圧力が十分高まればリリーフ
弁37が開き、続いて第2主圧力弁34はブレー
キ弁としての作用をはたすのである。この場合も
上記と同様に、第2主圧力弁34のスプール34
eはパイロツトポートc側に移動して第2主圧力
弁34の入口ポートaと出口ポートb間を開とな
す。したがつて、第2圧油給排ライン32の圧油
は第2主圧力弁34の入口ポートaより出口ポー
トbに流出し、第2バイパスライン42を通つて
第1圧油給排ライン31側に逃げる。
上記の如く、第2圧油給排ライン32の昇圧し
た圧油を1次的にシヤトル弁35と第2主圧力弁
34とで、また一定時間遅れて2次的に第2主圧
力弁34とリリーフ弁37とで吸収するので、こ
の吸収機能は応答性が非常に優れているとともに
十分な量の圧油を吸収することが可能となり、歯
当りシヨツクを急速に吸収してこれを緩和し、し
かも十分なブレーキ作用を得る。
さて、圧油の供給停止後、第2圧油給排ライン
32側が高圧になつた結果、次に生ずる現象とし
て、油の圧縮性(油は理論的には非圧縮性である
が、油中にはかならず気泡が存在するため、油に
はかなりの圧縮性がある。)などの影響により油
圧モータ51が逆転→正転→逆転……を繰り返す
揺動現象が生じようとするが、本実施例によれ
ば、この揺動現象が効果的に防止又は緩和でき
る。
すなわち、第2圧油給排ライン32側の圧力上
昇により、油圧モータ51は逆転しようとする
が、この逆転現象により第1圧油給排ライン31
側が再び昇圧気味となる。一方第2圧油給排ライ
ン32は他方のライン31よりも高い残圧が十分
に残つている。したがつて、逆動作シヤトル弁3
9のポペツト39a,39bは第2圧油給排ライ
ン32側の圧力で左方向に移動せしめられてい
て、他方の圧油給排ライン31の圧油が入口ポー
トaおよび出口ポートcを通つてリリーフ弁38
のパイロツトポートcに加わる。前記したよう
に、圧油給排ライン31の圧力は昇圧気味である
ので、リリーフ弁38を開とする。したがつて、
第1圧油給排ライン31側の昇圧と同時に閉じる
か、閉じかかつていた第2主圧力弁34のパイロ
ツトポートcの圧油は、シヤトル弁35の出口ポ
ートcより開状態のリリーフ弁38を通つて逆動
作シヤトル弁40の入口ポートcに至る。この逆
動作シヤトル弁40は、圧力ライン23,24の
何れもがタンク22に解放されている関係で、図
示の中立状態となつている。したがつて、この逆
動作シヤトル弁40の入口ポートcに流入した圧
油は両方の出口ポートa,bよりパイロツトライ
ン53,54を介して各圧力ライン23,24に
至り、次いでタンク22に解放される。したがつ
て、第2主圧力弁34は再び開状態となつて、第
2圧油給排ライン32側に残留圧力を第1圧油給
排ライン31側に急放出する。このため、急速に
双方の圧油給排ライン31と32の圧力バランス
が取り戻され、油圧モータの逆転・正転の繰り返
し、すなわち揺動現象が抑制される。逆動作シヤ
トル弁39のポペツト39a,39bは圧油給排
ライン31,32の高い方の圧力で押圧され、低
い方の圧力がリリーフ弁38のパイロツトポート
cに加えられる。そして、このリリーフ弁38は
圧油給排ライン31,32の両方が充分低圧とな
つたときに閉となり、負荷52が停止状態で油圧
モータ51に対し一定の正荷重をかけている場合
には、圧油給排ライン31側に一定の負荷圧を残
存せしめた状態で第2圧油給排ライン32を十分
低圧にして安定する。なおリリーフ弁38は、ス
プリング38aで圧設定されているので、パイロ
ツトライン50の圧力がこのスプリング38a力
に打勝てば開となり、排出ライン47の圧力に影
響されない。
上記説明は、油圧モータ51に正荷重がかかつ
ておりこの状態で圧油の供給を停止した場合につ
いてであつたが、油圧モータ51に負荷重がかか
つておりこの状態で圧油の供給を停止した場合に
は、歯車伝達機構の従動ギヤーの方が駆動ギヤー
よりも先行しているため、歯当り現象は生じな
い。しかし、圧油供給停止後に、負荷52はその
慣性力があるので、油圧モータ51をさらに正方
向に回転させようとするため、圧油給排ライン3
2の圧力はさらに大きくなり、油圧モータ51の
逆転現象が先の場合と同様に生じようとするが、
先の場合と同様に、第2圧油給排ライン32の圧
力は、シヤトル弁35→リリーフ弁38→逆動作
シヤトル弁40のルートで減圧され、揺れ戻し現
象は緩和される。この場合、回路は、圧油給排ラ
イン32側に負荷圧を残し、圧油給排ライン31
側圧を0として安定する。
さて、上記説明は、圧油の供給停止の場合につ
いてであるが、回路の動作中に負荷52の油圧モ
ータ51に対する負荷量が正から負に逆転した場
合にも同様に歯当りシヨツクが生じようとする
が、この歯当りシヨツクはカウンターバランス作
用に入る前に上記ブレーキ弁ユニツト30の作用
で吸収・緩和される。
すなわち、回路の動作中に、負荷52の油圧モ
ータ51に対する荷重が正から負に逆転した場
合、カウンターバランス弁25によつて油圧モー
タ51に制動力が作用するので、圧油給排ライン
32が高圧となる。このとき油圧モータ51を強
制的に停止させた場合と同様に、圧油給排ライン
32の高圧油は、1次的にシヤトル弁35と第2
主圧力弁34とで、また2次的には第2主圧力弁
34とリリーフ弁37とで吸収され、歯当りシヨ
ツクが緩和される。
このようにして、圧油給排ライン32側の圧力
がゆるやかに上昇する一方、圧油の供給により圧
油給排ライン31側の圧力も上昇するので、カウ
ンターバランス弁25は、圧油給排ライン31の
圧力上昇に応じて右方向に移動せしめられ、圧油
供給量に応じた圧油給排ライン32よりの圧油を
タンク22へ放出してカウンターバランス作用を
行なう。
尚、上記説明は、方向制御弁20を左側のシン
ボル位置a1とし、圧油給排ライン31を供給ライ
ン、圧油給排ライン32を排出ラインとした場合
について説明したが、逆に、方向制御弁20を右
側のシンボル位置a3とし、圧油給排ライン31を
排出ライン、圧油給排ライン32を供給ラインと
した場合であつても、第1グループ〈第1バイパ
スライン41、第1主圧力弁33、第1リリーフ
弁36〉と第2グループ〈第2バイパスライン4
2、第2主圧力弁34、第2リリーフ弁37〉と
を対称形に配置しているので、その作用は上記説
明と同様であることは云うまでもない。
上記実施例の構成によれば、圧油供給停止時お
よび荷重の正から負への逆転時に歯当りシヨツク
を効果的に緩和できるとともに、圧油供給停止後
の油圧モータ51の揺れ戻し現象又は揺動現象を
効果的に緩和できる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
なくその他種々の態様で実施できる。
例えば、シヤトル弁35は第3図のものに代え
て第4図の如く構成してもよい。第4図のシヤト
ル弁35は、ボール形ポペツトに代えてピストン
形バルブ35dを使用したことを特徴としてい
る。このピストン形バルブ35dはその両側面
に、ハウジング35hの両端壁に形成した入口ポ
ートa,bを開閉するための着座部35i,35
jを備えている。このピストン形バルブ35dは
ハウジング35hの周壁内面を摺動するようにな
つているが、入口ポートa又はbに加わる圧油に
よつて容易に移動し、この移動による容積の拡大
により圧油を吸収するのである。したがつて、前
記第3図実施例のものと同様に、高圧側圧油給排
ラインの急激な圧力上昇を速やかに吸収する。
また、前記実施例においては、リリーフ弁38
よりの圧油をタンク22に解放するために、圧油
供給側ポンプライン23又は24の圧油の流入を
阻止するようにした逆動作シヤトル弁40を使用
しているが、タンクを別途設けるならばこの逆動
作シヤトル弁40は設ける必要がない。
本発明の効果 本発明は、アクチユエータに対する圧油供給の
停止時に生ずる圧油排出側ラインの昇圧をシヤト
ル弁と主圧力弁とで速やかに吸収するようにした
ので、圧油排出側ラインの昇圧が急速にかつ十分
吸収され、歯当りシヨツクが緩和される。そし
て、反転時には、圧油供給側ラインの圧油を逆動
作シヤトル弁を通して第3リリーフ弁に加えるこ
とによりこの第3リリーフ弁を開とし、シヤトル
弁に流入した圧油排出側ラインの圧油を上記第3
リリーフ弁を通してタンクに解放することによ
り、主圧力弁を全開となし、この主圧力弁で圧油
排出側ラインの圧油を、圧油供給側ラインに急放
出して、双方の圧油給排ラインの圧力とがバラン
スするようにしたので、圧油排出側ラインと、供
給側ラインとの昇圧が抑制され、したがつて、ア
クチユエータの逆転、正転の繰り返し、すなわち
アクチユエータの揺動現象が緩和される。
また、本発明においては圧油排出側ラインの圧
力上昇を緩和する弁を簡単な構造のシヤトル弁で
構成したのでコスト的にも有利である。
さらに、主圧力弁はアクチユエータに対する圧
油供給の停止時に、圧油排出側ラインの昇圧抑制
のみならず、荷重過負荷時には高圧側圧油給排ラ
インの圧油をバイパスラインを介して低圧側圧油
給排ライン側に逃がして安全弁の機能も果す効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブレーキ回路図、第2〜6図は
本発明の実施例を示し、第2図はブレーキ回路
図、第3図は第2図におけるシヤトル弁35の詳
細断面図、第4図は第3図の変形例を示す詳細断
面図、第5図は第2図におけるリリーフ弁38の
具体例を示す詳細断面図、第6図は第2図におけ
る主圧力弁33,34の詳細断面図である。 20……方向制御弁、21……油圧源、25…
…カウンターバランス弁、30……ブレーキ弁ユ
ニツト、31,32……圧油給排ライン、33,
34……主圧力弁、33a,34a……絞り通
路、33e,34e……スプール、35……シヤ
トル弁、35a……ポペツト、35d……ピスト
ン形バルブ、38……リリーフ弁、39……逆動
作シヤトル弁、51……油圧モータ(アクチユエ
ータ)、52……負荷。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アクチユエータ51に接続される第1、第2
    の圧油給排ライン31,32間に第1、第2のバ
    イパスライン41,42を設けるとともに、第1
    バイパスライン41に、入口ポートaを第1圧油
    給排ライン31側に出口ポートbを第2圧油給排
    ライン32側に夫々接続した第1主圧力弁33を
    設け、第2バイパスライン42に、入口ポートa
    を第2圧油給排ライン42側に出口ポートbを第
    1圧油給排ライン31側に接続した第2主圧力弁
    34を設け、第1、第2の主圧力弁33,34の
    パイロツトポートcを第1、第2の接続ライン4
    3,44でシヤトル弁35の各入口ポートa,b
    に接続し、さらに、第1接続ライン43を第1主
    圧力弁33の出口ポートbに、また第2接続ライ
    ン44を第2主圧力弁34の出口ポートb側に
    夫々第1、第2のリリーフ弁36,37を介して
    接続し、さらに上記シヤトル弁35の出口ポート
    cを第3リリーフ弁38を介してタンク22に解
    放するとともに、逆動作シヤトル弁39の両端の
    各入口ポートa,bを各圧油給排ライン31,3
    2に接続する一方、該逆動作シヤトル弁39の出
    口ポートcを上記第3リリーフ弁38のパイロツ
    トポートcに接続してなり、かつ、上記各主圧力
    弁33,34は、上記第1、第2バイパスライン
    41,42を開閉するスプール33e,34eを
    有し、かつ入口ポートaとパイロツトポートcを
    連通する絞り通路33a,34aを備えた弁で構
    成したことを特徴とするブレーキ回路。
JP2902483A 1983-02-22 1983-02-22 ブレ−キ回路 Granted JPS59155604A (ja)

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