JPH0366945A - 制御型エンジンマウント - Google Patents
制御型エンジンマウントInfo
- Publication number
- JPH0366945A JPH0366945A JP20261289A JP20261289A JPH0366945A JP H0366945 A JPH0366945 A JP H0366945A JP 20261289 A JP20261289 A JP 20261289A JP 20261289 A JP20261289 A JP 20261289A JP H0366945 A JPH0366945 A JP H0366945A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- displacement
- fluid
- orifice
- power unit
- Prior art date
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- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、印加電圧に応じて粘度変化される電気レオロ
ジー流体を封入し、主流体室と副流体室との間に設けら
れるオリフィス内の流体粘度を可変とした制御型エンジ
ンマウントに関する。
ジー流体を封入し、主流体室と副流体室との間に設けら
れるオリフィス内の流体粘度を可変とした制御型エンジ
ンマウントに関する。
従来の技術
この種の制御型エンジンマウントとしては、例えば、特
開昭60−104828号公報に開示されたものが従来
存在し、このような制御型エンジンマウントは、支持弾
性体(防振弾性体)内に形成された主流体室(上側室)
と、弾性壁で画成された副流体室(下側室)とを、電極
オリフィスつまり電極板が設けられたオリフィスで連通
ずると共に、これら主、副流体室内およびオリフィス内
に粘度可変流体としての電気レオロジー流体を封入し、
入力振動に対して上記電極板に印加される電圧を変化さ
せることにより、オリフィス内の流体の流れ状態が変化
され、もって、振動の伝達状態を適宜調節することがで
きるようになっている。
開昭60−104828号公報に開示されたものが従来
存在し、このような制御型エンジンマウントは、支持弾
性体(防振弾性体)内に形成された主流体室(上側室)
と、弾性壁で画成された副流体室(下側室)とを、電極
オリフィスつまり電極板が設けられたオリフィスで連通
ずると共に、これら主、副流体室内およびオリフィス内
に粘度可変流体としての電気レオロジー流体を封入し、
入力振動に対して上記電極板に印加される電圧を変化さ
せることにより、オリフィス内の流体の流れ状態が変化
され、もって、振動の伝達状態を適宜調節することがで
きるようになっている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、かかる従来の制御型エンジンマウントに
あっては、エンジンマウントを介して車体とパワーユニ
ットとの間で伝達される振動は、支持弾性体自体を介し
ての入力と、オリフィスを介して主、副流体室間で流体
移動される際の拡張弾性を介しての入力との位相が、オ
リフィス内流体を質量とする動吸振器作用で00〜18
0°まで変化される。
あっては、エンジンマウントを介して車体とパワーユニ
ットとの間で伝達される振動は、支持弾性体自体を介し
ての入力と、オリフィスを介して主、副流体室間で流体
移動される際の拡張弾性を介しての入力との位相が、オ
リフィス内流体を質量とする動吸振器作用で00〜18
0°まで変化される。
このため、振動系の各状態量を把握し、それに応じて制
御しなければ充分な制御効果を得ることができない。
御しなければ充分な制御効果を得ることができない。
例えば、従来の制御型エンジンマウントでは、低周波大
振幅として現れるエンジンシェイクに対シテハ、パワー
ユニットの揺動をなるべく抑制するように制御が行われ
る。
振幅として現れるエンジンシェイクに対シテハ、パワー
ユニットの揺動をなるべく抑制するように制御が行われ
る。
即ち、従来一般に用いられていたソリッドタイプ(中実
ゴム体)のエンジンマウントにあっては、1002近傍
でパワーユニットが共振してエンジンシェイクが発生さ
れるが、この共振点より若干周波数が小さな領域に振動
伝達率の著しい低下域が現れるが、該共振点より若干周
波数が大きな領域に該伝達率の悪化域が現れ、車体側へ
の振動伝達が著しく大きくなってしまう。
ゴム体)のエンジンマウントにあっては、1002近傍
でパワーユニットが共振してエンジンシェイクが発生さ
れるが、この共振点より若干周波数が小さな領域に振動
伝達率の著しい低下域が現れるが、該共振点より若干周
波数が大きな領域に該伝達率の悪化域が現れ、車体側へ
の振動伝達が著しく大きくなってしまう。
そこで、上記振動伝達率の悪化領域を低減するために、
エンジンマウントを液体封入式として、粘度一定の液体
がオリフィス内で共振されるときの現象を利用して該伝
達率悪化領域を改善した場合、該共振点より若干周波数
が小さい部分に、共振に起因するロスファクタ増大によ
る伝達率の悪化領域が現れてしまう。
エンジンマウントを液体封入式として、粘度一定の液体
がオリフィス内で共振されるときの現象を利用して該伝
達率悪化領域を改善した場合、該共振点より若干周波数
が小さい部分に、共振に起因するロスファクタ増大によ
る伝達率の悪化領域が現れてしまう。
このため、上述した制御型エンジンマウントにあっては
、オリフィス内の流体粘度を変化させることにより、上
記ロスファクタ増大に起因する伝達率の悪化領域を改善
することができるのではあるが、該制御型エンジンマウ
ントの従来の制御は、パワーユニットの変位を抑制する
ことに重きをおいて行われるため、そのときの伝達率は
共振点の前後において上記ソリッドタイプのエンジンマ
ウントと、上記液体封入式のエンジンマウントとが折衷
された特性となり、ある面ではこれら両エンジンマウン
トより優れる反面、ある面では該両エンジンマウントよ
り劣ってしまうという課題があった。
、オリフィス内の流体粘度を変化させることにより、上
記ロスファクタ増大に起因する伝達率の悪化領域を改善
することができるのではあるが、該制御型エンジンマウ
ントの従来の制御は、パワーユニットの変位を抑制する
ことに重きをおいて行われるため、そのときの伝達率は
共振点の前後において上記ソリッドタイプのエンジンマ
ウントと、上記液体封入式のエンジンマウントとが折衷
された特性となり、ある面ではこれら両エンジンマウン
トより優れる反面、ある面では該両エンジンマウントよ
り劣ってしまうという課題があった。
そこで、本発明は車体側への入力時点を基準に考え、あ
る周波数領域ではパワーユニットを振動可能状態にして
、該パワーユニットを動吸振器の質量として用いること
により、路面からの入力振動をも合わせた車両全体の振
動系において、車体への入力振動を著しく低減すること
ができる制御型エンジンマウントを提供することを目的
とする。
る周波数領域ではパワーユニットを振動可能状態にして
、該パワーユニットを動吸振器の質量として用いること
により、路面からの入力振動をも合わせた車両全体の振
動系において、車体への入力振動を著しく低減すること
ができる制御型エンジンマウントを提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段
かかる目的を達成するために請求項1の発明は第1図に
示すように、車体aとパワーユニットbとの間に配置さ
れる支持弾性体Cと、該支持弾性体Cと並列配置され人
力振動により容積変化される主流体室dと、該主流体室
dと電極オリフィスeを介して連通され容積可変な副流
体室fとを備え、これら主、副流体室d、fおよび電極
オリフィスe内に、印加電圧に応じて粘度変化される電
気レオロジー流体を封入して、上記電極オリフィスe内
の減衰率が変化される制御型エンジンマウントにおいて
、 車体の上下方向の動きを検出する車体動検出手段gと、 該車体動検出手段gによって検出された検出値に基づい
て、上記電極オリフィスe内の流体の変位又は上記パワ
ーユニットbの変位を推測する推測手段りと、 これら車体動検出手段gで検出された変位および推測手
段りで推測された流体変位又はパワーユニット変位に基
づいて、上記電極オリフィスeに印加する電圧を制御す
る制御手段iとを設けることにより構成する。
示すように、車体aとパワーユニットbとの間に配置さ
れる支持弾性体Cと、該支持弾性体Cと並列配置され人
力振動により容積変化される主流体室dと、該主流体室
dと電極オリフィスeを介して連通され容積可変な副流
体室fとを備え、これら主、副流体室d、fおよび電極
オリフィスe内に、印加電圧に応じて粘度変化される電
気レオロジー流体を封入して、上記電極オリフィスe内
の減衰率が変化される制御型エンジンマウントにおいて
、 車体の上下方向の動きを検出する車体動検出手段gと、 該車体動検出手段gによって検出された検出値に基づい
て、上記電極オリフィスe内の流体の変位又は上記パワ
ーユニットbの変位を推測する推測手段りと、 これら車体動検出手段gで検出された変位および推測手
段りで推測された流体変位又はパワーユニット変位に基
づいて、上記電極オリフィスeに印加する電圧を制御す
る制御手段iとを設けることにより構成する。
また、請求項2の発明は上記請求項1の発明において、
上記車体動検出手段gで車体加速度(■1)を求め、該
車体加速度(■1)から加速度時間積分値(文1)およ
び加速度2回時間積分値(■1)を求め、かつ、これら
大、およびXlから上記推測手段りによって流体変位X
lを推定すると共に、上記制御手段iによって該Xlか
ら流体速度大、を算出し、X、・父+<Oで与えられる
第1条件、1x31<Aで与えられる第2条件(Aはパ
ラメータ)、かつ、(父、/1■1)・×1〉Bで与え
られる第3条件(Bはパラメータ)を求め、これら第1
.第2.第3条件を全て満たす場合は電極オリフィスに
出力する電圧をON、それ以外の場合は電圧をOFFす
る構成とする。
上記車体動検出手段gで車体加速度(■1)を求め、該
車体加速度(■1)から加速度時間積分値(文1)およ
び加速度2回時間積分値(■1)を求め、かつ、これら
大、およびXlから上記推測手段りによって流体変位X
lを推定すると共に、上記制御手段iによって該Xlか
ら流体速度大、を算出し、X、・父+<Oで与えられる
第1条件、1x31<Aで与えられる第2条件(Aはパ
ラメータ)、かつ、(父、/1■1)・×1〉Bで与え
られる第3条件(Bはパラメータ)を求め、これら第1
.第2.第3条件を全て満たす場合は電極オリフィスに
出力する電圧をON、それ以外の場合は電圧をOFFす
る構成とする。
更に、請求項3の発明は上記請求項1又は2の発明にお
いて、車体動検出手段gで得られる車体変位(■1)お
よび車体速度(文1)と、設定パラメータとして得られ
る等価パワーユニットマス(MO)、電極オリフィスe
内の流体マス(MO)。
いて、車体動検出手段gで得られる車体変位(■1)お
よび車体速度(文1)と、設定パラメータとして得られ
る等価パワーユニットマス(MO)、電極オリフィスe
内の流体マス(MO)。
支持弾性体Cの支持剛性(Kll)、支持弾性体Cの拡
張剛性(KO)、支持弾性体Cの本体減衰(Cg)。
張剛性(KO)、支持弾性体Cの本体減衰(Cg)。
電極オリフィスe内の流体減衰(CO)、主流体室dの
断面積に対するオリフィスe断面積の比(R)およびサ
ンプリング時間(at)とから、パワーユニットb変位
(■1)および電極オリフィスe内の流体変位(■1)
を、 (nl、イー、は、1回、2回サンプリング前の推定値
を表す。) として推定する構成とする。
断面積に対するオリフィスe断面積の比(R)およびサ
ンプリング時間(at)とから、パワーユニットb変位
(■1)および電極オリフィスe内の流体変位(■1)
を、 (nl、イー、は、1回、2回サンプリング前の推定値
を表す。) として推定する構成とする。
作用
以上の構成により請求項1に示す発明の制御型エンジン
マウントは、車体動検出手段gによって車体の上下方向
の動きを検出し、該車体勤検出手段gによって検出され
た検出値に基づいて、推測手段りが上記電極オリフィス
e内の流体の変位又は上記パワーユニットbの変位を推
測し、そして、これら車体動検出手段gで検出された変
位および推測手段りで推測された流体変位又はパワーユ
ニット変位に基づいて、制御手段iにより電極オリアイ
スeに印加する電圧を制御するようにしたので、制御電
圧を決定するための各状態量を求めるに当たって、検出
手段として車体動検出手段gを1つ設ければよい。
マウントは、車体動検出手段gによって車体の上下方向
の動きを検出し、該車体勤検出手段gによって検出され
た検出値に基づいて、推測手段りが上記電極オリフィス
e内の流体の変位又は上記パワーユニットbの変位を推
測し、そして、これら車体動検出手段gで検出された変
位および推測手段りで推測された流体変位又はパワーユ
ニット変位に基づいて、制御手段iにより電極オリアイ
スeに印加する電圧を制御するようにしたので、制御電
圧を決定するための各状態量を求めるに当たって、検出
手段として車体動検出手段gを1つ設ければよい。
また、請求項2の発明は上記請求項1の発明において、
上記車体動検出手段gで車体加速度(■1)を求め、該
車体加速度(■1)から加速度時間積分値(文1)およ
び加速度2回時間積分値(■1)を求め、かつ、これら
5<1およびX、から上記推測手段りによって流体変位
■3を推定すると共に、上記制御手段iによって該I3
から流体速度5C3を算出し、I3・父+<0で与えら
れる第1条件、I *、I <Aで与えられる第2条件
(Aはパラメータ)、かつ、(■1/|■1|)・大。
上記車体動検出手段gで車体加速度(■1)を求め、該
車体加速度(■1)から加速度時間積分値(文1)およ
び加速度2回時間積分値(■1)を求め、かつ、これら
5<1およびX、から上記推測手段りによって流体変位
■3を推定すると共に、上記制御手段iによって該I3
から流体速度5C3を算出し、I3・父+<0で与えら
れる第1条件、I *、I <Aで与えられる第2条件
(Aはパラメータ)、かつ、(■1/|■1|)・大。
〉Bで与えられる第3条件(Bはパラメータ)を求め、
これら第1.第2.第3条件を全て満たす場合は電極オ
リフィスに出力する電圧をON、それ以外の場合は電圧
をOFFする構成としたので、エンジンマウントの状態
および車体の振動状態を総合的に検知して、的確な電圧
制御を行うことができる。
これら第1.第2.第3条件を全て満たす場合は電極オ
リフィスに出力する電圧をON、それ以外の場合は電圧
をOFFする構成としたので、エンジンマウントの状態
および車体の振動状態を総合的に検知して、的確な電圧
制御を行うことができる。
更に、請求項3の発明は上記請求項I又は2の発明にお
いて、車体動検出手段gで得られる車体変位(■1)お
よび車体速度(文1)と、設定パラメータとして得られ
る等価パワーユニットマス(M 1)。
いて、車体動検出手段gで得られる車体変位(■1)お
よび車体速度(文1)と、設定パラメータとして得られ
る等価パワーユニットマス(M 1)。
電極オリフィスe内の流体マス(MO)、支持弾性体C
の支持剛性(KE)、支持弾性体Cの拡張剛性(KE)
、支持弾性体Cの本体減衰(CI)、電極オリフィス内
の流体減衰(CO)、主流体室dの断面積に対するオリ
フィスe断面積の比(R)およびサンプリング時間(Δ
t)とから、パワーユニット変位(Xオ)および電極オ
リフィスe内の流体変位(I3)RKoX s−−+
+f冬’、’:、、ノX 16−1+fKa+ (1+
R)Ko)X ++ CKX ++ R(1千R)l
[OX 、 + Co大、J(1%−It R−1は、
1回、2回サンプリング前の推定値を表す。) として推定することにより、パワーユニット変位(■1
)および電極オリフィスe内の流体変位(XS)をより
実測値に近く、かつ、振動系特有の2次の微分方程式に
対して、推定の変数を変位のみで構成することができる
ため、信号処理を迅速に行うことができ、しかも、車体
動検出手段gで検出される信号にノイズが存在する場合
にも、精度良く検出することができる。
の支持剛性(KE)、支持弾性体Cの拡張剛性(KE)
、支持弾性体Cの本体減衰(CI)、電極オリフィス内
の流体減衰(CO)、主流体室dの断面積に対するオリ
フィスe断面積の比(R)およびサンプリング時間(Δ
t)とから、パワーユニット変位(Xオ)および電極オ
リフィスe内の流体変位(I3)RKoX s−−+
+f冬’、’:、、ノX 16−1+fKa+ (1+
R)Ko)X ++ CKX ++ R(1千R)l
[OX 、 + Co大、J(1%−It R−1は、
1回、2回サンプリング前の推定値を表す。) として推定することにより、パワーユニット変位(■1
)および電極オリフィスe内の流体変位(XS)をより
実測値に近く、かつ、振動系特有の2次の微分方程式に
対して、推定の変数を変位のみで構成することができる
ため、信号処理を迅速に行うことができ、しかも、車体
動検出手段gで検出される信号にノイズが存在する場合
にも、精度良く検出することができる。
実施例
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち、第2図は本発明の一実施例を示す制御型エンジン
マウントlOで、該制御型エンジンマウン)10は車体
12とパワーユニット14との間に配置され、該パワー
ユニットI4を該車体12に緩衝作用をもって支持する
。
マウントlOで、該制御型エンジンマウン)10は車体
12とパワーユニット14との間に配置され、該パワー
ユニットI4を該車体12に緩衝作用をもって支持する
。
上記制御型エンジンマウント10は上記車体12に取り
付けられる第1ブラケツト16と、上記パワーユニット
14に取り付けられる第2ブラケツト18とを備え、こ
れら第1.第2ブラケツト16.18間に支持弾性体2
0が加硫接着等により取り付けられている。
付けられる第1ブラケツト16と、上記パワーユニット
14に取り付けられる第2ブラケツト18とを備え、こ
れら第1.第2ブラケツト16.18間に支持弾性体2
0が加硫接着等により取り付けられている。
上記支持弾性体20の第1ブラケット16側内部には、
電極オリフィス22が形成されるオリフィス構成体23
によって画成される主流体室24が形成されると共に、
該電極オリフィス22の該主流体室24とは反対側はダ
イヤフラム26で覆われ、これら電極オリフィス22と
ダイヤフラム26との間に副流体室28が形成される。
電極オリフィス22が形成されるオリフィス構成体23
によって画成される主流体室24が形成されると共に、
該電極オリフィス22の該主流体室24とは反対側はダ
イヤフラム26で覆われ、これら電極オリフィス22と
ダイヤフラム26との間に副流体室28が形成される。
上記第1ブラケツト16は、テーパ状筒体16aと、該
テーパ状筒体16aの図中下端周縁部にかしめ固定され
る皿状のカバー16bとで構成され、かつ、これらテー
パ状筒体16aとカバー16bとのかしめ部分には、上
記オリアイス構成体23および上記ダイヤプラム26の
周縁部がそれぞれかしめ固定される。
テーパ状筒体16aの図中下端周縁部にかしめ固定され
る皿状のカバー16bとで構成され、かつ、これらテー
パ状筒体16aとカバー16bとのかしめ部分には、上
記オリアイス構成体23および上記ダイヤプラム26の
周縁部がそれぞれかしめ固定される。
また、上記ダイヤフラム26と上記カバー16bとによ
って画成される空間部は空気室30とされる。
って画成される空間部は空気室30とされる。
上記電極オリフィス22は、主流体室24と副流体室2
8とを連通ずるオリフィス22aの上下対抗壁にl対の
電極板22b、22Cが取り付けられることにより構成
される。
8とを連通ずるオリフィス22aの上下対抗壁にl対の
電極板22b、22Cが取り付けられることにより構成
される。
また、上記主流体室24.副流体室28および電極オリ
フィス22内に、粘度可変流体としての電気レオロジー
流体が封入される。
フィス22内に、粘度可変流体としての電気レオロジー
流体が封入される。
上記電気レオロジー流体は、印加電圧に応じて粘度変化
され、該印加電圧により強電場が与えられると粘度が高
くなる性質を有している。
され、該印加電圧により強電場が与えられると粘度が高
くなる性質を有している。
ところで、上記車体12には車体動検出手段としての上
下加速度センサ32が設けられ、該上下加速度センサ3
2により車体12の上下方向の変位加速度が検出される
。
下加速度センサ32が設けられ、該上下加速度センサ3
2により車体12の上下方向の変位加速度が検出される
。
そして、上記上下加速度センサ32で検出された加速度
信号はコントローラー36に出力され、該コントローラ
ー36は該加速度信号に基づいて上記電極オリフィス2
2b、22Cに出力するべき制御電圧を決定するように
なっている。
信号はコントローラー36に出力され、該コントローラ
ー36は該加速度信号に基づいて上記電極オリフィス2
2b、22Cに出力するべき制御電圧を決定するように
なっている。
即ち、上記コントローラ36には、上記上下加速度セン
サ32で検出された加速度信号に基づいて、上記電極オ
リフィス22内の流体の変位および上記パワーユニット
14の変位を推測する推測手段38が設けられると共に
、上記上下加速度センサ32で検出された加速度信号お
よび上記推測手段38で推測された流体変位又はパワ−
ユニット14変位に基づいて、上記電極オリフィス22
に印加する電圧を演算する制御手段40が設けられてい
る。
サ32で検出された加速度信号に基づいて、上記電極オ
リフィス22内の流体の変位および上記パワーユニット
14の変位を推測する推測手段38が設けられると共に
、上記上下加速度センサ32で検出された加速度信号お
よび上記推測手段38で推測された流体変位又はパワ−
ユニット14変位に基づいて、上記電極オリフィス22
に印加する電圧を演算する制御手段40が設けられてい
る。
そして、上記制御手段40で演算された結果は電圧出力
部42に出力され、該電圧出力部42から上記電極板2
2b、22Cに該制御手段40の演算結果に応じた制御
電圧が印加される。
部42に出力され、該電圧出力部42から上記電極板2
2b、22Cに該制御手段40の演算結果に応じた制御
電圧が印加される。
上記制御手段40では、上記上下加速度センサ32の検
出値および上記推測手段38の推測値に基づいて、車体
12とオリフィス22a内流体の動き方向を判断する第
1条件と、オリフィス22a内流体の速度の大きさを所
定値Aに基づいて判断する第2条件と、車体12の速度
の大きさを所定値Bに基づいて判断する第3条件とが求
められ、これら第1.第2.第3条件の判断結果に基づ
いて上記電圧出力部42に出力する制御信号が決定され
る。
出値および上記推測手段38の推測値に基づいて、車体
12とオリフィス22a内流体の動き方向を判断する第
1条件と、オリフィス22a内流体の速度の大きさを所
定値Aに基づいて判断する第2条件と、車体12の速度
の大きさを所定値Bに基づいて判断する第3条件とが求
められ、これら第1.第2.第3条件の判断結果に基づ
いて上記電圧出力部42に出力する制御信号が決定され
る。
上記第1条件としてはX、・×+<0とし、第2条件と
してはl xsl <Aとし、かつ、第3条件としテ1
;! (X、/ l X3+ )−文、> B (!:
シテ設定される。
してはl xsl <Aとし、かつ、第3条件としテ1
;! (X、/ l X3+ )−文、> B (!:
シテ設定される。
尚、上記XIおよびX3は第3図のモデル図に示したよ
うに車体12の変位量およびオリフィス22a内流体の
変位量で、更に同図に示すXoはばね下例えばサスペン
ションリンクの変位量、X、はパワーユニット14の変
位量である。
うに車体12の変位量およびオリフィス22a内流体の
変位量で、更に同図に示すXoはばね下例えばサスペン
ションリンクの変位量、X、はパワーユニット14の変
位量である。
ところで、上記第3図に示したモデル図は、制御型エン
ジンマウント10と、車体12. ハry −ユニット
14およびばね下40を含めた車両全体の振動系を示し
、質量体としての車体マスMsはサスペンションばねに
8を介してばね下40に支持され、かつ、該車体マスM
8とパワーユニットマスM8との間に制御型エンジンマ
ウント10が配置されている。
ジンマウント10と、車体12. ハry −ユニット
14およびばね下40を含めた車両全体の振動系を示し
、質量体としての車体マスMsはサスペンションばねに
8を介してばね下40に支持され、かつ、該車体マスM
8とパワーユニットマスM8との間に制御型エンジンマ
ウント10が配置されている。
このとき、上記制御型エンジンマウントIOは、オリフ
ィス22a内の液体マスM。と、主流体室24の拡張ば
ねK。と、主流体室24の断面積に対するオリフィス2
2aの断面積の比Rとによるオリフィス22a内の液体
共振が、等価パワーユニットマスM8と支持弾性体20
自体の上下ばねに8および拡張ばねK。による共振に対
して動吸振器として働くように、該オリフィス22a内
の液体共振周波数foが設定されている。
ィス22a内の液体マスM。と、主流体室24の拡張ば
ねK。と、主流体室24の断面積に対するオリフィス2
2aの断面積の比Rとによるオリフィス22a内の液体
共振が、等価パワーユニットマスM8と支持弾性体20
自体の上下ばねに8および拡張ばねK。による共振に対
して動吸振器として働くように、該オリフィス22a内
の液体共振周波数foが設定されている。
尚、通常パワーユニット14は3〜4個のマウントで支
持されるが、上記等価パワーユニットマスMy<は本実
施例のマウント1個分が受ける等価マスを表す。
持されるが、上記等価パワーユニットマスMy<は本実
施例のマウント1個分が受ける等価マスを表す。
ところで、上記推測手段38は、上記上下加速度センサ
32で得られる車体変位(■1)および車体速度(×1
)と、設定パラメータとして得られる等価パワーユニッ
トマス(ME)、電極オリフィス22内の流体マス(M
O)、支持弾性体20の支持剛性(Kg)、支持弾性体
20の拡張剛性(KE)、支持弾性体20の本体減衰(
Ct)、電極オリフィス22内の流体減衰(CO)、主
流体室24の断面積に対するオリフィス22a断面積の
比(R)およびサンプリング時間(Δt)とから、パワ
ーユニット変位(■1)および電極オリフィス内の流体
変位(X3)を、次の■式および■式により推測する。
32で得られる車体変位(■1)および車体速度(×1
)と、設定パラメータとして得られる等価パワーユニッ
トマス(ME)、電極オリフィス22内の流体マス(M
O)、支持弾性体20の支持剛性(Kg)、支持弾性体
20の拡張剛性(KE)、支持弾性体20の本体減衰(
Ct)、電極オリフィス22内の流体減衰(CO)、主
流体室24の断面積に対するオリフィス22a断面積の
比(R)およびサンプリング時間(Δt)とから、パワ
ーユニット変位(■1)および電極オリフィス内の流体
変位(X3)を、次の■式および■式により推測する。
十R(1+R)KOX InCO文、〕・・・■尚、イ
ーIn n−*は1回、2回サンプリング前の推定値を
表す。
ーIn n−*は1回、2回サンプリング前の推定値を
表す。
以上の構成により本実施例の制御型エンジンマウン)1
0にあっては、車体12から振動入力されると支持弾性
体20が変形されて主流体室24内の容積が変化され、
該主流体室24の側壁を構成する支持弾性体20の拡張
ばねに応じた圧力変化により、主流体室24内の粘度可
変流体は電極オリフィス22のオリフィス22aを介し
て副流体室28との間で移動さ、れる。
0にあっては、車体12から振動入力されると支持弾性
体20が変形されて主流体室24内の容積が変化され、
該主流体室24の側壁を構成する支持弾性体20の拡張
ばねに応じた圧力変化により、主流体室24内の粘度可
変流体は電極オリフィス22のオリフィス22aを介し
て副流体室28との間で移動さ、れる。
このとき、上記電極オリフィス22で流体振動が生じ、
入力振動の特定周波数では、オリフィス22a内の可動
流体を質ff1(液体マスM。)とし、上記支持弾性体
20の拡張弾性をばね(拡張ばねに1)とする共振現象
が発生する。
入力振動の特定周波数では、オリフィス22a内の可動
流体を質ff1(液体マスM。)とし、上記支持弾性体
20の拡張弾性をばね(拡張ばねに1)とする共振現象
が発生する。
このとき、上記電極オリフィス22の電極板22b、2
2Cに高電圧を印加することにより、オリフィス22a
内の電気レオロジー流体の粘度が高くなり、該オリフィ
ス22a内を通過する液体(電気レオロジー流体)の粘
性抵抗が大きくなって、制御型エンジンマウント10の
減衰係数を制御することができる。
2Cに高電圧を印加することにより、オリフィス22a
内の電気レオロジー流体の粘度が高くなり、該オリフィ
ス22a内を通過する液体(電気レオロジー流体)の粘
性抵抗が大きくなって、制御型エンジンマウント10の
減衰係数を制御することができる。
第4図は第3図に示した振動系のモデルにおいて、ばね
下40を加振させた場合の車体12の変位伝達率<IX
、I/lX、l)の特性をそれぞれ示し、上記液体マス
M0の減衰係数C8の大きさによって該変位伝達率が異
なる特性となることは知られている。
下40を加振させた場合の車体12の変位伝達率<IX
、I/lX、l)の特性をそれぞれ示し、上記液体マス
M0の減衰係数C8の大きさによって該変位伝達率が異
なる特性となることは知られている。
同図中、特性aは制御型エンジンマウント10で電極オ
リフィス22への印加電圧を停止した場合(非制御時)
の共振特性、特性Cは粘度一定の液体を封入した液体封
入式エンジンマウントの共振曲線、特性すは制御型エン
ジンマウント10で電極オリフィス22に電圧を印加し
た場合の共振特性であり、かつ、特性dは本実施例で行
おうとする制御をもって制御型エンジンマウント10を
作動した場合の共振特性である。
リフィス22への印加電圧を停止した場合(非制御時)
の共振特性、特性Cは粘度一定の液体を封入した液体封
入式エンジンマウントの共振曲線、特性すは制御型エン
ジンマウント10で電極オリフィス22に電圧を印加し
た場合の共振特性であり、かつ、特性dは本実施例で行
おうとする制御をもって制御型エンジンマウント10を
作動した場合の共振特性である。
ところで、上記制御型エンジンマウント10は、パワー
ユニット14又は車体12側から比較的低周波の振動(
エンジンシェイク等)が入力されると、このときの加振
力により支持弾性体20が変形されて主流体室24の圧
力が変化される。
ユニット14又は車体12側から比較的低周波の振動(
エンジンシェイク等)が入力されると、このときの加振
力により支持弾性体20が変形されて主流体室24の圧
力が変化される。
このとき、振動の位相遅れ特性により液体マスMoは、
第4図に示した共振周波数foよりも低周波側で振動し
ているときにはパワーユニット14の相対変位(X t
−X 1)と略同相で移動し、共振時には該相対変位と
90″の位相差で移動し、また、共振周波数f、を越え
る周波数で振動しているときには、該相対変位と略逆相
(180°遅れ)に移動する。
第4図に示した共振周波数foよりも低周波側で振動し
ているときにはパワーユニット14の相対変位(X t
−X 1)と略同相で移動し、共振時には該相対変位と
90″の位相差で移動し、また、共振周波数f、を越え
る周波数で振動しているときには、該相対変位と略逆相
(180°遅れ)に移動する。
一方、これらの各状態においてコントローラ36は、上
下加速度センサ32からの検出値によって車体側の上下
加速度を検出し、かつ、推測手段38によってオリアイ
ス22a内の液体変位X3を推測し、これら各検出情報
に基づいて振動系の各状態変化および位相情報等が把握
され、電圧出力部42へ出力される制御信号が決定され
る。
下加速度センサ32からの検出値によって車体側の上下
加速度を検出し、かつ、推測手段38によってオリアイ
ス22a内の液体変位X3を推測し、これら各検出情報
に基づいて振動系の各状態変化および位相情報等が把握
され、電圧出力部42へ出力される制御信号が決定され
る。
第5図は上記コントローラ36.で制御信号を決定する
際に用いられるアルゴリズムで、該アルゴリズムは所定
の短時間毎に演算され、印加電圧のON、OFF切り換
えタイミングが決定される。
際に用いられるアルゴリズムで、該アルゴリズムは所定
の短時間毎に演算され、印加電圧のON、OFF切り換
えタイミングが決定される。
即ち、上記アルゴリズムでは、まず推測手段38で推測
されたオリフィス22a内の液体変位X3を入力し、か
つ、上下加速度センサ32で検出された車体12例の上
下加速度父、が入力される。
されたオリフィス22a内の液体変位X3を入力し、か
つ、上下加速度センサ32で検出された車体12例の上
下加速度父、が入力される。
そして、上記液体変位Xsは更に微分器■を通して時間
微分値大、が求められ、また、上記上下加速度X、は更
に積分器■を通して時間積分値大。
微分値大、が求められ、また、上記上下加速度X、は更
に積分器■を通して時間積分値大。
が求められる。
上記4つの値X3.大5.父、、×1は、予め設定され
た所定値AおよびBと共に、判断回路■によって上記電
圧出力部42に出力する制御信号を決定するための第1
.第2.第3条件が判断される。
た所定値AおよびBと共に、判断回路■によって上記電
圧出力部42に出力する制御信号を決定するための第1
.第2.第3条件が判断される。
つまり、上述したように第1条件はX1父、〈0とし、
第2条件は(XI/lX11)>Bとし、かつ、第3条
件はl Ll <Aとして、上記判断回路■はこれら3
つの条件が全て満たされているか否かが判別され、該3
つの条件が満たされていればON信号を電圧出力部42
に出力する一方、該3つの条件の少なくとも1つの条件
が満たされない場合は、OFF信号を該電圧出力部42
に出力する。
第2条件は(XI/lX11)>Bとし、かつ、第3条
件はl Ll <Aとして、上記判断回路■はこれら3
つの条件が全て満たされているか否かが判別され、該3
つの条件が満たされていればON信号を電圧出力部42
に出力する一方、該3つの条件の少なくとも1つの条件
が満たされない場合は、OFF信号を該電圧出力部42
に出力する。
このように、コントローラ36から電圧出力部42にO
N信号が出力されることにより、該電圧出力部38から
電極オリフィス22の電極板22b、22cに電圧が印
加され、オリフィス22a内の電気レオロジー流体の粘
度が高くされる一方、該電圧出力部42にOFF信号が
出力されることにより、該電圧出力部42から電極板2
2b、22Cへの電圧印加が停止される。
N信号が出力されることにより、該電圧出力部38から
電極オリフィス22の電極板22b、22cに電圧が印
加され、オリフィス22a内の電気レオロジー流体の粘
度が高くされる一方、該電圧出力部42にOFF信号が
出力されることにより、該電圧出力部42から電極板2
2b、22Cへの電圧印加が停止される。
そして、上記第1.第2.第3条件を用いて上記印加電
圧を制御することにより、オリフィス22a内液体の共
振周波数(第4図中のfo)よりも小さな周波数領域で
の振動に対しては、印加電圧が略ONの状態で占められ
る。
圧を制御することにより、オリフィス22a内液体の共
振周波数(第4図中のfo)よりも小さな周波数領域で
の振動に対しては、印加電圧が略ONの状態で占められ
る。
゛このとき、オリフィス22a内の粘性抵抗の増加によ
り、液体マスMOの動きが鈍くなり、該液体マスMOが
動吸振器として働くことができずに、車体12側からみ
たパワーユニット14の共振現象が顕著になる。
り、液体マスMOの動きが鈍くなり、該液体マスMOが
動吸振器として働くことができずに、車体12側からみ
たパワーユニット14の共振現象が顕著になる。
しかし、上記共振周波数foよりも小さな周波数領域で
は車体変位X、と、パワーユニット変位X、との位相差
が90°を越えていないため、パワーユニット14の共
振現象が車体12に対して動吸振器として働くようにな
り、ばね下40から加振される車体12側の振動が著し
く低減される(例えば、このときの共振曲線としては第
4図中す特性となる)。
は車体変位X、と、パワーユニット変位X、との位相差
が90°を越えていないため、パワーユニット14の共
振現象が車体12に対して動吸振器として働くようにな
り、ばね下40から加振される車体12側の振動が著し
く低減される(例えば、このときの共振曲線としては第
4図中す特性となる)。
一方、上記共振周波数foよりも大きな周波数領域での
振動に対しては、印加電圧が略OFFの状態になり、オ
リフィス22a内液体の粘性抵抗が減少して液体マスM
Oが動吸振器として働くようになり、パワーユニット1
4の共振現象を抑制し、なおかつ、車体12の振動を低
減させる(例えば、このときの共振曲線としては第4図
中a特性となる)。
振動に対しては、印加電圧が略OFFの状態になり、オ
リフィス22a内液体の粘性抵抗が減少して液体マスM
Oが動吸振器として働くようになり、パワーユニット1
4の共振現象を抑制し、なおかつ、車体12の振動を低
減させる(例えば、このときの共振曲線としては第4図
中a特性となる)。
また、上記共振周波数f0近傍の周波数領域での振動に
対する制御は、印加電圧をON、OFF制御することに
より行われ、このときの時間的な切り換え状態を第6図
に示す。
対する制御は、印加電圧をON、OFF制御することに
より行われ、このときの時間的な切り換え状態を第6図
に示す。
即ち、同図中(a)図にはサスペンションのばね下から
の加振変位の特性が示され、(b)図には制御電圧に対
する車体12、パワーユニットI4およびオリフィス2
2a内液体のそれぞれの変位特性が示され、かつ、(C
)図にはばね下40と制御型エンジンマウント10の支
持弾性体20および封入された液体を介してそれぞれ車
体に伝達される入力FO,FB、 Fsの変化特性が
示される。
の加振変位の特性が示され、(b)図には制御電圧に対
する車体12、パワーユニットI4およびオリフィス2
2a内液体のそれぞれの変位特性が示され、かつ、(C
)図にはばね下40と制御型エンジンマウント10の支
持弾性体20および封入された液体を介してそれぞれ車
体に伝達される入力FO,FB、 Fsの変化特性が
示される。
ところで、本実施例の制御型エンジンマウント10にあ
っては、上記(b)図に示したように共振周波数foの
近傍では印加電圧のON状態と、OFF状態との時間間
隔は然程変化はなく、このような制御を行うことにより
第7図に示す非制御の場合と比較すると、第5図のアル
ゴリズムに示した本制御則によりオリフィス減衰を変化
させた場合ハ、パワーユニット14の変位X、の位相カ
進んでいることが理解される。
っては、上記(b)図に示したように共振周波数foの
近傍では印加電圧のON状態と、OFF状態との時間間
隔は然程変化はなく、このような制御を行うことにより
第7図に示す非制御の場合と比較すると、第5図のアル
ゴリズムに示した本制御則によりオリフィス減衰を変化
させた場合ハ、パワーユニット14の変位X、の位相カ
進んでいることが理解される。
即ち、このことは制御型エンジンマウント10を介して
車体12に入力される力Fg、Foと、ばね下から車体
12に入力される力Fsとの位相が略逆相に変化される
ことを意味し、これらF8およびF。とF8とが互いに
打ち消し合って、結果的に車体12へ伝達される全入力
が低減される。
車体12に入力される力Fg、Foと、ばね下から車体
12に入力される力Fsとの位相が略逆相に変化される
ことを意味し、これらF8およびF。とF8とが互いに
打ち消し合って、結果的に車体12へ伝達される全入力
が低減される。
このように本制御則による制御タイミングで電極オリフ
ィス22の減衰値を変化させることにより、ばね下から
の変位入力に対してパワーユニットマスMtおよび液体
マスM。を有効に利用することができ、第4図のd特性
に示したように全周波数域に亙り車体振動を著しく低減
することができる。
ィス22の減衰値を変化させることにより、ばね下から
の変位入力に対してパワーユニットマスMtおよび液体
マスM。を有効に利用することができ、第4図のd特性
に示したように全周波数域に亙り車体振動を著しく低減
することができる。
尚、本制御則により制御を行った場合は、非制御の場合
に比較して7〜104Bの振動低減が可能となる。
に比較して7〜104Bの振動低減が可能となる。
ところで、本実施例にあっては電極オリフィス22の流
体変位(X3)を求めるにあたって、第3図の計算モデ
ルの各パラメータを予め設定しておき、上下加速度セン
サ32の検出データから上記■、■式をもって推測する
ようにしたので、該■、■式では比較的信号処理(演算
回数)が少なく、粗いサンプリング時間で安定した推定
値を得ることができる。
体変位(X3)を求めるにあたって、第3図の計算モデ
ルの各パラメータを予め設定しておき、上下加速度セン
サ32の検出データから上記■、■式をもって推測する
ようにしたので、該■、■式では比較的信号処理(演算
回数)が少なく、粗いサンプリング時間で安定した推定
値を得ることができる。
また、この方向は振動系特有の2次の微分方程式に対し
て、推定の変数を(質点の)変位のみで構成できるよう
にしている(速度環を変数に用いない)点が特貰となり
、このように、上記■、■式を用いて流体変位を推定し
た場合、初期値が未定であっても推定誤差はそのうち小
さな値となり、実際の制御に際して問題はない。
て、推定の変数を(質点の)変位のみで構成できるよう
にしている(速度環を変数に用いない)点が特貰となり
、このように、上記■、■式を用いて流体変位を推定し
た場合、初期値が未定であっても推定誤差はそのうち小
さな値となり、実際の制御に際して問題はない。
従って、本実施例の推測方向では信号処理が少ないこと
により迅速な処理を達成でき、コントローラ36の負担
を軽減することができると共に、上下加速度センサ32
の検出信号に対しても強く、かつ、1つのセンサによっ
て各状態量を求めることができる。
により迅速な処理を達成でき、コントローラ36の負担
を軽減することができると共に、上下加速度センサ32
の検出信号に対しても強く、かつ、1つのセンサによっ
て各状態量を求めることができる。
発明の詳細
な説明したように本発明の制御型エンジンマウントは、
請求項1では、車体動検出手段によって車体の上下方向
の動きを検出し、該車体動検出手段によって検出された
検出値に基づいて、推測手段が上記電極オリフィス内の
流体の変位又は上記パワーユニットの変位を推測し、そ
して、これら車体動検出手段で検出された変位および推
測手段で推測された流体変位又はパワーユニット変位に
基づいて、制御手段により電極オリフィスに印加する電
圧を制御するようにしたので、制御電圧を決定するため
の各状態量を求めるに当たって、検出手段が車体動検出
手段1つでよく、構成の大幅な簡略化を達成することが
できる。
請求項1では、車体動検出手段によって車体の上下方向
の動きを検出し、該車体動検出手段によって検出された
検出値に基づいて、推測手段が上記電極オリフィス内の
流体の変位又は上記パワーユニットの変位を推測し、そ
して、これら車体動検出手段で検出された変位および推
測手段で推測された流体変位又はパワーユニット変位に
基づいて、制御手段により電極オリフィスに印加する電
圧を制御するようにしたので、制御電圧を決定するため
の各状態量を求めるに当たって、検出手段が車体動検出
手段1つでよく、構成の大幅な簡略化を達成することが
できる。
また、請求項2の発明は上記請求項1の発明において、
上記車体動検出手段で車体加速度(■1)を求め、該車
体加速度(■1)から加速度時間積分値(文1)および
加速度2回時間積分値(■1)を求め、かつ、これら文
、およびX、から上記推測手段りによって流体変位X3
を推定すると共に、上記制御手段iによって該X3から
流体速度大、を算出し、X5−5CI<0で与えられる
第1条件、*31<Aで与えられる第2条件(Aはパラ
メータ)、かつ、(■1/|■1|)・文、>Bで与え
られる第3条件(Bはパラメータ)を求め、これら第1
.第2.第3条件を全て満たす場合は電極オリフィスに
出力する電圧をON、それ以外の場合は電圧をOFFす
る構成としたので、エンジンマウントの状態および車体
の振動状態を総合的に検知して、実際に即した的確な電
圧制御を行うことができる。
上記車体動検出手段で車体加速度(■1)を求め、該車
体加速度(■1)から加速度時間積分値(文1)および
加速度2回時間積分値(■1)を求め、かつ、これら文
、およびX、から上記推測手段りによって流体変位X3
を推定すると共に、上記制御手段iによって該X3から
流体速度大、を算出し、X5−5CI<0で与えられる
第1条件、*31<Aで与えられる第2条件(Aはパラ
メータ)、かつ、(■1/|■1|)・文、>Bで与え
られる第3条件(Bはパラメータ)を求め、これら第1
.第2.第3条件を全て満たす場合は電極オリフィスに
出力する電圧をON、それ以外の場合は電圧をOFFす
る構成としたので、エンジンマウントの状態および車体
の振動状態を総合的に検知して、実際に即した的確な電
圧制御を行うことができる。
更に、請求項3の発明は上記請求項1又は2の発明にお
いて、車体動検出手段で得られる車体変位(■1)およ
び車体速度(大1)と、設定パラメータとして得られる
等価パワーユニットマス(ME)。
いて、車体動検出手段で得られる車体変位(■1)およ
び車体速度(大1)と、設定パラメータとして得られる
等価パワーユニットマス(ME)。
電極オリフィス内の流体マス(MO)、支持弾性体の支
持剛性(Kl)、支持弾性体の拡張剛性(KO)。
持剛性(Kl)、支持弾性体の拡張剛性(KO)。
支持弾性体の本体減衰(Cm)、電極オリフィス内の流
体減衰(CO)、主流体室の断面積に対するオリフィス
断面積の比(R)およびサンプリング時M(1)とから
、パワーユニット変位(■1)および電極オリフィス内
の流体変位(X3)を、十R(1+R)l[oX I十
Co大、〕(o1.イー、は、1回、−2回サンプリン
グ前の推定値を表す。) として推定することにより、推定の変数を変位のみで構
成することができるため、信号処理を迅速に行うことが
でき、しかも、車体動検出手段で検出される信号にノイ
ズが存在する場合にも、該ノイズの影響を殆ど受けるこ
となく精度良く検出し、エンジンマウントの制御を的確
に行うことができるという各種優れた効果を奏する。
体減衰(CO)、主流体室の断面積に対するオリフィス
断面積の比(R)およびサンプリング時M(1)とから
、パワーユニット変位(■1)および電極オリフィス内
の流体変位(X3)を、十R(1+R)l[oX I十
Co大、〕(o1.イー、は、1回、−2回サンプリン
グ前の推定値を表す。) として推定することにより、推定の変数を変位のみで構
成することができるため、信号処理を迅速に行うことが
でき、しかも、車体動検出手段で検出される信号にノイ
ズが存在する場合にも、該ノイズの影響を殆ど受けるこ
となく精度良く検出し、エンジンマウントの制御を的確
に行うことができるという各種優れた効果を奏する。
第1図は本発明の概念を示すクレーム対応図、第2図は
本発明の一実施例を示す断面図、第3図は本発明が適用
された車両全体の振動系を示す形状モデル図、第4図は
制御態様に応じてそれぞれ変化される振動伝達率の各特
性図、第5図は本発明の一実施例に用いられる制御アル
ゴリズムの説明図、第6図は本発明の制御時の状態変化
を時系列で示す特性図、第7図は本発明の非制御時の状
態変化を時系列で示す特性図である。 10・・・制御型エンジンマウント、12・・・車体、
14・・・パワーユニット、20・・・支持弾性体、2
2・・・電極オリフィス、22a・・・オリフィス、2
2b、22C・・・電極板、24・・・主流体室、28
・・・副流体室、32・・・上下加速度センサ(車体動
検出手段)、36・・・コントローラ、38・・・推測
手段、40・・・制御手段、42・・・電圧出力部。 外3名 第1図 第3図 4U延ねi 第4図 MIEE(Mz> 第5図 第6図 第7図
本発明の一実施例を示す断面図、第3図は本発明が適用
された車両全体の振動系を示す形状モデル図、第4図は
制御態様に応じてそれぞれ変化される振動伝達率の各特
性図、第5図は本発明の一実施例に用いられる制御アル
ゴリズムの説明図、第6図は本発明の制御時の状態変化
を時系列で示す特性図、第7図は本発明の非制御時の状
態変化を時系列で示す特性図である。 10・・・制御型エンジンマウント、12・・・車体、
14・・・パワーユニット、20・・・支持弾性体、2
2・・・電極オリフィス、22a・・・オリフィス、2
2b、22C・・・電極板、24・・・主流体室、28
・・・副流体室、32・・・上下加速度センサ(車体動
検出手段)、36・・・コントローラ、38・・・推測
手段、40・・・制御手段、42・・・電圧出力部。 外3名 第1図 第3図 4U延ねi 第4図 MIEE(Mz> 第5図 第6図 第7図
Claims (3)
- (1)車体とパワーユニットとの間に配置される支持弾
性体と、該支持弾性体と並列配置され入力振動により容
積変化される主流体室と、該主流体室と電極オリフィス
を介して連通され容積可変な副流体室とを備え、これら
主、副流体室および電極オリフィス内に、印加電圧に応
じて粘度変化される電気レオロジー流体を封入して、上
記電極オリフィス内の減衰率が変化される制御型エンジ
ンマウントにおいて、 車体の上下方向の動きを検出する車体動検出手段と、 該車体動検出手段によって検出された検出値に基づいて
、上記電極オリフィス内の流体の変位又は上記パワーユ
ニットの変位を推測する推測手段と、 これら車体動検出手段で検出された変位および推測手段
で推測された流体変位又はパワーユニット変位に基づい
て、上記電極オリフィスに印加する電圧を制御する制御
手段とを設けたことを特徴とする制御型エンジンマウン
ト。 - (2)上記車体動検出手段で車体加速度(■_1)を求
め、該車体加速度(■_1)から加速度時間積分値(■
_1)および加速度2回時間積分値(X_1)を求め、
かつ、これら■_1およびX_1から上記推測手段によ
って流体変位X_3を推定すると共に、上記制御手段に
よって該X_3から流体速度■_3を算出し、X3・■
_1<0で与えられる第1条件、|■_3|<Aで与え
られる第2条件(Aはパラメータ)、かつ、(■_1/
|■_1|)・■_1>Bで与えられる第3条件(Bは
パラメータ)を求め、これら第1、第2、第3条件を全
て満たす場合は電極オリフィスに出力する電圧をON、
それ以外の場合は電圧をOFFすることを特徴とする請
求項1に記載の制御型エンジンマウント。 - (3)車体動検出手段で得られる車体変位(X_1)お
よび車体速度(■_1)と、設定パラメータとして得ら
れる等価パワーユニットマス(M_E)、電極オリフィ
ス内の流体マス(M_O)、支持弾性体の支持剛性(K
_E)、支持弾性体の拡張剛性(K_O)、支持弾性体
の本体減衰(C_K)、電極オリフィス内の流体減衰(
C_O)、主流体室の断面積に対するオリフィス断面積
の比(R)およびサンプリング時間(Δt)とから、パ
ワーユニット変位(X_2)および電極オリフィス内の
流体変位(X_3)を、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (_n_−_1、_n_−_2は、1回、2回サンプリ
ング前の推定値を表す。) として推定することを特徴とする請求項1又は2に記載
の制御型エンジンマウント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20261289A JPH0366945A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 制御型エンジンマウント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20261289A JPH0366945A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 制御型エンジンマウント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0366945A true JPH0366945A (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=16460288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20261289A Pending JPH0366945A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 制御型エンジンマウント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0366945A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0580747U (ja) * | 1992-04-07 | 1993-11-02 | オカモト株式会社 | 凹凸表現に優れる装飾用シート |
| WO2007077955A1 (ja) | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Taiho Kogyo Co., Ltd. | ホイールバランスウェイト |
-
1989
- 1989-08-04 JP JP20261289A patent/JPH0366945A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0580747U (ja) * | 1992-04-07 | 1993-11-02 | オカモト株式会社 | 凹凸表現に優れる装飾用シート |
| WO2007077955A1 (ja) | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Taiho Kogyo Co., Ltd. | ホイールバランスウェイト |
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