JPH0367080B2 - - Google Patents
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- JPH0367080B2 JPH0367080B2 JP5834884A JP5834884A JPH0367080B2 JP H0367080 B2 JPH0367080 B2 JP H0367080B2 JP 5834884 A JP5834884 A JP 5834884A JP 5834884 A JP5834884 A JP 5834884A JP H0367080 B2 JPH0367080 B2 JP H0367080B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はウルソデオキシコール酸、ケノデオキ
シコール酸または3α−ヒドロキシ−7−ケトコ
ラン酸の精製方法に関する。さらに詳しくは、そ
れら胆汁酸中に不純物として含まれるリトコール
酸に代表されるモノヒドロキシ胆汁酸(ただし、
3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸を除く。以
下同様。)およびコラン酸に代表されるヒドロキ
シ基を持たない胆汁酸(以下、ノンヒドロキシ胆
汁酸という。)等を選択的に除去する方法に関す
る。
シコール酸または3α−ヒドロキシ−7−ケトコ
ラン酸の精製方法に関する。さらに詳しくは、そ
れら胆汁酸中に不純物として含まれるリトコール
酸に代表されるモノヒドロキシ胆汁酸(ただし、
3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸を除く。以
下同様。)およびコラン酸に代表されるヒドロキ
シ基を持たない胆汁酸(以下、ノンヒドロキシ胆
汁酸という。)等を選択的に除去する方法に関す
る。
ウルソデオキシコール酸およびケノデオキシコ
ール酸は胆石溶解剤、利胆剤として有用であり、
3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸はこれらの
製造中間体として有用である。ウルソデオキシコ
ール酸、ケノデオキシコール酸および3α−ヒド
ロキシ−7−ケトコラン酸は、例えばコール酸
(3α、7α、12α−トリヒドロキシ−5α−コラン酸)
を出発原料として製造し、その際それぞれの製造
工程に由来する副生成物、例えばリトコール酸
(3α−ヒドロキシ−5β−コラン酸)、コラン酸、
7α(または7β)−ヒドロキシコラン酸、3α、7α−
ジヒドロキシ−12−ケトコラン酸および未反応コ
ール酸などが残存し、それらの分離精製が非常に
困難とされてきた。特にリトコール酸は好ましく
ない毒性を有しているため効率よく除去すること
が望まれている。
ール酸は胆石溶解剤、利胆剤として有用であり、
3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸はこれらの
製造中間体として有用である。ウルソデオキシコ
ール酸、ケノデオキシコール酸および3α−ヒド
ロキシ−7−ケトコラン酸は、例えばコール酸
(3α、7α、12α−トリヒドロキシ−5α−コラン酸)
を出発原料として製造し、その際それぞれの製造
工程に由来する副生成物、例えばリトコール酸
(3α−ヒドロキシ−5β−コラン酸)、コラン酸、
7α(または7β)−ヒドロキシコラン酸、3α、7α−
ジヒドロキシ−12−ケトコラン酸および未反応コ
ール酸などが残存し、それらの分離精製が非常に
困難とされてきた。特にリトコール酸は好ましく
ない毒性を有しているため効率よく除去すること
が望まれている。
従来公知のウルソデオキシコール酸またはケノ
デオキシコール酸の精製方法を大別するとエス
テル化またはアシル化して再結晶あるいはカラム
クロマトグラフイーをおこなう方法(特開昭52−
153954、同52−153955、同52−156851)、有機
溶剤から直接再結晶する方法(化学実験学第10
巻、495頁、1943年、特開昭52−139053、同53−
137945、同55−79398、同56−32498)、アルカ
リ金属を用いる方法(特開昭49−95955、同50−
126654)などである。しかし、これらは操作の簡
便さ、収率、精製純度などの点で必ずしも満足さ
れるものではなかつた。また、本発明者らは先に
粗製胆汁酸の精製法として、水に溶けにくい有機
溶剤とアルカリ水溶液を用いる二相抽出法による
操作方法について出願したが(特開昭58−
113202)、さらに研究を行なつた結果、モノヒド
ロキシ胆汁酸およびノンヒドロキシ胆汁酸(これ
らは環内に、二重結合を有するものも含む。)を
選択的、特異的かつ効率よく分離除去する方法を
見出だし、ここに発明を完成した。
デオキシコール酸の精製方法を大別するとエス
テル化またはアシル化して再結晶あるいはカラム
クロマトグラフイーをおこなう方法(特開昭52−
153954、同52−153955、同52−156851)、有機
溶剤から直接再結晶する方法(化学実験学第10
巻、495頁、1943年、特開昭52−139053、同53−
137945、同55−79398、同56−32498)、アルカ
リ金属を用いる方法(特開昭49−95955、同50−
126654)などである。しかし、これらは操作の簡
便さ、収率、精製純度などの点で必ずしも満足さ
れるものではなかつた。また、本発明者らは先に
粗製胆汁酸の精製法として、水に溶けにくい有機
溶剤とアルカリ水溶液を用いる二相抽出法による
操作方法について出願したが(特開昭58−
113202)、さらに研究を行なつた結果、モノヒド
ロキシ胆汁酸およびノンヒドロキシ胆汁酸(これ
らは環内に、二重結合を有するものも含む。)を
選択的、特異的かつ効率よく分離除去する方法を
見出だし、ここに発明を完成した。
モノヒドロキシ胆汁酸してはリトコール酸、
7α−ヒドロキシコラン酸、7β−ヒドロキシコラ
ン酸、3β−ヒドロキシコラン酸等が挙げられ、
ノンヒドロキシ胆汁酸としてはコラン酸等であ
り、その他水酸基が脱離して生成する環内に二重
結合を有する胆汁酸も含む(以下、これらを不純
物胆汁酸と総称する。)。これらの不純物胆汁酸は
単独または2種以上混在していてもよい。不純物
胆汁酸のうちリトコール酸は毒性を有しており、
またケノデオキシコール酸またはウルソデオキシ
コール酸の通常の製造工程においてリトコール酸
が1%前後副生することが避け難いので、これを
0.1%以下に効率よく除く精製方法が望まれてい
る。本発明はリトコール酸をはじめ上記の不純物
胆汁酸を選択的、特異的に除去する方法を提供す
る。
7α−ヒドロキシコラン酸、7β−ヒドロキシコラ
ン酸、3β−ヒドロキシコラン酸等が挙げられ、
ノンヒドロキシ胆汁酸としてはコラン酸等であ
り、その他水酸基が脱離して生成する環内に二重
結合を有する胆汁酸も含む(以下、これらを不純
物胆汁酸と総称する。)。これらの不純物胆汁酸は
単独または2種以上混在していてもよい。不純物
胆汁酸のうちリトコール酸は毒性を有しており、
またケノデオキシコール酸またはウルソデオキシ
コール酸の通常の製造工程においてリトコール酸
が1%前後副生することが避け難いので、これを
0.1%以下に効率よく除く精製方法が望まれてい
る。本発明はリトコール酸をはじめ上記の不純物
胆汁酸を選択的、特異的に除去する方法を提供す
る。
次に、本発明方法を説明する。
リトコール酸、コラン酸等の不純物を含む粗製
胆汁酸を0.85〜1.1倍モル量のアルカリを含む水
溶液に懸濁または溶解し、この水溶液中へ粗製胆
汁酸に対し0.05〜5.0倍モル量の下式で示される
第3級アミン (式中R1、R2およびR3は同一または異なつて炭
素数1〜20個のアルキル基またはアラルキル基を
示す。ただし、R1、R2、R3のうち少なくとも1
つは炭素数3以上のアルキル基またはアラルキル
基を示す。) 及び水と層分離し得る有機溶剤を加え、得られ
た混合液を5〜10分間撹拌する。液が2層に分離
するまで静置したのち水層を分取する。使用する
第3級アミンが塩を形成している場合は、さらに
中和相当量のアルカリを加える。この操作によつ
て不純物胆汁酸が有機溶媒層へ移行する。この操
作を粗製胆汁酸の純度に応じて1〜3回行う。有
機溶剤とアルカリ水溶液の量は0.8:1〜1:9
(v/v)が好ましい。
胆汁酸を0.85〜1.1倍モル量のアルカリを含む水
溶液に懸濁または溶解し、この水溶液中へ粗製胆
汁酸に対し0.05〜5.0倍モル量の下式で示される
第3級アミン (式中R1、R2およびR3は同一または異なつて炭
素数1〜20個のアルキル基またはアラルキル基を
示す。ただし、R1、R2、R3のうち少なくとも1
つは炭素数3以上のアルキル基またはアラルキル
基を示す。) 及び水と層分離し得る有機溶剤を加え、得られ
た混合液を5〜10分間撹拌する。液が2層に分離
するまで静置したのち水層を分取する。使用する
第3級アミンが塩を形成している場合は、さらに
中和相当量のアルカリを加える。この操作によつ
て不純物胆汁酸が有機溶媒層へ移行する。この操
作を粗製胆汁酸の純度に応じて1〜3回行う。有
機溶剤とアルカリ水溶液の量は0.8:1〜1:9
(v/v)が好ましい。
また、予め粗製胆汁酸を1.0〜5.0倍モル量の第
3級アミンと共に有機溶剤に溶解し、この有機溶
剤へ0.85〜1.1倍モル量のアルカリを含有する水
溶液を加えたのち前記と同様に撹拌、静置、分
取、酸沈を行なつてもよい。
3級アミンと共に有機溶剤に溶解し、この有機溶
剤へ0.85〜1.1倍モル量のアルカリを含有する水
溶液を加えたのち前記と同様に撹拌、静置、分
取、酸沈を行なつてもよい。
なお、有機溶剤層は次の方法で洗浄再生して再
使用できる。
使用できる。
水層を分取したのちの不純物胆汁酸および第3
級アミンを含有する有機溶媒層へ、不純物胆汁酸
に対して1〜3倍モル量のアルカリ水溶液を有機
溶媒量に対して0.2〜3.0倍量(v/v)加えて撹
拌する。この操作によつて、今度は不純物胆汁酸
がアルカリ水溶液層は移行し、有機溶媒層は不純
物胆汁酸が除去された第3級アミンのみを含有す
る溶媒系となり、これを分取すれば再度次の精製
工程に使用できるので経済的であり、かつ工業的
に大変有利である。
級アミンを含有する有機溶媒層へ、不純物胆汁酸
に対して1〜3倍モル量のアルカリ水溶液を有機
溶媒量に対して0.2〜3.0倍量(v/v)加えて撹
拌する。この操作によつて、今度は不純物胆汁酸
がアルカリ水溶液層は移行し、有機溶媒層は不純
物胆汁酸が除去された第3級アミンのみを含有す
る溶媒系となり、これを分取すれば再度次の精製
工程に使用できるので経済的であり、かつ工業的
に大変有利である。
目的胆汁酸を含有する、分取した水溶液中に微
量の有機溶媒が残存するときは必要に応じて蒸溜
により除去する。次いで、該水溶液中に希塩酸、
希硫酸等の酸を加えて酸性化すると目的胆汁酸が
沈殿する。
量の有機溶媒が残存するときは必要に応じて蒸溜
により除去する。次いで、該水溶液中に希塩酸、
希硫酸等の酸を加えて酸性化すると目的胆汁酸が
沈殿する。
本発明において使用されるアルカリとしては水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモ
ニウム等の水酸化アルカリ、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸アンモニウム等の炭酸アルカ
リ、モノエタノールアミン、ピペラジン、ピペリ
ジン、ピリジン等の有機塩基が挙げられる。
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモ
ニウム等の水酸化アルカリ、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸アンモニウム等の炭酸アルカ
リ、モノエタノールアミン、ピペラジン、ピペリ
ジン、ピリジン等の有機塩基が挙げられる。
また、第3級アミンとしては、トリプロピルア
ミン、トリブチルアミン、トリペンチルアミン、
トリヘキシルアミン、トリヘプチルアミン、トリ
オクチルアミン、トリイソオクチルアミン、トリ
−(7−メチルヘプチル)アミン、トリラウリル
アミン、トリセチルアミン、トリエイコシルアミ
ン、メチルジオクチルアミン、メチルジラウリル
アミン、メチルジステアリルアミン、エチルジス
テアリルアミン、ジメチルオクチルアミン、ジメ
チルデシルアミン、ジメチルラウリルアミン、ジ
メチルミリスチルアミン、ジメチルパルミチルア
ミン、ジメチルステアリルアミン、ジオクチルミ
リスチルアミン、N、N−ジメチルベンジルアミ
ン等である。
ミン、トリブチルアミン、トリペンチルアミン、
トリヘキシルアミン、トリヘプチルアミン、トリ
オクチルアミン、トリイソオクチルアミン、トリ
−(7−メチルヘプチル)アミン、トリラウリル
アミン、トリセチルアミン、トリエイコシルアミ
ン、メチルジオクチルアミン、メチルジラウリル
アミン、メチルジステアリルアミン、エチルジス
テアリルアミン、ジメチルオクチルアミン、ジメ
チルデシルアミン、ジメチルラウリルアミン、ジ
メチルミリスチルアミン、ジメチルパルミチルア
ミン、ジメチルステアリルアミン、ジオクチルミ
リスチルアミン、N、N−ジメチルベンジルアミ
ン等である。
水と層分離し得る有機溶剤としてはn−ブタノ
ール、sec−ブタノール、n−アミルアルコール、
n−ヘキサノール等のアルコール類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル等のエステル類、メチルイソブチ
ルケトン、ジイソブチルケトン等のケトン類、エ
チルエーテル、イソプロピルエーテル、ジブチル
エーテル、アニソール等のエーテル類、クロロホ
ルム、ジクロルエタン、四塩化炭素等のハロゲン
化炭化水素類、シクロヘキサン、ベンゼン、トル
エン等の炭化水素類の単独または混合溶媒を、使
用する第3級アミンを溶解し得る溶媒を適宜選択
して使用する。
ール、sec−ブタノール、n−アミルアルコール、
n−ヘキサノール等のアルコール類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル等のエステル類、メチルイソブチ
ルケトン、ジイソブチルケトン等のケトン類、エ
チルエーテル、イソプロピルエーテル、ジブチル
エーテル、アニソール等のエーテル類、クロロホ
ルム、ジクロルエタン、四塩化炭素等のハロゲン
化炭化水素類、シクロヘキサン、ベンゼン、トル
エン等の炭化水素類の単独または混合溶媒を、使
用する第3級アミンを溶解し得る溶媒を適宜選択
して使用する。
以下に本発明の精製方法を実施例をもつて説明
する。
する。
各実施例中の不純物胆汁酸の含量はガスクロマ
トグラフイー(日立163型ガスクロマトグラフイ
ー。内部標準にコラン酸を使用。)および薄層ク
ロマトグラフイー[シリカゲル60(メルク社製)
展開溶媒は酢酸エチル:シクロヘキサン:氷酢酸
(50:13:3)]によつて測定した。
トグラフイー(日立163型ガスクロマトグラフイ
ー。内部標準にコラン酸を使用。)および薄層ク
ロマトグラフイー[シリカゲル60(メルク社製)
展開溶媒は酢酸エチル:シクロヘキサン:氷酢酸
(50:13:3)]によつて測定した。
実施例 1
(1) リトコール酸0.3%、7α−ヒドロキシコラン
酸0.1%を含有するケノデオキシコール酸5.0g
をトリオクチルアミン9.01g(2倍モル量)を
含むベンゼン42mlに溶解し、この溶液中へ、撹
拌下、水酸化ナトリウム0.495g(0.97倍モル
量)を含有する水溶液50mlを7分間で滴下し
た。さらに10分間撹拌を続けたのち、30秒間静
置し、水層を分取した。分取した水溶液中へ
2.5%硫酸を滴下すると無定形固体が沈殿し、
これをろ過、水洗、乾燥して、ケノデオキシコ
ール酸4.8gを得た。
酸0.1%を含有するケノデオキシコール酸5.0g
をトリオクチルアミン9.01g(2倍モル量)を
含むベンゼン42mlに溶解し、この溶液中へ、撹
拌下、水酸化ナトリウム0.495g(0.97倍モル
量)を含有する水溶液50mlを7分間で滴下し
た。さらに10分間撹拌を続けたのち、30秒間静
置し、水層を分取した。分取した水溶液中へ
2.5%硫酸を滴下すると無定形固体が沈殿し、
これをろ過、水洗、乾燥して、ケノデオキシコ
ール酸4.8gを得た。
(2) 上記で分離されたベンゼン溶液を洗浄再生す
るために該溶液中へ、水酸化ナトリウム0.051
g含有する水溶液40mlを撹拌下に加えて10分間
撹拌を続けたのち静置し、ベンゼン溶液層を分
取した。この操作でリトコール酸及び7α−ビ
ロキシコラン酸が水層へ移行した。
るために該溶液中へ、水酸化ナトリウム0.051
g含有する水溶液40mlを撹拌下に加えて10分間
撹拌を続けたのち静置し、ベンゼン溶液層を分
取した。この操作でリトコール酸及び7α−ビ
ロキシコラン酸が水層へ移行した。
(3) (2)で得たベンゼン溶液へ(1)で得たケノデオキ
シコール酸4.8gを溶解し、該溶液中へ水酸化
ナトリウム0.475g(0.97倍モル量)を含む水
溶液50mlを加え10分間撹拌したのち、静置し、
水層を分取した。分取した水溶液中へ2.5%硫
酸を滴下すると無定形固体が沈澱し、これをろ
取し、水洗し、乾燥してケノデオキシコール酸
4.65g(回収率93%)を得た。リトコール酸は
0.04%に減少し、7α−ヒドロキシコラン酸は検
出されなかつた。
シコール酸4.8gを溶解し、該溶液中へ水酸化
ナトリウム0.475g(0.97倍モル量)を含む水
溶液50mlを加え10分間撹拌したのち、静置し、
水層を分取した。分取した水溶液中へ2.5%硫
酸を滴下すると無定形固体が沈澱し、これをろ
取し、水洗し、乾燥してケノデオキシコール酸
4.65g(回収率93%)を得た。リトコール酸は
0.04%に減少し、7α−ヒドロキシコラン酸は検
出されなかつた。
実施例 2
(1) リトコール酸4.0%、7β−ヒドロキシコラン
酸1.0%を含有するウルソデオキシコール酸
39.2gを水酸化ナトリウム4.0g(等モル量)
を含む水溶液500mlに溶解し、この溶液中へト
リラウリルアミン156.6g(3倍モル量)を含
むトルエン溶液を600mlを加えて10分間撹拌し、
静置後、水層を分取した。
酸1.0%を含有するウルソデオキシコール酸
39.2gを水酸化ナトリウム4.0g(等モル量)
を含む水溶液500mlに溶解し、この溶液中へト
リラウリルアミン156.6g(3倍モル量)を含
むトルエン溶液を600mlを加えて10分間撹拌し、
静置後、水層を分取した。
(2) 上記で分離されたトルエ溶液層へ、水酸化ナ
トリウム0.8gを含む水溶液300mlを加え10分間
撹拌し、静置し、トルエン層を分取し、さらに
水300mlで洗浄してトルエン溶液を洗浄再生し
た。
トリウム0.8gを含む水溶液300mlを加え10分間
撹拌し、静置し、トルエン層を分取し、さらに
水300mlで洗浄してトルエン溶液を洗浄再生し
た。
(3) (1)で分取した水層へ0.1規定硫酸50mlを加え
て液のPHを低下させたのち、さらに(2)で洗浄再
生したトルエン溶液を加えて、再度抽出操作を
行ない、水層を分取した。
て液のPHを低下させたのち、さらに(2)で洗浄再
生したトルエン溶液を加えて、再度抽出操作を
行ない、水層を分取した。
(4) (3)で分離したトルエン溶液を(2)と同様の操作
によつて洗浄再生した。
によつて洗浄再生した。
(5) (3)で分取した水層へ0.1規定硫酸50mlを加え
て液のPHを低下させたのち、さらに(4)で洗浄再
生したトルエン溶液を加えて、10分間撹拌し、
静置し、水層を分取した。分取した水溶液中へ
2.5%硫酸を滴下し、沈殿した体定形固体をろ
取し、水洗し、乾燥してウロソデオキシコール
酸34.3g(回収率87.5%)を得た。
て液のPHを低下させたのち、さらに(4)で洗浄再
生したトルエン溶液を加えて、10分間撹拌し、
静置し、水層を分取した。分取した水溶液中へ
2.5%硫酸を滴下し、沈殿した体定形固体をろ
取し、水洗し、乾燥してウロソデオキシコール
酸34.3g(回収率87.5%)を得た。
リトコール酸は0.05%、7β−ヒドロキシコラ
ン酸は0.01%に減少した。
ン酸は0.01%に減少した。
実施例 3
(1) リトコール酸0.2%を含有する3α−ヒドロキ
シ−7−ケトコラン酸3.92gを水酸化カリウム
0.56g(等モル量)を含む水溶液80mlに溶解
し、この水溶液中へトリヘキシルアミン13.48
g(5.0倍モル量)を含むジイソブチルケトン
50mlを加えて10分間撹拌し、静置後水層を分取
した。
シ−7−ケトコラン酸3.92gを水酸化カリウム
0.56g(等モル量)を含む水溶液80mlに溶解
し、この水溶液中へトリヘキシルアミン13.48
g(5.0倍モル量)を含むジイソブチルケトン
50mlを加えて10分間撹拌し、静置後水層を分取
した。
(2) 上記で分離した有機溶液中へ水酸化カリウム
0.168gを含む水溶液40mlを加えて10分間撹
拌し静置し、有機溶媒層を分取し、さらに水40
mlにて洗浄した。
0.168gを含む水溶液40mlを加えて10分間撹
拌し静置し、有機溶媒層を分取し、さらに水40
mlにて洗浄した。
(3) (1)で分取した水層へ0.1規定硫酸3mlを加え
て液のPHを低下させたのち、さらに、(2)で洗浄
再生した有機溶液を加えて10分間混合撹拌し、
静置し、水層を分取した。該水溶液中へ2.5%
塩酸を滴下し、沈澱した無定形固定をろ過し、
水洗し、乾燥して3α−ビドロキシ−7−ケト
コラン酸3.67g(回収率94.1%)を得た。リト
コール酸は0.02%に減少した。
て液のPHを低下させたのち、さらに、(2)で洗浄
再生した有機溶液を加えて10分間混合撹拌し、
静置し、水層を分取した。該水溶液中へ2.5%
塩酸を滴下し、沈澱した無定形固定をろ過し、
水洗し、乾燥して3α−ビドロキシ−7−ケト
コラン酸3.67g(回収率94.1%)を得た。リト
コール酸は0.02%に減少した。
実施例 4
(1) リトコール酸0.3%、7α−ヒドロキシコラン
酸0.2%を含有するケノデオキシコール酸50g
を水酸化ナトリウム5.10g(等モル量)を含む
水溶液1に溶解し、この溶液中へメチルジラ
ウリルアミン187.3g(4倍モル量)を含むト
ルエン溶液1を加えて10分間撹拌し、静置
し、水層を分取した。
酸0.2%を含有するケノデオキシコール酸50g
を水酸化ナトリウム5.10g(等モル量)を含む
水溶液1に溶解し、この溶液中へメチルジラ
ウリルアミン187.3g(4倍モル量)を含むト
ルエン溶液1を加えて10分間撹拌し、静置
し、水層を分取した。
(2) 上記で分離したトルエン溶液層へ水酸化ナト
リウム1.02gを含む水溶液800mlを加えて5分
間撹拌し、静置し、トルエン層を分取し、さら
に水800mlで洗浄してトルエン溶液を洗浄再生
した。
リウム1.02gを含む水溶液800mlを加えて5分
間撹拌し、静置し、トルエン層を分取し、さら
に水800mlで洗浄してトルエン溶液を洗浄再生
した。
(3) (1)で分取した水層へ0.1規定硫酸38.3mlを加
えて液のPHを低下させたのち(2)で洗浄再生した
トルエン溶液を加えて再度抽出操作を行ない水
層を分取した。
えて液のPHを低下させたのち(2)で洗浄再生した
トルエン溶液を加えて再度抽出操作を行ない水
層を分取した。
(4) (3)で分離したトルエン溶液を(2)と同様の操作
によつて洗浄再生した。
によつて洗浄再生した。
(5) (3)で分取した水層へ0.1規定硫酸38.3mlを加
えて液のPHを低下させたのち、さらに(4)で洗浄
再生したトルエン溶液を加えて10分間撹拌し、
静置し、水層を分取した。分取した水溶液中へ
2.5%硫酸を滴下し、沈殿した間定形固体をろ
取し、水洗し、乾燥してケノデオキシコール酸
46.9g(93.8%)を得た。
えて液のPHを低下させたのち、さらに(4)で洗浄
再生したトルエン溶液を加えて10分間撹拌し、
静置し、水層を分取した。分取した水溶液中へ
2.5%硫酸を滴下し、沈殿した間定形固体をろ
取し、水洗し、乾燥してケノデオキシコール酸
46.9g(93.8%)を得た。
リトコール酸は0.04%に、7α−ヒドロキシコ
ラン酸は0.01%以下に減少した。
ラン酸は0.01%以下に減少した。
実施例 5
(1) リトコール酸0.3%、7β−ヒドロキシコラン
酸0.3%を含有するウロソデオキシコール酸100
gを水酸化カリウム14.3g(等モル量)を含有
する水溶液4に溶解し、この水溶液へN、N
−ジメチルベンジルアミン103.3ml(3倍モル
量)を含むベンゼン3を加えて10分間撹拌
し、静置し、水層を分取した。
酸0.3%を含有するウロソデオキシコール酸100
gを水酸化カリウム14.3g(等モル量)を含有
する水溶液4に溶解し、この水溶液へN、N
−ジメチルベンジルアミン103.3ml(3倍モル
量)を含むベンゼン3を加えて10分間撹拌
し、静置し、水層を分取した。
(2) 上記で分離したベンゼン溶液中へ、水酸化カ
リウム2.86gを含む水溶液2を加えて10分間
撹拌し、静置し、ベンゼン溶液層を分取し、さ
らに水2で洗浄した。
リウム2.86gを含む水溶液2を加えて10分間
撹拌し、静置し、ベンゼン溶液層を分取し、さ
らに水2で洗浄した。
(3) (1)で分取した水層へ0.1規定硫酸76.5mlを加
えて、液のPHを低下させたのち、さらに(2)で洗
浄再生したベンゼン溶液を加えて10分間混合撹
拌し、静置し、水層を分取した。該水溶液へ
2.5%硫酸を滴下し、沈殿した無定形固体をろ
取し、水洗し、乾燥してウルソデオキシコール
酸91.2g(回収率91.2%)を得た。リトコール
酸は0.06%に7β−ヒドロキシコラン酸は0.02%
に減少した。
えて、液のPHを低下させたのち、さらに(2)で洗
浄再生したベンゼン溶液を加えて10分間混合撹
拌し、静置し、水層を分取した。該水溶液へ
2.5%硫酸を滴下し、沈殿した無定形固体をろ
取し、水洗し、乾燥してウルソデオキシコール
酸91.2g(回収率91.2%)を得た。リトコール
酸は0.06%に7β−ヒドロキシコラン酸は0.02%
に減少した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 粗製胆汁酸に水と層分離し得る有機溶剤、ア
ルカリ水溶液および下式で示される第3級アミン (式中R1、R2およびR3は同一または異なつて炭
素数1〜20個のアルキル基またはアラルキル基を
示す。ただし、R1、R2、R3のうち少なくとも1
つは炭素数3以上のアルキル基またはアラルキル
基を示す。) を加えて撹拌したのち、水溶液層を分取し、分取
した水溶液に酸を加えて胆汁酸を沈殿させること
を特徴とする胆汁酸の精製方法。 2 精製する胆汁酸がウルソデオキシコール酸、
ケノデオキシコール酸または3α−ヒドロキシ−
7−ケトコラン酸である特許請求の範囲第1項記
載の精製方法。 3 粗製胆汁酸中に含まれる不純物胆汁酸がリト
コール酸、コラン酸、7α−ヒドロキシコラン酸
または7β−ヒドロキシコラン酸である特許請求
の範囲第1項記載の精製方法。 4 第3級アミンがトリヘキシルアミン、トリオ
クチルアミン、トリラウリルアミン、メチルジラ
ウリルアミンまたはN、N−ジメチルベンジルア
ミンである特許請求の範囲第1項の記載の精製方
法。 5 粗製胆汁酸に水と層分離し得る有機溶剤、ア
ルカリ水溶液および第3級アミン(前記と同じ意
味を有する。)を加えて混合したのち、水溶液層
を分取した残りの有機溶媒層に再びアルカリ水溶
液を加えて混合し、水溶液層を分離除去すること
により洗浄再生された有機溶剤を再使用する特許
請求の範囲第1項記載の精製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5834884A JPS60202897A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 胆汁酸を精製する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5834884A JPS60202897A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 胆汁酸を精製する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60202897A JPS60202897A (ja) | 1985-10-14 |
| JPH0367080B2 true JPH0367080B2 (ja) | 1991-10-21 |
Family
ID=13081812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5834884A Granted JPS60202897A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 胆汁酸を精製する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60202897A (ja) |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP5834884A patent/JPS60202897A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60202897A (ja) | 1985-10-14 |
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