JPH0367086B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0367086B2 JPH0367086B2 JP1047984A JP1047984A JPH0367086B2 JP H0367086 B2 JPH0367086 B2 JP H0367086B2 JP 1047984 A JP1047984 A JP 1047984A JP 1047984 A JP1047984 A JP 1047984A JP H0367086 B2 JPH0367086 B2 JP H0367086B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- ethylene
- copolymer
- weight
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Wrappers (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
本発明は、フイルムを引き伸ばしながら被包装
物を包装するストレツチ包装用フイルムに関す
る。 生鮮食品等をプラスチツクトレー上に載置し、
また、缶、瓶、紙器入り飲食物等を段ボールトレ
ー上に集積載し、また、段ボール箱収納物等をパ
レツト上に集積載し、これらを、フイルムを引き
伸ばしながら包装する、いわゆるストレツチ包装
用のフイルムとして、安全衛生上の問題等から、
従来のポリ塩化ビニルに代つて低密度ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のエチレン
系樹脂によるものの開発が活発に行われている。 しかしながら、ストレツチ包装用として、既に
公知の低密度ポリチレン、エチレン−ブテン1共
重合体等の低密度ポリエチレン系フイルムでは、
硬くで伸びにくいため、無理に伸ばしても破れる
か不均一な伸びしか示さず、さらに、被包装物を
積載したトレー等を変形させたり破壊させりして
しわが発生し、包装に必要な緊締力が得られない
とか、商品価値のある包装ができないという問題
がある。 また、エチレン−酢酸ビニル共重合体フイルム
では、酢酸ビニル含量、メトトフローレート等を
適切に選択した上で使用すれば、前述の低密度ポ
リエチレン系フイルムにおけるような問題は解消
できるものの、被包装物が鋭利な角を有する場合
や被包装物を集積載したトレー、パレツト等の角
が鋭利な場合には、フイルムを引き伸ばしながら
包装すると、フイルムがこれらの鋭利な角に当つ
て引き裂かれるように破れてしまうという問題が
あり、さらに、ストレツチ包装物としての物流過
程において、各種物体に触れてフイルムに小さな
破れが発生すると、その破れが伝播、拡大して大
きな破れとなつたり、これが原因して解包してし
まうという問題がある。 さらに、前述の低密度ポリエチレン系フイルム
とエチレン−酢酸ビニル共重合体フイルムを積層
したフイルムでも、硬くて伸びにくいという問題
はなくなるもをの、包装時および物流過程で引き
裂け易いという前述の問題については、特に段ボ
ールトレー包装およびパレツト包装等の高度に引
き伸ばした状態での包装においては、充分な解決
とはなつていない。 本発明は、ストレツチ包装用フイルムにおける
このような従来の問題点に鑑みなされもので、そ
の目的とするところは、適度の滑り性、自己粘着
性を有し、充分な熱融着性、透明性を有すること
は勿論のこと、伸展性、柔軟性に優れ、特に引裂
強度が極めて優れたストレツチ包装用フイルムを
提供するにある。 即ち、本発明のストレツチ包装用フイルムは、
メルトフローレートが0.5〜2g/10分、数平均
分子量に対する重量平均分子量の比で表されるQ
値が2〜6で、且つオクテン−1含量が9〜15重
量%のエチレン−オクテン−1共重合体よりな
る。 本発明において、エチレン系樹脂をエチレン−
オクテン−1共重合体とし、そのオクテン−1含
量を9〜15重量%とすることが必須である。オク
テン−1以外のコモノマー、例えばブテン−1、
ヘキセン−1、4−メチルペンテン−1等では、
包装時において引裂強度の充分なる改良が認めら
れない。また、オクテン−1含量が9重量%未満
では伸展性、柔軟性が不足し、引裂強度の改良が
不充分であり、15重量%を越えると充分な緊締力
が得られにくくなる。また、共重合体の製造自体
も困難になる。 さらに、本発明におけるエチレン−オクテン−
1共重合体は、メルトフローレート(MFR)が
0.5〜2g/10分、好ましくは0.7〜2g/10分で
あり、数平均分子量(N)に対する重量平均分
子量(W)の比((W/N)で表されるQ値
が2〜6、好ましくは3〜5である。MFRが0.5
g/10分未満では伸びが小さく、2g/10分を越
えると破断強度が小さくなり、いずれ共に伸展性
が問題となる。また、Q値が2未満の場合はフイ
ルム成形自体が困難であり、一方、6を越えると
破断強度が小さくなる。 本発明のストレツチ包装用フイルムは、前述し
た如きエチレン−オクテン−1共重合体よりなる
が、適度な滑り性、自己粘着性、および防曇性、
帯電防止性等を付与するために、例えば、滑剤と
して、オレイン酸アミド、ステアリン酸アミド、
エルシン酸アミド等の脂肪酸アミド、ステアリン
酸モノグリセライド、ステアリン酸ジグリセライ
ド、オレイン酸モノグリセライド、オレイン酸ジ
グレセライド、リシノール酸トリグリセライド、
アセチルシノール酸グリセライド等の脂肪酸グリ
セレンエステル、炭酸カルシウム、タルク、シリ
カ等の無機物質等、粘着剤として、ヒマシ油誘導
体、ポリブテンの低分子粘調物質、ソルビタンオ
レイン酸エステル、ソルビタンラウリン酸エステ
ル等のソルビタン脂肪酸エステル、ロジンおよび
ロジン誘導体、石油樹脂およびそれらの水添物質
等のタツキフアイヤー、ゴム等、その他の添加剤
が必要に応じて添加される。 なお、本発明のストレツチ包装用フイルムは、
伸展性、柔軟性の面から、前述のエチレン−オク
テン−1共重合体フイルムの片表面または両表面
に、エチレン−酢酸ビニル共重合体フイルムを積
層した二層または三層積層フイルムとするのが好
ましい。 その場合のエチレン−酢酸ビニル共重合体とし
ては、酢酸ビニル含量が3.5〜25重量%、好まし
くは10〜20重量%で、MFRが0.3〜5g/10分、
好ましくは1〜3g/10分である。酢酸ビニル含
量が3.5重量%未満では伸展性、柔軟性不足であ
り、25重量%を越えると強度不足となり、また過
度の粘着性を帯びる。一方、MFRが0.3g/10分
未満では伸びが小さく、5g/10分を越えると破
断強度が小さくなり、いずれ共に伸展性が問題と
なる。なお、このエチレン−酢酸ビニル共重合体
にも、前述したエチレン−オクテン−1共重合体
に使用すると同様の添加剤が必要に応じて添加さ
れる。 以上の構成による本発明のストレツチ包装用フ
イルムは、前述の如く好ましいエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体フイルムを積層して、公知のTダイ
成形法、インフレーシヨン成形法等を用いて成形
される。縦方向と横方向の引裂強度等機械的強度
を充分にバランスさせたフイルムとするために
は、インフレーシヨン成形法の方が好ましく、そ
の際のブロー比は3〜6とするのが好ましい。 本発明のフイルムの厚さは、プラスチツクトレ
ー上に載置した生鮮食品等の包装用の場合は通常
12〜25μ、段ボールトレー上に集積載した缶、
瓶、紙器入り飲食物等の包装用の場合は通常25〜
100μ、パレツト上に集積載した段ボール箱収納
物等の包装用の場合は通常20〜40μであり、ま
た、エチレン−酢酸ビニル共重合体等フイルムと
の積層フイルムとする場合の厚み構成比は、エチ
レン−オクテン−1共重合体フイルム層を0.2〜
0.8、エチレン−酢酸ビニル共重合体フイルム層
を0.8〜0.2の割合とする。 以下に実施例をもつて本発明をさらに具体的に
説明する。 実施例 1 MFR1.0g/10分、Q値3.8、オクテン−1含量
11.0重量%のエチレン−オクテン−1共重合体97
重量%、ソルビタンオレイン酸エステル(第一工
業製薬(株)製、ソルゲン40A)1.0重量%、リシノ
ール酸トリグリセライド(伊藤製油(株)製、精製ヒ
マシ油)2.0重量%よりなる樹脂組成物を、口径
50mm、L/D24の押出機を用いて180℃の温度で
ブロー比3.5でインフレーシヨン成形することに
より、厚さ18μのストレツチ包装用フイルムを成
形した。 このフイルムを使用し、発泡ポリスチレン、延
伸ポリスチレン、耐衝撃性ポリスチレン製のトレ
ー上に肉、魚、野菜をそれぞれ載せてストレツチ
自動包装機、フジパツクシステム(株)製A22にて包
装を行なつたところ、フイルムに若干の硬さがみ
られたものの、いずれのトレーにおいてもトレー
角等で破れることなく包装はスムースに安定して
行なうおとができ、且つ包装の仕上りはしわや弛
みもなく緊締感のある商品価値のあるものであつ
た。 実施例 2 実施例1で用いたと同じエチレン−オクテン共
重合体、ソルビタンオレイン酸エステル、リシノ
ール酸トリグリセライドよりなる樹脂組成物を、
口径65mm、L/D25の押出機を用いて180℃で混
練し、一方、酢酸ビニル含量15重量%、MFR2.0
g/10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体をベー
ス樹脂とした以外は実施例1と同じ配合の樹脂組
成物を、口径50mm、L/D24の押出機を用いて
160℃で混練し、この両者を1台の環状三層ダイ
スに供給して、エチレン−オクテン−1共重合体
よりなる樹脂組成を厚さ6μの中間層とし、エチ
レ−酢酸ビニル共重合体よりなる樹脂組成物を各
厚さ6μの両表面層となるようにして、ダイス温
度180℃、ブロー比4.0でインフレーシヨン成形す
ることにより、全厚さ18μの三層構造のストレツ
チ包装用フイルムを成形した。 このフイルムを使用し実施例1と同じストレツ
チ包装を行なつたところ、トレー角等で破れるこ
となく包装は極めてスムースに行なうことがで
き、且つ包装の仕上りはしわや弛みもなく緊締感
のある極めて商品価値の高いものであつた。 実施例 3 実施例1で用いたと同じエチレン−オクテン−
1共重合体100重量部と、平均粒径5μのシリカ粉
末01重量部、ステアリン酸アミド0.3重量部と、
口径50mm、L/D24の押出機を用いて180℃で混
練し、一方、実施例2で用いたと同じエチレン−
酢酸ビニル共重合体100重量部と、シリカ粉末0.1
重量部、ステアリン酸アミド0.1重量部とを、口
径65mm、L/D25の押出機を用いて160℃で混練
し、両者を1台の環状二層ダイスに供給し、エチ
レン−オクテン1共重合体よりなる樹脂組成物を
厚さ25μとし、エチレン−酢酸ビニル共重合体よ
りなる樹脂組成物を厚さ25μとなるようにして、
ダイス温度180℃、ブロー比4.0でインフレーシヨ
ン成形することにより、全厚さ50μの二層構造の
ストレツチ包装用フイルムを成形した。 このフイルムを使用し、段ボールトレー上に集
積載した飲料入り1000mlブリツク容器12個を、二
軸方向に引き伸ばして包装するストレツチ自動包
装機、フジパツクシステム(株)製A110にてエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体よりなる層を被包装物側
にし包装を行なつた。その結果をフイルム物性と
共に表1に示す。 実施例 4〜6 表1に示すエチレン−オクテン−1共重合体を
用いた以外は実施例3と同様にして、ストレツチ
包装用フイルムを成形し、そのフイルムにて包装
を行なつた。その結果をフイルム物性と共に表1
に示す。 比較例 1〜3 表1に示すエチレン−ブテン−1共重合体、エ
チレン−ヘキセン−1共重合体およびエチレン−
オクテン−1共重合体をそれぞれ用いた以外は実
施例3と同様にして、ストレツチ包装用フイルム
を成形し、そのフイルムにて包装を行なつた。そ
の結果をフイルム物性と共に表1に示す。
物を包装するストレツチ包装用フイルムに関す
る。 生鮮食品等をプラスチツクトレー上に載置し、
また、缶、瓶、紙器入り飲食物等を段ボールトレ
ー上に集積載し、また、段ボール箱収納物等をパ
レツト上に集積載し、これらを、フイルムを引き
伸ばしながら包装する、いわゆるストレツチ包装
用のフイルムとして、安全衛生上の問題等から、
従来のポリ塩化ビニルに代つて低密度ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のエチレン
系樹脂によるものの開発が活発に行われている。 しかしながら、ストレツチ包装用として、既に
公知の低密度ポリチレン、エチレン−ブテン1共
重合体等の低密度ポリエチレン系フイルムでは、
硬くで伸びにくいため、無理に伸ばしても破れる
か不均一な伸びしか示さず、さらに、被包装物を
積載したトレー等を変形させたり破壊させりして
しわが発生し、包装に必要な緊締力が得られない
とか、商品価値のある包装ができないという問題
がある。 また、エチレン−酢酸ビニル共重合体フイルム
では、酢酸ビニル含量、メトトフローレート等を
適切に選択した上で使用すれば、前述の低密度ポ
リエチレン系フイルムにおけるような問題は解消
できるものの、被包装物が鋭利な角を有する場合
や被包装物を集積載したトレー、パレツト等の角
が鋭利な場合には、フイルムを引き伸ばしながら
包装すると、フイルムがこれらの鋭利な角に当つ
て引き裂かれるように破れてしまうという問題が
あり、さらに、ストレツチ包装物としての物流過
程において、各種物体に触れてフイルムに小さな
破れが発生すると、その破れが伝播、拡大して大
きな破れとなつたり、これが原因して解包してし
まうという問題がある。 さらに、前述の低密度ポリエチレン系フイルム
とエチレン−酢酸ビニル共重合体フイルムを積層
したフイルムでも、硬くて伸びにくいという問題
はなくなるもをの、包装時および物流過程で引き
裂け易いという前述の問題については、特に段ボ
ールトレー包装およびパレツト包装等の高度に引
き伸ばした状態での包装においては、充分な解決
とはなつていない。 本発明は、ストレツチ包装用フイルムにおける
このような従来の問題点に鑑みなされもので、そ
の目的とするところは、適度の滑り性、自己粘着
性を有し、充分な熱融着性、透明性を有すること
は勿論のこと、伸展性、柔軟性に優れ、特に引裂
強度が極めて優れたストレツチ包装用フイルムを
提供するにある。 即ち、本発明のストレツチ包装用フイルムは、
メルトフローレートが0.5〜2g/10分、数平均
分子量に対する重量平均分子量の比で表されるQ
値が2〜6で、且つオクテン−1含量が9〜15重
量%のエチレン−オクテン−1共重合体よりな
る。 本発明において、エチレン系樹脂をエチレン−
オクテン−1共重合体とし、そのオクテン−1含
量を9〜15重量%とすることが必須である。オク
テン−1以外のコモノマー、例えばブテン−1、
ヘキセン−1、4−メチルペンテン−1等では、
包装時において引裂強度の充分なる改良が認めら
れない。また、オクテン−1含量が9重量%未満
では伸展性、柔軟性が不足し、引裂強度の改良が
不充分であり、15重量%を越えると充分な緊締力
が得られにくくなる。また、共重合体の製造自体
も困難になる。 さらに、本発明におけるエチレン−オクテン−
1共重合体は、メルトフローレート(MFR)が
0.5〜2g/10分、好ましくは0.7〜2g/10分で
あり、数平均分子量(N)に対する重量平均分
子量(W)の比((W/N)で表されるQ値
が2〜6、好ましくは3〜5である。MFRが0.5
g/10分未満では伸びが小さく、2g/10分を越
えると破断強度が小さくなり、いずれ共に伸展性
が問題となる。また、Q値が2未満の場合はフイ
ルム成形自体が困難であり、一方、6を越えると
破断強度が小さくなる。 本発明のストレツチ包装用フイルムは、前述し
た如きエチレン−オクテン−1共重合体よりなる
が、適度な滑り性、自己粘着性、および防曇性、
帯電防止性等を付与するために、例えば、滑剤と
して、オレイン酸アミド、ステアリン酸アミド、
エルシン酸アミド等の脂肪酸アミド、ステアリン
酸モノグリセライド、ステアリン酸ジグリセライ
ド、オレイン酸モノグリセライド、オレイン酸ジ
グレセライド、リシノール酸トリグリセライド、
アセチルシノール酸グリセライド等の脂肪酸グリ
セレンエステル、炭酸カルシウム、タルク、シリ
カ等の無機物質等、粘着剤として、ヒマシ油誘導
体、ポリブテンの低分子粘調物質、ソルビタンオ
レイン酸エステル、ソルビタンラウリン酸エステ
ル等のソルビタン脂肪酸エステル、ロジンおよび
ロジン誘導体、石油樹脂およびそれらの水添物質
等のタツキフアイヤー、ゴム等、その他の添加剤
が必要に応じて添加される。 なお、本発明のストレツチ包装用フイルムは、
伸展性、柔軟性の面から、前述のエチレン−オク
テン−1共重合体フイルムの片表面または両表面
に、エチレン−酢酸ビニル共重合体フイルムを積
層した二層または三層積層フイルムとするのが好
ましい。 その場合のエチレン−酢酸ビニル共重合体とし
ては、酢酸ビニル含量が3.5〜25重量%、好まし
くは10〜20重量%で、MFRが0.3〜5g/10分、
好ましくは1〜3g/10分である。酢酸ビニル含
量が3.5重量%未満では伸展性、柔軟性不足であ
り、25重量%を越えると強度不足となり、また過
度の粘着性を帯びる。一方、MFRが0.3g/10分
未満では伸びが小さく、5g/10分を越えると破
断強度が小さくなり、いずれ共に伸展性が問題と
なる。なお、このエチレン−酢酸ビニル共重合体
にも、前述したエチレン−オクテン−1共重合体
に使用すると同様の添加剤が必要に応じて添加さ
れる。 以上の構成による本発明のストレツチ包装用フ
イルムは、前述の如く好ましいエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体フイルムを積層して、公知のTダイ
成形法、インフレーシヨン成形法等を用いて成形
される。縦方向と横方向の引裂強度等機械的強度
を充分にバランスさせたフイルムとするために
は、インフレーシヨン成形法の方が好ましく、そ
の際のブロー比は3〜6とするのが好ましい。 本発明のフイルムの厚さは、プラスチツクトレ
ー上に載置した生鮮食品等の包装用の場合は通常
12〜25μ、段ボールトレー上に集積載した缶、
瓶、紙器入り飲食物等の包装用の場合は通常25〜
100μ、パレツト上に集積載した段ボール箱収納
物等の包装用の場合は通常20〜40μであり、ま
た、エチレン−酢酸ビニル共重合体等フイルムと
の積層フイルムとする場合の厚み構成比は、エチ
レン−オクテン−1共重合体フイルム層を0.2〜
0.8、エチレン−酢酸ビニル共重合体フイルム層
を0.8〜0.2の割合とする。 以下に実施例をもつて本発明をさらに具体的に
説明する。 実施例 1 MFR1.0g/10分、Q値3.8、オクテン−1含量
11.0重量%のエチレン−オクテン−1共重合体97
重量%、ソルビタンオレイン酸エステル(第一工
業製薬(株)製、ソルゲン40A)1.0重量%、リシノ
ール酸トリグリセライド(伊藤製油(株)製、精製ヒ
マシ油)2.0重量%よりなる樹脂組成物を、口径
50mm、L/D24の押出機を用いて180℃の温度で
ブロー比3.5でインフレーシヨン成形することに
より、厚さ18μのストレツチ包装用フイルムを成
形した。 このフイルムを使用し、発泡ポリスチレン、延
伸ポリスチレン、耐衝撃性ポリスチレン製のトレ
ー上に肉、魚、野菜をそれぞれ載せてストレツチ
自動包装機、フジパツクシステム(株)製A22にて包
装を行なつたところ、フイルムに若干の硬さがみ
られたものの、いずれのトレーにおいてもトレー
角等で破れることなく包装はスムースに安定して
行なうおとができ、且つ包装の仕上りはしわや弛
みもなく緊締感のある商品価値のあるものであつ
た。 実施例 2 実施例1で用いたと同じエチレン−オクテン共
重合体、ソルビタンオレイン酸エステル、リシノ
ール酸トリグリセライドよりなる樹脂組成物を、
口径65mm、L/D25の押出機を用いて180℃で混
練し、一方、酢酸ビニル含量15重量%、MFR2.0
g/10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体をベー
ス樹脂とした以外は実施例1と同じ配合の樹脂組
成物を、口径50mm、L/D24の押出機を用いて
160℃で混練し、この両者を1台の環状三層ダイ
スに供給して、エチレン−オクテン−1共重合体
よりなる樹脂組成を厚さ6μの中間層とし、エチ
レ−酢酸ビニル共重合体よりなる樹脂組成物を各
厚さ6μの両表面層となるようにして、ダイス温
度180℃、ブロー比4.0でインフレーシヨン成形す
ることにより、全厚さ18μの三層構造のストレツ
チ包装用フイルムを成形した。 このフイルムを使用し実施例1と同じストレツ
チ包装を行なつたところ、トレー角等で破れるこ
となく包装は極めてスムースに行なうことがで
き、且つ包装の仕上りはしわや弛みもなく緊締感
のある極めて商品価値の高いものであつた。 実施例 3 実施例1で用いたと同じエチレン−オクテン−
1共重合体100重量部と、平均粒径5μのシリカ粉
末01重量部、ステアリン酸アミド0.3重量部と、
口径50mm、L/D24の押出機を用いて180℃で混
練し、一方、実施例2で用いたと同じエチレン−
酢酸ビニル共重合体100重量部と、シリカ粉末0.1
重量部、ステアリン酸アミド0.1重量部とを、口
径65mm、L/D25の押出機を用いて160℃で混練
し、両者を1台の環状二層ダイスに供給し、エチ
レン−オクテン1共重合体よりなる樹脂組成物を
厚さ25μとし、エチレン−酢酸ビニル共重合体よ
りなる樹脂組成物を厚さ25μとなるようにして、
ダイス温度180℃、ブロー比4.0でインフレーシヨ
ン成形することにより、全厚さ50μの二層構造の
ストレツチ包装用フイルムを成形した。 このフイルムを使用し、段ボールトレー上に集
積載した飲料入り1000mlブリツク容器12個を、二
軸方向に引き伸ばして包装するストレツチ自動包
装機、フジパツクシステム(株)製A110にてエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体よりなる層を被包装物側
にし包装を行なつた。その結果をフイルム物性と
共に表1に示す。 実施例 4〜6 表1に示すエチレン−オクテン−1共重合体を
用いた以外は実施例3と同様にして、ストレツチ
包装用フイルムを成形し、そのフイルムにて包装
を行なつた。その結果をフイルム物性と共に表1
に示す。 比較例 1〜3 表1に示すエチレン−ブテン−1共重合体、エ
チレン−ヘキセン−1共重合体およびエチレン−
オクテン−1共重合体をそれぞれ用いた以外は実
施例3と同様にして、ストレツチ包装用フイルム
を成形し、そのフイルムにて包装を行なつた。そ
の結果をフイルム物性と共に表1に示す。
【表】
実施例 7
実施例1で用いたと同じエチレン−オクテン−
1共重合体を口径50mm、L/D24の押出機を用い
て180℃で混練し、一方、実施例2で用いたと同
じエチレン−酢酸ビニル共重合体98重量%と同じ
く実施例2で用いたソルビタンオレイン酸エステ
ル2重量%との樹脂組成物を口径65mm、L/D25
の押出機を用いて160℃で混練し、両者を一台の
環状二層ダイスに供給し、エチレン−オクテン−
1共重合体を厚さ15μとし、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体よりなる樹脂組成物を厚さ10μとなる
ようにして、ダイス温度180℃、ブロー比4.0でイ
ンフレーシヨン成形することにより、全厚さ25μ
の二層構造のストレツチ包装用フイルムを成形し
た。 このフイルムを使用し、木製のパレツト上に集
積載した段ボール箱(幅57cm×奥行47cm×高さ55
cm)6個を、一軸方向に引き伸ばして包装するス
トレツチ自動包装機、甲南電機(株)製エコノマスタ
ーにて引き伸ばし率25%でエチレン−酢酸ビニル
共重合体よりなる層を被包装物側にして包装を行
なつたところ、パレツトおよび段ボール箱の角で
破れることなく良好な包装作業性を示した。ま
た、包装後をフイルムにナイフで約2cm程度のノ
ツチを入れたが、それが伝播、拡大することもな
かつた。
1共重合体を口径50mm、L/D24の押出機を用い
て180℃で混練し、一方、実施例2で用いたと同
じエチレン−酢酸ビニル共重合体98重量%と同じ
く実施例2で用いたソルビタンオレイン酸エステ
ル2重量%との樹脂組成物を口径65mm、L/D25
の押出機を用いて160℃で混練し、両者を一台の
環状二層ダイスに供給し、エチレン−オクテン−
1共重合体を厚さ15μとし、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体よりなる樹脂組成物を厚さ10μとなる
ようにして、ダイス温度180℃、ブロー比4.0でイ
ンフレーシヨン成形することにより、全厚さ25μ
の二層構造のストレツチ包装用フイルムを成形し
た。 このフイルムを使用し、木製のパレツト上に集
積載した段ボール箱(幅57cm×奥行47cm×高さ55
cm)6個を、一軸方向に引き伸ばして包装するス
トレツチ自動包装機、甲南電機(株)製エコノマスタ
ーにて引き伸ばし率25%でエチレン−酢酸ビニル
共重合体よりなる層を被包装物側にして包装を行
なつたところ、パレツトおよび段ボール箱の角で
破れることなく良好な包装作業性を示した。ま
た、包装後をフイルムにナイフで約2cm程度のノ
ツチを入れたが、それが伝播、拡大することもな
かつた。
Claims (1)
- 1 メルトフローレートが0.5〜2g/10分、数
平均分子量に対する重量平均分子量の比で表され
るQ値が2〜6で、且つオクテン−1含量が9〜
15重量%のエチレン−オクテン−1共重合体より
なるストレツチ包装用フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1047984A JPS60155210A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | ストレツチ包装用フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1047984A JPS60155210A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | ストレツチ包装用フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60155210A JPS60155210A (ja) | 1985-08-15 |
| JPH0367086B2 true JPH0367086B2 (ja) | 1991-10-21 |
Family
ID=11751289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1047984A Granted JPS60155210A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | ストレツチ包装用フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60155210A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012020947A3 (en) * | 2010-08-09 | 2012-04-12 | Iljin Diamond Co.,Ltd. | Wire tool |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01166954A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-30 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリオレフィン系樹脂積層体 |
| US5973049A (en) * | 1997-06-26 | 1999-10-26 | The Dow Chemical Company | Filled polymer compositions |
| US8173232B2 (en) * | 2009-07-01 | 2012-05-08 | Dow Global Technologies Llc | Stretch hood films |
-
1984
- 1984-01-24 JP JP1047984A patent/JPS60155210A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012020947A3 (en) * | 2010-08-09 | 2012-04-12 | Iljin Diamond Co.,Ltd. | Wire tool |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60155210A (ja) | 1985-08-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP3946758B1 (en) | Recyclable film for thermoforming | |
| JP3315518B2 (ja) | 熱収縮性多層フィルム | |
| US4082877A (en) | Unoriented composite laminar film with an elastomeric layer and sealable layer | |
| WO1994009060A1 (en) | Film for packaging purposes | |
| KR20000064446A (ko) | 2축배향폴리에틸렌필름 | |
| JPH0252624B2 (ja) | ||
| JPH0450905B2 (ja) | ||
| JP7419088B2 (ja) | フィルム、共押出フィルム、および、包装体 | |
| JPH0367086B2 (ja) | ||
| JPH0214898B2 (ja) | ||
| JPS6340820B2 (ja) | ||
| JPH0328460B2 (ja) | ||
| US20010006736A1 (en) | Easily- tearable film | |
| US6495245B1 (en) | Hand wrap multilayer film products | |
| JPH0442418B2 (ja) | ||
| JPH05147174A (ja) | 包装用フイルム | |
| JPH0212187B2 (ja) | ||
| JPS58136444A (ja) | ストレツチ包装用フイルム | |
| JPH05104624A (ja) | 包装用フイルム | |
| JPS62164744A (ja) | 包装用ポリオレフイン組成物 | |
| JP2566187B2 (ja) | 包装用共押出積層インフレーションフィルム | |
| JPH0450904B2 (ja) | ||
| JPH0585348B2 (ja) | ||
| JP3350329B2 (ja) | 食品包装用ストレツチフイルム | |
| JPH04229251A (ja) | 横方向易引裂性積層フィルム |