JPH0367808B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0367808B2
JPH0367808B2 JP60027789A JP2778985A JPH0367808B2 JP H0367808 B2 JPH0367808 B2 JP H0367808B2 JP 60027789 A JP60027789 A JP 60027789A JP 2778985 A JP2778985 A JP 2778985A JP H0367808 B2 JPH0367808 B2 JP H0367808B2
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JP
Japan
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support
workpiece
jig
boring bar
hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60027789A
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English (en)
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JPS61188010A (ja
Inventor
Hitoshi Hashimoto
Yoshihiro Tamaoki
Kazufumi Mikami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2778985A priority Critical patent/JPS61188010A/ja
Publication of JPS61188010A publication Critical patent/JPS61188010A/ja
Publication of JPH0367808B2 publication Critical patent/JPH0367808B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B39/00General-purpose boring or drilling machines or devices; Sets of boring and/or drilling machines
    • B23B39/16Drilling machines with a plurality of working-spindles; Drilling automatons

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、軸方向に比較的長い距離にわたつて
中ぐり加工すべき孔を有するワーク、たとえばク
ランク軸を支承するための複数の軸受孔を相互に
間隔をあけて同心に備えるエンジンのシリンダブ
ロツクや、カム軸を支承するための複数の軸受孔
を相互に間隔をあけて同心に備えるエンジンのシ
リンダヘツドなどの中ぐり加工装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかるワークの中ぐり加工にあたつて
は、たとえば実公昭58−11458号で開示されてい
るように、中ぐり加工すべき孔の軸線を水平状態
にしてワークを支持し、水平にしたボーリングバ
ーを水平方向に移動させて加工を行なうようにし
ている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 上記従来の技術では、中ぐり加工すべき孔が軸
方向に比較的長いのに対応してボーリングバーも
比較的長くなることに起因して、ボーリングバー
の軸受間の部分では自重により撓みが生じて、い
わゆる縄飛び現象が生じ易くなり、加工精度に悪
影響を及ぼすおそれがある。したがつてボーリン
グバーの回転速度も比較的低速に抑えざるを得ず
加工能率も劣つたものとなつていた。
また従来では、ワークの種類の変化に伴うボー
リングバーの交換に時間がかかるとともに、ボー
リングバーを支承するための支持治具の交換に時
間がかかるものであり、それらの交換時に中ぐり
加工装置の運転停止を余儀なくされていた。特に
中ぐり加工装置が一連の加工ラインの途中にある
場合には他の加工装置の運転も停止せざるを得な
くなり、生産能率の低下を招いていた。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、ボーリングバーに撓みが生じることを回避
して加工精度および加工能率を向上するととも
に、ワークの変化に対応してボーリングバーおよ
び支持治具を容易に交換し得るようにして多種少
量生産に適した中ぐり加工装置を提供することを
目的とする。
B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明装置は、固定の基盤上に立設された支柱
と;該支柱の側方で基盤上に設定された加工ステ
ーシヨンに対応する位置で前記支柱に沿つて昇降
可能に配設されるとともに回転駆動モータを備え
る駆動機構と;該駆動機構を昇降駆動するための
送り機構と;前記支柱の上部のまわりに回転自在
に配設される複数のヘツドキヤリアと;各ヘツド
キヤリアに着脱可能にそれぞれ支承されて支柱の
まわりに複数個配置され、前記駆動機構の下部に
選択的に固定可能であるとともに前記回転駆動モ
ータに連結可能な鉛直の回転軸を備えるツールヘ
ツドと;ツールヘツドを駆動機構に対応する位置
に選択的にもたらすべく前記ヘツドキヤリアを回
転駆動するためのヘツドインデツクス機構と;側
方に突出したバイトを有するとともに上端が自在
継手を介して前記ツールヘツドの回転軸に連結さ
れ、ツールヘツドからそれぞれ垂下されるボーリ
ングバーと;支柱の下部のまわりを回転可能にし
て該支柱に支承される治具キヤリアと;該治具キ
ヤリアに支承されて支柱のまわりに複数個配置さ
れ、ボーリングバーに対応する位置で前記支柱の
下部に固定可能であるとともに、ボーリングバー
を摺動および回転自在に支承するための上下に間
隔をあけた少なくとも2つの支持孔と、前記ワー
クに当接したときに該ワークをその孔が前記支持
孔と同軸になる位置とする位置決めピンとを備え
る支持治具と;支持治具を加工ステーシヨンに対
応する位置に選択的にもたらすべく前記治具キヤ
リアを角変位駆動するための治具インデツクス機
構と;ワークを固定、支持するためのパレツトを
備え、加工ステーシヨンに対応する位置への搬入
および搬出を可能として構成された搬送機構と;
前記加工ステーシヨンに対応する位置で前記搬送
機構との間でのパレツトの授受が可能であつて孔
の軸線を鉛直方向とした姿勢でワークを保持して
前記駆動機構の下方位置および搬送機構間で移動
可能な移動台と;該移動台を駆動すべく基盤に配
設される押圧シリンダと;前記支柱の下部で固定
状態にある支持治具側で移動台に当接可能なロツ
ドを備え、伸長作動時にロツドで移動台の支持治
具側への移動を規制して前記ボーリングバーの孔
への挿通を可能とすべく該孔の軸線がボーリング
バーから偏心するように移動台の位置を定めると
ともに縮小作動時にはワークが前記位置決めピン
に当接するまで移動台の移動を許容すべく基盤に
配設される停止位置切換シリンダと;を含む。
(2) 作用 ボーリングバーが自在継手を介してツールヘツ
ドの回転軸に連結されるので、ボーリングバーの
自重は常にその軸方向に作用し、ボーリングバー
が鉛直状態に保たれる。したがつてワークの孔の
軸線が完全に鉛直とはなつていなくてもそのずれ
を吸収して正確な中ぐり加工を行なうことが可能
となる。また上記中ぐり加工時に、ボーリングバ
ーの自重は軸線方向に作用しており、ボーリング
バーに撓みが生じることを回避して、その撓みに
起因した振動や縄飛び現象の発生が防止され、支
持治具による支持構造を簡単にすることが可能と
なり、ボーリングバーの回転速度を高めて加工能
率を向上することができるようになる。
また加工ステーシヨンに対応する位置でワーク
を支持するパレツトを搬送機構と移動台との間で
移載し、移動台を搬送機構と駆動機構の下方位置
との間で移動させることにより、ワークの加工ス
テーシヨンへの搬入および加工ステーシヨンから
の搬出を順次自動的に行なうことができる。
しかも停止位置切換シリンダを伸長作動した状
態で移動台を押圧シリンダで支持治具側に移動さ
せたときには、移動台はワークの孔がボーリング
バーとは偏心した位置に規制され、その状態でボ
ーリングバーを降下させることにより、ボーリン
グバーは、側方に突出したバイトが孔に干渉する
ことなくワークの孔に挿通されて支持治具の少な
くとも2つの支持孔で支承されることになる。さ
らに停止位置切換シリンダを縮小作動させると、
移動台は位置決めピンにワークを当接させるまで
押圧シリンダにより支持治具側に移動することが
可能となり、その状態でワークの孔は両支持孔す
なわちボーリングバーと同心になつており、ボー
リングバーのワークに対する上下相対移動および
回転を行なうことにより、ワークの孔を正確に中
ぐり加工することができる。
さらに、ボーリングバーを支承するツールヘツ
ドは支柱のまわりに複数個配置され、加工ステー
シヨンに対応する位置にある駆動機構に各ツール
ヘツドが選択的に連結されるとともに、ボーリン
グバーを支承する複数の支持治具が支柱のまわり
に複数個配置され、それらの支持治具を選択的に
加工ステーシヨンにもたらすことができるので、
ワークの種類の変化に対応してボーリングバーお
よび支持治具の交換を速やかにかつ容易に行なう
ことができる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、先ず第1図および第2図において、こ
の中ぐり加工装置1は、固定の基盤2上に立設さ
れた支柱3と、該支柱3の側方で基盤2上に設定
された加工ステーシヨンSに対応する位置で昇降
自在に配設される駆動機構4と、該駆動機構4を
昇降駆動するための送り機構5と、前記駆動機構
4の下部に選択的に切換えて着脱自在に固定され
る複数たとえば4つのツールヘツド6と、揺動可
能にして上端が各ツールヘツド6に着脱自在に連
結されて下方に延びるボーリングバー7と、ボー
リングバー7に対応する位置すなわち加工ステー
シヨンSに対応する位置で支柱3の下部に選択的
に切換えて固定される複数たとえば4つの支持治
具8と、加工ステーシヨンSに搬入されて来たワ
ークWたとえば相互に間隔をあけて5つのカムシ
ヤフト用軸受孔11を同心に有するシリンダヘツ
ドを支持、位置決めするためのワーク支持機構9
と、該ワークWの加工ステーシヨンSへの搬入お
よび加工ステーシヨンSからの搬出を司る搬送機
構10とを備える。
駆動機構4は、加工ステーシヨンSの上方で支
柱3から半径方向外方に張出すようにして水平に
配置された昇降台12と、昇降台12の上面に支
持、固定される回転駆動モータ13とを備える。
回転駆動モータ13は、その出力軸14を鉛直に
して配設されており、この出力軸14はその下端
を昇降台12の下面から下方に突出させるように
して昇降台12を回転自在に貫通する。しかも該
出力軸14の下端はツールヘツド6の回転軸54
を下方から嵌合することによりスプライン結合が
可能となるような構造を有する。また、この回転
駆動モータ13は、その回転停止中にボーリング
バー7のバイト63が支柱3と反対方向に常に正
確に向くようにした定位置停止機構を内蔵する。
第3図を併せて参照して、送り機構5は前記駆
動機構4の昇降台12に螺合して上下に延びるね
じ棒15と、このねじ棒15を回転駆動するため
のフイードモータ16とを備える。ねじ棒15は
支柱3の外側面に沿つて上下に延びて配設されて
おり、その途中が前記昇降台12のねじ孔17に
螺合される。また、ねじ棒15の上端および下端
は支柱3によつて回転自在に支承されており、フ
イードモータ16はねじ棒15の上端に連結さ
れ、支柱3の上部に固定、配置される。しかもフ
イードモータ16はその回転方向を正逆自在に切
換可能である。
ねじ棒15の両側で支柱3の外側面には上下に
延びる一対のガイドレール18が平行に固設され
ており、これらのガイドレール18には昇降台1
2が嵌合される。したがつて、昇降台12は、ね
じ棒15の軸線まわりの角変位動作を阻止されて
おり、フイードモータ16の作動によるねじ棒1
5の回転に応じて両ガイドレール18に沿つて昇
降する。
また支柱3の上部には上下に延びる一対のバラ
ンスシリンダ19が昇降台12の両側に対応し固
定されており、各バランスシリンダ19内にそれ
ぞれ摺合するロツドが昇降台12に固着される。
これにより昇降台12は水平姿勢を保ちながら昇
降する。
さらに第4図を併せて参照して、各ツールヘツ
ド6は、ワークWの種類の変化に対応し得るよう
に種類の異なるボーリングバー7を連結、支承し
て、支柱3のまわりに90度ずつの間隔をあけて配
置される。これらのツールヘツド6はヘツドキヤ
リア22でそれぞれ支承されており、ヘツドキヤ
リア22を支柱3のまわりで移動させることによ
り、任意のツールヘツド6およびボーリングバー
7を加工ステーシヨンSすなわち駆動機構4に対
応する位置にもたらすことができる。
支柱3の上部外側面には、下方に向けて開いた
横断面「コ」字状の上案内部材23が、支柱3の
中心位置を中心とする仮想円周に沿つて、駆動機
構4を除く円弧状に固設される。また上案内部材
23から間隔をあけた下方には、上方に向けて開
いた横断面「コ」字状であり、前記上案内部材2
3に対応した円弧状の下案内部材24がブラケツ
ト25によつて支柱3の外側面に固定される。
一方、駆動機構4における昇降台12には、該
昇降台12が所定の最上限位置に達したときに、
上案内部材23に連なる上案内溝26と、下案内
部材24に連なる下案内溝27とが設けられ、両
案内溝26,27は上、下案内部材23,24の
曲率半径と同一の曲率半径を有して彎曲される。
各ヘツドキヤリア22は、前記上、下案内部材
23,24に対応した曲率半径を有して円弧状に
彎曲されており、上下案内部材23,24間に配
置される。また各ヘツドキヤリア22間には、ヘ
ツドキヤリア22と同様に円弧状に彎曲された連
結片28がそれぞれ配置されており、各ヘツドキ
ヤリア22は隣接する連結片28にそれぞれ連結
される。
すなわちヘツドキヤリア22の周方向両端には
外方に向けて突出した連結腕29がそれぞれ突設
され、これらの連結腕29の先端には連結ピン3
0がそれぞれ植設される。一方、連結片28の外
面には、前記連結腕29よりも上方位置に連結鍔
31が全周にわたつて突設されており、これらの
連結鍔31の両端に穿設した連結孔32に前記連
結ピン30を下方から挿入することにより各ヘツ
ドキヤリア22と各連結片28とが相互に連結さ
る。
各ヘツドキヤリア22の上部および各連結片2
8の上部にはセクタギヤ33,34がそれぞれ固
設されており、これらセクタギヤ33,34は全
体として内歯車35を構成する。
またヘツドキヤリア22の上部および連結片2
8の上部には上案内部材23および上案内溝26
内を転動可能な複数のローラ36,37がそれぞ
れ軸支される。さらにヘツドキヤリア22の下部
および連結片28の下部には、下案内部材24お
よび下案内溝27内を転動可能な複数のローラ3
8,39と、下案内部材24の外側上縁および下
案内溝27の外側上縁上を転動可能な複数のロー
ラ40,41とがそれぞれ軸支される。これによ
り各ヘツドキヤリア22および各連結片28は相
互に連結された状態で、上、下案内部材23,2
4間、ならびに上、下案内溝27,28間で案内
されて移動、すなわち支柱3のまわりに回転する
ことができる。
このように各ヘツドキヤリア22および連結片
28を回転させて任意のヘツドキヤリア22すな
わちツールヘツド6を駆動機構4の位置にもたら
すためにヘツドインデツクス機構42が配設され
る。このヘツドインデツクス機構42は、インデ
ツクスモータ43と、インデツクスモータ43の
駆動力を減速して伝達するための歯車列(図示せ
ず)を内蔵した歯車箱44と、該歯車箱44の出
力軸45に固定され前記内歯車35に噛合する駆
動歯車46から成る。歯車箱44は支柱3の上部
に固定されており、該歯車箱44の上部にインデ
ツクスモータ43が固定、支持される。出力軸4
5は歯車箱44から下方に向けて突出されてお
り、該出力軸44の下端に駆動歯車46が固定さ
れる。
かかるヘツドインデツクス機構42によれば、
インデツクスモータ43の作動により内歯車35
すなわちヘツドキヤリア22および連結片28を
回転させて所望のヘツドキヤリア22を駆動機構
4の下方にもたらすことができる。
ヘツドキヤリア22には、ツールヘツド6が上
方への相対移動を可能にしてそれぞれ支承され
る。すなわち、ヘツドキヤリア22には、前記各
連結腕29の下方に支持腕47がそれぞれ一体的
に突設されており、各連結腕29および各支持腕
47には支持ピン48,49がそれぞれ立設され
る。一方、ツールヘツド6には、前記各連結腕2
9および各支持腕47上に載置可能な上下の腕5
0,51が突設されており、それらの腕50,5
1には前記各支持ピン48,49を挿通可能な透
孔52,53がそれぞれ穿設される。しかも各腕
50,51の厚さは支持ピン48,49の長さよ
りも小さく定められおり、支持ピン48,49を
透孔52,53に挿入した状態のまま各腕50,
51を連結腕29および支持腕47上から上方に
離反させるようにツールヘツド6をヘツドキヤリ
ア22に対して上方に相対移動させることが可能
である。
ツールヘツド6には、軸線を鉛直とした回転軸
54が軸線まわりに回転自在に支承されており、
この回転軸54の上下両端はツールヘツド6から
突出される。しかも回転軸54のツールヘツド6
から上方への突出量は、各腕50,51が連結腕
29および支持腕47上に載置されている状態で
は駆動機構4における出力軸14の下端に到達せ
ず、ツールヘツド6を上昇させて駆動機構4に固
定するときに回転軸54の上端が前記出力軸14
の下端にスプライン結合するように定められる。
ツールヘツド6を駆動機構4に固定するため
に、ツールヘツド6の上面には、複数たとえば4
つの係止部材55が固着される。これらの係止部
材55は横断面略T字状の係合溝56を有してお
り、それらの係合溝56がツールヘツド6の回転
中心を中心とする円周に沿うようにして固定、配
置される。一方、駆動機構4における昇降台12
の上面には前記各係止部材55に対応して4つの
クランプシリンダ57が固定、支持される。これ
らのクランプシリンダ57は軸線を鉛直にして配
設されており、そのロツド58は昇降台12を移
動自在に貫通して昇降台12の下方に突出し、ロ
ツド58の下端には前記各係止部材55の係止溝
56に係合可能な略T字状係合部59が設けられ
る。
各クランプシリンダ57を伸長作動した状態で
は、各ロツド58の係合部59は、連結鍔31お
よび支持腕47上に載置されたツールヘツド6の
係止部材55に係合可能な位置にあり、係止部材
55に係合部59を係合した状態でクランプシリ
ンダ57を縮小作動することにより、ツールヘツ
ド6が上方に引上げられる。
またツールヘツド6の上面には複数たとえば4
つの位置決めピン60が立設されており、昇降台
12の下面には各位置決めピン60を嵌合し得る
4つの嵌合筒61が固着される。ツールヘツド6
がクランプシリンダ57で引き上げられたときに
各位置決めピン60は嵌合筒61に嵌合し、それ
によつてツールヘツド6の位置決めがなされる。
しかも位置決めピン60の外面には上方に臨む段
部が設けられており、クランプシリンダ57によ
るツールヘツド6の引き上げによつて該段部が嵌
合筒61の下面に当接し、それ以上の引き上げ動
作が阻止されるとともに、ツールヘツド6が昇降
台12に固定される。
一方、ツールヘツド6における回転軸54の下
端には、自在継手62を介してボーリングバー7
の上端が着脱自在に連結される。したがつてボー
リングバー7は、360度いずれの方向にも揺動可
能としてツールヘツド6から垂下されることにな
る。このボーリングバー7の一側面には、中ぐり
加工すべきワークWにおける各軸受孔11の間隔
に対応してバイト63が側方に突出して固設され
る。
第5図および第6図において、支柱3の下部に
は、種類の異なるボーリングバー7をそれぞれ摺
動および回転自在に支承するための4つの支持治
具8が、支柱3のまわりに90度ずつの間隔をあけ
て配置される。これらの支持治具8は、支柱3を
囲繞する円筒状治具キヤリア64に支承されてお
り、該治具キヤリア64を鉛直軸線まわりに角変
位することにより、所望の支持治具8を加工ステ
ーシヨンSにもたらすことができる。
支柱3の下部外側面には、下方に向けて開いた
横断面「コ」字状の上案内レール65が支柱3の
中心位置を中心とする仮想円周に沿つて固定され
るとともに、上案内レール65から間隔をあけた
下方には、上方に向けて開いた横断面「コ」字状
であり前記上案内レール65に対応した仮想円周
に沿う下案内レール66が固定される。
治具キヤリア64は上、下案内レール65,6
6間に配置されており、治具キヤリア64の上部
には上案内レール65内を転動する複数のローラ
67が相互間に間隔をあけて軸支され、治具キヤ
リア64の下部には下案内レール66内を転動す
る複数のローラ68が相互間に間隔をあけて軸支
されるとともに、下案内レール66の外側上縁上
を転動する複数のローラ141が相互間に間隔を
あけて軸支される。したがつて治具キヤリア64
は上、下案内レール65,66に案内されて鉛直
軸線まわりに回転可能である。
治具キヤリア64を回転作動するために、治具
インデツクス機構69が支柱3の下部に配設され
る。この治具インデツクス機構69は、インデツ
クスモータ70と、インデツクスモータ70の駆
動力を減速して伝達するための歯車列(図示せ
ず)を内蔵した歯車箱71と、駆動歯車72と、
歯車箱71からの駆動力を駆動歯車72に伝達す
るための歯車列73とを備える。歯車箱71は支
柱3の下部に固着されており、インデツクスモー
タ70は歯車箱71の下部に固定される。
一方、治具キヤリア64の下部には内歯車74
が固設されており、前記駆動歯車72は上歯車7
4に噛合する。したがつて、インデツクスモータ
70を作動すると、駆動歯車72により内歯車7
4すなわち治具キヤリア64が回転駆動される。
支持治具8は、基本的に矩形状の治具本体75
に少なくとも2つの軸受部76,77が一体的に
設けられて成る。治具本体75は中ぐり加工すべ
きワークWよりも上下に長く形成されており、一
方の軸受部76はワークWの上方に位置するよう
に治具本体75から突設され、他方の軸受部77
はワークWの下方に位置するように治具本体75
から突設される。両軸受部76,77には鉛直軸
線を有する支持孔78,79が同心に設けられ
る。しかも上方の支持孔78はボーリングバー7
の上部に固定的に配設される軸受80を摺動自在
に嵌入し得るように内径を定められる。また下方
の支持孔79には、ボーリングバー7の下部を摺
動および回転自在に支持するための軸受81が装
着される。さらに、両軸受部76,77間で軸本
体75に両軸受部76,77と同一方向に突出す
る案内突部82が一体的に突設されており、この
案内突部82には前記両支持孔78,79と同心
の案内孔83が穿設される。この案内孔83は、
ボーリングバー7のバイト63を挿通し得るよう
に鍵穴状に形成される。
このような支持治具8は、規制された範囲内で
の治具キヤリア64への近接および治具キヤリア
64からの離反を可能として治具キヤリア64に
支持される。
すなわち支持治具8の治具本体75には、一対
の上支持突部84と、一対の下支持突部85とが
前記各軸受部76,77とは反対側に突設され
る。これらの上、下支持突部84,85の先端に
は下方に屈曲したストツパ86,87がそれぞれ
設けられる。一方、治具キヤリア64には、周方
向に90度ずつの間隔をあけた位置に、前記両上支
持突部84に対応した一対の上保持シリンダ88
と、前記両下支持突部85に対応した一対の下保
持シリンダ89とが配設される。各保持シリンダ
88,89は、治具キヤリア64の一直径線と平
行な軸線を有し治具キヤリア64を貫通して固定
されており、各保持シリンダ88,89の突出端
上部には前記上、下支持突部84,85の下面を
載置するための上方に突出した突部90,91が
それぞれ突設される。さらに両保持シリンダ8
8,89の突出端からは押圧ピン92,93がそ
れぞれ突出しており、これらの押圧ピン92,9
3は各保持シリンダ88,89内に収納されたば
ね94,95により突出方向に付勢される。
かかる構造によれば、支持治具8の上、下支持
突部84,85を治具キヤリア64側の突部9
0,91上に載せた状態で、支持治具8は、押圧
ピン92,92により押圧され、各ストツパ8
6,87が突部90,91に当接した状態で治具
キヤリア64に支持される。かかる状態で支持治
具8を加工ステーシヨンSの位置にもたらすと、
支持治具8の両支持孔78,79および案内孔8
3の軸線は、その上方にあるボーリングバー7の
軸線より外方に位置しており、中ぐり加工にあた
つては支持治具8を治具キヤリア64側に近接移
動させて固定する必要がある。
そこで、加工ステーシヨンSに対応する位置
で、支柱3の側部には治具本体75の上部に対応
した治具クランプ用シリンダ96と、治具本体7
5の下部に対応した治具クランプ用シリンダ97
とが配設される。これらの治具クランプ用シリン
ダ96,97のロツド98,99は治具キヤリア
64の一直径線に沿つて外方に延設されており、
ロツド98,99の先端はクランプ部材100,
101の一端に連結される。また各クランプ部材
100,101はその途中を支点として支柱3に
支承されており、治具クランプ用シリンダ96,
97の伸縮作動に応じて水平軸線まわりに回動す
る。
一方、支持治具8の治具本体75には、上方の
クランプ部材100の他端が係合し得るようにL
字状に屈曲した係止突部102が突設されるとと
もに、下方のクランプ部材101の他端を係合さ
せるべくL字状に屈曲した係止突部103が一体
的に設けられる。
また加工ステーシヨンSに臨んで支柱3の側部
には外方側に臨む規制段部104を有する4つの
ノツクピン105が突設されており、治具本体7
5にはそれらのノツクピン105に対応して4つ
の位置決め穴106が穿設される。
加工ステーシヨンSに対応する部分で、支柱3
の下部と、駆動機構4の昇降台12の下部との間
にわたつては、ねじ棒15を覆うようにして、蛇
腹状カバー107が設けられる。したがつて、駆
動機構4の昇降動作に拘らず、ねじ棒15は常時
覆われている。
搬送機構10は、加工ステーシヨンSに関して
支柱3と反対側で水平に配設されるパレツトガイ
ドレール110と、ワークWを支持、固定した状
態でガイドレール110によつて案内されるパレ
ツト111とから成る。パレツトガイドレール1
10は、相互に対向した一対の案内板112間に
複数のガイドローラ113を配設して成る上案内
部114と、相互に対向した一対の案内板115
間に複数のガイドローラ116を配設して成る下
案内部117とを連結部材118で連結して構成
されており、加工ステーシヨンSに対応する部分
を除いて水平に配設されている。
パレツト111は平板状であり、パレツトガイ
ドレール110の上、下案内部114,115で
案内されて加工ステーシヨンSに対応した位置に
搬入されるとともに、加工ステーシヨンSから搬
出される。このパレツト111には、ワークWに
嵌入される複数の位置決めピン119と、ワーク
Wに係合して固定するための上、下のクランプ部
材120,121と、ワークWに当接する当接ピ
ン122とが設けられる。位置決めピン119を
ワークWに嵌合しかつ当接ピン122にワークW
を当接させてクランプ部材120,121をワー
クWに係合することにより、ワークWが軸受孔1
1を鉛直にしてパレツト111に固定される。
ワーク支持機構9は、加工ステーシヨンSに対
応する部分で支柱3と反対側に配設される。この
ワーク支持機構9は、搬送機構10と直角な水平
方向に移動可能な移動台125と、該移動台12
5を水平駆動するための押圧シリンダ126と、
移動台125に当接し該移動台125の水平移動
を2段階に規制する停止位置切換シリンダ127
と、移動台125に固定される反転モータ128
と、反転モータ128の出力軸129の先端に固
定されるパレツト保持枠130とを備える。
移動台125は、搬送機構10と直角な水平方
向に沿つて基盤2上に固定された一対のガイド棒
131に沿つて移動可能であり、この移動台12
5には押圧シリンダ126のロツド132が連結
される。押圧シリンダ126は、加工ステーシヨ
ンSに関して支柱3と反対側で基盤2の端部に固
定されており、押圧シリンダ126を伸縮作動さ
せるおとにより、移動台125が加工ステーシヨ
ンSに近接する方向および加工ステーシヨンSか
ら離反する方向に移動する。
停止位置切換シリンダ127は、加工ステーシ
ヨンS寄りの部分で移動台125に対向して基盤
2に配設されており、そのロツド133は移動台
125の加工ステーシヨンS側の側面に当接可能
である。而して、停止位置切換シリンダ127を
伸長作動させた状態でロツド133に当接した移
動台125は、該移動台125に支持したワーク
Wにおける軸受孔11の軸線を加工ステーシヨン
Sでのボーリングバー7の軸線から外方にわずか
に偏心した位置に位置決めされることになり、停
止切換シリンダ127を縮小駆動させると、移動
台125はワークWにおける軸受孔11の軸線を
前記ボーリングバー7の軸線に一致させる位置ま
で前進可能となる。
反転モータ128の出力軸129は移動台12
5を回転自在に貫通して加工ステーシヨンS側に
突出しており、この出力軸129の先端にパレツ
ト保持枠130が固定される。パレツト保持枠1
30は基本的には平板状に形成されており、その
上下両端には、搬送機構10の上、下案内部11
4,117に対応する案内溝134,135がそ
れぞれ設けられる。さらに、パレツト保持枠13
0にはパレツト111に当接してパレツト111
を固定するための一対のクランプ用シリンダ13
6が配設されており、案内溝134,135にパ
レツト111が嵌合した状態でクランプ用シリン
ダ136を伸長させることにより、パレツト11
1がパレツト保持枠130に支持、固定される。
かかるワーク支持機構9では、搬送機構10に
よつて搬送されて来たワークWを加工ステーシヨ
ンSに2段階で移動させて、支持することができ
る。すなわち、停止位置切換シリンダ127を伸
長させた状態で押圧シリンダ126を伸長作動す
ることにより、ワークWを支柱3とは反対側の方
向に軸受孔11の軸線をボーリングバー7とはわ
ずかにずらせた位置までもたらし、次で停止位置
切換シリンダ127を縮小させた状態で押圧シリ
ンダ126を伸長作動させることにより、軸受孔
11の軸線をボーリングバー7に一致させる位置
までワークWを移動させることができる。
すなわち支持治具8における治具本体75に
は、移動台125に支持されているワークWの支
柱3側の側面に当接したときに該ワークWにおけ
る軸受孔11の軸線を軸受部76,77で支承さ
れているボーリングバー7の軸線と一致させるた
めの位置決めピン143が突設される。しかも該
位置決めピン143の先端には小径の突部143
aが突設されており、該突部143aはワークW
に予め設けられている穴に嵌合可能である。また
軸受孔11の軸線をボーリングバー7に一致させ
る位置まで移動させる際のワークWの移動を案内
すべく、パレツト111には先端に嵌合穴137
を有する一対のガイドポスト138が支柱3側に
向けて突設される。一方、治具本体75には、前
記嵌合穴137に嵌入し得る嵌合突起139を先
端に有する位置決めピン140が突設される。
次にこの実施例の作用について説明すると、ワ
ークWは搬送機構10によつて加工ステーシヨン
Sに対応する位置まで搬送されて来る。これによ
りワークWを支持したパレツト111はパレツト
保持枠130の両案内溝134,135に嵌合す
る。この状態でクランプ用シリンダ136を伸長
作動することにより、パレツト111はパレツト
保持枠130に固定される。次いで停止位置切換
シリンダ127を伸長状態にしたままで押圧シリ
ンダ126を伸長作動すると、移動台125は停
止位置切換シリンダ127のロツド133に当接
するまで移動し、これによりワークWはその軸受
孔11の軸線がボーリングバー7の真下よりも支
柱3と反対側にわずかにずれた位置まで移動す
る。
このようにワークWを移動させた状態で、送り
機構5のフイードモータ16を作動することによ
り、ねじ棒15を回転駆動し、駆動機構4、ツー
ルヘツド6およびボーリングバー7を降下させ
る。この際、ワークWの軸受孔11の軸線はボー
リングバー7とはわずかに数mm程度ずれており、
ボーリングバー7は各バイト63を支柱3と反対
側に正確に向けた定位置で静止しているので、第
7図で示すように各バイト63が軸受孔11に干
渉することなくボーリングバー7を軸受孔11に
挿通することができる。ボーリングバー7を降下
させた状態で、ボーリングバー7に設けた軸受8
0は支持治具8の支持孔78に嵌合され、ボーリ
ングバー7の下端は軸受81に嵌合され、さらに
ボーリングバー7の途中は案内孔83に挿通され
る。
ボーリングバー7を降下して支持治具8で摺動
自在および回転自在に支承された後は、停止位置
切換シリンダ127を縮小作動して押圧シリンダ
126を再度伸長作動する。これにより移動台1
25は、支持治具8における治具本体75の位置
決めピン143に、パレツト111に支持されて
いるワークWが当接するまで支柱3側に数mm前進
し、ワークWは、その軸受孔11の軸線が第8図
で示すようにボーリングバー7の軸線と一致する
位置に位置決めされる。
ワークWがその軸受孔11の軸線をボーリング
バー7に一致させて位置決めされたときに、ボー
リングバー7の各バイト63は各軸受孔11より
も上方位置にあり、ボーリングバー7を駆動機構
4によつて回転させながら送り機構5によつて下
降させることにより、各バイト63による軸受孔
11の中ぐり加工が行われる。この際、ボーリン
グバー7はいずれの方向にも揺動可能として垂下
されているので、加工ステーシヨンSにあるワー
クWにおける軸受孔11の軸線が完全に鉛直とは
なつていなくてもそのいずれを吸収して正確に中
ぐり加工を行なうことができる。
ボーリングバー7を回転しながら降下させて、
第9図で示すように中ぐり加工が終了すると、停
止位置切換シリンダ127が再び伸長作動する。
これにより、移動台125が支柱3から離反する
方向に数mmだけ後退し、第10図で示すように軸
受孔11の軸線がボーリングバー7の軸線から偏
心する。この状態でボーリングバー7を上昇させ
るが、この際、各バイト63が軸受孔11に接触
することはないので、カツタマーク等の傷を軸受
孔11に残すことはない。その後、押圧シリンダ
126を縮小作動して、パレツト保持枠111を
搬送機構10の位置まで後退させ、さらにクラン
プ用シリンダ136を縮小作動してパレツト11
1のパレツト保持枠130へのクランプ状態を解
除した後に、搬送機構10によりパレツト111
を加工ステーシヨンSから搬出する。
このようにしてワークWの中ぐり加工が完了す
るが、ワークWの種類が変化するときには、その
種類の変化に応じて対応するボーリングバー7お
よび支持治具8を加工ステーシヨンSに対応する
位置に随時配置することができる。
すなわち、ヘツドインデツクス機構42のイン
デツクスモータ43を作動することにより、所望
のボーリングバー7を支承したツールヘツド6を
加工ステーシヨンSに対応する位置まで移動さ
せ、クランプシリンダ57によりそのツールヘツ
ド6を駆動機構4に固定することができる。また
治具インデツクス機構69のインデツクスモータ
70を作動することにより、所望の支持治具8を
加工ステーシヨンSに対応する位置まで移動さ
れ、治具クランプ用シリンダ96,97の作動に
より、その支持治具8を加工ステーシヨンSに固
定配置することができる。したがつて、ワークW
の種類の変化に応じてボーリングバー7および支
持治具8を変化させることができ、多種少量生産
に対処することができる。
しかも各支持治具8は、その上、下支持突部8
4,85を治具キヤリア64に設けられた突部9
0,91上に載置するだけで、上、下保持シリン
ダ88,89のばね付勢力によりストツパ86,
87が前記突部90,91に係合することによ
り、治具キヤリア64に固定的に支承されてお
り、想定されるワークWの種類に対応した支持治
具8の治具キヤリア64への着脱作業が極めて容
易となるだけでなく、支持治具8を治具キヤリア
64に安定的に固定することができる。
ワーク支持機構9において、反転モータ128
は、中ぐり加工の他にワークWの端面のフライス
加工等を行なうときのためにワークWを反転させ
るのに備えて設けられたものであり、中ぐり加工
のみを行なうときには不要である。
C 発明の効果 以上のように本発明によれば、ボーリングバー
は、その自重により鉛直状態にしてツールヘツド
に保持されるので、ボーリングバーの自重は軸線
方向に作用しており、ボーリングバーに撓みが生
じることを回避して、その撓みに起因した振動や
縄飛び現象の発生が防止される。したがつて支持
治具の支持間隔を比較的大とするとともに支持構
造を簡単にすることが可能となり、支持治具によ
るワーク側の制約が少なくなるとともに、ボーリ
ングバーの回転速度を高めて加工能率を向上する
ことができるようになる。
また搬送機構と移動台との間では加工ステーシ
ヨンに対応する位置で、ワークを支持するパレツ
トの授受が行なわれ、該移動台を押圧シリンダで
駆動することにより、ワークの加工ステーシヨン
への搬入および加工ステーシヨンからの搬出を自
動的にかつ効率的に行なうことができる。
しかも停止位置切換シリンダを伸長作動させて
ワークの孔がボーリングバーとは偏心した位置と
なるように移動台の移動を規制した状態で、ボー
リングバーを、そのバイトが孔に干渉することな
くワークの孔に挿脱することができ、停止位置切
換シリンダを縮小作動させて位置決めピンにワー
クを当接させるまで移動台を支持治具側に移動さ
せたときには、ワークの孔は両支持孔すなわちボ
ーリングバーに正確と同心となつており、ボーリ
ングバーによりワークの孔を正確に中ぐり加工す
ることが可能となる。
さらにボーリングバーは、その上端が自在継手
を介してツールヘツドの回転軸に連結されること
からいずれの方向にも揺動可能であり、ワークの
孔の軸線が完全に鉛直とはなつていなくてもその
ずれを吸収して正確な中ぐり加工を行なうことが
可能となる。
しかも複数のボーリングバーおよび複数の支持
治具を支柱のまわりにそれぞれ複数個配置し、そ
れらのボーリングバーおよび支持治具を選択的に
加工ステーシヨンに対応する位置にもたらすよう
にしたので、ワークの種類の変化に対応してボー
リングバーおよび支持治具を速やかにかつ容易に
交換し得るようにして作業能率の向上に寄与する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第
1図は全体斜視図、第2図は全体縦断面図、第3
図は第2図の−線拡大断面図、第4図は第2
図の−線拡大断面図、第5図は第2図の−
線拡大断面図、第6図は第2図の−線拡大
断面図、第7図はボーリングバーをワークの軸受
孔に挿通した状態を示す要部拡大縦断面図、第8
図はワークの軸受孔の軸線をボーリングバーに一
致させたときの要部拡大縦断面図、第9図はボー
リングバーを最下限まで降下させたときの第8図
に対応した要部拡大縦断面図、第10図はボーリ
ングバーを上昇させる前にワークの軸受孔を偏心
させたときの第7図に対応した要部拡大縦断面図
である。 1……中ぐり加工装置、2……基盤、3……支
柱、4……駆動機構、5……送り機構、6……ツ
ールヘツド、7……ボーリングバー、8……支持
治具、10……搬送機構、11……孔としての軸
受孔、13……回転駆動モータ、22……ヘツド
キヤリア、42……ヘツドインデツクス機構、5
4……回転軸、62……自在継手、63……バイ
ト、64……治具キヤリア、69……治具インデ
ツクス機構、78,79……支持孔、111……
パレツト、125……移動台、126……押圧シ
リンダ、127……停止位置切換シリンダ、13
3……ロツド、143……位置決めピン、S……
加工ステーシヨン、W……ワーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軸方向に比較的長い距離にわたつて中ぐり加
    工すべき孔11を有するワークWの中ぐり加工装
    置において、固定の基盤2上に立設された支柱3
    と;該支柱3の側方で基盤2上に設定された加工
    ステーシヨンSに対応する位置で前記支柱3に沿
    つて昇降可能に配設されるとともに回転駆動モー
    タ13を備える駆動機構4と;該駆動機構4を昇
    降駆動するための送り機構5と;前記支柱3の上
    部のまわりに回転自在に配設される複数のヘツド
    キヤリア22と;各ヘツドキヤリア22に着脱可
    能にそれぞれ支承されて支柱3のまわりに複数個
    配置され、前記駆動機構4の下部に選択的に固定
    可能であるとともに前記回転駆動モータ13に連
    結可能な鉛直の回転軸54を備えるツールヘツド
    6と;ツールヘツド6を駆動機構4に対応する位
    置に選択的にもたらすべく前記ヘツドキヤリア2
    2を回転駆動するためのヘツドインデツクス機構
    42と;側方に突出したバイト63を有するとと
    もに上端が自在継手62を介して前記ツールヘツ
    ド6の回転軸54に連結され、ツールヘツド6か
    らそれぞれ垂下されるボーリングバー7と;支柱
    3の下部のまわりを回転可能にして該支柱3に支
    承される治具キヤリア64と;該治具キヤリア6
    4に支承されて支柱3のまわりに複数個配置さ
    れ、ボーリングバー7に対応する位置で前記支柱
    3の下部に固定可能であるとともに、ボーリング
    バー7を摺動および回転自在に支承するための上
    下に間隔をあけた少なくとも2つの支持孔78,
    79と、前記ワークWに当接したときに該ワーク
    Wをその孔11が前記支持孔78,79と同軸に
    なる位置とする位置決めピン143とを備える支
    持治具8と;支持治具8を加工ステーシヨンSに
    対応する位置に選択的にもたらすべく前記治具キ
    ヤリア64を角変位駆動するための治具インデツ
    クス機構69と;ワークWを固定、支持するため
    のパレツト111を備え、加工ステーシヨンSに
    対応する位置への前記パレツト111の搬入およ
    び搬出を可能として構成された搬送機構10と;
    前記加工ステーシヨンSに対応する位置で前記搬
    送機構10との間でのパレツト111の授受が可
    能であつて孔11の軸線を鉛直方向とした姿勢で
    ワークWを保持して前記駆動機構4の下方位置お
    よび搬送機構10間で移動可能な移動台125
    と;該移動台125を駆動すべく基盤2に配設さ
    れる押圧シリンダ126と;前記支柱3の下部で
    固定状態にある支持治具8側で移動台125に当
    接可能なロツド133を備え、伸長作動時にロツ
    ド133で移動台125の支持治具8側への移動
    を規制して前記ボーリングバー7の孔11への挿
    通を可能とすべく該孔11の軸線がボーリングバ
    ー7から偏心するように移動台125の位置を定
    めるとともに縮小作動時にはワークWが前記位置
    決めピン143に当接するまで移動台125の移
    動を許容すべく基盤2に配設される停止位置切換
    シリンダ127と;を含むことを特徴とする中ぐ
    り加工装置。
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