JPH0367866B2 - - Google Patents

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JPH0367866B2
JPH0367866B2 JP61231120A JP23112086A JPH0367866B2 JP H0367866 B2 JPH0367866 B2 JP H0367866B2 JP 61231120 A JP61231120 A JP 61231120A JP 23112086 A JP23112086 A JP 23112086A JP H0367866 B2 JPH0367866 B2 JP H0367866B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
light
titanium oxide
magnetic
layer
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61231120A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6387231A (ja
Inventor
Masahiro Hosoi
Junji Kobayashi
Shozo Nitsuta
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
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Publication of JPS6387231A publication Critical patent/JPS6387231A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は磁気記録媒体用ベースフイルムに関
し、更に詳しくは遮光性にすぐれかつ表面特性の
良好な磁気記録媒体を与える磁気記録媒体用ベー
スフイルムに関する。 従来技術 磁気記録媒体は通常ポリエステルベースフイル
ムに磁性粉末、バインダー、有機溶剤及びその他
の必要成分からなる磁性塗料を塗布、乾燥して作
られ、その用途に応じて所定の寸法に切断して使
用される。 磁気テープはビデオカセツト中等に収納して、
VTR等で使用する際には、磁気テープの端末に
接続した透明なリーダーテープと磁気テープとの
光線透過率の差を約900nmの波長の光に最も敏感
なセンサーで検出することによつて磁気テープ端
末の検出を行なつている。このため磁気テープの
光透過率が充分に小さくないと、磁気テープ中を
光が透過し、磁気テープの端末が誤つて検出され
てVTR等の誤動作を招く虞れがある。また磁気
記録フレキシブルデイスクでは所定位置に穿設さ
れたインデツクスホールを透過する光によりトラ
ツクのスタートのタイミングを検出している。こ
のため、磁気デイスクの光透過率が大きいと、イ
ンデツクスホールのないところでも光が透過して
トラツクのスタートのタイミングが誤つて検出さ
れ、タイミング不良によるエラーやその他のトラ
ブルを生ずる虞れがある。 そこで、磁気記録媒体に遮光性を賦与する手段
として、通常、磁性層中にカーボンブラツク等の
黒色顔料を混入することが行なわれている。しか
し、この手段は磁性層中に黒色顔料を比較的多量
に添加する必要があり、その結果として磁性層表
面の平滑性を悪くし、S/N比等の磁性特性を低
下するという難点がある。 近年、磁気記録媒体特にビデオテープ、フロツ
ピーデイスク等はより高いS/N比が求められて
いる。この手段として、ビデオテープでは、強磁
性粉体の微粒子化がはかられ、さらに充填度を向
上させるために磁性層中から強磁性粉体以外の粉
体をできるだけ減少させることが検討され、かつ
この方向にある。しかし、強磁性粉体が微粒子化
され、かつ磁性層から強磁性粉体以外の粉体、た
とえばカーボンブラツクを減少させると、特に現
在のVHS型のビデオデツキに於いては光学濃度
が減少し、走行停止を起こしかねないという問題
が生じてくる。また、フロツピーデイスクにおい
ては、磁性層の厚みを減少させて電磁特性を向上
させる方向にあるが、磁性層厚みの減少により光
線率が大きくなつて誤動作発生を招く虞れが増大
する。 この対策として磁気記録媒体のベースフイルム
に遮光性を賦与することが検討され、例えば(イ)ベ
ースフイルムを着色する(特開昭53−31112号)、
(ロ)ベースフイルム中に光透過防止剤や遮光剤を混
入する(実開昭56−30438号、特開昭56−19524
号、特開昭56−87232号、特開昭57−205824号)、
(ハ)遮光剤を混入せしめたフイルムの少なくとも片
面に、カーボンブラツクよりなる遮光剤を混入し
ないポリエステルフイルムを積層する(特開昭60
−229229号、特開昭56−83841号)等で提案され
ている。 しかし、(イ)ベースフイルムを着色したり、(ロ)光
透過防止剤や遮光剤を混入する方法は、遮光性を
充分得るためには染料やカーボンブラツクを多量
に添加することが必要となり、この結果ベースフ
イルムの表面に凹凸が生じて磁性剤の均一な塗布
ができなくなり、したがつてその磁気記録媒体に
は磁気記録の欠落(ドリツプアウト)や磁気出力
の低下を生じるという欠点がある。また、(ハ)遮光
剤(カーボンブラツク)を混入せしめたフイルム
の少なくとも片面に遮光剤を混入しないポリエス
テルフイルムを積層する方法は上記(イ)、(ロ)より好
ましい方法ではあるが、問題がないわけではな
く、ポリエステル中のカーボン粒子の高濃度の分
散はむずかしく、凝集粒子による高い突起が表層
をつき破つてフイルムの表面に現れるという問題
が生じ易い。周知のごとく、ベースフイルムに存
在する粗大な突起はドロツプアウトの原因とな
り、磁気記録媒体として重大な障害を引き起こ
す。 発明の目的 本発明の目的は、かかる従来技術の欠点を解消
せしめ磁性層を薄く均一に塗布することができ、
磁気記録媒体の表面性が良好でドロツプアウトが
殆んどなく、透過光が多いことに起因する走行停
止を防止できる磁気記録媒体用ベースフイルムを
提供しようとするものである。 発明の構成・効果 本発明は、かかる目的を達成するために次の構
成、すなわち酸化チタンを遮光材料として含有す
るポリエステルフイルムの少なくとも片面に、こ
れより低濃度の酸化チタン、及び/又は該酸化チ
タン以外の滑剤を含有するポリエステルフイルム
を積層してなる磁気記録媒体用ベースフイルム、
からなる。 本発明におけるポリエステルは、テレフタル
酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカル
ボン酸等の如き芳香族ジカルボン酸成分とエチレ
ングリコール等の如きグリコール成分とを重縮合
させて得ることのできるポリマーである。該ポリ
エステルは芳香族ジカルボン酸とグリコールとを
直接重合させて得られるほか、芳香族ジカルボン
酸ジアルキルエステルとグリコールとをエステル
交換反応させた後重縮合せしめる等の方法によつ
て得られる。 ポリエステルの代表的なものとしてポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフ
タレンジカルボキシレート等が例示できる。かか
るポリエステルは、共重合されないホモ・ポリマ
ーであつてもよく、またジカルボン酸成分の15モ
ル%以下が非芳香族ジカルボン酸成分であり、及
び/又はジオール成分の15モル%以下が脂肪族グ
リコール以外のジオール成分であるような共重合
ポリエステルであつてもよい。 本発明において、酸化チタンを遮光材料として
含有せしめたポリエステルフイルムは遮光層を形
成するものであり、この遮光性は該フイルムを単
独で(積層せずに)かつ波長900nmの光で測定す
る光線透過率が50%以下、更には25%以下、特に
7%以下にあることが好ましい。なお、このフイ
ルムは2軸配向又はフイルムの長手方向に配向し
ている方が望ましいが、配向していなくてもよ
い。 上記酸化チタンは約0.1〜0.5μmの平均粒径を有
するものが好ましく、この含有量は上記光線透過
率を満足させるとともに二軸延伸フイルムとした
とに該フイルム表面に高い突起、殊に多重干渉顕
微鏡(タリウムランプ:光波長540n)で測定し
た3重リング以上の高さの突起を生じないように
することから定めるのが好ましい。 酸化チタンのポリエステルへの混入は、ポリエ
ステル製造時に添加してもよく、酸化チタン粉体
をポリエステルにブレンドしてもよく、また予め
酸化チタン混合マスターチツプを作成しておき、
これをチツプ同志で混合又は溶融混合してもよ
い。 本発明において、上記遮光層の少なくとも片面
に積層するポリエステルフイルムは、より低濃度
の酸化チタン、及び/又は酸化チタン以外の滑剤
を含有するポリエステルからなる。このポリエス
テルに含有させる酸化チタンは遮光層を形成する
ポリエステルフイルムに含有させた酸化チタンと
同じものか、これより平均粒径の小さいものが好
ましい。また、酸化チタン以外の滑剤としては炭
酸カルシウム、硫酸バリウム、カオリン、クレー
等が好ましく例示できる。これら滑剤の平均粒径
は約0.1〜0.8μmの範囲であることが好ましく、ま
た添加量は0.05〜0.5重量%とするのが好ましい。 滑剤は単独で用いても、2種あるいは3種を混
合して用いても良く、二軸延伸フイルムの表面の
粗さ(Ra)が0.020μm以下となるように添加剤
の粒径と添加量を調整するのが望ましい。 本発明の積層フイルムは遮光層を形成するフイ
ルムと該遮光層の少なくとも片面に積層するフイ
ルムが同じポリエステルよりなることが好ましい
が、異なる場合にはポリエステルのガラス転移温
度の差が9℃以下にあることが望ましい。 本発明のベースフイルム(積層フイルム)は従
来から知られている積層フイルムの製造法によつ
て製造することができるが、特に共押出法によつ
て積層シートを得、このシートを更に2軸延伸、
熱処理することで製造するのが好ましい。ベース
フイルム(積層フイルム)が2層構造の場合に
は、磁性層は遮光層に積層したフイルムの表面に
設けるのが望ましく、3層構造の場合には両外表
面のいずれでも良い。 本発明のベースフイルムは、次の特徴を有す
る。 ベースフイルムは酸化チタンにより光線透過率
を減少させているので磁性層の光線透過率をその
分だけ減少させることができ、このため磁性層に
混入していた遮光材料の量を大幅に減少させるこ
とができ、磁性層の薄膜化や磁性剤の微細化が可
能となり、磁気記録の高出力化、高密度化が可能
である。 実施例 以下、実施例にもとづいて本発明を説明する。 実施例1及び比較例1〜2 酸化チタンを10重量%混入したポリエチレンテ
レフタレートと酸化チタンを0.5重量%混入した
ポリエチレンテレフタレートとを、各々溶融し、
両者をスリツト状の口金で積層せしめて押出し、
厚み200μmの未延伸2層積層フイルムを得た。こ
の厚みの構成は3:4とし、酸化チタンを高濃度
に混入した層を厚くした。 この未延伸フイルムを常法によりタテ3.6倍、
ヨコ3.9倍に延伸し、熱固定を施し、最終厚み14μ
の2軸延伸フイルムを得た。磁性剤の塗布面は酸
化チタンが低濃度で含まれている面とした。 比較のために、酸化チタンが低濃度に含まれて
いるポリエチレンテレフタレートのみを用いる以
外は上記と同様に行つて単層フイルムを得た(比
較例1)。また、酸化チタンが高濃度に含まれる
ポリエチレンテレフタレートのみを用いる以外は
上記と同様に行つて単層フイルムを得た(比較例
2)。 これらフイルムをベースとし、常法により磁気
テープ化し市販のVHSビデオレコーダーにより
信号検知トラブル発生の有(×)、無(〇)で評
価した。それらの結果を表1に示す。なお、フイ
ルムの光線透過率は900nmの波長における値であ
る。
【表】 表1から実施例1のフイルムは比較例1,2の
ものに比べてすぐれた磁気記録特性が得られてい
ることがわかる。 実施例2及び比較例3〜4 平均粒径が0.3μmの酸化チタン5重量%を混入
したポリエチレンテレフタレートを中間層とし、
その両側に酸化チタンを0.5重量%混入したポリ
エチレンテレフタレートの層を溶融積層し、さら
に2軸延伸、熱固定して厚み75μのフロツピーデ
イスク用ベースフイルムを得た。この厚み比は
25/25/25μであつた。 比較のため、酸化チタンを含むポリエチレンテ
レフタレートのみを用いる以外は上記と同様に行
つて厚み75μのフロツピーデイスク用フイルムを
得(比較例3)、また酸化チタン0.5重量%を含む
ポリエチレンテレフタレートのみを用いる以外は
上記と同様に行つて厚み75μのフロツピーデイス
ク用フイルムを得た(比較例4)。 これらのベースフイルムを常法によりフロツピ
ーデイスク化し、特性を評価した。それらの結果
を表2に示す。
【表】 表2から、実施例2のフイルムは、比較例3,
4のものに比べてすぐれた磁気記録特性が得られ
ていることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 酸化チタンを遮光材料として含有するポリエ
    ステルフイルムの少なくとも片面に、これより低
    濃度の酸化チタン、及び/又は該酸化チタン以外
    の滑剤を含有するポリエステルフイルムを積層し
    てなる磁気記録媒体用ベースフイルム。
JP61231120A 1986-10-01 1986-10-01 磁気記録媒体用ベ−スフイルム Granted JPS6387231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61231120A JPS6387231A (ja) 1986-10-01 1986-10-01 磁気記録媒体用ベ−スフイルム

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JP61231120A JPS6387231A (ja) 1986-10-01 1986-10-01 磁気記録媒体用ベ−スフイルム

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Publication Number Publication Date
JPS6387231A JPS6387231A (ja) 1988-04-18
JPH0367866B2 true JPH0367866B2 (ja) 1991-10-24

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ID=16918598

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JP61231120A Granted JPS6387231A (ja) 1986-10-01 1986-10-01 磁気記録媒体用ベ−スフイルム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0382534A (ja) * 1989-08-28 1991-04-08 Toray Ind Inc 複合ポリエステルフィルム
JPH0382537A (ja) * 1989-08-28 1991-04-08 Toray Ind Inc 複合ポリエステルフィルム

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JPS6387231A (ja) 1988-04-18

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