JPH0368545B2 - - Google Patents
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- JPH0368545B2 JPH0368545B2 JP58084171A JP8417183A JPH0368545B2 JP H0368545 B2 JPH0368545 B2 JP H0368545B2 JP 58084171 A JP58084171 A JP 58084171A JP 8417183 A JP8417183 A JP 8417183A JP H0368545 B2 JPH0368545 B2 JP H0368545B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- thickness
- center
- single crystal
- crystal substrate
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L9/00—Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
- G01L9/0041—Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
- G01L9/0042—Constructional details associated with semiconductive diaphragm sensors, e.g. etching, or constructional details of non-semiconductive diaphragms
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D48/00—Individual devices not covered by groups H10D1/00 - H10D44/00
- H10D48/50—Devices controlled by mechanical forces, e.g. pressure
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Pressure Sensors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、圧力検出特性を向上させることので
きる半導体圧力変換素子に関する。
きる半導体圧力変換素子に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近時、シリコン(Si)などの半導体結晶板に薄
肉のダイヤフラムを形成し、このダイヤフラム上
に逆導電性の不純物を短冊状に拡散してピエゾ抵
抗ゲージを形成した圧力検出装置(圧力センサ)
が普及している。この種の圧力センサは、小型、
軽便である反面、ピエゾ抵抗ゲージの圧力歪に対
する抵抗値変化が非直線性を示し、そのため高精
度な圧力測定を行う場合には、上記非直線性の補
償を必要とした。しかし、非直線性の補償のため
には、補償回路を特設せねばならいこと、補償の
ための調整が必要なこと、感度を犠牲にして非直
線性を改良した場合には増幅回路系のゲインを上
げねばらないため回路系の安定性の面から考えて
好ましくない等の種々の欠点があつた。そこで、
従来、半導体圧力センサのダイヤフラムを、中心
部に向つて同心的に厚くし、その中心部の板厚を
周辺部の板厚の105〜115%程度とすることにより
非直線性を改良する試みがなされている。この方
法は、まず第1図に示すように、Si単結晶ペレツ
ト1をワツクス2により例えば石英板などの基台
3上に固定する。このペレツト1のダイヤフラム
形成領域を除く部分には例えばSi3N4などの耐エ
ツチング膜1aが蒸着により被膜形成されてい
る。しかして、ペレツト1を固定した基台3を第
2図に示すエツチング槽4に入れ、エツチング液
5に浸漬する。このエツチング槽4は水平方向に
対して所定角度傾斜した受台6に嵌合・保持され
ていて、軸7を介して本体8に内蔵されているモ
ータに連設されている。しかして、エツチング槽
4を特定のエツチング速度で回転させると、周辺
部に比べて中央部のエツチングが早く進行して、
中心部に対して同心的に厚くなつた所要形状のダ
イヤフラムを得ることができる。しかるに、この
ようにして出来た半導体圧力検出装置はつぎのよ
うな欠点をもつている。すなわち、加工能率がす
こぶる小さいエツチング加工法を利用してダイヤ
フラムを形成するので、深い凹部つまりダイヤフ
ラムの側壁の高さを高くすることが困難であり、
ダイヤフラムの中央部の厚肉部分の厚さtと側壁
の高さTとの比は、高々2〜4倍であつた(第3
図参照)。したがつて、ダイヤフラムが形成され
たペレツトを台座にガラス接着することにより発
生する熱歪の影響を拡散抵抗層が受けて、感度特
性を低下させていた。また、エツチング加工によ
り形成されたダイヤフラムは、ダイヤフラム周辺
部つまりダイヤフラムと側壁との交差部分が丸み
を帯びていることも、感度特性を悪くしていた。
そこで、台座へのガラス接着の際の熱歪の影響を
ほとんど受けず、しかも高感度の半導体圧力変換
素子が要望されていた。
肉のダイヤフラムを形成し、このダイヤフラム上
に逆導電性の不純物を短冊状に拡散してピエゾ抵
抗ゲージを形成した圧力検出装置(圧力センサ)
が普及している。この種の圧力センサは、小型、
軽便である反面、ピエゾ抵抗ゲージの圧力歪に対
する抵抗値変化が非直線性を示し、そのため高精
度な圧力測定を行う場合には、上記非直線性の補
償を必要とした。しかし、非直線性の補償のため
には、補償回路を特設せねばならいこと、補償の
ための調整が必要なこと、感度を犠牲にして非直
線性を改良した場合には増幅回路系のゲインを上
げねばらないため回路系の安定性の面から考えて
好ましくない等の種々の欠点があつた。そこで、
従来、半導体圧力センサのダイヤフラムを、中心
部に向つて同心的に厚くし、その中心部の板厚を
周辺部の板厚の105〜115%程度とすることにより
非直線性を改良する試みがなされている。この方
法は、まず第1図に示すように、Si単結晶ペレツ
ト1をワツクス2により例えば石英板などの基台
3上に固定する。このペレツト1のダイヤフラム
形成領域を除く部分には例えばSi3N4などの耐エ
ツチング膜1aが蒸着により被膜形成されてい
る。しかして、ペレツト1を固定した基台3を第
2図に示すエツチング槽4に入れ、エツチング液
5に浸漬する。このエツチング槽4は水平方向に
対して所定角度傾斜した受台6に嵌合・保持され
ていて、軸7を介して本体8に内蔵されているモ
ータに連設されている。しかして、エツチング槽
4を特定のエツチング速度で回転させると、周辺
部に比べて中央部のエツチングが早く進行して、
中心部に対して同心的に厚くなつた所要形状のダ
イヤフラムを得ることができる。しかるに、この
ようにして出来た半導体圧力検出装置はつぎのよ
うな欠点をもつている。すなわち、加工能率がす
こぶる小さいエツチング加工法を利用してダイヤ
フラムを形成するので、深い凹部つまりダイヤフ
ラムの側壁の高さを高くすることが困難であり、
ダイヤフラムの中央部の厚肉部分の厚さtと側壁
の高さTとの比は、高々2〜4倍であつた(第3
図参照)。したがつて、ダイヤフラムが形成され
たペレツトを台座にガラス接着することにより発
生する熱歪の影響を拡散抵抗層が受けて、感度特
性を低下させていた。また、エツチング加工によ
り形成されたダイヤフラムは、ダイヤフラム周辺
部つまりダイヤフラムと側壁との交差部分が丸み
を帯びていることも、感度特性を悪くしていた。
そこで、台座へのガラス接着の際の熱歪の影響を
ほとんど受けず、しかも高感度の半導体圧力変換
素子が要望されていた。
本発明は、上記事情を勘案してなされたもの
で、台座への接着の際に発生する熱歪の影響を回
避することができ、しかも高精度圧力測定に適し
た半導体圧力変換素子を提供することを目的とす
る。
で、台座への接着の際に発生する熱歪の影響を回
避することができ、しかも高精度圧力測定に適し
た半導体圧力変換素子を提供することを目的とす
る。
シリコン単結晶基板の一方の主面に形成された
拡散抵抗層と、上記シリコン単結晶基板の他方の
主面に凹部を加工することによつて形成された薄
肉のダイヤフラム部とを備え、上記ダイヤフラム
部に隣接した上記シリコン単結晶基板の厚さを上
記ダイヤフラム部中心の厚さの5倍以上に形成
し、中央部に受圧孔を有する台座に上記凹部が形
成された上記主面が接着される半導体圧力変換素
子において、上記凹部は回転砥石による研削加工
を施すことによつて上記ダイヤフラム部の中心部
の厚みが上記ダイヤフラム部の周縁吹から同心円
状に直線的に増大変化するように形成されるよう
にしたものである。
拡散抵抗層と、上記シリコン単結晶基板の他方の
主面に凹部を加工することによつて形成された薄
肉のダイヤフラム部とを備え、上記ダイヤフラム
部に隣接した上記シリコン単結晶基板の厚さを上
記ダイヤフラム部中心の厚さの5倍以上に形成
し、中央部に受圧孔を有する台座に上記凹部が形
成された上記主面が接着される半導体圧力変換素
子において、上記凹部は回転砥石による研削加工
を施すことによつて上記ダイヤフラム部の中心部
の厚みが上記ダイヤフラム部の周縁吹から同心円
状に直線的に増大変化するように形成されるよう
にしたものである。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳述
する。
する。
第4図は、本実施例の半導体圧力変換素子の製
造に用いられる研削装置を示すもので、第5図に
示すカツプ形砥石9は、自転用スピンドル10に
同軸に固定されている。上記自転用スピンドル1
0は、偏心軸受11により軸支されている。この
偏心軸受11は、介挿体12を介して円柱状の支
持体13に取付けられている。この支持体13の
外周面には、図示せぬ環装体が装着され、高圧空
気源から供給された高圧空気を偏心軸受11内に
設けられているエア・タービン機構に導入して、
自転用スピンドル10を高速回転させるようにな
つている。さらに、支持体13は図示せぬ軸受に
軸支された公転用スピンドル14に同軸に固定さ
れている。この公転用スピンドル14は、図示せ
ぬ電動機により回転駆動されるようなつている。
上記自転用スピンドル10の軸線15は、公転用
スピンドル14の軸線16に対して角度θ(好ま
しくは、0.05〜0.3度)傾斜するようになつてい
る。すなわち、軸線15の一端は軸線15のカツ
プ形砥石9側の交点17において交差し、他端は
支持体13の下端面上において、軸線16からe0
だけ偏心した位置と交差するようになつている。
したがつて、軸線15は公転用スピンドル14の
回転にともない交点17を頂点とする円錐を形成
するようになつている。なお、図示せぬが、本実
施例の研削装置には、円板状のシリコン単結晶基
板である被加工物18を、この被加工物18の
(100)面となつている主面が公転用スピンドル1
4の軸線16と直交するように、保持固定する保
持装置が設けられている。また、カツプ形砥石9
は、図示せぬ送りテーブルにより公転用スピンド
ル14の軸線16に沿つて昇降されるようになつ
ている。このカツプ形砥石9は、第5図に示すよ
うに、先端部中央には凹部19が設けられてい
て、先端周縁部は、円環状の研削作用面20とな
つている。そして、この研削作用面20の外径r1
は、研削加工面上における自転用スピンドル10
の軸線15の公転用スピンドル14の軸線16に
対する偏心量eよりも大きく、研削作用面20の
内径r2は、偏心量eよりも小さく設定され、研削
中に研削作用面20を軸心16が通るように設定
されている(第4図参照)。
造に用いられる研削装置を示すもので、第5図に
示すカツプ形砥石9は、自転用スピンドル10に
同軸に固定されている。上記自転用スピンドル1
0は、偏心軸受11により軸支されている。この
偏心軸受11は、介挿体12を介して円柱状の支
持体13に取付けられている。この支持体13の
外周面には、図示せぬ環装体が装着され、高圧空
気源から供給された高圧空気を偏心軸受11内に
設けられているエア・タービン機構に導入して、
自転用スピンドル10を高速回転させるようにな
つている。さらに、支持体13は図示せぬ軸受に
軸支された公転用スピンドル14に同軸に固定さ
れている。この公転用スピンドル14は、図示せ
ぬ電動機により回転駆動されるようなつている。
上記自転用スピンドル10の軸線15は、公転用
スピンドル14の軸線16に対して角度θ(好ま
しくは、0.05〜0.3度)傾斜するようになつてい
る。すなわち、軸線15の一端は軸線15のカツ
プ形砥石9側の交点17において交差し、他端は
支持体13の下端面上において、軸線16からe0
だけ偏心した位置と交差するようになつている。
したがつて、軸線15は公転用スピンドル14の
回転にともない交点17を頂点とする円錐を形成
するようになつている。なお、図示せぬが、本実
施例の研削装置には、円板状のシリコン単結晶基
板である被加工物18を、この被加工物18の
(100)面となつている主面が公転用スピンドル1
4の軸線16と直交するように、保持固定する保
持装置が設けられている。また、カツプ形砥石9
は、図示せぬ送りテーブルにより公転用スピンド
ル14の軸線16に沿つて昇降されるようになつ
ている。このカツプ形砥石9は、第5図に示すよ
うに、先端部中央には凹部19が設けられてい
て、先端周縁部は、円環状の研削作用面20とな
つている。そして、この研削作用面20の外径r1
は、研削加工面上における自転用スピンドル10
の軸線15の公転用スピンドル14の軸線16に
対する偏心量eよりも大きく、研削作用面20の
内径r2は、偏心量eよりも小さく設定され、研削
中に研削作用面20を軸心16が通るように設定
されている(第4図参照)。
つぎに、上記構成の研削装置を用いた本実施例
の半導体圧力変換素子の製造方法について述べる
と、まず、第6図に示すように、例えば厚み2
mm、一辺の長さが22mmの正方形板状のシリコン単
結晶基板である被加工物18の一方の主面に拡散
抵抗層21a,21a,21b,21bを長手方
向が<110>又は<110>となるようにたとえ
ばボロンBにより拡散形成する。これら拡散抵抗
層21a,21a,21b,21bは、90度間隔
で等配して設けられている。そして、拡散抵抗層
21a,21aは、それらの長手方向が後述する
ダイヤフラムの半径方向と直交するように設けら
れて、圧力Pによりプラスに変化する抵抗Ppを
有し、かつ、拡散抵抗層21b,21bは、それ
らの長手方向が後述するダイヤフラムの半径方向
に設けられて、圧力Pによりマイナスに変化する
抵抗RNを有している。ついで、第7図に示すよ
うに、被加工物18の他方の主面に、耐エツチン
グ層であるSi3N4層21を形成する。しかして、
上記構成の研削装置を用いて、まず、被加工物1
8をSi3N4層21が上面となるように保持装置に
固定し、公転用スピンドル14を電動機により1
〜50r・p・mで回転駆動させるとともに、自転
用スピンドル10をエア・タービン機構により 20000〜100000r・p・mで高速回転させ、送りテ
ーブルを矢印23方向に下降させて、カツプ形砥
石9を被加工物18に向つて切込ませる。する
と、カツプ形砥石9は、第8図のように、矢印2
4方向に自転運動しながら、矢印25方向に公転
運動する。その結果、例えば深さ1875μm、直径
17mmの丸穴(凹部)26が形成される。また、カ
ツプ形砥石9の研削作用面20は、つねに丸穴2
6の中心27を通過するので、第9図に示すよう
な中央部分の△H(5〜30μm)及び底部周縁か
ら中央部にかけての傾斜角θ′が0.05〜0.3度の円錐
状のふくらみを有し厚みが中心部で例えば125μ
mのダイヤフラム部28が形成される。しかし
て、上記カツプ形砥石9による研削加工で生じた
微細な破砕層等を除去し、さに精度よく所定形状
に丸穴26を形成するために、第10図に示すよ
うに、被加工物18の下底面、外周面、上端面に
ホトレジスト、ワツクス等をマスク20として被
着させ、例えばフツ硝酸からなるエツチング液に
より丸穴26の内面をエツチング加工する。そし
て、2〜5μm/分の加工速度で徐々に50μm程度
加工しダイヤフラム部28を例えば中心の厚さ
hcが75μm、周縁部の厚さheが63μmとなるよう
に、しかも±1μmの公差範囲内で仕上げる。こ
の場合、ダイヤフラム部28に隣接した被加工物
18の厚さは、ダイヤフラム部28中心の厚さの
約30倍となつている。しかして、第11図に示す
ように、被加工物18の丸穴26側の上端面に、
ガラス接着により、中央部に貫通孔である受圧孔
30が形成された円柱状の台座31をガラス接着
する。このときの接着条件は、加熱温度が約550
℃、加熱時間は約30分であつて、全体加熱後ガラ
ス接着を完了して冷却する際に、接着剤としての
ガラスと、シリコン単結晶基板との熱膨脹率の差
異に基因して、熱歪が接着部近傍に発生してい
る。
の半導体圧力変換素子の製造方法について述べる
と、まず、第6図に示すように、例えば厚み2
mm、一辺の長さが22mmの正方形板状のシリコン単
結晶基板である被加工物18の一方の主面に拡散
抵抗層21a,21a,21b,21bを長手方
向が<110>又は<110>となるようにたとえ
ばボロンBにより拡散形成する。これら拡散抵抗
層21a,21a,21b,21bは、90度間隔
で等配して設けられている。そして、拡散抵抗層
21a,21aは、それらの長手方向が後述する
ダイヤフラムの半径方向と直交するように設けら
れて、圧力Pによりプラスに変化する抵抗Ppを
有し、かつ、拡散抵抗層21b,21bは、それ
らの長手方向が後述するダイヤフラムの半径方向
に設けられて、圧力Pによりマイナスに変化する
抵抗RNを有している。ついで、第7図に示すよ
うに、被加工物18の他方の主面に、耐エツチン
グ層であるSi3N4層21を形成する。しかして、
上記構成の研削装置を用いて、まず、被加工物1
8をSi3N4層21が上面となるように保持装置に
固定し、公転用スピンドル14を電動機により1
〜50r・p・mで回転駆動させるとともに、自転
用スピンドル10をエア・タービン機構により 20000〜100000r・p・mで高速回転させ、送りテ
ーブルを矢印23方向に下降させて、カツプ形砥
石9を被加工物18に向つて切込ませる。する
と、カツプ形砥石9は、第8図のように、矢印2
4方向に自転運動しながら、矢印25方向に公転
運動する。その結果、例えば深さ1875μm、直径
17mmの丸穴(凹部)26が形成される。また、カ
ツプ形砥石9の研削作用面20は、つねに丸穴2
6の中心27を通過するので、第9図に示すよう
な中央部分の△H(5〜30μm)及び底部周縁か
ら中央部にかけての傾斜角θ′が0.05〜0.3度の円錐
状のふくらみを有し厚みが中心部で例えば125μ
mのダイヤフラム部28が形成される。しかし
て、上記カツプ形砥石9による研削加工で生じた
微細な破砕層等を除去し、さに精度よく所定形状
に丸穴26を形成するために、第10図に示すよ
うに、被加工物18の下底面、外周面、上端面に
ホトレジスト、ワツクス等をマスク20として被
着させ、例えばフツ硝酸からなるエツチング液に
より丸穴26の内面をエツチング加工する。そし
て、2〜5μm/分の加工速度で徐々に50μm程度
加工しダイヤフラム部28を例えば中心の厚さ
hcが75μm、周縁部の厚さheが63μmとなるよう
に、しかも±1μmの公差範囲内で仕上げる。こ
の場合、ダイヤフラム部28に隣接した被加工物
18の厚さは、ダイヤフラム部28中心の厚さの
約30倍となつている。しかして、第11図に示す
ように、被加工物18の丸穴26側の上端面に、
ガラス接着により、中央部に貫通孔である受圧孔
30が形成された円柱状の台座31をガラス接着
する。このときの接着条件は、加熱温度が約550
℃、加熱時間は約30分であつて、全体加熱後ガラ
ス接着を完了して冷却する際に、接着剤としての
ガラスと、シリコン単結晶基板との熱膨脹率の差
異に基因して、熱歪が接着部近傍に発生してい
る。
かくて、本実施例の半導体圧力変換素子は、丸
穴26側のダイヤフラム部28の周縁から中心に
向つて同心的かつ連続的に厚くなるふくらみが形
成されているので、圧力〜歪特性の非直線性の補
償を補償回路を特設することなく行うことができ
る。とりわけ、ダイヤフラム部28の中心の厚さ
hcと周縁部の厚さheとの比を適宜選択すること
により、非直線性を零にすることができる。たと
えば、本実施例の場合、hc/heの値は、ほぼ1.20
であるが、この値を選ぶことにより、第12図に
示すように、非直線性は零となる。さらに、本実
施例においては、ダイヤフラム部28の側壁の厚
さは、ダイヤフラム部28の厚さの約30倍である
ので、台座31をガラス接着しさ際の熱歪の影響
をダイヤフラム部28が受けず、高感度の受圧特
性を維持することができる。したがつて、本実施
例の半導体圧力変換素子は、従来のエツチング加
工によるものに比べて歩留が大幅に向上する。た
とえば、本実施例の場合においては歩留が約92%
であるのに対して、エツチング加工により、厚さ
が300μmのシリコン単結晶基板により同一径か
つ厚さ80μmのダイヤフラム部が形成された半導
体圧力変換素子の歩留は約60%であつた。
穴26側のダイヤフラム部28の周縁から中心に
向つて同心的かつ連続的に厚くなるふくらみが形
成されているので、圧力〜歪特性の非直線性の補
償を補償回路を特設することなく行うことができ
る。とりわけ、ダイヤフラム部28の中心の厚さ
hcと周縁部の厚さheとの比を適宜選択すること
により、非直線性を零にすることができる。たと
えば、本実施例の場合、hc/heの値は、ほぼ1.20
であるが、この値を選ぶことにより、第12図に
示すように、非直線性は零となる。さらに、本実
施例においては、ダイヤフラム部28の側壁の厚
さは、ダイヤフラム部28の厚さの約30倍である
ので、台座31をガラス接着しさ際の熱歪の影響
をダイヤフラム部28が受けず、高感度の受圧特
性を維持することができる。したがつて、本実施
例の半導体圧力変換素子は、従来のエツチング加
工によるものに比べて歩留が大幅に向上する。た
とえば、本実施例の場合においては歩留が約92%
であるのに対して、エツチング加工により、厚さ
が300μmのシリコン単結晶基板により同一径か
つ厚さ80μmのダイヤフラム部が形成された半導
体圧力変換素子の歩留は約60%であつた。
なお、上記実施例においては、半導体圧力変換
素子のダイヤフラム部に隣接したシリコン単結晶
基板の厚さは、ダイヤフラム部中心の厚さの約30
倍であるが、5倍以上である限り任意に選択して
よい。しかし、熱歪の影響を有効に回避するため
には10倍以上が好ましい。さらに、ダイヤフラム
のふくらみについても、中心の厚さが周縁の厚さ
の105〜125%の範囲で仕様に応じて適宜選択して
よい。さらにまた、ダイヤフラム部の形成手段
も、砥石による研削加工に限定されるものでな
く、たとえば、超音波研削加工によつてもよい。
また、研削加工後の仕上げのためのエツチング
は、省略してもよい。
素子のダイヤフラム部に隣接したシリコン単結晶
基板の厚さは、ダイヤフラム部中心の厚さの約30
倍であるが、5倍以上である限り任意に選択して
よい。しかし、熱歪の影響を有効に回避するため
には10倍以上が好ましい。さらに、ダイヤフラム
のふくらみについても、中心の厚さが周縁の厚さ
の105〜125%の範囲で仕様に応じて適宜選択して
よい。さらにまた、ダイヤフラム部の形成手段
も、砥石による研削加工に限定されるものでな
く、たとえば、超音波研削加工によつてもよい。
また、研削加工後の仕上げのためのエツチング
は、省略してもよい。
本発明の半導体圧力変換素子によれば、上記ダ
イヤフラム部の中心部の厚みが上記ダイヤフラム
部の周縁吹から同心円状に直線的に増大変化する
ように形成された凹部が形成されているので、圧
力に対する感度が向上し、高精度圧力測定に適す
る半導体圧力変換素子を得ることができる。ま
た、ダイヤフラム部がシリコン単結晶基板の台座
へのガラス接着の際に生じる熱による影響を受け
ることもなくなる。
イヤフラム部の中心部の厚みが上記ダイヤフラム
部の周縁吹から同心円状に直線的に増大変化する
ように形成された凹部が形成されているので、圧
力に対する感度が向上し、高精度圧力測定に適す
る半導体圧力変換素子を得ることができる。ま
た、ダイヤフラム部がシリコン単結晶基板の台座
へのガラス接着の際に生じる熱による影響を受け
ることもなくなる。
第1図は従来技術においてエツチング加工され
るシリコン単結晶基板を示す図、第2図は従来技
術において用いられるエツチング装置を示す図、
第3図は従来技術により製作されたダイヤフラム
を示す断面図、第4図は本発明の一実施例の半導
体圧力変換素子の製造に用いられる研削装置の要
部を示す図、第5図は第4図の研削装置に取付け
られているカツプ形砥石の断面図、第6図は拡散
抵抗層が形成されたシリコン単結晶基板の下面
図、第7図は第6図のX−X線断面図、第8図は
第5図のカツプ形砥石の遊星運動を示す図、第9
図乃至第11図は本発明の一実施例の半導体圧力
変換素子の製造工程を示す図、第12図は本発明
の一実施例の半導体圧力変換素子のダイヤフラム
部の中心の厚さhcと周縁の厚さheとの比(hc/
he)と圧力〜歪特性の非直線性との関係を示す
グラフである。 18:被加工物(シリコン単結晶基板)、21
a,21b:拡散抵抗層、26:丸穴(凹部)、
28:ダイヤフラム部。
るシリコン単結晶基板を示す図、第2図は従来技
術において用いられるエツチング装置を示す図、
第3図は従来技術により製作されたダイヤフラム
を示す断面図、第4図は本発明の一実施例の半導
体圧力変換素子の製造に用いられる研削装置の要
部を示す図、第5図は第4図の研削装置に取付け
られているカツプ形砥石の断面図、第6図は拡散
抵抗層が形成されたシリコン単結晶基板の下面
図、第7図は第6図のX−X線断面図、第8図は
第5図のカツプ形砥石の遊星運動を示す図、第9
図乃至第11図は本発明の一実施例の半導体圧力
変換素子の製造工程を示す図、第12図は本発明
の一実施例の半導体圧力変換素子のダイヤフラム
部の中心の厚さhcと周縁の厚さheとの比(hc/
he)と圧力〜歪特性の非直線性との関係を示す
グラフである。 18:被加工物(シリコン単結晶基板)、21
a,21b:拡散抵抗層、26:丸穴(凹部)、
28:ダイヤフラム部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリコン単結晶基板の一方の主面に形成され
た拡散抵抗層と、上記シリコン単結晶基板の他方
の主面に凹部を加工することによつて形成された
簿肉のダイヤフラム部とを備え、上記ダイヤフラ
ム部に隣接した上記シリコン単結晶基板の厚さを
上記ダイヤフラム部中心の厚さの5倍以上に形成
し、中央部に受圧孔を有する台座に上記凹部が形
成された上記主面が接着される半導体圧力変換素
子において、上記凹部は回転砥石による研削加工
を施すことによつて上記ダイヤフラム部の中心部
の厚みが上記ダイヤフラム部の周縁部から同心円
状に直線的に増大変化するように形成されたこと
を特徴とする半導体圧力変換素子。 2 上記ダイヤフラム部の中心の厚さは上記ダイ
ヤフラム部の周縁の厚さ105〜125%であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体圧
力変換素子。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58084171A JPS59210676A (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | 半導体圧力変換素子 |
| GB08327236A GB2130435B (en) | 1982-10-27 | 1983-10-12 | Semiconductor strain sensor and method for manufacturing the same |
| DE19833338384 DE3338384A1 (de) | 1982-10-27 | 1983-10-21 | Halbleiter-dehnungssensor und verfahren zu seiner herstellung |
| US06/820,598 US4622098A (en) | 1982-10-27 | 1986-01-21 | Method for manufacturing semiconductor strain sensor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58084171A JPS59210676A (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | 半導体圧力変換素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59210676A JPS59210676A (ja) | 1984-11-29 |
| JPH0368545B2 true JPH0368545B2 (ja) | 1991-10-28 |
Family
ID=13823044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58084171A Granted JPS59210676A (ja) | 1982-10-27 | 1983-05-16 | 半導体圧力変換素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59210676A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4771667B2 (ja) * | 2004-03-24 | 2011-09-14 | 京セラ株式会社 | 圧力検出装置用パッケージおよび圧力検出装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5664471A (en) * | 1979-10-30 | 1981-06-01 | Toshiba Corp | Detector for pressure of semiconductor |
| JPS5817076A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-02-01 | 株式会社東芝 | エレベ−タの群管理制御装置 |
-
1983
- 1983-05-16 JP JP58084171A patent/JPS59210676A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59210676A (ja) | 1984-11-29 |
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