JPH0368629B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0368629B2 JPH0368629B2 JP12926982A JP12926982A JPH0368629B2 JP H0368629 B2 JPH0368629 B2 JP H0368629B2 JP 12926982 A JP12926982 A JP 12926982A JP 12926982 A JP12926982 A JP 12926982A JP H0368629 B2 JPH0368629 B2 JP H0368629B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable body
- shaft
- movable
- housing
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 21
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 21
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K41/00—Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
- H02K41/02—Linear motors; Sectional motors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は可動体の駆動装置に関するものであ
る。
る。
従来例の構成とその問題点
従来リニアパルスモータのようにそれ自身で駆
動方向の案内手段と推力発生機能を有する駆動手
段により案内手段を有する可動体を駆動する場
合、リニアパスルモータの可動部と前記可動体は
剛体結合されており、可動部の送り方向に垂直方
向の振れ即ちラジアル振れは可動体に忠実に伝達
されることになる。可動体とその案内手段のみの
組合せにおいては可動体の直進精度は良くても、
リニアパルスモータ(以下L・Pと略す)を組合
せることにより前記理由から可動体の直進精度の
劣化が生じていた。近年可動体の高い直進精度を
必要とされる箇所に空気軸受形式の直進案内が使
用されつつあるが、空気軸受はころがり案内やす
べり案内に比較して高い直進精度が得られる反
面、剛性が低くL・Pのわずかなラジアル振れに
よつても可動体の直進精度が大きく劣化し易く、
空気軸受を使用する価値が半減することもしばし
ばあつた。
動方向の案内手段と推力発生機能を有する駆動手
段により案内手段を有する可動体を駆動する場
合、リニアパスルモータの可動部と前記可動体は
剛体結合されており、可動部の送り方向に垂直方
向の振れ即ちラジアル振れは可動体に忠実に伝達
されることになる。可動体とその案内手段のみの
組合せにおいては可動体の直進精度は良くても、
リニアパルスモータ(以下L・Pと略す)を組合
せることにより前記理由から可動体の直進精度の
劣化が生じていた。近年可動体の高い直進精度を
必要とされる箇所に空気軸受形式の直進案内が使
用されつつあるが、空気軸受はころがり案内やす
べり案内に比較して高い直進精度が得られる反
面、剛性が低くL・Pのわずかなラジアル振れに
よつても可動体の直進精度が大きく劣化し易く、
空気軸受を使用する価値が半減することもしばし
ばあつた。
これらの問題点を解決するため、従来では次の
2つの方法が考えられていた。第1の方法はL・
Pの可動体と可動体を弾性体で結合すること、第
2の方法は駆動方向に初張力を掛けたワイヤで結
合することである。しかしながら第1、第2の方
法共に駆動方向の剛性に比較してラジアル振れ方
向の剛性を低くすることはできるが、その2つの
剛性の差を非常に大きくすることは困難であり、
何れか一方が優利になると他方が不利になるとい
う基本的な欠点を有していた。
2つの方法が考えられていた。第1の方法はL・
Pの可動体と可動体を弾性体で結合すること、第
2の方法は駆動方向に初張力を掛けたワイヤで結
合することである。しかしながら第1、第2の方
法共に駆動方向の剛性に比較してラジアル振れ方
向の剛性を低くすることはできるが、その2つの
剛性の差を非常に大きくすることは困難であり、
何れか一方が優利になると他方が不利になるとい
う基本的な欠点を有していた。
第1の方法を例えば空気軸受形式の案内を用い
て実施したものについて第1図及び第2図に基づ
いて説明する。1は公知の直進空気軸受、2は矩
形断面を有する案内体、3は前記案内体2を取り
囲むように構成された可動体である。図示しない
が、可動体3と案内体2の間には高圧空気が圧送
されており、可動体3は案内体2から非接触で浮
上し、矢印A方向にのみ移動自在である。4は円
弧部5を有する板ばねで、平面部6にて、ねじ7
により可動体3に固定されている。又板ばね4は
円弧部5の先端に形成された折曲部8にてビス9
により公知のL・P10(駆動体)の可動部11
に固定されている。L・P10は公知の回転型パ
ルスモータを直線状に構成した構造であり、図示
しないがコイルを巻回した歯12を有する可動部
11と歯13が形成された固定部14により構成
されている。前記コイルに通電することにより前
記歯12と13の間に生じる磁気吸引力により、
矢印A方向の推力が発生する。又このとき、推力
の10倍程度発生する磁気吸引力により歯12と1
3が接触しないように可動部11に植設された4
本の軸15に回転自在に支持された4個の車輪1
6が設けられている。又車輪16は固定部14に
設けられた段部17により上下方向に位置規制さ
れることにより可動部11は矢印A方向のみの移
動の自由度を有することになる。板ばね4は送り
方向即ち矢印A方向には比較的大きな剛性を有
し、矢印Aと垂直方向即ち矢印B方向及びD,E
方向は板ばね4に設けた円弧部5が撓み易いので
剛性は比較的小ない。従つてL・P10の固定部
14の反り、曲り、ねじれ等による可動部11の
矢印B方向のラジアル振れ及び矢印C,D,E方
向の振れが生じても前記円弧部5の撓みにより可
動体3に加わる矢印B,C,D,E方向の力は軽
減される。しかしながら、矢印B,C,D,E方
向の振れが可動体3の直進精度にほとんど影響を
与えないようにするには、矢印B,C,D,E方
向の剛性を極端に低くする必要があるが、そうす
ると矢印A方向の剛性も低下し、可動部11の運
動を可動体に忠実に伝達し難くなるという基本的
な欠点を有する。
て実施したものについて第1図及び第2図に基づ
いて説明する。1は公知の直進空気軸受、2は矩
形断面を有する案内体、3は前記案内体2を取り
囲むように構成された可動体である。図示しない
が、可動体3と案内体2の間には高圧空気が圧送
されており、可動体3は案内体2から非接触で浮
上し、矢印A方向にのみ移動自在である。4は円
弧部5を有する板ばねで、平面部6にて、ねじ7
により可動体3に固定されている。又板ばね4は
円弧部5の先端に形成された折曲部8にてビス9
により公知のL・P10(駆動体)の可動部11
に固定されている。L・P10は公知の回転型パ
ルスモータを直線状に構成した構造であり、図示
しないがコイルを巻回した歯12を有する可動部
11と歯13が形成された固定部14により構成
されている。前記コイルに通電することにより前
記歯12と13の間に生じる磁気吸引力により、
矢印A方向の推力が発生する。又このとき、推力
の10倍程度発生する磁気吸引力により歯12と1
3が接触しないように可動部11に植設された4
本の軸15に回転自在に支持された4個の車輪1
6が設けられている。又車輪16は固定部14に
設けられた段部17により上下方向に位置規制さ
れることにより可動部11は矢印A方向のみの移
動の自由度を有することになる。板ばね4は送り
方向即ち矢印A方向には比較的大きな剛性を有
し、矢印Aと垂直方向即ち矢印B方向及びD,E
方向は板ばね4に設けた円弧部5が撓み易いので
剛性は比較的小ない。従つてL・P10の固定部
14の反り、曲り、ねじれ等による可動部11の
矢印B方向のラジアル振れ及び矢印C,D,E方
向の振れが生じても前記円弧部5の撓みにより可
動体3に加わる矢印B,C,D,E方向の力は軽
減される。しかしながら、矢印B,C,D,E方
向の振れが可動体3の直進精度にほとんど影響を
与えないようにするには、矢印B,C,D,E方
向の剛性を極端に低くする必要があるが、そうす
ると矢印A方向の剛性も低下し、可動部11の運
動を可動体に忠実に伝達し難くなるという基本的
な欠点を有する。
次に第2の方法について第3図に基づき説明す
る。尚この方法と前記第1の方法との違いは、前
記板ばね4の代りに可動体3にピン18a,18
bを植設し、このピン18a,18b間に初張力
を与えてワイヤ19を張架し、このワイヤ19に
可動部11に植設されたピン18cを固定してい
る。このような構成においてもワイヤ19の初張
力を弱くすればするほど前記矢印B,C,D,E
方向の剛性は下るが、矢印A方向の剛性も下ると
いう前記第1の方法と同様な基本的な欠点を有す
る。
る。尚この方法と前記第1の方法との違いは、前
記板ばね4の代りに可動体3にピン18a,18
bを植設し、このピン18a,18b間に初張力
を与えてワイヤ19を張架し、このワイヤ19に
可動部11に植設されたピン18cを固定してい
る。このような構成においてもワイヤ19の初張
力を弱くすればするほど前記矢印B,C,D,E
方向の剛性は下るが、矢印A方向の剛性も下ると
いう前記第1の方法と同様な基本的な欠点を有す
る。
発明の目的
本発明は上記従来の欠点を解消するもので、駆
動体に送り方向と垂直方向に振れがあつてその振
れが可動体に伝達されて可動体の直進精度或いは
回転精度を劣化させることなく、しかも駆動体の
送り方向運動を可動体に忠実に伝達し得る駆動装
置を提供することを目的とする。
動体に送り方向と垂直方向に振れがあつてその振
れが可動体に伝達されて可動体の直進精度或いは
回転精度を劣化させることなく、しかも駆動体の
送り方向運動を可動体に忠実に伝達し得る駆動装
置を提供することを目的とする。
発明の構成
上記目的を達成するため、本発明の可動体の駆
動装置は、所定方向にのみ移動を許す第1の案内
手段により案内される可動体と、この可動体の移
動方向と略同方向にのみ移動を許す第2の案内手
段により案内されると共に前記可動体を駆動する
駆動体と、前記可動体に固定され、かつ前記所定
方向に垂直な2つの対向面を有する孔を備えたハ
ウジング部と、前記駆動体に固定され、かつ前記
垂直な対向面とそれぞれ平行に対向する平面を有
する軸部とを備え、前記垂直な対向面と対向面に
平行に対向する平面との間に球体を保持するよう
構成したものである。
動装置は、所定方向にのみ移動を許す第1の案内
手段により案内される可動体と、この可動体の移
動方向と略同方向にのみ移動を許す第2の案内手
段により案内されると共に前記可動体を駆動する
駆動体と、前記可動体に固定され、かつ前記所定
方向に垂直な2つの対向面を有する孔を備えたハ
ウジング部と、前記駆動体に固定され、かつ前記
垂直な対向面とそれぞれ平行に対向する平面を有
する軸部とを備え、前記垂直な対向面と対向面に
平行に対向する平面との間に球体を保持するよう
構成したものである。
実施例の説明
以下本発明の実施例について図面に基づいて説
明する。尚前記従来例と同一部分は同一符号を以
つて示し、その詳細説明は省略する。先ず可動体
の案内に空気軸受を用いた第1実施例について第
4図〜第8図に基づき説明する。第4図〜第6図
において、20はL・P10の可動部11に直角
に植立された角軸、21は直進空気軸受1の可動
体3にねじ3にねじ22により直角に固定された
略コの字形のハウジングで、このハウジング21
の一側面開口部に板23がねじ24により固定さ
れている。25は角筒状の保持器27の一組の対
向側板に遊嵌された鋼球で、前記ハウジング21
と板23が形成する角孔26及び保持器27に遊
嵌する前記角軸20に接当して保持されている。
28はコイルばねで、一端が保持器27内面の盲
穴29aに、他端が前記角軸20外面の盲穴29
bに嵌合して位置決めされており、このコイルば
ね28により保持器27は前記角軸20及び前記
角孔26との間に適度な間隔を保たれて支持され
る。従つて保持器27は鋼球25による角軸20
と角孔26の間でのあらゆる方向の転動に対して
無理なく柔軟に追従し、しかも鋼球25はばね2
8と保持器27により角軸20と角孔26の間の
所定の位置に配設される。又角軸20と角孔26
と鋼球25の嵌め合いはマイナス隙間となるよう
に各要素の寸法が設定されている。
明する。尚前記従来例と同一部分は同一符号を以
つて示し、その詳細説明は省略する。先ず可動体
の案内に空気軸受を用いた第1実施例について第
4図〜第8図に基づき説明する。第4図〜第6図
において、20はL・P10の可動部11に直角
に植立された角軸、21は直進空気軸受1の可動
体3にねじ3にねじ22により直角に固定された
略コの字形のハウジングで、このハウジング21
の一側面開口部に板23がねじ24により固定さ
れている。25は角筒状の保持器27の一組の対
向側板に遊嵌された鋼球で、前記ハウジング21
と板23が形成する角孔26及び保持器27に遊
嵌する前記角軸20に接当して保持されている。
28はコイルばねで、一端が保持器27内面の盲
穴29aに、他端が前記角軸20外面の盲穴29
bに嵌合して位置決めされており、このコイルば
ね28により保持器27は前記角軸20及び前記
角孔26との間に適度な間隔を保たれて支持され
る。従つて保持器27は鋼球25による角軸20
と角孔26の間でのあらゆる方向の転動に対して
無理なく柔軟に追従し、しかも鋼球25はばね2
8と保持器27により角軸20と角孔26の間の
所定の位置に配設される。又角軸20と角孔26
と鋼球25の嵌め合いはマイナス隙間となるよう
に各要素の寸法が設定されている。
これらの組立は鋼球25を保持した保持器27を
ばね28を介して角軸20に装着して角軸20を
前記略コの字形のハウジング21に嵌め込み、そ
の後板23を取付ければ容易である。なお、ばね
28は保持器27が角軸20と角孔26の隙間の
中央部に位置するようにして組立てればばね28
を省略することが可能である。また、保持器27
とばね28は組立時に鋼球25を所定の位置に保
持することを目的としている。従つて可動部11
と可動部3は角軸20と鋼球25とハウジング2
1と板23を介して結合されたことになる。以上
の構成からわかるように可動部11の移動方向即
ち第4図矢印A方向には鋼球25を圧縮する方向
に力が加わるため大きな剛性を有する。強いて言
えば剛性を低下せしめる要因は鋼球25と角軸2
0及び角孔26との接触部の変形であるが、前者
3者の嵌め合いがマイナス隙間、即ち与圧を大き
くすれば容易に剛性を上げることができる。一方
図中矢印B,C方向の変位は鋼球25が角軸20
の外平面20a,20b及び角孔26の内平面2
1a,23aを転がることにより抵抗なく変位し
得る。又、図中矢印D,E方向の変位に対して
は、例えばD方向の変位に対しては第7図のよう
に変位してもほとんど抵抗なく変位し得る。例え
ば角軸20の巾Wが10mm、鋼球25の径が3mm、
与圧量が鋼球1個3〜5μmの場合、第7図にお
いて角軸θ=±4〜6゜の範囲であればほとんど抵
抗なく変位し得る。又、E方向も同様である。従
つて本構成によれば可動部11は忠実に可動体3
に運動を伝達し、しかも可動部11の矢印B方向
のラジアル振れ及び矢印C,D,E方向の振れは
ほとんど可動体3に伝達されることがないので可
動体3の本来の直進精度を何ら損なうことのない
きわめて高精度の駆動装置を非常に簡単な構成に
て実現し得る。
ばね28を介して角軸20に装着して角軸20を
前記略コの字形のハウジング21に嵌め込み、そ
の後板23を取付ければ容易である。なお、ばね
28は保持器27が角軸20と角孔26の隙間の
中央部に位置するようにして組立てればばね28
を省略することが可能である。また、保持器27
とばね28は組立時に鋼球25を所定の位置に保
持することを目的としている。従つて可動部11
と可動部3は角軸20と鋼球25とハウジング2
1と板23を介して結合されたことになる。以上
の構成からわかるように可動部11の移動方向即
ち第4図矢印A方向には鋼球25を圧縮する方向
に力が加わるため大きな剛性を有する。強いて言
えば剛性を低下せしめる要因は鋼球25と角軸2
0及び角孔26との接触部の変形であるが、前者
3者の嵌め合いがマイナス隙間、即ち与圧を大き
くすれば容易に剛性を上げることができる。一方
図中矢印B,C方向の変位は鋼球25が角軸20
の外平面20a,20b及び角孔26の内平面2
1a,23aを転がることにより抵抗なく変位し
得る。又、図中矢印D,E方向の変位に対して
は、例えばD方向の変位に対しては第7図のよう
に変位してもほとんど抵抗なく変位し得る。例え
ば角軸20の巾Wが10mm、鋼球25の径が3mm、
与圧量が鋼球1個3〜5μmの場合、第7図にお
いて角軸θ=±4〜6゜の範囲であればほとんど抵
抗なく変位し得る。又、E方向も同様である。従
つて本構成によれば可動部11は忠実に可動体3
に運動を伝達し、しかも可動部11の矢印B方向
のラジアル振れ及び矢印C,D,E方向の振れは
ほとんど可動体3に伝達されることがないので可
動体3の本来の直進精度を何ら損なうことのない
きわめて高精度の駆動装置を非常に簡単な構成に
て実現し得る。
以上述べた第1実施例からも明らかなように、
角軸20と角孔26及びこれらが構成する2組の
対向平面間に挿入された鋼球25とにより本発明
の目的を達成するものであり、角軸を可動体に、
角孔を可動部に設けても本発明の目的を達成でき
ることはいうまでもない。さらに、この目的は第
8図及び第9図に示す第2実施例の構成によって
も達成することができる。以下第8図及び第9図
に基づき第2実施例について説明する。即ちこの
実施例は角軸20と角孔26が構成する2つの各
対向平面間に鋼球25を4個づつ、計8個設けた
ものである。この構成では前記矢印A方向の剛性
は大きくなり、高精度の運動伝達に適する。しか
しながら矢印D,E方向の変位に対する剛性も大
きくなるが、矢印D,E方向の変位成分は矢印B
方向の変位成分に比べて小さいので実用上支障が
ないことが多い。又矢印D方向の変位が比較的大
きい場合は、第9図において矢印F方向にのみ複
数個、矢印E方向の変位が比較的大きい場合は矢
印I方向にのみ複数個鋼球25を配設すれば良
い。又駆動手段はリニアパルスモータである必要
はなく、駆動方向にのみ移動を許されて推力を発
生するもの或いは外部から推力を与えられるもの
であっても良い。
角軸20と角孔26及びこれらが構成する2組の
対向平面間に挿入された鋼球25とにより本発明
の目的を達成するものであり、角軸を可動体に、
角孔を可動部に設けても本発明の目的を達成でき
ることはいうまでもない。さらに、この目的は第
8図及び第9図に示す第2実施例の構成によって
も達成することができる。以下第8図及び第9図
に基づき第2実施例について説明する。即ちこの
実施例は角軸20と角孔26が構成する2つの各
対向平面間に鋼球25を4個づつ、計8個設けた
ものである。この構成では前記矢印A方向の剛性
は大きくなり、高精度の運動伝達に適する。しか
しながら矢印D,E方向の変位に対する剛性も大
きくなるが、矢印D,E方向の変位成分は矢印B
方向の変位成分に比べて小さいので実用上支障が
ないことが多い。又矢印D方向の変位が比較的大
きい場合は、第9図において矢印F方向にのみ複
数個、矢印E方向の変位が比較的大きい場合は矢
印I方向にのみ複数個鋼球25を配設すれば良
い。又駆動手段はリニアパルスモータである必要
はなく、駆動方向にのみ移動を許されて推力を発
生するもの或いは外部から推力を与えられるもの
であっても良い。
以上すべて可動部11と可動体3が共に直進運
動する場合について述べたが、共に回転運動する
ものであっても良い。その例を第10図において
説明する。30は図示しないが例えば空気軸受等
で回転自在に支持された高精度で回転する被駆動
軸で、この軸30の端部には前記角軸20と同様
な2本の角軸31,32が植設されている。33
は図示しないが、モータ等により回転駆動される
原動軸である。34,35は前記保持器27と同
様な保持器であり、図示しないが前記コイルばね
28と同様なコイルばねにより角軸31,32に
支持されている。但し鋼球25は保持器34側に
のみ装着されている。36,37は夫々略コの字
形の構造部38,39を有するハウジングであ
る。板40,41は夫々ねじ42,43によって
前記ハウジング36,37に固定され、前記コの
字形の構造部38,39と組合わされて前記角孔
26と同様な角孔44,45を形成している。ハ
ウジング36,37はねじ46,47により前記
軸33に固定される。又保持器34,35はねじ
48により板49に固定されて互いに連結され
る。以上の構成により、回転動力はハウジング3
6からのみ角軸31に鋼球25を介して伝達され
る。角軸32、保持器35、ハウジング37等は
回転時の吊り合いを取るためにのみ設けたもので
あり、又保持器34も板49を介して保持器35
に結合されているので保持器34の吊り合いも保
たれており、軸33が高速回転しても動作に支障
はない。従って原動軸33に第11図矢印H(ラ
ジアル方向)及び1(スラスト方向)方向の服れ
があっても前記直進運動の場合と同様に被駆動軸
30の回転精度を何ら損うことなく鋼球25を介
して確実に回転運動を伝達し得る。
動する場合について述べたが、共に回転運動する
ものであっても良い。その例を第10図において
説明する。30は図示しないが例えば空気軸受等
で回転自在に支持された高精度で回転する被駆動
軸で、この軸30の端部には前記角軸20と同様
な2本の角軸31,32が植設されている。33
は図示しないが、モータ等により回転駆動される
原動軸である。34,35は前記保持器27と同
様な保持器であり、図示しないが前記コイルばね
28と同様なコイルばねにより角軸31,32に
支持されている。但し鋼球25は保持器34側に
のみ装着されている。36,37は夫々略コの字
形の構造部38,39を有するハウジングであ
る。板40,41は夫々ねじ42,43によって
前記ハウジング36,37に固定され、前記コの
字形の構造部38,39と組合わされて前記角孔
26と同様な角孔44,45を形成している。ハ
ウジング36,37はねじ46,47により前記
軸33に固定される。又保持器34,35はねじ
48により板49に固定されて互いに連結され
る。以上の構成により、回転動力はハウジング3
6からのみ角軸31に鋼球25を介して伝達され
る。角軸32、保持器35、ハウジング37等は
回転時の吊り合いを取るためにのみ設けたもので
あり、又保持器34も板49を介して保持器35
に結合されているので保持器34の吊り合いも保
たれており、軸33が高速回転しても動作に支障
はない。従って原動軸33に第11図矢印H(ラ
ジアル方向)及び1(スラスト方向)方向の服れ
があっても前記直進運動の場合と同様に被駆動軸
30の回転精度を何ら損うことなく鋼球25を介
して確実に回転運動を伝達し得る。
発明の効果
以上のように本発明は、可動体に固定され、か
つ所定方向に垂直な2つの対向面を有する孔を備
えたハウジング部と、駆動体に固定され、かつ垂
直な2つの対向面とそれぞれ平行に対向する平面
を有する軸部とを備え、前記垂直な対向面と、前
記対向面に平行に対向する平面との間に球体を保
持するように構成したことにより、駆動体は可動
体に忠実に運動を伝達し、しかも駆動体のラジア
ル振れは可動体にほとんど伝達されることがない
ので可動体の本来の案内精度を何ら損うことのな
いきわめて高精度の駆動装置を非常に簡単な構成
にて実現し得る。従って空気軸受のような剛性の
低い案内を用いても本来有する高精度の案内精度
を何ら損なうことはない。又回転運動の伝達にお
いても同様な効果を有する。更には従来の構成に
おいては直進運動であれば可動体と駆動体の運動
方向が正確に平行になるように、回転運動であれ
ば2本の軸芯が正確に合うように組立てる必要が
あったが、本構成はそれらの組立誤差を容易に吸
収し得るので組立ても熟練を要することなく簡単
に短時間に行ない得る等の従来にはない多大の効
果を有する。
つ所定方向に垂直な2つの対向面を有する孔を備
えたハウジング部と、駆動体に固定され、かつ垂
直な2つの対向面とそれぞれ平行に対向する平面
を有する軸部とを備え、前記垂直な対向面と、前
記対向面に平行に対向する平面との間に球体を保
持するように構成したことにより、駆動体は可動
体に忠実に運動を伝達し、しかも駆動体のラジア
ル振れは可動体にほとんど伝達されることがない
ので可動体の本来の案内精度を何ら損うことのな
いきわめて高精度の駆動装置を非常に簡単な構成
にて実現し得る。従って空気軸受のような剛性の
低い案内を用いても本来有する高精度の案内精度
を何ら損なうことはない。又回転運動の伝達にお
いても同様な効果を有する。更には従来の構成に
おいては直進運動であれば可動体と駆動体の運動
方向が正確に平行になるように、回転運動であれ
ば2本の軸芯が正確に合うように組立てる必要が
あったが、本構成はそれらの組立誤差を容易に吸
収し得るので組立ても熟練を要することなく簡単
に短時間に行ない得る等の従来にはない多大の効
果を有する。
第1図は第1の従来例の分解斜視図、第2図は
同側面図、第3図は第2の従来例の分解斜視図、
第4図は本発明の第1実施例の分解斜視図、第5
図は同一部切欠側面図、第6図は第5図のX−X
断面図、第7図は同動作説明図、第8図は補足説
明図、第9図は本発明の第2実施例の要部側面
図、第9図は第8図のY−Y断面図、第10図は
本発明の第3実施例の要部分解斜視図である。 1……直進空気軸受、2……案内体、3……可
動体、10……L・P、11……可動部、14…
…固定部、20……角軸、21……ハウジング、
23……板、25……鋼球、26……角孔、27
……保持器、28……コイルばね、30……被駆
動軸、31,32……角軸、33……原動軸、3
4,35……保持器、36,37……ハウジン
グ、40,41……板、44,45……角孔。
同側面図、第3図は第2の従来例の分解斜視図、
第4図は本発明の第1実施例の分解斜視図、第5
図は同一部切欠側面図、第6図は第5図のX−X
断面図、第7図は同動作説明図、第8図は補足説
明図、第9図は本発明の第2実施例の要部側面
図、第9図は第8図のY−Y断面図、第10図は
本発明の第3実施例の要部分解斜視図である。 1……直進空気軸受、2……案内体、3……可
動体、10……L・P、11……可動部、14…
…固定部、20……角軸、21……ハウジング、
23……板、25……鋼球、26……角孔、27
……保持器、28……コイルばね、30……被駆
動軸、31,32……角軸、33……原動軸、3
4,35……保持器、36,37……ハウジン
グ、40,41……板、44,45……角孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 案内手段により所定方向に案内された可動体
と、前記所定方向と略同一方向に案内された駆動
体と、前記可動体と前記駆動体とを連結する連結
手段を具備してなる可動体の駆動装置であつて、 前記連結手段は、 平行な対向面を内壁面に有する角筒状のハウジ
ング部と、 前記ハウジング部に挿入される軸部と、 前記ハウジング部の内壁面と前記軸部との間に
介装した保持器と、 前記対向面に接する前記保持器の面の穴に配設
される球体 から構成され、 前記軸部には、前記ハウジング部に挿入されて
前記ハウジング部の前記対向面に向き合う平面が
形成されており、 前記球体は、前記ハウジング部の前記対向面と
前記軸部の前記平面との間において圧接状態で配
設されると共に、 前記ハウジング部は、その前記対向面が前記所
定方向に対して直交する様に、前記駆動体または
前記可動体の一方に固定され、 前記軸部は、前記駆動体または前記可動体の他
方に固定された 可動体の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57129269A JPS5921271A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 可動体の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57129269A JPS5921271A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 可動体の駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5921271A JPS5921271A (ja) | 1984-02-03 |
| JPH0368629B2 true JPH0368629B2 (ja) | 1991-10-29 |
Family
ID=15005400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57129269A Granted JPS5921271A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 可動体の駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921271A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2348621B1 (en) * | 2008-10-22 | 2017-02-22 | Sinfonia Technology Co., Ltd. | Linear actuator |
| CN111431373B (zh) * | 2020-04-09 | 2021-06-15 | 哈尔滨工业大学 | 基于多边形直线磁阻电机的控制棒驱动机构 |
-
1982
- 1982-07-23 JP JP57129269A patent/JPS5921271A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5921271A (ja) | 1984-02-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11149827B2 (en) | Linear drive device | |
| JPH0368629B2 (ja) | ||
| JP2000023446A (ja) | スクリュー付きモータ | |
| EP1585903B1 (en) | Pivot joint | |
| JPH0611435Y2 (ja) | テーブル送り機構 | |
| JP2008167585A (ja) | 減速機構付き電動モータ | |
| JP2851851B2 (ja) | 加圧部材を有する駆動装置 | |
| JPS6243169Y2 (ja) | ||
| JPS6256381B2 (ja) | ||
| JPH02223346A (ja) | モータ | |
| JP4100653B2 (ja) | 放射線治療装置 | |
| JPH04203520A (ja) | スラストころがり軸受とそれを用いたロータ及びモータ | |
| JPH10123399A (ja) | レンズ駆動機構 | |
| JPH07130109A (ja) | 往復移動体の支持機構 | |
| CN114033798B (zh) | 一种大角度弹力轴承 | |
| JP2643115B2 (ja) | リニアモータ | |
| JPH07122455B2 (ja) | 精密位置決め装置 | |
| JPS5937030A (ja) | ネジ送り装置 | |
| JPS6085848A (ja) | 直動テ−ブル | |
| JP2541648Y2 (ja) | キャリア機構 | |
| JPH0318421B2 (ja) | ||
| JPS6029385Y2 (ja) | Xy移動テ−ブル | |
| JPS62106123A (ja) | 弾性軸受 | |
| JP2590771B2 (ja) | ヘッド送り機構 | |
| JP2002206554A (ja) | ベアリングユニット及びそれを用いた駆動装置、回転円板支承装置 |