JPH07130109A - 往復移動体の支持機構 - Google Patents

往復移動体の支持機構

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Publication number
JPH07130109A
JPH07130109A JP27272193A JP27272193A JPH07130109A JP H07130109 A JPH07130109 A JP H07130109A JP 27272193 A JP27272193 A JP 27272193A JP 27272193 A JP27272193 A JP 27272193A JP H07130109 A JPH07130109 A JP H07130109A
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JP
Japan
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reciprocating body
ball bearing
radial ball
support mechanism
guide member
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JP27272193A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kibune
英明 木船
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の高性能化および部品点数削減によるコ
ストダウンを実現した往復移動体の支持機構を提供する
こと。 【構成】 往復移動体2の両側に備えた取付部2aにお
ける一方の取付部2aにピン2bを2本、他方の取付部2
aにピン2bを1本立設し、往復移動体2上の3本のピン
2bにラジアルボールベアリング3の内輪を嵌合させて
ラジアルボールベアリング3を固定する。さらに、往復
移動体2の両側にガイド部材1を2本、ガイド溝1aを
向かい合わせ、かつ平行に設置して、ガイド溝1aを形
成する2つのテーパ面1bに外輪のテーパ面を当接させ
ることで、往復移動体2をガイド部材1を支持する。さ
らに、ガイド部材1を付勢し、ガイド部材1をラジアル
ボールベアリング3に当接させる付勢機構を設け、この
付勢機構の付勢により往復移動体2がガイド部材1に支
持された状態を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置等の光
学ヘッドの移動機構に適用される往復移動体の支持機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、特開平3−
260962号公報,実開平3−14777号公報記載の技術があ
る。
【0003】特開平3−260962号公報には、2本の平行
なガイドレールの一方に、2個のベアリングを有するガ
イドローラを2組当接させ、他方には、1組のガイドロ
ーラを凸型板ばねにより押圧付勢することで往復移動体
を支持するという技術が記載されている。
【0004】実開平3−14777号公報には、2本の平行
なガイドレールの一方に、外輪にU字状溝を有するキャ
リアガイドベアリングを1個当接させるとともに、予圧
バネと軸付勢用傾斜面および位置決め用エッジ部を有す
る予圧付与部材により、前記他方のガイドレールを押圧
付勢することで往復移動体を支持するという技術が記載
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−260962号公
報の往復移動体の支持機構においては、往復移動体に合
計6個のボールベアリングを配設している。ところで、
ボールベアリングは、内輪,外輪,ボール等により構成
される精密部品であり、比較的高価である。そのボール
ベアリングを6個使用することは、部品コスト高とな
り、コストダウンの大きな障害となっている。
【0006】また、光ディスクドライブ装置において
は、往復移動体の位置,傾きには高い精度が要求されて
おり、この往復移動体の位置,傾きは、主にボールベア
リングの位置,傾きおよびガイドレールの位置,傾きに
より決定される。しかし、特開平3−260962号公報記載
の往復移動体の支持機構においては、ボールベアリング
が板ばねを介して往復移動体に配設されているため、こ
のボールベアリングの位置,傾きの精度を確保すること
は大変困難である。このため、製品の製造段階において
往復移動体の位置,傾きの検査,調整工程が必要とな
り、製造コストが増大してしまい、コストダウンの大き
な障害となっている。
【0007】実開平3−14777号公報の支持機構におい
ては、往復移動体に合計3個のキャリアガイドベアリン
グを配設している。ところで、キャリアガイドベアリン
グは、ボールベアリングの外輪にU字またはV字状の溝
を形成したものであり、この溝の精度が直接往復移動体
の位置,傾きの精度に影響する。そのため、大変高い精
度が要求され、加工が困難であり、ボールベアリングよ
りもさらにコストが高い。そのため、特開平3−260962
号公報記載のものよりも、ベアリングの数は半分となっ
ているがコスト的にはほぼ同等となってしまうのが実情
であり、コストダウンの大きな障害となっている。
【0008】また、実開平3−14777号公報の支持機構
においては、軸押圧傾斜面,位置決め用エッジ部を有す
る予圧付与部材を予圧バネで押圧することによりガイド
レールの両端を付勢している。往復移動体の移動によ
り、付勢されたガイドレールにキャリアガイドベアリン
グが当接する位置が異なるようになり、このため、ガイ
ドレールの両端において付勢力が変化する。つまり、往
復移動体の移動によりガイドレールが傾斜してしまい、
往復移動体の支持が不安定になりやすいという問題があ
る。また、ガイドレール付勢機構が複雑であり、組付作
業性が悪く、また部品点数が多いため、製造コスト,部
品コストともに増大しコストダウンの大きな障害になっ
ている。
【0009】本発明は、このような課題を解決して、組
付け作業性の向上および部品点数削減によるコストダウ
ンを実現した往復移動体の支持機構を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、次に記載する手段を採用したことを特徴
とする。
【0011】(1). 往復移動体を支持し、前記往復移動
体の移動方向に対し平行に配設されたガイド部材に沿っ
て前記往復移動体を移動可能にする往復移動体の支持機
構において、複数のラジアルボールベアリングの内輪を
前記往復移動体に固定配置し、外輪を前記ガイド部材の
規制面に当接させて前記往復移動体を支持したことを特
徴とする。
【0012】(2). (1)の構成において、ラジアルボール
ベアリングの外輪における回転中心軸方向一端部および
円筒面部が前記ガイド部材に当接することを特徴とす
る。
【0013】(3). (1)または(2)の構成において、ラジ
アルボールベアリングの回転中心軸を往復移動体の移動
平面に垂直に設け、かつ一方のガイド部材に当接するラ
ジアルボールベアリングと他方のガイド部材に当接する
ラジアルボールベアリングとを、それぞれ回転軸方向に
おいて異なる位置に配設されていることを特徴とする。
【0014】(4). (1)または(2)の構成において、ラジ
アルボールベアリングの回転中心軸が往復移動体の移動
平面に垂直に設け、かつ往復移動体と装置固定部との間
に前記回転中心軸方向に磁気的吸引力が働くように、往
復移動体と装置固定部に永久磁石と磁性体を設置したこ
とを特徴とする。
【0015】(5). (1),(2),(3)または(4)の構成にお
いて、ガイド部材を、それぞれの中心軸が平行となるよ
うに支持された2本の円柱状シャフトから構成したこと
を特徴とする。
【0016】(6). (5)の構成において、一方の円柱状シ
ャフトを固定配置するとともに、他方の円柱状シャフト
を中心軸周りに回転可能に配置し、前記一方の円柱状シ
ャフトをラジアルボールベアリングの外輪に当接する方
向に押圧付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。
【0017】(7). (6)の構成において、付勢手段をバネ
部材としたことを特徴とする。
【0018】(8). (7)の構成において、バネ手段をトー
ションバネとし、他方のガイド部材の一方の円柱状シャ
フトの周りに巻回するとともに、一方の端部を前記他方
の円柱状シャフトに係合させ、他方の端部を装置固定部
に係合させたことを特徴とする。
【0019】
【作用】前記構成によれば、次に記載する作用が生ず
る。
【0020】(1)の構成によれば、汎用のラジアルボー
ルベアリングを少なくとも3個使用すれば、往復移動体
を移動可能に支持できる。
【0021】(2)の構成によれば、ラジアルボールベア
リングの外輪円筒面を、ガイド部材に当接させること
で、往復移動体の位置および傾きが安定する。
【0022】(3)の構成によれば、ラジアルボールベア
リングの外輪がガイド部材より押圧力を受けると、この
押圧力が往復移動体の重心周りの回転モーメントとな
り、ラジアルボールベアリングには回転中心軸方向の分
力が加わる。この回転中心軸方向の分力により、ラジア
ルボールベアリングの内輪と外輪には予圧が加わった状
態となり、回転中心軸方向の耐震動,耐衝撃性能が向上
する。
【0023】(4)の構成によれば、往復移動体と装置固
定部との間に磁気的吸引力が働き、ラジアルボールベア
リングには予圧が加わった状態となるため、回転中心軸
方向の耐震動,耐衝撃性能が向上する。
【0024】(5)の構成によれば、円柱状シャフトは加
工精度の確保が容易であり、加工コストも安いため、往
復移動体の高精度な支持を低コストで実現できる。
【0025】(6)の構成によれば、他方の円柱状シャフ
トをラジアルボールベアリングの外輪に当接する方向に
押圧付勢するバネ手段を設けたため、往復移動体は移動
位置によらずに常に安定な状態で支持される。
【0026】(7)の構成によれば、2本の円柱状シャフ
トにより構成されたガイド部材における、一方の円柱状
シャフトを回転自在に支持するとともに、他方の円柱状
シャフトをラジアルボールベアリングに押圧する機能を
簡単な部品で構成できる。
【0027】(8)の構成によれば、2本の円柱状シャフ
トにより構成されたガイド部材における、一方の円柱状
シャフトを回転自在に支持するとともに、他方の円柱状
シャフトをラジアルボールベアリングに押圧する機能を
簡単な部品で構成でき、ガイド部材の取付にねじ等の取
付部材が不要となる。
【0028】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の要部を示す構成
図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図である。
また図2は図1(a)のX−X断面図である。図1,図2
において、1はガイド部材を示し、このガイド部材1に
は長手方向にV字型のガイド溝1aが形成されている。
2は往復移動体、3はラジアルボールベアリングを示
す。往復移動体2には両側にラジアルボールベアリング
3の取付部2aが備えられており、一方の取付部2aには
ラジアルボールベアリング3の中心軸となるピン2bが
2本取付部2aの両側部に立設し、他方の取付部2aには
ピン2bが1本取付部2aの中央部に立設している。この
ピン2bは往復移動体2の移動面に対し垂直に立設して
いる。
【0029】また、ラジアルボールベアリング3は、図
2に示すように内輪3aと、外輪3bと、内輪3aと外輪
3bとの間に介在するボール3cとから構成される。さら
に外輪3bの回転中心軸方向端部である外周の上下角部
には面取りが施されており、2つのテーパ面3dが形成
されている。そして、図1,図2に示すように、前記ラ
ジアルボールベアリング3は3個往復移動体2上のピン
2bに内輪3aを嵌合させて固定される。
【0030】2本の前記ガイド部材1はガイド溝1aを
向かい合わせた状態で、かつ平行に設置される。そし
て、ガイド溝1aを形成する規制面である2つのテーパ
面1bに外輪3bのテーパ面3dを当接させることで、往
復移動体2が2本のガイド部材1に支持される。なお、
図示していないが、ラジアルボールベアリング3が1個
当接している他方のガイド部材1を一方のガイド部材1
側に付勢する付勢機構が設けられており、この付勢機構
(図示せず)の付勢によりラジアルボールベアリング3が
ガイド部材1に当接した状態が維持される。
【0031】このような構成を採ることにより、汎用の
ラジアルボールベアリング3を3個使用するだけで往復
移動体2を支持できるため、装置のコストダウンが可能
となる。
【0032】図3は本発明の第2実施例の要部を示す構
成図であり、図3(a)は平面図、図3(b)は正面図であ
る。また図4は図3(a)のX−X断面図である。図3,
図4において、4はガイド部材を示し、このガイド部材
4には長手方向にV字型のガイド溝4aが形成されてお
り、さらにガイド溝4aに連続でかつラジアルボールベ
アリング3の回転中心軸に平行な平面部4dが形成され
ている。また、前記ガイド溝4aは平面部4dに連続のテ
ーパ面4cと、平面部4eに連続のテーパ面4bとにより
構成されており、テーパ面4bはテーパ面4cよりも若干
広く形成されている。そのため平面部4dは平面部4eよ
りも一段低い位置にある。なお、これ以降、図1,図2
に示す第1実施例における部材と同一の部材には同一の
符号を付して、詳細な説明は省略した。
【0033】2本の前記ガイド部材4はガイド溝4aを
回転対称位置になるように向かい合わせ、かつ2本が平
行に設置される。そして、一方のガイド溝4aにおける
テーパ面4bに、一方の取付部2aに備えられた2個のラ
ジアルボールベアリング3における外輪3bの上部のテ
ーパ面3dを当接させ、同時に平面部4dに円筒状外周面
3eを当接させる。さらにまた他方のガイド溝4aにおけ
るテーパ面4bに、他方の取付部2aに備えられた1個の
ラジアルボールベアリング3における外輪3bの下部の
テーパ面3dを当接させると同時に、平面部4dに円筒状
外周面3eを当接させることにより往復移動体2が2本
のガイド部材4に支持される。なお、第2実施例も第1
実施例同様、他方のガイド部材4を一方のガイド部材4
側に付勢する付勢機構が設けられており、この付勢機構
(図示せず)の付勢によりラジアルボールベアリング3が
ガイド部材1に当接した状態が維持される。
【0034】このような構成を採ることにより、通常、
汎用のラジアルボールベアリング3の外輪3bにおいて
は、テーパ面3dに比べ円筒状外周面3eの方がより高精
度に形成されているため、第1実施例に比べ第2実施例
の方が往復移動体2を高精度に支持することができる。
【0035】図5は本発明の第3実施例の構成を示す正
面図であり、図6は図5におけるラジアルボールベアリ
ングおよびその近傍の構成を示す断面図である。この第
3実施例は、前述した第1実施例おける往復移動体2の
両側の取付部2aの高さに差異を持たせたものである。
すなわち、図5に示すように一方の取付部2aに設置さ
れた2つのラジアルボールベアリング3と他方の取付部
2aに設置された1つのラジアルボールベアリング3と
の間にLだけ段差を設けて配設したものである。
【0036】なお、第3実施例も第1実施例と同様、他
方のガイド部材4を一方のガイド部材4側に付勢する付
勢機構が設けられている。そのため、この付勢機構(図
示せず)の付勢により、一方の2つのラジアルボールベ
アリング3は往復移動体2の中心軸方向、すなわち図中
A方向に押圧力がかかり、他方の1つのラジアルボール
ベアリング3も往復移動体2の中心軸方向、すなわち図
中B方向に押圧力がかかる。また、前記A方向の押圧力
は往復移動体2の重心Gの上方にかかり、前記B方向の
押圧力は往復移動体2の重心Gの下方にかかるように各
ラジアルボールベアリング3の位置が設定されている。
そのため前記押圧力は、往復移動体2の重心G周りの回
転モーメントとなる。
【0037】往復移動体2に回転モーメントが加わる
と、図6に示すように、内輪3aが重心Gを中心とした
回転方向、すなわちほぼラジアルボールベアリング3の
回転中心軸方向(図中C方向)に移動しようとするため、
内輪3aと外輪3bとの間には、回転中心軸方向に分力が
加わるようになる。
【0038】このような構成を採ることにより、ラジア
ルボールベアリング3の内輪3aと外輪3bには、回転中
心軸方向に予圧が加わった状態となるため、回転中心軸
方向の耐震,耐衝撃性能が向上する。これにより、往復
移動体2はより高精度に支持されるようになる。なお、
この構成は前述した第2実施例にも適用できる。
【0039】図7は本発明の第4実施例の構成を示す正
面図であり、5はガイド部材1等を固定するベース板、
6は往復移動体2の下面に取り付られた永久磁石、7は
往復移動体2の移動範囲にわたってベース板5に取り付
られた磁性体を示す。すなわち、この第4実施例は、図
1に示す第1実施例の構成にベース板5,永久磁石6,
磁性体7を付加したものである。
【0040】このような構成を採ることにより、往復移
動体2には移動範囲内において図中D方向の磁気吸引力
が作用するようになる。この磁気吸引力によりラジアル
ボールベアリング3の内輪3aと外輪3bには、図6に示
すように回転中心軸方向に予圧が加わった状態となるた
め、回転中心軸方向の耐震,耐衝撃性能が向上する。こ
れにより、往復移動体2はより高精度に支持されるよう
になる。
【0041】図7に示す構成においては、往復移動体2
に永久磁石6を、ベース板5に磁性体7を取り付けた
が、逆に往復移動体2に磁性体7を、ベース板5に永久
磁石6を取り付ける構成でも同等の効果が得られる。ま
た、往復移動体2の駆動に一般的に用いられるリニアモ
ータの永久磁石および磁性ヨーク等を兼用して磁気的吸
引力を得る構成も考えられる。なお、この構成は前述し
た第2実施例にも適用できる。
【0042】図8は本発明の第5実施例の構成図であ
り、図8(a)は平面図、図8(b)は図8(a)のY−Y断面
図である。この図8において、8はガイド部材、9は円
柱状シャフト、10は支持部材を示す。前記ガイド部材8
は、2本の円柱状シャフト9の両端に支持部材10を取り
付けて、この2本の円柱状シャフト9の中心軸が平行に
なるように並列させ、固定支持したものである。また、
この2本の円柱状シャフト9間の距離は、外輪3bの高
さよりも短く設定されている。
【0043】そして、前記ガイド部材8を2組、図8
(a)に示すように、平行に設置させ、さらに図8(b)に示
すように、上下の円柱状シャフト9に外輪3bのテーパ
面3dを当接させることで、往復移動体2が2本のガイ
ド部材8に支持される。なお、図示していないが、第5
実施例も第1実施例と同様にラジアルボールベアリング
3が1個当接している他方のガイド部材8を一方のガイ
ド部材8側に付勢する付勢機構が設けられており、この
付勢機構(図示せず)の付勢により往復移動体2の支持さ
れた状態が維持される。
【0044】このように構成することにより、第1実施
例で述べたV字型のガイド溝1a(図1参照)を有するガ
イド部材は、溝の精度の確保のため、加工コストが比較
的高くなってしまうのに対し、円柱状シャフト9は加工
精度の確保が容易であり、加工コストも比較的安いた
め、往復移動体2のより高精度な支持を低コストで実現
できる。なお、この構成は前述した第2実施例ないし第
4実施例にも適用できる。
【0045】図9は本発明の第6実施例の構成を示す正
面図であり、9aは下方の円柱状シャフト9の中心軸上
に設けた軸を示す。この第6実施例は、前述した第5実
施例の構成における下方の円柱状シャフト9を回転可能
にしたものである。すなわち支持部材10に軸9aを回転
可能に軸支させたものである。また上方の円柱状シャフ
ト9は図示しない付勢機構によってラジアルボールベア
リング3に当接する方向に押圧付勢されている。なお、
これ以降、上方の円柱状シャフト9を上方シャフト9
A,下方の円柱状シャフト9を下方シャフト9Bと称す
ることにする。
【0046】このように構成することにより、下方シャ
フト9Bは、往復移動体2を通じて受ける押圧力によっ
て回転するために、ラジアルボールベアリング3の外輪
3bが常時、上方シャフト9Aおよび下方シャフト9B
に当接するようになり、往復移動体2の移動方向と下方
シャフト9Bの中心軸との平行状態を保つことができ
る。したがって、往復移動体2は移動位置によらず、常
に安定した状態で支持されるようになる。
【0047】図10は本発明の第7実施例の構成を示す正
面図であり、11は付勢手段である板バネを示し、この板
バネ11は、上方シャフト9Aを押圧するバネ部11aと、
下方シャフト9Bを押圧するバネ部11bとを備えてい
る。12は板バネ11をベース板5に固定するネジを示す。
【0048】ベース板5の一部に下方シャフト9Bの位
置決めを行う位置決め部5aが設けられており、この位
置決め部5a方向に下方シャフト9Bがバネ部11bによっ
て押圧される。
【0049】このような構成により、下方シャフト9B
を回転自在に支持するとともに、上方シャフト9Aをラ
ジアルボールベアリング3に押圧する機能を簡単な構成
で、かつ低コストで実現できる。このため、往復移動体
2は移動位置によらず、常に安定した状態で支持される
ようになる。なお、板バネ11のバネ部11a,11bは円柱状
シャフト9の往復移動体2移動方向両端に設けるのが望
ましい。この場合、上下シャフト9A,9Bのそれぞれ
の両端を押圧するバネ部11aとバネ部11bを一体にして、
1枚の板バネで押圧することも可能である。
【0050】図11は本発明の第8実施例の構成を示す正
面図であり、13は付勢機構であるトーションバネを示
す。また、ベース板5における下方シャフト9Bの両端
部の下部に孔5bが形成されている。前記トーションバ
ネ13は下方シャフト9Bの両端部に巻き返されており、
一端が孔5bに係合し、他端が上方シャフト9Aに当接
している。そのため、トーションバネ13の他端が上方シ
ャフト9Aをラジアルボールベアリング3側に押圧し、
さらに、下方シャフト9Bは、位置決め部5a方向に付
勢される。
【0051】このような構成により、下方シャフト9B
を回転自在に支持するとともに、上方シャフト9Aをラ
ジアルボールベアリング3に押圧する機能を簡単な構成
でかつ低コストで実現できる。このため、往復移動体2
は移動位置によらず、常に安定した状態で支持されるよ
うになる。さらに第8実施例で使用したネジ12等の取付
部材が不要となるため、装置組立性が向上し、製造コス
トも低減できる。
【0052】
【発明の効果】以上、説明した通りに構成された本発明
によれば、次に記載する効果を奏する。
【0053】請求項1の構成によれば、汎用のラジアル
ボールベアリングを少なくとも3個使用すれば、往復移
動体を移動可能に支持できるため、コストダウンが図れ
る。
【0054】請求項2の構成によれば、ラジアルボール
ベアリングの外輪円筒面を、ガイド部材に当接させるこ
とで、往復移動体の位置および傾きが安定するため、装
置の高精度化が図れる。
【0055】請求項3,4の構成によれば、ラジアルボ
ールベアリングの内輪と外輪には予圧が加わった状態と
なるため、回転中心軸方向の耐震動,耐衝撃性能が向上
し、装置の高精度化が図れる。
【0056】請求項5の構成によれば、ガイド部材とし
て円柱状シャフトを使用することにより、精度の良い加
工が可能となり、加工コストも安いため、装置の高精度
化,低コスト化が図れる。
【0057】請求項6の構成によれば、往復移動体の移
動位置に関わらずに常に安定な状態で往復移動体を支持
できるため、装置の高精度化が図れる。
【0058】請求項7の構成によれば、他方の円柱状シ
ャフトをラジアルボールベアリングに押圧する機能を簡
単な部品で構成できるため、装置の高精度化,低コスト
化が図れる。
【0059】請求項8の構成によれば、ガイド部材の取
り付けにねじ等の取付部材が不要となるため、低コスト
化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部を示す構成図であ
る。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の要部を示す構成図であ
る。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】本発明の第3実施例の構成を示す正面図であ
る。
【図6】図5におけるラジアルボールベアリングの状態
を示す断面図である。
【図7】本発明の第4実施例の構成を示す正面図であ
る。
【図8】本発明の第5実施例の構成図である。
【図9】本発明の第6実施例の構成を示す正面図であ
る。
【図10】本発明の第7実施例の構成を示す正面図であ
る。
【図11】本発明の第8実施例の構成を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1,4,8…ガイド部材、 1a,4a…ガイド溝、 2
…往復移動体、 2a…取付部、 2b…ピン、 3…ラ
ジアルボールベアリング、 3a…内輪、 3b…外輪、
3c…ボール、 4b,4c…テーパ面、 4d,4e…
平面部、 5…ベース板、 5a…位置決め部、 5b…
孔、 6…永久磁石、 7…磁性体、9…円柱状シャフ
ト、 9a…軸、 10…支持部材、 11…板バネ、 11
a,11b…バネ部、 12…ネジ、 13…トーションバネ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復移動体を支持し、前記往復移動体の
    移動方向に対し平行に配設されたガイド部材に沿って前
    記往復移動体を移動可能にする往復移動体の支持機構に
    おいて、複数のラジアルボールベアリングの内輪を前記
    往復移動体に固定配置し、外輪を前記ガイド部材の規制
    面に当接させて前記往復移動体を支持したことを特徴と
    する往復移動体の支持機構。
  2. 【請求項2】 ラジアルボールベアリングの外輪におけ
    る回転中心軸方向端部および円筒面部を前記ガイド部材
    に当接したことを特徴とする請求項1記載の往復移動体
    の支持機構。
  3. 【請求項3】 ラジアルボールベアリングの回転中心軸
    を往復移動体の移動平面に垂直に設け、かつ一方のガイ
    ド部材に当接するラジアルボールベアリングと他方のガ
    イド部材に当接するラジアルボールベアリングとを、そ
    れぞれ回転軸方向において異なる位置に配設したことを
    特徴とする請求項1または2記載の往復移動体の支持機
    構。
  4. 【請求項4】 ラジアルボールベアリングの回転中心軸
    を往復移動体の移動平面に垂直に設け、かつ往復移動体
    と装置固定部との間に前記回転中心軸方向に磁気的吸引
    力が働くように、往復移動体と装置固定部に永久磁石と
    磁性体を設置したことを特徴とする請求項1または2記
    載の往復移動体の支持機構。
  5. 【請求項5】 ガイド部材を、それぞれの中心軸が平行
    となるように固定された2本の円柱状シャフトから構成
    したことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の
    往復移動体の支持機構。
  6. 【請求項6】 一方の円柱状シャフトを固定配置すると
    ともに、他方の円柱状シャフトを中心軸周りに回転可能
    に配置し、前記一方の円柱状シャフトをラジアルボール
    ベアリングの外輪に当接する方向に押圧付勢する付勢手
    段を設けたことを特徴とする請求項5記載の往復移動体
    の支持機構。
  7. 【請求項7】 付勢手段をバネ部材としたことを特徴と
    する請求項6記載の往復移動体の支持機構。
  8. 【請求項8】 バネ手段をトーションバネとし、他方の
    円柱状シャフトの周りに巻回するとともに、一方の端部
    を前記一方の円柱状シャフトに係合させ、他方の端部を
    装置固定部に係合させたことを特徴とする請求項7記載
    の往復移動体の支持機構。
JP27272193A 1993-10-29 1993-10-29 往復移動体の支持機構 Pending JPH07130109A (ja)

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JP2006046472A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Hama International:Kk 移動装置
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