JPH0368863B2 - - Google Patents

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JPH0368863B2
JPH0368863B2 JP58056755A JP5675583A JPH0368863B2 JP H0368863 B2 JPH0368863 B2 JP H0368863B2 JP 58056755 A JP58056755 A JP 58056755A JP 5675583 A JP5675583 A JP 5675583A JP H0368863 B2 JPH0368863 B2 JP H0368863B2
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oxo
dihydro
fluoro
methylamino
quinolinecarboxylic acid
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JP58056755A
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JPS591468A (ja
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Fuiritsupu Uentorando Maaku
Maaron Bairei Denisu
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Sterling Drug Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規キノリン化合物及びそれらの製法
に関する。 特定の置換4−キノロン−3−カルボン酸が抗
菌活性を有することは知らている。これら化合物
の代表例は次式のものである。 〔XはH(杏林製薬の1979年3月27日公布のア
メリカ特許4146719号発明)かメチル(R.
Bellon/大日本製薬の1981年9月29日公布のア
メリカ特許4292317号発明)である〕 アメリカ特許4284629号公報には、1位にt−
アミノ基を持つ特定の4−キノリン−3−カルボ
ン酸が開示され、抗菌活性を有すると述べられて
いる。開示されている化合物の例は1−ジメチル
アミノ−6−ニトロ−2−メチル−4−キノロン
−3−カルボン酸メチルエステテル(実施例
4);1−ジメチルアミノ−7−クロロ−6−ニ
トロ−2−メチル−4−キノロン−3−カルボン
酸メチルエステル(実施例5);1−ジメチルア
ミノ−7−(n−ブケルメチルカブト)−6−ニト
ロ−2−メチル−4−キノロン−3−カルボン酸
メチルエステル(実施例17)である。7位に複素
環基を持つ化合物の例示はない。 本発明は次式で示される化合物、その薬学的
に許容される酸付加塩、R′がHである該化合物
のアルカリ金属又はアミンの塩である。 〔Rは低級アルキルアミノであり;R′はHで
あり、Z=N−は複素環基; (nは2〜3で、R″はH、低級アルキル又は
アセチルである)である〕好ましい化合物群は、
式でZ=N−が式A: (R゜はHは低級アルキルである)で示される
1−ピペラジニルか4−低級アルキル−1−ピペ
ラジニルであるものである。特に好ましいのは、
Rがメチルアミノ、R′がH、R″がメチルである
化合物とその薬学的に許容される塩である。 式: (R′はHか低級アルキルであり、R″は低級ア
ルキルアミノである)の化合物は式の化合物の
中間体として役立つ。 本発明の抗菌剤は抗菌有効量の式の化合物と
1種ないしそれ以上の薬学的に許容される賦形剤
からなる。 式の化合物は、式でR゜が低級アルキルア
ミノである化合物を式:Z=NHの化合物と反応
させることにより製造できる。 抗菌有効量の式の化合物を細菌生棲場所と接
触させることで細菌を撲滅できる。 上記式.
での記号の定義において、用語“低級アルキ
ル”はアルキル、好ましくはC13アルキルをさ
し、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピルである。 アミノ基は次式で示される既知出発物をアミノ
化剤、例えばクロラールアミンか0−アリ−ルヒ
ドロキシルアミン、例えば0−(2,4−ジニト
ロフエニル)ヒドロキシルアミン(2,4.
(O2N)2C6H3ONH2〕で処理することによりキノ
ロン核の1位に導入する〔タムラ等著J.Org.
Chem.38,1239(1973)を参照せよ〕。 これにより式でR゜がNH2である化合物(後
記式)が生ずる。この反応は炭酸カリウム等の
塩基の存在下、周囲温度で、不活性有機溶媒中で
起きる。 式で示される化合物の全般的合成法は次の通
りである。 上記フローシートにおいて、化合物()をギ
酸と無水酢酸との混合物でホルモル化するとN−
ホルミル誘導体()が得られる。ついでこれを
低級アルキルハライド(好ましくはヨーダイドか
プロミド)で、炭酸ウリウム等の塩基の存在下で
アルキル化するとN−低級アルキル−N−ホルミ
ル化合物()が得られる。これをNaOH等の
塩基で加水分解し、反応混合物を酸性にするとN
−低級アルキルカルボン酸()が生ずる。 最終工程は、式の化合物と適当な複素環化合
物Z=NHとの反応による式でRが低級アルキ
ルアミノ、R′がHである化合物の生成である。
この反応は、形成されるHCを吸収する酸受容
体の存在下、約100〜約150℃の温度で反応体を加
熱することにより生ずる。この酸受容体はアルカ
リ金属炭酸塩でも、ピリジン、トリエチルアミ
ン、(ジイソプロピル)エチルアミン等のt−ア
ミンでよい。別法として、過剰量の複素環式反応
体を酸受容体として使用できる。好ましい方法で
は、反応体混合物をピリジル或いは2−メトキシ
エタノール等の別の溶媒中で、化合物()1モ
ル当り3〜6モルの複素環式反応体を使い還流温
度で加熱する。 式でRが2−プロペニルアミノである化合物
は、N→Vでの変換で低級アルキルハライドの代
りにアリルハライドを使う全く類似の方法で製造
される。 再度前記フローシートにおいて、所望ならば、
式でR′が低級アルキルである化合物は加水分
解して遊離酸(R′=H)にできる。これをN−
ホルミル化合物(,R′=H)にホルミル化で
きる。ついでアルキル化すればカルボキシル基が
エステル化されて(R′=低級アルキル)を形
成する。低級アルキルエステル()は通常のエ
ステル化反応或いは化合物(R′=低級アルキ
ル)の選択的加水分解で製造できる。この低級ア
ルキルエステル()は式でR′が低級アルキ
ルである化合物を製造するための潜在的中間体で
ある。しかし、エステル()とZ=NHとの反
応でアミドが形成される傾向があるので、式の
エステルは式の遊離酸の直接エステル化で製造
することが好ましい。 式でRがアミノ(NH2)である化合物は、
中間体()とZ=NHとの反応で製造される。 式でRがN−ホルミル−低級アルキルアミノ
である化合物は、式でRが低級アルキルアミノ
である化合物のホルミル化により製造する。 式でRが低級アルキルアミノである化合物は
次の如く製造される。式の化合物の低級アルキ
ルエステルをジ低級アルキルサルフエートと共に
加熱してN−アルキル化すると式でR′が低級
アルキル、R゜がジ低級アルキルアミノである化
合物が形成される。アルカリ水溶液で加水分解す
ると式でR′がH、R゜が低級アルキルアミノで
ある化合物が生ずる。ついでこれを複素環式化合
物Z=NHと反応させると式でRがジ低級アル
キルアミノである所望化合物が生ずる。この合成
経路により、ジ低級アルキルアミノの低級アルキ
ル基が別々、例えばメチルエチルアミノ、である
化合物の製造が可能なことは明白である。 本発明は又、式の化合物の薬学的に許容され
る酸付加塩にも関する。この酸付加塩の性質は、
そのアニオンが動物体に本質上無毒である酸から
誘導される限り重要でない。適当な酸付加塩の例
は、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、メタンスル
ホン酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩、酒石酸
塩、p−トルエンスルホン酸塩、シクロヘキサン
スルフアミン酸塩等である。式の化合物は理論
的には1個以上のN原子を有するが、安定なモノ
酸付加塩のみを形成する傾向がある。 式でR′がHである化合物も製造でき、アル
カリ金属又はアミンの塩、好ましくはNa,K又
はN−メチルグルカミンの塩、の形で使用され
る。 以下は本発明の例示である。 製造例 1 a 1−アミノ−7−クロロ−6−フルオロ−
1.4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカ
ルボン酸エチル〔;R′=C2H5〕 15.0g(0.0556モル)の7−クロロ−6−フルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリ
ンカルボン酸エチル、15.3g(0.1112モル)の炭
酸カリウム、500mlのジメチルホルムアミドの混
合物を室温で6時間攬拌した。ついで0−(2.4−
ジニトロフエニル)ヒドロキシルアミン(14.3
g,0.072モル)を加え、約16時間攬拌した。薄
層クロマトグラフイー(t1c)が反応未了を示し
たので5.0gの0−(2,4−ジニトロフエニル)
ヒドロキシルアミンを追加し、2時間攬拌を続け
た。ついで2.8gの0−(2,4−ジニトロフエニ
ルヒドロキシルアミンを追加し、攬拌を2時間続
けた。溶媒を50℃で真空除去し、残渣を600mlの
水と共に2時間攬拌し、過した。生じた固体を
700mlの還流アセトニトリルでスラリーとし、
過した。液を冷却したら5.4gの1−アミノ−
7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−
4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチル、
mp254〜258℃、が晶出した。フイルター上に残
つた固体をジメチルホルムアミドから再結晶して
更に6.7gの純生成物を得た。合計収量12.1g。 b 1−アミノ−7−クロロ−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリン
カルボン酸〔;R′=H〕 NaOH(0.91g,0.0228モル)を100mlの水に溶
かし、2.6g(0.0091モル)の1−アミノ−7−
クロロ−6−フルオロ−1,4−オキソ−3−キ
ノリンカルボン酸エチルを加えた。蒸気浴で2時
間攬拌し、熱時酢酸(1.6ml)で中和した。固体
サスペンシヨンを室温で約16時間攬拌し、固体を
取し、水洗した。生成物をジメチルホルムアミ
ドから再結晶させて2.0gの1−アミノ−7−ク
ロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソ−3−キノリンカルボン酸、ベージユ色粉
末、mp312〜315℃,を得た。 別法として、製造例1(a)の方法で7−クロロ−
6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−
3−キノリンカルボン酸をアミノ化して1−アミ
ノ−7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸を製造
できた。前者は7−クロロ−6−フルオロ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸エチルをNaOH水溶液で加水分解して無色
固体、mp274℃(分解)、の形で得た。 製造例 2 7−クロロ−6−フルオロ−1−(ホルミルア
ミノ)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−
キノリンカルボン酸エチル〔N;R′=C2H5〕 ギ酸(24.5ml,0.625モル)を0℃で攬拌しな
がら59ml(0.625モル)の無水酢酸に適下完了後
に0℃で15分、50℃で15分攬拌し、ついで0℃に
冷却した。1−アミノ−7−クロロ−6−フルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリ
ンカルボン酸エチル〔製造例1(a),17.8g
(0.0625モル)〕のギ酸(130ml)溶液を適下した。
室温で3.5日攬拌した。この時点でt1cは小量の出
発材料の存在を示したので48mlの混成無水物を反
応混合物に追加し、ついで6時間以上攬拌した。
固体生成物を取し、水で良く洗つて19.65gの
固体を得た。これをジメチルホルムアミド−エタ
ノール混液から再結晶させ、五酸化リンで110℃
で2.5日乾燥して7−クロロ−6−フルオロ−1
(ホルミルアミノ)−1,4−ジヒドロ−4−オキ
ソ−3−キノリンカルボン酸エチル、mp263〜
264℃(分解)、を得た。 同様に、1−アミノ−7−クロロ−6−フルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリ
ンカルボン酸をホルミル化して7−クロロ−6−
フルオロ−1−(ホルミルアミノ)−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
〔N;R′=H〕を得た。 製造例 3A 7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−1(ホルミル)メチルアミノ〕−4−オキソ−
3−キノリンカルボン酸エチル〔V;低級アル
キル=CH3,R′=C2H5〕 14.65g(0.047モル)の7−クロロ−6−フル
オロ−1(ホルミルアミノ)−1,4−ジヒドロ−
4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチル(製
造例2)、12.9g(0.094モル)の炭酸カリウム、
200mlのジメチルホルムアミドの混合物を25℃で
90分攬拌した。ヨウ化メチル(20.0g,0.141モ
ル)を加え、室温で90分攬拌した。ジメチルホル
ムアミドを50℃で高真空除去し、残渣を250mlの
水に500mlのクロロホルムに分配した。クロロホ
ルム層を分離し、無水硫酸Mgで乾燥した。クロ
ロホルム溶液の濃縮で13.8gの7−クロロ−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−〔(ホルミル)
メチルアミノ〕−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸エチル、mp213〜216℃、を得た。 製造例 3B 7−クロロ−6−フルオロ−1−〔(ホルミル)
エチルアミノ〕−1,4−ジヒドロ−4−オキ
ソ−3−キノリンカルボン酸エチル〔V;低級
アルキル=C2H5,R′=C2H5〕 前記製造例3Aの方法で12gの7−クロロ−6
−フルオロ−1−(ホルミルアミノ)−1,4−ジ
ヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エ
チル、10.5gの炭酸カリウム、9.4mlのヨウ化エ
チルから163mlのジメチルホルムアミド中で製造
した。11.5gの生成物、タン皮色粉末、mp185〜
187℃、を得た。製造例 3C 7−クロロ−6−フルオロ−1−〔(ホルミル)
プロピルアミノ〕−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソ−3−キノリンカルボン酸エチル 〔低級アルキル=(CH22CH3,R′=C2H5〕 前記製造例3Aの方法で163mlのジメチルホルム
アミド中で12gの7−クロロ−6−フルオロ−1
−(ホルミルアミノ)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソ−3−キノリンカルボン酸エチル、10.5gの
炭酸カリウム、10.6mlの臭化n−プロピルから製
造した。12gの生成物、薄黄色粉末、mp185〜
187℃、を得た。 製造例 3D 7−クロロ−6−フルオロ−1−(ホルミル
(1−メチルエチル)アミノ〕−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチ
ル 〔V;低級アルキル=(CH32CH,R′=C2H5〕 前記製造例3Aの方法で122mlのジメチルホルム
アミド中で11.3gの7−クロロ−6−フルオロ−
1−(ホルミルアミノ)−1,4−ジヒドロ−4−
オキソ−3−キノリンカルボン酸エチル、8gの
炭酸カリウム、8.3mlの臭化イソプロピルから製
造した。10gの生成物、タン皮色粉末、mp148〜
155℃、を得た。 製造例 3E 7−クロロ−6−フルオロ−1〔ホルミル(2
−プロペニル)アミノ〕−1,4−ジヒドロ−
4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチル 〔;R′=C2H5,R゜=OCH−N(CH2CH=
CH2)〕 前記製造例3Aの方法で137mlのジメチルホルム
アミド中で10gの7−クロロ−6−フルオロ−1
−(ホルミルアミノ)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソ−3−キノリンカルボン酸エチル、8.8gの
炭酸カリウム、8.4mlの臭化アリルから製造した。
9.4gの生成物、淡橙色粉末、mp178〜182℃、を
得た。 製造例 4A 7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−1−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノリ
ンカルボン酸 〔−低級アルキル=CH3〕 11.8gの7−クロロ−6−フルオロ−1,4−
ジヒドロ−1−〔(ホルミル)メチルアミノ〕−4
−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチル(製造
例3A)、5.8gのNaOH、300mlの水の混合物を蒸
気浴で2時間攬拌した。活性炭で反応混合物を脱
色し、過で得た温溶液を9.5gの酢酸で酸性化
した。0℃で30分攬拌し、固体生成物を取し、
水洗した。生成物を150mlのジメチルホルムアミ
ドから再結晶させて8.7gの7−クロロ−6−フ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチルアミノ−
4−オキソ−3−キノリンカルボン酸、淡黄色結
晶、mp275〜279℃(分解)、を得た。 7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−1−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノリン
カルボン酸を後記の生物学的方法でテストしたら
抗菌活性を持つことが発見された。大腸菌、肺炎
桿菌、奇怪変形菌に対してそれぞれ1.0,1.95,
1.0mig/mlの最小阻止濃度(MIC)でインビト
ロで活性だつた。それぞれ56,186mg/Kgの50%
保護量で大腸菌、肺炎桿菌に対してマウスでイン
ビボで活性だつた。 製造例 4B 7−クロロ−1−エチルアミノ−6−フルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリ
ンカルボン酸 〔;低級アルキル=C2H5〕 7−クロロ−6−フルオロ−1−(ホルミル)
エチルアミノ〕−1,4−ジヒドロ−4−オキソ
−3−キノリンカルボン酸エチル〔製造例3B,
10g(0.029モル)〕の無水エタノール(260ml)
溶液を加熱還流し、85%KOH〔4.3g(0.068モ
ル)〕の水(14.4ml)溶液を加えた。ついで約100
mlの95%エタノールを加え、1時間攬拌、還流し
た。熱時過し、採取固体を無水エタノール、エ
ーテルで洗い、70℃で真空乾燥して5.4gの7−
クロロ−1−エチルアミノ−6−フルオロ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸をK塩・半水和物、mp258℃(分解)、の形
で得た。アルコール液から更に3.8g、mp260
〜262℃、を得た。 7−クロロ−1−エチルアミノ−6−フルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリン
カルボン酸は黄色ブドウ球菌(MIC=15.6mcg/
ml)、大腸菌(MIC=19.5mcg/ml))、肺炎桿菌
(MIC=3.9mcg/ml)、奇怪変形菌(MIC=
3.9mcg/ml)、尋常変形菌(MIC=0.25mcg/
ml),p.オーレギノーサ(MIC=31.3mcg/ml)),
化濃連鎖球菌(MIC=31.3mcg/ml))に対して
抗菌活性を持つことが発見された。 製造例 4C 7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−4−オキソ−1−プロピルアミノ−3−キノ
リンカルボン酸 〔;低級アルキル=(CH22CH3〕 製造例4Bに前述の方法でエタノール溶液中で
10.5gの7−クロロ−6−フルオロ−1−〔(ホル
ミル)−プロピルアミノ〕−1,4−ジヒドロ−4
−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチル(製造
例3C)、4.4gの85%KOHから製造した。5.7gの
生成物をK塩・半水和物、mp267℃(分解)、の
形で得た。 7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−4−オキソ−1−プロピルアミノ−3−キノリ
ンカルボン酸は黄色ブドウ球菌(MIC=
15.6mcg/ml)、大腸菌(MIC=15.6mcg/ml)、
肺炎桿菌(MIC=31.3mcg/ml)、尋常変形菌
(MIC=3.9mcg/ml、化濃連鎖球菌(MIC=
15.6mcg/ml)、に対してインビトロ抗菌活性を
持つことが発見された。 製造例 4D 7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−4−オキソ−1−(2−プロペニルアミノ)−
3−キノリンカルボン酸〔;R′=H,R゜=
HNCH2CH=CH2〕 製造例4Aに前述の方法で8.4gの7−クロロ−
6−フルオロ−1−〔ホルミル−(2−プロペニ
ル)アミノ〕−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−
3−キノリンカルボン酸エチル(製造例3E)、5.5
gのNaOHから製造した。6.96gの生成物を水和
物(4:1),mp240〜242℃,の形で得た。 製造例 5 7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−1−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノリ
ンカルボン酸エチル〔;R゜=CH3NH,R′=
C2H5〕 148gの7−クロロ−6−フルオロ−1,4−
ジヒドロ−1−〔(ホルミル)メチルアミノ〕−4
−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチル、70g
のNaOH,3の水の混合物を60℃で3.5時間攬
拌した。この時点で反応混合物は相当量の不溶物
を含んでいたので取して23gの固体を得た。こ
れを2.5の沸謄エタノールに入れてスラリーと
し、蒸気斗で過した。液を冷却したら12.4
gの7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒド
ロ−1−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノリ
ンカルボン酸エチル、mp202〜207℃が離した。
エタノールから再結晶させてタン皮粉末、mp206
〜209℃としてサンプルを得た。 このエチルエステルをメタノールでエステル交
換して対応メチルエステル(:R゜=CH2NH,
R′=CH3),mp228〜232℃、を得た。 製造例 6 7−クロロ−1−ジメチルアミノ−6−フルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノ
リンカルボン酸 〔;R0=(CH32N,R′=H〕 5gの7−クロロ−1−ジメチルアミノ−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチルアミノ
−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチル
(製造例5)と50mlの硫酸ジメチルとの混合物を
100℃で約16時間攬拌した。室温で2日間放置し、
ついで、約75gのKOHを含む500mlの氷−水に注
入した。1時間撹拌し、固体生成物を取し、テ
トラヒドロフランでスラリーとし、再度集め、乾
燥して1.3gの生成物、mp243〜248℃、を得た。
これは7−クロロ−1−ジメチルアミノ−6−フ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キ
ノリンカルボン酸の混成エチル−メチルエステル
からなつていた。この混成エステルの0.5g部を
0.128gのNaOHを含む13mlの水に加え、蒸気浴
で2時陥攬拌した。熱時過し、酔酸で酸性にし
た。分離した固体生成物を集め、水洗し、真空乾
燥して0.22gの7−クロロ−1−ジメチルアミノ
−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ
−3−キノリンカルボン酸、mp255〜256℃を得
た。 実施例 1 6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチル
アミノ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)
−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸 〔IA;R=CH3NH,R′=H,R″=CH3〕 5.0g(0.0185モル)の7−クロロ−6−フル
オロ−1,4−ジヒドロ−1−メチルアミノ−4
−オキソ−3−キノリンカルボン酸(製造例
4A)、7.4g(0.0739モル)のN−メチルピペラジ
ン、30mlのピリジンの混合物を15時間N下で還流
した。ついで冷却し、固体を取し、エーテルで
洗つた。かしくて得られた4.3g部の生成物を125
mlの沸謄ジメチルホルムアミドから再結晶させ、
ジメチルホルムアミドとエーテルで洗い、70℃で
1日高真空乾燥して4.0gの6−フルオロ−1,
4−ジヒドロ−1−メチルアミノ−7−(4−メ
チル−1−ピペラジニル)−4−エキソ−3−キ
ノリンカルボン酸、無色粉末、mp299〜301℃
(分解)、を得た。 6−フルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−1−メチルアミノ−7−(4−メチル−1
−ピペラジニル)−4−オキソ−3−キノリンカ
ルボン酸を、等モル量の塩酸と共に沸謄すること
でモノ塩酸塩、mp>300℃,にかえた。 6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチル
アミノ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−
4−オキソ−3−キノリンカルボン酸を、僅かに
過剰量のメタンスルホン酸水溶液で処理し、溶解
完了時にアセトンを加えて沈澱することによりメ
タンスルホン酸塩、mp287〜289℃(分解)、にか
えた。この塩をアセトニトリル水溶液から再結晶
させた。 6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチル
アミノ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−
4−オキソ−3−キノリンカルボン酸を、水性媒
体中で等モル量のフマル酸と共に加熱することに
よりフマル酸塩、mp253〜254℃(分解))、にか
えた。 6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチル
アミノ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−
4−オキソ−3−キノリンカルボン酸を、溶解と
助ける若干のエタノールを含む等モル量の
NaOH水溶液で処理することによりNa塩−水和
物、mp256℃(分解)、にかえた。溶媒蒸発で得
た生成物をアセトン水溶液から晶出させた。 6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチル
アミノ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−
4−オキソ−3−キノリンカルボン酸を、その
Na塩の水溶液を2倍モル量のH2O2で処理し、45
℃で20時間攬拌することで4′−オキシド、mp2.31
℃(分解)、にかえた。溶液を50mgのPd/c触媒
で処理して過剰のH2O2を除き、ついで酸性にし
て酸化生成物を得た。4′−オキシドは大腸菌
(MIC=16mcg/ml)、肺炎桿菌(MIC=32mcg/
ml),奇怪変形菌(MIC==32mcg/ml)に対し
てインビトロ抗菌活性を持つことが発見された。 実施例 1A 実施例1の化合物の製造を次の如く大規模で
実施した。 52g(0.192モル)の7−クロロ−6−フルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−1−メチルアミノ−4−
オキソ−3−キノリンカルボン酸、53ml(0.478
モル)のN−メチルピペラジン、260mlのピリジ
ンの混合物を約16時間還流加熱した。ついでN−
メチルピペラジン(10ml)を追加し、還流を6時
間続けた。冷却し、固体生成物を取し、冷ピリ
ジンとエーテルで洗つて46gの物質を得た。これ
を、5gの7−クロロ化合物を使つた別の実験で
得た生成物と合わせ、ジメチルホルムアミドから
再結晶させ、冷ジメチルホルムアミドとエーテル
で洗い、80℃で真空乾燥し、48.5gの6−フルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−1−メチルアミノ−7−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−
3−キノリンカルボン酸、mp>300℃,を得た。 実施例 1B 実施例1の化合物を次の如く更に大規模で製
造した。 970gの7−クロロ−6−フルオロ−1,4−
ジヒドロ−1−メチルアミノ−4−オキソ−3−
キノリンカルボン酸、1600mlのN−メチルピペラ
ジン、8の2−メトキシエタノールの混合物を
3時間加熱還流(約127℃)した。還流点で20時
間経過後に、冷却して10℃とし、過した。塊
を冷メトキシエタノールで洗い、ついでメタノー
ルで洗つた。生成物を40℃で乾燥して925gの6
−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチルアミ
ノ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−
オキソ−3−キノリンカルボン酸を得、これをメ
タンスルホン酸塩の形で精製した。 実施例 2 6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチル
アミノ−4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)
−3−キノリンカルボン酸 〔IA;R=CH3NH,R′=H,R″=H〕 実施例1の方法で20.3gの7−クロロ−6−フ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチルアミノ−
4−オキソ−1−メチルアミノ−4−オキソ−3
−キノリンカルボン酸(製造例4A)と64.5gの
ピペラジン850mlのピリジン中で使つて製造した。
17.9gの生成物を薄黄色固体ジメチルホルムアミ
ドから再結晶後mp288〜290℃(分解)、として得
た。 上記化合物〔IA;R=CH3NH,R′=R″=H〕
のサンプルをp−メチルベンゼンスルホン酸水溶
液で処理して4−メチルベンゼンスルホン酸塩を
mp278〜280℃(水から再結晶後)のストロー色
結晶として得た。 実施例 3 1−エチルアミノ−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)
−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸 〔IA;R=C2H5NH,R′=H,R″=CH3〕 実施例1の方法で18.5mlのピリジン中で4.7g
の7−クロロ−1−エチルアミノ−6−フルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリン
カルボン酸(製造例4B)と7.3mlのN−メチルピ
ペラジンから製造した。3.7gの生成物、mp255
〜256℃、を得た。 実施例 4 6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−7−(4−
メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−1
−プロピルアミノ−3−キノリンカルボン酸 〔IA;R=CH3(CH22NH,R′=H,R″=CH3〕 実施例1の方法で19mlのピリジン中で5gの7
−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4
−オキソ、1−プロピルアミノ−3−キノリンカ
ルボン酸(製造例4C)と7.4mlのN−メチルピペ
ラジンから製造した。3.7gの生成物、mp210〜
212℃、を得た。 実施例 5 7−(4−エチル−1−ピペラジニル)−6−フ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチルアミノ
−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
〔IA;R=CH3NH,R′=H,R″=C2H5〕 実施例1の方法で14.4mlのピリジン中で3.5g
の7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−1−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノリン
カルボン酸(製造例4A)と5.9gのN−エチルピ
ペラジンから製造した。2.5gの生成物を薄黄色
粉末、mp260℃、として得た。 実施例 6 6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチル
アミノ−7−〔4−(1−メチルエチル)−1−
ピペラジニル〕−4−オキソ−3−キノリンカ
ルボン酸〔IA;R=CH3NH,R′=H,R″=
(CH32CH〕 実施例1の方法で、但しピリジンの代わりに
(ジイソプロピル)エチルアミン(70ml)を使い
5gの7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−1−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノ
リンカルボン酸(製造例4A)と14.6gのN−イ
ソプロピルピペラジン二塩酸塩から製造した。
2.4gの生成物を灰色がかつたタン皮色の固体、
mp245〜250℃、として得た。 実施例 7 6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチル
アミノ−4−オキソ−7−(4−プロピル−1
−ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸
〔IA;R=CH3NH,R′=H,R″=
CH3CH2CH2〕 実施例1の方法でピリジンの代わりに(ジイソ
プロピル)エチルアミン(45ml)を使い、5gの
7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−
1−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノリンカ
ルボン酸(製造例4A)と21.5gのN−プロピル
ピペラジン・二臭化水素酸塩から製造した。4.8
gの生成物、mp272〜277℃、を得た。 実施例 8 7−(4−アセチル−1−ピペラジニル)−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチルアミ
ノ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
〔I;R=CH3NH,R′=H,Z=N=4−ア
セチル−1−ピペラジニル〕 実施例1の方法で35mlのピリジン中で4.3gの
7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−
1−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノリンカ
ルボン酸(製造例4A)と6.5gのN−アセチルピ
ペラジンから製造した。3gの生成物、mp295〜
300℃、を得た。 実施例 9 6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチル
アミノ−4−オキソ−7−(1−ピペリジニル)
−3−キノリンカルボン酸〔I;R=
CH3NH,R′=H,Z=N=1−ピペリジニ
ル〕 実施例1の方法で50mlのピジン中で4.8gの7
−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1
−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸(製造例4A)と14.8mgのピペリジンから
製造した。1.7gの生成物、ジメチルホルムアミ
ドから再結晶後mp208〜211℃、を得た。 実施例 10 6−フルオロ−7−(ヘキサヒドロ−1H−1,
4−ジアザピン−1−イル)−1,4−ジヒド
ロ−1−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノ
リンカルボン酸〔I;R=CH3NH,R″=H,
Z=N=ヘキサヒドロ−1H−1,4−ジアザ
ピン−1−イル〕 実施例1の方法で240mlのピリジン中で6gの
7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−
1−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノリンカ
ルボン酸(製造例4A)と22gのヘキサヒドロ−
1,4−ジアゼピンを製造した。1.3gの生成物
を塩酸塩の形で黄色粉末、mp305℃(分解)、と
して得た。 実施例 11 6−フルオロ−7(ヘキサヒドロ−4−メチル
−1H−1,4−ジアザピン−1−イル)−1,
4−ジヒドロ−1−メチルアミノ−4−オキソ
−3−キノリンカルボン酸〔I;R=
CH3NH,R′=H,Z=N=ヘキサヒドロ−4
−メチル−1H−1,4−ジアザピン−1−イ
ル〕 実施例1の方法で30mlのピリジン中で5gの7
−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1
−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸(製造例4A)と8.3gのヘキサヒドロ−4
−メチル−1,4−ジアザピンから製造した。
1.7gの生成物を塩酸塩、半水和物の形で薄黄色
粉末、mp288℃、として得た。 本発明の化合物のインビトロ抗菌活性は通常の
系列希釈法で測定した。培養菌をトリプトースホ
スフエートブロス又は脳心臓浸出ブロス(化膿連
鎖球菌でのテストには熱で不活性化した通常の馬
の血清を含めた)中で一夜37℃で増殖させ、つい
で2培濃度のブロスに希釈して約2×105個/ml
の接種用細菌を調製した。本発明の化合物の水溶
液を、遊離酸体を0.5NNaOHに溶かすことによ
り調製した。これらを滅菌蒸留水で希釈して、遊
離酸換算で1000mcg/mlの化合物を調製した。こ
れら化合物原液の系列2倍希釈液を水で調製し、
各希釈液0.5mlを数セツトのチユーブ(各接種用
細菌に対して1セツト)に移した。ついで各チユ
ーブに0.5mlの適当な培養菌を接触し、最終細菌
濃度を約1×105個/mlとした。肉眼観察できる
細菌増殖を阻止するテスト化合物の最小濃度と定
義される最小阻止濃度(MIC)を37℃での18〜
20時間の静止培養後に記録した。結果を表に示
す。
【表】 本発明の化合物のインビボ抗菌活性を次方法に
より、各々18〜20gの雌マウスで測定した。 テスト化合物の水溶液を、その遊離酸体を希
NaOHに溶かし、生成溶液を蒸留水で所望量に
迄希釈することにより調製した。 脳心臓浸出ブロス中で調製した大腸菌Voge1
養菌、トリプトースホスフエートブロス中で同一
ブロスに希釈された5%ウサギ血清を用い増殖さ
れた肝炎桿菌39645培養菌、脳心臓浸出液−寒天
上で増殖され、生理的塩水に浮遊されたプソイド
モナスオーレギノーサMGH−2培養菌を次の如
く使いマウスを感染させた。 大腸菌とP.オーレギノーサ:マウスに0.5mlの
テスト細菌(それぞれ1.87×107、5×106個/
ml)を腹腟内接種した。 肝炎桿菌、:マウスの右後脚に0.2mlのテスト細
菌(2.05×104個/ml)を筋肉内接種した。 大腸菌を感染させたマウスに、感染の0.5時間
後に0.5mlを投薬した。テスト化合物は皮下(s.c)
か経口(p.o)で投与した。致死を7日間目毎記
録した。 肝炎桿菌感染マウスに次の時点で投薬した。 感染前17時間と1時間目、感染後6時間目、そ
の後3日間は1日2回。 テスト化合物は皮下(0.2ml)と経口(0.5ml)
で投与した。致死を14日間目毎記録した。 P.オーレギノーサ感染マウスに感染の0.5、4、
7時間後に投薬した。テスト化合物は皮下(0.2
ml)か経口(0.5ml)で投与した。致死を7日間
目毎記録した。 1群10匹の各群を4〜5用量で上述の如く処理
し、各群での生存数を記録した。ついで50%保護
用量(PD50)を計算した。得られた結果を表
に示す。
【表】 インビトロでは活性だがインビボでは比較的有
効でない本発明の化合物は局所塗付、無生物の消
毒に使用できる。 実施例1で製造した6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−1−メチルアミノ−7−(4−メチル−
1−ピペラジニル)−4−オキソ−3−キノリン
カルボン酸のメタンスルホン酸塩(ここで本発明
化合物と称する)20mgを雌性ラツトに経口投与し
その尿中排泄について検討した。比較のため、対
照化合物として特開昭53−141286号公報に記載さ
れている1−エチル−6−フルオロ−7−(1−
ピペラジニル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ
キノリンカルボン酸(ここで対照1と称する)及
び特開昭54−66686号公報に最も有用な化合物で
あるとして記載されている1−エチル−6−フル
オロ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4
−オキソ−1,4−ジヒドロ−キノリン−3−カ
ルボン酸(ここで対照2と称する)を使用した。
結果を添付の第1〜第3図に示す。 第1図は、雌性ラツトに薬物20mg/Kgを経口投
与した後の一定時間における薬物の尿中濃度
(mcg/ml)を示すグラフである。このグラフよ
り、本発明化合物の尿中濃度が対照1及び2のそ
れと比較して顕著に高いことがわかる。 第2図は、雌性ラツトに薬物20mg/Kgを経口投
与した後の一定時間までの薬物の総排泄量(mg)
を示すグラフである。このグラフより、本発明化
合物の排泄量が対照1及び2のそれと比較して、
顕著に高いことがわかる。 第3図はラツトにおける尿中抗菌活性を示すグ
ラフであり、ラツトに薬物20mg/Kgを経口投与後
4〜8時間の、5種の菌株に対する最大阻止希釈
曲線(対数目盛)を示すグラフである。このグラ
フより、本発明化合物の抗菌活性が対照1及び2
と比較して顕著に高いことがわかる。これらの結
果よりラツトにおける経口投与において本発明の
化合物の吸収が良好で且つ尿中排泄量及び尿中抗
菌活性が高く、本発明の化合物は抗菌剤として有
用であることが示唆される。 本発明の化合物は通常の薬学的方法で調剤して
使用できる。即ち、それらを薬学的に許容される
ビヒクル、例えば水、水性アルコール、グリコー
ル、油溶液又は油−水エマルジヨンに溶かすか懸
濁し(非経口又は経口投与)、或は、それらを経
口投与用のカプセル又は錠剤として単独か、通常
のアジユバンドか賦形剤、例えば炭酸Ca、スタ
ーチ、ラクトース、タルク、ステアリン酸Mg、
アカシアガム、等と組み合せて単位投薬体に配合
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、薬物投与後の一定時間における薬物
の尿中濃度を示すグラフである。第2図は、薬物
投与後の一定時間までの薬物の総排泄量を示すグ
ラフである。第3図は、尿抗菌活性を示すグラフ
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式の化合物、その薬学的な許容される酸
    付加塩又はそのアルカリ金属塩若しくはアミン
    酸。 (式中、Rは低級アルキルアミノであり、
    R′は水素であり、Z=Nは複素環基; (式中、nは2〜3であり、R″は水素、低級
    アルキル又はアセチルである)である〕 2 次式AでR″が水素又は低級アルキルであ
    る、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3 6−フルオロー1,4−ジヒドロ−1−メチ
    ルアミノ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)
    −4−オキソ−3−キノリンカルボン酸又はその
    薬学的に許容される塩である、特許請求の範囲第
    2項記載の化合物。 4 6−フルオロー1,4−ジヒドロ−1−メチ
    ルアミノ−4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)
    −3−キノリンカルボン酸である、特許請求の範
    囲第2項記載の化合物。 5 1−エチルアミノ−6−フルオロ−1,4−
    ジヒドロ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)
    −4−オキソ−3−キノリンカルボン酸である、
    特許請求の範囲第2項記載の化合物。 6 6−フルオロー1,4−ジヒドロ−7−(4
    −メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−1
    −プロピルアミノ−3−キノリンカルボン酸であ
    る、特許請求の範囲第2項記載の化合物。 7 7−(4−エチル−1−ピペラジニル)−6−
    フルオロー1,4−ジヒドロ−1−メチルアミノ
    −4−オキソ−3−キノリンカルボン酸である、
    特許請求の範囲第2項記載の化合物。 8 6−フルオロー1,4−ジヒドロ−1−メチ
    ルアミノ−7−〔4−(1−メチルエチル)−1−
    ピペラジニル〕−4−オキソ−3−キノリンカル
    ボン酸である、特許請求の範囲第2項記載の化合
    物。 9 6−フルオロー1,4−ジヒドロ−1−メチ
    ルアミノ−4−オキソ−7−(4−プロピル−1
    −ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸であ
    る、特許請求の範囲第2項記載の化合物。 10 7−(4−アセチル−1−ピペラジニル)−
    6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−1−メチルア
    ミノ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸であ
    る、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 11 6−フルオロー7−(ヘキサヒドロ−1H−
    1,4−ジアザピン−1−イル)−1,4−ジヒ
    ドロ−1−メチルアミノ−4−オキソ−3−キノ
    リンカルボン酸である、特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 12 6−フルオロー7−(ヘキサヒドロ−4−
    メチル−1H−1,4−ジアザピン−1−イル)−
    1,4−ジヒドロ−1−メチルアミノ−4−オキ
    ソ−3−キノリンカルボン酸である、特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 13 式: 〔式中、Rは低級アルキルアミノであり、
    R′は水素であり、Z=Nは複素環基; (式中、nは2〜3であり、R″は水素、低級
    アルキル又はアセチルである)である〕の化合物
    の製造方法において、式: (式中、R゜は低級アルキルアミノである)の
    化合物をZ=NH(Z=N−は前記定義の通りで
    ある)で示される対応化合物と反応させ、所望な
    ら、得られた遊離塩基をその薬学的に許容される
    酸付加塩に変え、所望なら、R′が水素である得
    られた化合物をそのアルカリ金属塩若しくはアミ
    ン塩に変える、 ことからなる前記製造方法。
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